JPH02227157A - ピストン内蔵の圧力容器 - Google Patents

ピストン内蔵の圧力容器

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Publication number
JPH02227157A
JPH02227157A JP1047479A JP4747989A JPH02227157A JP H02227157 A JPH02227157 A JP H02227157A JP 1047479 A JP1047479 A JP 1047479A JP 4747989 A JP4747989 A JP 4747989A JP H02227157 A JPH02227157 A JP H02227157A
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JP
Japan
Prior art keywords
piston
pressure vessel
pressure
contents
lower chamber
Prior art date
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Pending
Application number
JP1047479A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruhisa Uenoyama
晴久 上野山
Masayoshi Tominaga
冨永 昌芳
Mitsuo Kusano
草野 満夫
Masaru Takemura
竹村 賢
Toshiyuki Kitagawa
北川 利幸
Masashi Tanaka
正志 田中
Shoichiro Tanaka
祥一郎 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyowa Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Kyowa Sangyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kyowa Sangyo Co Ltd filed Critical Kyowa Sangyo Co Ltd
Priority to JP1047479A priority Critical patent/JPH02227157A/ja
Publication of JPH02227157A publication Critical patent/JPH02227157A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、圧力容器内にピストンを内蔵させ。
ピストンより上側の内容物をピストンより下方に充填し
た噴射剤の圧力により、吐出又は噴出させる形式の内容
物吐出式の圧力容器に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の圧力容器としては、ピストン上側に入れ
る内容物が経時的に変化する事が無く。
製造直後の品質をいつまでも保つこと(以下、経時安定
性という)が出来るようにする為には、密閉容器である
該圧力容器の中でもピストン下側に充填される噴射剤と
全く接触させない事が最も大切な要素だと一般に考えら
れている。従ってピストンの上側に充填した内容物とピ
ストン下側に充填した噴射剤の隔離性を上げるための工
夫ばかりがなされていた。即ち、(1)ピストンのスカ
ート部の下部を薄くし、容器内壁との密着性を向上させ
ようとしたもの、(2)容器内面に酢酸ビニールなどの
樹脂コートを施し弾性面とし、ピストンのスカート縁下
部が常に該弾性面に食い込むようにして密着性を向上さ
せようとしたもの、(3)ピストン本体の胴部外側に環
状のシール材を数本取り付け、ピストンと容器内壁との
密着性を向上させようとしたもの、(4)二つの合成樹
脂製ピストンを一定の間隔を置いて摺動可能に収容し、
二つのピストンにはさまれた空室内に、潤滑剤兼密閉向
上剤である粘稠物を封入し、ピストン上側に入れた内容
物とピストン下側に充填した噴射剤の密閉性を向上させ
ようとしたものなどである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、一般にピストン内蔵の圧力容器に充填さ
れる内容物は、はとんどがある程度以上の粘稠性を有し
ているものであるにもかかわらず、ここに粘稠性の内容
物を充填する際に一つの大きな開運が存在している。こ
こで、第3図を参照して説明する。第31!lは従来の
ピストンを内蔵した圧力容器の一部分を断面した縦断面
図である0通常、粘稠性の低い内容物■を充填する際は
、内容物を入れるに従って圧力容器■の上室■内に存在
した空気0が上方にスムーズに移動置換するので問題は
生じないが、内容物■が粘稠性の高い場合には、粘稠性
の低い内容物■を充填する際のようには、空気0はうま
く移動置換せずに第3図に示す如く、圧力容器■の上室
■内で内容物■の下部又は側面の付近に空気[相]を残
存させることとなる。
空気[相]は理想気体に近いために下室■に充填された
噴射剤■の圧力によって加圧された位では液化したり、
内容物■内に溶解されてしまうようなことはなく、結果
、製品の使用時に、この空気が内容物■の連続性を断ち
、内容物■がプツプツ途切れた状態で出てくるようにな
ったり、内容物■の中にこの空気が微細泡として数多く
残存することで製品の品質を落すこととなる。もちろん
粘稠性の高い内容物■の充填の為に特別な充填装置を作
ることは不可能ではないが、一般の充填機に比しかなり
高価である上に、この空気を排除する為に充填速度も大
変遅くなる。
そこで本発明者は従来のピストンを内蔵させた圧力容器
の上記問題点を解決し、粘稠性の高い内容物を充填する
のに最も適したピストン内蔵の圧力容器を提供しようと
種々研究を重ね、ここに本発明を完成した。
〔問題点を解決するための手段〕
即ち、本発明は「(1)ノズルを具備する圧力容器が適
当な硬度を持つ弾性材料からなる倒立深皿状のピストン
で上室と下室とに仕切られ、前記ピストンは圧力容器内
を摺動可能に収容され、上室には内容物が充填され、下
室には噴射剤が加圧充填され、上室と下室との間には、
上室に存在する空気がピストンの圧力を受けて下室へ移
行するが内容物は移行しない空気移動隙を構成させてな
るピストン内蔵の圧力容器、(2)上室に存在する空気
がピストンの圧力を受けて下室へ移行するが、内容物は
移行しない空気移動隙が倒立深皿状のピストンの天井壁
に微孔を設けることによって構成されてなる上記発明(
1)に記載のピストン内蔵の圧力容器、(3)上室に存
在する空気がピストンの圧力を受けて下室へ移行するが
、内容物は移行しない空気移動隙が倒立深皿状のピスト
ンの外周壁と圧力容器の内周壁との間に構成されてなる
上記発明(1)に記載のピストン内蔵の圧力容器、」で
ある。
この発明の構成を第1図を参照しながら説明する。第1
図は、この発明に係るピストンを内蔵させた圧力容器の
一部分を断面した縦断面図である。
本発明は、第1図に示す如く、適当な硬度を持つ硬質樹
脂製のピストン■の一部に上室■と下室■に通じる一つ
又は複数個の空気移動隙■を設け、該ピストン■を摺動
可能に内蔵させた圧力容器である。
〔作用〕
第1図に示したピストンを内蔵させた圧力容器は次のよ
うな特徴をもって作動する。
本発明のピストン内蔵の圧力容器■の上室■に粘稠性の
高い内容物■を充填する。粘稠性の高い内容物■を充填
した際には前述の如く、内容物■の下部又は側面の付近
に空気[相]が残存された状態となる0次にバルブを装
着し、下室■側に下部弁■を介し噴射剤■を充填すると
ピストン■は上側に押し上げられるが、この時、上室■
内に残存していた空気[相]は、空気移動隙■を通じて
気体で存在する噴射剤■側の下室■に流入する。
ここで、もう少し詳しく説明する。噴射剤■は通常、フ
ロン、LPG、DMEなどの液化ガスまたは炭酸ガスや
窒素などの圧縮ガスが用いられるが、下室■に充填され
た噴射剤■が液化ガスであれ、圧縮ガスであれ噴射剤■
が充填された後の下室■には必ず気相部が存在している
ことは衆知の事実である。しかるに、ピストン■が押し
上げられた際、粘稠性の内容物■は液体であるため、そ
の体積を変えることはできないが、上室■に残存してい
た空気[相]は加圧されることにより圧縮され。
空気移動隙■を通って下室■の噴射剤■の気相部に流入
し、噴射剤■の一部となり存在することとなる。又、空
気[株]が押し出された後の該空気移動隙■は、粘稠性
の高い内容物■のにじみ出しによってシールされること
になり、後は空気移動隙■のないピストン同様、内容物
■を押し上げる為のピストンとして作動する。ミクロ的
に見ればピストン■自体の押し上げ力は、空気移動隙■
の面積分だけ小さくなるが、製品使用の上ではほとんど
問題となるような値では無い。
粘度について述べる。粘度は一般に高い程好ましいが、
実際にはその空気移動隙■となる隙間の大きさにより、
充填可能な内容物■の粘度が定まる。
即ち、上室■内に内容物■が充填された際に、内容物■
が自重によってピストン■の空気移動隙■の隙間から下
室■内に流入してしまわない程度の粘度が必要であり、
換言すれば内容物■が低粘度であれば空気移動隙■の隙
間は小さく、高粘度であれば大きくても良い、また同じ
粘度を持つ粘稠性の内容物■であっても、その空気移動
隙■の隙間に係る内容物荷重、即ち内容物■を大量に入
れる程、下室■に流入する可能性が高くなるので、それ
も考慮しなければならない、ここに一つの実施例を掲げ
る0例えば、1万センチボイズの粘稠性の内容物■を直
径約40閣の本発明のピストン内蔵の圧力容器■に約1
00w、Q 充填した時は、約1ms+”の空気移動隙
■を一つ設けた場合のピストン■、及び四つ設けた場合
のピストン■の、いずれもが正常に作動した。
第2図は直径約40+w+の圧力容器■にピストン■の
外周と圧力容器の内壁■との間に、はとんど環状で約2
0m3の面積を持つ空気移動隙■を設け、1万5千セン
チポイズの粘稠性の内容物■約100mQ  を充填し
た本発明のピストン内蔵の圧力容器の一部分を断面した
縦断面図を示す、この場合も上記実施例と同様に正常に
作動した。
〔発明の効果〕
本発明の実施によって、(1)粘稠性の高い内容物■の
充填が従来と比してかなり容易になり、加えて経時安定
性の良い製品を得やすくなる。(2)ピストンのが上昇
を完了した時に、ピストン■が上部に在するエアゾール
バルブの内容物■の流入口に接触し、該流入口を塞いで
しまわない構造にしておけば、下室■に充填されていた
噴射剤■は使用終了後、内容物■が空になった際には態
々下部弁■を開けなくても、エアゾールバルブの噴出口
からピストン■の空気移動隙■を介して外部に放出させ
る事が可能である。(3)ピストン■は、密閉シール性
を良くしなければならない従来のピストン構造に比し、
比較的簡単な構造に出来るので技術的に容易であり、低
コストのものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明に係るピストン内蔵の圧力容器を示す
一部分を断面した縦断面図、第2図は、本発明に係るピ
ストン内蔵の圧力容器の他の実施例を示す一部分を断面
した縦断面図、第3図は、従来のピストンを内蔵した圧
力容器の一部分を断面した縦断面図である。 図中のはピストン、■は内容物、■は上室、■は下室、
■は空気移動隙、■は圧力容器、■は圧力容器の内壁、
■は噴射剤、■は下部弁、[相]は空気を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ノズルを具備する圧力容器が適当な硬度を持つ弾
    性材料からなる倒立深皿状のピストンで上室と下室とに
    仕切られ、前記ピストンは圧力容器内を摺動可能に収容
    され、上室には内容物が充填され、下室には噴射剤が加
    圧充填され、上室と下室との間には、上室に存在する空
    気がピストンの圧力を受けて下室へ移行するが内容物は
    移行しない空気移動隙を構成させてなるピストン内蔵の
    圧力容器。
  2. (2)上室に存在する空気がピストンの圧力を受けて下
    室へ移行するが、内容物は移行しない空気移動隙が倒立
    深皿状のピストンの天井壁に微孔を設けることによって
    構成されてなる請求項(1)に記載のピストン内蔵の圧
    力容器。
  3. (3)上室に存在する空気がピストンの圧力を受けて下
    室へ移行するが、内容物は移行しない空気移動隙が倒立
    深皿状のピストンの外周壁と圧力容器の内周壁との間に
    構成されてなる請求項(1)に記載のピストン内蔵の圧
    力容器。
JP1047479A 1989-02-27 1989-02-27 ピストン内蔵の圧力容器 Pending JPH02227157A (ja)

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JP (1) JPH02227157A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05229579A (ja) * 1991-12-25 1993-09-07 Takahashi Plast Kogyo:Kk ピストン内蔵の圧力容器
WO1997028068A1 (fr) * 1995-03-09 1997-08-07 Osaka Shipbuilding Co., Ltd. Procede de production d'un double dispositif pour aerosol et recipient correspondant
KR102072308B1 (ko) * 2018-10-05 2020-01-31 주식회사 원에어테크 토출용기 및 이의 제조방법

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05229579A (ja) * 1991-12-25 1993-09-07 Takahashi Plast Kogyo:Kk ピストン内蔵の圧力容器
WO1997028068A1 (fr) * 1995-03-09 1997-08-07 Osaka Shipbuilding Co., Ltd. Procede de production d'un double dispositif pour aerosol et recipient correspondant
KR102072308B1 (ko) * 2018-10-05 2020-01-31 주식회사 원에어테크 토출용기 및 이의 제조방법

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