JPH02220625A - 食器洗い機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は食器洗い機に関し、より詳細には噴射管の駆動
機構に関する。

［従来の技術］ 従来例によるこの種食器洗い機としては、第４図のもの
が提供されている。即ち、筺体３１内には洗い籠３２が
収納される内胴３３が設けられ、その底部には受水皿３
４が取付けられている。この受水皿３４の底部にはモー
タ３５により駆動されるポンプ３６が配置されている。

該ポンプ３６の吸水口３６ａは受水皿３４の排水口に接
続され、吐出口３６ｂは内胴３３内に突出し、その端部
には給水圧によって回転しながら洗い籠３２に向けて洗
浄水を噴出する噴射管３７が取付けられている。

上記食器洗い機を電源と給水源に接続し、前扉３８を開
いて汚れている食器を洗い籠３２に入れると共に洗剤を
加えて始動させると、ポンプ３Ｇの運転により受水皿３
４内の洗浄水がその吸水口３６ａより吸い込まれて吐出
口３６ｂから噴射管３７に供給さ札給水圧によって回転
しながら洗い寵に洗浄水を噴射する０食器を洗った洗浄
水は受水皿３４に落下してポンプ３６に吸入され、この
洗浄水の循環により洗浄がおこなわれる０次いで、洗浄
水が排水弁（図示せず）を通じて排水され、水道水が給
水されて濯ぎが洗浄と同様におこなわれる。

食器の使用数の多い家庭用を考えると、台所内の置き場
面槽が限られているので洗い籠の二段化が必要になる。

然し、上記食器洗い機は噴射管が下方にあるため、洗い
籠が二段になると上段を洗浄する為に相当の水圧が必要
となり、ポンプの大型化による原価高をきたし、下段の
食器の隙間をとおして噴射するので洗浄ムラ発生の恐れ
があった。更に、高速の水流が壁面に衝突するため騒音
発生があり、対策を求められていた。

［本発明が解決しようとする課題］ 本発明は上記従来例の問題点に鑑みてなされたもので、
容器の洗いムラを改善することを目的としている。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成する為本発明に於いては、前記洗い籠を
上下に設けてその中間に噴射管をほぼ水平に配設すると
共に、洗浄ポンプモータにより駆動して該噴射管を長手
方向を軸として一定角度内を往復動可能ならしめたこと
を特徴としている。

［作用コ 上記構成によれば、容器の洗浄ムラがなくなる。

［実施例コ 以下、本発明の食器洗い機の実施例を第１図乃至第３図
に基づいて説明する。

本体１は前部下方を残して内方へ折曲したフランジを設
けて前面を開放した塗装鋼板製外箱１ａと、外箱ｌａ内
上方に位置して外方へ折曲したフランジを上記フランジ
に固定して前部と底部を開放し、内部に洗浄室２を形成
し後部下方を窪ませて外箱１ａとの間にポンプ室３を形
成した合成樹脂製内箱１ｂと、内箱１ｂの底部開放端と
水密に接続され、後方に延設されてポンプ室３下方に臨
む水槽４とよりなり、前面開放部を水槽４側面前部に取
付けた金具で開閉自在に枢支した扉５で覆われている。

洗浄室２は内部に洗い籠６．６°と噴射管７を備えて下
方を開放して水槽４の受水部８に臨ませ、ポンプ室３は
配管で噴射管７に接続された洗浄ポンプ９、機外への配
管に接続された排水ポンプ１０゜及び機外よりの配管に
電磁弁１１を介して接続された給水管１２を備えて水槽
の貯水部１３上に配設さ採水槽４は底面を後方に傾斜せ
しめて最低部に排水口１４とフィルタ１５を備えた受水
部８とし、後部を排水ポンプ１０の吸込口と給水管１２
を配設すると共に排水口１４に連通せしめた貯水部１３
としている。

そして、本発明の特徴である噴射管の駆動機構は、第２
図及び第３図に示すように、減速機１６とカム１７、レ
バー１８、継ぎ手１９よりなるリンク機構から構成され
ている。減速機１６は複数の歯車を内蔵し、外部下面に
突出する軸１６ａは洗浄ポンプモータ９゛に接続され、
上面に突出する約３００分の１に減速されて回転する軸
１６ｂは合成樹脂製カム１７の下面の中心軸１７ａに接
続されている。又、カム１７はレバー１８に係合すべく
、上面に偏心したビン１７ｂを備えている。レバー１８
は断面り字状の合成樹脂製の細長い板状物で、その水平
面端部に長手方向と直交して上記ビン１７ｂを摺動させ
るべく長孔１８ａを穿設すると共に、垂直面に継ぎ手１
９と係合すべく噴射管７の配置間隔Ｐに等しい間隔で噴
射管と同数の孔１８ｂを穿設しである。継ぎ手１９は、
長円形の板の一端にビン１９ａを植設すると共に、他端
のビン１９ａとは反対の面に軸部を設けてその中心に角
孔１９ｂを穿設している。そして、複数の噴射孔７ａを
上下に備える噴射管７は、一端にフランジ７ｂを設けて
洗浄ポンプに連なるダクト（図示せず）に回転自在に接
続されると共に、閉塞した他端に先端方向へ順次設けた
角柱部７ｃと軸部７ｄを継ぎ手１９の角孔１９ｂ及び内
箱１″に固定された合成樹脂製箱体パイプ取付台２０の
側壁に前記間Ｖ４Ｐで穿設されたパイプ孔２０ａに順次
挿入して支持されている。又、継ぎ手１９のビン１９ａ
はレバー１８の孔１８ｂに係合されている。

次に上記駆動機構の動作を説明すると、洗浄ポンプ９゛
の回転はこれに直結されている減速機１６により回転数
が落とされてカム１７を低速回転させる。

カム１７の回転により、偏心したビン１７ｂはレバー１
８の長孔１８ａ内を摺動して偏心半径に等しい距離だけ
レバー１８を左右に揺動させる。従ってレバー１８の孔
１８ｂに係合している継ぎ手１９は噴射管７の軸を中心
に回動するので角孔１９ｂを挿通している噴射管７はそ
の中心軸のまわりに一定角度内を往復運動する。

次に全体の作用をを説明すると、本体１を給水源と電源
に接続し、扉５を開いて適量の洗剤を投入すると共に、
洗浄室２内の洗い籠６．６°に汚れた食器を入れる。電
源スィッチを入れると電磁弁１１が開いて所定量の水が
貯水部１３に入り、洗浄ポンプ９が動作し、長手方向を
軸として一定角度内を往復運動する複数の噴射管７の各
噴射孔から上下方向に前後に揺動しながら洗浄水が食器
に噴射される０食器を洗った洗浄水は受水部８に落下し
、残菜と共にフィルタ１５に到り、残菜が除かれて貯水
部１３に戻る。一定時間後に洗浄ポンプ９は停止し、排
水ポンプ１０が動作して貯水部１３内の汚れた洗浄水を
排出し、次いで電磁弁１１が開いて給水しながら洗浄ポ
ンプ９と排水ポンプ１０が共同して濯ぎを一定時間おこ
なうが、洗浄水、または濯ぎ水が上下に設けた洗い籠の
中間にある噴射管より噴射されて従来例のような障害物
がないので洗い籠内の食器に一様に当たり、洗浄ムラが
生じない。

［発明の効果］ 以上述べたように、本発明にあっては上下二段の洗い籠
の中間に噴射管を配設したので、噴流がそれぞれの洗い
籠に直接当たり洗浄ムラが発生しないばかりでなく、高
水圧の必要もないのでポンプの大型化や騒音を回避し、
更に減速ギヤーを介して噴射管を駆動しているのでポン
プモータへの負荷が掻めて軽減されて従来のモータがそ
のまま使用出来るという幾多の効果を奏している。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による食器洗い機の全体構成は第２図は
その要部背面図、第３図は要部詳細分解図、第４図は従
来例による食器洗い機の全体構成図である。 同図中、１は本体、２は洗浄室、６，６゛は洗い化７は
噴射管、９は洗浄ポンプ、９゛は洗浄ポンプモータ、１
６は減速機、１７カム・１８レバー・１９継ぎ手はリン
ク機構である。 特許出願人　株式会社富士通ゼネラル 第１図 第２図 第３図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）洗浄室内に洗い籠と噴射孔を備える噴射管を設け
   て洗浄ポンプより送られる洗浄水、又は濯ぎ水を該洗い
   籠内の食器に噴射してなるものにおいて、前記洗い籠を
   上下に設けてその中間に噴射管をほぼ水平に配設すると
   共に、洗浄ポンプモータの駆動により該噴射管を長手方
   向を軸として一定角度内を往復動可能ならしめたことを
   特徴とする食器洗い機。
2. （２）前記噴射管が減速機及びリンク機構を介して洗浄
   ポンプモータと連結されていることを特徴とする請求項
   （１）の食器洗い機。