JPH02213384A - ミシンにおける糸検知装置 - Google Patents

ミシンにおける糸検知装置

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JPH02213384A
JPH02213384A JP3482289A JP3482289A JPH02213384A JP H02213384 A JPH02213384 A JP H02213384A JP 3482289 A JP3482289 A JP 3482289A JP 3482289 A JP3482289 A JP 3482289A JP H02213384 A JPH02213384 A JP H02213384A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はミシンにおいて縫製用の糸が無くなったりあ
るいは切れたことを検知するようにしたミシンにおける
糸検知装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の糸検知装置としては次のようなものがある。針板
の針孔を通る糸に対して、圧電素子を機械的に接触させ
る。縫製中において糸がある場合には、その圧電素子に
糸が摺動する為、圧電素子は電気信号を生する。一方糸
が無くなると、上記摺動がなくなる為、圧電素子は電気
信号を発しなくなる。これらの電気信号の有無によって
、糸の有無を判別することができる。このような装置と
しては、例えばtlsP、 N14.429.651に
示されたものがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記装置では、圧電素子に対する糸の摺動の為に、糸が
毛羽立ったり、糸の表面に傷が付いて切れ易くな9たり
する。
上記の点の問題を除く為に、充電素子をその光の通路を
上記糸が横切るように置き、糸がその光を遮るか遮らな
いかで糸の有無を検知することも考えられる。
しかしこの手段では、縫製作業によって布や糸から発生
するほこりが往々にして上記光の通路にたまって光を遮
る。、すると糸が無いにもかかわらず糸が有るという誤
った検知をしてしまう。
本発明は以上のような点に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは、布を縫製中に、糸が無くなったり
切れた場合にそのことを迅速に検知することができるよ
うにした糸検知装置を提供することである。その検知の
結果、布に対する大きな縫い傷の発生の防止を図ったり
、糸の補給を促したりすることができる。
本発明のもう一つの目的は、糸に機械的な負担をかける
ことなく糸の有無の検知ができるようにした糸検知装置
を提供することである。
本発明の他の目的は、縫製中において布や糸から発生す
るほこりが多くても、糸の有無の検知が正確にできるよ
うにしたミシンにおける糸検知装置をを提供することで
ある。
〔課題を解決する為の手段〕
上記目的を達成する為に、本願発明は前記請求の範囲記
載の通りの手段を講じたものであって、その作用は次の
通りである。
〔作用〕
ミシンにおける糸の通路に検知電極が設けである。ミシ
ンにおいて布が縫製される場合、下糸又は上糸はその検
知電極に対して空間的に動く、そのような糸の動きによ
って検知電極にはその動きに対応した電気信号を得る。
一方、タイミング信号発生手段は、ミシンにおける針の
上下動と同期したタイミング信号を発生する。判別手段
は検知電極からの電気信号とタイミング信号発生手段か
らのタイミング信号とを受ける。そしてタイミング信号
を受けたときにおける電気信号を基準値と比較し、比較
結果に対応した判別信号を出力する。
〔実施例〕
以下本願の実施例を示す図面について説明する。
第1図にはミシンの概略の構成が示される。ミシンにお
けるベツドlOは、針孔12を備える針板11を有して
いる。針板11の下には釜13が備わっている。
一方針板11の上方にはミシンの機枠15に取付けられ
たヘッド16がある。ヘッド16は針棒17を上下動自
在に備えており、その下端に針18が取付けである。ヘ
ッド16はまた、天秤19や糸ガイド20.21などを
備えている。
上記釜13はよく知られた構造のものであり、またその
概略が第7〜10図に示されている。釜13は外釜23
とその内側に備えられた内釜24とから成る。
外釜23は周知の釜駆動軸25に取付けられて回動自在
となっている。またその周囲には剣先26や羽根27を
有する。一方、内釜24は釜止め28によって回動しな
いようにしである。内釜24内には周知のようにボビン
ケース29が備えられ、そのボビンケース29内に下糸
が巻かれたボビンが収納されている。
尚30はボビンケース29に備わっている糸ガイドを示
す。
次に上記ミシンに備えられた糸切停止装置について説明
する。該停止装置におけるセンサ33が、第1図に示さ
れるように上記針w、11の下面に取付けである。その
詳細は第4図に示され、また、第2図にセンサ33の平
面図が、第3図に底面図が夫々示される。センサ33は
絶縁基vi、34を有し、その絶縁基板34には透孔3
5が形成されている。透孔35の周囲には環状の検知電
極36が備わっている。該電極36は絶縁基板34の一
面及び他面に、透孔35の周囲を取り囲むように貼り付
けられた銅箔と、それらを結びかつ透孔35の内周面に
沿って設けられている筒状金属(それらの表面は半田メ
ツキされている)とで構成されている。又この検知電極
36は本実施例では完全な円形の環状に形成しであるが
、矩形であってもあるいはその一部が途切れてC形にな
っておっても良い、上記絶縁基板34の一面及び他面に
は、上記検知電極36を取り囲むシールド電極37.3
8が備わっている。これらの電極37゜38は、基板3
4の一面及び他面に貼り付けた銅箔で構成しである。絶
縁基板34の一面には高い入力インピーダンスを持った
前置増幅器40が備わっている。該増幅器40はFE7
41とそれの保護用のダイオード42で構成しである。
増幅器40の出力端子43゜44が基板34の一面側に
備わっており、そこには基板34に他面側から貫通させ
た接続線例えばシールド線45の一端が接続しである。
上記接続線45の他端は後述の判別手段における主増幅
部に接続しである。
上記のような構成のセンサ33は第4図に示されるよう
に、透孔35が針孔12と重合する状態で、かつ絶縁層
46を介して例えば接着手段によって金属製の針板11
に固着しである。上記固着の手段はねし止その他周知の
方法で良い。又上記絶縁層46としては肉薄の絶縁板や
絶縁塗料が用いられる。更に又上記センサ33は針板1
1の例えば下面に凹部を形成し、そこに埋め込むように
しても良い。
第5図に示すように、センサ33eは検知電極36eの
内側に環状の碍子47を備えていてもよい。この碍子4
7は糸による検知電極368の摩耗を防止する。尚第5
図のセンサ33eにおいて、機能上第4図に示されたも
のと同−又は均等構成と考えられる部分には第4図と同
一の符号にアルファベントのreJを付して重複する説
明を省略する。
次に第6図には糸切停止装置の構成がブロック図で示さ
れる。該装置は、ミシンにおける糸切れあるいは糸の消
耗を検知する為の糸検知装置51と、該検知装置51か
らの信号を受けてミシンの動作を停止させる為の停止装
置52とを含む、糸検知装置51は、上記センサ33と
、タイミング信号発生手段53と、判別手段54とを含
む。
タイミング信号発生手段53は、ミシンの主軸55に取
付けた被検出体例えば金属片56と、静電容量あるいは
磁性を利用した近接センサ57と、ゲート信号形成回路
58とから構成される。このようなタイミング信号発生
手段53は、主軸55の回動により被検出体56が回動
すると、それが近接センサ57に近接する度に近接セン
サ57から検知信号が発せられ、ゲート信号形成回路5
8はタイミング信号としてパルス状のゲート信号を出力
する。
判別手段54は主増幅回路60とゲート回路61と比較
回路62とを備える。センサ33からの信号は主増幅回
路60で増幅されてゲート回路61に与えられる。
ゲート回路61はゲート信号形成回路58からのゲート
信号があるときのみ主増幅回路60からの信号を出力す
る。その出力信号は比較回路62において、予め設定さ
れている基準値と比較され、比較回路62はその比較結
果に対応する信号を出力する0例えば上記ゲート回路6
1からの信号が上記基準値以上のときは糸有りの信号例
えば「0」の信号を、基準値にに満たないときは糸無し
の信号例えば「1」の信号を夫々出力する。
上記停止装252は上記比較回路62から上記糸無しの
信号を受けて、ミシンの主軸を駆動するモータを停止さ
せる。尚該停止装置52には停止動作が行なわれたこと
を表示する為の表示器、63例えばランプ或いはブザー
が接続しである。
電源回路64は上記各回路に動作用の電力を供給する。
上記ミシンによる布の縫製は次の通りである。
縫製されるべき布65は布駆動用の枠66に張り広げら
れる。該枠66が周知の枠駆動装置によって水平面内で
動かされることにより、布65がベツド10の上面に沿
って動かされる。同右65は手作業で動かされる場合も
ある。ミシンの主軸55がモータによって回転されると
、それと連動して釜駆動軸25が回動し、外釜23が回
動する。また上記主軸55の回転により針棒17や天秤
19が上下動する。これらの動きにより、上記の布65
は釜13内のボビンから供給される下糸67と、針18
を通して供給される上糸68とにより周知の如く縫製さ
れる。向上記主軸55の回転角度と、上記天秤19、針
18、外釜23の動作の関係は例えば第11図のa、b
、cに示す通りである。
上記のように縫製が行なわれる場合における糸切停止装
置の動作は次の通りである。上糸68及び下糸67が共
に正常に供給されて、縫製が正常に行なわれているとき
には、下糸67や上糸68がセンサ33における検知電
極36の中を通って動く、また下糸67は、外釜23の
回動に伴ない、第7.8図と第9.10図とに示される
ように、羽根27によって横方向にも振り動かされる。
即ち、下糸67や上糸68は透孔35の中で検知電極3
6に対し空間的に動く。
上糸68や下糸67は一般に僅かながら帯電している。
例えば負の電荷を有している。そのような上糸68や下
糸67が検知電極36の中を動くと、検知電極36には
その動きに対応した電気信号が誘起される。
誘起された電気信号は前置増幅回路40や主増幅回路6
0で増幅されて、ゲゴト回路61に至る。その信号は例
えば第11図のdに示される。
一方タイミング信号発生手段53は、上記針18の上下
動や外釜23の回動と同期してゲート信号形成回路58
からタイミング信号(ゲート信号)をゲート回路61に
向は出力する。そのタイミング信号が出力される時期は
、第11図のeに示されるように、主軸55の回転角が
58″〜110°の間である。この58°〜110°の
間というのは、検知電極36の中に下糸67のみが存在
し、しかもその下糸が、上記のように羽根27によって
横に振り動かされる時期である。
ゲート回路61は上記両信号を受けて第11図のfに示
す信号を比較回路62に向は出力する。比較回路62は
上記タイミング信号の期間中におけるゲート回路61か
らの信号のレベルを、基準値v1例えば+ 10mVと
比較する。上記第11図のfの信号の場合、ゲート回路
61からの信号のレベルが上記基準値を越える為、比較
回路62は糸有りの「0」の信号を出力する。従って停
止装置52の作動は行なわれない。
一方、下糸67が切れたり消耗したりしてその正常な供
給が行なわれなくなると、主増゛幅回路60からゲート
回路61に与えられる信号は第11図のgに示されるよ
うになり、ゲート回路61から比較回路62に与えられ
る信号は第11図のhに示されるようになる。この信号
は図から明らかな如く上記基準値v1を下回っている為
、比較回路62は糸無しのrlJの信号を停止装置52
に出力する。停止装置52は該信号を受けて主軸55を
駆動するモータを停止させ、ミシンの作動が停止する。
また表示器63は表示状態となる。
向上記タイミング信号発生手段53がタイミング信号を
出力する時期は、検知電極36に得られる信号に、下糸
67の有無による違いが最も明確に現われる時期に定め
るのが良い、そのような時期はミシンの構造によって異
なる為、実験的に求めるとよい。
次に第12図乃至第16図には、下糸の有無の検知のみ
ならず上糸の有無の検知も並行的に行い得るようにした
実施例が示される。この例においては、第12図に示さ
れるように、下糸用のタイミング信号発生手段53f及
び判別手段54fの他に、上糸用のタイミング信号発生
手段70及び判別手段74を有する。上糸用のタイミン
グ信号発生手段70は下糸用のそれ53fと同様に、被
検出体71、近接センサ72及びゲート信号形成回路7
3から成る。また上糸用の判別手段74は下糸用のそれ
54fと同様に、ゲート回路75と比較回路76とを含
む。
この実施例における下糸及び上糸の検知は以下の通りで
ある。上糸用のタイミング信号発生手段70は第16図
のbのように主軸の回転角が00〜450となっている
間、タイミング信号を出力する。
上記0°のとき、センサ33fと下糸6’lf及び上糸
68fの関係は第13図のようになっており、45°の
ときには第15図のようになっている。第14図は第1
3図の状態から第15図の状態に至る途中の状態である
。上記主軸の回転角が0°から45@に至る過程では、
第13図の如く上糸68fが内釜24fから抜け、第1
4図の如くその上糸68fのループ69が小さくなり、
第15図の如く上糸68fがセンサ33fの透孔35f
から完全に抜ける。即ち上糸68fぼ上記の過程におい
てセンサ33fの透孔35f内で最も太きく 動 く 
上糸68f及び下糸67fが共に正常に供給されている
とき、主増幅回路60fは第16図のaに示す信号を出
力する。その結果、ゲート回路61f、75は夫々第1
6図のd、eに示す信号を出力する。各々は比較回路6
2f、76の基準値V2. V3を越える為、比較回路
62f、76の出力は何れも糸有りの信号である。
下糸67fのみが切断あるいは消耗してその供給が停止
すると、主増幅回路60fの出力信号は第16図のfに
示されるようになる。その結果、ゲート回路61f、7
5の出力信号は夫々第16図のg、hに示されるように
なる。ゲート回路61fの出力信号の値は比較回路62
【の基準値v2を下回る為、比較回路62fは下糸無し
の信号を出力する。停止装置52fはその信号を受けて
、ミシンの作動を停止させる。
上糸68fのみが切断あ、るいは消耗してその供給が停
止すると、主増幅回路60fの出力信号は第16図のi
に示されるようになる。その結果、ゲート回路51f、
75の出力信号は夫々第16図のj、kに示されるよう
になる。ゲート回路75の出力信号の値は比較回路76
の基準値v3を下回る為、比較回路76は上糸無しの信
号を出力する。停止装置52fはその信号を受けて、ミ
シンの作動を停止させる。
なお上記の実施例において、機能上前実施例のものと同
−又は均等構成と考えられる部分には、前実施例と同一
の符号にアルファベントのfを付して重複する説明を省
略した。(また次の実施例のものにおいても同様の考え
でアルファベントのgを付して重複する説明を省略する
。)次に第17図乃至第20図には、上糸を用いて下糸
の有無を検知できるようにした実施例が示される。
第17図を参照して、機枠15gには上糸68gのスプ
ール80が装置されている。上糸68gはこのスプール
80から、機枠15gと一体の枠81に夫々取付けであ
る糸ガイド82.83、糸調子装置84や、ヘッド16
gに取付けた支持体85に夫々備えさせである糸調子装
置86.87を通して供給される。
糸検知装置のセンサ33gは上記支持体85に取付けら
れ、糸調子装置84と86との間でぴんと張った状態と
なっている上糸68gが貫通している。その様子は第1
8図に示される。上記の張っている上糸68gは、縫製
が行なわれる場合、センサ33gにおける検知電極36
gの中を間欠的に前進するのみで、横振れすることはな
い、向上記センサ33gは、本体90aと蓋体90bと
から成るシールドケース90の中に、絶縁板91.92
によって電気的に絶縁された状態で納めである。
布の縫製中における下糸の有無の検知は以下のように行
なわれる。下糸及び上糸6Bgの供給が正常に行なわれ
ている場合、主増幅回路60gは第20図のaのような
信号を出力する。布の縫製中、上糸68gは天秤19g
の上下動に伴なって間欠的に進行する為、その進行があ
る毎に1記出力信号の振幅が大きくなる。タイミング信
号発生手段53gは第20図のbのように、上記出力信
号の振幅が大きくなる期間にタイミング、信号を出力す
る。その期間は、主軸55gの回転角が例えば40°〜
90°となっている間である。これは種々のミシンにつ
いて夫々個有の値がある。主増幅回路60gの出力信号
が上記のようであるとき、ゲート回路61gの出力信号
は第20図のCに示されるようになる。この信号は比較
回路62gの基準値V4を越える為、比較回路62gは
下糸有りの信号を出力する。
下糸67gが切断あるいは消耗してその供給が無くなる
と適正な縫製がなされなくなる。すると上糸68gの進
行は極めて僅かとなる。即ち、布65gに連らなってい
る上糸68gが、布65gの横移動に伴なって引き出さ
れることによる進行のみとなる。
同市65gが横移動されないときには、上糸68gの進
行はなくなる。この場合の主増幅回路60gの出力信号
は第20図のdに示されるような信号となる。
その結果ゲート回路61gの出力信号は第20図のeに
示されるようになる。この出力信号のレベルは比較回路
62gの基準値v4を下回る為、比較回路62gは下、
糸無しの信号を出力する。
上記のように上糸68gの利用による下糸の有無の検知
は次の利点を持つ、下糸は釜から送り出されると極めて
短い供給経路を経て布に縫い付けられる。一方上糸68
gは、スプール80から繰り出された後、布65gに縫
い付けられるまでの供給経路が長い、従ってセンサ33
’gを設ける場所の自由度が高い、即ち、スプール80
から針18gまでの上糸6Bgの供給経路のどこに配設
してもよい、好ましくは供給される上糸6Bgが横振れ
し難い場所が良く、糸ガイド82から糸ガイド20gま
での範囲内において定めるとよい。
向上記の実施例の糸検知装置においては、上糸68gが
切れたり消耗した場合も、センサ33gに対する上糸6
8gの移動が無くなる。この為、検知電極36gの出力
は無くなり、上記と同様の動作が行なわれる、即ち上糸
の切断或いは消耗の検知も出来る。
また、判別手段54gにおいては、上記のようなタイミ
ング信号発生手段53gやゲート回路61gを使用せず
、上記主増幅回路60gからの信号を直接に比較回路6
2gに入力し、その入力信号のレベルが上記基準値v4
以下となったことを、その状態が所定時間(例えばミシ
ンの1針の縫製動作の所要時間)以上継続したことを確
認して判別するようにしてもよい。
〔発明の効果〕
本発明においては、糸が有る場合、検知電極に対する糸
の空間的な動きによって、検知電極に電気信号を得る。
一方、糸が無くなるとそのような電気信号が得られなく
なる。これらの電気信号の有無によって糸のを無を判別
する。従って、糸に対しては非接触の状態でその有無を
判別できる。
即ち、糸にはそれの検出の為に何ら機械的な負担をかけ
ることな(、その有無の検知を行なうことができる。
本発明においては、糸が有る場合、検知電極に対し糸が
積極的に動くことによって、検知電極に電気信号を得る
。一方布や糸から生ずるほこりが検知電極に付着しても
、そのほこりは検知電極に対して実質的に静止状態であ
る。従って、検知電極はそのほこりによる信号を得るこ
とはない、これらのことにより、糸の有無に応じた明確
な信号を検知電極に得ることができ、糸の有無の正確な
検知ができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図はミシンの一
部破断側面図、第2図はセンサの平面図、第3図はセン
サの底面図、第4図は第2図におけるTV−fV線拡大
断面図、第5図はセンサの異なる例を示す第4図と同様
の断面図、第6図は糸切停止装置のブロック図、第7図
は縫製途中の時点における下糸と釜との関係を示す図、
第8図は第7図の状態における釜の平面図、第9図は第
7図とは異なる時点における下糸と釜との関係を示す図
、第10図は第9図の状態における釜の平面図、第11
図はミシンにおける天秤、針及び釜の動作と、種々の信
号波形との関係を示すタイムチャート、第12図は本発
明の第2の実施例の糸切停止装置のブロック図、第13
.14.15図は夫々相互に異なる時点でのセンサと上
糸との関係を示す図、第16図は第2の実施例における
種、々の信号波形を示す図、第17図は本発明の第3の
実施例が示されるミシンの一部破断側面図、第18図は
第17図のセンサに対する上糸の挿通状態を示す水平断
面図、第19図は第3の実施例における糸切停止装置の
ブロック図、第20図は第3の実施例における種々の信
号波形を示す図。 11・・・針板、13・・・釜、18・・・針、33・
・センサ、53・・・タイミング信号発生手段、54・
・・判別手段。 第 図 第 図 第 ら 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第+Z 図 第13 図 第14 図 第15 図 第 図 第16 図 第19 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  針孔を有する針板と、上記針板の下方に設けられた釜
    と、上記針板の上方に設けられた上下動自在の針と、上
    記釜から供給される下糸の有無を検知する為の糸検知装
    置とを有するミシンにおいて、上記糸検知装置は、上記
    針板における針孔の周囲に設けられ、しかも自体に対す
    る下糸の空間的な動きに対応した電気信号を生ずる検知
    電極と、上記針の上下動と同期してタイミング信号を発
    生するようにしたタイミング信号発生手段と、上記検知
    電極からの電気信号と、上記タイミング信号発生手段か
    らのタイミング信号とを受けて、タイミング信号を受け
    たときにおける上記電気信号が、基準値を越えるか否か
    に対応した判別信号を出力する判別手段とを含むことを
    特徴とするミシンにおける糸検知装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS571389A (en) * 1980-06-03 1982-01-06 Tokai Ind Sewing Machine Detector for breaking of cotton in sewing machine
JPS6218078U (ja) * 1985-07-18 1987-02-03
JPS63132693A (ja) * 1986-11-26 1988-06-04 ジューキ株式会社 下糸残量検出装置

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