JPH0222061A - 圧空式粉体散布装置 - Google Patents
圧空式粉体散布装置Info
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- JPH0222061A JPH0222061A JP17297788A JP17297788A JPH0222061A JP H0222061 A JPH0222061 A JP H0222061A JP 17297788 A JP17297788 A JP 17297788A JP 17297788 A JP17297788 A JP 17297788A JP H0222061 A JPH0222061 A JP H0222061A
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- 239000000843 powder Substances 0.000 title claims abstract description 110
- 239000007921 spray Substances 0.000 claims abstract description 88
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims abstract description 12
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 claims description 35
- 238000005507 spraying Methods 0.000 claims description 13
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 5
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
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- 238000007639 printing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Nozzles (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、圧空を利用して粉体を散布する装置に関し、
更に詳しくは、粉体同伴の圧空気流をスプレーチャンバ
ー内に吹き出させ、別にスプレーチャンバー内に送り込
まれる散布用の圧空により粉体を粉体散布口から散布す
る圧空式粉体散布装置に関するものである。
更に詳しくは、粉体同伴の圧空気流をスプレーチャンバ
ー内に吹き出させ、別にスプレーチャンバー内に送り込
まれる散布用の圧空により粉体を粉体散布口から散布す
る圧空式粉体散布装置に関するものである。
[従来の技術]
例えばオフセント印刷等においては、インキの裏写りを
防止するために印刷直後の紙の表面に裏写り防止用粉体
を少量均一に散布することが行われている。
防止するために印刷直後の紙の表面に裏写り防止用粉体
を少量均一に散布することが行われている。
粉体散布装置には種々の形式があるが、その一つに圧空
を駆動源とするものがある。従来の圧空式の装置として
は、粉体が溜められているパウダーポット内にブロアー
から間欠的に圧空を吹き込んで均一な粉体同伴の空気を
作り、それを圧空気流により運んで第6図に示すような
スプレーパイプ10に取りイ」けられた複数個のスプレ
ーノズル12から散布するものがある。
を駆動源とするものがある。従来の圧空式の装置として
は、粉体が溜められているパウダーポット内にブロアー
から間欠的に圧空を吹き込んで均一な粉体同伴の空気を
作り、それを圧空気流により運んで第6図に示すような
スプレーパイプ10に取りイ」けられた複数個のスプレ
ーノズル12から散布するものがある。
散布部の詳細を第2図に示す。スプレーノズル12は継
手部14を介してスプレーパイプ10に取り付けられる
。スプレーノズル12には、その側面に多数の小さな粉
体散布口16が形成されている。継手部14の内部には
スプレーノズル12の中心軸と一致するような回動軸を
持つ半円筒状の仕切り板18が組み込まれ、その向きを
調節ネジ20で変えることによって各スプレーノズルで
の粉体散布量を調節できるようになっている。
手部14を介してスプレーパイプ10に取り付けられる
。スプレーノズル12には、その側面に多数の小さな粉
体散布口16が形成されている。継手部14の内部には
スプレーノズル12の中心軸と一致するような回動軸を
持つ半円筒状の仕切り板18が組み込まれ、その向きを
調節ネジ20で変えることによって各スプレーノズルで
の粉体散布量を調節できるようになっている。
[発明が解決しようとする課題]
このような従来の圧空式粉体散布装置ではスプレーノズ
ル12に関連した部分は構造がかなり複雑である。散布
する幅が広いと、多数のスプレーノズル12を適当な間
隔で取り付けなillればならず、全体構造は更に複雑
化し高価なものとなる。また内部に仕切り板が存在する
ため粉体が溜まり易く、それぞれ微妙な調整が要求され
るし、圧空を供給するブロアーの動力が大きくなる他、
使用可能な粉体の種類に制限がある等の問題があった。
ル12に関連した部分は構造がかなり複雑である。散布
する幅が広いと、多数のスプレーノズル12を適当な間
隔で取り付けなillればならず、全体構造は更に複雑
化し高価なものとなる。また内部に仕切り板が存在する
ため粉体が溜まり易く、それぞれ微妙な調整が要求され
るし、圧空を供給するブロアーの動力が大きくなる他、
使用可能な粉体の種類に制限がある等の問題があった。
本発明の目的は、上記のような従来技術の欠点を解消し
、構造が極めて簡単で操作やメンテナンスが容易であり
、駆動動力も少なくて済むような新しい構造の圧空式粉
体散布装置を提供するごとにある。
、構造が極めて簡単で操作やメンテナンスが容易であり
、駆動動力も少なくて済むような新しい構造の圧空式粉
体散布装置を提供するごとにある。
[課題を解決するための手段]
上記のような目的を達成できる本発明は、粉体散布口を
有するスプレーチャンバーと、複数の粉体吹出し口を有
し前記スプレーチャンバー内に挿入されるスプレーパイ
プと、該スプレパイプ内に粉体を同伴した圧空を供給す
る粉体供給路と、該スプレーパイプ内に清浄な圧空を供
給する清掃用の圧空供給路と、前記スプレーチャンバー
に散布用の圧空を送り込む散布用の圧空供給路を具備し
、スプレーチャンバー内に吹き出した粉体を散布用の圧
空により粉体散布口から散布するようにした圧空式粉体
散布装置である。
有するスプレーチャンバーと、複数の粉体吹出し口を有
し前記スプレーチャンバー内に挿入されるスプレーパイ
プと、該スプレパイプ内に粉体を同伴した圧空を供給す
る粉体供給路と、該スプレーパイプ内に清浄な圧空を供
給する清掃用の圧空供給路と、前記スプレーチャンバー
に散布用の圧空を送り込む散布用の圧空供給路を具備し
、スプレーチャンバー内に吹き出した粉体を散布用の圧
空により粉体散布口から散布するようにした圧空式粉体
散布装置である。
ここでスプレーチャンバーは被散布面の幅と同程度の細
長状とし、粉体散布口は被散布面に対向するように形成
したスリット状とするのが望ましい。
長状とし、粉体散布口は被散布面に対向するように形成
したスリット状とするのが望ましい。
例えばスプレーチャンバー内を中央でフィルタによって
仕切り、その一方(粉体散布口が形成cchている方)
の領域にスプレーパイフヲ挿入し、他方の領域を空洞と
する構造、あるいは中央にフィルタを設ける代わりに通
気性シートで取り囲んだ半筒状部材をスプレーチャンバ
ー内に挿入する構造がある。
仕切り、その一方(粉体散布口が形成cchている方)
の領域にスプレーパイフヲ挿入し、他方の領域を空洞と
する構造、あるいは中央にフィルタを設ける代わりに通
気性シートで取り囲んだ半筒状部材をスプレーチャンバ
ー内に挿入する構造がある。
スプレーパイプは内部に仕切り板等が無い極<単純ナパ
イプでよく、粉体吹出し口はその管壁に適当な間隔をも
って形成した単なる穴であってよい。
イプでよく、粉体吹出し口はその管壁に適当な間隔をも
って形成した単なる穴であってよい。
清浄な清掃用の圧空は間欠的もしくは連続的にスプレー
パイプ内に供給される。間欠的に供給する場合には、粉
体同伴の圧空の供給タイミングと逆のタイミングで送り
込むのが望ましい。
パイプ内に供給される。間欠的に供給する場合には、粉
体同伴の圧空の供給タイミングと逆のタイミングで送り
込むのが望ましい。
[作用]
粉体同伴の空気を圧空気流によってスプレパイプに圧送
すると、それに形成されている粉体吹出し口からスプレ
ーチャンバー内に粉体カ噴出する。またスプレーパイプ
内には清掃用の清浄な圧空が間欠的または連続的に送り
込まれているから、粉体同伴の圧空のみでは噴出しきれ
ずにスプレーパイプ内に滞留する粉体も粉体吹出し口か
ら噴出する。スプレーチャンバーには散布用の別の圧空
が送り込まれているため、吹き出した粉体はスプレーチ
ャンバー内で加速され、粉体散布口を通って印刷物やフ
ィルム等に均一に散布される。
すると、それに形成されている粉体吹出し口からスプレ
ーチャンバー内に粉体カ噴出する。またスプレーパイプ
内には清掃用の清浄な圧空が間欠的または連続的に送り
込まれているから、粉体同伴の圧空のみでは噴出しきれ
ずにスプレーパイプ内に滞留する粉体も粉体吹出し口か
ら噴出する。スプレーチャンバーには散布用の別の圧空
が送り込まれているため、吹き出した粉体はスプレーチ
ャンバー内で加速され、粉体散布口を通って印刷物やフ
ィルム等に均一に散布される。
ここでフィルタや通気性シートは主として散布用の圧空
を均一に流す機能を果たす。
を均一に流す機能を果たす。
本発明に係る装置では、スプレーパイプは単にその壁面
に所定の間隔で所定形状の穴が形成されていればよく、
またスプレーチャンバーの構造も極く単純なものである
から、装置全体の構造は簡素化される。
に所定の間隔で所定形状の穴が形成されていればよく、
またスプレーチャンバーの構造も極く単純なものである
から、装置全体の構造は簡素化される。
またスプレーパイプ内に供給される清浄な清掃用圧空の
ためスプレーパイプ内に粉体が滞留することもなく、粉
体散布の均一性が高まり、保守も容易になる。
ためスプレーパイプ内に粉体が滞留することもなく、粉
体散布の均一性が高まり、保守も容易になる。
[実施例]
第1図は本発明に係る圧空式粉体散布装置の一実施例を
示す概略構成図であり、第2図はそのA−A断面図であ
る。この装置は粉体を散布すべき印刷物やフィルムのよ
うな被散布面30の上方に位置するスプレーチャンバー
32を鉗Iえている。スプレーチャンバー32は被散布
面30の幅に対応した長さの細長形状であり、第2図に
示すように被散布面30に対向してスリット状の粉体散
布口34を有する。
示す概略構成図であり、第2図はそのA−A断面図であ
る。この装置は粉体を散布すべき印刷物やフィルムのよ
うな被散布面30の上方に位置するスプレーチャンバー
32を鉗Iえている。スプレーチャンバー32は被散布
面30の幅に対応した長さの細長形状であり、第2図に
示すように被散布面30に対向してスリット状の粉体散
布口34を有する。
この実施例ではスプレーチャンバー32は、中央に位置
するフィルタ36によって二つの領域に区画されている
。そのうち下面に粉体散布口34が開口している領域に
はスプレーパイプ38が挿通され、側部で支持部材40
によってスプレーチャンバー32の内側壁に固定されて
いる。このスプレーパイプ38は単なるパイプであり、
斜め上方にフィルタ36に向かって開口している多数の
粉体吹出し口42を有し、端(第1図で右端)は閉し、
他端は粉体供給路44及び清掃用の圧空供給路46に接
続される。
するフィルタ36によって二つの領域に区画されている
。そのうち下面に粉体散布口34が開口している領域に
はスプレーパイプ38が挿通され、側部で支持部材40
によってスプレーチャンバー32の内側壁に固定されて
いる。このスプレーパイプ38は単なるパイプであり、
斜め上方にフィルタ36に向かって開口している多数の
粉体吹出し口42を有し、端(第1図で右端)は閉し、
他端は粉体供給路44及び清掃用の圧空供給路46に接
続される。
粉体供給路44はパウダーポット48と第1のタイミン
グバルブ(電磁バルブ)50を備えており、バルブ52
aを介してエアーチャンバ54に接続される。エアーチ
ャンバー54にはブロアー56から圧空が供給される。
グバルブ(電磁バルブ)50を備えており、バルブ52
aを介してエアーチャンバ54に接続される。エアーチ
ャンバー54にはブロアー56から圧空が供給される。
清掃用の圧空供給路46には第2のタイミングバルブ(
電磁バルブ)58が設けられ、バルブ52bを介してエ
アーチャンバー54に接続される。
電磁バルブ)58が設けられ、バルブ52bを介してエ
アーチャンバー54に接続される。
スプレーチャンバー32のフィルタ36で仕切られた他
方の領域には散布用の圧空供給路60が接続され、バル
ブ52Cを介してエアーチャンバー54に接続される。
方の領域には散布用の圧空供給路60が接続され、バル
ブ52Cを介してエアーチャンバー54に接続される。
ここで散布用圧空の供給路60が接続される位置はスプ
レーパイプ38の場合と丁度逆であり、第1図の右端に
接続される。
レーパイプ38の場合と丁度逆であり、第1図の右端に
接続される。
被散布面30ば一方向に移送される。粉体はパウダーポ
ット48の中に充填されている。ブロアー56から送ら
れた圧空はエアーチャンバー54に溜められる。エアー
チャンバー54からの圧空がパウダーポット48の粉面
に吹き付ける。この時「タイミング」と称し、被散布面
30の移送速度に合わせて第1のタイミングバルブ50
を開閉し、これによってパウダーボット48内の粉体に
振動を起こさせ、均一な粉体同伴空気を作り出す。パウ
ダーポット48の内部に舞い上がった粉体は、圧空によ
って吸引搬送されてスプレーパイプ38に送られ、多数
の粉体吹出し口42からスプレーチャンバー32の内部
に噴出する。この時、第2のタイミングバルブ58は前
記第1のタイミングバルブ50と逆のタイミングで動作
し、エアーチャンバー54からの清浄な圧空をスプレー
パイプ38に供給する。この圧空は清掃用であり、スプ
レーパイプ38内に滞留する粉体を粉体吹出し口42か
らスプレーチャンバー32の内部に吹き出させ、粉体散
布の均一性を確保すると共に、スプレーパイプ3B内に
粉体が滞らないように常時清掃する機能を果たす。
ット48の中に充填されている。ブロアー56から送ら
れた圧空はエアーチャンバー54に溜められる。エアー
チャンバー54からの圧空がパウダーポット48の粉面
に吹き付ける。この時「タイミング」と称し、被散布面
30の移送速度に合わせて第1のタイミングバルブ50
を開閉し、これによってパウダーボット48内の粉体に
振動を起こさせ、均一な粉体同伴空気を作り出す。パウ
ダーポット48の内部に舞い上がった粉体は、圧空によ
って吸引搬送されてスプレーパイプ38に送られ、多数
の粉体吹出し口42からスプレーチャンバー32の内部
に噴出する。この時、第2のタイミングバルブ58は前
記第1のタイミングバルブ50と逆のタイミングで動作
し、エアーチャンバー54からの清浄な圧空をスプレー
パイプ38に供給する。この圧空は清掃用であり、スプ
レーパイプ38内に滞留する粉体を粉体吹出し口42か
らスプレーチャンバー32の内部に吹き出させ、粉体散
布の均一性を確保すると共に、スプレーパイプ3B内に
粉体が滞らないように常時清掃する機能を果たす。
粉体吹出し口42は単なる開口である。実験結果によれ
ば、この粉体吹出し口42の開口面積をa、形成個数を
n、スプレーパイプ38の断面積をAとすると、 na≦A/3 のような関係を満たすと各粉体吹出し口42からほぼ均
一に粉体を吹き出させることができる。
ば、この粉体吹出し口42の開口面積をa、形成個数を
n、スプレーパイプ38の断面積をAとすると、 na≦A/3 のような関係を満たすと各粉体吹出し口42からほぼ均
一に粉体を吹き出させることができる。
またこのときエアーチャンバー54からスプレーチャン
バー32内に散布用の別の圧空が送り込まれる。この圧
空は第2図に示すように、フィルタ36を通して均一に
吹き出し、スプレーチャンバー32内の粉体を破線矢印
で示すように加速して粉体散布口34から被散布面30
に向けて散布する。
バー32内に散布用の別の圧空が送り込まれる。この圧
空は第2図に示すように、フィルタ36を通して均一に
吹き出し、スプレーチャンバー32内の粉体を破線矢印
で示すように加速して粉体散布口34から被散布面30
に向けて散布する。
このように本発明では、粉体が一旦粉体吹出し口42か
らスプレーチャンバー32内に吹き出し、そしてフィル
タ36を通る均一な圧空によって撹拌駆動してスリット
状の粉体散布口34から散布するため、粉体散布口34
の全長にわたって均一に散布されることになる。
らスプレーチャンバー32内に吹き出し、そしてフィル
タ36を通る均一な圧空によって撹拌駆動してスリット
状の粉体散布口34から散布するため、粉体散布口34
の全長にわたって均一に散布されることになる。
第3図はスプレーチャンバーの他の例を示す断面図であ
る。前記第2図に示す例では中央にフィルタ36が取り
付けられているが、実際にはこの取り付けはかなり面倒
でスプレーチャンバーの形状もそれに応して工夫しなけ
ればならない。第3図はこの点を改良したものである。
る。前記第2図に示す例では中央にフィルタ36が取り
付けられているが、実際にはこの取り付けはかなり面倒
でスプレーチャンバーの形状もそれに応して工夫しなけ
ればならない。第3図はこの点を改良したものである。
スプレーチャンバー32内における右半分の構成は前記
第2図に示す例と同様である。従って説明を簡略化する
ため対応する部分には同一符号を付し、それらについて
の細かな説明は省略する。
第2図に示す例と同様である。従って説明を簡略化する
ため対応する部分には同一符号を付し、それらについて
の細かな説明は省略する。
この実施例では半円筒状部材62をスプレーチャンバー
32内にそのほぼ全長にわたって挿入し、その一端を散
布用の別の圧空を送り込む圧空供給路60に接続する。
32内にそのほぼ全長にわたって挿入し、その一端を散
布用の別の圧空を送り込む圧空供給路60に接続する。
半円筒状部材62は通気性シート64で包まれ、その開
いている部分が丁度スプレーパイプ38の方を向くよう
に配置される。エアーチャンバー54からの圧空は、ス
プレーチャンバー32内で半円筒状部材62に沿って導
入され、通気性シート64を通って均一にスプレーパイ
プ38の方向に吹き出す。この圧空によって粉体吹出し
口42から吹き出した粉体を破線矢印に示すような向き
で駆動し、粉体散布口34から被散布面30に向けて散
布する。このようにするとスプレーチャンバー32内に
フィルタを嵌め込む必要が無(なり、より一層小型化で
きると共にメンテナンスも容易になる。
いている部分が丁度スプレーパイプ38の方を向くよう
に配置される。エアーチャンバー54からの圧空は、ス
プレーチャンバー32内で半円筒状部材62に沿って導
入され、通気性シート64を通って均一にスプレーパイ
プ38の方向に吹き出す。この圧空によって粉体吹出し
口42から吹き出した粉体を破線矢印に示すような向き
で駆動し、粉体散布口34から被散布面30に向けて散
布する。このようにするとスプレーチャンバー32内に
フィルタを嵌め込む必要が無(なり、より一層小型化で
きると共にメンテナンスも容易になる。
通気性シート64としては、集塵機などで用いられるハ
ックフィルタ用の布地等が良いが、不織布や濾紙のよう
なものでもよい。半円筒状部材62の代わりに断面コの
字型のチャンネル材等を用いてもよい。
ックフィルタ用の布地等が良いが、不織布や濾紙のよう
なものでもよい。半円筒状部材62の代わりに断面コの
字型のチャンネル材等を用いてもよい。
粉体吹出し口42から吹き出した粉体を散布用の圧空に
よって粉体散布口34に向けて送り出す気流の流れtよ
、スプレーチャンバー内で上側からの流れであってもよ
いが、第2図及び第3図に示すような下側の流れにする
と、粉体の移動距離が大きくなり、通路を狭くすること
でより一層加速し均一に且つ強力に粉体を散布すること
が可能となる。
よって粉体散布口34に向けて送り出す気流の流れtよ
、スプレーチャンバー内で上側からの流れであってもよ
いが、第2図及び第3図に示すような下側の流れにする
と、粉体の移動距離が大きくなり、通路を狭くすること
でより一層加速し均一に且つ強力に粉体を散布すること
が可能となる。
なおフィルタや通気性シートを設けると散布用の圧空を
均一に流すことができ好ましいが、無くてもよい。
均一に流すことができ好ましいが、無くてもよい。
上記の実施例では清掃用の清浄な圧空供給路にタイミン
グバルブを設けて間欠的に作動させているが、連続的に
供給するように構成してもよい。またそれぞれの系統に
ブロアーを設けてもよいが、構造を簡素化する上では上
記実施例のように単一のブロアーとエアーチャンバーの
組み合わせとするのが望ましい。上記のようにスプレー
パイプ内における粉体同伴気流の流れ方向とエアーチャ
ンバー内における散布用圧空の供給方向を逆にすると、
気流の強い部分が逆になるため、より均一な粉体散布を
行わせることができ好ましい。
グバルブを設けて間欠的に作動させているが、連続的に
供給するように構成してもよい。またそれぞれの系統に
ブロアーを設けてもよいが、構造を簡素化する上では上
記実施例のように単一のブロアーとエアーチャンバーの
組み合わせとするのが望ましい。上記のようにスプレー
パイプ内における粉体同伴気流の流れ方向とエアーチャ
ンバー内における散布用圧空の供給方向を逆にすると、
気流の強い部分が逆になるため、より均一な粉体散布を
行わせることができ好ましい。
[発明の効果]
本発明は上記のようにスプレーチャンバー内に一旦粉体
を吹き出させ、それを別の圧空を送り込むことによって
駆動してスプレーチャンバーの粉体散布口から被散布面
に向けて散布する構成であるから、極めて単純な構造で
あるにもかかわらず広い1喘ムこわたって均一な粉体1
)シ布を行なえる効果がある。そして従来のような複雑
な構造のノズルが不要となり、極めて簡素化され故障し
難くメンテナンスも容易になり、安価に製作できる。
を吹き出させ、それを別の圧空を送り込むことによって
駆動してスプレーチャンバーの粉体散布口から被散布面
に向けて散布する構成であるから、極めて単純な構造で
あるにもかかわらず広い1喘ムこわたって均一な粉体1
)シ布を行なえる効果がある。そして従来のような複雑
な構造のノズルが不要となり、極めて簡素化され故障し
難くメンテナンスも容易になり、安価に製作できる。
また本発明では粉体を同伴した圧空の他に清浄な清掃用
の圧空をスプレーパイプに供給するように構成されてい
るから、スプレーパイプ内に粉体が溜まらず、均一な散
布を行わせることができると共にメンテナンスの頻度が
少なくなる効果がある。
の圧空をスプレーパイプに供給するように構成されてい
るから、スプレーパイプ内に粉体が溜まらず、均一な散
布を行わせることができると共にメンテナンスの頻度が
少なくなる効果がある。
更に本発明では従来技術のような複雑なノズル形状を有
しないから、空気によりパイプ搬送可能な粉体であれば
その種類を問わず均一な散布が可能である。本発明では
スプレーパイプの内部に仕切り板等を設ける必要がなく
、そのため圧空の駆動損失が少なく省電力化できる。
しないから、空気によりパイプ搬送可能な粉体であれば
その種類を問わず均一な散布が可能である。本発明では
スプレーパイプの内部に仕切り板等を設ける必要がなく
、そのため圧空の駆動損失が少なく省電力化できる。
第1図は本発明に係る圧空式粉体散布装置の一実施例を
示す全体構成図、第2図はそのAA断面図、第3図はス
プレーチャンバーの他の例を示す断面図である。 また第4図は従来技術の一例を示す説明図、第5図はそ
の要部の一部破断圧面図である。 30・・・被散布面、32・・・スプレーチャンバー3
4・・・粉体散布口、36・・・フィルタ、38・・・
スプレーパイプ、42・・・粉体吹出し口、44・・・
粉体供給路、46・・・清掃用の圧空供給路、48・・
・パウダーポット、50・・・第1のタイミングバルブ
、54・・・エアーチャンバー 56・・・ブロア58
・・・第2のタイミングバルブ、60・・散布用の圧空
供給路。 特許出願人 二、力株式会社 代 理 人 茂 見 穣■
示す全体構成図、第2図はそのAA断面図、第3図はス
プレーチャンバーの他の例を示す断面図である。 また第4図は従来技術の一例を示す説明図、第5図はそ
の要部の一部破断圧面図である。 30・・・被散布面、32・・・スプレーチャンバー3
4・・・粉体散布口、36・・・フィルタ、38・・・
スプレーパイプ、42・・・粉体吹出し口、44・・・
粉体供給路、46・・・清掃用の圧空供給路、48・・
・パウダーポット、50・・・第1のタイミングバルブ
、54・・・エアーチャンバー 56・・・ブロア58
・・・第2のタイミングバルブ、60・・散布用の圧空
供給路。 特許出願人 二、力株式会社 代 理 人 茂 見 穣■
Claims (1)
- 1、粉体散布口を有するスプレーチャンバーと、複数の
粉体吹出し口を有し前記スプレーチャンバー内に挿入さ
れるスプレーパイプと、該スプレーパイプ内に粉体を同
伴した圧空を供給する粉体供給路と、該スプレーパイプ
内に清浄な圧空を供給する清掃用の圧空供給路と、前記
スプレーチャンバーに散布用の圧空を送り込む散布用の
圧空供給路を具備し、スプレーチャンバー内に吹き出し
た粉体を散布用の圧空により粉体散布口から散布するこ
とを特徴とする圧空式粉体散布装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17297788A JPH0222061A (ja) | 1988-07-12 | 1988-07-12 | 圧空式粉体散布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17297788A JPH0222061A (ja) | 1988-07-12 | 1988-07-12 | 圧空式粉体散布装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0222061A true JPH0222061A (ja) | 1990-01-24 |
Family
ID=15951875
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17297788A Pending JPH0222061A (ja) | 1988-07-12 | 1988-07-12 | 圧空式粉体散布装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0222061A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6250224B1 (en) | 1997-10-27 | 2001-06-26 | Hans J. Hofmann | Powder sprayer |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5820256A (ja) * | 1981-07-30 | 1983-02-05 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 粉粒体吹き込みノズル |
JPS6233442B2 (ja) * | 1981-01-10 | 1987-07-21 | Hitachi Construction Machinery |
-
1988
- 1988-07-12 JP JP17297788A patent/JPH0222061A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6233442B2 (ja) * | 1981-01-10 | 1987-07-21 | Hitachi Construction Machinery | |
JPS5820256A (ja) * | 1981-07-30 | 1983-02-05 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 粉粒体吹き込みノズル |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6250224B1 (en) | 1997-10-27 | 2001-06-26 | Hans J. Hofmann | Powder sprayer |
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