JPH0221758B2 - - Google Patents

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JPH0221758B2
JPH0221758B2 JP58065795A JP6579583A JPH0221758B2 JP H0221758 B2 JPH0221758 B2 JP H0221758B2 JP 58065795 A JP58065795 A JP 58065795A JP 6579583 A JP6579583 A JP 6579583A JP H0221758 B2 JPH0221758 B2 JP H0221758B2
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Japan
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fuel
fuel assembly
tie plate
gripping frame
nuclear fuel
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JP58065795A
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Furanshisu Barii Robaato
Kutsuku Deruzeru Suuzan
Furanshisu Uiruson Jon
Uein Nairando Seodoa
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Westinghouse Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH0221758B2 publication Critical patent/JPH0221758B2/ja
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    • G21C3/02Fuel elements
    • G21C3/04Constructional details
    • G21C3/06Casings; Jackets
    • G21C3/08Casings; Jackets provided with external means to promote heat-transfer, e.g. fins, baffles
    • GPHYSICS
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は原子炉で使用する核燃料集合体に関
し、特に、沸騰水型原子炉で使するのに適した核
燃料集合体に関するものである。
原子炉における核分裂によつて多量の熱エネル
ギーを発生する技術は以前からあり、今では周知
である。このエネルギーは細長い核燃料棒内で熱
として散逸される。複数の燃料棒がグループ毎に
分けられて、別個に取り出しうる燃料集合体を形
成する。このような多数の燃料集合体が行と列の
マトリクスになつて配設されて、核分裂反応を自
身で持続する原子炉炉心を形成する。この炉心
は、核燃料棒から熱を取り出す冷却材として並び
に中性子減速材として機能する軽水のような流体
中に入つているのが一般的である。
代表的な燃料集合体は、上部及び下部タイプレ
ート間に支持された細長い、互いに僅かに隔置さ
れた棒を7行×7列又は8行×8列に配列して形
成されている。かかる型式の燃料集合体の例は、
米国特許第3350275号、第3466226号及び第
3802995号各明細書に記載されている。代表的な
沸騰水型原子炉の燃料集合体においては、8行×
8列のマトリクスを形成する64本の棒は、64本全
部が燃料棒であるか、1本又はそれ以上が非燃料
の水減速材棒で残りが燃料棒である。上述した米
国特許明細書に記載された型式の代表的沸騰水型
原子炉燃料集合体における共通の問題は、該核燃
料集合体の中央領域が低減速になり過富化になる
かも知れないことである。減速材の流量を増すた
めに、かかる燃料集合体の中央領域における燃料
棒を1本又はそれ以上の細長い水減速材棒に代え
ていた。例えば、上記米国特許第3802995号明細
書に記載されているように、水減速材棒41及び
42が使用されている。しかし、1本又はそれ以
上の水減速材棒を使用すると、64本の燃料棒全
量、即ち燃料集合体内の各格子の目の位置に1本
の燃料棒を使用することができない。従つて、燃
料集合体内の1本又はそれ以上の燃料棒の代りに
1本又はそれ以上の水減速材棒を使用する場合に
は、もつと高い線方向の熱発生率が要求されるか
も知れない。
前述した代表的沸騰水型原子炉用燃料集合体に
おいては、ジルカロイとして知られているジルコ
ニウム合金からなる外側流れチヤンネルが形成さ
れていた。該外側流れチヤンネルはその縦軸に垂
直な横断面を横切る方向に構造的に支持されてい
ない。原子炉の様々な運転条件では、この外側流
れチヤンネルはクリープにより若干変形する。そ
のため、現在、外側流れチヤンネルを延命するべ
く、もつと肉厚の外側流れチヤンネルを使用して
クリープ変形に抗する試みがなされている。しか
し、肉厚を増すと炉心における寄生吸収が大きく
なり、燃料サイクルのコストが上昇する結果にな
る。
沸騰水型原子炉で現在使用されている多くの燃
料集合体は、垂直姿勢の該燃料集合体を取り扱つ
て移動するため、昇降ハンドルを上部タイプレー
トにボルトで取着している。従つて、各燃料集合
体の、その外側流れチヤンネルの重量を含む重量
は、連結棒と通常呼ばれている複数の燃料棒を介
して昇降ハンドルから伝えられる。該連結棒は、
燃料集合体の上部及び下部タイプレートを貫通し
ロツクナツトに係合する特別の端栓取付具を備え
る。かかる連結棒は取り扱い作業中に応力を受
け、該応力によつて燃料棒に破損が生じる場合が
ある。
従つて、本発明の主な目的は、沸騰水型原子炉
で使用するのに特に適する燃料集合体であつて、
同燃料集合体の吊り上げもしくは昇降中に燃料棒
に応力がかからず、流れチヤンネルの壁のクリー
プ変形が防止されるような燃料集合体を提供する
ことである。
この目的を達成するため、本発明によると、外
側流れチヤンネルを画成すると共に複数の燃料棒
を囲繞する被覆体と、該被覆体内に隔置して配設
されたL形部材からなる十字形壁構造とを有する
核燃料集合体において、前記十字形壁構造は、前
記核燃料集合体を複数の別個の燃料部分に分割す
ると共に、前記L形部材間の隙間を通る冷たい中
性子減速材用の減速材流路を造つており、前記別
個の燃料部分の各々は、上部タイプレートと、該
上部タイプレートから軸方向の上方に延びる取付
ピンと、下部タイプレートと前記上部タイプレー
ト及び前記下部タイプレート間に配設された複数
の燃料棒とを含む別個の燃料バンドルを受け入れ
ており、前記核燃料集合体は、前記取付ピンを滑
動自在に受け入れる突出部を含む上部把持枠体
と、前記燃料部分を支持する下部基体とを有して
いて、該上部把持枠体及び該下部基体の双方が前
記被覆体に構造的に取着されており、前記被覆体
は、その内壁の中央に沿つて同被覆体に取着され
た補強リブを有しており、前記L形部材は、同L
形部材間の隙間を十字形の減速材流路として画成
するように前記補強リブの両側に取着されてお
り、該補強リブの上端は、前記減速材流路を画成
する前記L形部材よりも若干上方に延びていて、
前記把持枠体から前記核燃料集合体を支持するた
めに、前記把持枠体に形成された切欠きに受け入
れられロツクピンにより同切欠き内に固定されて
おり、前記把持枠体は、前記核燃料集合体を垂直
姿勢で昇降させ取り扱うための昇降取扱手段を有
すると共に、前記把持枠体には、隣接する核燃料
集合体間に最小の間隔を維持するために、同把持
枠体から横方向に突出する複数の燃料集合体緩衝
部材が一体的に形成されている。
中央に十字形の減速材流路を形成すべくL形部
材間に間隔を付与する補強リブは、被覆体を補強
して同被覆体が変形するのを防止すると共に、昇
降もしくは吊り上げ時の応力が燃料棒を介して伝
達されないように同応力を吸収する。
本発明は、添付図面に例としてのみで示したそ
の好適な実施例に関する以下の記載から一層容易
に明らかとなろう。
第1図〜第9図及び第11図〜第22図におい
て、本発明の原理に従つて構成された新規な改良
燃料集合体(核燃料集合体)30が図示されてい
る。この燃料集合体30は、ジルカロイとして普
通知られているジルコニウム合金で造るのが好ま
しい細長い、不透性の外側流れチヤンネル(被覆
体)32を含む。該外側流れチヤンネル32は燃
料集合体30の全長に実質的に沿つて延びると共
に、上部把持枠体34と下部鋳造体又は下部基体
36とを構造的に相互に連結している。該把持枠
体34及び基体36は原子炉で使用する等級のス
テンレス鋼で形成するのが好ましい。
外側流れチヤンネル32の下端38は、その上
方に外側流れチヤンネル32の横方向外径寸法に
よつて画定される外被を越える必要なしに、外側
流れチヤンネル32とと基体36との確実な構造
上の相互結合を可能にするため、減少した横方向
外径寸法を有するように半径方向内側に形成され
ている(第1図、第12図、第21図)。外側流
れチヤンネル32は、減少した横方向の寸法を有
して基体36の周囲の回りに延在すると共に軸方
向即ち上下方向に延びる細長い結合部40に対し
て、下端38(第21図)を組み付けることによ
つて形成される、さねはぎ結合と呼びうるような
ものによつて、基体36に結合されている。ま
た、外側流れチヤンネル32の下端38は、基体
36の周囲の回りに横方向に即ち半径方向の内方
に延びるように形成された肩部42に乗る構成に
なつている。一旦、肩部42に乗り結合部40に
対峙する所定位置につくと、外側流れチヤンネル
32の下端38は、基体36の結合部40に貫通
形成された各側辺につき3つのねじ開口52にね
じ係合する状態に、3本の止めねじ44を、金属
製保持棒又はカラー48に貫通形成された3つの
開口46と、外側流れチヤンネル32の下端38
に形成された3つの開口50とに通すことによつ
て、基体36に取着しうる。この方法で、外側流
れチヤンネル32の下端38の4側辺の各々を基
体36に構造的に相互に結合することができる。
外側流れチヤンネル32の下端38の各側辺に沿
つて設けられた3つの開口50のうち外側の2つ
は、外側流れチヤンネル32の下端38と基体3
6との間の相対的な膨張差を許容するべく、細長
いか又は楕円形の開口である。従つて、複数の止
めねじ44のうち外側の2本の止めねじは、相対
的な膨張が生じるように中央のものより若干弱く
締め付けておくのが好ましい。
外側流れチヤンネル32の4側辺にその長さの
中央に位置決めされ取着されているのは、隔置さ
れた4本の堅固な構造的補強リブ60であつて、
該補強リブ60は、溶接のような都合の良い手段
で流れチヤンネル32の4つの内壁に取り付けう
る。補強リブ60の最下端は流れチヤンネル32
の下端38より若干上方で終端しており(第21
図)、補強リブ60の上端は流れチヤンネル32
の長手方向の上端近くで終端している(第5図、
第22図)。補強リブ60の上端は、把持枠体3
4に形成された4つの細長い切欠き62内にそれ
ぞれ入るように設計されており、この切欠き62
には、把持枠体34に一体に形成されたU字状補
強部分66を貫通する複数の開口64が連通して
いる。該開口64は各補強リブ60の上端に貫通
形成された開口68と整列するように設計されて
いて、これ等の開口にU字状のロツクピン70を
受け入れ、把持枠体34を補強リブ60及び流れ
チヤンネル32に固定すると共に構造的に相互に
結合している。
十字形壁構造を構成する4枚のL形部材72は
その横方向の外端が補強リブ60に溶接されてい
て、ほぼ中央に位置定めされる減速材流路即ち水
の十字路74を内側に形成する。この十字路74
は、燃料集合体30の長さに沿う閉じた流路をサ
ブクールした中性子減速材のために与えている。
十字路74は、その最下端76が流れチヤンネル
32の下端38近傍にあり(第21図)、最上端
78が流れチヤンネル32の上端の近くにある
(第22図)。十字路74を貫流する減速材の流量
及び流速を制御するために、十字路74の最下端
76には一体に形成された複数の減速材限流装置
80を設けておくことが好ましい。好適な実施例
においては、L形部材72の最下端にある細長い
部分が内方に屈曲形成されていて、対向するL形
部材72の、同様に内方に屈曲形成された細長い
隣接部分に接触している。限流装置80を形成す
るのに、L形部材72の細長い接触縁を溶接して
もよい。
水の十字路74は流れチヤンネル32の内壁と
一緒に、燃料集合体30をその長さに沿う細長い
4つの別個の燃料象限又は燃料部分82に分割す
る。水の十字路74を貫通するように形成された
複数の封止通路84は別個の燃料部分82間に冷
却材の流れを与えている。該封止通路84は、十
字路74の長さに沿つて分布しており、4体の別
個の細長い燃料バンドル又はサブアセンブリ86
のうちの隣接する2体間に冷却材圧力の均等化を
もたらす。これ等の燃料バンドル86は4つの別
個の各燃料部分82内に別々に配設されている。
封止通路84の好ましい形成方法は、該封止通路
84の領域におけるL形部材72の対峙面にある
穿孔部又は切抜き部を水の十字路74に向かつて
内方に変形させ、該穿孔部の縁が互いに衝合して
ほぼ円筒形の通路を形成するようにすることであ
る(第2図、第4〜7図、第21〜22図)。そ
の後、1つ又はそれ以上の内周溶接部によりL形
部材72の穿孔部の衝合縁を封止し封止通路84
を形成する。該封止通路84は、隣接する燃料バ
ンドル86間における燃料バンドル冷却材の流れ
を可能にすると同時に、燃料バンドル冷却材の流
れが中央の水の十字路74を貫流するサブクール
した中性子減速材と相互に混合するのを防止す
る。
各燃料バンドル86(第1〜2図、第4〜5
図、第7〜8図、第18〜20図)は、上部タイ
プレート92と、下部タイプレート94と、両タ
イプレート間に配設された複数の細長い燃料棒9
6とを含む。好適な実施例においては、各燃料バ
ンドル86は4本×4本の列になつて配設された
16本の燃料棒96を含み、各燃料棒96には上部
端栓100と下部端栓102とがある。また各燃
料バンドル86は、その長さに沿つて、通常のス
ペーサ・カプチユア燃料棒のような適当な手段に
よつて軸方向に隔置された複数のスペーサ・グリ
ツド98を含む(例示のためその1つだけを第1
図に示す)。スペーサ・グリツド98の正確な数
及び形状は、特定の燃料バンドル86及び燃料集
合体30に固有の熱的、水力学的、核的及び機械
的特性に従つて選択すべきである。
上部タイプレート92は一連の薄い金属棒又は
帯材104を結合して造られていて、鋳造、機械
加工その他の任意の適当な手段で形成されてい
る。16の燃料棒格子位置の各々には、燃料棒9
6の上部端栓100の細長い垂直延長部108を
滑り嵌合の状態で受け入れるために、小さい円筒
形の開口106が穿孔その他の方法で形成されて
いる。上部タイプレート92及び燃料棒96間の
この滑り嵌合によつて両者間の相対的な軸方向運
動が可能になる。下部タイプレート94中に燃料
棒96を維持すると共に上部タイプレート92を
支持するために、上部タイプレート92の下面に
圧接する状態で、複数の細長い圧縮ばね110が
上部端栓100の延長部108にかぶさつて配設
されている。
各燃料バンドル86中の少なくとも2本の燃料
棒96A及び96Bが連結棒であつて、上部タイ
プレート92と下部タイプレート94と複数の燃
料棒96とを一体に相互結合するのに使用されて
いる。この2本の連結棒96A及び96Bは、そ
れ等の上部端栓100A及び100Bに、ねじを
切つた細長い垂直延長部108A及び108Bを
有しており、該延長部は、ロツクナツト112と
の係合のため、上部タイプレート92にある開口
106を通り抜ける。
また上部タイプレート92は、燃料バンドル8
6の横方向即ち半径方向の運動を規制しながら燃
料バンドル86と把持枠体34及び流れチヤンネ
ル32の双方との間の相対的な軸方向即ち垂直方
向の運動を可能にするため、把持枠体34内に一
体に形成された4つのピン受容開口116(第2
2図)のうちの1つに挿通されそこに滑り嵌合の
状態で受け入れられるように設計された、細長い
垂直ポスト又は位置決めピン(取付ピン)114
を含んでいる。
下部タイプレート94は燃料棒96の下部端栓
102の細長い垂直延長部126を受け入れるた
め、各燃料棒格子位置に配設された、複数の燃料
棒位置定め開口124を含んでいる(第1図、第
18〜20図)。2本の連結棒96A及び96B
は、ねじを切つた細長い垂直延長部126A及び
126Bをそれぞれ含む下部端栓102A及び1
02Bを有し、該延長部が下部タイプレート94
にある開口124を通つてロツクナツト112
(第19〜20図)に係合し、燃料バンドル86
の全体が一体に昇降され且つ取り扱われることを
可能にしている。第3のロツクナツト112(第
20図)は、スペーサ・カプチユア燃料棒が使用
されている場合にその細長い垂直延長部126C
の下部タイプレート94との係合状態にしつかり
保持するのに使用しうる。
下部タイプレート94は、そこに貫通形成され
た複数の燃料バンドル冷却材流用の開口128
と、下部タイプレート94の外周に沿つて形成さ
れ燃料棒96の長さ沿いに燃料バンドル冷却材流
用の流路を形成する細長い複数の垂直切欠き13
0とを含んでいる。下部タイプレート94の底面
に形成され該底面から立ち上がる、4つの面取り
した切欠き132には、基体36に一体に形成さ
れ該基体から上方に延びる4つの、細長い、切欠
き132に向かう側に面取された、垂直支持体1
40が入り、該支持体によつて切欠き132が支
持されている(第1図、第12図、第14図、第
21図)。このようにして、下部タイプレート9
4延いては燃料バンドル86が基体36の上方に
隔置されて該基体でしつかり支持される。
上部把持枠体34(第1〜2図、第5図、第7
〜9図及び第22図)は、その大体正方形の棒状
本体部152を対角線方向に横切つて上方に突出
するように、一体に形成された昇降ハンドル(昇
降取扱手段)150を有する。。この本体部15
2はそこでの流体の圧力降下を最小にするため可
及的に小さい寸法と質量とを有する。昇降ハンド
ル150は方向指示突起154を含むと共に、燃
料集合体30を垂直方向に昇降させ取り扱うため
の昇降機構に係合するよう設計されている。ピン
受容開口116は、本体部152の4つの隅部か
らその対角線に沿つて半径方向に内方へ延びるよ
うに一体形成された4つの突出部158を貫通し
て形成されている。突出部158にある開口11
6を介して4つの燃料バンドル86全てを相互に
結合することによつて、把持枠体34は燃料バン
ドル86を一緒に移動させ、さもないと生じるか
も知れない一つの燃料バンドル86から他の燃料
バンドルへの負荷量を最小にする。
把持部材34は更に複数の細長い緩衝部材16
0を有する。把持枠体34から横方向に突出する
該緩衝部材は、必要なら隣接燃料集合体にある同
様の形状の緩衝部材に接触して隣接燃料集合体間
の間隔及び流体ギヤツプ(fluid gap)を最小に
するために、本体部152に一体に形成されてい
る。把持枠体34は更に本体部152に一体に形
成された取付ポスト162を有する。この取付ポ
スト162内には細長いねじ穴164が形成され
ていて、同ねじ穴164が、ばね組体166と保
持ボルト168とを受ける(第22図)。保持ボ
ルト168は、ばね組体166を取付ポスト16
2との係合状態に保持するために、二方向性板ば
ね174と取付板又はアングル176とにそれぞ
れ貫通形成された一対の開口170及び172を
通るように設計されている。二方向性板ばね17
4は、隣接燃料集合体間の間隔を維持すると共に
一つの燃料集合体から別の燃料集合体に負荷を伝
えるために、隣接燃料集合体にある対応の板ばね
に接触するように設計されている。取付ポスト1
62に関して対角線方向に対峙して配設されてい
るのは細長い垂直の緩衝部材178(第9図、第
22図)であつて、該緩衝部材178は、ばね組
体166からの負荷を原子炉の上部炉内構造物に
伝達するように設計されているので、かかる負荷
が燃料集合体30に加わることによるどんな重大
な運動も防止する。緩衝部材160及びばね組体
166の半径方向外方に突出する部分を受け入れ
るために、流れチヤンネル32の上端(第2図、
第7図及び第22図)には適当な形状の複数の切
欠き204を設けておくべきである。
U字状のロツクピン70の各々は、最外端に垂
下部182のある細長い、ばね式上脚部180
と、整列した開口64及び68内を通つて受け入
れられるように設計した細長い、ほぼ真直ぐの下
脚部184とを含む。下脚部184を整列開口6
4及び68に貫通させるときに、ばね式上脚部1
80が下脚部184の方向に動いてぱちんと締ま
り、垂下部182が、把持枠体34の補強部分6
6の隣接する上部垂直縁との係合状態に位置定め
されるので、ロツクピン70は補強リブ60及び
把持枠体34に対して取り外し可能なロツク状態
に維持される。
基体36(第1図、第3図、第14〜16図、
第21図)は、冷却材又は減速材流を受け入れる
ための入口開口191を有する入口ノズル190
を含む。第3図及び第16図から明らかなよう
に、入口ノズル190は、偏心形成された構造で
あるため、その中心が基体36及び燃料集合体3
0の中心から外れているが、入口開口191は基
体36及び燃料集合体30と同心である。入口ノ
ズル190を偏心状態に形成するには、基体36
の鋳造の際でもよいし、或はその後に、入口ノズ
ル190を形成する基体36の材料を加工して入
口ノズル190の周辺における厚さを変えるよう
にしてもよい。従つて、原子炉炉心の燃料交換中
に、小さな横方向の外径寸法を有する使用済み燃
料集合体に代えて大きな横方向の外径寸法を有す
る燃料集合体30を使用しうる。
入口ノズル190の上方に配設されているの
は、冷却材又は減速材の流れを受け入れてそれを
燃料バンドル86の下部タイプレート94及び水
の十字路74の中心に分配するプレナム領域19
2である。入口ノズル190から下方に延びる3
つの脚部194は、炉心内部構造内で及び燃料貯
蔵ラツク中の取着構造内で基体36、従つて燃料
集合体30を整列させるために、半径方向の内方
に傾斜している。
基体36から立ち上がる面取りした支持体14
0は、垂直に延びる細長い半径方向内方の表面か
ら始まつて上面198で終わる面取り表面196
を有する。基体36内の中央に配設され且つ援方
向に延びる十字路の基体支持部材200に一体に
形成された4つの支持体140は、隣接する2つ
の燃料バンドル86の下部タイプレート94にあ
る面取りした切欠き132に接触し、着座し、そ
して該切欠きを支持するようにそれぞれ設計され
た一対の面取り表面196を含む。また、中央に
配設された4つの支持体140の上面198に
は、水の十字路74(第21図)の限流装置80
のための余裕を与えるため、細長い湾曲凹部20
2が形成されている。
前述した本発明の実施例は様々に改変可能であ
る。例えば、上部タイプレート92′(第10図)
の別の実施例においては、金属棒又は帯材104
に一体に形成された横方向即ち半径方向の延長部
120を用いて、燃料バンドル86の横方向即ち
半径方向の運動と燃料バンドル86の軸心回りの
回転変位との双方を更に規制若しくは制限する。
また、燃料集合体30の流れチヤンネル32′
(第23〜25図)の別の実施例は、屈曲した断
面形状を有して基体36′に形成された細長い溝
206に入るように、対応する屈曲した断面形状
のある下端38′を軸方向の端に形成せしめてい
る。第21図に示した実施例のように、流れチヤ
ンネル32′又は基体36′の外周面によつて形成
される外被を越える必要なしに流れチヤンネル3
2′と基体36′との間に堅固な構造にさねはぎ結
合を与えるために、下端38′は、その上方にあ
る流れチヤンネル32′の部分の横方向外径寸法
に比較して小さい横方向外径寸法を有するよう
に、半径方向の内側に形成されている。中央の水
の十字路74′は減速材限流装置80(第21図)
を有することなく最下端76に形成されている。
従つて、横方向に延びる十字形の基体支持部材2
00′に一体に形成されそこから立ち上がる4つ
の、中央に配置され、面取りされた支持体140
の平らな上面198′は、水の十字路74′を貫流
する減速材の流量及び流速を制限する限流装置と
して作用する。
基体支持部材200′は、ボルト210(第2
4図)との係合のため、中央に貫通形成された細
長い垂直の開口208を有する。開口208の内
径は、流れチヤンネル32′を基体36′との係合
状態に固定するストツパ及び支持面として作用す
るボルト210の頭部212の外径より小さく設
計されている。ボルト210の細長いねじ端部2
14はロツクナツト216の中央にある細長いね
じ穴218に嵌合するように設計されている。ロ
ツクナツト216は、溶接のような適宜の手段で
水の十字路74′の最下端76′の中央における所
定位置に取着してもよい。ボルト210を十分に
締め付けてそのねじ端214がロツクナツト21
6のねじ穴248に適切に係合するときには、流
れチヤンネル32′の下端38′が溝206内にし
つかり保持されているであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の原理に従つて構成された燃
料集合体の正面図、第2図は、第1図の拡大平面
図、第3図は第1図の拡大底面図、第4図は第1
図の−線断面図、第5図は第4図の−線
断面図、第6図は第5図の−線断面図、第7
図は第4図の−線断面図、第8図は第4図の
−線断面図、第9図は第2図の−線断面
図、第10図は上部タイプレートの改変例を示す
部分拡大断面図、第11図は第1図のXI−XI線断
面図、第12図は第11図のXII−XII線断面図、第
13図は第12図の−線断面図、第14
図は第11図の−線断面図、第15図は
第11図の−線断面図、第16図は第1
図の−線断面図、第17図は第16図の
−線方向から見た正面図、第18図は解
体した状態の燃料バンドルを示す分解斜視図、第
19図は組立てた状態の燃料バンドルをグリツ
ド・スペーサを除いて示す斜視図、第20図は燃
料バンドルの底部を示す斜視図、第21図は流れ
チヤンネルの下端と基体とを示す分解斜視図、第
22図は流れチヤンネルの上端及び燃料バンドル
の上端のヨークを示す分解斜視図、第23図は本
発明の原理に従つて構成された燃料集合体の基体
の別の実施例を示す平面断面図、第24図は第2
3図の−線断面図、第25図は第2
3図に示した燃料集合体の流れチヤンネルの下端
と基体とを示す分解斜視図である。 30……核燃料集合体(燃料集合体)、32,
32′……被覆体(外側流れチヤンネル)、34…
…上部把持枠体、36,36′……下部基体、6
0……補強リブ、62……切欠き、70……ロツ
クピン、72……L形部材、74,74′……減
速材流路、82……燃料部分、86……燃料バン
ドル、92,92′……上部タイプレート、94
……下部タイプレート、96……燃料棒、158
……突出部、114……取付ピン(位置決めピ
ン)、150……昇降取扱手段(昇降ハンドル)、
160……燃料集合体緩衝部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 外側流れチヤンネルを画成すると共に複数の
    燃料棒96を囲繞する被覆体32と、該被覆体3
    2内に隔置して配設されたL形部材72からなる
    十字形壁構造とを有する核燃料集合体であつて、
    前記十字形壁構造は、前記核燃料集合体を複数の
    別個の燃料部分82に分割すると共に、前記L形
    部材72間の隙間を通る冷たい中性子減速材用の
    減速材流路を造つており、前記別個の燃料部分8
    2の各々は、上部タイプレート92と、該上部タ
    イプレート92から軸方向の上方に延びる取付ピ
    ン114と、下部タイプレート94と、前記上部
    タイプレート92及び前記下部タイプレート94
    間に配設された複数の燃料棒96とを含む別個の
    燃料バンドル86を受け入れており、前記核燃料
    集合体は、前記取付ピン114を滑動自在に受け
    入れる突出部158を含む上部把持枠体34と、
    前記燃料部分82を支持する下部基体36とを有
    していて、該上部把持枠体34及び該下部基体3
    6の双方が前記被覆体32に構造的に取着されて
    おり、前記被覆体32は、その内壁の中央に沿つ
    て同被覆体32に取着された補強リブ60を有し
    ており、前記L形部材72は、同L形部材72間
    の隙間を十字形の減速材流路74として画成する
    ように前記補強リブ60の両側に取着されてお
    り、該補強リブ60の上端は、前記減速材流路7
    4を画成する前記L形部材72よりも若干上方に
    延びていて、前記把持枠体34から前記核燃料集
    合体を支持するために、前記把持枠体34に形成
    された切欠き62に受け入れられロツクピン70
    により同切欠き62内に固定されており、前記把
    持枠体34は、前記核燃料集合体を垂直姿勢で昇
    降させ取り扱うための昇降取扱手段150を有す
    ると共に、前記把持枠体34には、隣接する核燃
    料集合体間に最小の間隔を維持するために、同把
    持枠体34から横方向に突出する複数の燃料集合
    体緩衝部材160が一体的に形成されている、核
    燃料集合体。
JP58065795A 1982-04-15 1983-04-15 核燃料集合体 Granted JPS58189582A (ja)

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