JPH02214815A - 液晶電気光学素子 - Google Patents

液晶電気光学素子

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JPH02214815A
JPH02214815A JP3662389A JP3662389A JPH02214815A JP H02214815 A JPH02214815 A JP H02214815A JP 3662389 A JP3662389 A JP 3662389A JP 3662389 A JP3662389 A JP 3662389A JP H02214815 A JPH02214815 A JP H02214815A
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JP
Japan
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liquid crystal
anisotropic body
optically anisotropic
film
polymer
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Pending
Application number
JP3662389A
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English (en)
Inventor
Hirosada Horiguchi
宏貞 堀口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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Priority to DE69008875T priority patent/DE69008875T2/de
Priority to EP90300373A priority patent/EP0379315B1/en
Priority to US07/466,232 priority patent/US5142393A/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は液晶電気光学素子に関する。
[従来の技術] ホモジニアス配向した液晶を2枚の透明電極を有する基
板間に挟持してなる液晶電気光学素子の視角範囲を広げ
るには、光学的異方体を視角補償板として適用する方法
がある。これについては、特願昭63−198506に
詳しく開示されている。すなわち、光学的異方体はその
3つの主要な屈折率Nlo、  Neo、  N3eの
内、N3eが他の2つの屈折率N lo、  N 2o
よりも小さく、かつN1oとN2゜が同値であり、さら
にN3eに対応する軸が光学的異方体の面内の一方向に
有るものである。この光学的異方体を、そのN3e軸を
液晶の分子軸に合わせて配置することにより、視野角の
変化に対応して起こる液晶のΔnの変化を相殺すること
で視角を広げる効果が得られる。
ところで、視角補償板としての光学的異方体は、高分子
フィルムを用いたもの(以下、高分子フィルムタイプと
呼ぶ。)と、ディスコティック液晶を用いたもの(以下
、ディスコティック液晶タイプと呼ぶ。)の2種類が考
えられるが、高分子フィルムタイプのほうがコスト面や
量産性に優れていると考えられる。
高分子フィルムタイプの光学的異方体は、ポリメタクリ
ル酸メチル(PMMA)やポリα−フルオロアクリル酸
メチル(PMFA)のように、延伸することによって、
延伸方向の直角方向の屈折率が大きくなり負の光学的異
方性を示す高分子である必要が有る。
[発明が解決しようとする課題] しかし、前述の従来技術における高分子フィルムタイプ
の光学的異方体は、主にPMMAやPMFAであり、こ
れらは延伸により発生するΔnの値が小さく、実用的な
りタープ−ジョンΔndを得るためには厚みを1〜2m
m程度にする必要が有るため、コスト高であったり、製
造が困難であるという問題点があった。
そこで本発明はこのような問題点を解決するもので、そ
の目的とするところは、延伸により発生するΔnを大き
くし、必要なフィルムの厚みを薄くすることにより、安
価で製造が容易な光学的異方体を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の液晶電気光学素子は、対向する2枚の透明電極
を有する基板間にホモジニアス配向した液晶を挟持して
なる液晶セルと、視角補償板としての光学的異方体と、
それらを挟んで両側に配置された一対の偏光板とを備え
た液晶電気光学素子に於て、光軸が光学的異方体の面内
の一方向にあり、光学的に負の一軸性を有する光学的異
方体が、ポリメタクリル酸メチルと高分子液晶の混合物
のフィルムの一軸延伸体であることを特徴とする。
[作用] 本発明の高分子フィルムは、延伸することにより、延伸
方向の直角方向の屈折率が延伸方向の屈折率よりも大き
くなり、光学的に負の屈折率異方体を形成することにな
る。この原理をここに説明する。
まず、通常の延伸により正の複屈折性を示す屈折率異方
体を形成する高分子フィルムの場合を説明する。延伸に
より正の複屈折性を示す高分子フィルムには、ポリカー
ボネイトフィルムやポリエチレンフィルムが有る。これ
らの高分子は、主鎖方向に分子が伸びており、ベンゼン
環等の屈折率を高める基も主鎖内に存在しているため、
延伸することにより主鎖を延伸方向に揃えると、主鎖方
向の屈折率が、その直角方向の屈折率よりも大きくなる
。従ってこの場合は、正の複屈折性を示す光学的異方体
となる。
これに対して、本発明の高分子フィルムは、ポリメタク
リル酸メチル(PMMA)に高分子液晶を添加した組成
になっており、この混合フィルムを延伸すると、P’M
 M Aの主鎖が一方向に揃うことによりそのエステル
基は延伸方向の直角方向に並び、そのエステル基に配位
している高分子液晶のメソーゲンも延伸方向の直角方向
に配向することになる。高分子液晶はメソーゲンの分子
軸方向の屈折率が、その直角方向の屈折率よりも大きく
、正の複屈折性を示すので、配向したPMMAO主鎖方
向の直角方向の屈折率が、延伸方向よりも大きくなるこ
とになる。従って、この場合は延伸方向を光軸とした負
の複屈折性を示す光学的異方体になる。
高分子液晶としては主鎖型高分子液晶、側鎖型高分子液
晶、複合型高分子液晶の全てが使用可能であり。また、
高分子液晶のとりうる液晶相はネマチック相、スメクチ
ック相、コレステリック相の全てが使用可能である。
また、PMMAについては高分子液晶のホストの役割を
しており更に液晶化合物がポリマーの側鎖に配向し直角
方向に配向させる役割を果たしている。そのため、ポリ
マーとしてはPMMAばかりでなく、アクリレート誘導
体のポリマーであれば何でも良いが、コスト面や膜質等
を考慮するとPMMAが最適である。
以下実施例により本発明の詳細を示す。
[実施例] (実施例1) 第1図は、本発明の実施例における液晶電気光学素子の
断面図である。
液晶セルには、チッソ社製の液晶5S−4008(Δn
=0.15)を用いて、2枚の透明電極間にホモジニア
ス配向させた。また液晶層厚dは、リターデーションΔ
ndが0.90μmになるように、6.0μmに設定し
た。
一方、光学的異方体は以下のようにして作成した。PM
MAのトルエン溶液に、高分子液晶をPMMAに対して
20wt%添加した。高分子液晶としてはFinkel
mann等がM a k r m 。
1、Chem、、RapidCommun、2゜317
−322 (1981)で報告した下記のような分子構
造をもつ側鎖型高分子液晶を用いた。
この溶液を水面に展開し500μmのフィルムにした。
得られたフィルムを120℃で0.5mm / s e
 cの速度で延伸し、膜厚270μmで延伸率1.8の
フィルムが得られた。このフィルムのΔndは0.9μ
mであり液晶セルと丁度マツチングしたフィルムが得ら
れた。このフィルム状の光学的異方体と液晶セルを重ね
、その両側に偏光板を設けてクロスニコルにすると、明
らかしご視角が広がっていることがわかった。
ところで、比較のため液晶を添加していないPMMAの
みのフィルムを延伸した。条件は、膜厚2 mmのシー
トを、120°Cで0.5mm/secの速度で延伸し
、膜厚1.2mmのフィルムが得られた。このフィルム
のΔndは0. 9μmであった。
このようにPMMAの中に高分子液晶を添加すると、延
伸によって発生する屈折率差が大きくなり膜厚を薄くす
ることができる。そのため、コスト、製造の容易さを考
えると、本実施例の方法はたいへん優れていることがわ
かる。
(実施例2) PMMAのトルエン溶液に、側鎖型高分子液晶をPMM
Aに対して20wt%添加した。高分子液晶液晶として
はRingsdorf等がMakromol、  Ch
em、  183. 1245−1256 (1982
)で報告した下記のような分子構造をもつ側鎖型高分子
液晶を用いた。
この溶液を水面に展開し500μmのフィルムにした。
得られたフィルムを120°Cで0.5mm / s 
e cの速度で延伸し、膜厚270μmで延伸率1.8
のフィルムが得られた。このフィルムのΔndは0. 
9μmであり液晶セルと丁度マツチングしたフィルムが
得られた。
このフィルム状の光学的異方体を実施例1と同じ液晶セ
ルに重ね、その両側に偏光板を設けてクロスニコルにす
ると、明らかに視角が広がっていることがわかった。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、PMMAに高分子液
晶を添加することによって、そのボ+、7マーを延伸し
たときに、延伸方向よりその垂直方向の屈折率が大きく
なり、負の複屈折性を示す光学的異方体とすることがで
きる。このようにして得られる光学的異方体は、液晶光
学素子の視角を広げる効果を有する。
4.6簡単な説明 第1図は、本発明の実施例しごおける液晶電気光学素子
の断面図である。
1、上側偏光板 2、液晶セル 3、光学的異方体 4、下側偏光板 21、上側透明基板 22、下側透明基板 23、透明電極 24、液晶セルの液晶 h

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 対向する2枚の透明電極を有する基板間にホモジニアス
    配向した液晶を挟持してなる液晶セルと、視角補償板と
    しての光学的異方体と、それらを挟んで両側に配置され
    た一対の偏光板とを備えた液晶電気光学素子に於て、光
    軸が光学的異方体の面内の一方向にあり、光学的に負の
    一軸性を有する光学的異方体が、ポリメタクリル酸メチ
    ルと高分子液晶の混合物のフィルムの一軸延伸体である
    ことを特徴とする液晶電気光学素子。
JP3662389A 1989-01-19 1989-02-16 液晶電気光学素子 Pending JPH02214815A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3662389A JPH02214815A (ja) 1989-02-16 1989-02-16 液晶電気光学素子
DE69008875T DE69008875T2 (de) 1989-01-19 1990-01-12 Elektrooptische Flüssigkristall-Anzeigevorrichtung.
EP90300373A EP0379315B1 (en) 1989-01-19 1990-01-12 Electro-optical liquid crystal device
US07/466,232 US5142393A (en) 1989-01-19 1990-01-19 Electro-optical liquid crystal device with compensator having negative optical anisotropy

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3662389A JPH02214815A (ja) 1989-02-16 1989-02-16 液晶電気光学素子

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Family Applications (1)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0576931A2 (en) * 1992-06-18 1994-01-05 Casio Computer Company Limited Liquid crystal display device

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0576931A2 (en) * 1992-06-18 1994-01-05 Casio Computer Company Limited Liquid crystal display device
EP0576931A3 (en) * 1992-06-18 1994-08-10 Casio Computer Co Ltd Liquid crystal display device
US5548426A (en) * 1992-06-18 1996-08-20 Casio Computer Co., Ltd. Liquid crystal display device

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