JPH0222097Y2 - - Google Patents

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JPH0222097Y2
JPH0222097Y2 JP12979284U JP12979284U JPH0222097Y2 JP H0222097 Y2 JPH0222097 Y2 JP H0222097Y2 JP 12979284 U JP12979284 U JP 12979284U JP 12979284 U JP12979284 U JP 12979284U JP H0222097 Y2 JPH0222097 Y2 JP H0222097Y2
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JP
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punch
flat tube
tip
pressing blade
horizontal
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JP12979284U
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JPS6146025U (ja
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  • Punching Or Piercing (AREA)
  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は熱交換器の導管のように偏平状をなし
た管の先端部を先細り状とするためテーパ面を形
成する偏平管先端部のテーパ形成装置に関するも
のである。
〈従来技術〉 自動車のクーラー等における熱交換器は、一般
に第4図に示すように、蛇行状に折曲形成された
熱媒体が流通する偏平状の導管21と、この導管
21の始端部及び終端部が挿入されロー付けされ
ることで導管21と連結される集合管22と導管
21の相互間に取り付けられたジグザグ状の伝熱
フイン23とからなり、伝熱フイン23間を通過
した空気が熱交換により冷却等されるように構成
される。このような熱交換器の組み立てにあつて
は、第5図に示すように前記偏平状の導管21を
集合管22の取付孔22a内に挿入するのを容易
にするため、導管21の先端部にテーパ面21a
を形成する必要がある。従来、このテーパ面21
aの形成は導管21の先端部を「やすり」「グラ
インダ」等によつて研削することで行われてお
り、その作業が面倒であると共に、肉薄となるた
め強度も劣化するという欠点を有していた。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は導管等の偏平管の先端部を研削するこ
となく、テーパ面を形成する装置を提供すること
で、上述の欠点を解決したものである。このた
め、本考案は下パンチ、横パンチ、及び上パンチ
を配設し、各パンチにテーパ状の押圧刃を形成す
ると共に、各パンチの押圧刃によるテーパ面形成
を単一の挙動で行うようにしたものである。
〈実施例〉 以下、本考案による実施例を第1図及び第2図
を参照して具体的に説明する。
これらの図において、基台1上には下パンチ2
が固定されると共に下パンチ2の左側には横パン
チ3が配設されている。前記下パンチ2は偏平管
21の先端部が位置決めされるものであり、この
ため、偏平管の先端部が載置される下部押圧刃2
aは偏平管の曲率と合致する円弧形状に形成され
る。又、この下部押圧刃2aと偏平管の一方の側
面に当接する側部押圧刃2bはいずれも偏平管の
挿入方向に向つて傾斜するテーパ状となつてい
る。前記横パンチ3にも偏平管の他方の側面に当
接する押圧刃3aが形成されるが、この押圧刃3
aも同様なテーパ状となつており、さらに、この
横パンチ3は基台1上をスライドして前記下パン
チ2方向に進退可能に形成される。横パンチ3の
上記スライドは第2図に示すように横パンチ3の
下部両側を抱きかかえるようにして基台1に固着
されたL字形ブロツク14,14によつて案内さ
れる。第2図において符号13,13は基台1に
固着された偏平管21の受台である。この横パン
チ3のスライドは後述する昇降ブロツク4の上下
動によつて行われるものであり、横パンチ3は基
台1上に立設されたガイドブロツク6に挿通した
連結杆5に背部が連結すると共に、この連結杆5
がコイルばね等のばね体で附勢されており、これ
により、横パンチ3は常に左方向、すなわち下パ
ンチ2と離反する方向に附勢されている。次い
で、前記昇降ブロツク4は下パンチ2及び横パン
チ3の上方に上下移動可能に設けられており、下
面に上パンチ8が取り付けられると共にガイド部
9が下方に垂設されている。昇降ブロツク4は第
1図に示すように二点鎖線状態が上死点となつて
おり、実線状態が下死点になつている。昇降ブロ
ツク4はばね15によつて上死点方向へ付勢され
ており、適宜の動力で上記ばね15に抗して押し
下げられ下死点に達する。この昇降ブロツク4の
上下動はガイドポスト16によつて案内される。
前記上パンチ8は下パンチの下部押圧刃2aと同
様に円弧形成された押圧刃8aを具備しており、
この押圧刃8aも各パンチの押圧刃と同様にテー
パ状に形成されている。又、前記ガイド部9は昇
降ブロツク4の下降に伴つて基台1上のガイドブ
ロツク6に沿つて下降し、ばね体7の附勢力に抗
して横パンチ3を一時的に下パンチ方向に押し出
す作用をなすものである。このため、横パンチ3
の背面には台形形状の作用片10が形成されると
共に、この作用片10に衝合する同形状の押片1
1がガイド部9に形成されており、昇降ブロツク
4の下降で押片11と作用片10とが衝合すると
横パンチ3が下パンチ2方向に押し出されるよう
になつており、さらに昇降ブロツク4が下降する
と押片11と作用片10との衝合が外れて横パン
チ3がばね体7の作用で引き戻されるようになつ
ている。
次に、以上のような装置によつて偏平管の先端
部にテーパ面を形成する作動について説明する。
まず、偏平管の先端部を下パンチ2の下部押圧
刃2aと側部押圧刃2bとに当接させて位置決め
を行う。次いで昇降ブロツク4を下降させると、
前述のようにガイド部9の押片11と横ブロツク
3の作用片10とが衝合して横ブロツク3が下パ
ンチ方向に押しだされ、これにより偏平管先端部
の左右の側面を押圧して該側面にテーパ面が形成
される。さらに、昇降ブロツク4が下降すると、
押片11と作用片10との衝合が外れて横ブロツ
ク3が引き戻されると共に、上パンチ8が偏平管
を上方から押圧して、その押圧刃8aと下パンチ
2の下部押圧刃2aとによつて偏平管先端部の上
下の側面を押圧し、上下の側面にテーパ面が形成
される。その後、偏平管を取り出してもよいが、
昇降ブロツク4を上昇させて、再度、偏平管の左
右の側面を押圧してもよく、これにより、テーパ
面の形成が確実となる。
〈考案の効果〉 以上説明した本考案によると、偏平管先端部の
テーパ面形成は押圧力によるものであり、研削の
ように肉薄とならないからテーパ面部分の強度が
劣化することがない。又、研削のような煩雑な下
降を必要としないから加工効率も向上する、とい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の正面図、第2図は
第1図のA−A線断面図、第3図は第1図のB−
B線断面図、第4図は偏平管を使用した熱交換器
の全体斜視図、第5図はその要部の断面図であ
る。 2……下パンチ、2a……下部押圧刃、2b…
…側部押圧刃、3……横パンチ、3a……押圧
刃、4……昇降ブロツク、8……上パンチ、8a
……押圧刃。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 基台に固定され偏平管先端部の垂直一側面及び
    下部側面をそれぞれ押圧する側部押圧刃及び下部
    押圧刃を有して偏平管の先端部が位置決めされる
    下パンチと、 この下パンチに対して横方向に進退可能に基台
    に取り付けられ偏平管先端部の垂直他側面を押圧
    する側部押圧刃を有する横パンチと、 上下移動可能に形成され該移動に伴つて横パン
    チを下パンチ方向へ押し出す昇降ブロツクと、 この昇降ブロツクに取り付けられ昇降ブロツク
    の下降によつて偏平管先端部の上部側面を押圧す
    る上部押圧刃を有する上パンチとを具備してお
    り、前記両側部押圧刃、及び上、下部押圧刃が偏
    平管の挿入方向に向かつて傾斜するテーパ形状と
    なつていることを特徴とする偏平管先端部のテー
    パ形成装置。
JP12979284U 1984-08-29 1984-08-29 偏平管先端部のテ−パ形成装置 Granted JPS6146025U (ja)

Priority Applications (1)

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JP12979284U JPS6146025U (ja) 1984-08-29 1984-08-29 偏平管先端部のテ−パ形成装置

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JP12979284U JPS6146025U (ja) 1984-08-29 1984-08-29 偏平管先端部のテ−パ形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6146025U JPS6146025U (ja) 1986-03-27
JPH0222097Y2 true JPH0222097Y2 (ja) 1990-06-14

Family

ID=30688407

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JP12979284U Granted JPS6146025U (ja) 1984-08-29 1984-08-29 偏平管先端部のテ−パ形成装置

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JPS6146025U (ja) 1986-03-27

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