JPH02223320A - 多心ケーブルの端末処理部及び多心ケーブル用端末処理方法 - Google Patents

多心ケーブルの端末処理部及び多心ケーブル用端末処理方法

Info

Publication number
JPH02223320A
JPH02223320A JP29124688A JP29124688A JPH02223320A JP H02223320 A JPH02223320 A JP H02223320A JP 29124688 A JP29124688 A JP 29124688A JP 29124688 A JP29124688 A JP 29124688A JP H02223320 A JPH02223320 A JP H02223320A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
self
cores
wire cores
core
core cable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29124688A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Kuroda
雅彦 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP29124688A priority Critical patent/JPH02223320A/ja
Publication of JPH02223320A publication Critical patent/JPH02223320A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Of Terminals (AREA)
  • Cable Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、電力用ケーブル、通信用ケーブル、制御用ケ
ーブル等の多心ケーブルの端末処理に係り、特に細物多
心ケーブルの線心部を外部から押さえるだけで加熱処理
することなく、短時間で確実に防水することのできる多
心ケーブルの端末処理部及び多心ケーブル用端末処理方
法に関する。
【従来の技術1 一般に、電力用ケーブル、通信用ケーブル、制御用ケー
ブルには、導体にポリエチレン、架橋ポリエチレン、塩
化ビニルなどの絶縁体を被覆してなる線心を複数本撚っ
て、撚線を形成し、この撚線の少なくとも最外層に合成
樹脂製のシースを被覆してなる細物多心ケーブルによっ
て構成されている。これらポリエチレン、架橋ポリエチ
レン、塩化ビニルなどを絶縁体として用いている電力用
ケーブルは、各線心間に水が侵入すると、この侵入した
水分と電界の存在によって線心の絶縁体が水トリー劣化
を生じるため、劣化する。この細物多心ケーブル内にお
ける線心の絶縁体の水トリー劣化は、電力用ケーブルの
場合、短絡や地絡といった自己を招き、また、通信用ケ
ーブル、制御用ケーブル等の細物多心ケーブルは、各線
心間への水の浸入により、絶縁体中に水分が浸透し、そ
の絶縁抵抗を低下させたりして劣化する。その結果、誤
動作等を生じさせる。 ところで、ポリエチレン、架橋ポリエチレン、塩化ビニ
ルなどを絶縁体として用いている電力用ケーブル、通信
用ケーブル、制御用ケーブル等の細物多心ケーブルは、
各機器間に配線される。この配線したケーブル端末は、
シースを剥がして複数の線心を露出せしめ、この各線心
にそれぞれ機器(通信機器、制御機器等)が接続されて
いる。 この電力用ケーブル、通信用ケーブル、制御用ケーブル
等の細物多心ケーブルは、端末と端末との間のケーブル
本体は、最外層の合成樹脂シースによって完全に防水が
図られている。しかし、細物多心ケーブルの端末は、シ
ースを剥がして複数の線心を露出せしめ、この各線心の
それぞれの機器の端子が接続されるため、各線心間に微
小な隙間を生じさせる。この微小な隙間から水が侵入し
、各線心間に走水が生じる。この走水が生じると、前述
の如く線心の絶縁体に水トリー劣化や絶縁抵抗の劣化を
生じさせる。そこで、このような電力用ケーブル、通信
用ケーブル、制御用ケーブル等の細物多心ケーブルの端
末は、水トリー劣化や絶縁抵抗の劣化を生じさせないた
めに特に防水処理を施す必要がある。 電力用ケーブル、通信用ケーブル、制御用ケーブル等の
細物多心ケーブルの端末の防水処理は、一般に、端末を
熱収縮形チューブで覆って行う方法と、レジン注入法と
がある。この内、熱収縮形チューブを用いる方法は、熱
収縮チューブで複数の線心を収縮圧によって押さえたと
しても線心間を完全に閉塞することはできず、防水が完
全にはできない。このため、従来は、第9図に示すレジ
ン注入法が採られている。すなわち、細物多心ケーブル
100は、複数の線心200を有している。 この細物多心ケーブル100の端末近傍には、第10図
に示す如く、細物多心ケーブル100のシースの上から
ホッパー状のモールドケース110が嵌合されている。 このモールドケース110には、エポキシ系樹脂のモー
ルドレジン120が封入されている。このエポキシ系樹
脂のモールドレジン120は、液状で、このモールドレ
ジンに硬化剤を混合させた液状になっているものをモー
ルドケース110内に流し込み硬化させたものである。 このようにエポキシ系樹脂のモールドレジン120を用
いて行う細物多心ケーブルの端末の防水処理は、エポキ
シ系樹脂のモールドレジン12Oが複数の線心200の
各線心間に流れ込み、各線心間を密閉することができ、
端末の防水を確実に行うことができる。 (発明が解決しようとする問題点1 しかしながら、従来のエポキシ系樹脂のモールドレジン
を用いて行う細物多心ケーブルの端末の防水処理にあっ
ては、防水処理を施すのにモールドレジンに硬化剤を混
入し、よく混ぜ合せねばならず、また、流し込まれたモ
ールドレジンは、硬化するまでに多大の時間を要し、多
大の手間を要するという問題点を有している。 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、細物多心ケーブルの線心部を外
部から押さえるだけで加熱処理することなく、短時間で
確実に防水することのできる多心ケーブルの端末処理部
及び多心ケーブル用端末処理方法を提供しようとするも
のである。 【問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案における多心ケーブ
ルの端末処理部は、導体に絶縁体を被覆してなる線心を
複数本撚って少なくとも最外層にシースを被覆してなる
多心ケーブルにおいて、上記複数の線心の略中心に自己
融着性防水材を介在させ、該防水材の周囲に上記複数本
の線心を各線心間に自己融着性防水材を介在させて各線
心間が互いに接触しないようにかつ自己融着性防水材に
よって各線心間を密に閉塞して配設したものである。 また、上記目的を達成するために、本考案における多心
ケーブルの端末処理方法は、導体に絶縁体を被覆してな
る心線を複数本撚って少なくとも最外層にシースを被覆
してなる多心ケーブルの数本の線心を互いに接触しない
ように円柱状に形成した自己融着性防水材の外周に配設
し、該防水材の外周に配設した線心の上に自己融着性防
水テープを巻き、さらに多心ケーブルの残りの線心に該
線心の間を交互に縫うようにして自己融着性防水テープ
を介在させて、前記自己融着性防水テープを巻いた数本
の線心の上に被覆し、この自己融着性防水テープを巻い
た数本の線心の上に被覆した残りの線心に上にさらに自
己融着性放水テープを巻回してさらにその上に熱収縮性
チューブを被覆して熱収縮固定することにより線心間を
密に閉塞し線心間に水の侵入を防止するようにしたもの
である。 【作用1 導体に絶縁体を被覆してなる線心を複数本撚って少なく
とも最外層にシースを被覆してなる多心ケーブルにの線
心の略中心に自己融着性防水材を介在させ、この防水材
の周囲に複数本の線心を各線心間に自己融着性防水テー
プを介在させ各線心間が互いに接触しないように各線心
間を密に閉塞して配設しであるため、加熱処理すること
なく、短時間で確実に防水することができる。 また、導体に絶縁体を被覆してなる心線を複数本撚って
少なくとも最外層にシースを被覆してなる多心ケーブル
の数本の線心を互いに接触しないように円柱状に形成し
た自己融着性防水材の外周に配設し、該防水材の外周に
配設した線心の上に自己融着性防水テープを巻き、さら
に多心ケーブルの残りの線心に該線心の間を交互に縫う
ようにして自己融着性防水テープを介在させて、前記自
己融着性防水テープを巻いた数本の線心の上に被覆し、
この自己融着性防水テープを巻いた数本の線心の上に被
覆した残りの線心に上にさらに自己融着性放水テープを
巻回してさらにその上に熱収縮性チューブを被覆して熱
収縮固定しているため、加熱処理することなく簡単に、
かつ短時間で確実に防水することができる。 【実施例】 以下、本発明の実施例について説明する。 第1図には1本発明に係る多心ケーブルの端末処理部の
一実施例が示されている。 図において、細物多心ケーブル1は、導体に絶縁体を被
覆してなる線心2を複数本撚って撚llA3を形成し、
この撚線3の上に少なくとも最外層にシース4を被覆し
てなるものである。この最外層シース4の下にステンレ
ステープ、内部シースを有する場合もある。この細物多
心ケーブル1の端末部5は、最外層シース4が剥がされ
、撚線3が露出され、このvAa3がばらされて複数の
線心2が束ねられた状態になっている。この束ねられた
複数の線心2の上に防水処理部6が形成されている。 この防水処理部6は、複数の線心2の各線心間に第2図
に示す如く自己融着性の防水材7を複数の線心2の各線
心が互いに接触しないように挿入して構成されている。 すなわち、防水処理部6は、複数の線心2の略中心に自
己融着性防水材7を介在させ、該防水材7の周囲に複数
本の線心2を各線心間に自己融着性防水材8を介在させ
て各線心間が互いに接触しないよう配設し、この自己融
着性防水材7.8によって各線心2の間を密に閉塞して
植成されている。この自己融着性の防水材7は、ブチル
ゴム、エチレンプロピレンゴム等の合成ゴムよりも自己
融着性が高く、しかも柔らかいものである。この細物多
心ケーブル1の端末部5の最外層シース4から防水処理
部6に渡って内側にホットメルトの接着材が塗布された
熱収縮形チューブ9が被覆されている。この熱収縮形チ
ューブ9は、熱収縮性を有する合成樹脂によって構成さ
れている0合成樹脂の熱収縮は、延伸履歴をもつ高分子
固体を加熱したときに、ある温度領域で急激な収縮が起
こる現象である。この加熱したときに生じる合成樹脂の
急激な収縮は、熱収縮を惹起する温度において、延伸を
受けた状態で固定されていた高分子固体の内部状態が、
外部から加えられた熱によって合成樹脂の組成状態の凍
結が解かれて、延伸による張力の働いていないときに安
定であるような状態へ戻ろうとするために生じるもので
ある。合成樹脂の急激な収縮は、非品性高分子において
はガラス移転温度付近において、結晶性高分子において
は融点に近いところで起こる。 この非品性高分子は、無定形高分子とも称され、結晶構
造が認められない高分子物質であり、例えば、ラジカル
重合によるポリ酢酸ビニル、ポリスチレンなどの高分子
である。この非品性高分子には、一般に構造が不規則(
共重合体、枝分かれ高分子など)であったり、かさ高い
側鎖をもち規則正しい構造を取り得ない高分子が含まれ
る。 また、結晶性高分子は、ポリエチレン、ナイロンなどX
線回折により明瞭な結晶構造が認められる高分子物質で
ある。この高分子化合物では、その鎖が長いため100
%結晶化することはなく、結晶化の条件、熱処理などに
よって結晶化度(結晶化している分子の割合)が変わり
、ポリ塩化ビニルなどの結晶性の悪い高分子から、80
〜90%の結晶化度を持つ線状ポリエチレンまで種々の
結晶性重合体がある。 このように熱収縮形チューブ9によって細物多心ケーブ
ル1の端末部5の最外層シース4から防水処理部6に渡
った部分が収縮圧によって封止されている。この熱収縮
形チューブ9を被覆して熱収縮形チューブ9の上から熱
を加え、収縮させると、細物多心ケーブル1の最外層シ
ース4側は、熱収縮形チューブ9を加熱した際に熱収縮
形チューブ9の内側に塗布されているホットメル1−の
接着材が融は出し、熱収縮形チューブ9と細物多心ケー
ブル1の最外層シース4との間を密着させている。また
、防水処理部6側は、複数本の線心2の各線心間に介在
させである自己融着性防水材7.8によって複数本の線
心2の各線心間が密着されており、この自己融着性防水
材7.8によって密着されている複数本の線心2と熱収
縮形チューブ9との間が熱収縮形チューブ9を加熱した
際に融は出したホントメルトの接着材によって密着させ
ている。 したがって、本実施例によれば、自己融着性のよい防水
材7.8を複数本の線心2の各線心間に介在させている
ため、複数本の線心2同志が接触することなく、複数本
の線心2の各線心間を確実に密に閉塞することができ、
細物多心ケーブル1の各線心間への水の浸入を防止する
ことができる。 第3図〜第8図には、本発明に係る多心ケーブルの端末
処理方法の一実施例が示されている。 第3図において、まず、細物多心ケーブル10の最外層
シース11を剥いで導体に絶縁体を被覆してなる複数本
の線心12を露出する。そして、この露出した複数本の
線心12を放射線方向に剥くように開く。この開いた複
数本の線心12の中心に、自己融着性防水材13を矢印
Aに示す如く挿入する。この自己融着性防水材13は、
自己融着性材料で構成されるテープを丸めて円柱状に形
成したものである。この自己融着性防水材13を複数本
の線心12の中心に挿入すると、この自己融着性防水材
13の外周に数本の線心12を互いに接触しないように
配設する。 次に、第4図に示す如く、自己融着性防水材13の外周
に互いに接触しないように配設した数本の線心12の上
に自己融着性の防水テープ14を巻き付ける。このよう
にすることにより、自己融着性防水材13の外周に配設
した数本の線心12の各線心の周囲を自己融着性防水材
によって覆うことができる。しかる後、第5図に示す如
く、細物多心ケーブル1の残りの線心12に、各線心1
2の間を交互に縫うようにして自己融着性防水テープ1
5を介在させる。そして、第5図図示矢印Aに示す如く
、細物多心ケーブル1の残りの線心12を中心に集める
(束ねる)ように押さえる。 これによって細物多心ケーブル1の残りの線心12間を
自己融着性防水材によって分離することが行われる。 このようにして細物多心ケーブル1の各線心12間が自
己融着性防水材によって分離され、しかも細物多心ケー
ブル1の各線心12間が自己融着性防水材によって密に
閉塞された状態で、さらに、この上に第6図図示矢印A
に示す如く、自己融着性の防水テープ16を巻き付ける
。すなわち、第7図に示す如く、第5図において細物多
心ケーブル1の残りの線心12に、各線心12の間を交
互に縫うようにして自己融着性防水テープ15を介在さ
せた際に、自己融着性防水テープ15によって完全に覆
えなかった部分を自己融着性の防水テープ16で覆うこ
とによって細物多心ケーブル1の残りの線心12の周囲
を自己融着性防水材によって覆うようにしたものである
。 このようにすることにより、自己融着性防水材14によ
って分離された残りの線心12を束ねた最外周を自己融
着性防水材によって覆うことができ、細物多心ケーブル
1oの各線心12の各線心の周囲を自己融着性防水材に
よって覆うことができる。なお、この自己融着性の防水
材13.自己融着性の防水テープ14.14.16は、
ブチルゴム、エチレンプロピレンゴム等の合成ゴムより
も自己融着性が高く、しかも柔らかいもので構成されて
いる。 しかる後、第8図に示す如く、細物多心ケーブル10の
端末部の最外層シース11から自己融着性の防水テープ
16で覆った部分に渡って内側にホットメルトの接着材
が塗布されている熱収縮収縮形チューブ17を図示矢印
Aに示す如く被覆し、この熱収縮収縮形チューブ17の
上から熱を加えて、収縮させる。この熱収縮形チューブ
17は、熱収縮性を有する合成樹脂によって構成されて
いる。合成樹脂の熱収縮は、延伸履歴をもつ高分子固体
を加熱したときに、ある温度領域で急激な収縮が起こる
現象である。この加熱したときに生じる合成樹脂の急激
な収縮は、熱収縮を惹起する温度において、延伸を受け
た状態で固定されていた高分子固体の内部状態が、外部
から加えられた熱によって合成樹脂の組成状態の凍結が
解かれて、延伸による張力の働いていないときに安定で
あるような状態へ戻ろうとするために生じるものである
。このようにして、細物多心ケーブル10の最外層シー
ス11側は、熱収縮形チューブ17を加熱した際に熱収
縮形チューブ17の内側に塗布されているホットメルト
の接着材が融は出し、熱収縮形チューブ17と細物多心
ケーブル1oの最外層シース11との間を密着させてい
る。また、自己融着性の防水テープ16で覆った線心1
2側は、複数本の線心12の各線心間に介在させである
自己融着性防水材13、自己融着性の防水テープ14.
15.16と熱収縮形チューブ17との間は、熱収縮形
チューブ17を加熱した際に融は出したホットメルトの
接着材によって密着させている。 したがって、本実施例によれば、自己融着性のよい防水
材を複数本の線心の各線心間に確実に介在させることが
できるため、複数本の線心同志が接触することなく、複
数本の線心の各線心間を確実に密に閉塞することができ
、細物多心ケーブルの各線心間への水の浸入を防止する
ことができる。 【発明の効果1 本発明は、以上説明したように構成されているので、以
下に記載されるような効果を奏する。 複数の線心の略中心に自己融着性防水材を介在させ、該
防水材の周囲に上記複数本の線心を各線心間に自己融着
性防水材を介在させて各線心間が互いに接触しないよう
にかつ自己融着性防水材によって各線心間を密に閉塞し
て配設しであるため、細物多心ケーブルの線心部を外部
から押さえるだけで加熱処理することなく、短時間で確
実に防水することができる。 また、導体に絶縁体を被覆してなる心線を複数本撚って
少なくとも最外層にシースを被覆してなる多心ケーブル
の数本の線心を互いに接触しないように円柱状に形成し
た自己融着性防水材の外周に配設し、該防水材の外周に
配設した線心の上に自己融着性防水テープを巻き、さら
に多心ケーブルの残りの線心に該線心の間を交互に縫う
ようにして自己融着性防水テープを介在させて、前記自
己融着性防水テープを巻いた数本の線心の上に被覆し、
この自己融着性防水テープを巻いた数本の線心の上に被
覆した残りの線心に上にさらに自己融着性放水テープを
巻回してさらにその上に熱収縮性チューブを被覆して熱
収縮固定して構成されているため、細物多心ケーブルの
線心部を外部から押さえるだけで加熱処理することなく
、線心間を密に閉塞することができ、線心間に水の侵入
を短時間で確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る多心ケーブルの端末処理部の実施
例を示す一部断面全体構成図、第2図は第1図のA−A
断面図、第3図〜第8図は本発明に係る多心ケーブルの
端末処理方法の実施例を示すもので、第3図は最初の工
程を示す図、第4図は多心ケーブルの端末処理方法の次
の工程を示す図、第5図は多心ケーブルの端末処理方法
のさらに次の工程を示す図5第6図は多心ケーブルの端
末処理方法の自己融着性の防水材を介在させる最後の工
程を示す図、第7図は第6図図示多心ケーブルの端末部
の断面図、第8図は多心ケーブルの端末処理方法の最後
の工程を示す図、第9図は従来の多心ケーブルの端末処
理部の全体斜視図、第10図は第9図図示従来の多心ケ
ーブルの端末処理部の断面図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)導体に絶縁体を被覆してなる線心を複数本撚って
    少なくとも最外層にシースを被覆してなる多心ケーブル
    において、上記複数の線心の略中心に自己融着性防水材
    を介在させ、該防水材の周囲に上記複数本の線心を各線
    心間に自己融着性防水材を介在させて各線心間が互いに
    接触しないようにかつ自己融着性防水材によって各線心
    間を密に閉塞して配設したことを特徴とする多心ケーブ
    ルの端末処理部。
  2. (2)導体に絶縁体を被覆してなる心線を複数本撚って
    少なくとも最外層にシースを被覆してなる多心ケーブル
    の数本の線心を互いに接触しないように円柱状に形成し
    た自己融着性防水材の外周に配設し、該防水材の外周に
    配設した線心の上に自己融着性防水テープを巻き、さら
    に多心ケーブルの残りの線心に該線心の間を交互に縫う
    ようにして自己融着性防水テープを介在させて、前記自
    己融着性防水テープを巻いた数本の線心の上に被覆し、
    この自己融着性防水テープを巻いた数本の線心の上に被
    覆した残りの線心に上にさらに自己融着性放水テープを
    巻回してさらにその上に熱収縮性チューブを被覆して熱
    収縮固定することにより線心間を密に閉塞し線心間に水
    の侵入を防止することを特徴とする多心ケーブルの端末
    処理方法。
JP29124688A 1988-11-18 1988-11-18 多心ケーブルの端末処理部及び多心ケーブル用端末処理方法 Pending JPH02223320A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29124688A JPH02223320A (ja) 1988-11-18 1988-11-18 多心ケーブルの端末処理部及び多心ケーブル用端末処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29124688A JPH02223320A (ja) 1988-11-18 1988-11-18 多心ケーブルの端末処理部及び多心ケーブル用端末処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02223320A true JPH02223320A (ja) 1990-09-05

Family

ID=17766376

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29124688A Pending JPH02223320A (ja) 1988-11-18 1988-11-18 多心ケーブルの端末処理部及び多心ケーブル用端末処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02223320A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105281109A (zh) * 2014-06-26 2016-01-27 矢崎总业株式会社 电线末端的止水构造和电线末端的止水加工装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105281109A (zh) * 2014-06-26 2016-01-27 矢崎总业株式会社 电线末端的止水构造和电线末端的止水加工装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4322573A (en) Encapsulation of telecommunications cable splices
US4528419A (en) Forming of cable splice closures
CA1232954A (en) Forming of cable splice closures
US4581480A (en) Cable splice closure and strain relief
US4678866A (en) Forming of cable splice closures
US4378323A (en) Method of producing plastic collar integral with a cable jacket
US4503283A (en) Cable stub assembly and methods of making
JPH02223320A (ja) 多心ケーブルの端末処理部及び多心ケーブル用端末処理方法
JPS63170809A (ja) ケーブル又は導体中に配設した絶縁材の展性外被を有する高可撓性ケーブル又は電気導体及びその製造方法
CA1092766A (en) Heat-recoverable article
JP3331560B2 (ja) 電線接続部の密封方法および密封構造
CA1202388A (en) Forming cable splice closures
CA1222552A (en) Cable splice closure and strain relief
US4793877A (en) Method for preventing water from tracking into a cable splice area
JPH02223168A (ja) 電力ケーブルの分岐接続部の防水方法
US5067343A (en) Method for testing water impervious cable
JPH0535604Y2 (ja)
CA1127255A (en) Encapsulation of telecommunications cable splices
JPS6255365B2 (ja)
JP2613460B2 (ja) 漏液検知線の端末部処理方法および端末構造
CA1235195A (en) Forming of cable splice closures
KR960013846B1 (ko) 수밀성 절연 전선의 제조방법
JPS59198817A (ja) 架橋ゴム・プラスチック絶縁ケーブル接続部の形成方法
JPH0644418B2 (ja) 移動用ケーブルとその製造方法
JPH0357072Y2 (ja)