JPH02223887A - 排水管の詰まり検知方法及び装置 - Google Patents

排水管の詰まり検知方法及び装置

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JPH02223887A
JPH02223887A JP1044536A JP4453689A JPH02223887A JP H02223887 A JPH02223887 A JP H02223887A JP 1044536 A JP1044536 A JP 1044536A JP 4453689 A JP4453689 A JP 4453689A JP H02223887 A JPH02223887 A JP H02223887A
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JP
Japan
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drain pipe
pipe
set value
floor
drainage
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Pending
Application number
JP1044536A
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English (en)
Inventor
Masao Nakaishi
正雄 仲石
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば高層建築物の各階の排水器具からの排
水を、上層から下層に向けて流下するのに用いられるよ
うな排水管において、その排水管の詰まりを検出する方
法及び装置に関する。
(従来の技術) 上記のような配水管にあっては、経時使用により汚物等
が管内壁に積層して内径を狭めて詰まり状態となってし
まう。しかし、従来は排水管の詰まりを検出する方法や
装置はなく、定期的に管内の清掃を行なうことで詰まり
防止を図っていた。
(発明が解決しようとする課題) 排水管の詰まり状態は、その使用頻度等により左右され
るため、定期的な管内清掃では、無駄に多くの清掃をし
たり、逆に、清掃時期が遅れて詰まってしまうという問
題があった。
本発明は上記に鑑み、従来全くなかった新規な排水管の
詰まり検知方法及び装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明方法の特徴とするところは、排水が上方から下方
に向けて流下する排水管において、排水流下時の排水管
内の気圧変動を測定し、この測定値と、排水管が正常状
態での排水流下時の排水管内の気圧変動に基づき予め定
めた設定値とを比較することにより、排水管の詰まり状
態を検知する点にある。
本発明装置の特徴とするところは、排水が上方から下方
に向けて流下する排水管において、排水流下時の排水管
内の気圧変動の測定手段と、この測定手段による測定値
の記憶手段と、排水管が正常状態での排水流下時の排水
管内の気圧変動に基づき予め定めた設定値の記憶手段と
、その測定値と設定値との比較手段と、その測定値と設
定値との偏差が一定値になると排水管が詰まり状態にあ
ることを表示する表示手段とを備えている点にある。
(作 用) 本発明は、排水流下時の排水管内の気圧変動が、排水管
内径が小さくなると太き(なることを利用するものであ
る。すなわち、経時使用により管内壁に汚物等が堆積す
ると、排水管の内径が実質的に小さくなり、管内気圧変
動が大きくなる。よって、予め詰まりかない状態での管
内気圧変動に基づき一定の値を設定しておけば、その設
定値と測定値との比較により、排水管の詰まり状態を検
知できる。
本発明の検知方法は、排水管内の気圧変動の測定手段と
、測定値の記憶手段と、設定値の記憶手段と、測定値と
設定値との比較手段と、その比較結果の表示手段とを備
えた装置により実施できる。
これを第19図のフローチャートに基づき説明すれば、
まず、設定値の記憶手段に設定値を入力し、次に測定手
段により気圧変動を測定し、その設定値と測定値とを比
較手段により比較し、両値の偏差が一定値になれば表示
手段により詰まり表示を行なう。
(実施例) 本発明方法により、排水管の詰まりを検知できることを
確認するため、以下の実験を行なった。
まず、実験装置としては第14図に示す10階建の建築
物用排水システムを用いた。図において1は排水用立管
で1階から10階までに亘り上下−直線状に連通し、上
端には通気管2が連結されている。
この立管1は第15図示のように直径100mmで、各
階で継手管3により連結され、この継手管3には、各階
の排水器具4からの排水用横枝管5が連結されている。
また、立管lの下端には曲がり管を介し排水用第1横主
管6が連結され、この第1横主管6には立管7を介して
第2横主管8が連結される。この第2横主管8の直径は
第17図示のように125mとされ、その先端から排水
が流出される。
各排水管の長さは図中に示す(単位l1lIl)。
また、各階の横枝管5内の気圧変動を測定する圧力セン
サー9が設けられ、1階から10階までの測定値はその
センサー9からの測定信号に基づきコンピュータでデジ
タル表示し、1階から4階までの測定値はペンレコーダ
にてアナログ表示も行なう。
また、3階と4階の横枝管5に通じる封水トラップ10
には、その封水の水位変動を測定する水位センサー11
を設け、その測定値はペンレコーダにてアナログ表示す
る。
そして、排水管の詰まり状態を実験的に現出させるため
、3階と4階とを結ぶ立管1を、第16図のように直径
100閣の部分と、長さ500mmに亘って直径80m
mに絞った部分とを有するものに交換できるようにする
。また、第2横主管8も、第18図のように直径125
鵬の部分と、長さ500Mに亘って直径100111m
に絞った部分とを有するものに交換できるようにする。
すなわち、排水管の組み合わせ配管条件としては、第1
表に示すように、立管lと第2横主管8とが共に正常な
第15図、第17図のものである場合(以下rA−a」
で表わす)、立管1の3〜4階部分が第16図のように
詰まり状態で、第2横主管8が正常な場合(以下’B−
a」で表わす)、立管lの3〜4階部分と第2横主管8
とが共に詰まった第16図、第18図のものである場合
(以下[B−bJで表わす)、立管1が正常で第2横主
管8が詰まり状態の場合(以下rA−bJで表わす)と
がある。
第1表 の定常流を流下する場合(以下「Nα4」という)、1
0階の排水器具からは流量3.3L/S、8階、6階の
排水器具からは1.8L/Sの定常流を流下する場合(
以下「Nα5」という)、10階と9階とから洗濯機の
排水を流下する場合(以下rNQ、6Jという)の各場
合とした。
第  2  表 次に、排水条件としては、第2表に示すように、10階
、8階、6階の排水器具から、流量1.OL/Sの定常
流を流下する場合(以下「Nα1」という)、流量1.
3L/Sの定常流を流下する場合(以下「Nα2」とい
う)、流量1.7L/Sの定常流を流下する場合(以下
rN0.3Jという)、10階の排水器具からは流量2
.3L/S、8階、6階の排水器具からは流量1.8L
/Sそして、実験用排水システムによる実測結果を第1
図乃至第13図に示す。各図は互いに配管条件又は排水
条件が異なるものとされ(その条件は各図の下方に示す
)、また、各図の(A)は1階から10階の枝管内気圧
変動のデジタル表示であり、各図の(B)は1階から4
階までの枝管内気圧変動のアナログ表示であり、各図の
(C)は3階と4階の封水トラップ水位の水位変動のア
ナログ表示である。
以上の結果から、υト水管に詰まりがある場合は、詰ま
りかない場合に比べ、排水流下時の管内気圧変動が大き
くなることが確認される。これにより、排水流下時の排
水管内の気圧変動を測定し、この測定値と、排水管が正
常状態での排水流下時の排水管内の気圧変動に基づき予
め定めた設定値とを比較することにより、排水管の詰ま
り状態を検知することができる。
ここで、詰まりのない正常状態での排水管内の気圧変動
は、排水流量により変化するが、例えば住居用高層建築
物の排水システムの設計においては、正常状態で管内気
圧変動が25111fflAqを超えると−a的な封水
トラップは破れて悪臭等の原因になるため(各図の(C
)での封水トラップの水位変動を参照)、ひとつの排水
管に流れる排水量は、排水管が正常状態では管内気圧変
動が25111111AQよりも小さくなるよう設計さ
れる。よって、住居用高層建築物の排水管にあっては、
その予め定める設定値を25IIIIAqとし、管内圧
力変動がその値になると、排水管が詰まり状態にあるこ
とが検知できる。
もちろん、排水管の使用目的等に応じ、つまりのない正
常状態での設定値を25+u+oAqを超えるものとす
る場合もあり、その設定値は適宜定めることができる。
第20図は、排水管の詰まり検知装置の構成を示すブロ
ック図で、排水管内の気圧変動測定用装置I9と、A/
D変換器12と、コンピュータ13と、表示器14とを
備える。A/D変換器12は、センサー9からの測定値
アナログ信号をデジタル信号とし、コンピュータ13は
その測定値デジタル信号の記憶手段14と、前記設定値
の記憶手段15と、再記憶手段14、15に記憶された
値の比較手段16と、その比較手段16により測定値と
設定値との偏差が一定値になると表示器17に出力信号
を出す出力手段18とを備える。なお、表示器17とし
てはCRTディスプレイ、警報ランプ等を用いる。
また、気圧変動測定用装置19は、第21図に示すよう
に、センサー9、積分器20、増幅器21、インジケー
タ22を備えるものとし、そのセンサー9を、継手管3
に形成された測定口12に取付け、また、積分器20に
より、管内圧が緩間的に大きくなるピーク信号は除去す
るようにしてもよい。
なお、測定用装置19の設置位置は、最下階位置と、全
高さの%の高さの階位置に設置すれば足りる。
(発明の効果) 本発明によれば、排水管の詰まりを検知することができ
、適切なタイミングで排水管の清掃を無駄なく行なえ、
排水の詰まりを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第13図はそれぞれ本発明に係る実験排水シ
ステムの実測データを示す図、第14図は同実験排水シ
ステムの構成図、第15図乃至第18図はそれぞれ同実
験排水システムに用いられた排水管を示す図、第19図
は同排水管の詰まり検出装置のフローチャートを示す図
、第20図は同排水管の詰まり検出装置の構成を示すブ
ロック図、第21図は検出装置の構成を示すブロック図
である。 1・・・立管、8・・・第2横主管、9・・・圧力セン
サー14・・・測定値記憶手段、15・・・設定値記憶
手段、16・・・比較手段、17・・・表示器。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)排水が上方から下方に向けて流下する排水管にお
    いて、排水流下時の排水管内の気圧変動を測定し、この
    測定値と、排水管が正常状態での排水流下時の排水管内
    の気圧変動に基づき予め定めた設定値とを比較すること
    により、排水管の詰まり状態を検知することを特徴とす
    る排水管の詰まり検知方法。
  2. (2)排水が上方から下方に向けて流下する排水管にお
    いて、排水流下時の排水管内の気圧変動の測定手段と、
    この測定手段による測定値の記憶手段と、排水管が正常
    状態での排水流下時の排水管内の気圧変動に基づき予め
    定めた設定値の記憶手段と、その測定値と設定値との比
    較手段と、その測定値と設定値との偏差が一定値になる
    と排水管が詰まり状態にあることを表示する表示手段と
    を備えていることを特徴とする排水管の詰まり検知装置
JP1044536A 1989-02-23 1989-02-23 排水管の詰まり検知方法及び装置 Pending JPH02223887A (ja)

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JP (1) JPH02223887A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011247823A (ja) * 2010-05-28 2011-12-08 Edwards Kk 堆積物検知装置と、該装置を備えた排気ポンプ
US11188102B2 (en) * 2018-06-27 2021-11-30 Beijing Xiaomi Mobile Software Co., Ltd. Method, apparatus and storage medium for controlling drainage of equipment

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011247823A (ja) * 2010-05-28 2011-12-08 Edwards Kk 堆積物検知装置と、該装置を備えた排気ポンプ
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