JPH02218084A - 磁気ディスク装置およびその製造方法並びにそのサーボ情報書込み装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、トラックの位置情報であるサーボ情報を書
込む手段および方法に特徴を有する磁気ディスク装置お
よびその！２遣方法並びにそのサーボ情報書込み装置に
関する。

［従来の技術］ 第７図は、トラック・サーボ機構を砲丸た磁気ディスク
装置の従来のｉ！２造（組立）工程図を示すものである
。この図に従って、この種の磁気ディスク装置の従来の
製造順序を説明する。

ｔ　ス、エンクロージャの筐体を構成するベース・プレ
ートに、スピンドル・モータラ装着シ、このスピンジル
・モータに磁気ディスクを取り付けた後（第７図（イ）
）、さらに、上記ベース・プレートに、磁気ヘッドが取
り付けられたヘッド位置決め機構を装着する（同図（ロ
））。次に、サーボ情報の外部書込み装置（以下、サー
ボライタと称する）を用いて、装着された磁気ディスク
の所定のＷＱ　１１面にサーボ情報の書込み（以下、サ
ーボライトと称する）を行い（同図（〕＼））、その後
、磁気ヘッドの暴走防止用のストッパの３％　ｉｆを行
う（同図（ニ））。そして、最後に、エンクロージャの
蓋（以下、トップ・カバーと称する）をベース・プレー
トに被せて固定し、エンクロージャを密閉する（同図（
ホ））。

［発明が解決しようとする課題］ このように、上記従来の製造方法は、サーボライトやス
トッパの調整を行った後に（同図クツ＼）、（ニ））、
ベース・プレートにトップ−ツノ／ｓｌ−を被せて、エ
ンクロージャを密閉状態にするもの（同図（ホ））であ
ったため、既に書込まれたサーボ情報と磁気ヘッドとの
相対位置が、後からの１・・ノブ・カッ＜　−の締め付
けに伴うベース・プレートの変形のために、大きくずれ
るという問題があった。このため、正常なサーボ制御を
行うことができない事態が多々生じていた。

この発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、ベー
ス・プレートにトップ・カバーを肢せて、締め付は密閉
した後に、サーボライトを行い得るようにすることによ
り、サーボ異常が生じない磁気ディスク装置およびその
製造方法を提供することを目的としている。

［課題を解決するための手段］ 請求項１記載の発明は、情報を記録するディスクと、こ
のディスクに対して情報を書込み、読取るヘッドと、こ
れらを収容するエンクロージャとを備えた磁気ディスク
装置において、前記エンクロージャの外部から前記ディ
スクに対してサーボ情報を書込むための書込み用窓と、
前記書込み用窓を封止するための蓋板とを前記エンクロ
ージャのトップ・カバーに付設することにより、上記課
題を解決している。

請求項２記載の発明は、情報を記録するディスクと、こ
のディスクに対して情報を書込み、読取ルヘノドと、こ
のへ・Ｉドのトラック位置決めを行うヘッド位置決め機
構と、これらを収容するエンクロージャとを備えた磁気
ディスク装置において、サーボ情報書込み装置の機械力
により、前記ヘッドを前記ディスクの面に沿って走行さ
せてサーボ情報を書込む際に、前記サーボ情報書込み装
置の機械力を人力する入力する入力ピンを前記ヘッド位
置決め機構に付設することにより、上記課題を解決して
いる。

Ａｌ１１求項３記載の発明は、窓を有するトップ・カバ
ーとベース・プレートとからなるエンクロージャの内部
に、情報を記録するディスクと、このディスクに対して
情報の書込み、読取りを行うヘッドとを収容した後、外
部サーボ情報書込み装置により、前記窓を通して前記デ
ィスクに対してサーボ情報を書込んだ後、蓋板で前記窓
を封止することにより、上記課題を解決している。

請求項４記載の発明は、工青求項２記載の入力する入力
ピンに請求項２記載のヘッドを走行させるための機械力
を伝達する機械力伝達機構を具備することにより、上記
課題を解決している。

［作用］ 」二記構成の磁気ディスク装置の製造時、装置各部を収
容したベース・プレートにトップ・カバーを取り付は固
定した後に、サーボライトやストッパの調整を行うので
、上記トップ・ノＪバーの取り付は固定時に発生するベ
ース・プレートの変形によるサーボ不良を防止すること
ができる。また、トップ・カバーが被せられた状態で、
サーボライトを行うので、エンクロージャ内へのごみの
混入やディスクの損傷を防止することができる。

［実施例］ 以下、図顔を参照してこの発明の実施例について説明す
る。

第１図はこの発明の実施例である磁気ディスク装置の機
械的構成を示す平面図である。

この図において、符号ｉｉ；！磁気ディスク装置である
。この磁気ディスク装置１において、ｌａは装置名部を
取り付けまたは収容するベース・プレート、２は両面読
み書きが可能な磁気ディスクである。磁気ディスク２は
、スピンドル・モータの回転軸Ｓρに直接固定され、ス
ピンドル・モータの回転に伴い矢印入方向に回転するよ
うになっている。磁気ディスク２の上面は、サーボ情報
が主として書込まれたディスク面、すなわち、サーボ面
２ａとなっており、磁気ディスク２の下面は、データの
読み書き専用のディスク面、すなわち、データ面２ｂと
なっＣいる。３ａはサーボ面２ａのトラック」ニを走行
し、サーボ情報の読み出しを行う磁気ヘッド、３ｂはデ
ータ面２ｂのトラック上を走行し、データの読み書きを
行う磁気ヘッドである。これらの磁気ヘッド３　ａ、３
　ｂは、相伴って走行し、かつ、磁気ディスク２に関し
て、互いに、対象位置を保らつつ走行する構成になって
いる。磁気ヘッド３ａ、３・ｂは、キャリア４ａ、４ｂ
の各一端から各々延びるジンバル・アーム５　ａ　。

５ｂの先端に各々取り付けられている。なお、データ面
２ｂ、磁気ヘッド３ｂ、キャリア４ｂ、ジンバル・アー
ム５ｂは、第１図においては、各々サーボ面２ａ１磁気
ヘツド３　ａ　ｓ　キャリア４ａ。

ジンバル・アーム５ａに隠れて現れないので、図上、該
当符号をｈツコで綴じて表記した。」二記キャリア４　
ａ、４　ｂの各他端はボス６ａに取り付は固定されてい
る。このボス６ａは、ピボット６を回転軸として、Ｂ−
１３方向に回転自在となっている。

７は電流に比例した駆動力が得られるヘッド・アクチー
エータ（ボイスコイル・モータ）であって、マグネット
部８と可動コイル部９とからなっている。この可動コイ
ル部９は、キャリア４　ａ、４　ｂの各他端に取付けら
れ、Ｃ−Ｃ方向にスライドし得るようになっている。か
くして、可動コイル部９のスライドに伴って、磁気ヘッ
ド３　ａ、３　ｂがＤ−１）方向に走行する構成となっ
ている。一方、磁気へラド３　ａ、３　ｂのオーバラン
を阻止・するために、ストッパ１０．１０および停止用
する入力ピン１１が設けられている。すなわち、停止用
する入力ピン１１は、キャリア４ｂの一側面に、当該側
面からほぼ垂直に突き出す形で取り付けられている。ま
た、停止用する入力ピン１１の先端部が回動する軌跡上
には、ストッパｔ　ｏ、　ｉ　ｏが、互いに所定の間隔
を置いて、かつ、停止用する入力ピン１１の先端部を挟
んで、各々設置されている。このようにして、磁気ヘッ
ド３ａ。

３ｂが移動許容範囲からはみ出して走行することを防止
している。また、キャリア４ａには、送り用する入力ピ
ン１２が設けられている。この送り用する入力ピン１２
は、磁気ディスク２に対するサーボライト時、すなわち
、磁気ヘッド３ａによってサーボ面２ａを作成する際に
、サーボライタのサーボライト・アーム（第６図、符号
１９参照）を係止して、サーボライ（・・アーム１９の
作用により、磁気ヘッド３ｂをＤ−Ｃ方向に移動させる
ためのものである。ベース・プレート１ａに取り付けら
れ、または収容された上記装置各部は、トップ・カバー
１ｂによって蓋をされている。トップ・カバー１ｂには
、サーボライト・アームや調整工具を挿入するための窓
（以下、サーボライト窓と称する）が穿設されている。

このサーボライ］・窓１３は、トップ・カバーｉｂをベ
ース・プレー）１ａに取り付は固定した後でも、サーボ
ライトやストッパ１０゜１０の調整を可能とするために
、送り用する入力ピン１２の円弧移動範囲およびストッ
パ１０．１０の上方に位置するように設けられている。

このため、上記サーボライト窓１３は、送り用する入力
ピン１２の円弧移動に合わせて繭（まゆ）形の形状とな
っている。

なお、サーボライト窓１３は、サーボライトおよびスト
ッパ調整後は、金１ｍシール材（第６図、符号１３ａ参
照）によって１１止されている。

次に、この例の磁気ディスク装置の製造方法について説
明する。

第２図は、この例の磁気ディスク装置の１！２造（組立
）工程を示す工程図である。

この例の製造方法が、上記従来例と大きく異なるところ
は、上記従来例がサーボライトおよびストッパ、ｖＩ整
後に、エンクロージャに蓋をしていたのに対して（第７
図（ハ）〜（ホ））、この例においては、エンクロージ
ャに蓋をした後、サーボライトを行う（第２図（ハ）〜
（ホ））ようにした点である。すなわち、まず、ベース
・プレー）１ｂにスピンドル−モータを装管し、このス
ピンジル・モータの回転軸Ｓｐに磁気ディスク２を取り
付け（第２図（イ））、続いて、磁気ヘッド３ａ、３ｂ
が取り付けられたヘッド位置決め機構（キャリア４ａ＋
４ｂ、ジンバル・アーム５　ａ、５　ｂ、ピボット６、
ボス６ａ１ヘプト・アクチュエータ７、ストッパｉｏ、
、ｔｏ、停止用する入力ピン１１、送り用する入力ピン
１２）を装着した後（同図（ロ））、ベース・プレート
１ａにトップ・カバー１ｂを取り付は固定する（同図（
ハ））。このように、エンクロージャに蓋がされた後に
、次に述べるサーボライトを行う（同図（ニ））。第３
図ないし第５図は、この例のサーボライトに適用される
サーボライタの機械的構成を示すもので、第３図はサー
ボライタの底面図、第４図は同正面図、第５図は同平面
図である。これらの図において、符号１４は台である。

この台１４の下面には、スイングアーム１５　、エンコ
ーダ付きモータ１６が設けられている。」−２スイング
アームＩ５は、回転軸部１５ａと、この回転軸部１５ａ
から延びたアーム部１５ｂと、このアーム部１５ｂの先
端から両側に円弧状に延びたスイング部１５ｃとから構
成されている。上記エンコーダ付きモータ１６の回転軸
には、プーリ１７が取り付けられている。このプーリ１
７には、スチールベルトがアルファ巻きにされている。

そして、このアルファ巻きにされたスチールベルトの両
端は、スイングアームＩ５のスイング部ｔ５ｃの両端に
各々固定されている。このように、アルファ巻きにされ
たスチールベルトを介して、エンコーダ付きモータ１６
の駆動力がスイングアーム１５に伝達され、スイング部
１５ｃをＥ　−Ｅ　方向１ｉ：スイングするよう１こな
っている。まｔこ、上ｎ己スイングアーム１５の回転軸
１５ａは、台１４の貫通孔を通して回転自在に設置され
たシャフト１８の一瑞に固定されている。一方、台１４
の上面には、サーボライト・アーム１９がシャフト１８
の他端に取り付は固定されている。このサーボライト・
アーム１９は、シャフト１８の他端から、台１４のＬ面
に平行に沿う長尺のアーム部１９ａと、アーム１９ａの
先端から、台１４の−Ｅ面に対して垂直に延びる短尺の
係止部１９ｂとからなっている。

この係止部１９ｂは、磁気ディスク装置ｌの＋ヤリア４
ａに設けられた送り用する入力ピン１２に接触係合する
もので、いわば、サーボライタと磁気ディスク装置ｌと
の接点となるものである。

上述した構成によれば、エンコーダ付きモータ１６に駆
動力が付与されると、この駆動力は、プーリ１７からス
イングアーム１５へ伝達され、スイングアーム１５から
シャフト１８へ伝達され、シャフト１８からサーボライ
ト・アーム１９へ伝達され、さらに、サーボライト時に
あっては、係止部１９ｂから送り用する入力ピン１２へ
と伝達される。

上記構成のサーボライタを適用して、サーボライトを行
うには、第５図および第６図に示すように、まず、台１
４上に磁気ディスク装置Ｉを、第１図紙面側を下向きに
して載置した後、サーボライト窓１３を通して、サーボ
ライト・アーム１９を挿入し、その係止部１９ｂをキャ
リア４ａの送り用する入力ピン１２に接触係止させる。

次に、磁気ディスク２を定速回転状態とした後、図示せ
ぬサーボライト駆動回路をＯＮ状態にして、エンコーダ
付きモータ１６に所定の駆動力を付与する。これにより
、スイングアーム１５がスイングすると、スイングＭに
応じて、サーボライト・アーム１９の係止部１９ｂが送
り用する入力ピン】２を抑圧移動させる。

こうして、磁気ヘッド３ａは、定速回転中の磁気ディス
ク２の下面（第６図）を走行横断するが、この時、磁気
ディスク２や磁気へラド３ａの運動に同期したサーボ情
報を書込んで行く。サーボライトが完了すると、ストッ
パ１０．１０の調整を経て（第２図（ホ））、サーボラ
イト窓１３を、金・属シール材１３ａにより封止する（
第２図（へ））、。

こうして、金属シール１３ａによる封止が完了すると、
磁気ディスク装置ｌの製造の全工程が完了することにな
、る。

なお、上述の実施例においては、サーボライト窓１３の
形状を繭形とした場合について述べたが、サーボライト
を行うことができる形状である限り、サーボライト窓の
形状は、他の形状、たとえば、三日月形または矩形、で
あっても良い。

また、上述の実施例においては、１枚の磁気ディスクを
有して構成される磁気ディスク装置について述べたが、
複数の磁気ディスクを有して構成される磁気ディスク装
置であっても、上述したと同様の効果を得ることができ
る。

［発明の効果］ 以上説明したように、この発明は、エンクロージャの外
部からディスクに対してサーボ情報を書込むための書込
み用窓と、前記書込み用窓を封止するための蓋板とを前
記エンクロージャのトップ・カバーに付設するようにし
たものなので、ベース・プレートにトップ・７！バーを
取り付は固定した後に、サーボライトやストッパの調整
を行うことができる。この結果、製造工程時に発生する
サーボ不良を防止することができる。また、ト、ツブ・
カバーを被セた状態で、サーボライトを行うようになっ
ているので、エンクロージャ内・・、のごみの。

人やディスクの損傷を防止することができる

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例である磁気ディスク装置の機
械的構成を示す平面図、第２図はこの例の磁気ディスク
装置の製造（組立）工程を示す製造工程図、第３図ない
し第５図は、この例のサーボライトに適用されるサーボ
ライタの機械的構成を示すもので、第３図はサーボライ
タの底面図、第４図は同正面図、第５図は同平面図、第
６図は第３図ないし第５図に示すサーボライタの使用例
を示す図、第７図は磁気ディスク装置の従来の製造（組
立）工程を示す製造工程図である。 ｌ・・・・・・磁気ディスク装置、ｌａ・・・・・・ベ
ース・プレート、ｌｂ・・・　・・・ト・ツブ・カッイ
ー　２・・・・・・磁気ディスク、２ａ・・・・・・デ
ータ面、２ｂ・・・・・サーボ面、３　、ａ　、　３　
ｂ・・・・・・磁気ヘッド、１２・・・・・・送り用す
る入力ピン、１３・・・・・・サーボライト窓（書込み
用窓）、１３ａ・・・・・・金属シール材（蓋板）、１
６・・・・・・エンコーダ付きモータ、１９・・・・・
・サーボライト・アーム、１９ａ・・・・・・アーム部
、１９ｂ・・・・・・係止部。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）情報を記録するディスクと、このディスクに対し
   て情報を書込み、読取るヘッドと、これらを収容するエ
   ンクロージャとを備えた磁気ディスク装置において、 前記エンクロージャの外部から前記ディスクに対してサ
   ーボ情報を書込むための書込み用窓と、前記書込み用窓
   を封止するための蓋板とを前記エンクロージャのトップ
   ・カバーに付設したことを特徴とする磁気ディスク装置
   。
2. （２）情報を記録するディスクと、このディスクに対し
   て情報を書込み、読取るヘッドと、このヘッドのトラッ
   ク位置決めを行うヘッド位置決め機構と、これらを収容
   するエンクロージャとを備えた磁気ディスク装置におい
   て、 サーボ情報書込み装置の機械力により、前記ヘッドを前
   記ディスクの面に沿って走行させてサーボ情報を書込む
   際に、前記サーボ情報書込み装置の機械力を入力する入
   力ピンを前記ヘッド位置決め機構に付設したことを特徴
   とする磁気ディスク装置。
3. （３）窓を有するトップ・カバーとベース・プレートと
   からなるエンクロージャの内部に、情報を記録するディ
   スクと、このディスクに対して情報の書込み、読取りを
   行うヘッドとを収容した後、外部サーボ情報書込み装置
   により、前記窓を通して前記ディスクに対してサーボ情
   報を書込んだ後、蓋板で前記窓を封止することを特徴と
   する磁気ディスク装置の製造方法。
4. （４）請求項２記載の入力ピンに請求項２記載のヘッド
   を走行させるための機械力を伝達する機械力伝達機構を
   具備することを特徴とする磁気ディスクのサーボ情報書
   込み装置。