JPH02220737A - 双方向引抜型水平連続鋳造方法 - Google Patents
双方向引抜型水平連続鋳造方法Info
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- JPH02220737A JPH02220737A JP4207389A JP4207389A JPH02220737A JP H02220737 A JPH02220737 A JP H02220737A JP 4207389 A JP4207389 A JP 4207389A JP 4207389 A JP4207389 A JP 4207389A JP H02220737 A JPH02220737 A JP H02220737A
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- 238000009749 continuous casting Methods 0.000 title claims description 22
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- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 15
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Landscapes
- Continuous Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は双方向引抜型水平連続鋳造方法に係り、詳しく
は、水平に振動し略々中央部から溶鋼が供給される水平
鋳型の正面、背面、上面ならびに裏面にわたって測定さ
れた破断点相互間を比較し、その際の最大変位値によっ
てvI造速度を制御して破断面の位置なコントロールし
て連続鋳造するものであって、表面性状が良好な鋳片が
鋳造でき、−謂の高速鋳造をはかることができる水平連
続鋳造法に関する。
は、水平に振動し略々中央部から溶鋼が供給される水平
鋳型の正面、背面、上面ならびに裏面にわたって測定さ
れた破断点相互間を比較し、その際の最大変位値によっ
てvI造速度を制御して破断面の位置なコントロールし
て連続鋳造するものであって、表面性状が良好な鋳片が
鋳造でき、−謂の高速鋳造をはかることができる水平連
続鋳造法に関する。
従 来 の Vt 術
最近の1iJ!I!操業において、造151法に代って
連続鋳造法が大勢を占めている。この連続鋳造法も垂直
型のものから弯曲型のものに移り、最近は、これら垂直
型若しくは弯曲型のほかに水平型、つまり、水平連続鋳
造法が提案されている。
連続鋳造法が大勢を占めている。この連続鋳造法も垂直
型のものから弯曲型のものに移り、最近は、これら垂直
型若しくは弯曲型のほかに水平型、つまり、水平連続鋳
造法が提案されている。
すなわち、従来例の垂直型連続鋳造法は、溶鋼静圧を高
め鋳片品質の向上を達成する上からその設備の高さを3
0〜40mにする必要がある。
め鋳片品質の向上を達成する上からその設備の高さを3
0〜40mにする必要がある。
このため、建屋その他のllI造物の建設責用がきわめ
て高(なり、設備が大型化する欠点がある。
て高(なり、設備が大型化する欠点がある。
これに対し、垂直型に代って実用化されている弯曲型連
続鋳造法は、建屋や設備の高さをある程度低くできるが
、それは垂直型に較べるとある程度低くできる程度で、
別に矯正装置も必要で、9i置自体や運転が複雑化する
欠点がある。
続鋳造法は、建屋や設備の高さをある程度低くできるが
、それは垂直型に較べるとある程度低くできる程度で、
別に矯正装置も必要で、9i置自体や運転が複雑化する
欠点がある。
これに対し、水平連続鋳造法は、水平に配置振動する水
平鋳型の一端をタンディツシュなどの供給容器に接続す
る一万、このタンディツシュなどの供給容器から供給さ
れる溶鋼を水平に配置されかつ所定の振幅で水平振動す
る水平鋳型で冷却凝固して、鋳片を水平鋳型の他端がら
連続的に引抜いて鋳造する鋳造法である。この水平連続
Iii造法であると、建屋その他の高さは大巾低くでき
、設備費がきわめて安く、きわめて優れたものである。
平鋳型の一端をタンディツシュなどの供給容器に接続す
る一万、このタンディツシュなどの供給容器から供給さ
れる溶鋼を水平に配置されかつ所定の振幅で水平振動す
る水平鋳型で冷却凝固して、鋳片を水平鋳型の他端がら
連続的に引抜いて鋳造する鋳造法である。この水平連続
Iii造法であると、建屋その他の高さは大巾低くでき
、設備費がきわめて安く、きわめて優れたものである。
また、水平連続鋳造法は、はじめは、上記の如く、水平
鋳型の他端から、つまり、一方向からの鋳片を引抜くも
のであったが、生産上の上から、特開昭58−1385
44号に示される如(、水平U型の略々中東部をタンデ
ィツシュに接続し、この水平鋳型の両端部から鋳片を同
時に引抜く双方向引抜型水平連続鋳造法が提案されてい
る。
鋳型の他端から、つまり、一方向からの鋳片を引抜くも
のであったが、生産上の上から、特開昭58−1385
44号に示される如(、水平U型の略々中東部をタンデ
ィツシュに接続し、この水平鋳型の両端部から鋳片を同
時に引抜く双方向引抜型水平連続鋳造法が提案されてい
る。
この水平鋳型の両端から鋳片を引抜(双方向引抜型水平
連続鋳造法は、第2図に示す如く、所定の振巾で水平振
動する水平鋳型1の略々中央部にタンディツシュ2が]
、f−ドノズル5やフ・f−ドリングを介して接続され
、このタンディツシュ2から溶IJ43が水平鋳型1内
に注入される。
連続鋳造法は、第2図に示す如く、所定の振巾で水平振
動する水平鋳型1の略々中央部にタンディツシュ2が]
、f−ドノズル5やフ・f−ドリングを介して接続され
、このタンディツシュ2から溶IJ43が水平鋳型1内
に注入される。
溶鋼は水平鋳型1の内壁面のうちでその底面に衝突して
左右に撮分けられてから水平鋳型1内の冷却水によって
冷却され、′/vI却凝固された鋳片4は破断面(第3
図参照)で破断されてl型1の両端部から連続的に引抜
かれる。
左右に撮分けられてから水平鋳型1内の冷却水によって
冷却され、′/vI却凝固された鋳片4は破断面(第3
図参照)で破断されてl型1の両端部から連続的に引抜
かれる。
しかしながら、上記の如(、水平鋳型1の中央部で左右
に’1JIAを撮分けて鋳型両端から鋳片4を引抜(双
方向引抜型水平連続鋳造法では、水平鋳型1内で成長す
る凝固シェル4a、 4aが定の位置で常に破断される
こと、つまり、破断面が一定でかつ引抜方向に垂直をな
すことがきわめて重要であるのにも拘らず、実際には、
第3図に示す如く、破断面が垂直でなく、しかも、その
位置が不安定である。
に’1JIAを撮分けて鋳型両端から鋳片4を引抜(双
方向引抜型水平連続鋳造法では、水平鋳型1内で成長す
る凝固シェル4a、 4aが定の位置で常に破断される
こと、つまり、破断面が一定でかつ引抜方向に垂直をな
すことがきわめて重要であるのにも拘らず、実際には、
第3図に示す如く、破断面が垂直でなく、しかも、その
位置が不安定である。
このため、引抜かれる鋳片4の表面性状が損なわれ、高
速鋳造も達成できす、鋳片の品質面ならびに生産性の上
から破断面の位置を正確に調整し、しかも、口の位置の
変動に応じた鋳造速度で鋳造できる水平連続鋳5′li
法が望まれている。
速鋳造も達成できす、鋳片の品質面ならびに生産性の上
から破断面の位置を正確に調整し、しかも、口の位置の
変動に応じた鋳造速度で鋳造できる水平連続鋳5′li
法が望まれている。
従来例の双方向引抜型水平連続17P造法で破断面の位
置を検出する場合には、第5図に示す如く、水平鋳型1
のオペレータ側に対向する正面1aにのみ例°えば熱電
対6a・・・・・・6nを埋込み、オペレータ側の正面
1aから溶WA温度を測定する。従って、操業時には、
これら一連の熱電対6a・・・・・・6nの示す溶鋼;
8度が最大値のところ、つまり、正面1a側から破断点
を検出し、破断面はこの破断点を通って鋳片引抜方向と
垂直であるものとして、破断面の位置を想定している。
置を検出する場合には、第5図に示す如く、水平鋳型1
のオペレータ側に対向する正面1aにのみ例°えば熱電
対6a・・・・・・6nを埋込み、オペレータ側の正面
1aから溶WA温度を測定する。従って、操業時には、
これら一連の熱電対6a・・・・・・6nの示す溶鋼;
8度が最大値のところ、つまり、正面1a側から破断点
を検出し、破断面はこの破断点を通って鋳片引抜方向と
垂直であるものとして、破断面の位置を想定している。
しかしながら、フィードリングやその弛の装置のlll
内的要因溶鋼の注入条件、鋳造速度などの操業条件によ
り破断面の位置が変化し、しかも、実際には、破断面は
鋳片引抜方向に対して垂直であるとは限らない。このた
め、上記の如く、水平鋳型正面のみからの測温によって
破断面の位置を想定して操業しても、高速鋳造が達成で
きないと共に、良好な表面性状を得るのに限界がある。
内的要因溶鋼の注入条件、鋳造速度などの操業条件によ
り破断面の位置が変化し、しかも、実際には、破断面は
鋳片引抜方向に対して垂直であるとは限らない。このた
め、上記の如く、水平鋳型正面のみからの測温によって
破断面の位置を想定して操業しても、高速鋳造が達成で
きないと共に、良好な表面性状を得るのに限界がある。
発明が解決しようとする課題
本発明は上記欠点の解決を目的とし、具体的には、水平
方向に振動する水平鋳、型の全面、つまり、正面、背面
、上面ならびに裏面から″;fj!jI温度を検出する
ことにより、鋳型各面それぞれの凝固シェル破断点を求
め、これら破断点にもとずいて破断面を制御し、−層の
高速鋳造と良好な表面性状とを併せて達成できる水平連
続鋳造法を提案する。
方向に振動する水平鋳、型の全面、つまり、正面、背面
、上面ならびに裏面から″;fj!jI温度を検出する
ことにより、鋳型各面それぞれの凝固シェル破断点を求
め、これら破断点にもとずいて破断面を制御し、−層の
高速鋳造と良好な表面性状とを併せて達成できる水平連
続鋳造法を提案する。
課題を解決するための
手段ならびにその作用
すなわら、本発明法は、所定ストロークで水平振動する
水平鋳型内でタンディツシュ等から注入される溶鋼を左
右に撮分け、水冷凝固した鋳片を水平鋳型の両端から引
抜いて水平連続鋳造する際に、この水平鋳型の正面、背
面、上面ならびに裏面でそれぞれの破断点を検出する一
方、これら破断点相互間を比較して最大変位量を求め、
この最大の変位量にもとずいて鋳造速度を調整して破断
面位置を割目することを特徴とする。
水平鋳型内でタンディツシュ等から注入される溶鋼を左
右に撮分け、水冷凝固した鋳片を水平鋳型の両端から引
抜いて水平連続鋳造する際に、この水平鋳型の正面、背
面、上面ならびに裏面でそれぞれの破断点を検出する一
方、これら破断点相互間を比較して最大変位量を求め、
この最大の変位量にもとずいて鋳造速度を調整して破断
面位置を割目することを特徴とする。
そこで、これら手段たる構成ならびにその作用を更に具
体的に説明すると、次の通りである。
体的に説明すると、次の通りである。
まず、第2図に示すところと同様に、本発明法において
も、水平鋳型1は、所定の撮幅で水平に振動し、しかも
、その冷却通路の冷却水によって冷IJされ、この水平
鋳型1の略々中央部には、タンディツシュ2からフィー
ドノズル5を経て溶鋼3が注入される。注入された溶鋼
3は水平鋳型1内で左右に撮分けられて冷却され、凝固
シェル4a、 4bが成長して水平鋳型1の両端から鋳
片4として引抜かれる。
も、水平鋳型1は、所定の撮幅で水平に振動し、しかも
、その冷却通路の冷却水によって冷IJされ、この水平
鋳型1の略々中央部には、タンディツシュ2からフィー
ドノズル5を経て溶鋼3が注入される。注入された溶鋼
3は水平鋳型1内で左右に撮分けられて冷却され、凝固
シェル4a、 4bが成長して水平鋳型1の両端から鋳
片4として引抜かれる。
そこで、水平鋳型1において、第1図に示す如く、その
全面、つまり、正面1a以外に、背面1b。
全面、つまり、正面1a以外に、背面1b。
上面1Cならびに裏面1dに、温度検出器として複数個
の例えば熱電対6a・・・・・・6n、 7a・・・・
・・7n、 8a・・・・・・8n、9a・・・・・・
9nを埋込み、これら各熱電対によって溶鋼;8度を検
出し、温度分布のピーク値を示す点をブレークポイント
とし、その上で、各面la、 1b、 lc、 1dに
ついて最大値としての破断点を求める。また、これら4
つの各面1a、 Ill、 IC11dの破断点を互い
に比較し、これら破断点間で次の(1)式に示す最大変
位fi!+2(tl+を導出し、この変位量によって例
えば鋳造速度等の操業条件をυ1mする。
の例えば熱電対6a・・・・・・6n、 7a・・・・
・・7n、 8a・・・・・・8n、9a・・・・・・
9nを埋込み、これら各熱電対によって溶鋼;8度を検
出し、温度分布のピーク値を示す点をブレークポイント
とし、その上で、各面la、 1b、 lc、 1dに
ついて最大値としての破断点を求める。また、これら4
つの各面1a、 Ill、 IC11dの破断点を互い
に比較し、これら破断点間で次の(1)式に示す最大変
位fi!+2(tl+を導出し、この変位量によって例
えば鋳造速度等の操業条件をυ1mする。
すなわら、第1図に示す如く、水平鋳型1の全ての面1
a、 lb、1C11dに例えば熱電対を複数個埋込み
、各面での破断点を求める一方、それらの最大変位量を
導出し、これをもとに破断面を制御することを特徴とし
ている。この最大変位量は、−殻内に(1)式で定義さ
れ、 2(jl l =maxf l Za(t! l I
2b(EIZc(tl l、l Zd(t) + 3
・・・・・・(1)(ここで、2a(tl :時刻tに
おける1c面のブレークポイント値 Ztl(tl :時刻tにおける1b面のブレークポイ
ント値 1c(tl :時刻tにおける10面のブレークポイン
ト値 Zd(t) :時刻【における1c面のブレークポイン
ト値 :絶対値記号 すなわら、各面のブレークポイント値のそれぞれの絶対
値の中で最も大きい値を最大変位量として求める。
a、 lb、1C11dに例えば熱電対を複数個埋込み
、各面での破断点を求める一方、それらの最大変位量を
導出し、これをもとに破断面を制御することを特徴とし
ている。この最大変位量は、−殻内に(1)式で定義さ
れ、 2(jl l =maxf l Za(t! l I
2b(EIZc(tl l、l Zd(t) + 3
・・・・・・(1)(ここで、2a(tl :時刻tに
おける1c面のブレークポイント値 Ztl(tl :時刻tにおける1b面のブレークポイ
ント値 1c(tl :時刻tにおける10面のブレークポイン
ト値 Zd(t) :時刻【における1c面のブレークポイン
ト値 :絶対値記号 すなわら、各面のブレークポイント値のそれぞれの絶対
値の中で最も大きい値を最大変位量として求める。
更に、この最大変位量が負の値、正の値をとる時、
Z(t)=± l Z(tl + ・・・・・・(2
)として、この値l(【)をもとに鋳込速度調整量ΔV
(tl(Ill/分)をPID演算式%式%(3) により算出し、これを両ストランドの平均vI造速度に
加減算する形で両ストランドのそれぞれの鋳造速度を決
め、破断面の制御を行なう。
)として、この値l(【)をもとに鋳込速度調整量ΔV
(tl(Ill/分)をPID演算式%式%(3) により算出し、これを両ストランドの平均vI造速度に
加減算する形で両ストランドのそれぞれの鋳造速度を決
め、破断面の制御を行なう。
史に詳しく説明すると、従来例の正面のみの破断点によ
る破断面制御では、υ制御を行なっていない他の面の破
断点が水平!型の中心部から大きく変位し、その結果、
表面性状も悪(、かつ&lF造速度をあげられない現象
がみられるのに対し、上記の如(、全面の破断点の最大
変位量によって破断面を制御すると、破断面は水平鋳型
の中央部で常に安定であり、かつ、良好な表面性状が得
られ、鋳造速度も−圓あげることができる。
る破断面制御では、υ制御を行なっていない他の面の破
断点が水平!型の中心部から大きく変位し、その結果、
表面性状も悪(、かつ&lF造速度をあげられない現象
がみられるのに対し、上記の如(、全面の破断点の最大
変位量によって破断面を制御すると、破断面は水平鋳型
の中央部で常に安定であり、かつ、良好な表面性状が得
られ、鋳造速度も−圓あげることができる。
実施例
実施例1゜
断面寸法が150IIl角のビレットを第2図に示す双
方向引抜式水平連鋳装置で鋳造し、このときに、本発明
法では第1図に示す如く水平鋳型1の全面1a、 1b
、1Cならびに1dで破断点を検出し、これら破断点に
よって破断面を鋳型中央部に位置するようにして鋳造し
た。
方向引抜式水平連鋳装置で鋳造し、このときに、本発明
法では第1図に示す如く水平鋳型1の全面1a、 1b
、1Cならびに1dで破断点を検出し、これら破断点に
よって破断面を鋳型中央部に位置するようにして鋳造し
た。
第4図は水平鋳型1の各面における熱電対による温度分
布例を示したもので、ここでは水平鋳型1の中央より右
側にブレークポイント点(温度分布のピーク値)がいず
れも変位しており、最大値は背面1b側に存在していた
。従って、この背面1bのブレークポイント値を最大変
位量としてこの最大変位量が水平鋳型1の中央に近づ(
ように制御した。
布例を示したもので、ここでは水平鋳型1の中央より右
側にブレークポイント点(温度分布のピーク値)がいず
れも変位しており、最大値は背面1b側に存在していた
。従って、この背面1bのブレークポイント値を最大変
位量としてこの最大変位量が水平鋳型1の中央に近づ(
ように制御した。
なお、前記(3)式の内、に5、に6、K1はそれツレ
o、003.2.0.002トシTI込速11Jj(7
)I整1操作を行なったものである。
o、003.2.0.002トシTI込速11Jj(7
)I整1操作を行なったものである。
また、比較例として従来例は第5図に示す如く鋳型1の
正面1aのみで破断点を求めてIItat。
正面1aのみで破断点を求めてIItat。
た。
この結果は第1表に示す如く、従来例では、表面欠陥発
生率が25%とかなり高かったが、本発明法を適用する
ことにより5%以下に抑えることができた。また、従来
例での平均鋳造速度は0.8■/分であったのに対し、
本発明法によると、1.41/分にまであげることがで
きた。
生率が25%とかなり高かったが、本発明法を適用する
ことにより5%以下に抑えることができた。また、従来
例での平均鋳造速度は0.8■/分であったのに対し、
本発明法によると、1.41/分にまであげることがで
きた。
第1表
実施例2゜
実施例1と同様に、断面寸法150 mm角のビレット
を双方向引抜式水平連鋳装置で、双方から弓抜いて鋳造
した。
を双方向引抜式水平連鋳装置で、双方から弓抜いて鋳造
した。
このときに、水平鋳型の全面にわたって各面について一
連の熱電対によって溶I4温度を測定し、そのピーク値
として破断点を検出したところ、次の通りであった。
連の熱電対によって溶I4温度を測定し、そのピーク値
として破断点を検出したところ、次の通りであった。
正面(オペレータの対向面)・・・・・・15胴背面
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・25mm裏面 ・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・20mm上面
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・10m1そこで、鋳型の各面で破断点が鋳型
中央部から最も離れているところの値を最大変位mt=
251111)とし、この値が零に近づくよう制御して
鋳造した。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・25mm裏面 ・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・20mm上面
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・10m1そこで、鋳型の各面で破断点が鋳型
中央部から最も離れているところの値を最大変位mt=
251111)とし、この値が零に近づくよう制御して
鋳造した。
この結果5表面欠陥発生率は実施例1と同様におさえる
ことができた。
ことができた。
〈発明の効果〉
以上詳しく説明したところから明らかな如く、本発明法
は、水平鋳型の全面で破断点を検出し、これら全ての破
断点にもとずいて破断面を制御して連続fit 3!に
するものである。従って、破断面は鋳型中央部に安定し
、その結果、表面欠陥の発生を低位に抑え、かつ鋳造速
度向上も計られる。
は、水平鋳型の全面で破断点を検出し、これら全ての破
断点にもとずいて破断面を制御して連続fit 3!に
するものである。従って、破断面は鋳型中央部に安定し
、その結果、表面欠陥の発生を低位に抑え、かつ鋳造速
度向上も計られる。
第1図は本発明の実施例の際に使用する水平鋳型の斜視
図、第2図ならびに第3図は双方向引抜式水平連続鋳造
装置の一例の断面図とその水平鋳型向凝固シェルの破断
面を示す断面図、第4図は本発明における水平鋳型各面
の熱電対温度(溶鋼温度)を示すグラフ、第5図は従来
例の水平鋳型の斜視図である。 符号1・・・・・・水平鋳型 2・・・・・・タンディツシュ 3・・・・・・溶鋼 4・・・・・・鋳片 5・・・・・・フィードノズル
図、第2図ならびに第3図は双方向引抜式水平連続鋳造
装置の一例の断面図とその水平鋳型向凝固シェルの破断
面を示す断面図、第4図は本発明における水平鋳型各面
の熱電対温度(溶鋼温度)を示すグラフ、第5図は従来
例の水平鋳型の斜視図である。 符号1・・・・・・水平鋳型 2・・・・・・タンディツシュ 3・・・・・・溶鋼 4・・・・・・鋳片 5・・・・・・フィードノズル
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)所定ストロークで水平振動する水平鋳型内でタンデ
ィツシユ等から注入される溶鋼を左右に振分け、水冷凝
固した鋳片を前記水平鋳型の両端から引抜く双方向引抜
型の水平連続鋳造方法において、 この水平鋳型の正面、背面、上面ならびに裏面の各4面
でそれぞれの破断点を検出する一方、これら破断点相互
間を比較して最大変位量を求め、この最大の変位量にも
とずいて水平鋳型両端から引抜く鋳片の鋳造速度を調整
して破断面位置を制御することを特徴とする双方向引抜
型水平連続鋳造方法。 2)前記最大変位量をもとにして鋳込速度の調整量を求
めてから、この調整量を両ストランドの平均鋳造速度に
加減して各ストランドの鋳造速度を定めることを特徴と
する請求項1記載の双方向引抜型水平連続鋳造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4207389A JPH02220737A (ja) | 1989-02-22 | 1989-02-22 | 双方向引抜型水平連続鋳造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4207389A JPH02220737A (ja) | 1989-02-22 | 1989-02-22 | 双方向引抜型水平連続鋳造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02220737A true JPH02220737A (ja) | 1990-09-03 |
Family
ID=12625891
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4207389A Pending JPH02220737A (ja) | 1989-02-22 | 1989-02-22 | 双方向引抜型水平連続鋳造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02220737A (ja) |
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1989
- 1989-02-22 JP JP4207389A patent/JPH02220737A/ja active Pending
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