JPH02224671A - 磁石を多数装着した下着およびガードルならびにサポーター - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、伸縮性があり体に密着する医療用下着および
ガードルならびにサポータ−に関する。

たとえば、ガードルは、伸縮性の良い生地で製造される
が、形崩れを防ぐため、場所によって芯材、あるいは補
強材を入れる。特に、腹部は抑えるように、そして、臀
部は吊り上げるように設計される。

すなわち、ガードルは、運動がし易い機能性と、体のプ
ロポーションの崩れ防止機能との２面性を備える必要が
ある。

女性がガードルを身に付ける場合、プロポーションを良
く見せるために、必要以上に小さいサイズを選ぶ傾向に
ある。このように小さいサイズのガードルを長時間身に
付けた場合には、血行不良、皮下充血、あるいは筋肉低
下等を招く恐れがある。

また、近年、スポーツが盛んになり、生涯スポーツが強
調されてきた。しかし、高年齢者がスポーツを行った場
合には、筋肉痛あるいは関節痛等が多く発生している。

特に、ゴルフあるいはテニスによる肘関節の炎症が多い
。

本発明は、血行を悪くするガードルのような下着、ある
いはスポーツ障害に適したサポータ−に治療効果を持た
せたものである。

〔従来の技術〕

磁石の磁力線を用いて血行を良くする治療方法は既に知
られている。この治療方法は冷え性、偏った運動により
欝血が生じている場合に効果がある。

このような磁石を使用した治療方法は、普通１個の磁石
をツボに接近させることにより行われる。

また、複数の磁石を装着したものとして、近年バンドが
売り出されるようになった。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし、１個の磁石をツボに正確に接近させることは困
難である。特に、下着で隠された部分のツボに磁石を配
置しようとした場合において問題があった。

また、バンドに複数の磁石を装着したものには、体と磁
石との間に下着が入り、磁石の効果が少なくなるという
問題があった。

さらに、バンドを締める部位のツボは少なく、治療効果
も限られる。

さらに、磁石には鉄製あるいはフェライトからなる焼結
体等いずれも重く固いものである。したがって、下着等
に多数の磁石を装着することは実用的でなく、また下着
を通して磁石が体に触れると不快になるという問題があ
った。

以上のような問題を解決するために、本発明は、体のい
かなる場所のツボにでも適用でき、しかも磁石の磁力線
が効率的に体内のツボ、あるいは欝血している部位に当
たる下着およびガードルならびにサポータ−を提供する
ことを目的とする。

また、本発明は、磁石を多数装着したにもかかわらず軽
く、しかも磁石が体の骨の部分に当り難い下着およびガ
ードルならびにサポータ−を提供することを目的とする
。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、普通の着用では血行を悪くするものであるが
、悪くなった分血行を良くするのではなく、本発明の下
着およびガードルならびにサポータ−を着用することに
より、積極的に治療を行うものである。

本発明の下着およびガードルならびにサポータ−に装着
した偏平球面形からなる磁石は、縫い目の間を自在に動
けるように縫い付けられるよう構成する。

本発明の下着およびガードルならびにサポータ−に装着
した偏平球面形からなる磁石は、柔軟性部材の中に練り
込んだフェライトから構成する。

〔作　　用〕

本発明のような磁石を多数装着した下着およびガードル
ならびにサポータ−を体に付けた場合、多数の磁石のう
ちい（つかの磁石はツボに当たる。

たとえ、ツボに当たらなくとも、他の磁石はその部位の
血行を良（するのに役立つ。

また、本発明のような磁石を多数装着した下着およびガ
ードルならびにサポータ−を体に付けた場合、磁石が体
の骨に当たっても、磁石の形状のためおよび磁石の方が
少し動くため不快な感触を和らげる。

さらに、本発明のような柔軟性部材に練り込んだ磁石を
多数装着した下着およびガードルならびにサポータ−を
体に付けた場合、磁石の数が多いにもかかわらず、軽く
しかも肌に触れた時の感触が柔らかい。

〔実　施　例〕

第１図および第２図を参照しつつ本発明を説明する。第
１図（イ）および（ロ）は本発明の詳細な説明図で、ガ
ードルに磁石を縫い付けた状態を示し、第２ｒＩＡ（イ
）および（ロ）は本発明における磁石の断面形状説明図
である。

第１図（イ）はガードルを前から見た所で、第１図（ロ
）はガードルを後ろから見た所である。

図において、１はガードルで、腹部２、臀部３、腰部４
、および股部５から構成される。６は補強部材で、腹部
２の抑えおよび臀部３の吊り上げ等生地の伸縮性を抑え
る部位に使用されている。７は磁石で、粉末フェライト
がゴムまたはプラスチック内に練り込まれている。磁石
７の強さは、粉末フェライトの質と量とによるが、５０
０ないし１５００ガウス／平方センチのものを使用する
。

また、磁石は等方性あるいは異方性のいずれでも良い。

しかし、普通磁石は黒色をしており、これがガードルに
縫い込まれた場合には、透けて見えるため、買い手に良
い印象を与えない。そこで、磁石にニッケルその他でメ
ツキあるいは着色して、買い手の見た目を良くすること
もできる。

ガードルに装着した磁石７の形状は、第２図（イ）図示
のごとく、錠剤状をしている。また、この他に第２図（
ロ）図示のごとく、碁石状にすることもできる。さらに
、本発明の磁石７は、この形状だけに限定されるもので
はなく、偏平球面を有する形状で、磁石７が肌に触れた
場合に当たりが柔らかく、体の骨に触れた場合には移動
し易すければ良い。

８は縫い目で、磁石７を一定範囲だけ移動可能に取り付
けたものである。

また、第１図におけるガードルの一実施例は、磁石７が
ガードル１の前後に配置されているが、いずれか一方で
も良く、図示以外の部分に配置することも可能である。

さらに、第１図図示のガードル１はショートガードルで
あるが、ロングガードル、ボディースーツ、コルセット
、ブラジャー下着にも適用できる。

このように磁石７を配置したガードル１について説明す
る。ガードルｌを着た場合、普通のガードルとしての機
能の他に治療機能がある。すなわち、ガードル１の腹部
２に取り付けられた磁石７群ハ、ヘソの近くにある肝の
ツボおよび腹腔神経束を刺激するので、肝臓および腹部
の血行を良くする。また、前記磁石７群は、腹腔神経束
を刺激するので、胃腸病、冷え症、便秘症あるいは生理
痛に良く効（という効果がある。

ガードル１の臀部３に取り付けられた磁石７群は、腰椎
の近くにあるツボ、たとえば、腰椎点、および仙骨を中
心として存在するツボ、たとえば、他点、仙下点、左右
仙横点、また、仙骨神経束と腰神経叢等とを刺激するの
で、前記と同様に胃腸病、冷え症、便秘症あるいは生理
痛に良く効くという効果がある。

特に、臀部３の磁石７は、仙骨あるいは腰椎に当たる場
合があるので、磁石７は少しでも移動できる方が都合が
良い。

以上、ショートガードルについての治療効果を述べたが
、その他の下着類に適用すれば、その部位のツボあるい
は神経を刺激して、その部位の血行を良くすることは同
じである。

次に、サポータ−について説明する。サポータ−は図示
されていないが、伸縮性のある生地からだけで製造され
る。そして、磁石を装着する方法はガードルと同様であ
る。

サポータ−は、足関節、膝関節、肘関節等に使用する場
合が多い。このよう１！場所の骨は、複雑な形状をして
いるので、サポータ−に装着されている磁石が移動でき
ると、磁石と前記骨との当たりがずれて、比較的当たり
の良い所に動く。また、ツボの刺激と血行を良くする治
療効果は、ガードルの場合と同じである。

以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実
施例に限定されるものではない。そして、特許請求の範
囲に記載された本発明を逸脱することがなければ、種々
の設計変更を行うことが可能である。

たとえば、磁石の数、配置、基本的な形状、下着類の種
類、およびサポータ−の形状等の違いは単なる設計上の
問題であり、本発明に含むものである。

〔発明の効果〕

本発明によれば、磁石を多数配置したので、ツボおよび
神経束を刺激して広範囲にわたって血行を良くする。特
に、冷え症、便秘症、生理痛、腰痛あるいは関節の炎症
等の治療効果が大きい。

また、本発明によれば、磁石の形状を偏平球面として、
縫い目の間を移動可能に取り付けたので、磁石が体の骨
に当たっても、磁石の形状のためおよび磁石の方が少し
動くため不快な感触を和らげる。

さらに、本発明によれば、粉末フェライトを柔軟性部材
に練り込んだので、磁石の数が多いにもかかわらず、軽
くしかも肌に触れた時の感触が柔らかである。

【図面の簡単な説明】

第１図（イ）および（ロ）は本発明の詳細な説明図で、
ガードルに磁石を縫い付けた状態を示し、第２図（イ）
および（ロ）は本発明における磁石の断面形状説明図で
ある。 １・・・ガードル ２・・・腹部 ３・・・臀部 ４・・・腰部 ５・・・股部 ６・・・補強部 ７・・・磁石 ８・・・縫い目 （イ）

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）　多数の磁石を縫い付けた下着において、前記磁
   石は偏平球面形からなり、縫い目の間に可動的に固定さ
   れていることを特徴とする下着。
2. （２）　前記磁石は柔軟性部材の中に練り込まれたフェ
   ライトであることを特徴とする請求項１記載の下着。
3. （３）　請求項１ないし２記載のガードル。
4. （４）　請求項１ないし２記載サポーター。