JPH02227147A - 2個のローターによる、相互衝突遠心破砕装置 - Google Patents

2個のローターによる、相互衝突遠心破砕装置

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JPH02227147A
JPH02227147A JP4807589A JP4807589A JPH02227147A JP H02227147 A JPH02227147 A JP H02227147A JP 4807589 A JP4807589 A JP 4807589A JP 4807589 A JP4807589 A JP 4807589A JP H02227147 A JPH02227147 A JP H02227147A
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rotor
rotors
ores
crushing
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JP4807589A
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Toru Tanaka
徹 田中
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ0発明の目的 産業上の利用分野 この発明は、岩石、に石等の原料原石(以下原料と云う
)を高速回転するローターに垂直軸線方向から落下供給
し、該ローターを取り巻くハウジング内に放出して原料
を目的の粒度分布にし、また整粒(角取り)すると同時
に、ローター及びハウジング内の原料通過経路をその原
料の一部で砿1バ堝透体のmmを低減するようにした遠
心破砕装置の改良に関する。
従来の技術 (1)持分IJ 53−33785号公報に開示されて
いる。
即ち、ロー9−の横通は、原料投入口を7殺した上面円
板、この上面円盤と対向する上面円板、及び原料の放出
口を形成した周壁とによって蝙平な円筒状を形成すると
共に、周壁の内鍔には非半径方向の働直1:よって前記
放出口に至る翼体を形成し、ローターに供給した原料の
一部で該翼体を被覆して磨損を低減すると同時に原料を
放出するようになし、該ローターはその上面円板がハウ
ジングの底板と実買的に同一平面に位置するように配設
した構成が開示されている。原料の破砕はローター内で
も生じるがローターの放出口から放出した原料はハウジ
ング内にtal?貞した1串事1(二南突して弾かれた
り、弾かれた原料が後続の原料と衝突したり、こすり合
ったりすることで行なわれる。
(2)また特開ロf162−193658号公報によれ
ば、(2)平な円筒型のローターに、原料通路の内鍔向
が半径に関して対称に設けられ、かつ放出口付近の幅が
暫時狭く駁けられ、該ローターは正逆転−161で、そ
のローターを取り0くハウジング内には、ローターの放
出口から放出した原料を下方から上方に向けて円弧状に
流動すべくローターに同心円状に設けた環状磨摺室と、
環状1摺室内の上部からtri下する原料の一部を再流
動するようにローターの下部に取り付けたレギュレタ−
7レードとからなっている。
ローターの回転による遠−し1力により放出された原料
は、環状磨摺室内において下方から上方に向けて円弧状
に流動され、この流動過程において相互の1th突In
! 11により強度的に弱い鋭角部が磨砕されながら上
方に達した原料の一部は、ローターから放出される徨続
の原料と共に再流動され、I@は製品として下部ハウジ
ンクから排出されるようになっている。
(コ)また特開昭62−237954号公報によれば、
ローター内のデッドストックによる原料の被覆と放出口
の先端に取り付けたIMli!チップの形状と寸法、及
び原料の鮭大塊径の変更等によるII+硬チップ及びそ
の714材のtP略延長を盾1、ることを目的にしてい
る。そしてローターの原料放出口より放出された原料が
、ハウジング内の原料の一部を堆積した安息角に衝突す
るのでなく、そこに配設したアンビルに衝突することに
よる破砕装置が開示されている。
(4)また特開昭61−216744号公報によれば、
ローターを、nor記(+) 持分aB 53−337
85号公報に開示されているものと比べると、上面円板
に当る部分が下方に開く末広がり状の外筒部となり、周
壁がなく、上面円板に当る部分が前記外聞部下端とボス
とを断向逆°l゛字型の放−(状にのびる撞数本のロー
ターアームの連結によって構成され、原料放出口はロー
ターアームとローターアームの間に設けられ、そのロー
ターを取り巻くハウジングには原料の一部が堆積するよ
うになっている。
原料がローターに18下供給されるとローターアームの
垂直部と末広がり状の外筒部に、遠心力によって押えつ
けられ、原料の一部は被覆して安息角をつくり、池の原
料はその被覆向をj1下して放出口より放出され、その
放出方向は遠心力による水平方向分力と、外筒部内側の
I#l料被撞向を降下する下向き分力との合力となる。
したがってハウジンク内に設けた原料tll内向放出し
た原料がほぼ直角に衝突することて、ハウジング内の1
爪料11積面にローターより放出した原料がith突し
た際の破砕力の増大と、その1撃により原料の一部が上
向きに弾きとはされる皿を減少させることができ、ハウ
ジンク上部内向とローター外側面等の磨損を少なくする
ことが出来る。
発明が解決しようとする間U点 この種の破砕装置の主な問題点を、従来の技術の項目の
番号を用いて順に説明する。
(1)は、ローターを取り巻くハウジング内に原料の一
部をIll積させて安息角をつくり、その安息角にロー
ターから水平に放出された原料が衝突した1th撃で破
砕するが、該ハウジング内の原料J11幀部は原料の入
れ替わり率が低く、過粉砕された原料が堆積しやすい、
そのため1撃が利くなり破砕効率が悪く、また製品が過
粉砕にもなりやすい間組点がある。
(2)は、その放出口より放出した原料はハウジング内
の環状Il苫室を−回りIN摺し自然M下する。その際
、接続の放出された原料に衝突した一部の原料は接続の
原料と共に、再度環状磨摺室を−回りIff 4?1す
ることをJ!!続的に11つが。
その使用されるエネルギーの割には原料の!!粒(角取
り>21+東は少なく、また環状層121室のIff横
は大きい問題点がある。
(3)は、 (1)、(2)等のローターの放出口に取
り付けられたuI硬チップのrf11#延長には効果が
あるが、ほかは、ハウジング内に原料の一部を堆積し、
その安息角にローターから水平に放出された原料が衝突
した1撃で破砕する型は(1)と同一の問題点を有し、
ハウジング内の原料の堆積部を無くして代りにアンビル
を取り付けた壁は、破砕効率は前記の型より良くなるが
ローターの周速は毎秒60〜70メートルと多大のエネ
ルギーを必要とし、アンビルの磨損も激しいなどの問題
点がある。
(4)は前8己(1)、(2)、(コ)には無いロータ
ーの型で、該ローターの外聞部内鍔の原料被覆向を降下
する下向きの分力と、ローターの回転による水平方向の
分力との合力により決る原料の放出角度が、ハウジング
内に原料の一部を堆積して出来る安息角に、はぼ直角に
衝突すれば南撃力は強くなるが、ハウジング内に堆積し
た原料の過粉砕による南撃力の低下は改善されていない
したがって本発明は、上記した間組点の大部分を解決し
ようとするものである。
口1発明の構成 課題を解決するための手段 上記目的を達成するための方法は、二つのローターと、
該ローターの開口部を接近して上下に対向して配置し、
その上下のローターは上部軸と下部軸及びその各々の軸
受で、個別に回動自在に支持され、その二つのローター
は互いに反対方向に高速回転し、上部軸は内部が空洞の
軸を用い、その空洞部が下部ローターの原料供給管とし
て、その上部に設けた下部ローターホッパーより2原料
を供給し、上部ローターには前記下部ローターホッパー
の横に設けた上部ロムターホッパーより独自の原料供給
管を通して原料が供給される。各々のローターに供給さ
れた原料は各ローター中央の分配機により八方に弾き飛
ばされ、その上下ローターの垂直板及び上下ローターの
外周部に押しf寸けられ、その原料の一部は上下ロータ
ー内向の原料通路を被覆し接続の原料は該!l覆された
通路を通って上下ローターの開口部より主破砕部に射出
される。
その主破砕部は、上下ローター外周部の外周に延在する
上下ローター案内部と、上下ローター案内部原料保持部
の内面で構成され、その上下ローター案内部と、上下ロ
ーター案内部原料保持部の内面は射出された原料の一部
により被覆されるようになっている。主破砕部に射出さ
れた原料は一4出方向が反対なため、互いに原料とうし
が衝突し、破砕されながら八方に飛ひ敗り主破砕部の内
向の原料被覆層に衝突して再び破砕及び1b砕される。
主破砕部にて反対方向がら射出された原料と衝突しなか
った原料も、上下a−クー外周部の原料被覆層の傾I4
面を湧べることによる垂直方向分力により、主破砕部の
反対側のローターの原料被覆層に直接衝突して破砕及び
磨砕され、また接続の原料と衝突する。
これらのことを繰り返しながら、ローターを取り囲むよ
うに配置したハウジング内に放出口より放出され、その
ハウジング内には放出した1爪料の一部の堆積による安
息角が出来るように、棚をそのハウジング内面を巡らせ
て設けてあり安息角に衝突して再度破砕及び磨砕され、
安息角よりこぼれ落ちた原料が、製品として下部ホッパ
ー(図示しない)より排出されるようになっている。
作用 上下二つのローターを、その開口部を接近し対向して配
置し、そのローターの回転方向は互いに反対であり、そ
のローターの開口部より主破砕部に一1出される原料の
射出方向も互いに反対であるため、射出された原料の多
数が射出直接に、反対方向から射出された原料と自交し
て破砕され八方に飛び敗り、その大部分は上下ローター
案内部と、上下ローター案内部原料保持部の内−で構成
された主破砕部の原料被覆層に面突して再び破砕及び磨
砕される。そして射出直1:反対方向から射出された原
料と自交しなかったI+i 寧1は、上下ローターの外
周部の原料被覆層の傾斜向による上下方向の分力と、遠
心力による水平方向分力との合力により、主破砕部を構
成して互いに反対方向に回転する原料被覆層に自交しそ
の狭い空間に飛び敗る。そして−部の原料は中心軸方向
に向かうが後続の関口部より主 破砕部に射出された原
料によってその大部分は主破砕部方向に押し戻される。
中心軸付近まで進んだそれ以外の原料は中心軸外側に設
けたスカートにより中心軸に自交しないようになってい
る。また主破砕部を構成する原料被覆面に開口部より土
 破砕部に射出した原料が自交した際には、ll覆した
原料の一部も飛び敗り瞬間的には被1’lvA料向にく
ぼみが出来るが、そのくぼみは遠心力による原料面のず
れ及び池の射出Rj1により瞬時に捕われる0以上を繰
り返しながら、主破砕部を構成した原料被覆層によって
案内され、そのローターを取り囲むように配置したハウ
ジング内に放出口より放出される。そしてハウジング内
面には破砕及び磨砕されて放出した原料の一部を堆積し
て安息角をつくるように(明が巡らせてaflされ、そ
の安息角に1th突して再び破砕及び磨砕されると共に
ハウジング内面のmmを少なくするようになっている。
実施例 本発明の二個のローターによる、相互衝突遠心破砕装置
の一実施例を第一図、第二図、第三図、第四図、及び第
五図により説明する。
第一図のように、架台42にはフレーム43がほぼ垂直
に載置され、そのフレーム43は3本以上で、その各々
のフレーム43のほぼ中間部分には、上部軸ブラケット
44が中心に向かって水平に設置され、その上部軸ブラ
ケット44のほぼ中心に上部ローター軸受箱7が取り付
けられ、11M記各フレーム43の上端には、ホッパー
ブラケット48を弁して、そのほぼ中心に下部ローター
ホッパー55と、下部ローターホッパー55の横に上部
ローターホッパー56が1ケ所以上(本図向では2ケ所
)12置されている。
前記架台42にはハウジング40も載置されその架台4
2の渕自にはハウジング40の下端部を挟んで下部軸ブ
ラケット45が中心に向かって水平に設置され、そのほ
ぼ中心部に下部ローター軸受箱8が!!置され、前記上
部ローター軸受箱7、ハウジング40及び、下部ロータ
ー軸受箱8の各々の中心は、同一!!直繍上に位置決め
されて設置されている。
前記上部ローター軸受箱7には垂直に、回動自由に支持
された上部ローター中空軸5が設置され、その上部ロー
ター中空軸5の下端はハウジングの中間部より下まで延
びていている。
その上部ローター中空軸5の下端やや上部には上部ロー
ターボス23がパワーロック49(J! II I標)
等で固着され、その上部ローターボス23の下面にはに
は、上部ローターボスカバー57がボルトで固着され、
その上部ローターボス23回りを取り巻いて上方に角板
状または円板状の上部ローター水平板A、13Aが、(
本図面では内極)また下方にも上部ローター水平板A、
13Aより半径の大きな角板状または円板状の上部ロー
ター水平板8.13Bが(本図面では角1水平に固着さ
れ、その上部ローター水平板A、13Aの外周に付け、
上部ローター水平板B、13Bの上面に載せて、中心軸
綿に対して放射状に、2枚またはそれ以上のほぼ直角3
角形状の上部ローター!F!iII&11が、(本図で
は6枚)斜辺を外方向に向けて重直方向に等間隔に固着
され、その上部ローター垂直板11の斜辺に被せて断面
ハ字形状で下方に開く角筒形状または円部形状の上部ロ
ーター外周部3が固着され、その上部ローター外周部3
の下端には、上部ローター外周部3を取り囲んで二方向
に分岐し、その一方は角板形状または円板形状の上部ロ
ーター案内部17が、外方向に延びて水平に又はやや下
向きに連接され、その上部ローター案内部17の外周に
は、下方向に上部ローター案内部原料保持部29が連接
され、その上部ローター案内部原料保持部29の形状は
角筒状または円筒状で、その下端は中心軸方向に水平に
又はやや下向きに折れ曲ってライナーはめ込み部を形成
し、その片側の断面はL字型で、池の一方は角筒状また
は円筒状で、下方向に延びて上部ローター原料保持部2
7を形成して上部ローター水平板8.13Bの外周に連
接され、前記上部ローターボス23には。
その上面を覆うように上部ローター分配部25がボルト
で固着され、その上部ローター分配部25の上方に一体
で連接して上部巾空輸保護材50が上部ローター分配部
25と共に垂直方向に2分割で、上部中空軸保鏝材取付
バンド51で上部ローター中空軸5に取り外し出来るよ
うに固着され、この様な構造で出来ている上部ローター
本体lが前記ハウジング上半部中心に位置して設置され
ている。
前記上部ローターIfI板11の各々には、断面コ字形
状の上部ローター垂直板ライナー35がはめ込まれてい
るが、遠心力により固着されている。
前記上部ローター案内部原料澤持部29にも断面コ字形
状の上部ローター案内部原料保持部ライナー31がはめ
込まれているが、遠心力により固着されている。その上
部ローター案内部原料保持部29の形状は本図では角筒
状でその片側の断面はL字型であるが、その内1;一定
量のJj?l j4を保持して被覆層を形成できれば、
その形状は下方向に延びる角筒状または円筒状の部分が
なし上部ローター案内部17の外周から直接中心軸方向
に水平に又はやや下向きに折れ曲ってライナーはめ込み
部を形成してもよい前記上部ローター外周部3の下端は
、上部ローター外周部3を取り囲んで二方向に分岐して
いるが、その一方の上部ローター原料保持部27を形成
している角筒状または円筒状の下方向に延びる部分が無
く、直接上部ローター水平板B、13Bが上部ローター
外周部3に連設されていても、その内面に一定量の原料
を保持して被覆層を形成できれば良い。
上部ローター垂直板11で放射状に仕切った上部ロータ
ー水平1iB、13Bの各々の部分には、上部ローター
垂直板11と上部ローター原料保持部27に沿うよへに
上部ローター水平板B、13Bの一部を残して、はぼ矩
形状の穴を開けて上部ローター開口部9が配置され、そ
の上部ローター開口部9の両mzから外1:は、断面コ
字状の上部ローター開口部ライナー33がボルトと遠心
力で固着され、その上部ローター水平11jB、13B
の下面には、上部ローター中空軸5に同心円状に、円筒
状の上部ロータースカート15°が固着されている。
また上部ローター中空軸5の上端には、前記パワーロッ
ク49(登録商標)等で上部ロータープーリー21が装
着され、その上部ロータープーリー21はベルト或はチ
ェノ等を介して、駆動装置(図示しない)により、左右
どちらにでも回動するようになっている。
前記下部軸ブラケット45のほぼ中心部に設置した前記
下部軸受箱8には、重直に回動自在に下部ローター軸6
が支持されている。
その下部ローター軸6の上端には下部ローターボス24
が固着され、その下部ローターボス24を取り・くよう
に、上方に開く朝顔状で角筒状または円筒状の下部ロー
ター外周部4が固着され、その下部ローター外周部4の
ほぼ中央には、下部ローターボス24に下部ローター分
配部26を被せて、ボルトで取り外し出来るように固着
され、その下部ローター外周部4の上1:は、はぼ直角
3角形状の下部ローター垂直板12が直角部を軸g側に
し、軸線に対して放射状でその斜辺を下部ローター外周
部4の上面に載せて、垂直方向に2ケ所またはそれ取上
等間隔に固着され、(本図面では6ケ所)その下部ロー
ター垂直板12の上面には、中央に円形の大きな穴を開
け、穴の回りに愚直で上方に延びる円部形のスカート1
6が固着された下部ローター水平板14を、載せるよう
に固着し、前記下部ローター外周部4の上端には、下部
ローター外周部4を取り凹んで二方向に分岐し、その一
方は角板状または円板状の下部ローター案内部18が、
水平かまたはやや上向きで外方向C;延びるようにi!
接され、その下部ローター案内部18の外周には、上向
きに下部ローター案内部原料保持部30が連接され、そ
の下部ローター案内部原料保持部30の外形は角筒状ま
たは円筒状で、その上端は中心軸方向に水平に又はやや
上向きに折れ曲ってライナーはめ込み部を形成し、その
片側の断面は逆り字をで、池の一方は角筒状または円筒
状で、上方向に延びて下部ローター原料保持部28を形
成して下部ローター水平板14の外周に連接され、この
様な構造で出来ている下部ローター本体2が前記ハウジ
ング下半部中心に位置して設置されている下部ローター
垂直板12の各々には、断面コ字形状の下部ローター垂
直板ライナー36がはめ込まれているが、遠心力により
固着されている。
前記下部ローや一案内部原料保持部30にも断向コ字形
状の下部ローター案内部原料保持部ライナー32がはめ
込まれているが、遠心力により固着されている。その下
部ローター案内部原料保持部30の形状は本口では角筒
状でその片側の断面は逆り字ヤであるが、その内聞に一
定皿の原料を保持して被覆層を形成できれば、その形状
は上方向に延びる角筒状または円筒状の部分がなく、下
部ローター案内部18の外周から直接中心軸方向に水平
に又はやや上向きに折れ曲ってライナーはめ込み部を形
成してもよい。
また前記下部ローター原料保持部28を形成している角
筒状または円筒状の上方向に延びる部分が無く、直接下
部ローター水平板14が下部ローター外周部4に造設さ
れていても、その内面に−21のR科を保持して11覆
層を形成できれば良い。
下部ローター垂直板12で放射状に仕切った下部ロータ
ー水平桁14の各々の部分には、下部ローター!l!i
!1[12と下部ローター原料保持部28にiθうよう
に、下部ローター水平板14の一部を残して、はぼ矩形
状の穴を開けて下部ローター開口部10が配置されその
下部ローター開口部lOの両側面から外側には、lIi
面コ面状字状部ローター開口部ライナー34がボルトと
遠心力で固着され、その下部ローター水平板14の上1
:は、下部ローター軸6に同心円状に、円筒状の下部ロ
ータースカート16が固着されている。
下部ローター軸6の下端には、下部ロータープーリー2
2が装着され、その下部ロータープーリー22はベルト
或はチェノ等を介して、駆動装置(図示 しない)によ
り、左右どちらにでも回動するよ うになっている。
また前記ホヴバーブラケット48を介して、そのほぼ中
心に下部ローターホッパー55と。
下部ローターホッパ−55の横に上部ローターホッパー
54が1ケ所以上(本図面では2ケ所)!!置され、そ
の下部ローターホッパー55の底面に穴を開け、その穴
に挿し通して下部ローターyR料供給管20が、ぶら下
がるようにほぼ垂直に、上部ローター中空軸5の上端に
接触しないように挿し込んで設置され、上部ローター中
空軸5の内面に分割して張り付けられたセラミック製ま
たは対摩耗r14!1の上部中空軸内張ライナー37の
内面を通って下部ローター2にR料が供給されるように
なっている。また上部ローターホッパー54の底面に穴
査開け、その穴に挿し通して上部ローター原料供給菅1
9が、ぶら下がるようにその下部を少し内1:曲げて上
部ローターIll料人ロ52ζ:#l触しないように挿
し込んで設置されている。上部ローター原料供給管19
は、上部ローターの各垂直板11及び各開口部9に均一
に原料が分配されるように、2ケ所か、またはそれ以上
設置されてもよい。
(本図では2ケ所) 本破砕装置の運転は上下各々のローター本体1.2が反
対方向に回転駆動され、原料は上下各々のローター本体
1.2にほぼ同量供給する必要から、下部ローターホッ
パー55に半分、2ケ所かまたはそれ以上の上部ロータ
ーホッパー54には、残りを上部ローターホッパー54
の数に等分して供給する。そして最初の運転時に、上下
各々のローター本体1.2の上下ローター外同部3.4
.上下ローター垂直板11゜12、上下ローター原料保
持部27.28、及び上下ロー9−水平11f13B、
14で凹まれた回転方向に対面する部分で、上下各々の
ローター開口@9.10、から射出されないで堰き止め
られて上下各々のローター外周部3.4の内面に沿って
出来る被覆傾斜層及び上下ローターの各原料保持部27
,28.29.及び30に原料の被覆層が形成されてい
ない場合のみ、その原料の被覆層が形成されるまで、小
量の綱がi原料(砂など)を各ホッパーがら上下ロータ
ーC:投入し、必要ケ所に被覆層が出来上がったら、連
続して被破砕原料を投入する。
上部ローターホッパー54に投入された原料は上部ロー
ター原料供給管19を通って上部ローター原料人口52
から、上部ローターll:原料が供給され、上部ロータ
ー分配部25で弾き飛ばされて上部ローター垂直板11
及び上部ローや一外周部3の原料被覆層で加速されてる
が、均一にR料が分配されるように、上部ローターホッ
パー54及び上部ローター原料供給管19が左右対称に
2ケ所かまたはそれ以上設置されてもよい、(本図では
2ケ所) 下部ローター開口パ−55に投入された原料は、下部ロ
ーター原料供給管2oを通り、上部ローター中空軸5の
内面に張られた上部ローター中空軸内張りライナー37
の内面を通って下部ロー9−分配部26で分配され、下
部ローター垂直11i12及び下部ローター外周部4の
原料被覆層で加速される。
上下ローターの垂直板11.12.及び上下ローター外
周部3.4の原料被覆傾斜層で、それ以上堰き止められ
ないで加速されたR料は、原料被覆傾斜層を清べって上
下各々のローター開口部9.10にたどり着き、上下各
々のローター開口部9.lOより主破砕部38に射出さ
れるが、その主破砕部38は上下各々のローター案内部
17.18の内面と上下各々のローター案内部原料保持
部29.30及び上下各々のローター案内部原料保持部
ライナー31.32の内面の空間に出来た上下の原料被
覆層に挟まれた狭い空間で構成され、上下各々の開口部
91Oより射出される原料の射出方向は、前記のように
上下各々のローターが互いに反対方向に回転することに
よる左右対称の水平方向分力と、上下各々のローター外
周部3,4の原料液rx#Intitを上下反対で接近
する方向に滑べることによる分力との合力となり、上部
ローター開口部9からの射出方向は円運動する開口部の
接線やや下向き方向となり、逆転する下部ローター関口
部10からの射出方向は、対照的に#1線やや上向きに
なるため、放出口隙間調整板46の厚みの調整による放
出口39の隙間の距1:よっては、上下各々のローター
の開口部9.10より射出されたR料の大部分は、射出
角1:反対側のローターより射出された原料と正IN+
衝突して破砕され、へ方に飛び敗り、その主破砕部38
を構成する原料被覆面に再度衝突して破砕及び磨砕され
る。また、原料どうしが直接正11衝突しなかった一部
の原料も、主破砕部38を構成し反対方向に回転する原
料被覆面に衝突して破砕及び磨砕される。
主破砕部38を構成する原料被覆面に衝突して破砕及び
磨砕された瞬間には被覆原料の一部も飛び敗るが、遠心
力による被覆原料のずれ及び峰続の原料により瞬時に補
充される。主破砕部38を構成する被覆原料層の厚さは
、ホ・ツノ(−に投入される原料の最大環径のほぼ2倍
かそれ以上あれば、主破砕部38の原料被覆面が原料の
衝突により剥がされて、上下ローター案内部17.18
の内面が露出することはほとんど無い。
一部の原料は正面衝突の際中心線方向に飛ばされるが、
上下ローター開口部9.10から放出される峰続の原料
によって主破砕部38方向に押し戻される。押し戻され
なかったごく一部の原料は上下各々のロータースカート
15.16によって阻止される。
以上を連続的に繰り退しながら放出口39よりハウジン
グ40内に放出される。ハウジング40内にはその下部
の内面に取り巻かれるようG;中心部方向に張り出した
J@ 53が設置され、その欅53を底面とする安息角
が製品の一部を堆積して出来る。放出口39よりハウジ
ング40内に放出された原料はその安息角に南突するが
、大部分の遠心力によるエネルギーは主破砕部40での
衝突の繰り遅しで、十分な破砕及び磨砕を1iなってi
ff費され、ハウジング40内の原料が4153に堆積
して出来た安息角への衝突では、すこし磨砕されれば良
い、そして安息角からこぼれ落ちたものが、製品排出口
56を通って下部シュート(図示しない)より、製品と
して取り出される。
本破砕装置の上下各々のローター開口部9゜10の周速
は、原料の種類と環径及びfh望する製品の粒度分布な
どにより様々だが、コンクリート用骨材としての砂や、
道路用アスファルト用骨材としての7号砕石及び6号砕
石などを生産するために、原料として10ミリメートル
から25ミリメートルの砕石を用いる場合は、はぼ毎秒
20メートルから45メートルで回転させれば破砕及び
磨砕のためのエネルギーは十分あるが、その破砕及び磨
砕の効率は放出口41の隙間の!ll!lによって変化
する。
本破砕装置の上部ローター案内部原料保持部ライナー3
1の下端と上部ローター開口部ライナー33の外側下端
を結ぶ線と水平線との角度即ち垂直線方向の高さの差は
、上部ローター原料保持部27及び上部ローター開ロ部
ライナー33外面の保護のため、上部ローター案内部原
料保持部ライナー31の下端を低くすることによって、
上部ローター案内部原料保持部ライナー31の下端の高
さと同一水平線に近ずくように原料が被覆しようとする
が、上部ローター外周部3の原料被覆層の傾fI面を湧
ベリ隣りる遠心力による愚直方向分力により、上部ロー
ター開口部付近まで主破砕部38を構成する被覆原料層
が出来ても上部ローター開口部9を塞ぐことは少ないが
、原料の比重や環径の大きさによりまた上部ローター外
周部3の原料被覆層の傾斜面の角度によっては、垂直方
向分力が少なくなり上部ローター開口部9を婁ぐことも
あるので、必要以上に上部ローター案内部原料保持部ラ
イナー31の下端と上部ローター開口部ライナー33の
外側下端との高さの差を大きくしない方がよい。
下部ローター原料保持部28及び下部ローター関口部ラ
イナー34の外面の保護も、上部ローターの場合と同じ
理由で、下部ローター案内部原#保持部ライナー32の
上端と下部ローター開口部ライナー34の上端の垂直線
方向の高さの差は20ミリメイトルから50ミリメイト
ルの範囲で下部ローター案内部原料保持部ライナー32
の上端の高さを高くする。
本破砕装置の放出口41の距離は原料の最大環径の11
11から2.5倍ぐらいの間で原料の種類及び希望する
製品の粒度分布等仁より調整する。
本破砕装置は主破砕部の原料被覆面に上下を囲まれた狭
い空間に、密度の高い原料を射出することが破砕効率を
良くするので、各ローターの開口部の故は多い方がよい
が、原料の最大塊径の大きさから、必要な開口部の大き
さが決り開口部の数も自ずと決るが、関口部の数は出来
るだけ多くすることが望ましい、また上下ローターの開
口部の数を1111変えることによる上下ローターの関
口部の対面の瞬間を少しずつずらすことにより、本破砕
機の微震動を減少させることに役立つ。
本破砕装置は、上部ローター案内部17、上部ローター
案内部原料保持部29及び、上部ローター案内部原料保
持部ライナー31で構成する主破砕部38の上部;ボ料
被覆面を、下部ローター内部18、下部ローター案内部
原料保持部30及び、下部ローター案内部原料保持部ラ
イナー32で構成する主破砕部38の下部原料被覆面よ
り外方向に100ミリメートル萌徨延ばすことにより、
放出口39より上方に放出され、その跳ね迷って上部ロ
ーター外周部3及び上部ローター案内@17の外面の磨
損と、上部ローター案内部原U保持部ライナー31の磨
損を少なくすることが出来る。
本破砕装置のライナー交換等の簡単な修理はハウジング
1141を取り付はボルトを外して上部軸ブラケット4
4にワイヤーで取り付け、ジヤツキ47て上部ローター
、上部軸、上部フレームを1体で上げて行うことが出来
る。
ハ、5!明の効果 以上のように本発明の二個のローターによる相互衝突遠
心破砕装置によれば、上下ローターの垂直板11.12
、及び上下ローター外周部3.4の原料被覆傾斜層を清
べって上下各々のローター開口部9.10にたどり着き
、上下各々のローター開口部9.10より主破砕部38
に射出されるが、その主破砕部38は上下各々のロータ
ー案内部17.18の内面と上下各々のローター案内部
原料保持部29.30及び上下各々のローター案内部原
料保持部ライナー31.32の内面の空間に出来た上下
の原料被覆層に挾まれた狭い空間で構成され、上下各々
の関口部9.lOより射出される原料の射出方向は、左
右対称の水平方向分力と、上下各々のローター外周部3
.4のR料被覆傾斜面を上下反対で接近する方向に清ぺ
ることによる垂直方向分力との合力となり、上部ロータ
ー開口部9がらの射出方向は円運動する開口部の接線や
や下向き方向となり、逆転する下部ローター開口部10
からの射出方向は、対照的に接線やや上向きになるため
、上下各々のローターの開口部910より射出される原
料の大部分は、射出直に反対側のローターより射出され
た原料と正面l突して破砕され、八方に飛び敗り、その
主破砕部38を構成する原料被覆1:再度衝突して破砕
及び磨砕される。また、原料どうしが直接正面衝突しな
かった一部の原料も、主破砕部38を構成し反対方向に
回転する原料被覆層に衝突して破砕及び磨砕される。
このように本発明の二個のローターによる相互衝突遠心
破砕装置は原料によって被覆された主破砕部38の狭い
空間で原料と原料の衝突による破砕及び磨砕が出来る、
今までにない破砕a置である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の二個のローターによる相互衝突遠心破
砕装置の断面図、第2図は上部ローター本体1の断面図
、第3図は第2図のA−A矢視図で一部断面図、第4図
は下部ローター本体2の断面図、第5図は第4図のB−
B矢視図で一部断面である。 l・・・上部ローター本体 2・・・下部ローター本体 3・・・上部ローター外周部 4・・・下部ローター外周部 5・・・上部ローター中空軸 6・・・下部ローター軸 9・・・上部ローター開口部 lO・・下部ローター間口部 11・・上部ローター垂直板 12・・下部ローター垂直板 17・・上部ローター案内部 18・・下部ローター案内部 27・・上部ローター原料保持部 28・・下部ローター原料保持部 29・・上部ローター案内部原料保持部30・・下部ロ
ーター案内部原料保持部39 ・ 40  ・ ・放出口 ・ハウジング ・放出口隙間調!1@ ・製品排出口 第3図 手続補正書〔自発〕 第41 平成2年5月26日 2、発明の名称 個のローターによる、釉′丘 ’far” ”;;c’イ乏、′鉦’ k”f社3、補
正をする者 事件との関係

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、高速回転するローターに垂直軸線方向から岩石、鉱
    石等の原料原石を落下供給し、遠心力により放出させて
    破砕すると同時に、ローター等の原料原石の通過経路を
    、該原料原石の一部で被覆するようにした破砕装置にお
    いて、該ローターを上下に2個接近して配置し、該ロー
    ターは回動自在で互いに反対方向に高速回転し、該2個
    のローターに供給した原料原石が、該2個のローターの
    開口部より射出直後に空間で衝突することを特徴とする
    2個のローターによる、相互衝突遠心破砕装置。 2、上下に2個の互いに反対方向に高速回転するロータ
    ーの開口部より射出した原料原石が、狭い空間に閉じ込
    められながら衝突を繰り返すことにより原料原石の破砕
    効率を高めると共に、破砕された原料原石を八方にとび
    散らせず、一定方向に導くための通路を有する特許請求
    の範囲第1項記載の2個のローターによる、相互衝突遠
    心破砕装置。 3、上下2個のローターの開口部より射出した原料原石
    が、狭い空間で衝突を繰り返しながら、一定方向に導く
    ための通路の内面を原料原石の一部で被覆して、該通路
    の磨損を減少させるようにした特許請求の範囲第2項記
    載の2個のローターによる、相互衝突遠心破砕装置。
JP4807589A 1989-02-27 1989-02-27 2個のローターによる、相互衝突遠心破砕装置 Pending JPH02227147A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0835690A1 (en) 1996-10-11 1998-04-15 Van der Zanden, Johannes Petrus Andreas Josephus Method and device for synchronously impact milling of material

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0835690A1 (en) 1996-10-11 1998-04-15 Van der Zanden, Johannes Petrus Andreas Josephus Method and device for synchronously impact milling of material

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