JPH02226056A - 灰分計 - Google Patents

灰分計

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JPH02226056A
JPH02226056A JP1046238A JP4623889A JPH02226056A JP H02226056 A JPH02226056 A JP H02226056A JP 1046238 A JP1046238 A JP 1046238A JP 4623889 A JP4623889 A JP 4623889A JP H02226056 A JPH02226056 A JP H02226056A
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JP
Japan
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ash
clay
titanium
ash content
calcium
Prior art date
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Pending
Application number
JP1046238A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotoshi Ishikawa
石川 宏俊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、灰分計に係わり、特に、紙の灰分率をオンラ
インで連続的に測定する際に紙に含まれる灰分にクレー
、チタン、炭酸カルシウムの三成分が存在しても正しく
灰分を測定できる灰分計に関する。
〈従来の技術〉 一般に、灰分とは紙を約900’C程度の温度で完全燃
焼させた後の残渣と定義され、主として抄紙の際にバル
ブに添加される填料、顔料などの鉱物粉末で構成される
。また、灰分の添加で紙の地合いは改善され白色度や柔
軟性が向上して印刷適性も良くなり、しかも高価なパル
プを節約できるため経済的なメリットは大きい、このた
め、オンラインで灰分を管理することが重要となり、製
品(紙)の品質向上とコストダウンのため紙中の灰分を
オンラインで測定する灰分計が使用されるようになって
いる。
第4図は、このような灰分計の従来例構成説明図であり
、図中、1はX&1管、2は@離籍、3は例えばシート
状の紙でなるシート状の被測定物体、4は98箱2から
送出される灰分量信号S、を増幅するアンプ、5は被測
定物体3に含まれる水分や単位面積当たりの重量(以下
、「坪量」という)を検出して坪量・水分量信号S2を
出力する坪量・水分量検出器、6は演算器である。
このような構成からなる従来の灰分計において、X線管
1から照射されたX@、は被測定物体3を透過し下式(
1)のようなランベルト・ベアの法則に従って減衰し、
その後、電離箱2に到達して検出される。該検出信号は
灰分量信号S、となり、アンプ4で増幅されて、その後
、坪量・水分量検出器5からの坪量・水分量信号S2と
演算され灰分量信号S、となって出力されるようになる
I=Io −exp (−uχ> −−−−−−c i
 >ここで、  I;透過X線量 Io:入射X線量 μ:X線吸収係数(m’/g) χ:X線吸収物質量(g/m’ ) ところで、紙中の灰分は主としてタルク、クレ、a化チ
タン、及び炭酸カルシウムから構成され、これらの成分
は用途に応じて種々配合されて使われている。低エネル
ギーX線の吸収現象を利用した灰分計では、タルクとク
レーの検出感度が時開−であるにも拘らず、クレー、酸
化チタン。
及び炭酸カルシウムの吸収係数がそれぞれ異なり検出感
度の差を生じている。
これらの欠点を是正するため、T iの特性X線(4,
5KeV)とそれ以上のエネルギーの連続X線を利用し
た酸化チタン・クレー等感度形成分針が開発されている
。しかし、このような灰分計は、炭酸カルシウムの検出
感度が酸化チタンやクレーの約2倍の検出感度となって
いるため、クレ、酸化チタン、及び炭酸カルシウムの三
成分が混合した灰分を正しく測定できないという欠点が
あった。一方、Caの特性X線<3.7KeV)とそれ
以上のエネルギーの連続X線を利用した炭酸カルシウム
・クレー等感度形成分針も開発されている。しかし、こ
のような灰分計は、酸化チタンの検出感度が炭酸カルシ
ウムやクレーの約2倍の検出感度となっているため、ク
レー、酸化チタン、及び炭酸カルシウムの三成分が混合
した灰分を正しく測定できないという欠点があった。
〈発明が解決しようとする問題点〉 本発明は、かかる従来例の欠点に鴛みてなされものであ
り、その課Uは、クレー、酸化チタン。
及び炭酸力ルシュウムの三成分が被測定物体に含有され
ていても、これら三成分の配合に左右されることなく灰
分を正確に測定できる灰分計を提供することにある。
く課題を解決するための手段〉 本発明は、X線管から照射されたX線がシート状の被さ
!l定物体を透過して減衰したのち′r4M箱で検出さ
れ、該検出信号が増幅されて後、坪量・水分量検出器か
らの坪量・水分量信号と演算器内で所定の演算が施され
前記被測定物体に含まれる灰分の割合を示す灰分量信号
が得られる灰分計において、前記X線管内のターゲット
に高圧を印加する高圧電源を可変高圧電源とし、前記灰
分を構成するクレー、チタン、及びカルシウムにそれぞ
れ対応させて前記印加電圧を変化させることにより前記
X線管から照射されるX線のエネルギー分布を変え、前
記クレー、チタン、及びカルシウムについて印加電圧毎
に得られる三元連立方定式から前記クレー、チタン、及
びカルシウムの各含有量を求め該各含有量に基いて前記
灰分量信号を求めることによって前記課題を解決したも
のである。
〈実施例〉 以下、本発明について図を用いて詳細に説明する。第1
図は本発明実施例の構成説明図であり、図中、第4図と
同一記号は同一意味を持たせて使用しここでの重複説明
は省略する。また、7はX線管1内に設けられたターゲ
ット、8はターゲット7に高電圧を印加する可変高圧電
源である。
また、第2図はX線エネルギーと質量吸収係数との関係
を示す図である。この図において、質量吸収係数(μ)
はX線エネルギー(E)に対応して変化しているが、セ
ルロースよりも酸化チタン。
炭酸カルシウム、或いはクレーの方が大きな吸収係数を
示しX線を吸収し易いことを示している。
また、炭酸カルシウムと酸化チタンはあるエネルギー(
いわゆる吸収端)を境に急激に変化している。このよう
なX線エネルギーと質量吸収係数との関係についての考
察を前提として、以下、本発明実施例の動作説明を行う
第1図のような構成からなる本発明の実施例において、
可変高圧電源8からターゲット7に印加される高電圧を
第3図に示すようにv、、V2゜V3と変化させると、
灰分を構成するカルシウムの質量吸収係数はμal+μ
2L2.μa3と変化する。同様に、灰分を構成するチ
タンの質量吸収係数はμtl+μm2.μt、と変化し
、灰分を構成するクレーの質量吸収係数はμC++μC
2+μc3と変化する。また、X線管1から照射された
X線は被測定物体3を透過し前記(1)式のようなラン
ベルト・ベアの法則に従って減衰し、その後、電離箱2
に到達して検出される。該検出信号は灰分量信号S1と
なり、アンプ4で増幅されて、その後、坪量・水分量検
出器5からの坪量・水分量信号S2と演算され灰分量信
号S3となって出力される。従って、被測定物体3中に
クレーチタン、及びカルシウムがそれぞれχa(%)。
χt (%)、χC(%)含まれている場合、可変高圧
電源8からターゲット7に印加される高電圧v、、v2
.V、に対応してX線管1から被測定物体3に入射する
入射X線量がTI、I2.I3と変化し、上記灰分量信
号S、としてSV+、SV 2 + S V 3が得ら
れ下式(2)〜(4)のような連立方程式が成立する。
Sv+ =I+  −exp ((μal’χa十μm
+  ・χt+μC1・χc))・・・・・・(2)S
V2 =I2 ’ eXP ((μa2’χa十μt2
 ・χを十μC2・χc)!・・・・・・〈3)Sv3
 =I3 ・exp ((、uai Hχa十μ重コ 
・χを十μC3・χC))・・・・・・(4)上記(2
)〜(4)式において、μ&1.μa21μa3+μt
l+μt2+μt3+μC1μC2+μc3をあらかじ
め求めておくと、上記(2)〜(4)の三元連立方程式
を解くことにより、前記クレー、チタン、及びカルシウ
ムの各含有率χa(%)、χt (%)、χC(%)が
求められ、これらの含有率に基いて前記灰分量信号が求
められる。
即ち、灰分を構成するクレー、チタン、及びカルシウム
にそれぞれ対応させて前記印加電圧を変化させることに
より前記X線管から照射されるX線のエネルギー分布を
変え、前記クレー、チタン。
及びカルシウムについて印加電圧毎に得られる三元連立
方程式から前記クレー、チタン、及びカルシウムの各含
有率を求め該各含有率に基いて前記灰分量信号が求めら
れる。
〈発明の効果〉 以上詳しく説明したような本発明によれば、クレー、酸
化チタン、及び炭酸力ルシュウムの三成分が被測定物体
に含有されていても、これら三成分の配合に左右される
ことなく灰分(各灰分成分やトータル灰分量など)を正
確に測定できる灰分計が実現する。
即ち、灰分を構成するクレー、チタン、及びカルシウム
にそれぞれ対応させてX線管の印加電圧を変化させるこ
とにより前記X線管から照射されるX@のエネルギー分
布を変え、クレー、チタン及びカルシウムについて印加
電圧毎に得られる三元連立方程式からクレー、チタン、
及びカルシウムの各含有率を求め該各含有率に基いて灰
分量信号を求め、その結果、クレー、酸化チタン、及び
炭酸力ルシュウムの三成分の配合に左右されることなく
灰分を正確に測定できるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の要部構成説明図、第2図は質量
吸収係数とX線吸収係数の関係を示す図、第3図はター
ゲットに印加する高圧電圧を示す図、第4は従来例の要
部構成説明図である。 1・・・・・・X線管、2・・・・・・電離箱、3・・
・・・・被測定物体、4・・・・・・アンプ、5・・・
・・・坪量・水分量検出器、6・・・・・・演算器、7
・・・・・・ターゲット、8・・・・・・可変高圧電源 く(壊−I嘘【)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. X線管から照射されたX線がシート状の被測定物体を透
    過して減衰したのち電離箱で検出され、該検出信号が増
    幅されて後、坪量・水分量検出器からの坪量・水分量信
    号と演算器内で所定の演算が施され前記被測定物体に含
    まれる灰分の割合を示す灰分率信号が得られる灰分計に
    おいて、前記X線管内のターゲットに高圧を印加する高
    圧電源を可変高圧電源とし、前記灰分を構成するクレー
    、チタン、及びカルシウムにそれぞれ対応させて前記印
    加電圧を変化させることにより前記X線管から照射され
    るX線のエネルギー分布を変え、前記クレー、チタン、
    及びカルシウムについて印加電圧毎に得られる三元連立
    方程式から前記クレー、チタン、及びカルシウムの各含
    有率を求め該各含有率に基いて前記灰分率信号を求める
    ことを特徴とする灰分計。
JP1046238A 1989-02-27 1989-02-27 灰分計 Pending JPH02226056A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5063889A (ja) * 1973-10-09 1975-05-30
JPS51123658A (en) * 1975-04-21 1976-10-28 Rigaku Denki Kogyo Kk A measuring method to analyze each dimensions of the compounded metal which composes a single unit
JPS5376093A (en) * 1976-12-17 1978-07-06 Sentrol Systems Ltd Measuring instrument

Patent Citations (3)

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