JPH0221163Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0221163Y2 JPH0221163Y2 JP1983084871U JP8487183U JPH0221163Y2 JP H0221163 Y2 JPH0221163 Y2 JP H0221163Y2 JP 1983084871 U JP1983084871 U JP 1983084871U JP 8487183 U JP8487183 U JP 8487183U JP H0221163 Y2 JPH0221163 Y2 JP H0221163Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insert
- mold
- wedge
- mold body
- set pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 6
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000002845 discoloration Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
- Casting Devices For Molds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(技術分野)
本考案は、入子の交換を容易にした中子造型機
に関する。
に関する。
(従来技術)
自動車用のエンジンは、一般に燃焼室の一部を
変更したりあるいは吸排気ポートの位置を変更す
るなどして搭載車の仕様に適した性能を持たせる
ようにすることが行なわれる。このため、機種の
変更に際しては、シリンダーヘツド成形用の中子
をその都度換えてゆく必要があるが、これまでの
中子造型機は、第6図に見られるように金型本体
aに入子bをボルトcで固定する構造が採られて
いるため、入子bの交換には型を開いて冷却させ
た後金型本体aを金型取付け板dより取外さねば
ならないといつた作業が必要で、また、一旦冷却
した金型を再度加熱する必要があるため、多くの
熱損失を伴なうばかりでなく、作業性が極めて悪
いといつた問題を抱えている。
変更したりあるいは吸排気ポートの位置を変更す
るなどして搭載車の仕様に適した性能を持たせる
ようにすることが行なわれる。このため、機種の
変更に際しては、シリンダーヘツド成形用の中子
をその都度換えてゆく必要があるが、これまでの
中子造型機は、第6図に見られるように金型本体
aに入子bをボルトcで固定する構造が採られて
いるため、入子bの交換には型を開いて冷却させ
た後金型本体aを金型取付け板dより取外さねば
ならないといつた作業が必要で、また、一旦冷却
した金型を再度加熱する必要があるため、多くの
熱損失を伴なうばかりでなく、作業性が極めて悪
いといつた問題を抱えている。
(目的)
本考案はこのような問題に鑑みてなされたもの
であつて、その目的とするところは、金型取付け
板に固定されている状態で入子の交換を可能と
し、もつて、熱損失が少なくしかも作業性の良好
な改良された中子造型機を提供することにある。
であつて、その目的とするところは、金型取付け
板に固定されている状態で入子の交換を可能と
し、もつて、熱損失が少なくしかも作業性の良好
な改良された中子造型機を提供することにある。
(構成)
そこで、以下に本考案の詳細を図示した実施例
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
第1,2図は、本考案の一実施例を示すもので
あつて、図中符号1は、外面11がテーパー状を
なした左右一対の金型入子で、金型本体5と接す
るこれらの上面12には、シリンダヘツドの内面
に形成すべき燃焼室13と吸排気ポート14を形
どつた中子成形用の凹部15が設けられ、また、
これらの垂直な接合面16の裏面17に凹設した
孔18(第3図)には、後述する入子セツトピン
2が嵌合した状態でボルトにより固定されてい
て、入子1はこのセツトピン2を外面から突出す
るようにして金型本体5に嵌め込まれている。
あつて、図中符号1は、外面11がテーパー状を
なした左右一対の金型入子で、金型本体5と接す
るこれらの上面12には、シリンダヘツドの内面
に形成すべき燃焼室13と吸排気ポート14を形
どつた中子成形用の凹部15が設けられ、また、
これらの垂直な接合面16の裏面17に凹設した
孔18(第3図)には、後述する入子セツトピン
2が嵌合した状態でボルトにより固定されてい
て、入子1はこのセツトピン2を外面から突出す
るようにして金型本体5に嵌め込まれている。
上記した入子セツトピン2は、入子締付け楔3
と協同して入子1を金型本体5に固定するための
ものであつて、拡大して示した第3図からも明ら
かなようにその両側には、フオーク状をなした締
付け楔3の脚31を受入れる凹部21が設けら
れ、凹部21の後面22は、この脚31の傾斜し
た面と摺接して入子1を金型本体5内へ圧入する
斜面となつており、また、後端面23には、別に
用意された入子弛め楔4の脚41と摺接して入子
1を金型本体5から押出すような向きに押圧され
る斜面が形成されている。
と協同して入子1を金型本体5に固定するための
ものであつて、拡大して示した第3図からも明ら
かなようにその両側には、フオーク状をなした締
付け楔3の脚31を受入れる凹部21が設けら
れ、凹部21の後面22は、この脚31の傾斜し
た面と摺接して入子1を金型本体5内へ圧入する
斜面となつており、また、後端面23には、別に
用意された入子弛め楔4の脚41と摺接して入子
1を金型本体5から押出すような向きに押圧され
る斜面が形成されている。
再び第1,2図に戻つて、金型本体5を向い合
わせ状に保持する左右の金型本体支持部材6,6
は、金型本体5と接する内面中央に、上記した締
付け楔3を挿入する縦溝61を有し、ここに挿通
した締付け楔3と弛め楔4が、それぞれ縦溝61
内に突出したセツトピン2の凹部21に差込ま
れ、また後端面23を押圧し得るように構成され
ている。
わせ状に保持する左右の金型本体支持部材6,6
は、金型本体5と接する内面中央に、上記した締
付け楔3を挿入する縦溝61を有し、ここに挿通
した締付け楔3と弛め楔4が、それぞれ縦溝61
内に突出したセツトピン2の凹部21に差込ま
れ、また後端面23を押圧し得るように構成され
ている。
なお、図中符号51は、金型本体5の上面に設
けた締付け楔3の抜け止め用押え片、7は、頂面
のねじ孔32に螺合し、衝撃を利用して締付け楔
3を抜き取るようにした楔抜き、8はワークエジ
エクタをそれぞれ示している。
けた締付け楔3の抜け止め用押え片、7は、頂面
のねじ孔32に螺合し、衝撃を利用して締付け楔
3を抜き取るようにした楔抜き、8はワークエジ
エクタをそれぞれ示している。
上述した実施例において、いま、燃焼室を部分
的に変更するために金型本体5に組込まれた入子
1を新たな入子1に換える必要が生じた場合、ま
ず、型を左右に開き、楔抜き7等を利用して金型
本体5と金型本体支持部材6の間に圧入している
締付け楔3を抜き取る。これにより、入子1は締
付け楔3による固定を解かれるから、このあとセ
ツトピン2の後端面23と縦溝61の内壁との間
に弛め楔4を挿入し、上からハンマー等で叩くな
どしてセツトピン2を外向きに押圧し(第5図)、
入子1を金型本体5から外す。
的に変更するために金型本体5に組込まれた入子
1を新たな入子1に換える必要が生じた場合、ま
ず、型を左右に開き、楔抜き7等を利用して金型
本体5と金型本体支持部材6の間に圧入している
締付け楔3を抜き取る。これにより、入子1は締
付け楔3による固定を解かれるから、このあとセ
ツトピン2の後端面23と縦溝61の内壁との間
に弛め楔4を挿入し、上からハンマー等で叩くな
どしてセツトピン2を外向きに押圧し(第5図)、
入子1を金型本体5から外す。
つぎに、このようにして外された金型本体5に
新たな入子1を嵌合して縦溝61に締付け楔3を
落し込むと、フオーク状をなした左右の脚31
は、セツトピン2の凹部22内に入り込むから、
さらに楔3をハンマー等で叩き込んで金型本体5
に入子1を強固に固定し入子1の交換作業を了え
る。
新たな入子1を嵌合して縦溝61に締付け楔3を
落し込むと、フオーク状をなした左右の脚31
は、セツトピン2の凹部22内に入り込むから、
さらに楔3をハンマー等で叩き込んで金型本体5
に入子1を強固に固定し入子1の交換作業を了え
る。
(効果)
以上説明したように本考案によれば、金型支持
部材の外部から挿脱可能な楔部材によつて入子を
金型本体に固定するようにしたので、金型本体を
取外すことなくそのままの状態で入子の交換が可
能となり、その作業を著しく容易にすることがで
きるばかりでなく、金型の冷却を不要としたこと
による熱エネルギーの大幅な軽減を図ることがで
きる。しかも、楔による固定手段を採つているた
め、構成が簡単であるにもかかわらず、従来装置
と何ら損色のない固定作用を確保することができ
る。
部材の外部から挿脱可能な楔部材によつて入子を
金型本体に固定するようにしたので、金型本体を
取外すことなくそのままの状態で入子の交換が可
能となり、その作業を著しく容易にすることがで
きるばかりでなく、金型の冷却を不要としたこと
による熱エネルギーの大幅な軽減を図ることがで
きる。しかも、楔による固定手段を採つているた
め、構成が簡単であるにもかかわらず、従来装置
と何ら損色のない固定作用を確保することができ
る。
第1,2図は、本考案の一実施例を示す装置の
正面図と側面図、第3図は、入子セツトピンと入
子締付け楔との関係を示す斜視図、第4,5図
は、入子弛め楔の斜視図とその操作状態を示す
図、第6図は、従来装置の一例を示す概要図であ
る。 1……金型入子、2……入子セツトピン、3…
…入子締付け楔、4……入子緩め楔、5……金型
本体、6……金型本体支持部材。
正面図と側面図、第3図は、入子セツトピンと入
子締付け楔との関係を示す斜視図、第4,5図
は、入子弛め楔の斜視図とその操作状態を示す
図、第6図は、従来装置の一例を示す概要図であ
る。 1……金型入子、2……入子セツトピン、3…
…入子締付け楔、4……入子緩め楔、5……金型
本体、6……金型本体支持部材。
Claims (1)
- 金型入子に固定した入子セツトピンを金型本体
背面に突出させて、該突出部分に入子締付け楔と
摺接する傾斜面を設ける一方、上記金型本体と金
型本体支持部材との合せ面に楔挿入用の縦溝を形
成し、上記金型本体支持部材の外方から上記縦溝
を通して上記金型本体と上記入子セツトピンとの
間に挿入した上記入子締付け楔により上記金型入
子を上記金型本体に固定するようにした中子造型
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8487183U JPS59190444U (ja) | 1983-06-03 | 1983-06-03 | 中子造型機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8487183U JPS59190444U (ja) | 1983-06-03 | 1983-06-03 | 中子造型機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59190444U JPS59190444U (ja) | 1984-12-17 |
JPH0221163Y2 true JPH0221163Y2 (ja) | 1990-06-07 |
Family
ID=30214838
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8487183U Granted JPS59190444U (ja) | 1983-06-03 | 1983-06-03 | 中子造型機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59190444U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010065872A (ko) * | 1999-12-30 | 2001-07-11 | 이계안 | 자동차용 주차 브레이크장치 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5654214A (en) * | 1979-09-26 | 1981-05-14 | Uhde Gmbh | Removing method for fluorine from phosphoric acid |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5917469Y2 (ja) * | 1979-12-29 | 1984-05-22 | スズキ株式会社 | 鋳造装置 |
-
1983
- 1983-06-03 JP JP8487183U patent/JPS59190444U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5654214A (en) * | 1979-09-26 | 1981-05-14 | Uhde Gmbh | Removing method for fluorine from phosphoric acid |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010065872A (ko) * | 1999-12-30 | 2001-07-11 | 이계안 | 자동차용 주차 브레이크장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59190444U (ja) | 1984-12-17 |
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