JPH0221250B2 - - Google Patents

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JPH0221250B2
JPH0221250B2 JP5849184A JP5849184A JPH0221250B2 JP H0221250 B2 JPH0221250 B2 JP H0221250B2 JP 5849184 A JP5849184 A JP 5849184A JP 5849184 A JP5849184 A JP 5849184A JP H0221250 B2 JPH0221250 B2 JP H0221250B2
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JP
Japan
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urine
voltage
flow rate
urinary
weight
Prior art date
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Expired
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JP5849184A
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English (en)
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JPS60203237A (ja
Inventor
Takuya Hatano
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  • Measuring Volume Flow (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、排尿量を測定するロードセルの後に
複数個のサンプルホールドを設け、このサンプル
ホールドの電圧差により尿流量を高精度に測定す
る尿流計に関する。
従来、尿流量の測定法には、重量を測定しその
値を微分回路によつて徴分し、流量を測定する方
法、回転する円板に尿流を衝突させることにより
測定する回転円板デイスク法、超音波ドプラー効
果による測定方法等が知られている。
重量を測定しその値を微分する方法は第1図に
示すごとく、尿流を受ける漏斗1と、漏斗1から
の尿流を受ける受槽2と、受槽2の重量を電圧に
変換するロードセル3と、ロードセル3からの電
圧を増幅する増幅器4と、コンデンサー5及び抵
抗6とからなる微分回路とから構成されている装
置を用いて行われる。この方法による操作を説明
すると尿流は漏斗1から受槽2に溜り、その重量
がロードセル3の電圧として取出せる。電圧が増
幅器4により増幅され、重量が測定され、次にコ
ンデンサー5及び抵抗6によつて構成される微分
回路によつて尿流量が測定器7によつて測られ
る。しかしながらこの方法はコンデンサーおよび
抵抗の値に経時変化があるため定期的に調整を必
要とし、その調整には一定の流量を発生する校正
器具が必要であつて、その調整は容易ではない。
円板デイスク法は第2図に示すごとく漏斗1と
回転する円板8と、それを回転させるモーター9
と、モーター9を一定速度で回転させるための制
御部(省略)及びその消費電力測定部分10とよ
り構成され、一定速度で回転する円板8に漏斗1
からの尿流が衝突するとき、円板が一定の回転速
度を維持するために消費される電力を測定するこ
とにより、尿流量を測定する。しかしながらこの
方法は測定開始までに(回転数が安定するまで
に)一定の時間を要すること、経時変化が大きく
たびたび較正を要すること、尿流量が小さいとき
誤差が大きいことなどの欠点を有する。
超音波ドプラー法は第3図に示す如く、尿流を
集めるための漏斗1と、尿流が通過する管11
と、超音波を発射及び受信するプローブ12とよ
り構成され、漏斗1によつて集められた尿流が管
11を通る間にプローブ12によつて超音波が発
射及び受信され、そのドプラー効果により流量を
測定する方法であるが、パイプの中を通る尿の流
れは均一ではなく、得られた尿流量の測定結果に
は誤差が伴う。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、調
整が容易であつて経時変化が少ない尿流計によつ
て、高精度で尿流量を測定するため、排尿量をロ
ードセルにより電圧として取出し、更に電圧を増
幅後、サンプルホールドとアナログスイツチ、差
動増幅器により一定時間毎の尿量増加を電圧差と
して取出す尿流計を提供することを目的とするも
のである。
以下本発明の尿流計を詳細に説明する。
第4図は本発明の実施例を示している。尿流を
受ける漏斗1と、漏斗1からの尿流を受ける受槽
2と、受槽2の重量を電圧に変換するロードセル
3と、ロードセル3からの電圧を増幅する増幅器
4よりなる尿重量測定手段と、一定時間ごとの尿
重量を電圧として取り出し、その値を保持するサ
ンプルホールド13,14と、一定時間ごとの尿
量の増加分を電圧差として取出す差動増幅器15
と、差動増幅器15の入力端子の一方には常に過
去のデータが、もう一方には常に現在のデータを
与えるためのアナログスイツチ16と、差動増幅
器15からの出力の波形を整形するためのサンプ
ルホールド17とよりなる尿重量より尿流量を得
る手段と、サンプルホールド13,14,17及
びアナログスイツチ16にタイミングゼネレータ
ー18によりクロツクを供給する手段等より構成
される。
次に本発明の尿流計の操作方法を説明すると、
尿流は漏斗1から受槽2に溜り、その重量がロー
ドセル3の電圧として取出せる。電圧が増幅器4
により増幅された後サンプルホールド13,14
により一定時間ごとの尿重量が電圧として取出さ
れ、その値が保持される。差動増幅器15への入
力はアナログスイツチ16によつて入力端子の一
方には常に過去のデータが、もう一方の入力端子
には常に現在のデータが与えられる。その結果、
差動増幅器15の出力は一定時間に増加した重量
の増加分が出力されることになる。差動増幅器1
5からの出力はサンプルホールド17によつて波
形の整形が行われ尿流計の出力となる。タイミン
グゼネレーター18により一定のサンプリングタ
イム△tが定められサンプルホールドによつて△
t時間毎の尿重量増加量が測定される。このよう
にして得られた尿流量は△t時間内の平均尿流量
を示す。したがつて一定時間毎のこの値を逆に積
算することによつて正確にもとの総排尿量を算定
することができる。サンプリングタイム△tはタ
イミングゼネレーター18によつて最適時間を選
択することが出来る。
第5図に前述の操作によつて得られた尿量増加
曲線の一例を示す。横軸に時間、縦軸に尿量をと
り、サンプリングタイム△t毎のサンプルホール
ドにより示される尿量と尿量増加量△Vが示され
ている。得られた尿流量のデータはA/Dコンバ
ーターを通してマイクロコンピユーターに接続し
て処理を行う。前述の方法によつて得られたデー
タには通常目的とする尿流量のアナログ信号の他
に尿流の乱れなどによつて生ずる各種の雑音成分
が含まれてくる。このうち目的とする信号以外の
不要な雑音を取除くため単純移動平均法等によつ
て処理を行う。マイクロコンピユーターと尿流計
をオンラインで結合することにより排尿量、最大
尿流量、排尿時間、平均尿流量などの各種のパラ
メーターを瞬時に表示出来、尿流曲線をリアルタ
イムで表示できるので尿水力学的研究に役立つの
みならず実際の臨床においても大きな利点があ
る。
又本発明の尿流計の較正は既知の重さをもつ重
りをロードセルにのせ、適当な電圧が出力される
ように調整するだけで良く、ロードセルを交換し
た時にも容易に較正が行われるので調整が容易で
ある。又得られた尿流量データはコンピユーター
処理によつて尿量の変化に伴う雑音等を除去でき
るので測定誤差が極めて少なくなるほか、ウオー
ミングアツプの時間が不要である等の優れた特徴
をもつ。
以上説明した如く本発明の尿流計によれば、排
尿量をロードセルにより電圧として取出し、更に
電圧を増幅後、サンプルホールドとアナログスイ
ツチ、差動増幅器により一定時間毎の尿量の増加
を電圧差として取出す手段を設けたことにより、
調整が容易で、経時変化が少ない、高精度でウオ
ーミングアツプの不要な尿流計が得られ、診断上
の効果が極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図はそれぞれ従来装置の
説明図、第4図は本発明の装置の説明図、第5図
は本発明の装置を用いた尿量増加曲線である。 1……漏斗、2……受槽、3……ロードセル、
4……増幅器、5……コンデンサー、6……抵
抗、7……測定器、8……回転デイスク、9……
モーター、10……測定器、11……管、12…
…プローブ、13……サンプルホールド、14…
…サンプルホールド、15……差圧増幅器、16
……アナログスイツチ、17……サンプルホール
ド、18……タイミングゼネレーター。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 排尿困難を伴う疾患の診断に使用される尿流
    計において、 排尿量をロードセルにより電圧変化として取出
    す手段と、 電圧変化を増幅しタイミングゼネレーターによ
    り設定された一定時間毎の尿量をサンプルホール
    ドにより電圧として取出す手段と、およびタイミ
    ングゼネレーターにより設定された一定時間毎の
    尿量の増加量を、差動増幅器により電圧差として
    取出す手段と、 を有することを特徴とする尿流計。
JP5849184A 1984-03-28 1984-03-28 尿流計 Granted JPS60203237A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5849184A JPS60203237A (ja) 1984-03-28 1984-03-28 尿流計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5849184A JPS60203237A (ja) 1984-03-28 1984-03-28 尿流計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60203237A JPS60203237A (ja) 1985-10-14
JPH0221250B2 true JPH0221250B2 (ja) 1990-05-14

Family

ID=13085892

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5849184A Granted JPS60203237A (ja) 1984-03-28 1984-03-28 尿流計

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6371008U (ja) * 1986-10-28 1988-05-12
US8141420B2 (en) 2006-03-27 2012-03-27 Yoshihiko Hirao Device for measuring urine flow rate

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60203237A (ja) 1985-10-14

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