JPH0221079Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0221079Y2 JPH0221079Y2 JP1985099617U JP9961785U JPH0221079Y2 JP H0221079 Y2 JPH0221079 Y2 JP H0221079Y2 JP 1985099617 U JP1985099617 U JP 1985099617U JP 9961785 U JP9961785 U JP 9961785U JP H0221079 Y2 JPH0221079 Y2 JP H0221079Y2
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- JP
- Japan
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- liquid
- circular
- piezoelectric substrate
- electrodes
- atomization tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 35
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 15
- 238000000889 atomisation Methods 0.000 claims description 14
- 239000006199 nebulizer Substances 0.000 claims description 7
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- NCGICGYLBXGBGN-UHFFFAOYSA-N 3-morpholin-4-yl-1-oxa-3-azonia-2-azanidacyclopent-3-en-5-imine;hydrochloride Chemical compound Cl.[N-]1OC(=N)C=[N+]1N1CCOCC1 NCGICGYLBXGBGN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 235000019687 Lamb Nutrition 0.000 description 2
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000003595 mist Substances 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Special Spraying Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、液体が霧化し易いように構成したネ
ブライザに関するものである。
ブライザに関するものである。
従来技術
従来のネブライザは、霧化槽の底部に圧電基板
を設け、この圧電基板に発振器を接続し、発振器
から電力を供給すると、圧電基板から超音波が発
生し、この超音波によつて霧化槽の霧化液に液体
柱が発生し、この液体柱に側方から送風機で風を
送ることにより、液体柱から液体を分離して霧化
するように構成している。
を設け、この圧電基板に発振器を接続し、発振器
から電力を供給すると、圧電基板から超音波が発
生し、この超音波によつて霧化槽の霧化液に液体
柱が発生し、この液体柱に側方から送風機で風を
送ることにより、液体柱から液体を分離して霧化
するように構成している。
考案が解決しようとする問題点
しかしながら、このように構成された従来のネ
ブライザでは、圧電基板から発生する超音波は基
板から細いビームとなつて放射されるので、液体
柱が真中に1つだけ発生するが、この1つの液体
柱に横風を当てて液体を分離させることは非常に
効率が悪いという欠点があつた。
ブライザでは、圧電基板から発生する超音波は基
板から細いビームとなつて放射されるので、液体
柱が真中に1つだけ発生するが、この1つの液体
柱に横風を当てて液体を分離させることは非常に
効率が悪いという欠点があつた。
問題点を解決するための手段
本考案は、上記問題点を解決するために、霧化
槽の底部を圧電基板で構成し、該圧電基板の片面
に複数の円形電極または円形の一部が欠けた複数
の円弧状電極を形成し、これらの円形電極または
円弧状電極に交互に発振器の出力を供給し、上記
霧化槽の液体の液面の上部周囲に送風管を接続し
たことを特徴とする。
槽の底部を圧電基板で構成し、該圧電基板の片面
に複数の円形電極または円形の一部が欠けた複数
の円弧状電極を形成し、これらの円形電極または
円弧状電極に交互に発振器の出力を供給し、上記
霧化槽の液体の液面の上部周囲に送風管を接続し
たことを特徴とする。
作 用
本考案は、霧化槽の底部の圧電基板の片面に設
けられた複数の円形電極または円弧状電極に交互
に電力を供給して発生した超音波ビームを霧化槽
の周囲に円形または円弧状に広範囲に発生させる
ことにより、複数個所の送風口から送風された風
で円形または円弧状の液体柱から効率よく霧化す
ることができるという利点がある。
けられた複数の円形電極または円弧状電極に交互
に電力を供給して発生した超音波ビームを霧化槽
の周囲に円形または円弧状に広範囲に発生させる
ことにより、複数個所の送風口から送風された風
で円形または円弧状の液体柱から効率よく霧化す
ることができるという利点がある。
実施例
第1図は、本考案の原理を説明するための図
で、圧電基板1の上に棒状電極2a,2b,2
c,2dが平行に配置され、この棒状電極2a,
2b,2c,2dに端子3a,3b,3c,3d
が接続されている。またこの棒状電極2a,2
b,2c,2dの間に電極4a,4b,4c,4
dが配置され、この電極4a,4b,4c,4d
の一端の共通電極5が接続されて櫛型電極が構成
され、この共通電極5はアースされている。そし
て、端子3aと3b及び3cと3dを対にした端
子Ta,Tbから所定の周波数の電気信号を供給す
ると、第2図に示すように液体と固体の境界に沿
つた表面から音波が発生する。この角度θは、 θ=sin1Vc/df=sin1λf/d で与えられる。但し、dは電極4a,4b,4
c,4d,…の間隔、Vcは液体中の音波の伝搬
速度、λfは周波数での音波の波長である。な
お、第2図において、表面音波は100MH以下で
は「ラム波」の利用が有効であり、それ以上の高
周波では「レイリー波」の利用が有効であるが、
ネブライザにはラム波を使用する。
で、圧電基板1の上に棒状電極2a,2b,2
c,2dが平行に配置され、この棒状電極2a,
2b,2c,2dに端子3a,3b,3c,3d
が接続されている。またこの棒状電極2a,2
b,2c,2dの間に電極4a,4b,4c,4
dが配置され、この電極4a,4b,4c,4d
の一端の共通電極5が接続されて櫛型電極が構成
され、この共通電極5はアースされている。そし
て、端子3aと3b及び3cと3dを対にした端
子Ta,Tbから所定の周波数の電気信号を供給す
ると、第2図に示すように液体と固体の境界に沿
つた表面から音波が発生する。この角度θは、 θ=sin1Vc/df=sin1λf/d で与えられる。但し、dは電極4a,4b,4
c,4d,…の間隔、Vcは液体中の音波の伝搬
速度、λfは周波数での音波の波長である。な
お、第2図において、表面音波は100MH以下で
は「ラム波」の利用が有効であり、それ以上の高
周波では「レイリー波」の利用が有効であるが、
ネブライザにはラム波を使用する。
第3図は、本考案の1実施例のネブライザの断
面図を示したもので、霧化槽9は底部に圧電基板
10が設けられ、この霧化槽9に霧化液11が液
体供給管12より供給され、霧化液11の液面1
1′が常にほぼ一定の高さになるように調節され
ている。また圧電基板10の霧化液と接触しない
面に第1図に示した複数の棒状電極及び櫛型電極
に相当する第4図aに示した円形電極13が形成
され、この円形電極13に発振器15が接続され
ている。さらに霧化槽9の霧化液11の液面1
1′より上部に送風口を持つ送風管16,17が
接続され、この送風管16,17は送風機(図示
せず)に接続されている。
面図を示したもので、霧化槽9は底部に圧電基板
10が設けられ、この霧化槽9に霧化液11が液
体供給管12より供給され、霧化液11の液面1
1′が常にほぼ一定の高さになるように調節され
ている。また圧電基板10の霧化液と接触しない
面に第1図に示した複数の棒状電極及び櫛型電極
に相当する第4図aに示した円形電極13が形成
され、この円形電極13に発振器15が接続され
ている。さらに霧化槽9の霧化液11の液面1
1′より上部に送風口を持つ送風管16,17が
接続され、この送風管16,17は送風機(図示
せず)に接続されている。
このように構成された本実施例のネブライザで
は、円形電極13に発振器14からある周波数の
電力を供給すると、洗浄液11内に音波が発生す
るが、この音波は上記式で示した発生角度θで霧
化液11の液面11′に円形に液体柱18を発生
させる。この液体柱18に向けて送風管16,1
7より風を送ると、液体柱18の先端が分離して
液体11が霧化され、排出口19より排出され
る。この送風管16,17を霧化槽9の周囲に複
数個設けることにより効率よく液体11を霧化す
ることができる。
は、円形電極13に発振器14からある周波数の
電力を供給すると、洗浄液11内に音波が発生す
るが、この音波は上記式で示した発生角度θで霧
化液11の液面11′に円形に液体柱18を発生
させる。この液体柱18に向けて送風管16,1
7より風を送ると、液体柱18の先端が分離して
液体11が霧化され、排出口19より排出され
る。この送風管16,17を霧化槽9の周囲に複
数個設けることにより効率よく液体11を霧化す
ることができる。
なお、上記実施例では、第4図aに示した円形
電極13を使用したが、円形電極13の代りに第
4図bに示した円弧状電極14を圧電基板に10
に形成してもよい。
電極13を使用したが、円形電極13の代りに第
4図bに示した円弧状電極14を圧電基板に10
に形成してもよい。
考案の効果
以上の説明から明らかなように、本考案は、霧
化槽の底部に設けた圧電基板の片面に複数の円形
電極または円弧状電極を形成し、円形電極または
円弧状電極にある周波数の電力を供給すると、液
体面より円形の液体柱が広範囲に発生し、この円
形の液体柱に霧化槽の周囲より風を送ることによ
り効率よく液体を霧化させることができるという
利点がある。
化槽の底部に設けた圧電基板の片面に複数の円形
電極または円弧状電極を形成し、円形電極または
円弧状電極にある周波数の電力を供給すると、液
体面より円形の液体柱が広範囲に発生し、この円
形の液体柱に霧化槽の周囲より風を送ることによ
り効率よく液体を霧化させることができるという
利点がある。
第1図は本考案の原理を説明するための構成
図、第2図は第1図の構成により音波を発生する
ための説明図、第3図は本考案の第1実施例のネ
ブライザの断面図、第4図は第3図のネブライザ
で使用する円形電極と円弧状電極の平面図であ
る。 1……圧電基板、9……霧化槽、10……圧電
基板、11……霧化液、12……液体供給管、1
3……円形電極、14……円弧状電極、15……
発振器、16,17……送風管、18……液体
柱。
図、第2図は第1図の構成により音波を発生する
ための説明図、第3図は本考案の第1実施例のネ
ブライザの断面図、第4図は第3図のネブライザ
で使用する円形電極と円弧状電極の平面図であ
る。 1……圧電基板、9……霧化槽、10……圧電
基板、11……霧化液、12……液体供給管、1
3……円形電極、14……円弧状電極、15……
発振器、16,17……送風管、18……液体
柱。
Claims (1)
- 霧化槽の底部を圧電基板で構成し、該圧電基板
の片面に複数の円形電極または円形の一部が欠け
た複数の円弧状電極を形成し、これらの円形電極
または円弧状電極に交互に発振器の出力を供給
し、かつ、上記霧化槽の液体の液面の上部周囲に
送風管を接続したことを特徴とするネブライザ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985099617U JPH0221079Y2 (ja) | 1985-06-30 | 1985-06-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985099617U JPH0221079Y2 (ja) | 1985-06-30 | 1985-06-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS629449U JPS629449U (ja) | 1987-01-21 |
JPH0221079Y2 true JPH0221079Y2 (ja) | 1990-06-07 |
Family
ID=30968660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985099617U Expired JPH0221079Y2 (ja) | 1985-06-30 | 1985-06-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0221079Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000037132A1 (fr) * | 1998-12-18 | 2000-06-29 | Omron Corporation | Pulverisateur |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6082164A (ja) * | 1983-10-08 | 1985-05-10 | Omron Tateisi Electronics Co | 超音波霧化装置 |
-
1985
- 1985-06-30 JP JP1985099617U patent/JPH0221079Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6082164A (ja) * | 1983-10-08 | 1985-05-10 | Omron Tateisi Electronics Co | 超音波霧化装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000037132A1 (fr) * | 1998-12-18 | 2000-06-29 | Omron Corporation | Pulverisateur |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS629449U (ja) | 1987-01-21 |
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