JPH02217430A - 溶融金属中の非金属介在物の除去装置 - Google Patents
溶融金属中の非金属介在物の除去装置Info
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- JPH02217430A JPH02217430A JP1036279A JP3627989A JPH02217430A JP H02217430 A JPH02217430 A JP H02217430A JP 1036279 A JP1036279 A JP 1036279A JP 3627989 A JP3627989 A JP 3627989A JP H02217430 A JPH02217430 A JP H02217430A
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- 239000002184 metal Substances 0.000 title claims abstract description 47
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
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-
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- Y02P10/25—Process efficiency
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- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野］
本発明は、溶融金属中の非金属介在物を分離除去する装
置に関するものである。
置に関するものである。
〔従来の技術］
従来から、溶融金属中の多くの非金属介在物が、中間容
器の流入口から流出口へ継がる流速の大きな短い流れ（
ショートバスと呼ばれる）に巻き込まれて流出すること
が知られている。
器の流入口から流出口へ継がる流速の大きな短い流れ（
ショートバスと呼ばれる）に巻き込まれて流出すること
が知られている。
この対策として中間容器を大型化することによって、中
間容器内の溶融金属の滞留時間を増加させ、非金属介在
物の浮上、分離を促進していた。しかしながら、中間容
器を大型化すると、中間容器における溶融金属の温度低
下が大きくなり、中間容器へ注湯する溶融金属をより高
温にする必要が生じ、エネルギーロスや、耐火物の溶損
量が増大する等の弊害があった。
間容器内の溶融金属の滞留時間を増加させ、非金属介在
物の浮上、分離を促進していた。しかしながら、中間容
器を大型化すると、中間容器における溶融金属の温度低
下が大きくなり、中間容器へ注湯する溶融金属をより高
温にする必要が生じ、エネルギーロスや、耐火物の溶損
量が増大する等の弊害があった。
また、例えば特開昭６１−１３６６３８号に開示される
ように、中間容器の溶融金属の流路にセラミックフィル
ターを取り付け、非金属介在物を吸着し、除去する種々
の技術手段が開発されている。しかしながら、溶融金属
がセラミックフィルタを通過する際に、大きな圧力損失
が生じ、円滑に溶融金属が通過しにくいという欠点があ
った。
ように、中間容器の溶融金属の流路にセラミックフィル
ターを取り付け、非金属介在物を吸着し、除去する種々
の技術手段が開発されている。しかしながら、溶融金属
がセラミックフィルタを通過する際に、大きな圧力損失
が生じ、円滑に溶融金属が通過しにくいという欠点があ
った。
また、特開昭５８−２２３１７号に開示されるように、
溶融金属を水平に回転させ、溶融金属と非金属介在物の
密度差によって生じる遠心力の差を利用し、非金属介在
物を回転中心に集中させて分離する技術手段がある。こ
の場合１分離された介在物が再び巻き込まれて、効果的
に介在物を分離することが困難な場合があるという問題
があった。
溶融金属を水平に回転させ、溶融金属と非金属介在物の
密度差によって生じる遠心力の差を利用し、非金属介在
物を回転中心に集中させて分離する技術手段がある。こ
の場合１分離された介在物が再び巻き込まれて、効果的
に介在物を分離することが困難な場合があるという問題
があった。
〔発明が解決しようとする課題］
本発明は、前述のような欠点を克服し、溶融金属中の非
金属介在物を効果的に分離除去でき、溶融金属の温度低
下も小さく１円滑な操業のできる溶融金属中の非金属介
在物の除去装置を提供することを課題とするものである
。
金属介在物を効果的に分離除去でき、溶融金属の温度低
下も小さく１円滑な操業のできる溶融金属中の非金属介
在物の除去装置を提供することを課題とするものである
。
〔課題を解決するための手段］
本発明は上述の問題点を解決するものであり、溶融金属
を受け入れ次の容器に給湯する流出口を配設した中間容
器に、非金属介在物除去フィルタを備えた溶融金属中の
非金属介在物の除去装置に適用され次の技術手段を採っ
た。すなわち、非金属介在物除去フィルタに向かう方向
に溶融金属を流動させる電磁誘導装置を備えたことを特
徴とする溶融金属中の非金属介在物の除去装置である。
を受け入れ次の容器に給湯する流出口を配設した中間容
器に、非金属介在物除去フィルタを備えた溶融金属中の
非金属介在物の除去装置に適用され次の技術手段を採っ
た。すなわち、非金属介在物除去フィルタに向かう方向
に溶融金属を流動させる電磁誘導装置を備えたことを特
徴とする溶融金属中の非金属介在物の除去装置である。
また本発明は、中間容器を平面形状Ｕ字型容器とし、非
金属介在物除去フィルタに向かう方向に溶融金属を流動
させる回転または半回転磁場を誘起するＭ１磁誘導装置
を備えたことを特徴とする溶融金属中の非金属介在物の
除去装置である。
金属介在物除去フィルタに向かう方向に溶融金属を流動
させる回転または半回転磁場を誘起するＭ１磁誘導装置
を備えたことを特徴とする溶融金属中の非金属介在物の
除去装置である。
以下１本発明の作用を図面によって説明する。
第１図および第２図はそれぞれ本発明の一実施例の平面
図および斜視図を示したものである。
図および斜視図を示したものである。
図示されるように中間容器は、中央部に堰８を設けた平
面形状Ｕ字型に形成され、流入［コ１から流入した溶鋼
は、回転磁場発生装置５によって発生された方向７の磁
力により、流れ方向４に移動させられ、溶鋼中の非金属
介在物をセラミックフィルタ３で分離された後、流出口
２から流出するよう構成されている。
面形状Ｕ字型に形成され、流入［コ１から流入した溶鋼
は、回転磁場発生装置５によって発生された方向７の磁
力により、流れ方向４に移動させられ、溶鋼中の非金属
介在物をセラミックフィルタ３で分離された後、流出口
２から流出するよう構成されている。
このような中間容器は回転浴中の溶融金属が電磁力によ
って方向４の矢印の大きさに比例するような流速をもつ
ため、セラミックフィルタ３の壁には電磁力に比例した
動圧がかかる。セラミックフィルタ３は２通常、網目構
造をもつため、溶融金属流路に挿入すると圧力損失が大
きい、このため、流出口２へ向かう溶融金属は均一な流
速となるにの場合、従来例に比べて、溶融金属が通過す
るフィルタの面積が大きく、フィルタを通過する溶融金
ｆｆ１ｌが均一に近づくため、トータルの付＠量は同じ
でも、フィルタの単位体積当りの介在物付着量は少ない
ため、フィルタの交換が少なくて円滑な操業が可能とな
る。
って方向４の矢印の大きさに比例するような流速をもつ
ため、セラミックフィルタ３の壁には電磁力に比例した
動圧がかかる。セラミックフィルタ３は２通常、網目構
造をもつため、溶融金属流路に挿入すると圧力損失が大
きい、このため、流出口２へ向かう溶融金属は均一な流
速となるにの場合、従来例に比べて、溶融金属が通過す
るフィルタの面積が大きく、フィルタを通過する溶融金
ｆｆ１ｌが均一に近づくため、トータルの付＠量は同じ
でも、フィルタの単位体積当りの介在物付着量は少ない
ため、フィルタの交換が少なくて円滑な操業が可能とな
る。
回転浴での回転流速が十分に大きい場合、介在物は溶融
金属との密度差によって生じる遠心力の差により求心力
を受けて回転中心上部へ集中する。従来の求心力を利用
して介在物を集中分離する装置では、集中した介在物が
再び巻き込まれるという問題があったが、本容器では下
流側にセラミックフィルターが設置されているため、回
転浴で粗大化した介在物を効率よく吸着除去することが
できる。
金属との密度差によって生じる遠心力の差により求心力
を受けて回転中心上部へ集中する。従来の求心力を利用
して介在物を集中分離する装置では、集中した介在物が
再び巻き込まれるという問題があったが、本容器では下
流側にセラミックフィルターが設置されているため、回
転浴で粗大化した介在物を効率よく吸着除去することが
できる。
以上のように、セラミックフィルターによる溶融金属の
圧力損失を電磁力によってカバーすることができる。ま
た、セラミックフィルターによる圧力損失量は、フィル
ターの詰りにより操業の初期と末期で大きく異なるため
、電磁力のように。
圧力損失を電磁力によってカバーすることができる。ま
た、セラミックフィルターによる圧力損失量は、フィル
ターの詰りにより操業の初期と末期で大きく異なるため
、電磁力のように。
電流値を変えることによって容易に溶融金属流を制御で
きることが極めて重要である。すなわち。
きることが極めて重要である。すなわち。
操業中、直接観察或は湯面レベル検知器等によってフィ
ルターの上、下流の湯面レベルを把握し、７！ｆｉｉｆ
１力の電流値を調節することによりその湯面レベルを制
御することが可能となるので円滑な操業を行うことがで
きる。
ルターの上、下流の湯面レベルを把握し、７！ｆｉｉｆ
１力の電流値を調節することによりその湯面レベルを制
御することが可能となるので円滑な操業を行うことがで
きる。
また、第１図に示すような回転磁場を用いることにより
、中間容器を平面形状０字型容器とすることができ、同
一容量の通常の容器と比べて溶融金属の温度低下量が少
なく、容器内で溶融金属がショートバスしにくい容器と
することができる。
、中間容器を平面形状０字型容器とすることができ、同
一容量の通常の容器と比べて溶融金属の温度低下量が少
なく、容器内で溶融金属がショートバスしにくい容器と
することができる。
〔実施例］
第１図に示した中間容器（幅６００ｍｍ、長さ１０００
ｍｍ、浴深さ４００ｍｍ）を用いて、低次アルミギルド
鋼を、１０００Ｋｇ／ｍｉｎの流量で流通させ、操業性
と介在物分離能力を調査した。流入口と流出口から溶鋼
サンプリングを行い、スライム抽出を行った結果を第４
図に示す。
ｍｍ、浴深さ４００ｍｍ）を用いて、低次アルミギルド
鋼を、１０００Ｋｇ／ｍｉｎの流量で流通させ、操業性
と介在物分離能力を調査した。流入口と流出口から溶鋼
サンプリングを行い、スライム抽出を行った結果を第４
図に示す。
第４図（ａ）は流入口サンプル、第４図（ｂ）は流出口
サンプルの結果であるが、本発明によって従来にない大
幅な介在物の減少がみられた。また、フィルタの交換も
なく円滑な操業ができた。
サンプルの結果であるが、本発明によって従来にない大
幅な介在物の減少がみられた。また、フィルタの交換も
なく円滑な操業ができた。
電磁力を用いないでフィルタのみの場合には、棒所的な
詰りか生じ溶融金属の流れが不均一になってショートパ
スが生じたり、１４所的に流速の速い所ではフィルタが
溶は落ちてしまうという不都合が生じた。
詰りか生じ溶融金属の流れが不均一になってショートパ
スが生じたり、１４所的に流速の速い所ではフィルタが
溶は落ちてしまうという不都合が生じた。
このような電磁力によって得られる動圧により、セラミ
ックフィルタの圧損を補なう設備として、例えば、第３
図に示すような移動磁界を設置した装置も効果的である
。第３図は本発明の他の実施例であり、直線方向の移動
磁界発生装置６を備え方向７の磁力を発生させて、流入
口ｌから流入した溶鋼を矢印の方向へ移動させ、流路に
配設したセラミックフィルタ３で非金属介在物を分離し
、流出口２から流出するよう構成したものである。
ックフィルタの圧損を補なう設備として、例えば、第３
図に示すような移動磁界を設置した装置も効果的である
。第３図は本発明の他の実施例であり、直線方向の移動
磁界発生装置６を備え方向７の磁力を発生させて、流入
口ｌから流入した溶鋼を矢印の方向へ移動させ、流路に
配設したセラミックフィルタ３で非金属介在物を分離し
、流出口２から流出するよう構成したものである。
本発明装置に使用するフィルタの種類は、溶融金属の種
類や、溶融金属の清浄度によって異なるが、従来技術で
は詰りか生じ易かった３次元網目構造のアルミナフィル
タ（約２ｍｍ間隔）でも電磁力を調整することによって
円滑な操業が可能であった。
類や、溶融金属の清浄度によって異なるが、従来技術で
は詰りか生じ易かった３次元網目構造のアルミナフィル
タ（約２ｍｍ間隔）でも電磁力を調整することによって
円滑な操業が可能であった。
〔発明の効果１
以上の説明の様に本発明の中間容器を用いることで非金
属介在物の分離能力の増加、中間容器への注湯温度の低
温化が達成できるとともに品質の良い鋳造品を得ること
ができる。
属介在物の分離能力の増加、中間容器への注湯温度の低
温化が達成できるとともに品質の良い鋳造品を得ること
ができる。
第１図は５本発明の一実施例の平面図、第２図は第１図
の斜視図、第３図は、本発明の他の実施例の平面の説明
図、第４図は第１図に示す実施例での実験結果を示した
棒グラフである。 １・・・流入口 ２・・・流出口 ３・・・セラミックフィルタ ４・・・流れ方向 ５・・・回転磁場発生装置 ６・・−移動磁界発生装置 ７・・・方向 ８・・・堰 第１図
の斜視図、第３図は、本発明の他の実施例の平面の説明
図、第４図は第１図に示す実施例での実験結果を示した
棒グラフである。 １・・・流入口 ２・・・流出口 ３・・・セラミックフィルタ ４・・・流れ方向 ５・・・回転磁場発生装置 ６・・−移動磁界発生装置 ７・・・方向 ８・・・堰 第１図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 溶融金属を受け入れ次の容器に給湯する流出口を配
設した中間容器に、非金属介在物除去フィルタを備えた
溶融金属中の非金属介在物の除去装置において、 該非金属介在物除去フィルタに向かう方向 に溶融金属を流動させる電磁誘導装置を備えたことを特
徴とする溶融金属中の非金属介在物の除去装置。 ２ 溶融金属を受け入れ次の容器に給湯する流出口を配
設した中間容器に、非金属介在物除去フィルタを備えた
溶融金属中の非金属介在物の除去装置において、 該中間容器を平面形状Ｕ字型容器とし、該 非金属介在物除去フィルタに向かう方向に溶融金属を流
動させる回転または半回転磁場を誘起する電磁誘導装置
を備えたことを特徴とする溶融金属中の非金属介在物の
除去装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1036279A JPH02217430A (ja) | 1989-02-17 | 1989-02-17 | 溶融金属中の非金属介在物の除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1036279A JPH02217430A (ja) | 1989-02-17 | 1989-02-17 | 溶融金属中の非金属介在物の除去装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02217430A true JPH02217430A (ja) | 1990-08-30 |
Family
ID=12465344
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1036279A Pending JPH02217430A (ja) | 1989-02-17 | 1989-02-17 | 溶融金属中の非金属介在物の除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02217430A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010060932A (ko) * | 1999-12-28 | 2001-07-07 | 이구택 | 세라믹 필터를 사용한 강중 비금속 개재물 추출방법 및 그장치 |
-
1989
- 1989-02-17 JP JP1036279A patent/JPH02217430A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010060932A (ko) * | 1999-12-28 | 2001-07-07 | 이구택 | 세라믹 필터를 사용한 강중 비금속 개재물 추출방법 및 그장치 |
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