JPH02220630A - 皮脂量測定方法およびそれに用いる装置 - Google Patents

皮脂量測定方法およびそれに用いる装置

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JPH02220630A
JPH02220630A JP4253089A JP4253089A JPH02220630A JP H02220630 A JPH02220630 A JP H02220630A JP 4253089 A JP4253089 A JP 4253089A JP 4253089 A JP4253089 A JP 4253089A JP H02220630 A JPH02220630 A JP H02220630A
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JP
Japan
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sebum
amount
collection surface
chip
collection
Prior art date
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Pending
Application number
JP4253089A
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English (en)
Inventor
Kazunori Shimagami
和則 島上
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Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、人間の皮膚表面に存在する皮脂量を測定する
方法およびそれに用いる装置に関するものである。
(従来の技術) 人間の皮膚表面で分泌される皮脂の量には個人差があり
、これの少ない人は荒れ肌になりやすく、これの多い人
は脂ぎった肌になりやすい。したがって、肌を健やかに
保つためには、自分の肌の特性を知った上で、自分に合
った化粧料を用いることが必要である。そこで、従来か
ら、肌の特性を科学的に評価することが行われており、
例えば、皮膚表面の皮脂を所定の方法に従って採取し、
これを溶剤抽出方法やオスミウム酸濾紙法等の化学的な
方法によって定量することが行われている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、これらの方法は、いずれも特殊な薬剤や
複雑な装置を必要とするため、専門家が研究所や病院等
の特定の施設で実施する以外は一般には利用されにくい
ものであった。
これに対し、化粧品販売店の店頭等において、店員が簡
単に操作できる皮脂量測定装置が提案されている(特開
昭54−33095号公報)が、これは電源スィッチを
押している間中、測定回路が作動して指示用メータを振
らせるようになっており、メータの指示値が被測定物お
よびセンサであるCdSセルの抵抗値の経時的変化の影
響を直接受けて変化するため、正確な値を読み取りにく
いという欠点がある。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、家庭
や化粧品販売店の店頭等において、素人が簡単かつ正確
に皮脂量を測定することのできる皮脂量測定方法および
これに用いる装置の提供をその目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明は、皮脂採取面が皮
脂の浸透によって色変わりするよう構成された皮脂採取
チップの上記皮脂採取面を皮膚に押し当てて皮脂を採取
し、この皮脂採取面に赤外線を照射して皮脂採取面の色
に応じた反射光を受光素子によって受光し、この受光信
号から皮脂量を演算して皮脂量を求めるようにした皮脂
量測定方法を第1の要旨とし、皮脂採取面が皮脂の浸透
によって色変わりするよう構成された皮脂採取チップを
、皮脂採取面を外側に露出させた状態で装着しうるチッ
プホルダーと、このチップホルダーのチップ装着部が差
し込まれる凹部を有する本体部とを備え、この本体部に
おいて、チップホルダーのチップ装着部を差し込んだ状
態で、皮脂採取面に赤外線を照射する光源と、皮脂採取
面からの反射光を受光する受光素子と、この受光素子か
らの出力信号を受けて皮脂採取面に採取された皮脂量を
演算する演算処理回路と、上記演算処理回路〔作用〕 すなわち、本発明は、皮脂採取面が皮脂の浸透によって
色変わりする特殊な皮脂採取チップを皮膚面に押し当て
て皮脂を採取したのち、このチップの色変化の度合いを
、赤外線反射量を図ることにより定量するようにしたも
のである。したがって、本発明によれば、簡単な操作で
正確な皮脂量を測定することができる。
つぎに、本発明を実施例にもとづいて詳細に説明する。
〔実施例] 第1図は本発明による皮脂量測定装置の一実施例を示し
ている。この装置は、皮脂量の測定を行う測定部が組み
込まれた本体部lと、この本体部1内の測定部にその先
端を差し込んだ状態で着脱自在に取り付けられるチップ
ホルダー2とを備えている。そして、上記本体部1の前
面部には、測定した皮脂量を数値によって表示する表示
手段3と、種々の操作を指示したり電源のオン、オフを
行うスイッチ類4が設けられている。
上記チップホルダー2は、第2図に示すように、有天筒
状のケーシング10と、このケーシング10内の天井部
から下方に延びる中心軸体11と、この中心軸体11に
沿って上下にスライドする有底スリーブ12と、この有
底スリーブ12を下方に押し付は付勢する圧縮ばね13
によって構成されている。そして、上記有底スリーブ1
2の底面下側には、鎖線で示すように、後述する皮脂採
取チップ20を、その皮脂採取面22aを下向きにした
状態で装着できるように、嵌合用凹部14が形成されて
いる。なお、上記ケーシング10の上部は、指で持ちや
すいように両側が凹んでいる(第1図参照)。
上記チップホルダー2に装着される皮脂採取チップ20
は、第3図に示すように、支持体層21と検査層22の
2層構造になっており、この検査層22の表面が、皮脂
採取面22aとして皮膚面等に押し付けられるようにな
っている。上記支持体層21は、発泡ウレタン等の弾性
体で形成されており、弾力的に検査層22を支持してい
る。したがって、検査層22は凹凸面に沿いやすい、ま
た、上記検査N22は、ヨウ素および銀化合物を含有し
た紙材によって形成されており、紙材中に脂分が浸透す
ると、その脂分に応じた量のヨウ素が遊離し、上記銀化
合物が黒色に発色するようになっている。この黒色発色
の度合いは、赤外線吸収量によって測定することができ
、両者の関係は、第4図に示すように、きれいな直線と
して表れることがわかっている。
一方、本体部1には、第5図に示すように、上記チップ
ホルダー2の下端部、すなわち皮脂採取チップ20が装
着される部分を差し込んで保持する凹部15が設けられ
ており、この凹部15の下側には、差し込まれたチップ
ホルダー2の下端に装着された皮脂採取チップ20の皮
脂量を測定するための赤外線ランプ30とフォトダイオ
ード等の受光素子31が設けられている。上記赤外線ラ
ンプ30は、皮脂採取チップ20の皮脂採取面22aに
45″の入射角で光を照射するようになっており、上記
受光素子31は、照射された光のうち皮脂採取面22a
で反射された光を受光するようになっている。したがっ
て、皮脂採取面22aが濃色に発色していればいるほど
、皮脂採取面22aにおける赤外線吸収量が多く、この
受光素子31が受は取る光量が少なくなる。上記受光素
子31の出力信号は、第6図に示すように、まず、増幅
器32によって増幅され、変換器33によってアナログ
出力からデジタル出力に変換される。
そして、このデジタル出力信号が演算処理回路34によ
って皮脂量に置換され、その量が数値として表示手段3
に表示されるようになっている。
なお、上記本体部1において、凹部15内へのチップホ
ルダー2の差し込みが浅いと正しい測定値が得られない
ので、チップホルダー2が適正な位置まで充分に差し込
まれるとブザー(図示せず)が鳴るように設定している
この皮脂量測定装置を用い、例えばつぎのようにして皮
脂量を測定することができる。すなわち、まずチップホ
ルダー2の嵌合用凹部14(第2図参照)に未使用の皮
脂採取チップ20を、皮脂採取面22aを下向きにして
装着する。そして、本体部1の電源スィッチを入れ、上
記チップホルダー2の先端を本体部1の凹部15に差し
込み、ブザーが鳴るのを確認する。この状態で未使用の
皮脂採取チップ20の皮脂採取面22aに赤外線ランプ
30から光照射が行われ、皮脂の付着のない状態におけ
る反射量が受光素子31によって計測される。このとき
の表示手段3は「0」を表示する。つぎに、チップホル
ダー2を本体部1から抜き出し、先端の皮脂採取チップ
20を、顔面の所定の位置(例えば額や頬)に押し当て
て2〜3秒間維持したのち、顔面から外し、再び本体部
Iに差し込む、今度は、上記皮脂採取チップ20の皮脂
採取面22aに皮脂が採取されて付着しているため、そ
の量に応じて皮脂採取面22aが黒色に発色している。
したがって、皮脂採取面22aにおける赤外線吸収量が
増大し、受光素子31が受ける反射量が減少する。この
変化量から採取された皮脂量を求めることができる。こ
の皮脂量が表示手段3に数値として表示され、測定者は
皮脂量を読み取ることができる。なお、上記皮脂量は、
未使用の皮脂採取チップ20の状態をO1皮脂採取チッ
プ20の検査層22全体に皮脂が浸透して飽和した状態
を100とし、この間を100等分して該当する皮脂付
着量が数値で示されるようになっている。
このように、この皮脂量測定装置によれば、簡単な操作
で皮脂量を測定することができる。しかも、この装置に
よれば、正確な比例関係にある皮脂採取チップの発色度
と赤外線吸収量の関係にもとづいて皮脂量を測定するた
め、測定値の誤差が小さく、従来の皮脂量に比べ、非常
に正確な測定ゐく可能になったといえる。
したがって、この装置を化粧品販売店の店頭に設置し、
予めサンプリングにより普通肌の人の皮脂量を示す数値
表(下記の表を参照)を用意しておけば、店員が手軽に
客の皮脂量を測定し、この表に照らしてその客の肌の状
態を評価することができるため、皮脂量の多い人にはサ
ラパリした化粧品を推奨し、皮脂量の少ない人には脂分
を補うような化粧品を推奨して、適切なサービスを施す
ことができる。
*:測定は額中央で行った。
なお、上記実施例では、検査層22にヨウ素と銀化合物
を配合して皮脂の存在によって黒色に発色する皮脂採取
チップ20を用いているが、黒色に限らず、皮脂を介し
て発色するように構成されたものであればどのようなも
のでもよい。ただし、発色が濃色であればある程、赤外
線吸収が大きいため、精度よく皮脂量を測定することが
できる。
また、上記実施例の表示手段3では、数値表示を行うよ
うになっているが、測定結果に応じて、適切なアドバイ
スが文章として表示されるようにしてもよい、また、視
覚的な表示によらず、測定値やアドバイスが音声で出力
されるようになっていてもよい。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明の皮脂量測定方法は、皮膚表面の
脂分によって皮脂採取面を発色させ、この発色の度合い
を赤外線反射量として読み取ることにより精度よく測定
するものであり、皮脂量の測定を、非常に簡単かつ正確
に行うことができる。
特に、本発明の皮脂量測定装置を用いると、店頭で手軽
に正確な皮脂量測定を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による皮脂量測定装置の一実施例を示す
斜視図、第2図は上記実施例のチップホルダーを示す縦
断面図、第3図は上記チップホルダーに装着する皮脂採
取チップを示す斜視図、第4図は上記皮脂量と赤外線吸
収量の関係を示す線図、第5図は上記実施例を示す部分
的な継断面図、第6図は上記本体部における回路系を示
す構成図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)皮脂採取面が皮脂の浸透によつて色変わりするよ
    う構成された皮脂採取チップの上記皮脂採取面を皮膚に
    押し当てて皮脂を採取し、この皮脂採取面に赤外線を照
    射して皮脂採取面の色に応じた反射光を受光素子によつ
    て受光し、この受光信号から皮脂量を演算して皮脂量を
    求めるようにしたことを特徴とする皮脂量測定方法。
  2. (2)皮脂採取面が皮脂の浸透によつて色変わりするよ
    う構成された皮脂採取チップを、皮脂採取面を外側に露
    出させた状態で装着しうるチップホルダーと、このチッ
    プホルダーのチップ装着部が差し込まれる凹部を有する
    本体部とを備え、この本体部において、チップホルダー
    のチップ装着部を差し込んだ状態で、皮脂採取面に赤外
    線を照射する光源と、皮脂採取面からの反射光を受光す
    る受光素子と、この受光素子からの出力信号を受けて皮
    脂採取面に採取された皮脂量を演算する演算処理回路と
    、上記演算処理回路から出力される処理信号により皮脂
    量を表示する表示手段とを設けたことを特徴とする皮脂
    量測定装置。
JP4253089A 1989-02-22 1989-02-22 皮脂量測定方法およびそれに用いる装置 Pending JPH02220630A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6475144B1 (en) 2001-06-19 2002-11-05 Unilever Home & Personal Care Usa, Division Of Conopco, Inc. Non-contact method for measuring amount of skin sebum or oil in real time using fiber optic probe
US6524242B2 (en) 2001-06-19 2003-02-25 Unilever Home & Personal Care Usa, Division Of Conopco, Inc. Non-contact method for measuring amount of sebum or oil on substrate in real time using fluorescence dye
KR20030018418A (ko) * 2001-08-28 2003-03-06 성연국 피부 진단시스템용 유분 흡착부재, 그를 이용한 유분채취봉 및 그를 사용하는 방법
JP2006340763A (ja) * 2005-06-07 2006-12-21 Shiseido Co Ltd 肌性格の診断方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6475144B1 (en) 2001-06-19 2002-11-05 Unilever Home & Personal Care Usa, Division Of Conopco, Inc. Non-contact method for measuring amount of skin sebum or oil in real time using fiber optic probe
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