JPH02210506A - ロボット制御方法及びシステム - Google Patents

ロボット制御方法及びシステム

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JPH02210506A
JPH02210506A JP33277288A JP33277288A JPH02210506A JP H02210506 A JPH02210506 A JP H02210506A JP 33277288 A JP33277288 A JP 33277288A JP 33277288 A JP33277288 A JP 33277288A JP H02210506 A JPH02210506 A JP H02210506A
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JP
Japan
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seam
working end
line
control
robot
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Application number
JP33277288A
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English (en)
Inventor
Jeffrey D Taft
ジェフリー・デビット・タフト
James F Ellison
ジェームス・フランツ・エリソン
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CBS Corp
Original Assignee
Westinghouse Electric Corp
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Publication date
Application filed by Westinghouse Electric Corp filed Critical Westinghouse Electric Corp
Publication of JPH02210506A publication Critical patent/JPH02210506A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q35/00Control systems or devices for copying directly from a pattern or a master model; Devices for use in copying manually
    • B23Q35/04Control systems or devices for copying directly from a pattern or a master model; Devices for use in copying manually using a feeler or the like travelling along the outline of the pattern, model or drawing; Feelers, patterns, or models therefor
    • B23Q35/08Means for transforming movement of the feeler or the like into feed movement of tool or work
    • B23Q35/12Means for transforming movement of the feeler or the like into feed movement of tool or work involving electrical means
    • B23Q35/127Means for transforming movement of the feeler or the like into feed movement of tool or work involving electrical means using non-mechanical sensing
    • B23Q35/128Sensing by using optical means
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/42Recording and playback systems, i.e. in which the programme is recorded from a cycle of operations, e.g. the cycle of operations being manually controlled, after which this record is played back on the same machine
    • G05B19/425Teaching successive positions by numerical control, i.e. commands being entered to control the positioning servo of the tool head or end effector
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/36Nc in input of data, input key till input tape
    • G05B2219/36417Programmed coarse position, fine position by alignment, follow line, path adaptive
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/45Nc applications
    • G05B2219/45104Lasrobot, welding robot
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/47Tracing, tracking
    • G05B2219/4701Edge detector, project line, inclined camera detects discontinuity

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般的には作働端が経時的に辿るべき軌道を追
跡するためのロボット制御に、詳細には前方感知型光学
センサーを具える産業用ロボットの制御システムに係わ
る。本発明はシームまたはジヨイントにおける溶接、切
断及びシーラント/接着剤塗布に応用できる。
本発明は光学的シーム追跡システム及びリアルタイム・
ロボット制御システムのためのパラメトリック・モデリ
ングに係わり、詳しくは後述する補間法以外の方法を利
用することにより、予想される工具位置に対応する感知
シーム場所を選択する。
説明の便宜上、ロボットによるアーク溶接シーム追跡シ
ステムに関して本発明を説明する。本発明の要点は次の
2つである・第1は工具よりも前方に感知されるシーム
経路を追跡するための、ロボットまたはその他の作働端
マニピュレーターの自動的誘導、第2はシーム経路を検
出し、産業用ロボットの制御に必要なパラメーター情報
を作成するための画像処理である。
下記の技術は1982年に開催されたロボットの視覚及
び感覚制御に関する第3回会議議事録の189−200
ページに掲載されたW、F、[:LOCKSIN、 P
、G、Davey、 C,G、Morgan及び^、R
,Vidlerの論文”Progress In Vi
sual Feedback For Robot A
rc−Welding Of Th1n 5heet 
5teel ”から公知である。
l)レーザー・ビームを利用して、追跡すべきシーム上
に光線条を形成し、カメラによって2軸座標子面内に光
線条面像を形成したのち、三角法を利用することによっ
て溶接すべきシームまたはジヨイントを3軸座標系で表
示する; 2)光線条によってシーム上に識別される各点に関する
情報をデジタル計算し、データベースに記憶させる; 3)光学的に得られたデータを利用してロボット位置を
表わすモデルを作成し、三角法で光学的かつデジタル的
に得られた情報とジヨイント・ギャップやジヨイント・
コーナーの実際の位置との誤差、スタンドオフ及び横方
向誤差を求める;4)これらの誤差を利用して溶接トー
チ制御を修正する。
ただし、上記文献の場合、光学的画像形成とジヨイント
検出が2つの連続するシーム経路に沿って行われるトー
チ制御とは別に行われ、2つの連続するシーム経路のう
ち、第2のシーム経路だけが実際の溶接に利用される。
視覚的感知と溶接を同時に進めながら適応ロボット溶接
を行なう方法は1983年11月6−10日にマサチュ
ーセッツ州ケンブリッジで開催されたロボット視覚及び
感覚制御第3回会議議事録の641−648ページに掲
載されているM、Dufour及びG、Beginの論
文”Adaptive Robotic Wel+li
ng Llsing 八RapidPre−Proce
ssor”から公知である。ロボットのリアルタイム制
御が主題であることは本願と同じであるが、この論文は
光学的感知によって得られた情報に応答してロボットを
フィードバック制御する場合を考察している。
シーム光線条像を利用してシームを認識し、溝中心位置
を計算して溝パターンを認識し、トーチ位置ぎめを制御
することは1981年8月24−28に京都で開催され
た”Eighth Triennial World 
Congress  of  the  Intern
、  Fed、  of  Automatic  C
ontrO1l′の議事録(Oxford、Engla
nd; Pergamon Press1982年刊、
vol、4.2117−2112ページ)に掲載された
M、 Kawahara及びH,Matsuiの論文”
TrackingControl  System  
For  Arc  Welding  Using 
 ImageS e n s o r ”から公知であ
る。トーチよりも前方で光学的検出が行われ、この光学
的データから得られたターゲツト値はトーチが光学的に
感知された点に達すると制御のため人力するように遅延
させられる。
しかし、この公知技術は感知場所と溶接場所という2つ
の互いにずれた場所の間に単純な相関関係が成立するこ
とを前提にしている。6つの自由度を含み、比較的複雑
なシームを加工しなければならない産業用ロボットの場
合、現実にこのような単純な相関関係は成立しない。
1981年東京で開催された産業用ロボットに関する第
11回国際シンポジウムの議事録151−158ページ
に掲載されたTakao Bamba、 )lisai
chi Maruyama、 Eiichi 0hno
及びYasunori Shigaの論文IIAVis
ual 5ensor For Arc−Weldin
g Robots”から、下記の技術は既に公知である
: 1)追跡すべきトラックにスリット光線を当てて一連の
光線条を形成する; 2)三角法により光線条から2−Dシーム像を得る; 3)感知平面内におけるロボット位置の中心からの水平
方向偏差を検出する; 4)ロボット制御システムに偏差信号を送ってトーチ経
路を修正する。
この公知技術ではロボットの制御が分析されず、従来の
フィードバック方式以外の解決策は全く提案されていな
い。
5つの自由度を有するアーク溶接ロボットの制御に視覚
的話導を採用することは1984年10月2−4日、ス
ウェーデン、ゴーテンプルクで開催された産業用ロボッ
トに関する第14回国際シンポジウムで発表されたT、
 Bamba、 H,Maruyama、 N、Kod
aira及びE、 Tsudaの論文”A Visua
l Seam TrackingSystem For
 Arc−Welding Robotos ”  (
365−373ベージ)から公知である。しかし、ここ
では溶接トーチを中心に感知装置を回転させながらシー
ム領域を周期的に走査することによって感知が行われ、
ロボットの制御はフィードフォワードを考慮せずに直接
行われる。
コンピューターによって処理、解読されるカメラ画像に
応答して6自由度でロボットを制御する技術は1983
年11月6−10日、マサチューセッツ、ケンブリッジ
で開催されたロボットの視覚及び感覚制御に関する第3
回会議に発表されたり、 Graham、S、八、 J
enkins及びJ、 R,Woodwarkの論文(
433−439ページ)  ”Model Drive
n Vision To Control ASurf
ace Finishing Robot”から公知で
ある。ただし、この公知技術では、予定経路及びコンピ
ューター・モデルのオフライン分析及び計測を利用して
ロボット動作を計算することによってリアルタイム制御
の問題を解決している。
光学的センサーの座標に使用すべき溶接ジヨイントの5
つの特徴点を検出し、座標変換により前記特徴点からロ
ボットを制御するための情報を得ることは1983年1
1月6−1O日、マサチューセッツ州ケンブリッジで開
催されたロボットの視覚及び感覚制御第3回会議議事録
に掲載されているG、Nachev、  B、 Pet
kov及びり、 Blagoevの論文”l1ata 
Pr。
cessing Problem For Gas M
etal Arc(GMA) Welder ” (6
75−680ページ)から公知であるが、このアプロー
チはロボットの固有特性から外部的に制御指令を与える
のではなく、ロボットをこのような作業に適応させるこ
とを前提としている。
光学的感知システムからトーチが辿るべき経路の座標を
求め、カメラ座標から工作物座標への変換を利用するこ
とによりロボット・コントローラを介してトーチを正し
く位置ぎめすることは前記第3回会議議事録に掲載され
ているG、 L、 Oomen及びWP、八、 Ver
beekの論文”A Real−Time 0ptic
al  Profile  5ensor  For 
 Robot  八rc  Welding”  (B
59−688ページ)から公知である。ただし、その実
施の態様は示されておらず、この課題に伴なう問題点も
その解決策も示されていない。
光線茶抽出による視覚処理を利用して指示経路を移動す
る溶接ロボットを視覚的に誘導するための溶接ジヨイン
トの特徴を認識し、補間法によってジヨイント・ルート
位置及びその指示経路からの距離を検出してロボットを
制御、修正することは1986年11月刊Weldin
g Journal、33−41ページに掲載されたJ
、 F、 Agapakic、 J、 M、 Katz
、 M、 Koifman、 G、 N、 Epste
in、 J、 M、 Friedman、 D、 0.
 Eyring及びH,J、 Rutishauser
の論文“Joint Tracking And Ad
aptive Robotic Welding tl
sing Vision Sensing Of Th
e Weld Joint Geometry”から公
知であるが、この公知技術はロボットの指示経路を利用
するものであり、フィードフォワード・アプローチはと
らない。
作働端の予想位置を計算、制御しながらその次の動作を
明らかにするため、種々の前方感知技術が既に採用され
ている。例えば、米国特許第4,501.950号、4
,542,279号;4,590,356;4,663
,728号及び第4,675,502号を参照されたい
。しかし、これらはいずれも感知シームまたはジヨイン
トに沿つた固有のロボット動作に必要な補正を求めるた
め、リアルタイムで、かつフィードフォワード制御下に
感知場所と外挿指示経路場所とを相関させる方法を開示
してはいない。例えば、米国特許第4゜590.356
号;4.542.279号;及び4,501,950号
は木質的にはターミナル・ホーミングに係わり、静的な
指示経路により制御が行なわれるのではない。
米国特許第4,663,726号はロボット・システム
そのものに係わる。従って、ロボットは自動シーム追跡
システムにとってアプリオリではない。
米国特許第4,675,502号は前方感知型視覚シス
テムを具え、ロボット指示経路を利用するリアルタイム
・ロボット・コントローラーを開示している。変換され
た感知場所データを待ち行列に記憶させ、工具よりもや
や前方の場所をターゲットとして検索し、これを指示経
路と比較することによって現在位置からの工具移動を修
正し、制御する。指示経路の回復は行われず、フィード
フォワード制御下にロボットが目ざす予想工具位置を定
めるため、速度ではなく通過距離を考慮する。
本発明はロボット・システム内で指示経路を実現できな
いロボットの制御に利用されるシーム経路追跡用前方感
知型光学センサーと、指示経路を推定するための作働端
位置及び姿勢に関する情報を受信すると同時に、先行の
制御段階に基づいて経路上の工具の起点からの通過距離
を絶えず計算するようにロボット・システムと連携する
制御プロセッサーと、感知された場所から場所への通過
距離を逐次出力すると共にこれらの位置の空間座標をも
出力する画像プロセッサー・システムを含み、この双方
からのデータに基づいて制御プロセッサーが少なくとも
1制御サイクル後に作働端が占める位置を繰り返し外挿
し、感知された経路上の正確な対応通過距離を形成する
ことによってこれと対応する空間座標を検索し、同じ段
階において制御プロセッサーが感知された座標と回復さ
れた指示経路における外挿または予想作働端位置との比
較から誤差を求めることができ、ロボットの制御がフィ
ードフォワード方式で行われ、作働端が現在位置から移
動中の過程でその予想位置が制御されるように構成され
ており、感知された場所に基づいてシーム経路のモデル
が順次作成され、このモデルを利用して即座にシーム上
の予想位置を確定することにより制御プロセッサーによ
る制御が可能になることを特徴とする。
次に、添付図面に沿って本発明の詳細な説明する。
(以 下 余 白) 第1図にはロボット・プロセッサーRPを含む公知のロ
ボット・システムを示した。ロボット・プロセッサーは
指示経路RTPからライン1を介して得られる指示経路
制御信号と、ロボットRBによって作動される工具の動
作及び位置ぎめに伴なうエラーを示すフィードバック信
号からライン2を介して得られる修正入力とを組み合わ
せる。
ライン1及び2の信号はロボット・ポロセッサーRP内
の制御加算器インタープリーターによって組み合わせら
れ、前記インターブリーターはロボット制御に必要なパ
ラメーター、即ち、工具の3D座標X* y、Z及び工
具軸線に関するリード/ラグ角(またはピッチ)、ロー
リング及びヨーイングをライン3を介して出力する。ラ
イン3のパラメーターを数学的に組み合わせることによ
り、そのワールド座標をライン4の工具座標に変換する
。従って、これらが移動のためのモータ及び位置ぎめの
ための各継手のアームを作動させるサーボを制御して、
シーム経路に沿ったロボットの瞬間的な位置に対して工
具が必要な空間位置及び姿勢を取るようにする。
後述するように、本発明では1)ライン5(第13A図
ライン137)を介してロボット・プロセッサーから繰
り返し得られる工具の実際の位置及び姿勢に関する情報
、及び2)工具前方に配置されて工具が加工すべきシー
ムまたはジヨイントを光学的に追跡する光学センサーか
ら画像プロセッサーを介して繰り返し得られる情報に基
づきフィードフォワードで求められる制御信号がライン
1 (第13A図ライン136)を介して供給される。
第2A、2B及び20図には3つのタイプのシームまた
はジヨイント、即ち、(a)には2つの工作片またはプ
レートP1、P2を接合するため、工具、例えば溶接ト
ーチによって加工できるようなシームまたはジヨイント
を、(b)には典型的には階段状、■字状及びU字状を
それぞれ呈するシームまたはジヨイントの断面形状を略
示した次に、溝に溶接材を充填すべきジヨイントまたは
シームに沿ってトーチを位置ぎめし、移動させて行われ
る溶接操作との関連で本発明を説明する。第3図から明
らかなように、辿るべき゛指示経路゛をロボットに与え
て工具またはトーチをこれに沿って位置ぎめできるよう
にし、同時に、基準信号に従って動作するように工具を
制御する。従って、指示経路とシーム経路との間に基本
的な対応関係が成立する。しかし、シーム経路は工具の
動作、即ち、溶接操作を決定する正確な移動経路である
から、シームに対する加工位置への工具制御と、指示経
路に沿ったキャリッジ移動制御は空間的時間的に相関関
係にある。第1図に示すライン1及び2の信号の機能は
ライン3によって工具の移動及び位置ぎめを制御する際
にこのような空間的時間的相関関係を決定することにあ
る。
指示経路を略示する第3図から明らかなように、指示経
路は初期場所L#1から直線に沿って第2場J’Ji’
L$2に達し、場所L#2において90”回転したのち
、場所L#2から、同じく直線に沿って、ただし、直線
L#1−L#2に対して直角の直線に沿って場所L#3
へ移動する。場所L#3において指令信号の制御下にロ
ボットのキャリッジによって回転が行われ、直線に沿っ
て、ただし、直線L#1−L#2と平行な直線に沿って
場所L#3から場所L#4への移動が行われる。指示経
路とシームそのものとの関係は第3図における指示経路
、例えばL#1−L#2、またはL#2−L#3、また
はL#3−L12について直線経路を考察するだけで説
明できる。そこで、第4図ではロボットが先ず指示経路
上の初期場所ILTPから動作し、トーチまたは工具が
シーム経路上の場所ILSPからスタートすると想定す
る。
さらにまた、ロボット・システムにおいて通常想定する
ように、制御は経路に沿って、サイズは必ずしも等しく
はないがその継続時間がtである基本ステップまたは直
線もしくは線分ずつ行われるものとする。即ち、個々の
制御は一連の基本制御動作の一部として制御サイクル下
で行われる。その結果、ロボットは場所ILTPから線
分ab。
bC%cdを画定する場所a、b、c、dを順次通過し
て指示経路を辿り、これと同時に工具は同じく線分AB
、BC,CDを画定するシーム経路沿いの場所A、B、
C,Dを順次通過する。移動経路において、指示経路の
場所mにつき起点からの通過距離がed、シーム経路の
場所Mにつき通過距離がEDとなる。サイクリング処理
において、経過時間の代りにこの通過距離が考察される
即ち、ロボット・システムは各サイクルごとに、ロボッ
トが指示経路上のどこに位置するかを知ると共に、工具
制御からの逆プロセスによって工具がシーム経路上のど
こに位置すべきかをも知ることになる。
ただし、以上は簡略化し過ぎた考察であり、動作が完全
に同期し、経路が真に平行であるとの仮定に基づいた考
察である。実際にはこの仮定は成り立たない。即ち、第
4図に示すように、シーム経路は理想の経路からややず
れている。しかも、指示経路は実際のシーム、ジヨイン
トまたは経路を極端に簡略化した形となフている。ロボ
ットを制御するには、工具またはトーチと、点から点へ
または連続的に加工を施されるシームとを高精度で相関
させねばならない。換言すれば、工具はシームを追跡し
なければならない。即ち、ロボットは工具と共にシーム
を追跡しなければならない。
この場合、シーム追跡装置がシームまたはジヨイントを
正確に追跡し、工具に対して、追跡装置が読み取ったシ
ームを辿るように指令するものと仮定する。これが、フ
ィードバック・システム、即ち、場所ごとに検出され、
フィードバックされるエラーを即刻オフセットできるシ
ステムに期待されている。第4図に示す例では、同図の
AからMまてに感知される値ea、eb、ec、ed、
emに従って、フィードバック・システムがシームのあ
る経路と指示経路との間の偏差を即時的に補正する。
実際には、ロボット・システムにおいて指示経路に基づ
く工具制御とシーム経路を追跡させる工具制御との関係
は極めて複雑である。
先づ、溶接継ぎ目の性質、工具またはトーチの性質、及
び工具で行われる作業の性質が工具をどのように移動さ
せ、位置ぎめすべきかに影響を与える。例えば継ぎ目溶
接の場合、工具先端と溶接材を充填すべき溝の底との間
に維持すべきアークまたはギャップを考慮して工具基準
を設定しなければならない。また、アークに供給すべき
必要な電圧及び電流や、溶接ワイヤーを進めたりアーク
にトーチを近づける際に維持する必要のある工具または
トーチのピッチがある。このような条件を示す第5図で
は、工具先端から溝縁までの横方向またはバイアス・オ
フセットがd1溝底までの垂直オフセットまたはギャッ
プがhというのがジヨイント溝に対する工具の姿勢であ
る。 工具を、6つの軸線、即ち、工具の3−D座標、
ピッチ・ローリング及びヨーイング軸線を中心に制御す
る能力も複雑さを増す要因である。第6図が工具がヨー
イング軸線a10−リング軸線0及びピッチ軸線nを中
心に姿勢制御されると同時に、位置ぎめされている状態
を示す。
さらにまた、6つの軸線、即ち、工具の3−D座標、ピ
ッチ軸線、ローリング軸線及びヨーイング軸線に沿フて
工具をロボットと共に制御するという複雑な課題がある
。第6図ではベクトル■の先端を3−Dワールド座標系
の座標x、y、z内で姿勢制御しながら、ヨーイング軸
線a、ロージング軸線0及びピッチ軸線nに沿フて工具
を姿勢制御している。制御はベクトル/マトリックス代
数学、均一座標変換理論、及び不連続時間線形力学系理
論をそのプロセスに含む。
工具の位置及び姿勢の変換はワールド座標においてwT
tで与えられ、これに伴なうマトリックスベクトルヱは
3−Dロボット・ベースまたはワールド座標におけるw
Ttとして表わされる工具先端の座標を示す位置ベクト
ルである。aは(工具アプリケータ方向の)°“アプロ
ーチ°゛ベクトル、nは“ノーマル′°ベクトル、0は
°゛姿勢°°ベクトルである。
wTt変換から、下記式で与えられる逆変換[tTWド
1が得られる: ロボット・システムによる制御の演算には微分変換も伴
なう。即ち、位置及び姿勢の増分ベクトルは下記式で与
えられる6元ベクトルである:ただし、χ軸については
△つがχ方向の位置増分、δ8がχ軸を中心とする回転
増分を表わし、同様に、χ軸及びχ軸については、1つ
の座標系における微分ベクトルを下記式により他の座標
系における微分ベクトルに変換することができる(以 
 下  余  白) この場合旦、旦、見及びエベクトルは[wTt]″′を
起点とする。
ロボット穆動及びシーム経路に関しロボット・キャリッ
ジ及び工具の自由度数が少なければこのような複雑さの
要因も少なくなる。
本発明の・場合、工具位置ぎめ及び姿勢制御には6つの
自由度があり、第3図では考慮しなかったことであるが
、シームの位置を感知し、確認すると同時に、工具を位
置ぎめしなければならず、このシーム追跡と工具作動を
共にリアル・タイムで行わねばならないから、この点で
複雑さが増大する。
この問題に対する正攻法が負フィードバックというアプ
ローチであり、このアプローチを第7図にパした。
一般的なフィードバック法によれば、工具の位置をライ
ン13によって、シームをライン11によってそれぞれ
感知する。ライン11の検出信号を実シーム経路感知ユ
ニットSPSによって増幅し、スケーリングすることに
より、ライン12を介して信号を出力し、この信号がラ
イン13の工具位置と比較されるようにする。アナログ
加算器S1がライン14を介してエラー信号を出力し、
ロボット制御装置がこのエラー信号を利用してエラーを
0にしようとする。ライン10を介して工具基準信号が
アナログ加算器S1に供給され、エラーが存在しない場
合には、ロボットRB−が工具を、第5図の場合のよう
に、溝加工に備えて位置ぎめし、姿勢制御できるように
する。制御はコントローラCNT、一般的には第1図に
略示したアームARMを介してロボットによって行われ
る。
ライン15からの指示経路とライン14からの制御信号
がアナログ加算器S2を介して制御信号となり、これが
ライン16を介してコントローラに供給される。
第8図にはコントローラ動作のこの部分を詳細に図示し
た。
指示経路はこれを画定するロケーション・リストから得
られる。リストからのデータは経路プランナーPPによ
って動的に制御信号に翻訳される。コントローラを典型
的には28ミリ秒の周期で周期的に動作させることによ
り次のサイクルに対する準備段階を完了し、確立する。
工具位置ぎめ及びシーム位置検出も3つの連続的な位置
に基づき、これを平均することによって行うのが普通で
ある。即ち、現在位置及び先行する2つの位置について
それぞれの値を記憶する。新しい位置に関するデータを
加えたら、前記先行位置に関するデータを記憶手段から
消去する。この操作をそれぞれの新しい工具位置に関す
る制御作業ごとに行う。この操作を以下に3チツク遅延
(3TD)と呼称する。従って、ライン14のエラー信
号はライン14′の平均エラー信号に翻訳され、この平
均エラー信号はスイッチSWの位置に応じて累積的にま
たは非累積的に利用される。累積モードの場合、加算器
が3チツク情報を受信し、アナログ加算器S2に至るラ
イン18の出力からのフィードバック値を前記3チツク
情報に加算する。非累積モードの場合にはライン14゛
のエラー信号がスイッチSWを介してそのままアナログ
加算器S2に伝送される。
ライン16の信号はコントローラCNT内で特定軸に関
する変数、または全部で6つの継手に関する座標に変換
される。第8図はIKSにおける逆変換に利用される1
つの継手に関する個別エラー信号と、3つのフィードバ
ック・ループ、即ち、トルク・フィードバック・ループ
(TTB)、速度フィードバック・ループ(VFR)及
び位置フィードバック・ループ(PFB)を介して継手
角度に作用するライン17の後続制御信号を図解する。
なお、前記後続制御信号は時変化継手動的制御ループJ
DLを介し、継手モータへの出力ライン19の制御信号
で継手を制御することにより制御ライン16のエラーを
同時に0にする。
特定ロボットの動作は継手動作の力学的作用が28ミリ
秒以内に消えるように制御されるから、制御のためにロ
ボットをモデリングする際には設定点と遅延効果だけを
考慮すればよい。非累積モードの場合の運動は wP’(K)−wP’taught(K)”Psh+r
t(K−3)及び wot(K) = (K) :Rot [x、δ、 (
K−3) ] :Rot [y、δy(k−3)]:R
ot[z、δ 20[−3)コニWOttaughtで
表わすことができる。ただし、wOt(k)は工具の姿
勢サブマトリックス、Rot[x、δX]はχ軸を中心
とする角度δ8だけの回転を表わす。累積モードの場合
、上記式は次のようになる: 覗(k)−w当−−−ht(K)−二*8h目山)及び wot(K) = (k):Rot[x、Ill>:δ
x (m) ] :Rot [y、T:、δ、 (m)
 ] :Rot[z、l:、δz (III) ] :
Wo’tauthtフィードバック制御には感知が必要
であり、追跡すべきシームに関する情報システムを提供
すると共に最新のコンピューター制御ロボット・システ
ムの演算素子に対する適切なデータを作成するセンサー
の開発が必要であった。この目的を達成するため、多く
の場合電子光学的な方法が採用されている。電子光学シ
ステムの場合、シームを自動的に追跡するためシームま
たはジヨイントの位置及び寸法を測定できる視認システ
ムを使用する。好ましい実施態様としては、第9図に示
すように、ジヨイントから反射されたレーザー光線条画
像で位置、寸法の測定が行われている。投光器PRJか
らの光線が横断方向にジヨイントJNTを走査し、走査
光線の平面に対して角度φで、カメラCAMが溝及び境
界平面または境界板P1、P2の表面に形成される光線
束の像を捕捉する。典型的な像は第2A、2B、2C図
の(b)に示したような形状を呈する。このプロセスは
周期的に行われ、駒ごとにカメラ画像が読み取られるか
ら、シーム沿いのストローブ・シーケンスの個々の場所
において不連続の形で光線束が検出される。
この方法で、シームに沿って1つの場所から次の場所へ
追跡すべき光線束の中心Cを検出する。
第10図は経路に沿ってシームを感知し、移動経路を1
つの場所から次の場所へ追跡するのに利用される光学系
を示す。投光器PRJは接合すべきプレートを光線LB
で走査し、所与の瞬間にプレート上の点Mに入射する。
光線は光学系の軸Z、即ち、中心O1及び縦座標yに沿
って軸Zと直交する平面を有するレンズLNSで表わさ
れるレンズ系の軸に対する角度位置φによって与えられ
る。レンズの後方、中心0から距wnfの位置に像アレ
イIAを結像する焦点面があり、投光器の光線が点Mに
入射するごとに前記焦点面上で像点mが点Mに対応する
。点Mは縦座標y及び横座標2を有し、像点mは縦座標
j及び横座標iを有し、横座標iは第10図の平面に垂
直であり、かっ像アレイIAの平面内に含まれる。光学
系は3−D座標χ、3’%Zを有し、χは中心0におい
て第10図の平面に垂直である。点mを含む光線条の像
は像アレイIAの平面内にあって座標(i、j)で与え
られる2−D像である。もし第10図の平面内で軸yが
距離すの位置で光線と交差し、光学系の軸Zが中心0を
通る線mMに対して角度φを形成するなら、光線条の基
本的な三角測量分析から下記式が得られる: 同様の三角形を利用してtanφを像座標と関連させる
ことができる。Jmがセンサーの垂直方向最大解像度、
Kiが像アレイIA上の垂直方向画素間隔、jがアレイ
上のmの縦座標を表わすとすれば、像(i、j)の中心
点Cからセンサー上の光線条像までの距離は Jm K j  (j −−) つ で与えられる。ただし、Kjは垂直方向画素間隔Jmは
センサーの垂直方向最大解像度である。
この場合、 tanφの値は で与えられる。ただし、fはレンズ中心Oから焦点面ま
での距離である。(この距離はレンズを無限大に焦点合
わせしない限り、レンズの焦点距離ではない。)これを
式(2)代入すると、上記のy式を同時に解けば、 (以 下 余 白) とができる。
ただし、Kjは垂直方向画素間隔、Jmはセンサーの垂
直方向最大解像度である。
χ方向に関する同様の分析から によって与えられる表面勾配成分mzxは、扁平面がレ
ンズ主軸に対して直角である場合i軸に平行な線を形成
するように投光器を整列させれば、像勾配Δj/Δiと
相関関係となる。例えばdzについては、 ただし、Kiは水平方向画素間隔、Inはセンサーの水
平方向最大解像度である。
式(3)及び(4)は既知または校正ずみ定数と単一の
変数jの関数である。jの変動範囲は(1乃至512)
の程度に過ぎないから、これらの式を探索表の形で実現
することができる。式(5)は2定数及び像度数iの関
数であり、この式もまた探索表と1回の乗算を利用して
実現できる。
像の勾配分析により回転自由度の1つを得るこ第11図
に図解したように、光学系は第2A、2B、2C図の(
b)に示すような2次元(i。
j)像をカメラに供給し、ビデオカメラ信号としてデジ
タル化情報がライン80を介して画像プロセッサーIP
に人力される。画像プロセッサーIP内のCDにおいて
、シーム・プロフィルの中心Cがその座標i、jによっ
て検出される。この情報がライン81を解してプロセッ
サー・サブユニットSLCに伝送され、前記サブユニッ
トSLCはχ軸沿いに連続する画像を収集し、3−D座
標の形でシーム経路を出力する。従って、中心Cの連続
する個々の場所の軌跡として、光学的に感知されたシー
ム経路の3−D座標がライン82を介して得られる。
他方、ロボット・プロセッサーRPはワールド座標で表
わされる工具先端が所与の瞬間においていかなる位置を
占めたかを知っている。これはwTtで表わされ、ロボ
ットからライン137を介して得られ、制御プロセッサ
ーCPに入力される。制御プロセッサーCPはこの情報
を、ライン137°を介して画像プロセッサーIPに転
送する。他方、制御プロセッサーはシーム経路追跡のエ
ラーを補正するため、ライン135を介してロボット・
プロセッサーに修正信号を送る。この時点では、工具よ
りも前方に設けた光学的センサーによりライン82を介
して感知されたシーム経路の場所は工具が位置する場所
と一致しない。即ち、処理サイクルにおける一定の遅延
、典型的には100チツク後に初めて工具が感知場所に
到達し、前記遅延は28ミリ秒/チックの場合なら2.
8秒である。
後述するように、本発明では感知場所が個々の場所ごと
に画像プロセッサーによって順次識別され、これと同時
に画像プロセッサーは起点からの距離、即ち、シーム上
の通過距離を指示すると共に、必要に応じて工具の3−
D座標及び3軸姿勢をも指示する。これらの値はライン
103を介して制御プロセッサーに伝達されて記憶され
る。制御プロセッサーCPはライン169を介して画像
プロセッサーIPに前記通過距離データを送ることによ
り、このデータを、現時制御サイクルにおける工具先端
の位置及び姿勢を表わす座標である、ライン137を介
してロボット・プロセッサーRPから得られる情報に基
づく工具の通過距離と相関させる。この時点において、
制御プロセッサーは工具がこの経路に沿って直進すると
して、直前の2つの場所から外挿する。同時に、制御プ
ロセッサーは産業ロボットから直接得られない指示パス
を回復し、この回復された指示経路についても直前に制
御が行われた2つの場所から外挿する。工具の通過距離
、この通過距1lIB1.び感知された個々の場所での
空間位置及び姿勢に関して画像プロセッサーIPからラ
イン103を介して受信された情報を利用して、外挿工
具位置に対応する実通過距離を、2つの連続して感知さ
れた場所を補間することによって求め、これに対応する
工具の予想される位置及び姿勢を識別する。
前記補間処理の結果及その前に行われた外挿位置及び姿
勢から、ライン136を介してロボットを指示経路に対
して制御する制御プロセッサーによって、従って、ロボ
ット・プロセッサーRBにおいてエラーが算出される。
既に述べたように、制御プロセスには3チツクの遅延が
行われる。このことはKが現時点の制御及び計算を表わ
すとして工具の外挿位置が求められるのは時点に+3で
あることを意味する。同時に、指示経路の回復は時点に
−3におけるロボットの制御に伴なう制御エラーに基づ
き、時点Kにおいて行われる。
第12図には、本発明のフィードフォワード制御をブロ
ックダイヤグラムで示した。光学センサーはカメラCA
Mが捕捉する画イ象シーケンス中のそれぞれの場所ごと
に光線束の中心Cがどこに位置するかを検出するのに必
要なすべての情報をリアル・タイムで画像プロセッサー
IPに供給する。従って、画像プロセッサーIPの出力
において、即ち、ライン103または121にシームの
実位置データが現われる。また、ライン137を介して
ロボットRBは工具先端の位置をワールド座標で知る。
センサーによって検出される一連のシーム位置よりも後
方の工具位置に基づいてブロックBLKが工具位置の外
挿処理を行う。以下の説明において、時間差が3−チッ
クであると仮定する。即ち、もし時点K(現時点)にお
ける工具がライン137によって示される通りなら1.
必要な場合に外挿位置で完全修正を行うのに3サイクル
を要することになる。従って、工具先端位W w T 
tは時点(K+3)まで外挿きれる。ブロックBLK内
で、アナログ加算器S1はライン103.121を介し
て示された対応のシーム場所を比較し、工具基準の出力
ライン126に応答して法線制御を調整するのに必要な
エラーを算出し、ライン136を介してロボットRBに
修正入力を供給する。その他の点では、ロボットの機能
は第7及び8図のフィードバック・アプローチと同様で
あり、光学センサーが感知するシームに対して工具先端
が正しく位置ぎめされるように工具を位置ぎめし、姿勢
制御する。
先ず制御プロセッサーcpの内部構造を第13A−13
D、14A、14B及び15図を参照しながら考察し、
次いで画像プロセッサーIPの構造及び作用を考察する
第13A図から明らかなように、制御プロセッサーはロ
ボットALTERボート102を介して前記制御プロセ
ッサーが連携するロボット・プロセッサーRBと、IP
ボート101を介して連携する画像プロセッサーとの間
に介在する。産業ロボットは公知のように指示経路に対
しで作働端の位置及び姿勢を制御する。たたし、指示経
路をロボットが知ることはできず、本発明ではロボット
に組込まれた制御プロセッサーが指示経路を°゛回復°
′する。このため、現時点における工具先端の実位置に
関する情報をロボッートALTERボート102からラ
イン137を介して求める。この情報はワールド座標に
変形されたwTt(K)で表わされる。既に述べたよう
に、関連のマトリックスは下記の通りである: ベクトルpは工具先端の座標を示す位置ベクトルであり
、上記のようにa(アプローチ)、n(法線)及び0(
姿勢)ベクトルが与えられる。これは第14A図に示す
時点Kにおけるシーム経路上の工具位置りである。時点
(k−1)における位置はCであった。(図示の実施例
では)制御が3チツク・ステップで行われるから、時点
Kにおけるシーム経路上の工具位置りは3サイクル△を
前にロボットによって検出及び指令された指示経路位置
ddとの偏差D (K−3)を修正することによフて得
られる。指示経路は産業ロボットから知ることができな
いから、ライン137を介して得られる情報を利用する
ことによって下記のように指示経路を゛回復″する。
再び第13図に戻って、ライン140を介して位置ベク
トル■が得られ、ライン152を介して待ち行列151
から偏差D (K−3)が検索される。ライン140及
び152がブロック143へ情報を供給し、ブロック1
43は 、pt (K )−△p (K−3) を計算して空間位置の形で第14A図の点dを提示する
。同様に、ライン140及び152からの入力に基づい
てブロック144はwTt:Rot−’を利用すること
により推定される指示経路dに対応する姿勢(δχ、δ
y、δZ)を提示する。この作業が過去のすべての時点
(K−1)、(K−2)(−3)、・・・に関連して行
われ、指示経路は位置見、互、旦、すに関して図示した
ように線分として回復される。具体的には、“回復され
た°′経路はジヨイントの起点からスタートしている。
ライン153を介して時点Kに対応する変換wTtta
ught (K)が得られ、ブロック154での遅延に
より、回復された指示経路上の先行位置。TttIlu
fht(K−t)が得られる。
同時に(第13B図)にライン137からライン138
を介して時点Kにおけるベクトル位置wPt(K)が得
られ、ライン139を介して1サイクルの遅延を伴ない
、ブロック142に記憶されていたベクトル位置wPt
(k−1)が得られる。ブロック141はライン138
及びブロック142に応答してライン161を介して下
記式で表わされる△St (K)を出力する: p (K) −z(K−1)  l l =△S t 
(K)これは第14A図のシーム経路グラフにおける点
C%Dの間隔である。この計算は起点から順次行われ、
(第13B図に示すように)個々の線分をブロック16
3及び165が合計することによリ(ブロック163は
最後の線分をライン168のそれまでの合計に加算する
)、シーム経路上における工具の起点、即ち5t(K)
からの゛′通過距離°°をライン170に出力する。最
終サイクルにおいてライン170の合計結果が遅延して
与えられたから、時点Kにおいて得られる最新の通過距
離は時点(K−1)に対応する点Cまでの合計である。
従って、それぞれのライン176及び177に2通りの
通過距離が現われ、後述のようにブロック173及び1
75にそれぞれ入力される。同様に、ライン161から
、かつブロック162及び164によって、シーム経路
に沿ったセンサーの通過距離5s(K)が起点0からの
カウントとして求められる。ただし、工具の事実上の起
点0゛はセンサー起点Oよりも後方にあり、工具に対し
て距離−3tに相当する位相差で通過距離が求められる
。センサーの現時点通過距離5S(X)はライン169
及び画像プロセッサー・ボート101を介して画像プロ
セッサーに伝送される。既に述べたように、センサーは
工具よりも進んで8相されており、この位相差は典型的
には100ミリ秒である。なお、典型的な制御サイクル
は28ミリ秒である。後述するように、画像プロセッサ
ーIPは感知されたそれぞれの位置を、算出された工具
空間位置及び姿勢と連携させる。即ち、それぞれの感知
された位置において得られた通過距離(ss(K))ご
とに対応のワールド座標変換wT’(K)が得られる。
このような1対ずつのデータがIPボート101を介し
て受信され、起点から順次待ち行列104に記憶され、
(RAMのアドレスとして利用される)連続する通過距
離ごとに分類される。時点Kにおいて制御プロセッサー
によって予測される特定工具位置とこれに対応するIP
からの通過距離データ(またはRAM104のアドレス
)に基づき、前記工具(ライン125)における工具の
座標及び姿勢を確認する。回復された指示経路上の対応
位置(ライン128)を求めることにより時点Kにおけ
る偏差D (K)を求め、これを利用してライン126
によりロボットを制御して工具を感知位置へ戻すことが
できる。
第14A図に示すように、予想工具位置は線分CDから
線形に外挿することによって得られ、その結果、通過距
離という形でブロック171及び165により外挿位置
Ex、C及びDが得られる。工具通過距離を3チツクで
外挿するため、下記式によって与えられる予想距離を時
点(K+3)における外挿工具位置にする: ただし、t (K) −t (k−1)は△tに、即ち
、28ミリ秒に等しい。従って、上記の式は次のように
簡略化される: St(k+3)=St(k)+3 [S t(K)−S
 t(K−1)]この式は簡単な速度依存未来位置予測
式であり、第13B図のブロック173がライン172
及びブロック171に応答してこの機能を行う。その結
果、ライン174を介して5t(K+3)が出力される
。しかし、こうしてシーム沿いの通過距離が予測されて
も実際の空間位置は判明しない。そこで、回復指示経路
に沿って外挿処理することによって先ず外挿された対応
の位置e(第14A図)を検出する。この検出は回復指
示経路上の点C1d及びeの変換をシーム経路上のC,
D及びEX(第14A図)に対応する通過距離と相関さ
せることによって達成される。回復指示経路のサンプル
から得られた指示経路上の外挿は下記式によって与えら
れる: wTttautht:(fe wTttaught:[
wT’(K−1)−’)ただし、feは式 で与えられる外挿係数である。
ライン176及び177に応答してブロック175(第
13B図)からライン178を介して外挿係数を出力す
る。ブロック157は上記式に従って、ライン155.
156及び178を伴なう演算に基づき、(ライン12
8を介して)外挿位置を出力する。回復指示経路上のe
x位置(第14A図)は既知であるから、EX  (第
14A図)における外挿工具位置と同じ通過位置のサン
プルを画像プロセッサが感知したサンプルから探し出す
だけでよい。該当のサンプルが見つかれば、待ち行列1
04から、この特定場所に対応する位置及び姿勢の座標
が、従って、工具Eの真の外挿位置がEX  (第14
A図)でなくどこであるかが判明する。この知見により
、制御プロセッサがロボットを制御することで工具をシ
ーム経路上に正しく位置ぎめし、かつ姿勢制御するのに
必要な偏差D (K)をも求めることができる。
第14A図の点Exに関してライン174を介して求め
られた経過距離s t(K+3)と一致するサンプルを
発見するため、第14B図に示すようにこの値S t(
K+3)を利用して待ち行列104内の記憶値のうちの
2つの連続サンプルを補間する。検索されたこの2つの
連続値を第13C図のブロック180にS  (JZ)
及びS (β−1)として示した。
この2つの値を検索する態様を第15図のブロックダイ
ヤグラムで示したが、検索はソフトウェアで行われる。
スキャナーSCNがブロック104内のRAMのアドレ
スをデータリストの順に走査する。走査の過程でライン
25から得られるそれぞれのサンプルはライン26.2
7を介してコンパレーターCMPIへ、ライン26.2
8を介してコンパレーターCMP2へそれぞれ伝送され
る。コンパレーターCMPIは閾値としてライン123
の値5t(K+3)を表わす基準信号を受信する。
走査され、ライン27に送られる値がライン123の値
よりも小さくなると、コンパレータCMP1はライン2
9を介してラッチLTCIに対する制御信号を出力し、
ラッチLTCIはこの時点でサンプル及びその変換、即
ち、5s(u)及びwT”(℃)をラッチする。同様に
、コンパレーターCMP2はライン123の信号がスキ
ャナーSCNによって走査されるサンプルよりも大きく
なるとこれに応答して、ライン31を介して他のラッチ
LTC2を制御し、この時点におけるライン25及び3
2からの値をラッチさせる。従って、ラッチLTCI及
びLTC2はライン123の値で補間された2つのサン
プルをライン121を介して第13C図のブロック12
2に入力する。ブロック122はライン121及び12
3の信号に従ってブロック180が決定する補間係数f
lに応答する補間回路である。第15図のブロックダイ
ヤグラムは第13C図の制御プロセッサーに組込まれる
ブロックBLK2の一部であると考えることができる。
(第14A図のExにおける、ライン123によって与
えられる)工具の通過距離を、ライン121から得られ
るs  (It)とS  (j2−1)の間で利用する
ことによりブロック180において補間係数f、を決定
し、ライン124を介してブロック122にむかって出
力する。補間係数f1は下記式によフて与えられる: 要素を変換から線形補間する方が能率的であることが判
明した。従って、例えばnベクトル及びpベクトルに関
して、式は次のようになる:これと同じ形式の式が合計
12通り成立する。
これらの式に従ってブロック122が演算し、その結果
、外挿処理された、即ち、予測されるシーム上における
工具の真の空間位置及び姿勢(第14A図のE)を表わ
す、TS (K+3)がライン125を介して出力され
る。
この補間係数に基づき、サンプル5(X)及びS  (
IL−1)の変換を下記式によって補間する:wT !
′(K”3)−wT S  (JZ):  (f+、T
 5(JZ):[wT S  (u−1)]−’経験に
照らして、n、o、a、iベクトルの各本発明では、時
点kにおいて回復指示経路位置eと予想工具位置E(第
14A図)の間に存在する偏差D (K)が、第13C
図にブロック122.180で示す補間法を使用せずに
ライン129を介して得られる。ライン123の通過距
離値St(k1+3)を挟む2つの連続する通過距離サ
ンプル58(Jl)及びS、 (u−1)を検索するの
ではなく、これに代わる解決策として、工具の到達に先
んじて採取された連続する一連のサンプルを記憶し、そ
の性質を分析し、これらのサンプルを表わすSの関数で
あるモデルを作成する。次いで、既に記憶され、モデリ
ングされている一連のサンプルて表わされる実際のシー
ム経路部分内に工具が到達すると、モデルを利用して、
予想通過距離と対応する正確な工具位置及び姿勢を指示
する。
第16図において、シーム経路沿いのAからBまでが感
知され、第13B図の待ち行列104に記憶されると、
サンプリングされ、待ち行列に記憶された一連の通過距
離は勾配の明確な線分AB以内にほぼ収まる。次いで、
点Bにおいて勾配が大きく変化し、経路は新しい方向を
取る。BからCまでこの新しい勾配が続き、点Cにおい
て、CDに沿って新しい方向性が現われる。本発明の場
合、第1段階として共通の幾何的特徴または関数に従っ
てサンプルを採集、分類し、待ち行列104内で一連の
サンプルのセグメンテーションを行う。センサーは3チ
ツク制御下の8動において工具の位置から比較的遠い位
置で作用するから、工具よりも前方にあって、時点kに
おける実際の感知場所までの広がりを有するゾーンが待
ち行列104内に与えられる。即ち、工具を外挿位置(
K+3)に制御すべき時点なkとすれば、時点kにおけ
るシーム経路上の最も遠い感知場所は工具よりも前方の
(K−n)に位置し、上記セグメンテーション処理にお
いて採集すべき第1サンプルは工具位置に最も近い(K
−n+m)に位置する。時点tA(第16図)において
勾配変化を検出し、特徴的な勾配を有する新しいセグメ
ントを識別し、以下同様に時点t8、tc・・・・にお
いてそれぞれセグメントを識別したら、これらのサンプ
ル群を待ち行列から得られる対応のゾーン、例えば、第
16図の5A−5B、 5R−5c、 5c−5o・・
・・にそれぞれ別々に記憶させる。シーム経路上の順次
感知される場所にそれぞれ対応するこれらのセグメント
またはデータ・コレクションはコンピューターによって
それぞれモデルとして確定される。例えば、各セグメン
ト、即ち、各サンプル群中の最初で最後のサンプルが線
分の両端として選択され、これに基づいて関数が求めら
れる。これに代わる解決法として線形回帰法を利用して
も同じ結果が得られる。
経路セグメンテーションはいくつかの法則をサンプルに
適用することによって達成される=1、セグメントは一
定数の点、即ち、サンプル数に相当する長さL以上であ
ってはならず、典型的にはL=20である; 2、セグメントの境界はサンプルに含まれるパラメータ
、即ち、通過距離の関数として表わされるflX、p 
y1ヱ2.旦。、旦2、旦2、旦。、旦9、旦、のいず
れかに顕著なコーナーが現われる場所に相当する(なお
、ax、ay、a2については接近ベクトルは冗長であ
り、ベクトル積立−旦×見から得られる)。コーナーを
特徴づける限界値をTとすれば、コーナー検出フィルタ
ーは下記式で与えられる:f)(+ビfKfに−fに−
1 −之 T Sに÷ビSK  5K−5に−ま ただし、fはにランクにの関数、Tは選択されたフィル
ター感度である。
従って、位置コーナー(px、Py、P2)または方向
変化(” X、” V、n 2、Ox、oy、0.)は
新しいセグメントの形成を意味する 3、セグメントが限界値し。!。以下のニークリ・ソド
長を有するなら、(経路に沿った進度を特徴づけるベク
トル0パラメーターは先行セグメントと同じであるから
、結果的には同じ勾配でセグメントを延長することにな
る 4、3つの連続する点について、アクション・コードa
 (K)がa (K+1)−a (K)及びa (K)
≠a(k−1)なら新しいセグメント境界の存在が示唆
される5、セグメントは少なくとも2つのシーム・ポイ
ントを含む; 6、隣接するセグメントはすへてのDOFに共通のエン
ド・ポイントを有する。
これらの法則により、オーバラップせず一線につながる
セグ、メントが得られる。
こうして一連のセグメントをそれぞれの境界と共に確認
したのち、制御システムはセグメントごとにパラメトリ
ック・モデルを作成することができる。このモデルは(
ベクトル且で与えられる)経路と、(n、o、aで与え
られる)方向と、アクション・コードを含む。■ベクト
ルの各成分は通過距離Sの擬似線形関数としてモデリン
グされる。従って、第16図に示すように、セグメント
AB、BC,CDは下記のような方程式によってパラメ
トリックに表現される。
f (s)=m・s+b ただし、fは位置ベクトル成分上。、Py、L2のいず
れかであり、mは勾配、bは交点である。m及びbは下
記の2つの方法のいずれかによって成分ごとに別々に計
算されるニ ー2つのエンドポイントを利用しこの2点を通る線を求
める、または 一特定セグメントのすべての点に適合する最小−乗エラ
ー・ラインを求める。
方向ベクトル旦は各セグメントごとに一定であり、該セ
グメントの最初のシーム・サンプルから最終点にむかっ
て画かれる基準化ユニット・ベクトルunとして求めら
れる。(旦ベクトルと直交する)法線ベクトル旦はヱベ
クトルと同様の擬似線形にモデリングされる。従フて、
通過距離の関数として3つの線形方程式を計算すること
になる(既に述べた通り、立ベクトルは旦及び旦ベクト
ルの積を計算することによって得られる)。パラメトリ
ック・セグメント変形は下記の通りであるただし、Sの
範囲はS 5tart  < S < S 5endで
ある。セグメントの範囲内のすべてのS値に対応して上
記パラメトリック変形からシーム経路が計算される。そ
の結果、第13B及び13C図に示す実施例とは異なり
、第13C図のフィルターBLK3を必要としない平滑
なシーム経路インターポレータ−が得られる。
このアプローチでは、シーム経路のセグメンテーション
処理の際の計算だけで旦ベクトルが得られる。即ち、ポ
ート102を介して待ち行列104に入力する画像プロ
セッサーIPから得られるのではない。換言すると、画
像プロセッサーが位置パラメーターと共に提供するのは
y軸を中心とする方向(姿勢)情報だけであり、従って
、待ち行列104からのオリジナルnベクトルは必ずし
も0ベクトルと直交しない。このような状況ではベクト
ル0と直交する成分と直交しない成分とを区別しなけれ
ばならない。ベクトルMHI及びR10に関して第18
図に示したのと同じ方法を利用してベクトル差を求め、
非直交成分nを排除する: n orthog=  n  −n  ・ 。
ただし、nは待ち行列104から得られるオリジナルな
シーム・サンプル・パラメーターであり、0はシーム・
セグメントをモデリングする時点で計算された方向ベク
トルである。従って、特定セグメント・モデルのパラメ
ータ一方程式はマトリックス中の旦ではなく、Bort
hogを使用して計算される。
再び第16図に戻って説明する。経路に沿った各モデル
に使用される関数は多数の中間サンプルに対していずれ
も線形であるが、方向の変化が検出されると新しいセグ
メンテーション及びモデリングが行われ、このような変
化が一定間隔で順次現われると、経路は事実上円形を画
くことになる。この場合、上述した法則に従い、待ち行
列104から得られる対応のサンプルはそれぞれ方向を
変える。
第17図のブロックダイヤグラムは上記作用がどのよう
に行われるかを図示したものである。高速走査回路はセ
ンサーが感知した最後の場所、即ち、時点(k−n)と
、先行の場所、即ち現時点における工具の作業ゾーンか
ら充分遠い時点(K−n+m)(即ち、時点kから時点
に+3までの制御範囲)に亘り、第13C図の待ち行列
104をライン51を介して周期的に走査する。高速で
走査しながら、ライン51及び52を介してサンプルを
検索し、勾配検出器に人力する。即ち、2つの連続する
サンプル位置ごとに勾配検出器SLDが座標を比較し、
両者間の勾配を検出する。ライン54を介して出力され
た値はライン55に現われる基準信号によって閾値を定
められるコンパレーターCMP3に入力される。ライン
51.52から検索されたデータはライン61を介して
複数の記憶回路のうちの対応の記憶回路に記憶される。
ライン54の勾配変化記号がコンパレーターCMP3の
閾値を超えると、ライン56からのセット信号がシーケ
ンサ−5QAをトリガーし、該シーケンサ−が特定の記
憶回路の記憶動作を可能にする。これと同時にコンパレ
ーターは次の動作に備えてライン57によってリセット
される。第16図から明らかなように、点Aに勾配変化
が現われ、ライン54の信号がライン55の基準信号よ
り大きくなることでこのことが解読されると、例えば、
シーケンサ−がライノン58により、メモリ#1に対応
する位置#1にセットされ、ライン61からのデータ、
即ち、104内のゾーン#1に対応するデータが記憶さ
れる。次に第16図B位置の勾配変化でシーケンサ−が
位置#2に移行し、ライン58がメモリ#2を可能化し
、待ち行列104内のゾーン#2からのデータを記憶さ
せ、以下同様に、ab、be、cd、deなど、104
内の各ゾーンが記憶回路#1、#2、#3、#4にそれ
ぞれ記憶される。即ち、コンパレーターCMP3によっ
て検出される方向変化の数だけの記憶回路が存在し、シ
ーケンサ−3QAもまたこれと対応の位置数を与えられ
ている。
以上の動作は高速走査回路FSCによる走査で極めて迅
速に行われる。コンピューターはモデリングに関する記
憶データを提供する対応ライン62に応答してモデリン
グ回路MDI、Mn2、Mn3、Mn4内の情報を迅速
に処理することができる。既に述べたように、モデリン
グ回路MDIはメモリ#1のデータに応答して式f(s
)=m・s+bを計算する。ライン137(第13B図
)の工具先端座標で表わされる工具移動ゾーン#1に入
ること、即ち、練土を通って時点(k−n+m)が時点
にとなることがゾーン検知器ZDによって検知され、そ
の結果、別のシーケンサ−3QBがライン63のセット
信号によって位置#1にセ・シトされ、先に感知された
経路の点Aが工具の位置となる。即ち、モデル#1がラ
イン65によってトリガーされ、ライン125によって
与えられる通過距離の値に対応するライン123のサン
プル(第14A図の外挿位置E)を求め、その値、即ち
、位置Eに対応する工具の位置及び姿勢は予想通過距離
と正確に一致する。検知器がライン64によってリセッ
トされ、シーケンサ−3QBを次の位置にトリガーする
と上記動作が次のゾーン(ゾーン#2)に関して繰り返
される。第17図は2つの異なる段階で動作する2つの
部分を含み、方の段階は他方の段階のための準備段階と
なる。
第1の段階では、待ち行列104からのデータに基づい
てコンパレーターCMP3及びシーケンサ−5QAがセ
グメンテーション処理を行い、これと同じ段階でモデリ
ングリング回路MDI、Mn2、Mn3またはMn4が
モデリングを行う。第2段階で工具の移動とロボット・
プロセッサーRBの制御が行われる。ライン123が対
応のモデルに入力し、ライン125を介して対応のモデ
リング回路が補間の解を求める。
第18図は本発明のこの実施例のために第13C図のブ
ロックダイヤグラムに加えた変更を示す。第20図のブ
ロックダイヤグラムから明らかなように、ブロックBL
K6はライン123の信号に応答し、ライン125の信
号をプロ・ンクBLK2に出力し、ブロックBLD2は
モデリング回路MDLに応答して、ライン190を介し
て104から与えられる走査値に従って記憶回路STR
の記憶データを処理する。その他の点で、第18図は第
13C図と同じである。第19図は第16図と同様に、
待ち行列104のゾーンとモデリング・ユニット内の関
数との関係を示す(例えばモデル#1は関数fl(s)
を含み、ライン123の変数5t(K+3)の補完に関
する解wTt(k+3)をライン125を介して出力す
る)。
(以 下 余 白) 第13C図のブロック127は回復指示経路上の座標(
ライン128)を、時点(K+3)に予測される通過距
離5t(K”3)における工具の感知経路上の位置及び
姿勢として得られたばかりの座標と比較する。ブロック
127はまた、シームに対する工具の動作条件(溶接に
おけるオフセット、ギャップ、電圧、電流など)を決定
するブロック126からの基準信号をも考慮する。ブロ
ック127によって利用される一般式は次のように表わ
される: rY WTw(K+3)−wTs(K+3):[yTt(K+
3)”’:tT’l−’この機能は第12図のフィード
フォワード制御ダイヤグラムに示すアナログ加算器S1
によって行われる。式 %式% からの抽出によって経路修正に必要な差分ベクトルが得
られる。即ち D (K、 −e:15 、、er;、、enPy 、
 7δ)、”w 6 ’3* ”w 6 ”:’]T上
記式から明らかなように、基本的なフィードフォワード
・エラー式は次のような5つの非ゼロ要素を含んでいる
。即ち、3つの位置エラーと、y軸を中心とするローリ
ング・エラーと、χ軸を中心とするピッチング・エラー
であり、最後の2つは工具3座標のうちの2つである。
ヨーイング角度は別の判断基準及び制御法則に従って制
御される。
ロボットのワールド座標に対する工具のシーム上におけ
る“好ましい゛°位置は下記式によって与えられる: prefwT”(K+3)−wTt(K+3)+Ref
 tT’第12図に示すライン126の基準信号Ref
、T’が要求するオフセットで工具を維持するためには
、シームは上記式によって与えられる位置になければな
らない。
具体的には、第15図の補間回路からライン125を介
して得られるシーム位置は w丁’(k−、Q+3)”WT”(K−u−1):(f
+ wTs(K4−1)[wT’ (K−J2 )]−
’) であり、この式はエラー errT責に)−呵T’(K):[”’WT’]−’を
伴なうから、次のようなエラー変換となる:eY′:T
w(k+3)−wT’(k+3) : [WT責に+3
) :ReftT”l −’この式から位置エラー・ベ
クトル−r rpW (K+3)がar−TW(K、3
)からの!ベクトルとして直接抽出される。回転エラー
・ベクトルは小さい角度偏差に対応する姿勢サブマトリ
ックスの形態 を認識することによって抽出される。
従りて、(ヨーイング姿勢を含まない)差分運動ベクト
ルは下記の通り L−m−−m−」 既に述べたように、また、あらためて後述するように、
これがヨーイング・エラーに関係なく回復経路位置eと
予想工具位置Eとの間の時点Kにおける偏差D(k)と
なる。これかライン136(第13A図)及びロボット
のALTERボート102を介して行われる制御によっ
て補正されるエラーである。偏差D (K)は作働端の
3−D座標△P8、△P2、△P2及び3つの方向(姿
勢)δe1、δφ1、δψ1を表わし、ブロック127
(第13C図)の出力ライン129に現われる。これら
のエラーに対して(これも後述するが)ブロックBLK
I (第13D図)のヨーイング弦演算回路からライン
131を介して送られる修正量を表わす座標値δX−a
X△ψ、δy−ay△ψ、及びδ2−a2△ψが加算さ
れる。ブロック130においてライン129及び131
の値が合成され、ライン132を介して値△χ、△y、
△2、△e、△φ、△ψが出力され、ライン133によ
ってブロックBLK3内に示すフィルターに送られ、前
記フィルターはライン136の制御信号を出力し、この
制御信号がライン150及びALTERボート102を
通って、最後の3つの修正値を記憶する待ち行列151
に人力される。
第14A図に示すように、ロボットは線分ABBC,C
Dのような各制御ステップごとに直線に沿って工具を移
動させる。第14A図では、線分ごとに時点Kにおける
作働端の位置及び姿勢を先行の運動から判断し、次の運
動を判断するのに利用される(例えば第13F図の制御
プロセッサーCP内のブロックBLK2を参照されたい
)。
1ステツプずつ繰り返される工具のこのような移動は感
知されるシーム経路に沿って得られた複数の通過距離及
び位置/姿勢変換に基づいて行われるから(例えば第1
3C図のブロック104を参照されたい)、図示例では
100チツクだけ工具の手前に位置するセンサーを常時
シームの上方に位置ぎめしなければならない。センサー
は工具と同一平面内を移動するから、シームが厳密に直
線的であれば問題は起こらない。しかし、もしシームが
カーブを辿ると、もはや整列関係は成立せず、第20図
に示すように、光学的感知のためにはシームの上方位置
PS2を占めねばならないのに、センサーはシームに対
する接線上の位置PS1に残る。第21図に示すように
、センサーが位置PS2を占める場合、シームの平面内
において、工具先端とカメラ中心を結ぶベクトルの射影
MCは時点Kにおけるシームに対する作用点Mとシーム
が光学的にサンプリングされる場所Cとを結ぶ弦に相当
する。従って、センサーを位置p S 1 #)ら所要
の位置PS2(第20図)へ移動させるためには△ψだ
けの回転が必要である。
第22図には工具が点Mに位置ぎめされ、第13C図の
ブロック127及びライン129からのデー、夕に従っ
て姿勢制御された時点における光学系とシーム平面との
関係を示した。換言すると、工具TLは△P8、△Py
1△P2、△e1、△φ1、△ψ1に従って位置ぎめさ
れ、姿勢制御されている。この時点で、工具先端に対し
て固定されているセンサーSNS (ただし場合によ)
ては固定しなくてもよい)はシーム経路平面の位置R1
に射影するが、所要の位置は弦MR2の端部に相当する
シーム経路上の位置R2である。位置MRIを位置MR
2まで回転させるための角度は△ψである。第13D図
のブロックBLDIは角度△ψを求める方法、及びこの
ようにして得られた角度をライン119、ブロック12
0及びライン131を介してブロック130内でライン
129のデータと合成することにより工具を回転させ、
センサーなR1からR2(第22図)まで移動させる態
様を示す。
ベクトル/マトリックス代数及び均質座標変換理論を利
用しなければならない。下線を施した小文字、例えば(
n)でベクトルを表わし、右下に軸の名称を付した小文
字、例えばχ軸なら(nx)でベクトル成分を表わす。
均質座探変換マトリックスは右下及び右肩に文字を付し
た大文字、例えば(wrJ で表わす。従って、MRI
に沿った点Mにおける工具先端は下記マトリックスによ
って与えられる: (以 下 余 白) ベクトルヱはワールド座標によるwTtで表わされる位
置ベクトルである。他に点Mにおいて互いに直交する3
つのベクトルがある。即ち、既に述べたようにn(法線
)、O(姿勢)及びa(アプローチ)である。これらは
ベクトル相互績によって互いに相関する。例えば、n=
oxa、、再び第22図において、MRl及びMR2を
知ることによってこの両者間の角度を求めることができ
る。MRIは工具に先行するセンサーで得られた最新サ
ンプルから検出される弦である。センサーから工具まで
のチック数をnとすれば(既に述べたように典型的なチ
ック数は100)、(工具が位置Mに来る)時点Kにお
いて、センサーは位置(K−n)に来る。ブロック10
4内の待ち行列の最下段にはシーム上の点R2の変換が
、最上段には点Mの変換がそれぞれ記憶されている。従
って、ライン105を介してブロック106が下記のよ
うにベクトル弦MR2を求める: tPchord−wP” (K) −wP” (k−1
)(Dで表わされる)ベクトルMHIはシーム経路平面
におけるベクトルMOの射影であると考えることができ
る。MO及びRIOが既知なら、MRlまたはDを求め
ることができる。MOは光学センサー系から与えられる
。中心0は第13D図の109に;pealmとして示
すように既知である。
工具とセンサーとの関係はtpcamとして与えられる
。工具先端位置も既知であり、wTtとして与えられる
。従って、ブロック110は計算式[wTt]−1もp
eamによってMOを求める。
垂直ベクトルR10を求めるため、先ず両ベクトルMR
2及びo (K)に垂直なユニタリー・ベクトルU(即
ち、ライン105を介して待ち行列104から得られる
点Mにおける姿勢のユニタリー・ベクトル)を求める。
これはブロック106から得られる結果と、0ベクトル
に関してライン105を介し、待ち行列104から検索
される情報に基づき、ブロック107において行われる
。この直交ベクトルは相互績 f ehord X旦(K) によって得られる。
これを単位(凹n)に換算するため、スカラー値A c
hord ×O(K)で割算する。その結果はブロック
107から出力される。RIOはブロック108から得
られるMoを演算[tP””Un]LinニよってUに
射影することで計算される。
MOはMRI及びRIOのベクトル和であるから、MR
lに相当するDはブロック108において計算されるベ
クトル差tpcam−[tpea+″・Unl Onか
ら得られる。
(ライン113を介してブロック106から得られる)
ベクトル弦MR2及び(ライン112を介してブロック
108から得られる)ベクトルMR1を利用して、ブロ
ック114及びライン115は式 %式% に従って前記ベクトル弦MR2及びベクトルMR1間の
角度CO5△ψを求める。
角度△ψはsin△ψに極めて近似であるから、ライン
115の値がブロック181内で△ψ=sin△ψ−布
面に変換され、その結果はライン118を介して求めら
れる。ただし、ベクトル0に関する曲率は左右いずれか
に寄る可能性があるから、正負いずれの符号を付するか
の問題が残る。
この符号決定はブロック116内でベクトル0の方向を
ベクトルDの方向と相関させることによって、即ち、s
 g n [D・0(K)]によって行われる。具体的
にはアナログ加算器S1がライン118の角度△ψを符
号十または−と相関させる。
既に第13C図に関連して述べたように、ライン131
を介して得られるΔψの値がブロック130においてラ
イン129の値に加算される。ヨーイングは座標エラー
△P、、△Pyまたは△P2に影響していない。ただし
、ライン129の姿勢パラメータ、即ち、△θ1、△φ
1、△ψ1に対してはピッチ、ローリング及びヨーイン
グに関して、ブロック120及び130に示すように、
それぞれaZ1△ψ、a3’+△ψ及びaZ、△ψだけ
影響を及ぼす。その結果、対応の制御信号によって補正
されるべきものとしてライン133にエラー△χ 、△
y 、△2、△θ 、△φ及び△ψが現われ、第13C
図のブロックBLK3によってフィルタされたのち、ラ
イン136を介してロボット・コントローラRBのAL
TERボート101に送られるか、または直前の3チツ
クだけについてライン150を介して待ち行列151に
記憶される有効制御信号となる。
ここで第23乃至38図を参照して本発明の画像プロセ
ッサーを説明する。第10図に関連して既に述べたよう
に、光学系はアレイIAの平面内に座標がi及びjの点
mを含む2−D光線条像を形成する。kjが垂直方向画
素間隔、Jmがセンサーの垂直方向最大解像度、kiが
水平方向画素間隔、Inがセンサーの水平方向の最大解
像度を表わすとすれば、センサー上の光線条像は像(i
、j)の中心点Cから2つの直交方向にそれぞれkj(
j−Jm/2)及びki(i−Im/2)だけ離れてい
る。この像がTVカメラで形成され、TVカメラは標準
的R3−170閉回路画像信号を出力する。
低レベル画像処理によフて光線条の一方のエツジを表わ
す1画素幅線に簡略化された光線条画像を得るためのデ
ジタル・パイプラインを設ける。
画像処理のためのデジタル・パイプラインは公知であり
、例えばIEEE Transactions Tra
ns、 Comput、 vol G−19、pp、1
015−1019 (1970年11月刊)に掲載され
たHerbert L、Groginsky及びGeo
rge^、Worksの論文”A Pipeline 
Fast Fourier Transform゛を参
照されたい。
後述するように、本発明の画像プロセッサーは2通りの
レベルで処理を行う。先ず、パイプラインによってカメ
ラからの画像信号をデジタル処理する低レベル画像処理
では、光線条画像をその一方のエツジを表わす1画素幅
の線に簡略化し、次いで処理済みバイブライン出力によ
る高レベルの光線条を表示し、シーム・センサーの光線
条に包含されるシーム経路の座標を求める。
パイプライン処理について考察すると、カメラはフリー
・ラン・モードで動作し、その同期信号が画像処理バイ
ブラインの残り部分のタイミングを駆動する。第23図
に示すように、ボードDG、VF、FS、SP、5NA
P及びFMに配設されている一連のソリッドステート回
路から成るパイプラインによってデジタル画像信号を処
理する。画像信号がカメラCAMからライン201を介
して受信される一方、アナログ再変換信号がライン20
2を介してTVモニターに送られる。画像プロセッサー
IPはその主要部分としてマイクロコンピュータ−M6
8010SBCを含み、このマイクロコンピュータ−は
ライン220及びデータ・バス(VME)を介して、さ
らに2方向性ライン即ち、ボードDGについてはライン
213、ボードVFについてはライン214、ボードF
Sについてはライン215、ボードSPについてはライ
ン216、ボード5NAPについてはライン217、ボ
ードFMについてはライン218をそれぞれ介してパイ
プライン各段のすべての動作をモニターし、制御する。
すべてのボードはタイミング及び同期化に関してライン
212を介して互いに連携する。さらにまた、画像プロ
セッサーはライン220、データ・バスVME及びライ
ン221を介して第11及び12図の制御プロセッサー
CPと連携する。この制御プロセッサーはその主要部分
として、R3−232ボート(第13A図のボート10
2)を介してロボット・プロセッサーと接続する別のマ
イクロコンピュータ−m68010を含むのが典型的で
ある。
ボードDGはライン201を介してカメラ信号に位相ロ
ックし、パイプラインを構成する他のボードに必要なす
べてのタイミング信号を出力する。30駒/秒で信号は
512x512x8の解像度でデジタル化されるのが普
通であり、それぞれの画素は1バイト量として表わされ
る。データ流れを16組の選択可能かつプログラム可能
な探索表の1つに送り、使用する探索表をユニット・ラ
ンプ手段によって初期設定することで透過モードにする
。その目的はバックグラウンドを抑制し、画像の画素を
行及び列から順次ビット列に翻訳することにあり、この
ビット列は後述のようにパイプラインのいくつかの段に
沿ってグループ分け、分析、変形またはデジタル変換さ
れる。次段との接続はリボン・ケーブル203によって
なされ、ライン204を介してボードDGのデジタル入
力に至るフィツトバック・ループが形成される。
次が2−D線形フィルター係数である。フィルターVF
はTV駒速度で有限インパルス応答(TIR)フィルタ
ー作用を行い、支持部材の3×3領域は1画素に対応す
るマスクまたは隣接領域のサイズを画定する。複数のV
Fフィルター・ボードを縦続したり、もっと支持部材領
域の広いフィルターを使用することもできるが、図面で
はあえてフィルター・ボードVFを1つだけ示しである
。線形フィルターは2つの機能を果たす:即ち、カメラ
のノイズ分散を軽減すると共に光線条発生装置に組込ま
れるレーザー・ダイオードに起因するスベクル(spe
ckle)を平滑化する。低域フィルターとなるように
フィルター係数を選択し、オンボード・バレル・シフタ
ーを利用することによってフィルターに直流で1のゲイ
ンを与える。平均分離を低下させることなく、ノイズ分
散及び光線条ノイズの分散を軽減することによって光線
条に対する検出能力を高めることになる。
ライン205を介してボードVFはボードFSと、ライ
ン209を介してボードSPとそれぞれ接続する。ここ
ではスパッター及びスパークに起因する縞を消すことに
ある。狭帯域光学フィルタリングではスパークによる縞
を消すことができない。スパーク縞が1つのTV駒だけ
に現われる場合、CODカメラのようなラグのないカメ
ラを使用しない限り、カメラ・ラグのため複数の駒に縞
信号が持ち越される。光線条には有効な自己相関ラグ値
があるのに対して、スパーク縞にはない。
そこで、ボードFS及びSPは空間的ではなく時間的な
自己相関に基づくフィルター作用を行う。
このため、第24図に示すように、ボードFSは画素プ
ロセッサーSPと連携する駒記憶ボードとして作用する
。TV駒速度(30駒/秒)で自己相関ラグを発生させ
るため、米国特許第4,683,493号に開示されて
いるようft 2つの全フレーム・バッファーFBI及
びBF2を駒記憶ボードに設ける。第1バツフアーは先
行駒からのデータを保持してこれをSPボードへ読み出
し、第2のバッファーはライン205から現時人ビデオ
駒を得る。第1バツフアーの出力には限時点の駒が乗算
され、第2フレームバツフアーは現時点の駒を記憶する
のに、利用される。駒の端部においてスイッチSWが両
バッファーの役割を切り換える。従って、FSボードは
SPボードに対して常に1駒だけ遅延した画像駒を出力
する。IPマイクロプロセッサがライン215を介して
バッファーの切り換えをモニターすると共に、マルチプ
レクサの設定をもモニターしてパイプライン遅延を補正
する。
画像流れは8ビット/画素の形式を取る。VFボードか
らの一方の出力はライン208を介してSPボードに伝
送され、他方の出力はライン205″、205”を介し
てFSボードに入力する。1フレーム遅延に加えてライ
ン205を通るデータ・パスに10画素線遅延が現われ
、このような遅延はライン208には存在しない。有効
な自己相関が成立するには2つの画像が正しく整合しな
ければならない。従って、SPボードに対して読み出さ
れるバッファーに関して10画素だけ進めることによっ
て前記10画素ラグを補正する。この時点で他方のバッ
ファーはそのパン・レジスターが0にセットされており
、その結果、バッファー切り換えごとにモニターIPか
らの割り込みタスクで2つのパン・レジスターが組み込
まれる。従って、VFボードからの画像流れとFSボー
ドからの画像流れが同時にspボードに人力する。現時
点画像に先行画像を画素ごとに乗算することにより1駒
の時間的自己相関ラグが確立される。SPボードは2つ
の8ビツト形式画像データ流れからの1対ずつの画素に
作用する乗算回路である。
16ビツト積の最上位バイトがライン210を介して出
力される。このバイトは画像の瞬間ごとの時間的自己相
関ラグを表わす。スパーク縞をなくするだけでなく、こ
の方法は画像のコントラストを高めるという点でも有利
である。これは信号の平均値がバックグラウンド・ノイ
ズの平均値よりも低いことによる。この場合、平均値の
2乗の比は平均値の比よりも常に大きい。従フて、ノイ
ズ平均値が低ければ、乗算後置上位バイトだけを維持す
ることでバックグラウンド・ノイズの大部分を消すこと
ができる。
はとんどスパーク縞効果を伴なわない平滑な低ノイズ画
像がライン210を介して出力される。
後述するように、まっ黒のバックグラウンドとフル・ス
ケール白色光線条から成る2元画像とするため、振幅を
閾値と比較する(即ち、画素強度値255以上をすべて
“″白°°、以下をすべて“黒°゛として保持すること
によって)画像を分ける。しかし、元の光線条像の犬さ
及びパイプラインVF段における2−D低帯域フィルタ
ーの空間的ぼかし効果のため、光線条が不都合に太い。
特にシーム追跡及びロボット制御のための座標抽出に関
連する以後の処理を行うには幅が狭く、かつ正確な光線
条てなければならない。そこで、本発明の画像処理では
、ライン210から得られる光線条画像を正確に、かつ
−様に、即ち、光線条のすべての位置で1画素幅となる
ように細くす9す る。この方法を第23及び24図のデジタル・パイプラ
インとの関連で説明する。第24図はパイプラインを形
成するプリント回路として形成された一連のソリッドス
テート回路を示す。第24図は第23図のFS、SP及
び5NAPボードを略示するブロックダイヤグラムであ
る。
5NAPボードについて考察すると、ライン210の入
デジタル画像データは先ず入力探索表回路I RAMを
通過したのち、ライン220を介して、画素近傍発生器
として作用する入力シーケンス論理回路PNGに入力し
、このように得られたカーネル(図示例では3×3近傍
)がマルチプレックスで、10本の並列ライン225を
介して、個々の画素に対し上記の閾値と比較され、その
結果得られた画素を並列ライン226を介して出力する
コンパレータ・バンクCMPBに伝送される(入力にお
いて255以上はすべて白色、255以下はすべて黒)
。ライン226は探索表回路CRAMに達し、このCR
AMは本発明の画像処理方式に従い光線条の下縁が明暗
2つのゾーンと境を接する第26A図に示す10゛勇り
の状況の1つがそうであるようにライン225に現われ
る画素だけを白色画素として保持する。(光線条の上縁
に対応するものを含む)その他のすべての近傍組み合わ
せがバックグラウンド、即ち、黒色画素として翻訳され
る。このような状況の典型例は第26B図のマスク11
.12及び13の近傍である。結果がライン227に現
われ、ライン227は本発明の画像処理において高レベ
ル処理に使用されるカメラの光線条画像下縁を特徴づけ
る゛画素線′°を多重化する。
シストリック近傍領域プロセッサー用5NAPとして知
られるハードウェア回路についてはPeabody、 
M八、0191i0のDatacubeから出版されて
いる(1986年5月)。この回路はCMPB回路によ
る閾値比較後にCRAM回路が10本のライン226の
画素を処理することにより、ライン210の画像信号に
基づいて光線条を検出し、かつ光線条画像下縁を表わす
1画素幅線まで細めるようにIPマイクロプロセッサ−
によって管理され、制御される。5NAPに組み込まれ
るlRAM回路はソフトウェアで選択できる8組の25
6に一ハイド×8ビット探索表から成る。この8組のバ
ンクは典型的には初期設定の際にロートされ、動作の過
程でブランキング・インターバル中に画像を乱すことな
く作用バンクが1つのバンクから他のバンクへと変わる
。入力シーケンス論理回路PNGはライン210によっ
て送られ、かつパイプライン人力ライン201から走査
されるカメラ画像の1行及び1列に対応する現時点画素
である中心画素の周りに3×3近傍画素、即ち、8つの
周囲画素を形成する。中心画素をCとすれば、8つの近
傍画素はコンパス・カージナル及び2次点に従って第1
5及び16図のように、上列の画素はNW。
N、NEとして、下列の画素はSW、S%SEとして、
同一列の近接画素はW、Eとして示される。これらの画
素はライン221により左から右へ1列に、かつ1つの
列から次の列へ接続される。
コンパレーター・バンクCMPBは1群の画素と同じ参
照記号で示す10個のコンパレーター・ユニットを含み
、中央部は共に中心画素Cから入力される2つのユニッ
トCP (Center Pimary)及びCS (
Center 5econdary)に分割されている
。その他のコンパレーター・ユニットはいずれも8つの
近傍画素のうちの対応画素から入力される。ライン22
5は回路CMPBの10個のコンパレーター・ユニット
への人力ラインである。閾値以下の画素はすべて黒とし
て出力され、閾値以上の画素はすべて白として出力され
るように各コンパレーター・ユニットごとに基準閾値が
設定されている。出力ライン226は10個のコンパレ
ーター・ユニットのそれぞれから単一ビット出力を受信
するCRAM回路への10本のアドレス・ラインとして
多重化される。CRAMは典型的には2組の1024x
 8ビツト探索表から成ってコンパレーター出力データ
を8ビツトの結果に翻訳し、1024通りの入力コード
・アドレスが256個の出力コードを形成できるように
する。2つのバンクは初期設定時にロードされ、動作中
、適当な時点に、即ち、垂直ブランキング・インターバ
ルに交換自在に利用される。5NAPの動作は7.15
MHzプロセスとして行われる。
次にPGNブロック内の3×3カーネルについて考察す
る。ライン221沿いのすべての点は同線上にある。中
心点(Primary Center、 5econd
ary Center)の処理結果は中心点が入力され
てから9画素後に出力される。中心点にむかって、また
は中心点からカウントした適当な画素数を加算または減
算することによってカーネル中の他のすべての点からの
遅延を設定する。即ち、5NAP回路はカーネル中心点
に対してV+6画素に相当するプロセス遅延を導入する
。ただし、■は画像上の線の長さである。処理結果は中
心点(Primary Center及び5econd
ary Center)が入力されてからV+6画素後
に5NAP回路から出力される。カーネル中の他の点に
関連の遅延は前記遅延V+6に対して対応の画素数を加
算または減算することによって得られる。
スライディング・ウィンドー内に画定した形でカーネル
を考察すると、中心Cが同一線上の1つの画素から次の
画素へ左方向に移動するのに伴ない、点Eが新しい中心
Cとなり、N%C1SがそれぞれNW%W%SWとなり
、NE、E及びSEの左方に続く画素が新しいNE、E
、SEとなる。1つの列からその下方の列へ9個の画素
コンビネーションが同様にシフトすると新しい近傍画素
が形成され、NW、N、NEが画像から消え、SW、S
、SEの代りにその真下にあった3個の近傍画素が現わ
れる。5NAPは中心画素の移動を追いながら、カーネ
ル画像全体の、パイプラインによってデジタル化された
明るさと考慮する。なお、ウィンドーのサイズは任意で
あり、図示例では3×3カーネルとした。
閾値に基づく白黒分類はコンパレータ・バンクCMPB
の10個のコンパレータ・ユニット(NE−SW)のそ
れぞれにおいて行われ、基準入力はいずれも強さレベル
255である。強さが225以上の画素値はすべて対応
のライン226に白色として出力され、225以下の値
はすべて黒色としてライン226に出力される。10本
のライン226がCRAM回路をアドレスする。
第26A図には、ウィンドーが光線条画像の一方のエツ
ジ、ここでは下縁にオーバラップした時の白黒画素の組
み合わせをマスク1〜1oとして示し、第26B図には
その他の組み合わせのうちの3列をマスク11〜13と
して示した。本発明では、第30A図の組み合わせの場
合、中心画素5NAP出力信号は1 (白色)となるが
、マスク11〜13のような他の組み合わせの場合には
0(黒色)となる。第271図は第26A図に示すマス
ク1〜10及び第26B図に示すマスク11〜13に関
して探索テーブルCRAMをアドレスする10本のライ
ン226のエンコーディングを示す表である。このよう
なCRAM回路動作原理により、ウィンドーを通して見
える光線条のエツジに存在しないバックグラウンドが黒
色となるだけでなく、エインドーに現われる画素がすべ
て白色画素であるような光線条画像自体または(図示例
に見られるような)上縁については、画素組み合わせが
第16A図に示した組み合わせとは補完関係になる。こ
の場合、5NAPがデジタル出力される光線条は1画素
幅線の形態を取る。探索表に関して公知のように、光線
条下縁に関する1゜通りの状況に対応する基準値が記憶
されており、ライン226からの入力コードがアドレス
として該当のマスク状況の記憶場所を検出する。512
X512X8駒/秒のカメラが使用される場合、探索表
には10進同値512X512の記憶場所がある。第2
0図に示す10本の入力ライン226は既に述べた13
通りの組み合わせに対して第27図に示すようなアドレ
スを形成する。例えばマスク#1に対する10本の人力
ラインの2進コードは10進同値127であり、探索表
中のこの記憶場所が選択されると、白色として規定され
、出力コードは225となるが、マスク#11,12.
13の場合、いずれも出力コードは0となる。総合的な
結果として、(第26A図のマスク1〜10では)下縁
と特徴づける画素線がライン211に出力さ゛れる。こ
の段階でパイプラインは画像の低レベル処理を完了した
ことになる。第130図に示す制御プロセッサcpの待
ち行列104に必要な座標を得るための高レベル画像処
理を考察する前に、カメラ画像がインターレースされて
いるため、パイプラインの5NAPによる光線条を細め
る処理にもかかわらず、単一の行列組み合わせに必要な
1画素幅は得られず、2画素幅にとどまる。従って画像
エツジを所期の1画素幅線として表現するためにはさら
にもう1つの処理段階が必要である。
第25図に示す画像プロセッサーの全体的なブロックダ
イヤグラムには(パイプラインPP1及び2→1画素幅
縮小オペレータから成る)低レベル処理部LLTと(補
足段を含む)高レベル処理部HLTを含む。高レベル処
理は魚介類、抽象表現による光線条モデリング、形状マ
ツチング、ターゲット限定、及び3−D座標変換から成
る。これらの段階はすでに公知であるが、光線条を1画
素幅の線にすれば2−Dカメラ画像として受像される画
素線上の点の座標(t、j)を迅速かつ直接的に処理で
きるという知見に基づき、本発明では前記高レベル画像
処理のため新しいアプローチを試みる。
本発明の好ましい実施例では2−1画素幅縮小回路PR
Dの機能に含まれるためあえて第25図には示さなかっ
た重要な機能として、パイプラインPPLから得られる
画素線の2−D表現を1−り表現に変える機能がある。
即ち、(第28B図に示すように)画像の画素が配分さ
れている(第28A図に示すような)2−D行列格子を
画素ごとに列i及び行jによって求め、(第28C図に
示すように)それぞれ点について、横座標iの関数j=
f(i)である値jの不連続縦座標によって1−D表現
を求める。これはそれぞれのアドレスiに対応するj値
すストを表(第28D図のRAM)中に配列することに
よって簡単に達成される。その結果が上記iの不連続関
数であり、後述するように公知の数値及び代数計算方法
によって迅速かつ正確に処理することができる。この計
算は第25図の高レベル処理部HLTのすべてのブロッ
クの動作をモニター及び制御するマイクロブロセッサー
によって行われる。
次に2→1画素幅縮小について考察する。これは2−D
−1−D信号変形と同時的にブロックPRD内で行われ
る。インターレースのため、第28C図に図解したよう
に、第24図のCRAM回路出力ライン211で得られ
る信号は多くの場合、二重の白色画素を表わす。第28
B図のRAMでは第1の駒でアドレスiの各画素が記憶
され、第2の駒で再び記憶される。ただし、2回目の記
憶で同じアドレスについて白色画素が現われると先行画
素が消去される。即ち、2回目の記憶が最初の記憶に取
って代わる。その他の画素を第28C図には陰影域とし
て示しである。従って、°゛画素線パが2画素幅から1
画素幅に縮小されるだけでなく、第28B図のRAMに
おいて、第28D図に示す1−D不連続関数j=f (
i)が得られる。マイクロコンピュータ−CMPTは列
ごとに、かつ行ごとに列iの白色画素のj値、即ち、横
座標iの特定白色画素の縦座標位置を記憶し、第28B
図のRAMのi記憶場所にこのj値を書き込む。これと
同時に、同じi記憶場所に別のj値が既に記憶されてい
る場合、先行のj値を取り消す。その結果、所与の線上
位置に白色画素が記録されている場合、1回だけ記憶さ
れたか、2度目に記憶されたかに関係なく、記録される
画素縦座標は1つだけとなる。ブロックPRDにおける
このプロセスの結果として、1画素幅線への縮小が達成
され、2−D表現が不連続関数j=f (i)に置き換
えられ、これが低レベル処理部LLTの出力ライン25
0で出力される。
制御プロセッサーCPのうち、待ち行列104がライン
103を介して感知シーム経路を示すサンプルを受信す
る部分を除く第25図部分はマイクロプロセッサ−CM
PTの制御下に動作する画像プロセッサーに係わる。待
ち行列104は制御プロセッサーCP及び画像プロセッ
サーIPによって共用されるRAMであるが、説明の便
宜上、第13C図では制御プロセッサーに属するものと
して待ち行列104を図示した。
シーム追跡システムがシーム経路に沿ってレーザー・ビ
ームでシームを走査しながら少しずつ進むものと想定す
る。従って、一画素幅線に縮小された一連の光線条がデ
ジタル・バイブラインの出力ライン250からブロック
GRFへ順次伝送される。こうして得られるそれぞれの
光線条表現は不連続関数j=f (i)の形と取る。ブ
ロックGRFはマイクロコンピュータ−CMPTの制御
下にライン250からのデータに基づいてストライブ・
グラフ、即ち、本発明の画像プロセッサーの場合には後
述のように光線条の記号表現である1−Dグラフを作成
する関数発生器である。
次に、感知されるシーム経路に沿った個々の光線条部分
に対し、ライン250の不連続関数データに基づいて検
知器ED、CRD%CRL及びLADが順次行う検出段
階に関連してブロックGRFの動作を説明する。その目
的はブロックGRFの出力をコンパレーターCMP3で
の比較に先立って得られる標準図形からライン302を
介して出力される信号とマツチングさせることにある。
第29図は想定される6通りの光線条画像を示す゜典型
的には光線条画像(、)、(b)及び(d)の特徴は直
線から成ることにある。光線条画像(a)に対応するシ
ームは上方ノード及び下方ノードが同一の垂直線上に、
即ち、パイプラインのライン211から得られる画素線
で表わされる画像の同一列上に位置する。本発明の画像
プロセッサーでは、同一列上に2つの連続する画素が存
在することをマイクロコンピュータ−が検出すると第2
ノードが自動的に1列だけ前へ移動するように画像信号
の処理が行われる。従って、1−Dレベルでの処理及び
解読はライン150を越えると連続的に、かつ明瞭にな
る。第29図の画像(b)に対応するシームはV字形シ
ームであり、画像(d)に対応するシームはU字形であ
る。画像(C)及び(f)はノード間に直線ではなく円
弧が存在することを特徴とするが、画像(f)は直線と
円弧の双方を含む。画像(e)は直線だけで構成されて
いるが、それぞれタイプの異なる2つのシームを複合し
ている。ブロックGRFの動作原理は第29図に示した
ような光線条像を特徴づける第30図の図形から明らか
になるのであろう。
コーナーまたはノード小円で表わし、想定される状況を
8通り示しである。先ず、ENDにLINEが続く(図
形(a))またはARCが続く(図示(g))場合が考
えられる。LINEまたはARCが続く場合、この状況
は図形の開始と同時に自動的に検出され、状況を表わす
記号はEND/LINEまたはEND/ARCである。
同様に、図形(b)に示す記号LINE/LINEは2
本の直線の間にENDがあることを意味し、図形(e)
の記号ARC/ARCは2つの円弧の間にENDがある
ことを意味する。第30図は8通りの状況:END/L
INE;LINE/LINE;L I NE/ARC、
ARC/L I NE 、ARC/ARC;LINE/
END、END/ARC;及びARC/ENDを示すこ
とによって一般法則を図解している。LINEまたはA
RCの終り、新しいLINEまたはARCに対する別の
検出が続く場合、またはLINEまたはARC検出の前
後に全く画像がない場合にENDが検出される。これら
の記号は°゛コーナー°°形状を特徴づけ、コーナー′
°自体は作働端によたて加工すべきシームの形状を特徴
づける。
パイプラインからライン211を介して得られる出力画
像は2画素幅に細められた光線条画像を表わす多数の黒
色画素及び400〜600白色画素から成る。これらの
白色画素の位置が表面再構成情報のすべてを含んでいる
。高レベル処理(第25図のHLT部)の目的は画像か
ら白色画素の座標を抽出することにある。
従来のシステムでは、画像中のすべての画素を走査し、
白黒をチエツクし、白色画素の座標を抽出するのに汎用
プロセッサーが使用された。その場合には必然的な結果
として、細められた線画像を記憶する駒バッファが必要
となり、700万乃至1000万バイト/秒という極め
てゆっくりしたプロセスでデータを走査し、座標を抽出
することになる。これに対して、FMボード(第24図
)は5NAPボードからの画像データ流れを走査し、1
駒ずつ白色画素座標を抽出する。抽出されたデーりは一
連のi及びj座標の形を取り、画像データのインテリジ
ェント分析を行うMCPT(M68010汎用プロセッ
サー)にアクセス可能な大型の表(RAM)に記憶され
る。パイプラインの各ボードはVMEバスのP1コネク
ターに差し込まれる。10MHzクロック(12,5M
Hz)で動作する単一ボード・コンピューター(CMP
T)、512バイトRAM、  リアルタイム・クロッ
ク及び2つの直列ボートを含むMizar7100ボー
ドを使用する。このMizar7100ボードは画像の
インテリジェント分析のためにパイプラインが行う低レ
ベル処理(LLT)及び高レベル処理(HLT)をモニ
ターする。M、7100プロセツサーは制御プロセッサ
ーCPとインターフェース関係にあり、これをラム10
4と共用する。DGボードはビデオ・バス・マスターと
して作用し、画像処理ボードの残りの部分に対して5Y
NC及びタイミング信号と供給する。FMボードはビデ
オ・バスを成端し、ビデオ・バスのスレーブとして作用
する。その他の画像処理ボードはすべてビデオ・バスの
郭成端スレーブとして構成されている。
次に第25図の高レベル処理部(HLT)について考察
する。ロボット・シーム追跡システムが追跡すべき表面
は多様である。公知のシーム追跡システムの多くは明確
に、または少なくとも暗示的に、いくつかのジヨイント
形状だけが重要であるとの仮定の下に設計されている。
しかし、これは現実的ではない。考慮しなければならな
い形状が余りに多く、所与の形状についても、その長さ
、角度及び半径は決して一定ではない。従って、正確な
形状認識には上記の特定属性以外のアプローチが必要で
ある。
そこで、光線条画像の特徴記述に基づいて光線条認識を
行う。このため、光線条画像の不変要素を捕捉し、これ
に基づいて記述を得る。既に述べたように、長さ、角度
及び半径は光線条画像を記述するための不変要素ではな
く、最終分析に利用される数値属性ではあっても形状認
識に利用できるものではない。光線条センサーには幾何
的制約があるから、1画素幅線に細めたのち、所与の画
像列から光線条サンプルを2つ以上検出することは不可
能であり、これを達成するのが第25図に示すPRD回
路の目的である。これにより、カメラにより2−D画像
に変換された3−D画像が元の3−D面形状を再構成す
るのに利用されるライン2501−D信号に変換される
線条信号は(1)線分(LINE); (2)円弧(A
RC)、及び(3)隅部、即ち、線分及び/または円弧
の交差点の3つの特徴に関してモデリングされる。円弧
は抽出し難いから、単純化のため、円弧を線分になぞら
えてもよい。
コーナーは光線条から抽出すべき重要な特徴であり、左
から右へ走査しながら、いくつかのタイプに分類されて
識別される。即ち、(1)左END/LINE;  (
2)LINE/LINE;  (3)LINE/ARC
;  (4)ARC/LINE。
(5)ARC/ARC;  (5)L I NE/右E
N1); (7)END/ARC;及び(8)ARC/
END、2木の線分が交差してコーナーを形成する場合
、追跡中の表面には自然な変化があるから交差角度は不
変ではない。コーナーは°゛ターンと考えることができ
る。しかし、°°ターンアップパまたは゛′ラーンダウ
ン゛′だけでは事態の正確な記述とはならない。本発明
では、コーナーにおいて光線条が湾曲する場合、コーナ
ーにおける方向性に関係なく゛左ターン°゛または°′
右ターン゛′として記述される。従って、それぞれのコ
ーナーはこの第2属性で分類される。
以上は記号属性である。記号属性のほかに、ライン25
0の光線条から数値属性も抽出される。
この数値属性は2つの目的に利用される。その1つは表
面の位置及び向きとギャップ・サイズのサンプルを作成
するための正確な測定値の抽出を容易にすることにある
。第2の目的は第25図の分析オペレータPOPに関連
して後述するように、いくつかのコーナーを省いてジヨ
イント認識プロセスを容易にすることにある。これらの
数値属性は(1)コーナーの水平座標; (2)コーナ
ーの垂直座標;及び(3)コーナーの法線距離である後
述するように本発明の画像プロセッサーの究極的な目標
はLINE、ARC,END、またはその他の幾何的特
徴及これらの組み合わせを検出することによフて、いか
なるコーナーがいくつ存在するか、例えばLINEまた
はARC間にいくつのコーナーが存在するかを明らかに
することである。このようなデータから形状を識別する
ことができる。ジヨイントまたはシーム経路上の基準点
検出を目的とする場合、重要な要素となるのがコーナー
である。識別された形状から優先される“コーナー°゛
、即ち、作働端が加工すべき“°ターゲット°“がどこ
にあるか、従って、特定の光線条画像に対応するシーム
位置が実際にはどこにあるかを知ることができる。換言
すると、最終分析において、ターゲットの座標が求めら
れ、これが本発明の制御プロセッサーとの関連で利用さ
れることになる。
再び第25図において、ライン251を介してライン2
50の信号(第24D図参照)が受信されると、先ずブ
ロックEDがENDを検出し、これがライン251゛を
介してブロックGRFに伝送される。次いでコーナー検
出ブロックCRDがライン252から、ライン250の
信号中に存在するコーナーを検出する。このために、不
連続信号差オペレータによってブロックCRDの機能が
行われる。第28E図に示すように、数値計算であるこ
の動作は不連続関数j=f (i)の連続値間の差を求
め、2つの連続する差値の間で所定の最小量Cだけ値が
跳ぶのを検出するというものである。不規則な分布のた
めに生ずるノイズを解消するため、最大値(図示例では
最大値であるが、最小値でもよい)の直前、直後の値、
即ち、勾配変化に基づいて演算するのではなく、両側に
位置するランクSの値を利用するのが普通である。
従って、検出される差は次のような計算から得られる: c−f (i) −f (i−s) −[f (its
) −f (i)]−2f (i) −f (i−s)
−f (its) 関数f (i)の最大値または最小値を順次検出するこ
とによって逐次現われるコーナーの数が明らかになった
ら、次の段階として例えば第25図に示すCRLのよう
なオペレーター(ライン254.254°及び256.
256′)それぞれのコーナーとこれに接続している先
行または後続線分の勾配との関係を検出する。これは同
じ関数j=f(i)に基づいて行われる。このため、(
第1導関数により)前記コーナーから画素線が右ターン
するか(負勾配)、左ターンするか(正勾配)を検出す
る。されにまた、2つの連続するコーナーに基づいて、
これらのコーナーがLINEによって接続されているか
ABCによりて接続しているかを検出する。これはオペ
レーターLAD(ライン253.253°及び255.
255’)において行われる。再び、曲線j=f(i)
の不連続点を処理する簡単な代数演算によって直線上に
配列されてLINEを形成しているのか、曲線上に配列
されてARCを形成しているのかを明らかにする。最終
段階として、画素線の末尾においてENDを検出する(
ライン257及び257)。
点行列を線分、円弧、・・・などに区切る作業は多大の
時間を要し、例えばHough変換アプローチの場合、
線形方程式または円形方程式に従って点行列のエツジ点
から多数の点を発生させねばらならい。再帰釣線分割と
いうアプローチもあるが、この場合、典型的な形状及び
線分だけについても約100ミリ秒を必要とする。これ
らに対して本発明のアプローチでは僅か8ミリ秒である
第31A及び31B図に示すように、それぞれの゛コー
ナー識別(第31A図の場合には左右両端とE、F及び
Gと連携する5個のRAM、第32A図の場合は4個)
によって構成される記号図形をモニターするための図形
ヘッダーGRHを設ける。RAMはテール・エンド接続
されており、それぞれが隣接する光線条部分に対してコ
ーナー識別を行なう。即ち、RAMIは記号(第30図
(a)のようなEND/LINEを表わすL−END)
、タイプE−L (第31A図点Eまでの線分のタイプ
を表わすEND/LINE)、(勾配変化の大きさを表
わす)値c1コーナーの座標、及びこのコーナーにおけ
るターンを含んでいる。
(以 下 余 白) ブロックGRFが多数のコーナーを含む画素線を識別し
、コーナーの接続態様をも検出すると、残された作業と
して、第34図に示すように二重コーナーである可能性
もあるこれらのコーナーから真のコーナーを選別しなけ
ればならない。第30図の(a)では画素線が上方の線
EFと下方の線GKとを結ぶ同一垂直線に2つのコーナ
ーF及びGを含む(後述するように、実際には画素線を
求めるプロセスにおいてGはFとは別の列に位置する)
。第34図(b)の場合は二重コーナー(F、F’及び
G%G’ )であるから、多対のうちの一方のコーナー
を無視して他の一方だけ、即ち、第34図(a)の真の
シームにおけるコーナーと同じ状況のコーナーだけを使
用しなければならない。これが第25図に示した分析オ
ペレーターPOPの機能である。第31Aまたは32A
図から明らかなように、3つのコーナーE% F、Gの
うち、2つのコーナーは例えばEとGなら一線EG上に
整列し、第3のコーナーFはこれと対向する三角形の1
辺に対する垂線FH上に位置する。
E及びGを求めたら線分EGを計算し、線分EGまでの
距1llIFHも計算する。第34図(b)においてF
F’ またはGG’を比較すれば、上記三角形に基づく
アプローチによって二重コーナーが判明する。従って、
分析オペレーターPoPは2つの隣接コーナーのうち、
一方の指示を取り消すことにより第34図(a)に示す
ような概略的な線形状を回復する。
第31A、31B図及び第32A、32B図を参照して
第21図に示した図形ブロックGRF及び分析オペレー
ターPOPの作用を考察する。関数j=f (i)の形
でライン250を介して受信された画素線は第31Aま
たは32A図の図形で見て左から右にむかってマイクロ
コンピュータ−によって読み取られる。例えば第31A
及び31B図の場合、センサーがシームを追跡する(第
11図、ブロックS LC)のと並行して発生するそれ
ぞれの光線条を順次チエツクする図形ヘッダーGRHは
チエツクする特定画素(第31A図)に対してファイル
を開く。即ち、(第31A図に示す)重要な特徴を認識
し、これに関連する情報をファイル中に記憶するためで
ある。第1の動作はコーナー検出(第25図のブロック
CRD)であり、これはC1即ち、既に第28E図に関
連して考察した第2差オペレーターによって検出される
勾配変化率を検出することによって達成される。
これによりコーナーの数が判明する。従って、各コーナ
ーごとに1つずつファイルRAMI、RAM2、RAM
3、RAM4及びRAM5が開かれる。次にこれらのフ
ァイルの特徴を各ファイルごとに詳しく説明する。
先ず、左手に第1のENDが存在する。ファイルRAM
Iにはc=0と共にこのENDの座標、即ち、1=10
、j=250が記憶され、さらに第31B図のRAMI
に示すように、記号” L EFT  END”  (
L−END)及びタイプ(第30図(A)に示すような
E−L)が記憶される。
動作は起点から右にむかって進行し、逆向きのリンクは
存在しないから、システムは次のコーナーを求めて右へ
進む。従って、この第1フアイルから、次のコーナーと
対応する次のファイルの先頭に至る“°順方向リンク”
が存在することになる。
ファイルRAM2はコーナーEを特徴づける勾配変化に
基づくコーナー検出動作中(第25図のCRD)開いて
いる。同時にこのファイルにコーナーEの1=50及び
j=250が記憶される。
ここでブロックCRL (第25図)はコーナーEにつ
いて右ターンがあるか左ターンがあるかを判定する。勾
配検出の結果に照らしてターンは右向きである。ファイ
アルにはこの情報が与えられる。コーナーF (RAM
3)についてもコーナーG(RAM4)についても同様
の動作が行われる。
コーナーE%E7!lζらF、FからG、Gから右端(
RAM5)まで、これらのコーナーが線分で結ばれてい
るか(第31A図)、円弧で結ばれているか(第31B
図)を判定することができ、これは第25図のブロック
LADによって達成される。
簡単なアプローチとして、線分で結ばれている場合を想
定すると、記号(第31B図)はRAMIがL−END
 (左端)、RAM2がRT−TUR’ 2 O N (right turn) ; RA M 3がL
 T −T U RN C1eft turn)  ;
 RA M 4がRT −T U RN (right
 turn);RAM5がR−END (右端)である
。順方向リンク(f 1ink)及び逆方向リンク(r
 1ink)もファイルに記憶され、第31A図の図形
において連続するファイルを左から右へ読むのか、右か
ら左へ読むべきかを示唆する。図形ヘッダーGRHに組
み込まれている図形ポインター(graph ptr)
はセンサーがとのファイルに進むべきかを指示する。同
じく図形ヘッダーに含まれているトラック・ポインタ(
track ptr)は作働端にとって重要なコーナー
、即ち、ターゲットの位置を指示する。
このように識別された図形を標準図形(第25図のコン
パレーターCMP3によるマツチングのためブロックS
GFに送られるブロックSMDのシーム・モデル)とマ
ツチングさせる前に、第25図に示すブロックPOPの
分析オペレーターによる分析プロセスが必要である。即
ち、コーナー検出プロセスの結果として、必要以上のコ
ーナーが提示されるからである。典型的には、プロセス
の進行に従って第1コーナー検出器によって(第34図
(b)のFo及びGoのような)二重コーナーが形成さ
れ、これが光線条画像中に現われる。コーナー分析プロ
セスではコーナー構造アレイが走査され、無関係なコー
ナーが削除される。削除プロセス、即ち、最初のコーナ
ー群を整理してマツチング用の唯一のコーナーを求める
分析は種々の分析法則に従って行うことができるが、好
ましい実施態様としては、分析プロセスにおいて2つの
隣接コーナー間の直線に対するコーナーからの垂直距離
という新しいコーナー属性を計算する。コーナー(第3
1A図のF)から隣接コーナーを結ぶ線分(第31A図
のEG)までの距11f(第31A図のFH)を求める
のである。第2コーナーF’ が第1コーナーFに極め
て近接している第34図のような二重コーナーが存在す
る場合には(2つの隣接コーナーがE、GではなくE、
F’として)線分EF’ までの距離FH’ を求める
当然の結果として距@FH’ は極めて短くなる。
法則として、最短距離以下ならば中間コーナーを無視し
て以後これを使用しない。従って、この場合はコーナー
Fを削除する。残るのはFに極めて近い次のコーナーF
°である。Fは削除されたから、FoからE及びGまで
の距離を計算する。
重コーナーF、F’ がこのように削除されたのちも、
説明のための想定に従ってプロセスが進められる。一般
的な法則として、コーナーごとに距離が極めて短いかど
うか(第34図OFF’ またはGG’ のような場合
にはこれらのコーナ一対のそれぞれ最初のコーラに現わ
れる)を検討し、このようなコーナーを即刻削除し、次
のコーナ一対の一方だけを取り出してこれを計算する。
第33図は5つのコーナー1乃至5(第31B図のRA
M1乃至RAM5に対応)について、図形全体の左から
右へそれぞれのコーナーに基づいて順次記号が作成され
て行く態様を示す。垂直距離は下記式に従って計算され
る ただし、a= (y2−yl)、’ b= (χ2−x
1)、(χ1、yl)及び(χ2、y2)は中央コーナ
ー(χ、y)と隣接するコーナーの座標である。それぞ
れのRAMにh値0.23.200゜18及び0が記憶
される。
X値を計算し、結論が得られ、単純化がなされたら、コ
ーナー記号を割り当てればよい(第31B図のRAMI
、RAM2、RAM3、RAM4及びRAM5)。なお
、方向(図形作成プロセスにおいて左から右へ)を決定
するため、勾配の代りに距離りの符号を利用することが
できる。従って、このような場合にはターン方向(RT
−TU八へNまたはLT−TURN)はhの符号で決定
される。
特定の光線条について得られたデータを記憶させたら、
RAM (第31Bまたは32B図)はij及びhのよ
うな数値属性と、L−END、E−り、LF−TURN
%RT−TURN、f 1ink、 r 1inkのよ
うな記号属性を含むことになる。分析ルーチン完了と同
時にライン260(第25図)を介して出力される結果
はすべての数値属性及び記号属性で画かれた光線条画像
の単純化された図形である。第25図のコンパレーター
CM P 3は記号属性をテスト過程でライン302を
介して基準として出力される標準図形の記号属性とマツ
チングさせる。
図形マツチングプロセスにおいて、標準図形(第25図
のSMD)を各画像(第11図の5LC)から(ライン
260を介して)リアル・タイムで抽出される図形とマ
ツチングさせることによってジヨイントの幾何的特徴が
認識される。このプロセスは(金属板に共通の現象であ
るが)経路沿いの形態変化と、起点、停止点、分岐点が
著しく異なる形態を有するため、1つのジヨイントにい
くつかの異なる表現−が与えられる可能性があることか
ら複雑になる。この問題に対する解決策はそれぞれのジ
ヨイントを任意の数のコーナー図形で記述できるように
することである。各コーナー図形は二重リンク・リスト
の形で一連のコーナー構造を含んでおり、所与のジヨイ
ントに対応するすべてのコーナー図形群を1つにリンク
させることで木構造としてまとめたものを、マツチング
が検出されるまで、あるいはすべての基準を使い果たす
までサンプルと比較する。
単一図形マツチングは標準図形(ライン302)及びサ
ンプル図形(ライン260)に含まれるコーナーを一緒
に走査することによって行われ、図形が標準図形とマツ
チングするには次の条件が満たされねばならない: (
1)双方の図形中に含まれるコーナーの数が同じ; (
2)サンプル中の各コーナーが標準図形中の対応コーナ
ーと同じ記号(ターン方向)を有する: (3)各コー
ナーが同じタイプ(l i n e / l i n 
e 、  a r c / l ine、・・・)であ
る。マツチングテストが逐次性われている間、標準図形
中の追跡特徴コーナー(ターゲット)に出会うと図形ヘ
ッダー(第31B図のGRH)に含まれるサンプル追跡
特徴ポインターがセットされる。
木構造マツチングは木構造に含まれる個々のコーナー図
形についてマツチングが見つかるまで、あるいはすべて
の選択を使い果たすまでマツチングを試みることによっ
て行われる。
マツチングが成立すると、コンパレーターCMP3はゲ
ートGTEを介してライン261からライン262に図
形を送り、図形の数値属性が利用される。どのタイプの
図形が感知下のシームと対応するかをライン267を介
して標準図形に従って判定したら、TR3に進んでター
ゲットの検出、即ち、工具によるジヨイント加工とシー
ム経路位置の検出に関連して重要なコーナーの選択を行
う(RAMに記憶されている(i、j)値のうち、ター
ゲット座標となるもの、即ち、第31A図のコーナーF
を選択する)。
第30図にはRAM (第31Bまたは32B図)に記
憶させることのできる8つの記号属性を示した。これ゛
°左ターン′°または゛右ターン°′属性が追加される
。数値属性はコーナーの水平及び垂直座標(t、j)及
びコーナーの垂直距離九である。
このプロセスではRAMだけでなく、ヘッダーGRH(
第31B図)にも情報が記憶される。記憶される情報は
図形全体に亘る、コーナー以外の3つの属性である。こ
れらはマツチングプロセスのあとに求められる。
その1つは図形中のコーナーの1つを、ターゲットを表
わすコーナーとして規定する追跡特徴であり、このター
ゲットの座標を利用することにより、シーム経路を3−
D空間座標を表わす一連の均質変形座標を作成し、これ
らの変形座標を利用することによりロボット制御関数を
作成する。既に述べたように、コーナー図形ヘッダー(
第31B図のRAM1乃至RAM5)はどのコーナーが
追跡特徴であるかを指示するポインターを含む。
標準図形ではこのポインターがトレーニング(trai
ning)によって初期設定され、サンプル図形ではマ
ツチングが成立するまでゼロである。
図形全体に関する第2の属性はターゲットのコーナー座
標を正確に求めるためラスター・データを使用する場合
、いくつかの発見的方法のうちどの方法を適用すべきか
を規定するターゲット画定コードである。このコードは
個々の標準図形に対するトレーニング(trainin
g)によって初期設定される。
第3の属性はライン260の特定図形にマツチングが成
立した時、制御プロセッサーCPが何をなすべきかを規
定する作用コードである。これらの作用の典型例として
はMOMATCH(エラー状態。
現時点のサンプルから制御ベクトルを発生させない) 
、  MATCI((待ち行列104のために追跡制御
サンプルを発生させる)  :  5TART(ジヨイ
ント開始シーケンスを実行する)  、  5TOP 
 (ジヨイント終結シーケンスを実行する)  ; B
RANCH(新経路への分岐シーケンスを実行する)。
それぞれのジヨイントごとに異なる制御作用が行われる
可能性がある。それぞれの値はトレーニング(trai
ning)によって初期設定される。
以上3つの属性が図形ヘッダーGRH(第31B図)に
追加される。
図形マツチングによってターゲット・コーナーが選択さ
れたら、元のラスター・データを再分析してターゲット
の正確な座標を求める。第25図のブロックCRFがラ
イン263に応答してこの機能を行う。具体的にはライ
ン268を介して標準図形から得られるデータに基づい
て行われる。
基本的な方法としては、線形回帰を利用して方程式をラ
スター・データにフィツトさせる。これによって最小平
均2乗誤差が得られる。公知の線形方程式を利用し、次
に挙げるいくつかの法則の1つに従って正確なターゲッ
ト座標を得る: (1)2木の隣接線分の交差点; (
2)左手または右手“差し金解” (carpente
r’s 5quare 5olution)  (3)
最良の左手フィツトまたは最良の右手フィツト;及び(
4)元のコーナー。第35図は線分L1またはL2、法
線N1垂直線Hがターゲット・ポイントCにおいて交差
する上記法則に対応する4通りの状況を示す。差し金解
は第35図に例示するようなビーム・エツジの丸く摩耗
または剥落したコーナーを対象とするのが普通である。
この段階で第25図のライン246.246゜を介して
得られた情報がブロックGDMに送られこのブロックに
おいて、サンプル図形からライン269を介して受信さ
れる情報に基づいてギャップが測定される。これは(ラ
イン265及び制御プロセッサーCPを介して)ロボッ
トに供給され、ギャップに金属を充填するように溶接プ
ロセスを自動的に調節する距離である。これは“適応充
填“′の名称で知られているが、本発明におけるロボッ
ト制御はフィードフォワード制御であって、理論的には
適応制御ではない。
ターゲット・ポイントの正確な座標が得られたら、本発
明の画像プロセッサーの作用で前記座標が(待ち行列1
04を含む制御プロセッサーCPによってあとで利用さ
れる)カメラ座標系の3−D座標に直接交換される。関
連の方程式は第10図に関連して既に述べた。データ・
ポイントを迅速に変換するためには、水平及び垂直座標
、及び画像座標の限られた変動範囲を分解することによ
って関数探索表を作成する。標準的方法として、下記の
座標変換を行う: (以 下 余 白) この場合、マトリックス乗算を行うには12回の乗算と
8回の加算が必要である。この新しい方法では画像縦座
標JmのZ及びy(第10図)関数と、2及び画像横座
標Inのχ関数を作成する。第10図に関連して既に述
べたように、関数は次のように表わされる: χは第10図に示すようにχ方向のユニット・ベクトル
、nは光線条平面に垂直なユニット・べクトルである。
従って、制約は(χ・n)−〇、ただし符号(・)はベ
クトル・ドツト積を表わす。y及びZは定数を含む画像
縦座標Jmの関数であり、χは同じく定数を含む、画像
横座標の2倍で与えられる。
この方法は専用ハードウェア、埋め込みファームウェア
または汎用ソフトウェアで行うことができる。この方法
には3つの探索表χLUT、yLUT及びzLUT(第
36図)と、第36図の31における1回の乗算が利用
される。ライン400を介してyLUT探索表へ、ライ
ン401を介してzLUT探索表ヘアドレスjが送られ
、ライン402.403を介して座標y及びZがそれぞ
れ出力される。アドレスiχLUT探索表へ送られ、ラ
イン405の出力に、ライン403.406から得られ
るZが乗算される。ライン407に座標χが現われる。
演算のスピードアップのため整数演算が利用されるから
、χの計算はやや複雑になる。従って、χLUT探索表
は正規化(2=1)χ関数の変動範囲を広げるために位
取り因数を必要とする。この位取り因数は変換時に除算
しなければならないが、能率的であるという点では2の
累乗でもよい。表面オリエンテーションのm2X成分に
関しては、もう少し複雑になる。第37図に示すように
、3つの探索表QLUT、少2LUT及びh LUTが
使用され、S6及びS8において2つの加算、S3、S
4、S5、S7において4つの乗算、430において1
つの除算がそれぞれ行われる。S8ではライン410か
ら得られるiにライン411から得られるI m / 
2が乗算される。出力はライン412を介して乗算器S
3に送られる。3つの探索表はライン413及びそれぞ
れに連携のライン414.415.416からアドレス
Jを受信し、ライン420.426及び423をそれぞ
れ介して連携の乗算器S3、S5、S7に出力する。ラ
イン420もライン412と同様に乗算器S3を接続し
、その出力はライン421に現われる。乗算器S4はラ
イン421に応答し、S5はライン426に、S7はラ
イン423にそれぞれ応答する。さらに、ライン417
.418か−らの△jがS4への第2の入力となり、ラ
イン417.419を介してS5へも第2の入力として
供給される。同様に、ライン424からの△iがS7へ
の第2の入力となる。アナログ加算器S6が34からの
ライン422とS7からのライン425を組み合わせて
除数Bを形成し、ライン427がS7から除算器420
に被除数を入力する。このアプローチにより、方程式の
冗長度を考慮したあとのスループットを46%改善する
ことができる。平凡な計算なら28.5相当の加算を必
要とするのに対して、探索表方式では19.5相当の加
算で済む。
この結果、ライン266を介してシーム上の点の位置及
び姿勢:χ、y、z、θ、φ、ψが得られる。次にブロ
ックSCCを考察すると、均買座標変換は4つのベクト
ルから成るマトリックス、であり、1つは位置を示すベ
クトル、残り3つは姿勢を示す直交ユニット・ベクトル
である。既に述べたように、hCtmは相対座標フレー
ムを左下及び右上に付記した記号Tで表わされる。従っ
て、ロボットのワールド座標からシーム・サンプルへの
変換はwTsで表わされる。なお、ここに使用する変分
はシームがS1ワールドがW1工具がt、カメラがCで
ある。
画像プロセッサーはシーム位置の位置オフセット成分を
カメラ座標で直接測定する。これらの値はそのままカメ
ラ−シーム変換値となる。画像プロセッサーは単一フレ
ームから直接m!Xを測定する(扁平面が第9及び10
図に示すようにレンズ主軸に垂直な状態でi軸と並行な
線を投光するように投光器を整列された場合、第38図
、ライン523の画像勾配△j/△iと相関する記のよ
うに計算する: で表わされる面勾配成分がm2Xであり、第38図のラ
イン528を介して得られる)。移動しながらいくつか
のシーム・サンプル位置のサンプルを採収したのち、m
Xy及びm2yをも直接計算する。
これらの値を利用してhctmの姿勢サブマトリ接近ベ
クトル(見)は旦及び旦のベクトル積として計算される
参考のため、光線条の幾何的分析に関する光線条デザイ
ンのためのフォートラン・プログラムを付録に示した。
第38図のフォローチャートは第25図に示した画像プ
ロセッサーの動作全体を図解したものである。ブロック
500はバイブラインから出力される画素線のデータ・
ラスターにおける各列iに対応するj値をリストアツブ
する第28B図図示RAMの典型例であり、インターレ
ーシングの場合、ブロック502はライン501に応答
してライン250の1画素幅線を出力する。次いで、ラ
イン503を介してシステムは504に進み、ここで第
25図のCRDにおいてなされたように、コーナー検出
が行われる。ブロックGRFに含まれるRAM情報につ
ながる第25図のブロックED、LAD及びCRLによ
る予備的図形作成が506において行われる。ライン2
58を介して出力され、第25図に示す分析オペレータ
ーに送される粗面形が図形分析器508において簡略化
され、この簡略化された図形は分析器508からライン
509を通って最終属性計算器510へ送られ、最終的
に属性を決定された図形は計算器510からライン51
1を通ってマツチング段階513へ送られる(ライン5
12から得られる標準図形の木構造に応答してマツチン
グテストが行われる)。なお、感知される光線条画像の
実図形とのマツチングテストに供せられる標準図形は実
図形として得られるマツチング図形と共通の総合的属性
を具えている。これらの属性は標準として選択されたシ
ーム・モデルに基づいてあらかじめ設定される。マツチ
ング513に続き、ライン514を通ってギャップ抽出
515に進み、517においてギャップ・コードがスケ
ールされ、ライン265を介して制御プロセッサーCP
へギャップ・コードが出力される。他方、図形マツチン
グ513に続いて(第25図のCRFにおいて行われる
ように)ターゲット画定520が行われ、ライン521
にターゲット座標iが、ライン522にターゲット座標
jがそれぞれ出力される。画像勾配もライン523を介
して得られる。
次いで、(第25図のCRVで行われるように)524
において1−Dから3−Dへの変換が行われ、ライン5
25.526.527を介して3つの座標χ、y、Zが
それぞれ出力される。画像勾配はy軸に対する傾斜とし
ての面勾配mxy、に変換される。3つの座標は既に述
べたように式:から得られ、これと同時に、全微分dz
及びdχで表面勾配m。が計算され、ライン528を介
して出力される。
こうして得られた情報を組み立ててhct’mとし、シ
ーム・サンプルを形成するシーム変換の基本マトリック
スは; (以 下 余 白) ただし、第18図に関連して既に述べたように、0はカ
メラとシームの間における姿勢ベクトル、見は接近ベク
トル、旦は法線ベクトル、工は位置ベクトルである。ラ
イン525乃至528のデータを利用すれば、マトリッ
クスは下記のようになる: これはブロック529からライン530に現われる出力
である。ここで、制御プロセッサーに対してロボット・
プロセッサーを制御するように指令する前に、シーム座
標をワールド座標に変換しなければならない。その関係
式は: yT’−wTt:tT”II:eamT’ただし、変換
WTt、即ち、工具座標は制御プロセッサーを介してロ
ボット・プロセッサーからライン137に出力される。
変換clllIT8はライン530によってブロック5
32へ人力され、tTcaInはセンサーから工具固定
関数に与えられる。その結果がライン533に現われる
。TSである。
、Ts−WTt 、 t7g であるから、この変換はブロック534において(制御
プロセッサーのライン137からの)ライン533及び
ライン534で行われ、ライン535で時点kに対応す
るWT蓋K)が出力される。
シーム経路座標はライン103゛を介して待ち行列10
4に対して出力される。これに対する通過距離が536
においてすべてのサンプルについて求められ、サンプリ
ングされた場所がライン103を介して待ち行列104
に記憶される。
本発明の好ましい実施例を構成する画像プロセッサーと
の関連でいくつかの特徴を述べたが、同じ目的を達成し
、すぐれた成果をもたらすなら、その他の解決手段もま
た本発明から除外されるものではない。
要約すれば、本発明の画像プロセッサーの特徴を次のよ
うに列記することができる: シーム・サンプル確認の際に考慮される幾何的形状を感
知するセンサー; 光線条画像を処理し、画像信号を1画素幅画像に変換す
るため相互に接続する電子ボードの集合体; 光線条画像を抽象データ構造として表現する方法; 長さ、角度などの数値属性に歪みがあってもマツチング
が得られるようにデータ構造を標準構造とマツチングさ
せる方法; 本質的形態変化を動的かつ非同期的に処理できるように
いくつかの標準モデルのうちのいずれかにマツチングさ
せることがで籾ること;ターゲット位置、ギャップ・サ
イズなどのような正確な数値属性を抽出するため、マツ
チングに関連してデータを正確に解読できること;本発
明の制御プロセッサーの特徴を要約すると次の通りであ
る: ロボットがその作業範囲内の任意の場所へセンサーを移
動させ、シーム起点を検出し、起点が検出されたらロボ
ットを停止させることができるとと; 追跡を開始し、所要の作働端基準オフセットを考慮する
前に、6つの自由度すべてに関しで作働端をシーム起点
に“′センター・アップパするようロボットに指令でき
ること; ロボット経路を更新しながらリアルタイムで行われるフ
ィードフォワード方式による6自由度追跡、動的回復、
及び視覚システムによるロボット経路の外挿処理;及び 本発明のロボット・システムの重要な特徴として制御プ
ロセッサー及び画像プロセッサーを単一のロボット・シ
ステムに組み込んだこと。
以上、好ましい実施例に関して本発明を説明したが、本
発明の重要な構成要件を採用するその他の実施例も本発
明の範囲に含まれる。例えば、産業用ロボットからの指
示経路回復を重要な構成要件として上述したが、本発明
の制御プロセッサーによるフィードフォワード制御は指
示経路が得られる限り、ロボットで行うこともできる。
また、光学センサーを利用するシーム追跡システムにつ
いて述べたが、本発明の制御プロセッサーによって使用
される、工具に先行して感知されるシーム上の不連続な
一連の場所に関するデータを得るため、他の方式の感知
システムを採用することも可能である。工具から一定距
離に位置するようにセンサーを取り付けることも必須条
件ではない。通過距離ごとの感知場所と工具の位置及び
姿勢との相関関係を両者間の特定の関係を考慮して求め
ることも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は公知ロボット・システムを示すブロックダイヤ
グラムである。 i2A、2B及び20図は典型的なジヨイントまたはシ
ームをそれぞれの特徴的断面形状と共に示す斜視図であ
る。 第3図はロボット・システムに対する指示経路の概略図
である。 第4図は指示経路とロボット工具が作業に際して追跡す
べきシームとの間の関係を略伝する説明図である。 第5図は加工すべきジヨイント溝に対する工具の位置及
び姿勢を決定するパラメーターを示す斜視図である。 第6図は工具姿勢のワールド座標系における座標軸を示
す斜視図である。 、第7図はフィードバック・アプローチを利用するシー
ム追跡系と共にロボットの制御系を示すブロックダイヤ
グラムである。 第8図は記憶されている指示経路に基づくロボット・シ
ステムの動作を示すブロックダイヤグラムである。 第9図は投光してジヨイントに光線条を形成し、これを
カメラが捕捉し、自動追跡システムによるシーム経路検
出の際に前記光線条がさらに処理されるように構成され
た光学センサーの斜視図である。 第10図は光学系及び光線条の三角測量分析用幾何パラ
メーターを示す説明図である。 第11図は光学系とロボット・システムとの接続関係を
本発明の画像プロセッサー及び制御プロセッサーと共に
示すブロックダイヤグラムである第12図は第11図の
制御プロセッサーによるロボット・システムフィードフ
ォワード制御の態様を示すブロックダイヤグラムである
。 第13A−13D図は第11及び12図の制御プロセッ
サーの動作を説明するためのブロックダイヤグラムであ
る。 第14A図は本発明の制御プロセッサーの作用下に行わ
れる産業用ロボットの制御シーケンスの各サイクルにお
ける、3チツク移動する工具のシーム上における外挿位
置と共に、シーム経路及び回復された指示経路を略伝す
る説明図である。 第14B図はシームまたはジヨイントに沿って光学セン
サーが通過距離との関連で位置感知し、第14A図の外
挿位置における通過距離を夾叉する通過距離サンプルを
識別する態様を示す説明図である。 第15図は工具の外挿位置に対応する通過距離に応答す
る夾叉通過距離サンプルの選択と、第13C図において
誤差計算と産業用ロボットに対する制御指令の作成に利
用される前記位置に対応の工具座標を求めるための連続
的補間をアナログ形式で示すブロックダイヤグラムであ
る。 以下余白 第16図はシーム経路を、それぞれが線形関数に近似す
る連続区間に分割する態様を示す説明である。 第17図は第16図の作用が実行される態様を示すブロ
ックダイヤグラムである。 第18図は本発明に従って補間ではなくモデリングを行
うように修正された形で示す第13C図のブロックダイ
ヤグラムである。 第19図は第16図と同様に、第17図の方法で区分さ
れたシーム経路を第18図における制御動作と相関させ
て示す説明図である。 第20図は工具よりも前方に位置するようにセンサーを
工具に取り付けた場合、現在位置における工具の姿勢が
センサーをシーム上に位置させるような姿勢でなければ
ならないことを示す説明図である。 第21図はセンサーが有効に感知するためにはシーム経
路平面における工具からセンサーまでの距離がシーム経
路に対する弦に相当しなければならないことを示す説明
図である。 第22図は補正すべきヨーイング角度を第21図の弦で
画定するシーム平面に射影されたセンサーから工具まで
の光学的距離を示すベクトル図である。 第23図はシーム追跡システムとして使用される画像プ
ロセッサー全体を、本発明の画像プロセッサーにおいて
使用されるマイクロコンピュータ−によってモニターさ
れ、かつ制御されて感知シームの光線条面像の一方のエ
ツジを表わす画素線を形成すると共にロボット制御のた
め制御プロセッサー(CP)が必要とするシーム経路座
標を出力するデジタル・バイブライン及びそのソリッド
ステート・デバイスと共に示すブロックダイヤグラムで
ある。 第24図は第23図のブロックダイヤグラムの詳細図で
ある。 第25図は第13A乃至13D図の制御プロセッサー(
CP)と接続した状態で示す画像プロセッサー(I P
)全体のブロックダイヤグラムである。 第26A図は光線条の下方エツジに位置するマスクまた
はカーネルを特徴づける10通りの状況を示す説明図で
ある。 第26B図は第26A図の10通りの状況とは異なる3
つの状況を示す説明図である。 第27図は第26A及び26B図の13通りの状況のそ
れぞれに対応する画素マスクのコーディングを示す表で
ある。 第28A乃至28D図は本発明の画像プロセッサーによ
り画素線を2画素幅から1画素幅に細めながら、パイプ
ライン画像を2−Dから1−Dに変換する段階を示すグ
ラフである。 第28E図は第25図に示すコーナー検出用不連続第2
微分オペレーターの動作を示すグラフである。 第29図は本発明の画像プロセッサーによる画素線によ
って特徴づけられる6通りのシーム形状を示す簡略図で
ある。 第30図は本発明の画像プロセッサーによる画素線の形
状を特徴づけるコーナーと隣接リンクとの間に考えられ
る8通りの幾何的関係を示す簡略図である。 第31A図は典型的な画素線プロフィルである第31B
図はこれに対応する光線条画像コーディングである。 第32A図は他の典型的な画素線プロフィルである。 第32B図はこれに対応する光線条面像のコーディング
である。 第、33図は第31A、31B、32A、32B図との
関連において、特定の場合の画素線形状を翻訳するコー
ナー図形の展開である。 第34図は画素線上に識別される擬似コーナーを例示す
る説明図である。 第35図は本発明の画像プロセッサーによって可能とな
るターゲット画定の5例を示す説明図である。 第36図は画像の1−D→3−D変換を示すブロックダ
イヤグラムである。 第37図は第11.12及び13A乃至13D図の制御
プロセッサーにシーム経路位置サンプル・データを供給
するための画像プロセッサーによるパターン認識、中心
点抽出及び座標検出動作を示すフローチャートである。 出願人:  ウエスチングへウス・エレクトリック・コ
ーポレーション化 理 人:加 藤 紘 一部(ばか1
名)゛遣 「 手続補正書(方式) 1.事件の表示 昭和63年特許願332772号 2、発明の名称 ロボット制御方法及びシステム 3、補正をする者 事件との関係

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)画像プロセッサー(IP)と連携する光学的シー
    ム追跡システムの前方感知型センサー(SNS)の後方
    で作働端(TL)をリアルタイムで制御するロボット制
    御システムであつて、作働端の現在位置に応答してこれ
    に対応するシーム場所に基づくフィードフォワード制御
    により作働端を予想位置にむかって制御する制御プロセ
    ッサー(CP)を含むことと、画像プロセッサー(IP
    )がシーム上において順次感知される場所(Ss(k)
    )を指示するのに対して、制御プロセッサー(CP)が
    このような感知場所をセンサーの起点からの通過距離と
    相関させ、かつ作働端が順次占める位置を作働端の起点
    からの通過距離と相関させることと、前記対応のシーム
    場所が画像プロセッサー(IP)から得られる感知場所
    及び前記予想位置に対応する通過距離に基づいて制御プ
    ロセッサーによって検出されることと、前記予想位置が
    制御プロセッサー(CP)によりロボットの指示経路上
    の外挿通過距離と相関させられ、前記対応のシーム場所
    が前記外挿通過距離の関数として前記感知場所から求め
    られることと、前記感知されたシーム場所が通過距離の
    不連続関数をシーム・モデル(MD1−MD4)として
    定義する共通の増分特性に従い制御プロセッサーによっ
    て分類されることと、制御プロセッサーが前記外挿通過
    距離を利用して前記シーム・モデルから前記対応のシー
    ム場所を求めることを特徴とするロボット制御システム
  2. (2)複数の前記シーム・モデル(MD1−MD4)が
    制御プロセッサーにより作働端の前方に順次形成され、
    有効シーム・モデルが前記外挿通過距離の関数として制
    御プロセッサーによって検出されることを特徴とする請
    求項第(1)項に記載のシステム。
  3. (3)前記共通の増分特性が前記不連続関数の勾配であ
    ることを特徴とする請求項第(2)項に記載のシステム
  4. (4)前記共通の増分特性が前記不連続関数の勾配変化
    であることを特徴とする請求項第(2)項に記載のシス
    テム。
  5. (5)指示経路に対する現在位置から、連続の対応シー
    ム場所に基づいて作働端をフィードフオワード制御し、
    前記作働端現在位置との関連で制御プロセッサー(CP
    )が前記指示経路を回復し、前記外挿作働端位置を前記
    現在位置から検出して前記予想通過距離を求め、前記対
    応のシーム場所に基づいて得られる前記回復された指示
    経路との誤差(D(k))をフィードフォワード制御に
    利用することを特徴とする請求項第(1)項に記載のシ
    ステム。
  6. (6)前記フィードフォワード制御が周期的に行われ、
    新しい作働端位置及び外挿位置ごとに通過距離が制御プ
    ロセッサーによって求められ、記憶されることを特徴と
    する請求項第(5)項に記載のシステム。
  7. (7)前方感知型センサーが作働端から所定の距離に設
    けられ、作働端位置及び感知シーム場所に対応する通過
    距離が前記所定距離との関連で与えられることを特徴と
    する請求項第(6)項に記載のシステム。
  8. (8)指示経路に対する誤差を補正する制御信号で作働
    端を繰り返し制御するロボット・コントローラ(RB)
    と、 作働端よりも所定距離だけ前方のシーム上に順次現われ
    る場所において感知されるシームの不連続な形態を表わ
    す2−D光線条画像(SLC)を繰り返し求める前方感
    知型光学センサー(SNS)を有するシーム・センサー
    視覚システムと、前記光線条画像のそれぞれをリアルタ
    イムで処理することにより各画像ごとにそれぞれの感知
    場所の座標を表わす第1信号(121、125)を得る
    画像プロセッサー(IP)と、 作働端現在位置を示す第2信号(128)及び前記第1
    信号に応答して作働端現在位置とこれに対応する感知場
    所との間の誤差を表わす前記制御信号(129、133
    )を出力する制御プロセッサー(CP)を含むロボット
    ・システムの作動方法であって、 前記制御プロセッサーが作働端より前方で シーム感知プロセス開始からの通過距離の 関数として前記第1信号座標を記憶し、か つ分類し(104)、 前記第1信号座標を共通の代数的特性(6 1、58)に従って分類することによりそ のシーム・モデル表現を形成し、 前記シーム・モデル(MD1−MD4)の 表示値を、感知された場所の順序に記憶し 前記制御プロセッサーが 前記制御信号及び前記第2信号に応答して 作働端の起点からの通過距離を繰り返し計 算し、かつ記憶し、 作働端現在位置を示す前記第2信号及び作 働端位置ぎめのための前記制御信号により 、回復指示経路を表わす位置を順次求め、 前記回復指示経路上の通過位置から予想位 置まで所定量を外挿し、 前記作働端のそれまでの通過距離から予想 される通過距離まで前記所定量を外挿し、 前記予想される通過距離(123)に対応 するシーム・モデルで対応の感知場所の座 標(125)を、従って、前記第1信号を 求め、 前記第1及び第2信号から得られた制御信 号に応答してロボット・コントローラをフ ィードフォワード制御することを特徴とす るロボット・システム作動方法。
  9. (9)前記シーム・モデルが共通の代数的特性として勾
    配及び勾配変化の少なくともいずれか一方を含むことを
    特徴とする請求項第(8)項に記載の方法。
  10. (10)指示経路に従いシーム沿いに作働端を制御する
    ロボット・コントローラと、作働端の前方でシームを感
    知し、シーム上に逐次感知される不連続な場所を表わす
    データを求めるセンサー・システムを含むシーム追跡装
    置制御システムと、前記センサー・システム及び前記ロ
    ボット・コントローラに応答して作働端位置とこれに対
    応する感知場所との間の誤差を表わす制御信号を求める
    制御プロセッサーを含み、前記制御信号に応答して前記
    ロボット・コントローラが作働端を制御するロボット・
    システムであって、 前記ロボット・コントローラに応答し、かつ前記制御プ
    ロセッサーと連携して2つの連続する感知場所間の距離
    を順次計算し、前記距離を累算して最後に感知された場
    所までの通過距離を繰り返し計算し、それぞれが個々の
    通過距離を表わすサンプルを順次求めてシーム上の各感
    知場所を識別する手段と、 前記サンプルと対応する前記感知場所のそれぞれについ
    てセンサー・システムが求めた座標を表わすデータを前
    記サンプルの順序に記憶する探索表手段と、 制御プロセッサーが共通の代数的特性に従って前記記憶
    された座標を直ちに分類してシーム・モデル(MD1−
    MD4)を形成することと、前記制御プロセッサー内に
    あって前記作働端の現在位置及び先行位置に順次応答し
    てこの両者から外挿して予想位置を求め、この予想位置
    までの予想通過距離を求める手段と、 前記制御プロセッサー内にあって前記探索表と協働する
    ことにより作働端の前記予想通過距離を前記記憶手段の
    対応サンプルと相関させてシーム上に予想される作働端
    位置の対応座標を求める手段と、 前記制御プロセッサー内にあって前記対応座標に基づき
    現時点の制御信号を求めるコンパレーター手段と、 制御プロセッサーが前記現時点制御信号でロボット・コ
    ントローラを制御することにより、作働端を前記予想通
    過距離によって与えられる新しい位置にむかってフィー
    ドフォワード制御することと、 作働端位置とこれに対応する感知シーム場所との間の誤
    差が第1信号として制御プロセッサーから周期的にロボ
    ット・コントローラへ伝送され、これに応答してロボッ
    ト・コントローラが指示経路に従って作働端を同時に制
    御することで前記誤差が補正されることと、 前記作働端に対する周期的制御に続いて、ロボット・コ
    ントローラが制御プロセッサーに現在位置を表わす第1
    信号を周期的に送ることと、制御プロセッサーが前記第
    1及び制御信号と共に、回復された指示経路を特徴づけ
    る対応現在位置を表わす第2信号を周期的に出力するこ
    とと、前記外挿手段が前記回復された指示経路上の現在
    及び先行位置に対応する連続する前記第2信号と共に、
    前記回復された指示経路上の外挿位置を表わす第3信号
    を出力することと、 前記シーム・モデルが前記第3信号に応答して対応のシ
    ーム場所を表わす第4信号を形成することと、 前記コンパレーター手段が前記第3及び第4信号に応答
    して前記現時点制御信号を出力することを特徴とするロ
    ボット・システム。
  11. (11)連続して得られた感知シーム場所間の所定の最
    小勾配変化に応じて前記感知シーム場所が分類されるこ
    とを特徴とする請求項第(3)項に記載のシステム。
  12. (12)前記共通の増分特性が最小2乗エラー・ライン
    方法に従つて制御プロセッサーにより、順次感知される
    シーム場所から求められることを特徴とする請求項第(
    11)項に記載のシステム。
  13. (13)所定の最小勾配変化が円形シーム経路を示すも
    のとして順次検出されることを特徴とする請求項第(1
    1)項に記載のシステム。
  14. (14)作働端現在位置に対応する姿勢ベクトルoが制
    御プロセッサーにより通過距離の関数として、かつ有効
    シーム・モデルとの関連において順次求められ、制御の
    ための作働端子想位置及び予想姿勢が前記予想通過距離
    との関連において前記シーム・モデルから求められるこ
    とを特徴とする請求項第(11)項に記載のシステム。
  15. (15)シーム・センサーの動作を、シームに対して作
    働端を制御するロボット・システムの動作と組み合わせ
    る方法であって、 作働端よりも前方のシーム上の不連続な場所を逐次感知
    しながら、前記シーム場所のそれぞれにおけるシーム座
    標を表わすデータを最初のシーム場所からの通過距離の
    関数として記憶し、 通過距離の関数として前記シーム場所の座標を表わすモ
    デルを形成するため、前記記憶データをモデリングし、 不連続な作働端位置にそれぞれ対応する作働端座標をロ
    ボット・システムから求め、 最初の作働端位置から個々の作働端位置までの通過距離
    を前記作働端座標から繰り返し計算し、現在及び先行作
    働端位置から、現在位置からの予想作働端通過距離にお
    ける予想作働端位置を外挿し、 前記予想作働端通過距離に作働端の座標を前記モデルか
    ら求め、 前記モデルから得た作働端座標に基づいてロボット・シ
    ステムを制御する段階から成ることを特徴とする前記方
    法。
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