JPH02213705A - 歪検出器 - Google Patents
歪検出器Info
- Publication number
- JPH02213705A JPH02213705A JP3434989A JP3434989A JPH02213705A JP H02213705 A JPH02213705 A JP H02213705A JP 3434989 A JP3434989 A JP 3434989A JP 3434989 A JP3434989 A JP 3434989A JP H02213705 A JPH02213705 A JP H02213705A
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- JP
- Japan
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- conductive adhesive
- driven member
- magnetic
- passive member
- magnetostrictive layer
- Prior art date
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- Pending
Links
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Landscapes
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野]
この発明は自動車のステアリング軸、車軸、プロベア軸
あるいは産業機器のモータ軸などに装着され、その歪を
検出する歪検出器に関するものである。
あるいは産業機器のモータ軸などに装着され、その歪を
検出する歪検出器に関するものである。
(従来の技術〕
第2図は例えば特開昭58−9034号公報や特開昭5
7−211030号公報などに示された従来の歪検出器
を示し、1はトルクを受ける軸状の受動部材、2は受動
部材1の周囲にエボキン系接着剤などによって固着され
、受動部材1に印加されたトルクによって発生する内部
歪量に応じて透磁率が変化する高透磁率軟磁性材からな
る一対の磁歪層、3は各磁歪層2の外周にそれぞれ設け
られ、その透磁率変化を検出する一対の検出コイルであ
る。各磁歪層2は複数個の短冊状素片から構成されてお
り、左右対称に±45″の角度を成すように配設されて
いる。
7−211030号公報などに示された従来の歪検出器
を示し、1はトルクを受ける軸状の受動部材、2は受動
部材1の周囲にエボキン系接着剤などによって固着され
、受動部材1に印加されたトルクによって発生する内部
歪量に応じて透磁率が変化する高透磁率軟磁性材からな
る一対の磁歪層、3は各磁歪層2の外周にそれぞれ設け
られ、その透磁率変化を検出する一対の検出コイルであ
る。各磁歪層2は複数個の短冊状素片から構成されてお
り、左右対称に±45″の角度を成すように配設されて
いる。
次に、動作を説明する。受動部材lに外部からトルクが
印加されると、短冊状素片からなる磁歪層2の長軸方向
を主軸とする主応力が発生する。
印加されると、短冊状素片からなる磁歪層2の長軸方向
を主軸とする主応力が発生する。
この主応力は例えば一方の磁歪層2の素片群について引
張力であるとすれば、他方の磁歪層2の素片群について
は圧縮力である。一般に、磁歪定数がゼロではない磁性
材料に応力が加わるとその磁気的性質が変化し、結果と
してi3磁率が変化する。
張力であるとすれば、他方の磁歪層2の素片群について
は圧縮力である。一般に、磁歪定数がゼロではない磁性
材料に応力が加わるとその磁気的性質が変化し、結果と
してi3磁率が変化する。
二の現象は機械エネルギを電気エネルギに変換するいわ
ゆる磁歪変換器で使われるものであり、磁性体を変形さ
せると変形量に応じて透磁率が変化するV 1llar
i効果に該当する。又、磁歪の大きさを定量的に表わす
磁歪定数が正の場合は、引張力が働くときに透磁率が増
大し、圧縮力が働くときは透磁率が減少すること、及び
磁歪定数が負の場合にその逆の結果となることが知られ
ている。従って、外部より印加されたトルク量に応じた
変形を磁歪層2の透磁率変化として検出し、この透磁率
変化を検出コイル3により磁気的インピーダンスの変化
として検出することにより、受動部材1に印加されたト
ルク量及びこれに伴う歪量を検出する。
ゆる磁歪変換器で使われるものであり、磁性体を変形さ
せると変形量に応じて透磁率が変化するV 1llar
i効果に該当する。又、磁歪の大きさを定量的に表わす
磁歪定数が正の場合は、引張力が働くときに透磁率が増
大し、圧縮力が働くときは透磁率が減少すること、及び
磁歪定数が負の場合にその逆の結果となることが知られ
ている。従って、外部より印加されたトルク量に応じた
変形を磁歪層2の透磁率変化として検出し、この透磁率
変化を検出コイル3により磁気的インピーダンスの変化
として検出することにより、受動部材1に印加されたト
ルク量及びこれに伴う歪量を検出する。
〔発明が解決しようとする課題つ
しかしながら、上記した従来の歪検出器においては、受
動部材lが鉄などの磁性材により形成されているため、
この受動部材1が検出コイル3から発生される磁束によ
り着磁され、検出器としての磁気的動作点がドリフトし
、歪検出特性に経年変化を生じた。又、鉄などの磁性材
は磁気的性質の空間的バラツキが10〜50%と大きい
ため、歪検出特性にもバラツキを生じることとなった。
動部材lが鉄などの磁性材により形成されているため、
この受動部材1が検出コイル3から発生される磁束によ
り着磁され、検出器としての磁気的動作点がドリフトし
、歪検出特性に経年変化を生じた。又、鉄などの磁性材
は磁気的性質の空間的バラツキが10〜50%と大きい
ため、歪検出特性にもバラツキを生じることとなった。
この発明は上記のような課題を解決するために成された
ものであり、受動部材の着磁による経年変化や受動部材
の磁気的性質のバラツキによる歪検出特性のバラツキを
防止し、高品質の歪検出器を得ることを目的とする。
ものであり、受動部材の着磁による経年変化や受動部材
の磁気的性質のバラツキによる歪検出特性のバラツキを
防止し、高品質の歪検出器を得ることを目的とする。
この発明に係る歪検出器は、磁歪層を導電性接着剤を介
して受動部材に接着し、かつこの導電性接着剤の厚さを
検出コイルが発生する磁束の表皮深さ以上としたもので
ある。
して受動部材に接着し、かつこの導電性接着剤の厚さを
検出コイルが発生する磁束の表皮深さ以上としたもので
ある。
この発明における導電性接着剤は検出コイルから発生し
た磁束の表皮深さ以上の厚さを有しており、この磁束は
受動部材には通流せず、受動部材は磁気的に絶縁される
。
た磁束の表皮深さ以上の厚さを有しており、この磁束は
受動部材には通流せず、受動部材は磁気的に絶縁される
。
以下、この発明の実施例を図面とともに説明する。第1
図はこの実施例による歪検出器の構成を示し、磁歪層2
は導電性接着剤4を介して受動部材1に接着されており
、この導電性接着剤4の厚さは検出コイル3から発生さ
れる磁束の表皮深さ以上の厚さとなっている。他の構成
は従来と同様である。
図はこの実施例による歪検出器の構成を示し、磁歪層2
は導電性接着剤4を介して受動部材1に接着されており
、この導電性接着剤4の厚さは検出コイル3から発生さ
れる磁束の表皮深さ以上の厚さとなっている。他の構成
は従来と同様である。
上記構成の歪検出器において、基本的な動作は従来と同
じである。ここで、検出コイル3は高周波電源に接続さ
れており、例えば5 K82以上の高周波磁束を発生す
る。導電性接着剤4がCuを含有したものとした場合、
Cuの磁束周波数に対する表皮深さの関係は第3図に示
す通りであり、導電性接着剤4の導電率や透磁率がCu
と同じとしてその厚さを第3図に示す表皮深さ以上とす
る。この場合、検出コイル3から発生した磁束は導電性
接着剤4には通流するが、受動部材lには通流しない。
じである。ここで、検出コイル3は高周波電源に接続さ
れており、例えば5 K82以上の高周波磁束を発生す
る。導電性接着剤4がCuを含有したものとした場合、
Cuの磁束周波数に対する表皮深さの関係は第3図に示
す通りであり、導電性接着剤4の導電率や透磁率がCu
と同じとしてその厚さを第3図に示す表皮深さ以上とす
る。この場合、検出コイル3から発生した磁束は導電性
接着剤4には通流するが、受動部材lには通流しない。
このため、受動部材1は着磁せず、また着磁したとして
も歪検出特性には影響がなく、着磁による経年変化は防
止される。又、受動部材1の磁気的バラツキも歪検出特
性には影響しない。
も歪検出特性には影響がなく、着磁による経年変化は防
止される。又、受動部材1の磁気的バラツキも歪検出特
性には影響しない。
〔発明の効果]
以上のようにこの発明によれば、磁歪層を導電性接着剤
によって受動部材に接着し、かつこの導電性接着剤の厚
さを磁束の表皮深さ以上としており、磁束は受動部材に
は通流せず、従って受動部材の着磁による経年変化や受
動部材の磁気的性質のバラツキによって検出特性が影響
を受けることがなく、高品質の歪検出器を得ることがで
きる。
によって受動部材に接着し、かつこの導電性接着剤の厚
さを磁束の表皮深さ以上としており、磁束は受動部材に
は通流せず、従って受動部材の着磁による経年変化や受
動部材の磁気的性質のバラツキによって検出特性が影響
を受けることがなく、高品質の歪検出器を得ることがで
きる。
第1図はこの発明による歪検出器の構成図、第2図は従
来の歪検出器の構成図、第3図はCuの磁束の表皮深さ
特性図である。 ■・・・受動部材、2・・・磁歪層、3・・・検出コイ
ル、4・・・導電性接着剤。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。 代理人 大 岩 増 雄 第 図 第 図 周波数 CKHz) 手 続 補 正 書 (自発) 平成 年 負2 日 2、発明の名称 歪 検 出 器 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号名
称 (601)三菱電機株式会社代表者 志 岐
守 哉 4、代 理 人 翫 補正の対象 6、 補正の内容 (1) 明細書第1頁第16〜17行の「プロベア軸
」を「プロペラ軸」と補正する。 (2) 同第2頁第4行の「エボキン系」を「エポキ
シ系」と補正する。 以 上
来の歪検出器の構成図、第3図はCuの磁束の表皮深さ
特性図である。 ■・・・受動部材、2・・・磁歪層、3・・・検出コイ
ル、4・・・導電性接着剤。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。 代理人 大 岩 増 雄 第 図 第 図 周波数 CKHz) 手 続 補 正 書 (自発) 平成 年 負2 日 2、発明の名称 歪 検 出 器 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号名
称 (601)三菱電機株式会社代表者 志 岐
守 哉 4、代 理 人 翫 補正の対象 6、 補正の内容 (1) 明細書第1頁第16〜17行の「プロベア軸
」を「プロペラ軸」と補正する。 (2) 同第2頁第4行の「エボキン系」を「エポキ
シ系」と補正する。 以 上
Claims (1)
- 外力を受ける受動部材と、受動部材の表面に形成された
高透磁率軟磁性材からなる磁歪層と、磁歪層の近傍に配
設され、磁歪層の上記外力に応じた歪による透磁率変化
を検出する検出コイルを備えた歪検出器において、上記
磁歪層を導電性接着剤を介して上記受動部材に接着し、
かつこの導電性接着剤の厚さを上記検出コイルにより発
生される磁束の表皮深さ以上としたことを特徴とする歪
検出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3434989A JPH02213705A (ja) | 1989-02-14 | 1989-02-14 | 歪検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3434989A JPH02213705A (ja) | 1989-02-14 | 1989-02-14 | 歪検出器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02213705A true JPH02213705A (ja) | 1990-08-24 |
Family
ID=12411671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3434989A Pending JPH02213705A (ja) | 1989-02-14 | 1989-02-14 | 歪検出器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02213705A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011527756A (ja) * | 2008-07-09 | 2011-11-04 | ザ・ボーイング・カンパニー | 磁歪材料を含む接着により結合された接合部における歪みの測定 |
-
1989
- 1989-02-14 JP JP3434989A patent/JPH02213705A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011527756A (ja) * | 2008-07-09 | 2011-11-04 | ザ・ボーイング・カンパニー | 磁歪材料を含む接着により結合された接合部における歪みの測定 |
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