JPH02217326A - 光学部品の成形型 - Google Patents
光学部品の成形型Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、光学部品の成形型に係り、特に、非球面レン
ズなどの光学素子を熱間プレス成形するに好適な、光学
部品の成形型に関するものである。
ズなどの光学素子を熱間プレス成形するに好適な、光学
部品の成形型に関するものである。
[従来の技術]
近年、光学ガラスレンズとして、非球面レンズの要求が
高まっている。これは、非球面レンズの採用により、光
学系を簡略化することができるので、装置の小形軽量化
、原価低減が可能となるからである。
高まっている。これは、非球面レンズの採用により、光
学系を簡略化することができるので、装置の小形軽量化
、原価低減が可能となるからである。
従来、この種非球面レンズは研削・研磨で加工されてい
たが、この加工方法はきわめて生産性の悪いものであっ
た。
たが、この加工方法はきわめて生産性の悪いものであっ
た。
そこで、最近では、非球面レンズを熱間プレス成形によ
って製造する方法が開発されている。この方法は、プレ
ス使用面を所定形状に形成した成形型(詳細後述)内へ
、ガラス素材を挿入し、この素材の温度を成形温度にま
で加熱したのち、これを加圧してプレス成形するもので
ある。
って製造する方法が開発されている。この方法は、プレ
ス使用面を所定形状に形成した成形型(詳細後述)内へ
、ガラス素材を挿入し、この素材の温度を成形温度にま
で加熱したのち、これを加圧してプレス成形するもので
ある。
前記成形型の材料は1通常、炭化タングステン(WC)
とコバルト(CO)とを含有する超硬合金が使用されて
いる。
とコバルト(CO)とを含有する超硬合金が使用されて
いる。
なお、この種の成形型として関連するものには、特開昭
59−123631号公報が挙げられる。
59−123631号公報が挙げられる。
[発明が解決しようとする課題]
成形型の材料としては、高温での強度が高く。
型の形状精度、面粗さが出し易く、且つ高温でガラスと
融着しないものが要求されている。
融着しないものが要求されている。
しかし、前記超硬合金の成形型は、この要求を満足する
ものではなかった。
ものではなかった。
すなわち、超硬合金の成形型は、WCの細粒粉末に、G
o粒粉末バインダとして混入し、これらをプレス成形し
たのち、焼結してなるものであるが、約400℃以上で
は、Goの粒子が酸化を始めて、バインダとしての機能
を失ってしまう。
o粒粉末バインダとして混入し、これらをプレス成形し
たのち、焼結してなるものであるが、約400℃以上で
は、Goの粒子が酸化を始めて、バインダとしての機能
を失ってしまう。
ところで、ガラス素材は、SiO□、B、O,。
BaOなどを含有するものであり、その軟化温度は65
01〜750℃、成形温度は約730℃である。
01〜750℃、成形温度は約730℃である。
したがって、非球面レンズの熱間プレス成形時に、Go
の粒子が酸化して、成形型のプレス使用面から脱落し、
その面形状、面粗さが劣化するので、非球面レンズの表
面粗さを所望の0.02μmに成形することは困難であ
った。また、ガラス素材と成形型のGoとが反応して、
ガラスがプレス使用面へ融着するという融着現象を生じ
た。
の粒子が酸化して、成形型のプレス使用面から脱落し、
その面形状、面粗さが劣化するので、非球面レンズの表
面粗さを所望の0.02μmに成形することは困難であ
った。また、ガラス素材と成形型のGoとが反応して、
ガラスがプレス使用面へ融着するという融着現象を生じ
た。
このようにして、従来の成形型は、そのプレス使用面が
早期に劣化して、寿命が短いものであった。
早期に劣化して、寿命が短いものであった。
本発明は、上記した従来技術の問題点を解決して、プレ
ス使用面の酸化がなく、且つガラスの融着現象を生ずる
ことなく、表面粗さの優れた非球面レンズを熱間プレス
成形することができる、長寿命の成形型の提供を、その
目的とするものである。
ス使用面の酸化がなく、且つガラスの融着現象を生ずる
ことなく、表面粗さの優れた非球面レンズを熱間プレス
成形することができる、長寿命の成形型の提供を、その
目的とするものである。
[課題を解決するための手段]
上記問題点を解決するための、本発明に係る光学部品の
成形型の構成は、プレス使用面を所定形状に形成した、
光学部品の成形型において、成形型を、ボロンナイトラ
イドを焼結した焼結型にし。
成形型の構成は、プレス使用面を所定形状に形成した、
光学部品の成形型において、成形型を、ボロンナイトラ
イドを焼結した焼結型にし。
そのプレス使用面に、該型の材料との熱膨張係数差が2
X10−’/”C以下である材料の被膜を。
X10−’/”C以下である材料の被膜を。
コーティングにより形成したものである。
さらに詳しくは、超硬合金の成形型に代えて。
ガラスと融着しにくいボロンナイトライドを焼結した焼
結型のプレス使用面へ、さらに、ボロンナイトライドの
被覆をコーティングして前記プレス使用面の面粗さを良
好にした成形型を使用することにより、前記目的は達成
される。
結型のプレス使用面へ、さらに、ボロンナイトライドの
被覆をコーティングして前記プレス使用面の面粗さを良
好にした成形型を使用することにより、前記目的は達成
される。
[作用コ、。
ボロンナイトライドの焼結型は、ガラス素材の成形温度
(約730℃)にまで加熱しても、所定の強度を有する
のみならず、プレス使用面の酸化や、ガラスの融着現象
を生ずることなく1表面粗さの優れた非球面レンズを、
連続して容易に成形することができる。
(約730℃)にまで加熱しても、所定の強度を有する
のみならず、プレス使用面の酸化や、ガラスの融着現象
を生ずることなく1表面粗さの優れた非球面レンズを、
連続して容易に成形することができる。
[実施例]
以下、本発明を実施例によって説明する。
第1図は1本発明の一実施例に係る光学部品の成形型を
示す略示縦断面図である。
示す略示縦断面図である。
この第1図において、1は、ボロンナイトライドを焼結
し、そのプレス使用面1aを所定形状(近似曲率半径5
0m、形状精度±1μm、面粗さ約0.5μm)に形成
した焼結型(直径30m。
し、そのプレス使用面1aを所定形状(近似曲率半径5
0m、形状精度±1μm、面粗さ約0.5μm)に形成
した焼結型(直径30m。
高さ40mの円柱状)であり、前記プレス使用面1aに
、ボロンナイトライドの被膜2(厚さ約6μm、表面粗
さO,OLpm以下)が、PVD法によってコーティン
グされている。
、ボロンナイトライドの被膜2(厚さ約6μm、表面粗
さO,OLpm以下)が、PVD法によってコーティン
グされている。
この焼結型1の製造方法を略述すると、次のとおりであ
る。
る。
直径3Qm、高さ40mの円柱状に成形して焼結したボ
ロンナイト母材の端面を、研削加工して。
ロンナイト母材の端面を、研削加工して。
近似曲率半径50 m 、形状精度±1μmのプレス使
用面1aを形成する。そして、このプレス使用面1aの
面粗さを、その形状精度を維持したまま、ダイヤモンド
砥粒により約0.5μmに仕上げる。
用面1aを形成する。そして、このプレス使用面1aの
面粗さを、その形状精度を維持したまま、ダイヤモンド
砥粒により約0.5μmに仕上げる。
ところで、ボロンナイトライド母材は、その粒界部に凹
みがあって、このままでは、プレス使用面1aの面粗さ
を0.5μm以下にすることは困難である。そこで、プ
レス使用面1aに、PVD法により、厚さ約6μmのボ
ロンナイトライドの被膜2をコーティングしたのち、そ
の表面をダイヤモンド砥粒により研磨して、表面粗さを
0.01μm以下に仕上げることにより、所望の焼結型
1が得られる。
みがあって、このままでは、プレス使用面1aの面粗さ
を0.5μm以下にすることは困難である。そこで、プ
レス使用面1aに、PVD法により、厚さ約6μmのボ
ロンナイトライドの被膜2をコーティングしたのち、そ
の表面をダイヤモンド砥粒により研磨して、表面粗さを
0.01μm以下に仕上げることにより、所望の焼結型
1が得られる。
上記のように構成した焼結型1を使用して、非球面レン
ズを成形した成形例を、図面を用いて説明する。
ズを成形した成形例を、図面を用いて説明する。
第2図は、第1図に係る焼結型を使用して非球面レンズ
を成形したときの、繰返し成形回数とプレス使用面の表
面粗さとの関係の一例を示す表面粗さ変化図、第3図は
、同様に、他の例を示す表面粗さ変化図である。
を成形したときの、繰返し成形回数とプレス使用面の表
面粗さとの関係の一例を示す表面粗さ変化図、第3図は
、同様に、他の例を示す表面粗さ変化図である。
第1の成形例。
40wt%BaO−39wt%sio、−15W t
B、O,を主成分とする、両凸形状のφ25×R30X
tlOの光学ガラスをガラス素材とし、第1図に示す焼
結型1を使用して非球面レンズを熱間プレス成形した成
形例を示す。
B、O,を主成分とする、両凸形状のφ25×R30X
tlOの光学ガラスをガラス素材とし、第1図に示す焼
結型1を使用して非球面レンズを熱間プレス成形した成
形例を示す。
前記ガラス素材を焼結型1上に載置し、窒素雰囲気中で
約730℃に加熱したのち、約1tonfの荷重を約1
0秒間負荷してプレス成形した。
約730℃に加熱したのち、約1tonfの荷重を約1
0秒間負荷してプレス成形した。
得られた非球面レンズの形状精度2面粗さは、焼結型1
のプレス使用面1aのそれとほぼ同一であった。また、
ガラスの融着現象はなかった。
のプレス使用面1aのそれとほぼ同一であった。また、
ガラスの融着現象はなかった。
この成形を繰返し実施したときの、プレス使用面1aの
表面粗さの変化は、第2図の曲線4で示すように、経時
劣化がほとんどなかった。これに対して、従来の超硬合
金の成形型の、繰返し成形にともなう表面粗さの変化は
、同図の曲線3で示すものであり、経時劣化が大きいも
のであった。
表面粗さの変化は、第2図の曲線4で示すように、経時
劣化がほとんどなかった。これに対して、従来の超硬合
金の成形型の、繰返し成形にともなう表面粗さの変化は
、同図の曲線3で示すものであり、経時劣化が大きいも
のであった。
第2の成形例
69wt%Sin、−10wt%B、O,−9wt%N
a、0−8wt%に、Oを主成分とする1両凸形状のφ
25XR30XtlOの光学ガラスをガラス素材とし、
第1図に示す焼結型1を使用して非球面レンズを熱間プ
レス成形した成形例を示す。
a、0−8wt%に、Oを主成分とする1両凸形状のφ
25XR30XtlOの光学ガラスをガラス素材とし、
第1図に示す焼結型1を使用して非球面レンズを熱間プ
レス成形した成形例を示す。
前記ガラス素材を焼結型1上に載置し、窒素雰囲気中で
約650℃に加熱したのち、約1tonfの荷重を約1
0秒間負荷してプレス成形した。
約650℃に加熱したのち、約1tonfの荷重を約1
0秒間負荷してプレス成形した。
この成形例においても、第1の成形例と同様に、得られ
た非球面レンズの形状精度1面粗さは、プレス使用面1
aのそれとほぼ同一であり、ガラスの融着現象もなかっ
た。
た非球面レンズの形状精度1面粗さは、プレス使用面1
aのそれとほぼ同一であり、ガラスの融着現象もなかっ
た。
この成形を繰返し実施したときの、プレス使用面1aの
表面粗さの変化は、第3図の曲線4′で示すように、経
時劣化がほとんどなかった。同図の曲線3′で示すもの
は、従来の超硬合金の成形型の表面粗さの変化であり、
経時劣化が大きい。
表面粗さの変化は、第3図の曲線4′で示すように、経
時劣化がほとんどなかった。同図の曲線3′で示すもの
は、従来の超硬合金の成形型の表面粗さの変化であり、
経時劣化が大きい。
以上説明した実施例によれば、光学部品の成形型を、ボ
ロンナイトライドを焼結した焼結型にし、そのプレス使
用面にボロンナイトライドの被膜を形成するようにした
ので、プレス使用面の表面粗さが優れ、酸化による劣化
もなく、ガラスとの融着現象を生ずることなく、非球面
レンズを容易にプレス成形することができ、その型寿命
も長く、量産成形を可能にする、という効果がある。
ロンナイトライドを焼結した焼結型にし、そのプレス使
用面にボロンナイトライドの被膜を形成するようにした
ので、プレス使用面の表面粗さが優れ、酸化による劣化
もなく、ガラスとの融着現象を生ずることなく、非球面
レンズを容易にプレス成形することができ、その型寿命
も長く、量産成形を可能にする、という効果がある。
なお、本実施例においては、プレス使用面1aにコーテ
ィングする被膜の材料を、焼結型1と同じボロンナイト
ライドにしたが、この被膜の材料はボロンナイトライド
に限るものではなく、プレス成形時の加熱・冷却過程で
生ずる繰返し熱応力に耐えるものであればよい、これに
適するものとして、ボロンナイトライド(焼結型1の材
料)との熱膨張差が2X10−’/”C以下のもの、た
とえばセラミックス、超硬合金などがある。
ィングする被膜の材料を、焼結型1と同じボロンナイト
ライドにしたが、この被膜の材料はボロンナイトライド
に限るものではなく、プレス成形時の加熱・冷却過程で
生ずる繰返し熱応力に耐えるものであればよい、これに
適するものとして、ボロンナイトライド(焼結型1の材
料)との熱膨張差が2X10−’/”C以下のもの、た
とえばセラミックス、超硬合金などがある。
さらに1本実施例においては、被j12のコーティング
をPVD法によって実施したが、このほかイオンミキシ
ング法、CVD法などによってもよい。
をPVD法によって実施したが、このほかイオンミキシ
ング法、CVD法などによってもよい。
[発明の効果]
以上詳細に説明したように本発明によれば、プレス使用
面の酸化がなく、且つガラスの融着現象を生ずることな
く1表面粗さの優れた非球面レンズを熱間プレス成形す
ることができる、長寿命の成形型を提供することができ
る。
面の酸化がなく、且つガラスの融着現象を生ずることな
く1表面粗さの優れた非球面レンズを熱間プレス成形す
ることができる、長寿命の成形型を提供することができ
る。
第1!!+は1本発明の一実施例に係る光学部品の成形
型を示す略示縦断面図、第2図は、第1図に係る焼結型
を使用して非球面レンズを成形したときの、繰返し成形
回数とプレス使用面の表面粗さとの関係の一例を示す表
面粗さ変化図、第3図は。 同様に、他の例を示す表面粗さ変化図である。 1・・・焼結型、1a・・・プレス使用面、2・・・被
膜。 第20
型を示す略示縦断面図、第2図は、第1図に係る焼結型
を使用して非球面レンズを成形したときの、繰返し成形
回数とプレス使用面の表面粗さとの関係の一例を示す表
面粗さ変化図、第3図は。 同様に、他の例を示す表面粗さ変化図である。 1・・・焼結型、1a・・・プレス使用面、2・・・被
膜。 第20
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、プレス使用面を所定形状に形成した、光学部品の成
形型において、 成形型を、ボロンナイトライドを焼結した焼結型にし、 そのプレス使用面に、該型の材料との熱膨張係数差が2
×10^−^6/℃以下である材料の被膜を、コーティ
ングにより形成した ことを特徴とする光学部品の成形型。 2、被膜の材料を、ボロンナイトライドにしたことを特
徴とする請求項1記載の光学部品の成形型。 3、被膜の材料を、セラミックスにした ことを特徴とする請求項1記載の光学部品の成形型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3355289A JPH02217326A (ja) | 1989-02-15 | 1989-02-15 | 光学部品の成形型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3355289A JPH02217326A (ja) | 1989-02-15 | 1989-02-15 | 光学部品の成形型 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02217326A true JPH02217326A (ja) | 1990-08-30 |
Family
ID=12389717
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3355289A Pending JPH02217326A (ja) | 1989-02-15 | 1989-02-15 | 光学部品の成形型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02217326A (ja) |
-
1989
- 1989-02-15 JP JP3355289A patent/JPH02217326A/ja active Pending
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