JPH02215897A - 液体洗浄剤組成物 - Google Patents

液体洗浄剤組成物

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JPH02215897A
JPH02215897A JP3751689A JP3751689A JPH02215897A JP H02215897 A JPH02215897 A JP H02215897A JP 3751689 A JP3751689 A JP 3751689A JP 3751689 A JP3751689 A JP 3751689A JP H02215897 A JPH02215897 A JP H02215897A
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Miyoshi Oil and Fat Co Ltd
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    • C11D1/02Anionic compounds
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は液体洗浄剤組成物に関する。さらに詳しくは衣
料品、プラスチック、床タイル、壁、台所、ガス台、換
気扇等に付着した汚れ、特に油分と炭水化物、タン白質
、煤煙、土砂等とが複合した汚れ、あるいはこれらが長
時間放置されて強固に付着した汚れを洗浄し除去するの
に適した液体洗浄剤組成物に関する。
〔従来の技術〕
油分、炭水化物、土砂等が付着した単純な汚れを除去す
るには各種石けん類、アルキルベンゼンスルホン酸塩、
アルキルスルホン酸塩、フルキルサルフェート塩、アル
キルエトキシサルフェート塩、アルキルホスフェート塩
等のアニオン系界面活性剤及びアルキルフェノールエト
キシレート、アルキルエトキシレート、アルキルエタノ
ールアミド等の非イオン系界面活性剤、ビルダーあるい
は必要に応じて低級アルコール、グリコール、カルピト
ール類を加えた洗浄剤が用いられている。
これらの洗浄剤は単純な汚れに対しての洗浄効果が優れ
、広く一般に使用されているが、衣類や床タイル、壁等
に付着した動植物油脂、鉱物油、グリース、シリコーン
などと炭水化物、タン白質、煤煙、土砂等々の複合した
汚れ、特にこれら汚れが付着後、長時間を経た場合の汚
れに対しては十分な除去効果を発揮していない。
この様な頑固な汚れを除去するものとして、種々の洗浄
剤が報告されている。例えば繊維についたタン白質の除
去にはアニオン界面活性剤にヘキシレングリコールと酵
素を配合したしみ抜き剤(U、S、P、3741902
)が、換気扇、レンジ等の洗浄には非イオン界面活性剤
に3−メチル−3−メトキシブタノールを配合した洗浄
剤(特開昭54−99106)あるいはヘキシレングリ
コール、ブチルセロソルブ等を配合した洗浄剤(特開昭
5l−10808)が知られている。
〔従来技術の問題点〕
頑固な汚れを除去する洗浄剤として、界面活性剤に溶剤
を配合した洗浄剤が用いられているが、従来知られてい
る洗浄剤は特定の汚れに対して洗浄効果が劣る、又は使
用上欠点のあるものであった。
例えば界面活性剤に配合する溶剤が上記した様なアルコ
ール系溶剤ではグリース等の汚れに対し洗浄効果が劣る
。又、アルコール系溶剤の他に用いる溶剤としては、塩
素系溶剤、パラフィン系溶剤も知られているが、塩素系
溶剤は毒性があり、しかも揮発し易く、一般家庭で用い
る洗浄剤に適していない。パラフィン系溶剤はシリコー
ン、印刷インク等の汚れに対して洗浄効果が劣ると共に
、乳化性が悪く、洗浄剤として配合し難い欠点がある。
又、従来の洗浄剤は限られた汚れに対してのみ洗浄効果
を発揮するので、それぞれの用途に応じて衣料用のしみ
佐剤、レンジ等の硬質表面用のクリーナー等に用いられ
、その用途が限られていた。
本発明は上記の問題点に着目し考案されたもので、衣料
品や硬質表面に付着した、単純な汚れ、種々な油性の汚
れ、あるいはこれらが複合した強固な汚れを洗浄し除去
することができる、用途の広い液体洗浄剤組成物を提供
することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは上記課題を解決するため鋭意研究を行った
結果、アルキルベンゼンスルホン酸塩を含有する界面活
性剤とアルキルベンゼンとを特定比で含有してなる液体
洗浄剤組成物を用いることにより、衣料品、プラスチッ
ク、床タイル、壁、台所、ガス台、換気扇等に付着した
汚れ、特に種々の油分と炭水化物、タン白質、煤煙、土
砂等とが複合した汚れ、あるいはこれらの汚れが長時間
放置されて強固に付着した汚れを除去しうろことを見い
出し本発明に至った。
即ち本発明は、アルキルベンゼンスルホン酸塩を必須と
する界面活性剤成分と、炭素数10〜14のアルキル基
を有するアルキルベンゼンとを、95〜30:5〜70
の重量比にて含有し、必要に応じてそれに水、ビルダー
、粘度調整剤、研磨材を加えてなる液体洗浄剤組成物で
あり、本発明の液体洗浄剤組成物は水に良好に溶解し、
任意の量の水と混合して透明な水溶液ないしペーストの
状態で使用でき、それを用いることにより衣料品及び硬
質表面に付着した単純な汚れから頑固な汚れに至るまで
良好に洗浄し、除去することができる。
本発明に用いるアルキルベンゼンスルホン酸塩としては
炭素数10〜14のアルキル基を有する、直鎖アルキル
ベンゼンスルホン酸塩及び又は分岐鎖アルキルベンゼン
スルホン酸塩が挙げられ、洗剤原料用に市販されている
アルキルベンゼンスルホン酸塩、あるいは後述の炭素数
10〜14のアルキル基を有するアルキルベンゼンをス
ルホン化し、中和して塩としたものを用いることができ
る。
アルキルベンゼンスルホン酸塩を構成する塩としてはア
ルカリ金属塩、アンモニウム塩、アミン塩が挙げられ、
アルカリ金属塩としてはナトリウム塩、カリウム塩が好
ましく、アミン塩としてはモノエタノールアミン塩、ジ
ェタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩、モルホ
リン塩等が好ましい。
本発明に用いるその他の界面活性剤としては石けん類、
スルホン酸塩系、サルフェート塩基、ホスフェート塩基
等のアニオン系界面活性剤、アルキレングリコール系、
アルカノールアマイド系等の非イオン系界面活性剤並び
にベクイン型、アラニン型等の両性系界面活性剤等が挙
げられる。
更に詳しく述べれば、石けん類とは動・植物油脂肪酸等
の天然脂肪酸並びに石油系原料の酸化反応によって得ら
れる合成脂肪酸等のアルカリ金属塩、アルキロールアミ
ン塩、アンモニウム塩が挙げられる。スルホン酸塩系の
アニオン界面活性剤とはαオレフインスルホネート塩並
びに石油スルホネート塩等であり、サルフェート系並び
にホスフェート系のアニオン界面活性剤とはヤシ油還元
アルコール、牛脂還元アルコール、ラノリンアルコール
、マソコウアルコール、合成−級アルコール(ドパノー
ル:三菱油化株式会社製、オキソコール:三菱化成工業
株式会社製)、合成二級アルコール(ソフタノール二日
本触媒化学工業株式会社製)等の高級アルコール或いは
エトキシレートのサルフェート、ホスフェートであり、
これらはナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩、
モノエタノールアミン塩、ジェタノールアミン塩、トリ
エタノールアミン塩等の塩として用いられる。
非イオン系界面活性剤としてはヤシ油、牛脂等の天然脂
肪酸及びこれらの還元アルコール、ヒマシ油、合成高級
アルコール、オクチルフェノール、ノニルフェノール、
脂肪酸ソルビタンエステル、脂肪アミン等のエトキシレ
ートで通常洗浄剤の原料として用いられるものが挙げら
れる。ヤシ脂肪酸、牛脂脂肪酸のモノエタノールアマイ
ド、ジェタノールアマイド等も非イオン系界面活性剤と
して用いられる。両性系界面活性剤としては、N。
N−ジ(2−ヒドロキシエチル)N−ラウリル−N=カ
ルボキシメチルアンモニウムベタイン、N−ラウリルβ
アミノプロピオン酸ナトリウム等が挙げられる。また、
これら以外のものについても特に制約を受けるものでは
ない。
本発明に用いるアルキルベンゼンとしては、炭素数10
〜14のアルキル基を有する直鎖アルキルベンゼン及び
又は分岐鎖アルキルベンゼンが挙げられ、市販されてい
るドデシルベンゼンが好ましい。
市販のドデシルベンゼンは洗剤に用いるアルキルベンゼ
ンスルホン酸塩の原料用に供給され、アルキル基の炭素
数が12を中心に10〜14の直鎖アルキルベンゼン及
び又は分岐鎖アルキルベンゼンを主成分としている。
本発明の液体洗浄剤組成物はアルキルベンゼンスルホン
酸塩を必須とする界面活性剤成分と、炭素数10〜14
のアルキル基を有するアルキルベンゼンとを含み、その
比は重量比で各々95〜3o:5〜70の割合が好まし
い。液体洗浄剤組成物に含まれる界面活性剤成分とアル
キルベンゼンとの比が、界面活性剤成分95重量%以上
でアルキルベンゼン5重量%以下の場合、強固な汚れ、
特に油分の多い汚れに対して洗浄効果が低く、また界面
活性剤成分30重量%以下でアルキルベンゼン70重量
%以上の場合、水溶液にした時に白濁するとともに、経
時安定性が低下して好ましくない。
本発明の液体洗浄剤組成物は界面活性剤成分とアルキル
ベンゼンとを上記の割合で含むことにより、強固な汚れ
に対し良好な洗浄効果を発揮する。
又界面活性剤成分中のアルキルベンゼンスルホン酸塩が
アルキルベンゼンを良好に可溶化し、液体洗浄剤組成物
を水で希釈した時、透明な水溶液が得られる。アルキル
ベンゼンを可溶化するためには界面活性剤成分中にアル
キルベンゼンスルホン酸塩を15重量%以上含有せしめ
ることが好ましい。
本発明の液体洗浄剤組成物は各成分を個々に混合して製
造することができるが、又あらかじめアルキルベンゼン
からアルキルベンゼンスルホン酸塩を製造する時に、所
定量のアルキルベンゼンを未反応のまま残し、これにそ
の他の成分を混合し製造することもできる0例えば従来
用いられているアルキルベンゼンスルホン酸塩中には、
未反応のアルキルベンゼンが若干量含まれ、この量を極
力少なくする様なアルキルベンゼンスルホン酸塩の製造
法が検討されているが(油化学、■、P63(1965
)) 、本発明では逆にアルキルベンゼンに対するスル
ホン化率を抑制して、アルキルベンゼンを残存させるこ
とにより、所定量のアルキルベンゼンを含有するアルキ
ルベンゼンスルホン酸塩を製造して用いることができる
一般にアルキルベンゼンのスルホン化反応は無水硫酸又
は発煙硫酸を用いて行なわれる。
無水硫酸ガスによる場合、反応槽中のアルキルベンゼン
に対し、スルホン化率に応じた理論量の無水硫酸を吹き
込んで反応させ、そのサンプルを取出し、これをカセイ
ソーダ−水溶液でpl(7,0〜7.5に中和し石油エ
ーテル抽出骨を定量分析して、未反応のアルキルベンゼ
ンの含有量を611 Llすることにより、目的のアル
キルベンゼンスルホン酸塩が得られる。
また発煙硫酸による反応ではアルキルベンゼンに対する
発煙硫酸の反応が緩慢であるため、スルホン化率に応じ
た理論モル比率より発煙硫酸の比率を上げて反応せしめ
、未反応アルキルベンゼンの含有量を上記と同様の方法
により定量して、アルキルベンゼンスルホン酸塩が得ら
れる。
また未反応のアルキルベンゼンが所定の量以下となった
場合には、アルキルベンゼンを追加して調整する事が出
来る。アルキルベンゼンの追加調整はアルキルベンゼン
スルホン酸の製造時であっても、文中和してアルキルベ
ンゼンスルホン酸塩とした後であっても行なうことが出
来る。
上記の様にして得られたアルキルベンゼンを含有するア
ルキルベンゼンスルホン酸は水酸化ナトリウム水溶液、
水酸化カリウム水溶液、アンモニア、モノエタノールア
ミン、ジェタノールアミン、トリエタノールアミン、モ
ルホリン等を用い中和してその塩とする。
本発明の液体洗浄剤組成物は、アルキルベンゼンスルホ
ン酸塩を含有する界面活性剤とアルキルベンゼンを含み
、このままでも良好な洗浄効果を発揮するが、これに必
要に応じ水、ビルダー、粘度調整剤、研磨材を加えて用
いることもできる。
その添加量は界面活性剤成分とアルキルベンゼンとの合
計100重量部に対し、ビルダー0〜20重量部、粘度
調整剤0〜10重量部、研磨材0〜100重量部が好ま
しく、水は任意の量を添加することができる。
上記ビルダー、粘度調整剤、研磨材としては一般に知ら
れているものを使用することができる。
例えばビルダーとしてはリン酸ナトリウム、リン酸水素
ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、
セスキ炭酸ナトリウム、ホウ酸ナトリウム、ケイ酸ナト
リウム、ゼオライト、塩化ナトリウム、硫酸ナトリウム
、硫酸水素ナトリウム、クエン酸ナトリウム、リンゴ酸
ナトリウム、グルコン酸ナトリウム、フミン酸ナトリウ
ム、エチレンジアミン四酢酸ナトリウム、ニトリロトリ
酢酸ナトリウム、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリマレ
イン酸ナトリウム、脂肪酸アミド、ナフタリンスルホン
酸ソーダ、尿素、グリコール酸、マレイン酸ソーダース
チレンコポリマー、マレイン酸ソーダービニルアルコー
ルコポリマー等が挙ケラレ、粘度調整剤としては、メタ
ノール、エタノール、イソプロパツール、エチレングリ
コール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、
ポリプロピレングリコール、エチレングリコールモノメ
チルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル
、エチレングリコールモノプロピルエーテル、エチレン
グリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコール
七ツメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチル
エーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、
ジエチレングリコールモノプロピルエーテル、ジエチレ
ングリコールモノブチルエーテル、ポリオキシエチレン
ーポリオキシプロピレンコボリマー、グリセリン、カル
ボキシメチルセルロース、デンプン等が挙げられる。
又、研磨材としては二酸化ケイ素、酸化アルミニウム、
酸化カルシウム、酸化マグネシウム、酸化チタン、酸化
亜鉛、酸化クロム、酸化鉄、炭化ケイ素、炭化ホウ素、
アルミノケイ酸塩、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム
、コランダム、エメリー、ケイ石1.ドロマイト、石英
砂、砂、貝から等が挙げられ、これらの研磨材は40メ
ツシユ以下の大きさのものが好ましい。
本発明の液体洗浄剤組成物は以上の成分のほかに、その
安定性をそこなわない限り、pH調整剤、香料、着色剤
、ハイドロトロープ剤、増粘割等一般に知られている洗
浄剤用助剤を添加することができる。
本発明の液体洗浄剤組成物は液体乃至ペーストの状態で
、良好な水希釈性を有し、低濃度の水溶液にしだ時の外
観は透明である。これを使用する場合、衣料用液体洗浄
剤としては0.01〜1重量%程度の水溶液で、又、し
み佐剤としては高濃度溶液で、プラスチック、ガス台、
換気扇等の硬質表面の洗浄には汚れの程度に応じて、低
濃度の水溶液乃至原液のまま用いる等積々の用い方がで
きる。
次に本発明の実施例及び比較例を示す。
〔実施例〕
実施例中の%は重量%を示す。
実施例1 アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(日量化学工業
■製ソフト王洗N500の脱水物、純度96%)にアル
キルベンゼン(日産化学工業■製、ナルケンN−5)及
びその他の溶剤、添加剤を配合して液体洗浄剤組成物(
表−L 1lhl〜11)を調製した。得られた洗浄剤
組成物の溶液の状態、経時安定性、臭気等の物性及びガ
ラスの表面に付着したグリース汚れ、シリコーン汚れ、
印刷インク汚れ、動植物油汚れ等に対する洗浄効果を試
験し、その結果を表−1に示す0表−1のうち、隘2〜
6は実施例、1lhl及び磁7〜8は参考例、mlo〜
11は比較例である。
l)汚れを付着したガラス板の調製と洗浄試験方法 イ)汚れを付着したガラス板の調製 顕微鏡用スライドガラスの片面上に(al〜(dlの汚
染物質0.5gを平均に塗布したものを洗浄剤一種類に
対し6枚用意する。汚染物質で無色のものはあらかじめ
洗浄後の評価判定のため色素スダン■を0.2%加え、
着色して用いる。
口)汚染物質の種類 (a)二食用ラード(スダン■にて着色)(b):モリ
ブデングリース(ヘリコプタ−印中京化成工業■製) (C):シリコンオイル(スダン■にて着色)(d):
印刷インク (ファクシルインク217、F−1黒、ゲ
ステラトナー■製) ハ)洗浄試験方法 各洗浄剤組成物の1.0%水溶液を40℃に保ち、リー
ナッツ型洗浄試験機(J I S、 K−3370、台
所用合成洗剤「洗浄力試験法」)により、上記の汚れを
付着したガラス板を3分間洗浄し、40℃の水道水にて
1分間すすぎを行ない、洗浄後のスライドガラスを白紙
の上にのせ、その色の程度を目視で次の基準により判定
した。
A:汚れの除去性が極めて良好。
B:汚れの除去性が良好。
C:汚れの除去性がやや不良。
D:汚れの除去性がかなり不良。
E:汚れの除去性が極めて不良。
2)物性試験法 イ)溶液安定性 各洗浄剤組成物を用いて1.0%、2.5%、5.0%
濃度(無水物換算)の水溶液を調製し、各々の濃度の水
溶液を10℃、25℃、50℃に30分間保った後、水
溶液の状態から溶液安定性を次の基準により判定した。
○:各濃度及び各温度における全ての水溶液が完全に透
明を保っている。
Δ:いずれかの濃度又は温度において、混濁分散状の水
溶液が1点以上認められる。
×:いずれかの濃度又は温度において、分離している水
溶液が認められる。
口)臭気試験 各洗浄剤組成物の25℃における臭気を観察し、次の基
準に従って判定した。
○:臭気がほとんど感じられない。
Δ:臭気が僅かに感じられる。
×:明らかに不快臭が感じられる。
ハ)経時安定性 各洗浄剤組成物を密栓し40℃で1週間放置後、その状
態から経時安定性を次の基準により判定した。
○:状態が均一で透明。
△: 〃 白濁している。
×: N 二層に分離している。
実施例2 アルキルベンゼンを用いて以下に示すようにスルホン化
反応を行ない、アルキルベンゼンとアルキルベンゼンス
ルホン酸塩を含有する試料A−Gを製造した。
O発煙硫酸法 アルキルベンゼン5AB−G (三菱油化株式会社製)
80gを200dの四つロフラスコに入れ、700rp
m+で撹拌しながら、20%発煙硫酸(試薬特級)6g
を10分間を要して滴下した。この間の温度は20±1
’Cに保った。滴下終了後、温度45〜50℃にて60
分間反応を続けた。
上記反応物を水洗後40%水酸化ナトリウムで中和した
ものを試料−Aとし、40%水酸化カリウムで中和した
ものを試料−Bとし、更にジェタノールアミンで中和し
たものを試料−Cとした。
0無水硫酸法 ナルケンN−500(日産化学洗剤株式会社製)80g
を2001dの四つロフラスコに入れ700rpmで攪
拌しながら、窒素ガスで希釈して約10%濃度にした無
水硫酸を一定速度で送入し温度20±1℃に保って反応
を行なった。
無水硫酸の送入量を定量ポンプで測定し、所定仕込量に
近くなったら、サンプリングし、未反応アルキルベンゼ
ンの含有量を測定し、30.5%の未反応アルキルベン
ゼンを含有する反応物を得た。
この反応物を40%水酸化ナトリウムで中和したものを
試料−りとし、40%水1リウムで中和したものを試料
−Eとし、更にモルホリンで中和したものを試料−Fと
した。
また上記と同様の無水硫酸との反応で未反応アルキルベ
ンゼン51.3%とした反応物を得、これを40%水酸
化ナトリウムで中和したものを試料−Gとした。
得られた試料A−Gの水分(試験法:JISK3362
 5.1?) 、無機塩(試験法:JIS  K336
2 5.13) 、アルキルベンゼンスルホン酸塩(試
験法: J I S  K33625.3)及びアルキ
ルベンゼン(試験法: J I S  K33625.
1)の各含量を測定し、その結果を表−2に示す。
得られた試料A−Gを表−3の様に配合して本発明の液
体洗浄剤組成物とし、これを用いて汚れを付着したステ
ンレス板及びタイルの洗浄試験を行った。その結果を表
−3に示す。表−3の液体洗浄剤組成物中患19はアル
キルベンゼンを用いない比較例である。
3)汚れを付着したステンレス板及びタイルの調製と洗
浄試験方法。
イ)汚れを付着したステンレス板の調製ステンレス5U
S304表面隘4研磨仕上げ板(日本ステンレス株式会
社製)の3am×6amテストピースを用意する。
容量llのオイルバス中に大豆サラダ油700−を入れ
温度160℃とし、油液面から上15(Jの位置にステ
ンレス板の仕上面を下向きに水平になる様にセットし、
24時間燻蒸して、大豆サラダ油の揮発成分が付着し、
熱劣化した汚れの付着したステンレス板を調製した。
口)汚れを付着したタイルの調製 床用塩化ビニールタイル(白色) 5cmX10cs1
の表面にモリブデングリース1.0gを均一に塗布し、
25℃で6日間水平に静置してグリース汚れを付着した
タイルを調製した。
ハ)洗浄試験方法 液体洗浄剤組成物2gをスポンジに付け、上に示した様
に調整したテストピース(汚れを付着したステンレス板
又はタイル)の表面を、上下5往復こすり、これを30
℃の水700−を入れた11のビーカーに入れ、マグネ
チックスクーラーで30Orpmで3分間攪拌した後取
り出す。テストピースの表面に残っている汚れ(大豆ラ
サダ油汚れ又はグリース汚れ)の付着の状態を肉眼で次
の基準により評価した。
A:汚れの除去性が極めて良好。
B:汚れの除去性が良好。
C:汚れの除去性がやや不良。
D:汚れの除去性がかなり不良。
E:汚れの除去性が極めて不良。
実施例3 実施例2で製造した試料A−G及びアルキルベンゼンス
ルホン酸ナトリウム(日産化学工業■製、ソフト正洗5
50Aの脱水物)を、表−4のように配合した液体洗浄
剤組成物を得、これを用いて汚染布の洗浄試験を行なっ
た。各液体洗浄剤組成物を希釈した時の水溶液の状態及
び汚染布の洗浄試験結果を表−4に示す。表−4の液体
洗浄剤組成物中−27は参考例、隘28は比較例である
4)汚染布の洗浄試験方法 イ)汚染布の調製 コーンスターチ25gを水500gに加え、95℃にて
30分間攪拌し、蒸発により減量した水分を元の重量に
なる様に調整し、5%濃度のコーンスターチ溶液を得た
。これに食用ラード25gを加え、ミキシングし均一な
分散液とした。
レーヨンタフタ20cmX9Q備、重量180gをこの
分散液へ浸漬し、その重量が360gになるようにゴム
ロールで絞液し、水平状態にて80℃の乾燥器で60分
間乾燥した。更に室内に6日間放置したものを汚染布と
した。
口)洗浄試験方法 液体洗浄剤組成物(磁20〜28)の各々の無水物換算
0.5%濃度の水溶液100dを調製し、これを洗浄用
ビー力に入れ、温度25℃に保つ、これに10cmXI
Qcaに裁断した汚染布とφ6.4鶴スチールボール1
0ケを入れラウンド−〇−メーターで20分間洗浄を行
い、更に25℃の100艷の水道水にて5分間の水洗を
2回行い汚染布を取出した。
洗浄後の布を取出し、乾燥後水5%を含むエタノールで
ソックスレー抽出を行い残糊残脂率を測定した。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の液体洗浄剤組成物は、アル
キルベンゼンスルホン酸塩を含有する界面活性剤とアル
キルベンゼンとを特定比で含み、従来の衣料用洗浄剤あ
るいは硬質表面洗浄剤等の洗浄剤と比較して、衣料品及
びプラスチック、床タイル、壁、台所、ガス台、換気扇
等の硬質表面に付着した汚れ、特に種々の油分と炭水化
物、タレ白質、煤煙、土砂等とが複合した汚れ、あるい
はこれらの汚れが長時間放置されて強固に付着した汚れ
に用いて、これらの汚れを良好に洗浄し除去することが
できる等の効果を特徴する特許出願人 ミヨシ油脂株式
会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、アルキルベンゼンスルホン酸塩を必須とする界面活
    性剤成分と、炭素数10〜14のアルキル基を有するア
    ルキルベンゼンとを、95〜30:5〜70の重量比に
    て含有し、必要に応じてそれに水、ビルダー、粘度調整
    剤、研磨材を加えてなることを特徴とする液体洗浄剤組
    成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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