JPH0221025A - 磁気軸受の制御装置 - Google Patents
磁気軸受の制御装置Info
- Publication number
- JPH0221025A JPH0221025A JP16934188A JP16934188A JPH0221025A JP H0221025 A JPH0221025 A JP H0221025A JP 16934188 A JP16934188 A JP 16934188A JP 16934188 A JP16934188 A JP 16934188A JP H0221025 A JPH0221025 A JP H0221025A
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- Japan
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- circuit
- rotary shaft
- pass filter
- rotating shaft
- magnetic bearing
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- Pending
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 17
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 4
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 abstract description 2
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 abstract description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000003313 weakening effect Effects 0.000 description 1
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- Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、磁気軸受の制御装置の改良に関する。
(従来の技術)
従来、分子ターボポンプの回転軸あるいは精密工作機械
の主軸のようにいわゆる超高速回転する回転軸の軸受と
して磁気軸受が用いられている。
の主軸のようにいわゆる超高速回転する回転軸の軸受と
して磁気軸受が用いられている。
この磁気軸受は一対の電磁石間に回転軸を磁力により浮
上保持されている。また、その浮上位置の調整は位置セ
ンサにより検出し、その検出信号を基に電磁石の励磁電
流をフィードバック制御して行われている。
上保持されている。また、その浮上位置の調整は位置セ
ンサにより検出し、その検出信号を基に電磁石の励磁電
流をフィードバック制御して行われている。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、上記従来の磁気軸受の制御装置にあって
は、位置センサの検出信号を基にフィードバック制御す
るように構成されているが、回転軸の固有振動数を考慮
して制御していないために制御不能に陥ることがあった
。
は、位置センサの検出信号を基にフィードバック制御す
るように構成されているが、回転軸の固有振動数を考慮
して制御していないために制御不能に陥ることがあった
。
すなわち、回転軸はその固有振動数により所定の回転数
に達したときに共振現象を呈する。第4図には回転軸の
周波数特性、いわゆるスティフネスの一例が示されてい
る。この図から明らかなように所定の回転数f。以上に
なるとその回転軸固有の複数の共振点を示すことを示し
ており、回転軸がこの共振点の周波数で回転されると、
その回転軸は振動し制御不能になるとともに、異常音を
発生しついには回転不能に陥ってしまう。
に達したときに共振現象を呈する。第4図には回転軸の
周波数特性、いわゆるスティフネスの一例が示されてい
る。この図から明らかなように所定の回転数f。以上に
なるとその回転軸固有の複数の共振点を示すことを示し
ており、回転軸がこの共振点の周波数で回転されると、
その回転軸は振動し制御不能になるとともに、異常音を
発生しついには回転不能に陥ってしまう。
このような制御不能を回避するために制御回路にローパ
スフィルタを設けて高周波を除去した後、ノツチフィル
タで所定の周波数のゲインを低下させて共振点近傍の制
御力を弱める方法も考え゛られるが、所望の周波数帯域
でゲインを低下させる安定したノツチフィルタを簡単に
得ることは困難で、またこのようなノツチフィルタを得
ようとすると回路が複雑化し高価になり実用的でないと
いう不都合がある。
スフィルタを設けて高周波を除去した後、ノツチフィル
タで所定の周波数のゲインを低下させて共振点近傍の制
御力を弱める方法も考え゛られるが、所望の周波数帯域
でゲインを低下させる安定したノツチフィルタを簡単に
得ることは困難で、またこのようなノツチフィルタを得
ようとすると回路が複雑化し高価になり実用的でないと
いう不都合がある。
(発明が解決しようとする課題)
本発明は、制御回路にWI即な回路を付加するだけで共
振現象を防止することを目的として鋭意研究の結果なさ
れたもので、その構成は回転軸を浮上保持する電磁石と
、前記回転軸の半径方向の位置を検出するセンサと、該
センサの出力信号を処理する位置検出回路と、該検出回
路の位置検出信号を処理する補償回路と、該補償回路の
出力信号で前記電磁石の励磁電流を制御する電磁駆動回
路とを具備し、前記回転軸を所定位置に浮上保持するよ
うにした磁気軸受の制御装置において、前記補償回路と
電磁駆動回路との間に二次以上のローパスフィルタと比
例回路とを並列に接続するとともにこれらからの出力信
号を加算する加算回路を介在させたことを特徴とするも
のである。
振現象を防止することを目的として鋭意研究の結果なさ
れたもので、その構成は回転軸を浮上保持する電磁石と
、前記回転軸の半径方向の位置を検出するセンサと、該
センサの出力信号を処理する位置検出回路と、該検出回
路の位置検出信号を処理する補償回路と、該補償回路の
出力信号で前記電磁石の励磁電流を制御する電磁駆動回
路とを具備し、前記回転軸を所定位置に浮上保持するよ
うにした磁気軸受の制御装置において、前記補償回路と
電磁駆動回路との間に二次以上のローパスフィルタと比
例回路とを並列に接続するとともにこれらからの出力信
号を加算する加算回路を介在させたことを特徴とするも
のである。
(作用)
本発明は、補償回路からの信号が二次以上のローパスフ
ィルタおよび比例回路で並列処理されたのち加算され、
共振点以上ではゲ、インが低下し、電磁石の励磁電流の
制御力が弱められるように作用する。
ィルタおよび比例回路で並列処理されたのち加算され、
共振点以上ではゲ、インが低下し、電磁石の励磁電流の
制御力が弱められるように作用する。
(実施例)
以下、図示の実施例に基づいて説明する。
第1図は本発明装置の一実施例を示すブロック図であっ
て、1は磁気軸受本体であり、その概略は第2図に示さ
れている。すなわち、回転軸10は所定間隔離れて対向
して設けられた電磁石11a、11b間に設けられ、こ
れら電磁石11a。
て、1は磁気軸受本体であり、その概略は第2図に示さ
れている。すなわち、回転軸10は所定間隔離れて対向
して設けられた電磁石11a、11b間に設けられ、こ
れら電磁石11a。
11bに巻回された励磁コイル12a、12bにより発
生する磁力で浮上保持され、さらに図示しない回転i構
により回転されている。
生する磁力で浮上保持され、さらに図示しない回転i構
により回転されている。
2は位置検出回路であって、回転軸10の半径方向に所
定間隔離れて設けられた一対のセンサ13a、13bか
らの検出信号を入力して回転軸10の位置を検出してい
る。このセンサ13a、13bは周知のインダクタンス
型センサであって、位置検出回路2ではこれら両センサ
13a、13bをブリッジ回路の構成要素とし、回転軸
10の変位に対応した検出信号が補償口#13へ送出さ
れている。
定間隔離れて設けられた一対のセンサ13a、13bか
らの検出信号を入力して回転軸10の位置を検出してい
る。このセンサ13a、13bは周知のインダクタンス
型センサであって、位置検出回路2ではこれら両センサ
13a、13bをブリッジ回路の構成要素とし、回転軸
10の変位に対応した検出信号が補償口#13へ送出さ
れている。
補償回路3は従来の制御回路に該当するものであって、
図示しない基準位置信号発生器からの基準位置信号と位
置検出回路2がらの検出信号とを比較回路により比較し
て比較信号を得るとともに、この比較信号が発振しない
ように信号処理回路で信号処理されている。
図示しない基準位置信号発生器からの基準位置信号と位
置検出回路2がらの検出信号とを比較回路により比較し
て比較信号を得るとともに、この比較信号が発振しない
ように信号処理回路で信号処理されている。
信号処理回#I3からの出力、すなわち比較信号′は二
次ローパスフィルタ4および比例回路5へ送出された後
、これらからの出力信号は加算回路6で加算された後電
磁駆動回路7へ送出される。
次ローパスフィルタ4および比例回路5へ送出された後
、これらからの出力信号は加算回路6で加算された後電
磁駆動回路7へ送出される。
二次ローパスフィルタ4は、その周波数特性が所定周波
数でそのゲ、インが立上った後急激に減少する特性を有
するとともに、−力比例回路5は比例増幅器から構成さ
れて一定のゲインを有する特性を有している。従って二
次ローパスフィルタ4と比例回!!!Ii5の信号が加
算回路6で加算された後の周波数特性、すなわちその伝
達関数は第3図に示すように表わされる。なお、この伝
達関数は回転軸10の固有振動数である周波数foでゲ
、インが低下するように二次ローパスフィルタが調整さ
れている。
数でそのゲ、インが立上った後急激に減少する特性を有
するとともに、−力比例回路5は比例増幅器から構成さ
れて一定のゲインを有する特性を有している。従って二
次ローパスフィルタ4と比例回!!!Ii5の信号が加
算回路6で加算された後の周波数特性、すなわちその伝
達関数は第3図に示すように表わされる。なお、この伝
達関数は回転軸10の固有振動数である周波数foでゲ
、インが低下するように二次ローパスフィルタが調整さ
れている。
電磁駆動回路7は従来と同様に比較信号に応じて励磁コ
イル12a、12bへ励磁電流を供給するように構成さ
れている。従って、励磁電流制御は第3図の伝達関数か
ら明らかなように、回転軸10の固有振動数fo以上で
はゲインが低下するため、その制御割合は低下し、回転
軸10の共振を効果的に防止することができる。
イル12a、12bへ励磁電流を供給するように構成さ
れている。従って、励磁電流制御は第3図の伝達関数か
ら明らかなように、回転軸10の固有振動数fo以上で
はゲインが低下するため、その制御割合は低下し、回転
軸10の共振を効果的に防止することができる。
また、電磁石駆動回路7がスイッチングレギエレータか
ら構成されて電圧制御される場合は、二次ローパスフィ
ルタ4で高周波ノイズが除去されるため、回転軸の異常
振動のない効果的な制御を行うことができる。このため
本特許請求の範囲の励磁電流の制御というときはこのよ
うに電圧制御も含むと理解しなければならない。
ら構成されて電圧制御される場合は、二次ローパスフィ
ルタ4で高周波ノイズが除去されるため、回転軸の異常
振動のない効果的な制御を行うことができる。このため
本特許請求の範囲の励磁電流の制御というときはこのよ
うに電圧制御も含むと理解しなければならない。
なお、上述した実施例ではローパスフィルタを二次ロー
パスフィルタとしたがこれの代わりに三次またはそれ以
上のローパスフィルタを用いるようにしても良い。
パスフィルタとしたがこれの代わりに三次またはそれ以
上のローパスフィルタを用いるようにしても良い。
(効果)
本発明は、上述のように制御回路に二次以上のローパス
フィルタと比例回路を並列に接続して処理した後加算す
るように構成したので、回転軸の共振点以上の励磁電流
制御力を弱め、発振のない円滑な回転軸制御ができる効
果がある。
フィルタと比例回路を並列に接続して処理した後加算す
るように構成したので、回転軸の共振点以上の励磁電流
制御力を弱め、発振のない円滑な回転軸制御ができる効
果がある。
第1図は本発明装置の一例を示すブロック図、第2図は
磁気軸受本体の該略図、第3図は加算回路の伝達関数を
示すグラフおよび第4図は回転軸の周波数特性を示すグ
ラフである。 1・・・磁気軸受本体 2・・・位置検出回路 3・・・補償回路 4・・・二次ローパスフィルタ 5・・・比例回路 6・・・加算回路 7・・・電磁駆動回路 10・・・回転軸 11a、 11b−電磁石 13a、13b・−センサ
磁気軸受本体の該略図、第3図は加算回路の伝達関数を
示すグラフおよび第4図は回転軸の周波数特性を示すグ
ラフである。 1・・・磁気軸受本体 2・・・位置検出回路 3・・・補償回路 4・・・二次ローパスフィルタ 5・・・比例回路 6・・・加算回路 7・・・電磁駆動回路 10・・・回転軸 11a、 11b−電磁石 13a、13b・−センサ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、回転軸を浮上保持する電磁石と、前記回転軸の半径
方向の位置を検出するセンサと、該センサの出力信号を
処理する位置検出回路と、該検出回路の位置検出信号を
処理する補償回路と、該補償回路の出力信号で前記電磁
石の励磁電流を制御する電磁駆動回路とを具備し、前記
回転軸を所定位置に浮上保持するようにした磁気軸受の
制御装置において、 前記補償回路と電磁駆動回路との間に二次以上のローパ
スフィルタと比例回路とを並列に接続するとともにこれ
らからの出力信号を加算する加算回路を介在させたこと
を特徴とする磁気軸受の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16934188A JPH0221025A (ja) | 1988-07-07 | 1988-07-07 | 磁気軸受の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16934188A JPH0221025A (ja) | 1988-07-07 | 1988-07-07 | 磁気軸受の制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0221025A true JPH0221025A (ja) | 1990-01-24 |
Family
ID=15884764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16934188A Pending JPH0221025A (ja) | 1988-07-07 | 1988-07-07 | 磁気軸受の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0221025A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016031369A (ja) * | 2014-07-28 | 2016-03-07 | エスカエフ・マニュティック・メシャトロニク | アクティブ磁気軸受の改良された位置検出装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62258221A (ja) * | 1986-05-02 | 1987-11-10 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 磁気軸受の制御方式 |
JPS63140639A (ja) * | 1986-12-03 | 1988-06-13 | Seiko Seiki Co Ltd | 磁気軸受制御装置 |
-
1988
- 1988-07-07 JP JP16934188A patent/JPH0221025A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62258221A (ja) * | 1986-05-02 | 1987-11-10 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 磁気軸受の制御方式 |
JPS63140639A (ja) * | 1986-12-03 | 1988-06-13 | Seiko Seiki Co Ltd | 磁気軸受制御装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016031369A (ja) * | 2014-07-28 | 2016-03-07 | エスカエフ・マニュティック・メシャトロニク | アクティブ磁気軸受の改良された位置検出装置 |
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