JPH0221950A - 粉砕ミル異常原因推定装置 - Google Patents

粉砕ミル異常原因推定装置

Info

Publication number
JPH0221950A
JPH0221950A JP16907188A JP16907188A JPH0221950A JP H0221950 A JPH0221950 A JP H0221950A JP 16907188 A JP16907188 A JP 16907188A JP 16907188 A JP16907188 A JP 16907188A JP H0221950 A JPH0221950 A JP H0221950A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mill
abnormality
cause
situation
detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16907188A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsujiro Ishida
石田 龍二郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Babcock Hitachi KK filed Critical Babcock Hitachi KK
Priority to JP16907188A priority Critical patent/JPH0221950A/ja
Publication of JPH0221950A publication Critical patent/JPH0221950A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Crushing And Grinding (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は微粉炭焚ボイラに備えられた石炭を粉砕するミ
ルに係り、特にミルの駆動部、粉砕部等の異常を迅速、
正確に推定し、もってボイラの出力を維持するに好適な
粉砕ミル異常原因推定装置に関する。
〔従来の技術〕
近年、我が国においては重油供給量のひっ迫から、石油
依存度の是正を計るために、従来の重油専燃から石炭専
燃へと燃料を変換しつつあり、特に事業用火力発電ボイ
ラにおいては、石炭専燃の大容量火力発電所が建設され
ている。
一方、最近の電ツノ需要の特徴として、原子力発電の伸
びと共に、負荷の最大、最小差も増加し、火力発電用ボ
イラをベースロード用から負荷調整用へと移行する傾向
にあり、この火力発電用ボイラを負荷に応じて圧力を変
化させて変圧運転する、いわゆる全負荷運転では超臨界
圧域、部分負荷運転では亜臨界圧域で運転する変圧運転
ボイラとすることによって、部分負荷運転での発電効率
を数%向上させることができる。
このためにこの石炭専燃火力においては、ボイラ負荷が
常に全負荷で運転されるものは少なく、負荷を昼間は7
5%負荷、50%負荷、25%負荷へと負荷を上げ、下
げして運転したり、あるいは夜間は運転を停止するなど
、いわゆる毎日起動停止(Daily  5tart 
 St、o’p  以下単にDSSという)運転を行な
って中間負荷を担う石炭専燃火力へと移行しつつある。
またDSS運転を行なう石炭専燃ボイラにおいては、起
動時から全負荷に至るまで微粉炭のみで全負荷帯を運転
するものは少なく、石炭専燃ボイラといえども起動時、
低負荷時には微粉炭以外の軽油2重油、ガス等を燃料と
して用いている。
それは起動時においてはボイラからミルウオーミング用
の排ガス、加熱空気が得られず、このためにミルを運転
するとかできないので石炭を微粉炭に粉砕することがで
きないからである。
また、低負荷時にはミルのターンダウン比がとれないこ
と、微粉炭自体の着火性が悪いことなどの理由によって
軽油2重油、ガス等が用いられている。
例えば起動時には軽油2重油を用いる場合は、起動時か
ら15%負荷までは軽油を燃料としてボイラを焚き上げ
、15%負荷から40%負荷までは軽油から重油へ燃料
を変更して焚き上げ、40%負荷以上になると重油と微
粉炭を混燃して順次重油燃料を少なくするとともに微粉
炭燃料を多くして微粉炭の混燃比率を上げて実質的な石
炭専燃へと移行する。
第9図は従来の微粉炭焚ボイラの概略系統図、第10図
は第9図のミルから微粉炭バーナへの配管系銃口である
第9図および第10図において、ボイラ火炉1の前側壁
2.後側壁3には下段バーナ4,5.中段バーナ6.7
.上段バーナ8,9がボイラ火炉1の底部から頂部へと
順に配置されている。
そして」二段バーナ8,9の上方には低NO,化のため
のアフタエアポート10.11が設けられ、各バーナ4
.5,6,7,8.9へは午前風箱12、午後風箱13
より、アフタエアポート10.11へは午前アフタエア
風箱14、午後アフクエア風箱15よりそれぞれ空気が
供給される。
一方、下段バーナ4,5、中段バーナ67、−上段バー
ナ8,9への給炭はコールバンカ16の石炭が石炭供給
機17よりミル18へ送られて、ミル18内で粉砕され
る。
そして、ミル18内で微粉炭中の粗粒炭は図示していな
い粉級装置で分離され、再びミル18内の粉砕部に戻さ
れ再粉砕されて微粉炭になる。
この粉砕された微粉炭は一次空気ダクト22からの一次
空気によってミル18より微粉炭管23を経て各バーナ
4,5,6,7,8.9へ搬送される。
他方、缶部風箱121缶後風箱131缶前アフタエア風
箱14および午後アフタエア風箱15への燃焼用空気は
、押込通風機19によって昇圧された後、空気予熱器2
0で予熱され、風道21風量調整ダンパ24.風道25
より各風箱1213.14.15へ供給される。
また、ボイラは部分負荷時の蒸気温度制御用としてホッ
パ26へ排ガスが排ガス再循環ファン27、排ガス再循
環通路28より供給され、低NoX対策のために排ガス
再循環ファン27の出口から風道25の燃焼用空気へ排
ガスを混合する排ガスダクト29が設けられている。
以上は微粉炭焚ボイラにおける燃焼用空気、排ガス、微
粉炭の一般的な流れを説明したものであり、以下ミル1
8の構造について説明する。
第10図において、粉砕リング30は、縦形ローラタイ
プ石炭粉砕ミル18の中心軸Y−Yを軸として、電動機
31によって減速機32を介して回転される。粉砕ロー
ラ33は、軸受ブラケット34に固定された図示しない
軸に回転自在に支持され、軸受ブラケット34は、ピボ
ットピン35およびスプリングフレームを介してスプリ
ング37によって押圧力を受けている。スプリング37
の反力はフレーム38によって受・け止められ、フレー
ム38はレバ39.ロッド40.  シリンダ41を介
してヘース42に固定されている。
したがって、粉砕ローラ33は、スプリング37によっ
て粉砕リング30に押圧されるとともに、縦形ローラタ
イプ石炭粉砕ミル1日の中心軸YYを軸とする粉砕リン
グ3oの回転に伴って、軸受ブラケット34に固定され
た図示しない軸を軸として回転させられる。そして、給
炭管43がら供給される石炭が、粉砕リング3oと粉砕
ローラ33との間に噛み込まれて粉砕される。粉砕され
た石炭すなわち微粉炭は、粉砕リング3oの外側に排出
されて、−次空気取入口44がらの加熱空気によって上
方に吹き上げられ、ベーン451分級器46を経て微粉
炭管23によって第9図のボイラ火炉1へ搬される。
このように構成されているため、粉砕リング30粉砕ロ
ーラ33とが石炭を粉砕することによって摩耗すると、
粉砕ローラ33を支持している軸受ブラケット34およ
びこの軸受ブラケット34を押圧しているスプリングフ
レーム36がスプリング37の押圧力によって下降する
。フレーム38はヘース42に固定されているので、ス
プリングフレーム36が下降するとスプリング37の圧
1if長さが長くなって押圧力が弱められ、粉砕リング
30と粉砕ローラ33とによる石炭の粉砕力すなわち縦
形ローラタイプ石炭粉砕ミル18の粉砕能力が低下する
このため、縦形ローラタイプ石炭粉砕ミル18を停止し
て粉砕リング30と粉砕ローラ33との摩耗量を測定し
、スプリング37の押圧力が定められた押圧力になるよ
うに、シリンダ41によってフレーム38を下降してス
プリング37を圧縮するわけであるが、縦形ローラタイ
プ石炭粉砕ミル18を停止してから、縦形ローラタイプ
石炭粉砕ミル18全体の温度が、粉砕リング30と粉砕
ローラ33との摩耗量を測定しても差し支えない温度に
低下するまでの時間が長く、また、縦形ローラタイプ石
炭粉砕ミル18のハウジング47の内部には微粉炭が充
満しているので、粉砕リング30と粉砕ローラ33との
摩耗量を精密に測定することが困難であり、従来から問
題となっていた。
そのためにミル18には第10図に示すように、減速機
32には減速機32の軸受温度を測定するために減速機
軸受温度計48が、電動機31には電流計49および軸
受温度測定用の電動機軸受温度計50が、−次空気取入
口44には一次空気の温度、差圧を測定する一次空気温
度計51.−次空気差圧計52が、ミル18の出口には
空気温度を測定するミル出口温度計53が、パイライト
ボックス54の上部には、パイライトが規定値以上貯ま
った時信号を発するパイライト検出器55が、スロート
56人口と分級器ベーン45人口との間の圧力差は、粉
砕炭量(負荷)を知る上で重要なインデックスとなるの
で、この圧力差を測定するためにミル差圧計57が分級
器46のベーン45の入口と微粉炭管23の入口との圧
力差は分級効率判定上でのインデックスとなるので、分
級器差圧計58が、また所要の粉砕力を得るために粉砕
ローラ33には、シリンダ41によって調節された予圧
加重を上部のフレーム38を介してスプリング37によ
り加圧するために、シリンダ41には加圧・検出器59
が、さらには、ミル18の振動状態を把握するためにミ
ルハウジング47にはミル振動計60がそれぞれ配置さ
れている。
これらの減速器軸受温度計48.電流計49電動機軸受
温度計50.−次空気温度計51次空気差圧計52.ミ
ル出口空気温度計53.パイライト検出器55.ミル差
圧計571分綴器差圧計58.加圧検出器59およびミ
ル振動計60等はミル18内体、あるいはミル18内の
粉砕部駆動部での異常事態を検出するものであるが、ミ
ル18内口における微粉炭の粒度が低下すれば、微粉炭
バーナ4〜9へ搬送される微粉炭量の低下となり、微粉
炭焚ボイラは所要の出力を達成できない。
さらには、ミル18内での突発的に発生する異常を見過
ごすと、ミル18を構成する機械部品が破損し、それに
よって修繕のため長期的にミル1日を停止しなければな
らないこともある。通常微粉炭焚ボイラには5〜6台の
ミル18が設置されているが、ミル18が1台でも停止
すると微粉炭焚ボイラの出力は大幅に低下し、大きな経
済的損失はまぬがれないことになる。
従来、オペレータがミル18に取付けられた前記計測器
からの信号と、オペレータ個人の持つノウハウにより異
常原因を推定していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来技術の粉砕ミル異常原因推定方式においては、ミル
に取付けられた計測器からの信号と、オペレータ個人の
ノウハウによって異常原因を推定していたが、場合によ
っては原因究明、対策が遅れたり、間違った原因を推定
し当該個所を点検して異常なしと判定し再起動の結果、
ミルの構成部品が破損に至り多大な損害を与えることも
あった。
本発明はかかる従来技術の欠点を解消しようとするもの
で、その目的とするところは、オペレータ、設計者のノ
ウハウをデータベース(知識ベス)として計算機内に貯
え、データ駆動型推論方式で異常原因を推定し、確実、
単筒、に対策を行なうことができる粉砕ミル異常原因推
定装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は前述の目的を達成するために、減速機軸受温度
計、電動機電流計、電動機軸受温度計−次空気温度計、
−次空気差圧計、ミル出口空気温度計、パイライト検出
器、ミル差圧計9分級器差圧計、加圧検出器、ミル振動
計からなる検出手段とデータ変換器、前記検出手段から
の信号の常用許容値を設定する許容値設定部、知識ベー
ス異常原因推定部、対策案抽出部およびCRTとを備え
たものである。
〔作用〕
粉砕部、駆動部あるいは分級部で構成するミルに異常(
摩滅、破損)が発生すると、要部に配置した信号検出端
におりる値(温度、振動、圧力などを設定)が通常の値
より大きく変化し異常を示す値となる。
前記の信号値が大きく変化した時には、ミルに異常が発
生しているとしてその原因の推定を行う必要がある。但
し、腹積、負荷によって許容できる信号の範囲を設定し
ておく。
使用する計算機内の知識ヘースはプロダクションルール
形式を用いIF(条件)THEN (結論)ENDとす
る。条件部に信号の異常さを、結論部にその異常によっ
て推定される異常原因を入れればよい。これらのルール
を知識ヘースに記憶させ、全検出端からの信号と、ルー
ルを用いて異常原因推定機能にて、最終的には1〜2個
の異常原因を推定するものである。
なお、推定された異常原因に帯する対策案は、対策案抽
出機能からとり出し、原因と対策案をCRTに出力する
したがって、異常信号が発生した場合、前記推定方式G
こより異常原因の推定、対策教示をすばやく行なえるの
で、ミル停止に到るまでに事故対策に着手することがで
き、所要の対応が実施できるので、事故の予防、ミル稼
動効率が向上し、大事故に至らずに復旧できるなどミル
事故に伴うボイラの運転、保守の労力、経済の損失が大
幅に節減できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図は本発明の実施例に係る粉砕ミル異常原因推定装
置の概略構成図、第2図は第1図の要部の関係を示す詳
細図、第3図は把握された状況と原因・結果型ルールの
マツチング状態を示す説明図である。
まず、第1図の検出器手段について説明する。
ミル粉砕部の負荷状態を示す減速機軸受温度計48゜電
動機電流計49.電動機シャフトにかかる負荷アンバラ
ンス状況を把握する電動機軸受温度計50゜ミル18に
入る一次空気温度、空気量を測定するための一次空気温
度計51.−次空気差圧計52ミル出口空気温度計53
.パイライトボックス54のパイライト量を検出するパ
イライト検出器55スロート56での微粉炭を吹き上げ
る力を示すミル差圧計571分級器46での分級効率の
インデックスを示す分級器差圧計58.加圧検出器59
およびミル18の振動状態を示すミル振動計60を備え
ている。
次に第1図の計算機71.入力端末72.CRT73に
ついて説明する。
データ変換器74は、検出手段48,49,5051.
52,53,55.57.5B、59.60の検出端か
ら送られてきた信号のフィルタリングと工学単位系への
変換を行うものである。
許容値設定部75は、ミル負荷、炭種などの対応での前
記検出端からの信号値の許容上限値を設定するものであ
る。ミル負荷あるいは炭種によって所要の一次空気量(
−次空気差圧と、−次空気温度から求められる)、ミル
差圧、電流値が大いに異なる。なお、許容値設定部75
は、入力端末72に接続されている。
知識ヘース76は、原因・結果関係を記録しておくデー
タベースである。これは一般に知識工学の研究者の間で
“′ルール゛とよばれているものに相当するデータの格
納個所であり、状況把握型ルール(知識工学の研究者間
では手続型ルールとも呼ばれている)と原因・結果型(
宣言型ルールとも呼ばれている)ルールがある。
なおこのルールは必要に応じて変更、追加が可能である
異常原因推定部77は、知識工学の研究者の間では推論
エンジンと呼ばれるもので、知識ベース76を検索し、
異常原因を見出すものである。
対策案抽出部78は、異常原因に対処する為の手段をデ
ータベースにしておき、要求に応してとり出すことがで
きる。
CRT73は、異常原因推定部77と、対策案抽出部7
8の結果を表示する。
データ変換器74からのデータは、異常原因推定部77
に入る。異常原因推定部77では、送られて来るデータ
の順に、知識ベース76から関係ルールを呼び出し、状
況把握を行う。
状況把握のためのルールは次のような内容である。
If(電動機電流値>a) THEN(電動機電流値筒) ND 前記ルール中のaの値は、炭種、負荷に応じて許容値設
定部75を介してオペレータが修正する。
全検出端からの信号を状況把握型ルールによりチエツク
し、知識ヘース76中にその結果を記録しておく。
次に、異常原因推定部■7は、知識ヘース76から原因
・結果型ルールを呼ぶことができる。
If(電動機電流値筒)、AND(電動機電流値振れ大
)、AND(減速機軸受温度高)THEN(減速機異常
 確信度0.8)ENDこのルールの条件部に状況把握
型ルールでチエツクし、記録した状況が全て存在すれば
、このルルの結論部(減速機異常)を得ることができる
なお確信度とは0.0〜1.0の値をとり確実性が高い
と思われるほど大きな値を設定する。
次に対策検旧型ルールを呼び、異常原因に対応する対策
を得ることができる。
If(減速機異常) THEN(M速機異常ファイルを出力)ND にて対策案抽出部78からデータをとし出し、CRT7
3で表示する。
第2図に知識ヘース76.異常原因推定部77および対
策案抽出部78の関係を詳細に示す。知識ヘース76は
、状況把握型ルール記憶部76a推定結果記憶部76b
、原因・結果型ルール76C2対策検討型ルール76d
に分けられる。
異常原因推定部77は、状況把握部77a、原因・結果
推定部77bに分けられる。
なお、対策案抽出部78には対策検討部78aがある。
異常原因推定部77の状況把握部77aは、データ変換
器74よりまず電動機電流計49からの電動機電流計値
をとり入れる。そして、知識へスフ6の状況把握型ルー
ル記憶部76aより電動機雷流値チエツクのためのルー
ルを呼ぶ、例えばIf(電動機電流値> a ) THEN、(電動機電流値筒) ND である。
ある値aより大の場合、電動機電流値筒という状況推定
結果を把握する。aより小である場合は、次のルールへ
進む。把握された状況は、知識ヘース76の推定結果記
憶部76bで記憶される。この手順は全検出端の信号に
対して行なわれるが、同様なことであるので省略する。
次に、異常原因推定部77の原因・結果推定部77bは
まず、推定結果記憶部76bから記憶されている全部の
状況推定結果を呼ぶ、さらに原因・結果型ルール記憶部
76cからルールを呼び出し、状況推定結果と同一の内
容が、原因・結果型ルールの条件部に存在するかどうか
をチエツクする。
この状況を第3図を用いて説明する。第3図は左側は状
況推定結果を示し、右に原因・結果型ルール記憶部76
cを示す。
この場合には、状況推定結果の項目に対して、第3図の
右側に示す原因・結果型ルールの(1)の条件部には存
在するが(ii)のルールの条件部にεJ存在しない。
したがって、輸)のルールが成立したことになりその結
論が再び推定結果記憶部76bに記憶される。
状況把握型ルール記憶部76aは、信号の許容値内にあ
るかどうかをチエツクするだけであるから説明は省略す
る。
原因・結果型ルール記憶部76cについて説明する。原
因・結果型ルール記憶部76cには、以下のルール1〜
7が入っている。
とり出す順序は不同であるが便宜上番号をつける。
ルール1゜ 1F(電動機電流値筒)、AND、(電動機電流値振れ
大)、AND、(ミル差圧入)、AND(パイライト検
出器55ON) THEN(粉砕ローラ異常 確信度0.8)END 粉砕ローラ33を含む粉砕・駆動部の可動部分に円滑な
回転を妨げるような異常があれば、電動機31の電流値
は高くなり、それに伴って、その値に振れを生じる。さ
らに、粉砕ローラ33に異常があれば、粉砕ローラ33
が十分に回転しないので、石炭への粉砕力は低下し、そ
の結果、粒径の大きい微粉炭がスロート56へ送られる
このように粒径の大きい微粉炭は、吹き上げるのは困難
であるので、スロート56よりパイライトボックス54
に大量に落下する。そのため、パイライト検出器55か
ONになる。その上、分級されて微粉炭管23からバー
ナ4〜9へ搬送される微粉炭量が少なくなり、ミル18
内で循環する微粉炭量が増加し、スロート56での炭層
が厚(なり、ミル差圧計57でのミル差圧が大きくなる
従って、−1−記条件が成立ずれば粉砕ローラ33が異
常であると推定する。
ルール2゜ TF(電動機電流値筒) AND (電動機軸受温度高) THEN (電動機異常 確信度0.7)ND ルール1と同様に、粉砕・駆動部に異常があれば、電動
機電流値筒になる。
加えて、電動機軸受温度が高ければ、電動機軸受部分に
異常な負荷がかかつていることになる。
上記3つの条件により電動機の異常を推定できる。
ルール3 IF(電動機電流値筒)AND (減速機軸受温度高) THEN (減速機異常 確信度0.9)ND ルール1,2と同様に、粉砕・駆動部に過負荷があり、
かつ減速機32の軸に偏よった荷重がかかることによる
軸受温度高という条件では、減速I!32に異常ありと
推定する。
ルール4゜ 1F(電動機電流値筒)AND (電動機電流値振れ大
)、AND(振動大)、AND(パイライト検知器55
ON) THE、N(異物かみ込み又は粉砕リング30の異常 
血信度0.7 ) ND 粉砕ローラ33と粉砕リング30の間に、硬い物体や石
炭塊をかみ込んだ場合には、粉砕ローラ33が円滑に回
転しないが又は、その上に乗り上げることになる。その
結果、電動機電流値筒、振れ大となる。また、粉砕リン
グ30に割れが生している場合も同様である。粉砕ロー
ラ33が上下に動く結果、ミル18に振動が発生するこ
とになる。さらには、石炭塊の存在や、粉砕リング30
の割れの存在により、スロート56に大粒径の石炭が出
され、スロート56を経由してパイライトボックス54
に大量の大粒径石炭が落下することになる。パイライト
検出器55がONとなる。
ルール5゜ IF(加圧検出器0N)AND (ミル差圧入)THE
N(加圧系統異常 確信度0.9)ND 加圧力が低下すると、石炭の粉砕力が低下するため、粒
度の大きい微粉炭がスロート56に送られる。これらの
粒度の大きい微粉炭は、分級器ヘーン45を通過してゆ
くほどの小粒径ではないため、ミル18内での循環炭量
が増大し、その結果、ミル差圧が上昇する。
次に、分級について述べる。
ルール6゜ 1F(分級器差圧振れ大)、AND、  (−次空気差
圧正常)、AND、(電動機電流値振れ大)THEN(
分級器ヘーン角度小 確信度0.7)ND 分級器ヘーン45の角度が小さければ、微粉炭かヘーン
45を通過し易い。そのため、分級器46の内側に微粉
炭が急速に滞留し、ある程度滞留すると、粉砕リング3
0の上に落下する。したがって、分級器46の内側での
微粉炭の量が不連続的に変化し、その結果、粉砕リング
30+の微粉炭も不連続的に変化する。
2  (i そこで、分級器差圧、電動機電流値に振れを生じる。但
し、一定の空気量がミル18内に供給されている(−次
空気差圧一定)ことを前提とする。
ルール7 1F(振動大)AND(電動機電流値高)AND (ミ
ル差圧入)AND (分級器46内)THEN (分級
器ベーン角度大 確信度0.7)ND 分級器ヘーン45の角度が大きL−Jれば、微粉炭が分
級器ヘーン45をfI過しにくいので、ミル内循環量が
増加することになる。したがって、ミル18での振動が
大きくなり、電流値高、ミル差圧入となる。しかしなが
ら、分級器46内の微粉炭量は少ないので、分級器差圧
は小となる。
ここで挙げた原因・結果型ルールより推定された異常原
因の対策検耐型ルールは、既存メンテナンスマニュアル
策を要約ファイルに指定することだけであるから省略す
る。
この実施例によれば、ミル信号をオンラインでとり出し
体系的異常原因推定機能により推定するので、迅速、か
つ正確に異常原因を推定することができる。
その結果、ミル停止に至るまでに事故対策に着手するこ
とができ、対応が実施できるので、事故の予防、ミル稼
動率が向上し、大事故に至らず復旧できるなどミル事故
伴うボイラの運転、保守の労力経費の損失の程度が大幅
に節減できる。
第4図および第5図は他の実施例を示すもので、第4図
は第1図の要部の関係を示す詳細部、第5図は第4図の
想定外事故検索テーブルの詳細を示す説明図である。
なお、第4図のものにおいて、第2図のものと異なる点
は知識ベース76に想定外事故検索テブル76eを設け
たのみであり、他の説明は第1図から第3図のものと同
一であるので省略する。
第4図において、原因・結果型ルール記憶部76Cで結
論が得られなかった場合には、想定外事故検索テーブル
76eを使用する。
この想定外事故検索テーブル76eは、状況把握型ルー
ル記憶部76aにより出力される条件と、それら条件に
より条件部が構成される原因・結果型ルール記憶部76
 c、が第5図に示すように2マトリツクス構成になっ
ており、原因・結果型ルール記憶部76cの条件部すべ
てに合致しなくても、ある時刻に発生した異常な状況を
示す条件を最大個数合致する原因・結果型ルールを強制
的に摘出するものである。もし、合致した条件数が同一
ならば、そのルールが持つ確信度の高い他の方を摘出す
る。
次に、知識ヘース76.異常原因推定部77゜想定外事
故検索テーブル76eの関係を詳細に説明する。
ます、状況把握型ルール記憶部76aにて検出端からの
信号値から、以下(a)〜(k)に示された状況になっ
ているかどうかをチエツクする。これらが、原因・結果
型ルール記憶部76cの条件部を構成する。
(a)電動機電流値異常高 (b)電動機電流値振れ大 (c)ミル差圧入 (d)パイライト検出器 0N (e)電動機軸受温度高 (f)減速機軸受温度高 (g)ミル振動大 (h)加圧力検出器 0N (i)分級器差圧振れ大 (j)−次空気差圧正常 (k)分級器差正大 次に、(a)〜(k)の条件を用い原因・結果型ルール
記憶部76cにて、異常原因の推定を行なう。
ルール1゜ 1F(電動機電流値高)、AND(電動機電流値振れ大
)、AND、(ミル差圧入)、AND(パイライト検出
器 0N) THEN (粉砕ローラ異常 確信度0.8)ND ルール2゜ 1F(電動機電流値高)、AND (電動機軸受温度高
) THEN (電動機異常 確信度0.7)2つ 1己ND ルール3゜ IP(電動機電流値筒)、AND(減速機軸受温度高) THEN (減速機異常 確信度0.9)ND ルール4゜ IF(電動機電流値筒)、AND(電動機電流値振れ大
)、AND(ミル振動大)AND(パイライト検出器 
0N) THEN (異物かみ込み又は粉砕リンク異常確信度0
.7 ) ND ルール5゜ IF(加圧力検出器 0N)AND (ミル差圧入) THEN (加圧系統異常 確信度0,9)ND ルール6゜ 1F(分級器差圧振れ大)、AND (−次空気差圧正常)、AND (電動機電流値振れ大
) THEN (分級器ヘーン角度小 確信度0.7)ND ルール7゜ IF(ミル振動大)、AND (電動機電流値筒)AN
D (ミル差圧入)AND (分級器差圧振)THEN
 (分級器ベーン角度率 確信度0.7)ND 上記ルール1からルール7で異常原因が推定できなかっ
た場合は、第5図に示す想定外事故検索テーブル76e
により検索する。
第5図において○印はルールに対して条件の存在を意味
する。例えば、状況把握型ルール記憶部76aにて、(
a)、 (b)、 (d)すなわち、電動111 Nt
N 値高、電動機電流値振れ大、パイライト検出器ON
が判明したとする。
この3つの条件を満足するルールの条件部は存在しない
。したがって異常原因を推定し得ない。
この場合、例えば(C)のミル差圧入が得られておれば
、第5図のルール1が該当し、粉砕ローラ33の異常が
結論として得られていた。ミル差圧入の許容値内眼界に
近いところに値がある時、又は、炭種変更等の条件変化
時に許容値を変更せずにいた時には、ルールの条件部を
満たさず、何らかの異常状態になっているにもかかわら
ず結論を出すことができない。
そこで、想定外事故検索テーブル76eにて強制的に結
論を得るものとする。
この場合、合致した条件の数が多いほど、また同一の数
の場合は、確信度の高いルールはどプライオリティが高
いとする。
この機能により最大2個のルールを摘出するものとする
。例えば、条件(at (b)、 (d)を得た場合に
は、第5図ではルール1が3個の条件で、ルール4が2
つの条件で合致するものであるから、ルールI、ルール
4が検索される。
想定外事故検索ルールは、(a)の電動機電流値振の存
在を検索する場合には、 1F((a)がCrtに存在する) THEN (r番目のルールの合致条件加算部に1を加
えよ) ND とする。Crnは第5図の(r、n)におけるエレメン
トを意味する。(b)の場合は、Czrでの存在をチエ
ツクすることになる。
そして、合致条件加算の結果および確信度によりルール
を決定する。
第4図によって異常原因推定部77、知識へ一スフ6の
関係を詳細に説明する。
異常原因推定部77は、状況把握部77、原因結果推定
部77、対策案抽出部78は対策案検討部78aに分け
られる。知識ベース76は、状況把握型ルール記憶部7
6a、推定結果記憶部76b原因・結果型ルール記憶部
76c、想定外事故検索テーブル76e、対策検討型ル
ール記憶部76dに分けられる。
状況把握部77aは、検出端からの信号値、状況把握型
ルール記憶部76aからルールを呼び出し、許容値との
比較により信号値の状況を把握する。把握された状況は
、推定結果記憶部76bで記憶される。この手順は全検
出端からの信号値に対して行う。
次に、原因結果推定部77bは、原因結果型ルール記憶
部76cからルールを、そして、推定結果記憶部76b
から信号値の状況把握結果を呼び状況把握結果と同一の
内容が、あるルールの全条件を満たすかどうかをチエツ
クする。
ここでもし、そのようなルールが存在すれば、異常原因
が推定できたことになる。
条件を満たすルールが存在しない場合は、想定外事故検
索テーブル76eを呼び、ルールを摘出する。想定外事
故検索テーブル76eを呼んだ場合は必ず条件が摘出さ
れる。
そして、原因・結果推定部77bの結果を推定結果記憶
部76bに記憶する。
次に、対策検討部78aは、推定結果記憶部76bと、
対策検討型ルール記憶部76dのルールより、対策に必
要なファイルを出力する。
本発明の実施例によれば、想定された異常信号が完全に
得られなくても異常原因を推定し、対策案を教示できる
一般に、複雑な処理を行うプラン1〜において、異常が
発生した時に必ずしも事前に想定したように挙動するわ
けではない。特に、複数の異常信号から異常原因を推定
する場合には、必ずしも推定された信号全部が許容値外
になるとは保証できない。
そこで、異常が発生しても完全に条件が満たされないな
らば、異常原因を推定し得ない状況が発生する。
この状況に十分に対処するためには、一部の条件が欠除
した原因・結果のルールを多数作成しなければならなか
った。
本発明によれば、簡易なテーブルを作成し、検索すれば
良いのであるから、膨大な代替ルール作成の作業量発生
の抑制、および、ルールの大量性に依存する計算機演算
効率低下の抑制を期待でき、結果として3倍以上に効率
が向上する。
第6図から第8回は他の実施例を示すもので、3.5 第4回はボイラの概略系統図、第7図は本発明の実施例
に係る粉砕ミル異常原因推定装置の概略系統図、第8図
は第7図の異常原因推定部の詳細を示す説明図である。
第6回から第8図において、77cはNGI判定項、7
7dは加圧力検出器、77eは石炭N/空気景判定項、
11fは分級器ベーン判定項、79は燃焼状態監視手段
(火炎検出器)、80は信号判定部、81は粉砕性判定
部で、他の符号は第1図から第5図のものと同一である
第7図に検出手段49,51,52.53,5759.
60.79、CRT73からなる異常処理装置の概略構
成を示す。
第6図に示すようにバーナ4〜9の近傍に火炎検出器7
9を配置し、計算機7I内に火炎検出器79から信号を
とり込み、信号電圧が規定値以下になった時、ミル粉砕
性が悪いと判定する粉砕性判定部81を設ける。
さらにミル粉砕部の負荷状態を判定する駆動モタ電流計
49.ミル18に入る一次空気量を測定するだめの一次
空気差圧計52.ミルスロート56の微粉炭を分級器4
6に吹き上げる力を示すミル差圧計57.ミル出口温度
計53.−次空気量補正のためのミル入口温度計51.
ミル18の振動状態を検出する振動計60.粉砕ローラ
33の加圧力を検出する加圧力検出器59からの信号を
検出手段から得る。
次に計算機71内に、当該石炭で、現時点でのボイラ負
荷に対する前記各検出手段49,5152.53,57
,59,60.79からの信号の基準値を設定する基準
値設定部75を設ける。
ただし、基準値が士余裕値を持つものとする。
また、各基準値と現時点での各検出端がらの信号値を比
較し、基準値以上、基準値以内、基準値以下と判定する
信号判定部80を設ける。
さらに、信号判定部80からの信号により、論理積(A
ND)を用いて粉砕性低下の原因推定と、その対策を教
示する異常原因推定部77を設ける。
原因推定の過程と対策教示をCRT73に示すようにす
る。
、〕7 第8Hに異常原因推定部77の詳細を示す。
なお、粉砕性判定部81で粉砕性が悪いと判定された場
合のみ以下の実行を行なう。
石炭性状であるHGJ(粉砕性指数)判定項77Cでは
、(電流値が基準値以上)A、ND(ミル差圧が基準値
以上)であれば、石炭のHGIが小さくなった(石炭の
硬さがト界したため、粉砕性が悪くなる)ため、スロー
ト56に粒径の大きい微粉炭が送られるこ七になる。そ
のため、ミル差圧が大きくなり同時にミル内循環量が増
大するため、モータ電流が多くなった時の対策は分級器
ベーン45の角度調整である。
加圧力判定項77dでは、(電流値が基準値以下)AN
D (ミル差圧基準値以上)であれば、加圧力が過少で
あると判定する。加圧力が小さいため電流値が小さくな
りさらに粉砕性が悪く粒径の大きい微粉炭となる。その
結果、スロート56に微粉炭がたまり、ミル差圧が大き
くなる。対策としては、加圧調整である。
石炭供給g/空気供給量判定項77fでは、(ミル出口
温度基準値以上)AND(ミル差圧基準値以上)であれ
ば、石炭供給量/空気供給量が小であると判定する。空
気供給量が大であれば、粒径が大きい微粉炭も分級84
6を通過してしまう結果、粉砕性の悪い石炭がバーナに
送られる。
加熱された空気の冷却源である石炭の景が少なければ、
当該ミル出口温度が−F昇する。
また空気供給量が基準値より大であるため、ミル差圧が
大となる。
対策案は、空気供給系のチエツクである。
分級器ベーン判定項77eでは、(ミル差圧が基準値以
下)AND(振動が基準値以上)により、分級器ベーン
温度設定不良(微粉炭がより通過し易い角度になってい
る)と判定する。
微粉炭が通過し易いので、ベーン45での分級性が悪く
なり、粉砕程度の低い微粉炭が分級器46内に送られる
ことにより、そのうちある程度はバーナに送られてしま
う。
空気がベーン45を通過し易いきいうことは、ミル差圧
が小さくなる。また、粗い微粉炭が分級3つ 器46内に送り込まれるが、ある程度は分級器46内に
残る。通常の場合に比べて分級器46での微粉炭蓄積速
度が大であるため、連続的になめらかに分級器46より
微粉炭が粉砕リンク3oに落下するのではなく、不連続
的、かつ大量に落下するため粉砕時に振%JJが発生ず
る。
本発明の実施例によれば、微粉炭焚ボイラ性能低下の主
要要因であるミル粉砕性低下の原因推定を迅速に行なえ
るので、ボイラ性能が向上し、運転安定性化の維持が可
能になる。
[発明の効果] 本発明によればミルの異常原因を推定することができる
ので、ミル停止に至るまでに事故対策に着手でき、ミル
の稼動率が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る粉砕ミル異常原因tlI
定装置の概略構成図、第2図は第1図の要部の関係を示
す詳細図、第30は把握された状態と原因・結果型ルー
ルのマツチング状態を示す説明図、第4図から第8図は
他の実施例を示すもので、第4図は第1図の要部の関係
を示す詳細図、第5図は第4図の想定外事故検索テーブ
ルの詳細を示す説明図、第6図はボイラの概略系統図、
第7図は本発明の実施例に係る粉砕ミル異常原因推定装
置の概略構成図、第8図は第7図の異常原因推定部の詳
細を示す説明図、第9図は微粉炭焚ボイラの概略系統図
、第10図は竪型ローラミルの概略図である。 4.5 6,7.8.9−・−バーナ、I8ミル、48
,49,50,51,52,53,5557.58,5
9,60.79〜−一一一−−検出手段、71・計算機
、72・−・−入力端末、73−−−−−−CRT、7
4−−−一−−データ変換器、75−−一一一一一許容
値設定部、76−−−知識ベース、77〜−一一一−−
−異常原因推定部、78−一−−−−一対策案抽出部。 〜 ト、 ! 第6図 第 阻 I 第8図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、所定位置に設けられて粉砕ミル各部の運転状況
    を監視する検出項目の異なる複数の検出手段と、各検出
    項目毎に予め設定されている許容範囲と、各検出手段か
    らの検出値をそれぞれ比較して、その比較結果から運転
    状況をそれぞれ把握する状況把握手段と、 状況条件とそれに対応するミル異常原因とが予め設定さ
    れて、前記状況把握手段によつて得られた状況信号と前
    記状況条件が一致しているか否か比較して、一致してい
    るとミル異常原因を表示する異常原因推定手段とを備え
    たことを特徴とする粉砕ミル異常原因推定装置。
  2. (2)、所定位置に設けられて粉砕ミル各部の運転状況
    を監視する検出項目の異なる複数の検出手段と、各検出
    項目毎に予め設定されている許容範囲と、各検出手段か
    らの検出値とをそれぞれ比較してその比較結果から運転
    状況をそれぞれ把握する状況把握手段と、 状況条件とそれに対応するミル異常原因とが予め設定さ
    れて、前記状況把握手段によつて得られた状況信号と前
    記状況条件が一致しているか否か比較して、一致してい
    るとミル異常原因を表示する異常原因推定手段と、 ミル異常原因に対応する対策項目が予め設定されて、前
    記異常原因推定手段によつて推定されたミル異常原因に
    基づいてその対策項目を表示する対策指示手段とを備え
    ていることを特徴とする粉砕ミル異常原因推定装置。
  3. (3)、所定位置に設けられて粉砕ミル各部の運転状況
    を監視する検出項目の異なる複数の検出手段と、各検出
    項目毎に予め設定されている許容範囲と、各検出手段か
    らの検出値とをそれぞれ比較して、その比較結果から運
    転状況をそれぞれ把握する把握状況手段と、 状況条件とそれに対応するミル異常原因とが予め設定さ
    れて、前記状況把握手段によつて得られた状況信号と前
    記状況条件が一致しているか否か比較して、一致もしく
    はほとんど一致しているとミル異常原因を表示する異常
    原因推定手段とを備えたことを特徴とする粉砕ミル異常
    原因推定装置。
  4. (4)、石炭を所定の粒度に粉砕する粉砕ミルと、その
    粉砕ミルの異常原因を推定する粉砕ミル異常原因推定装
    置と、 前記粉砕ミルによつて粉砕された微粉炭を燃料として用
    いる燃焼装置とを備え、 その燃焼装置の燃焼状態を監視する燃焼状態監視手段を
    設け、 前記粉砕ミル異常原因推定装置が、 所定位置に設けられて粉砕ミル各部の運転状況を監視す
    る検出項目の異なる複数の検出手段と、各検出項目毎に
    予め設定されている許容範囲と、各検出手段からの検出
    値とをそれぞれ比較して、その比較結果から運転状況を
    それぞれ把握する状況把握手段と、 状況条件とそれに対応するミル異常原因とが予め設定さ
    れて、前記状況把握手段によつて得られた状況信号と前
    記状況条件が一致しているか否か比較して、一致してい
    るとミル異常原因を表示する粉砕ミル異常原因推定手段
    とを備え、 前記燃焼状態監視手段によつて燃焼状態の異常が検出さ
    れると、前記粉砕ミル異常原因推定装置を動作させて粉
    砕ミルの異常原因を推定するように構成されていること
    を特徴とする複合プラント。
JP16907188A 1988-07-08 1988-07-08 粉砕ミル異常原因推定装置 Pending JPH0221950A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16907188A JPH0221950A (ja) 1988-07-08 1988-07-08 粉砕ミル異常原因推定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16907188A JPH0221950A (ja) 1988-07-08 1988-07-08 粉砕ミル異常原因推定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0221950A true JPH0221950A (ja) 1990-01-24

Family

ID=15879788

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16907188A Pending JPH0221950A (ja) 1988-07-08 1988-07-08 粉砕ミル異常原因推定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0221950A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013010175A (ja) * 2011-06-29 2013-01-17 Compagnie Engrenages Et Reducteurs-Messian-Durand グラインダー用駆動装置及びそれを備えたグラインダー
JP2023508923A (ja) * 2019-12-18 2023-03-06 ビーエーエスエフ コーティングス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 動作用の動作制御機器、分散機及び分散機を備える分散機システムの動作を制御するための方法、並びにコンピュータープログラム製品

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57135050A (en) * 1981-02-12 1982-08-20 Kurimoto Ltd Method of controlling spin type crusher
JPS6168147A (ja) * 1984-09-08 1986-04-08 バブコツク日立株式会社 ボ−ルミルの異常振動監視装置
JPS63141654A (ja) * 1986-12-04 1988-06-14 バブコツク日立株式会社 堅型ミルのローラの摩耗状態診断装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57135050A (en) * 1981-02-12 1982-08-20 Kurimoto Ltd Method of controlling spin type crusher
JPS6168147A (ja) * 1984-09-08 1986-04-08 バブコツク日立株式会社 ボ−ルミルの異常振動監視装置
JPS63141654A (ja) * 1986-12-04 1988-06-14 バブコツク日立株式会社 堅型ミルのローラの摩耗状態診断装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013010175A (ja) * 2011-06-29 2013-01-17 Compagnie Engrenages Et Reducteurs-Messian-Durand グラインダー用駆動装置及びそれを備えたグラインダー
JP2023508923A (ja) * 2019-12-18 2023-03-06 ビーエーエスエフ コーティングス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 動作用の動作制御機器、分散機及び分散機を備える分散機システムの動作を制御するための方法、並びにコンピュータープログラム製品

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9297316B2 (en) Method and apparatus for optimizing the operation of a turbine system under flexible loads
US8146850B2 (en) Inferential pulverized fuel flow sensing and manipulation within a coal mill
CN104390234B (zh) 带双进双出磨煤机的超超临界发电机组协调控制方法
EP1724528A1 (de) Verfahren und Vorrichtung zum Regeln der Fahrlinie einer Gasturbinenbrennkammer
EP3206006B1 (en) Automated system and method for generating engine test cell analytics and diagnostics
CN105159243B (zh) 一种火电机组协调控制系统的煤可磨性补偿控制方法
JP5856899B2 (ja) 石炭火力プラントの制御装置
JPH0221950A (ja) 粉砕ミル異常原因推定装置
CN114646352A (zh) 基于磨煤机基本运行参数判断磨煤机故障的方法及系统
CN107895972B (zh) 一种火电机组带负荷能力评估方法及其系统
JP2954754B2 (ja) ガスタービンシステムの運転制御装置及び加圧流動床ボイラ発電プラント
CN113137766B (zh) 锅炉自动化控制系统
CN111256107A (zh) 双进双出磨煤机磨制高挥发份煤种防爆系统及工作方法
CN106196149B (zh) 锅炉水冷壁表面氧化性气氛主动增强系统及方法、锅炉
JP2021514050A (ja) 燃焼室を作動させるためのシステムおよび方法
CN214150781U (zh) 一种用于磨煤机一次风速测量的吹扫系统
US20040199268A1 (en) Method and apparatus for maximizing power usage in a power plant
CN107505927A (zh) 基于组件的循环流化床锅炉风烟设备故障监测方法及装置
JP4895796B2 (ja) ミルトリップ時の残炭パージ方法および残炭パージシステム
JP2512536B2 (ja) ボイラの最適燃焼制御方法
Frith The effect of compressor rotor tip crops on turboshaft engine performance
CN112228893A (zh) 一种大型电站锅炉引风机风量调节装置及调节方法
JPH0988631A (ja) ガス燃料焚きガスタービン失火防止方法
JP4077658B2 (ja) ボイラ運転支援装置
CN112325663B (zh) 一种基于排烟量的燃烧器智能调控方法