JPH02208815A - 磁気記録再生装置の回転ヘッド装置 - Google Patents

磁気記録再生装置の回転ヘッド装置

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JPH02208815A
JPH02208815A JP2739389A JP2739389A JPH02208815A JP H02208815 A JPH02208815 A JP H02208815A JP 2739389 A JP2739389 A JP 2739389A JP 2739389 A JP2739389 A JP 2739389A JP H02208815 A JPH02208815 A JP H02208815A
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JP
Japan
Prior art keywords
head
tape
drum
rotary drum
head base
Prior art date
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Pending
Application number
JP2739389A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriaki Masuda
益田 憲明
Masanori Kawachi
河内 正範
Hideaki Idei
出井 秀明
Hidekazu Takeda
秀和 武田
Shinya Fujimori
晋也 藤森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気記録再生装置の回転ドラム部に係り、特
にテープ・ヘッドコンタクト確保に好適な回転ドラム形
状に関する。
〔従来の技術〕
従来の装置は、時開111863−78314号公報に
記載のようにテープ・ヘッドコンタクト確保のためにヘ
ッド支持部材を駆動し、ヘッドのあおりを周期的に変化
させる駆動装置を備えた構成となっていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、低コスト、小形化、低消費電力の点に
ついて配慮がされていなかった。
すなわち、ヘッド駆動部材、駆動装置を要するため部品
、組立、調整によるコスト増加及び、ドするため消費電
力が犬となり小形、ポータプル機器には、不適となる問
題点があった。
本発明の目的は、簡易な構成で低コスト化を達成シ、安
定したテープ、ヘッドコンタクトを確保することにある
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、ヘッドのギャップ部がテープ上端側に偏奇
するようにヘッド姿勢を設定することにより達成される
〔作用〕
ヘッドのギャップ部がヘッド走査方向に対し、垂直な方
向に、ややテープ上端方向に偏奇させる構成とした。
ヘッド走査時、ドラム入側部のテープは、ヘッドにより
逃げ方向の面外変形を生ずる。
特にテープ下端方向の逃げ変形が大となる。
しかし、テープの逃げ方向にヘッドギャップ部が配置さ
れているためテープとヘッドギャップ部の接触は保持さ
れるため安定したヘッド出力を得ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図から第16図を用いて説
明を行なう。第1図は、本発明に基づくドラムの縦断面
図を示したものである。
最初に部品名を説明する。1は、回転ドラム、2は、回
転軸、3は、固定ドラム、4と5は、軸受、6と7は、
ロータリトランス、8はディスク、9は、ヘッドベース
、10は、ヘッド、11は、段差11iI!I用ネジ、
12 、13は、固定ネジ、14は、FGコイル、15
は、FGマグネッ)、16d、マグネットホルダ、17
は、モータマグネット、18は、モータコイルホルダ、
19は、コイル、加は、止めネジ、を示したものである
。次に、構成と動作について説明する。
回転軸2に圧入されたディスク8と止めネジ20により
回転軸2に固定されているマグネットホルダlθは、固
定ドラム3に圧入された軸受4と5の周りに回転可能で
ある。回転ドラム1の回転を一定に保つFG部は、固定
ドラム3の下面に貼り付けられたFGコイル14と分極
着磁されたFGマグネット15により構成される。(信
号出力端子は、図示しない) 又、回転ドラム1を回転駆動するモータ部は、モータコ
イルホルダ18に固定されたコイル19とマグネットホ
ルダ16に固定されたモータマグネット17により構成
され、コイル19に所定の電流を流すことにより(入力
信号線は、図示しない)回転駆動力が発生する。
テープ上に記録再生を行なう信号の伝達部は、ロータリ
トランス6と7により構成される。
6は、ロータ側であり、7は、ステータ側である。ロー
タリトランス6は、ディスク8に固定され、ロータリト
ランス7は、固定ドラム3に固定され、6と7は、数十
ミクロンの間隔となるよう設定される。
回転ドラム1は、複数個の固定ネジ13(1個のみ図示
する)Kよりディスク8に締結される。ヘッドlOは、
ヘッドベース9の先端に接着され、固定ネジ12により
回転ドラム1に締結される。段差調整用ネジ11は、ヘ
ッドベース9を押圧するように作用し、ヘッドベース9
の弾性変形によりヘッド高さの調整を可能とする。(第
2図で詳細に説明する。)尚、固定ドラム3には、テー
プを案内規制する案内段(リードと称す)3−aが設け
られており、テープはこのリードに沿って巻装し、走行
する。(ただし、テープ装架状態は図示しない。) 本発明の特徴は、ヘッドベース9と接触する回転ドラム
1のヘッドベース取付面が、回転ドラム外周に向って傾
斜している点にある。以下第2図を用いて、ヘッドベー
ス9の取付状態について詳細に説明する。
ヘッド10は、ヘッドベース9の先端に接着され、ヘッ
ドベース9は、ネジ12により回転ドラム1に固定され
る。ヘッドベース9は、段差調整用ネジ11により入方
向にのみ変位可能な構成となっている。ヘッドベース9
の回転ドラム1への固定時の取付姿勢は、回転ドラムの
回転面(第1図中の回転軸2に対して垂直な面に対し、
θだけ傾いた面(図中上方向)となるように初期設定さ
れる。
次に、第3図を用いてヘッド10の高さ調整法について
説明する。第3図は、ヘッド10をヘッドベース9に貼
り付け、回転ドラム1にネジ止めした時のへラド10の
高さずれδを模式的に示したものである。(図中のδは
、2個のヘッド10のギャップ部下エツジの高さ方向の
ずれを意味する。)ヘッド10の高さ方向のずれは、ヘ
ッド10の貼り付は時の接着剤(図示せず)の厚みむら
、ヘッド厚さのばらつき、ヘッドベースの厚みばらつき
により必ず、高さずれδが生ずる。
この高さずれδを0とするための、ヘッド高さ調整法を
第4図、第5図、第6図を用いて説明する。第4図は、
ヘッド高さの俟式図、第5図は、ヘッドベース9を単に
固定ネジ12で取り付けた時のドラムの縦断面図を示し
たものである。
第6図は、ヘッド段差調整用ネジ11で下方向に変位さ
せた状態を示す。回転ドラムIKは、ネジ穴が設けてあ
り、段差調整用ネジ11の回転により、下方向に移動可
能である。段差調整用ネジ11は、その先端部で直接へ
ラドベース9と当接し、ヘッドベース9は、弾性変形を
生じる構成となっている。次に、具体的なヘッド高さ調
整法について説明する。
複数のヘッドを回転ドラム1に取り付けた時、最も高さ
の低いヘッド(第3図、第4図中Bヘッド)を最初にδ
、だけ変位させる。(これは、固定ネジ12の緩み止め
である。) 次に、このBヘッドに対し、高さが同一となる様、Aヘ
ッドをδ1だけ変位させヘッドギャップ下端部を一致さ
せる。このとき、AヘッドとBヘッドとも、第6図に示
す変形状態となる。
次に、第7図と第8図を用いて本ヘッド高さ調整におけ
る性能上の問題点を説明する。
第7図は、ヘッド10、テープ21の接触状態を示す縦
断面図、第8図は、ヘッドの再生出力波形(S幅は、電
圧)である。第7図かられかるように、ヘッド10は、
段差調整用ネジ11により下方向に変位させられており
、ドラムのテープ入側部では、テープ21の下エツジ部
と娼接する。このとき、テープ21は、ヘッド10によ
り逃げ変形を生ずる。
このため、ヘッド10のギャップ部とテープ21の接触
状態が不安定となり、第8図に示すようにドラム入側に
おいて出力劣化が生ずる。
前記、ヘッド出力波形の入側の出力劣化を抑圧するため
のヘッド姿勢の最適化を第9図〜第13図を用いて説明
を行なう。
第9図は、ヘッド出力波形(以後エンベロープと称す)
の良好度を定義したものである。最大出力と最小出力と
の比を良好度A(A≦1)と定義した。Aの値が小さい
程、エンベロープの劣化度が犬となる。
第10図は、ヘッド姿勢を定義したものであり、ヘッド
10のギャップ部10−aが上方向(回転ドラム側)を
向くとき十〇下方向(固定ドラム側)を向くとき一〇方
向と定義する。
第11図は、実験から得られたヘッド姿勢とエンベロー
プ良好度の関係を図示したものである。
エンベロープの入側のFM落ちは、ヘラトラ−〇方向に
変位させると発生する。
これは、第12図かられかるように、ヘッド10のテー
プ21に対する当接状態が片当たりとなるからである。
逆に、エンベロープの入側のFM落ちは、ヘッドを十〇
方向に変位させると改善し、A=1の良好域が存在する
。(第11図中・印) さらに、上方向に変位させるとヘッドとテープの接触状
態が不安定となる。(この接触状態は、図示しない。) エンベロープの出側の良好度は、ヘッドを一〇方向に変
位させると良好(A=1)であると共に、十〇方向に変
位させても良好である。(第11図中Δ印)しかし、+
01を越えるとF?V1%ちが生じ、劣化する。第13
図に示すように、テープ21とヘッド10の当接状態が
片当たりとなるからである。
次に、エンベロープの出側の良好度は、ヘッド10を十
〇方向に変位させた領域においても良好である理由につ
いて説明する。
第一に、テープテンションがト°ラム入側部より出側部
の方が高いからである。(ドラムとテープの摩擦力によ
りテープテンションは、増加する。)第二に、回転ドラ
ムlの回転によりテープ、ドラム間に引き込まれた空気
量が、ドラム出側に行くに従い、流出し、空気膜が薄く
なる。このため、ヘッドギャップ10−aとテープ21
の接触力が太きくなる。
第一、第二の理由により、ヘッド10の姿勢に対するテ
ープ21とヘッド10の接触力の変化は、ドラム入側部
より出側部の方が小さいということである。すなわち、
第11図かられかるように、ヘッド10の十〇方向の変
位領域において、エンベロープが良好となる。(第11
図中、最適領域と称し、入側部においても出側部におい
てもFM落ちのない状態である。) 従来は、第3図と第4図で説明したように、基準値Oよ
り一〇方向にヘッドを変位させることにより、複数のヘ
ッドの高さ調整を行なっていた。
これは、第11図中の使用域としてわかるように、やや
FM落ちが生じている。
以上より、本発明は、ヘッド10の高さ調整を行なった
後も、変位角θの最適領域を満足するようなシリンダ形
状を提供する。これは、既に第1図。
第2図に示すように、ヘッドベース9の回転ドラム1へ
の取付面を傾斜させることにある。次に、第14図、第
15図を用いて第1の実施例を詳細に説明する。
第14図は、回転ドラムlの斜視図、第15図は、断面
図を示したものである。1−bは、ヘッド1゜の逃げ用
窓である。ヘッドベース取付面1−aは、回転ドラム1
外周方向に一様に傾斜したテーパ面が形成される。
第16図は、第2の実施例を示す。ヘッドベースの取付
面1−aのみ傾斜を設け、この取付面1−aは、回転ド
ラム1と一体に成形される。
〔発明の効果〕
本発明によれば、回転ドラムに搭載した複数個のヘッド
の高さ調整を行なっても、ヘッドとテープの接触を安定
に確保でき、良好な出方を得ることができる。
又、スペーサ等の別部材を使わないので、精度の確保、
組立性の向上に関して有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例のドラムの縦断面図、第2
図は、第1図のヘッド部分の断面図、第3図は、ヘッド
高さを示す模式図、M4図は、高さ調整時のヘッド高さ
の模式図、第5図、第6図は、ヘッド部分の断面図、第
7図は、テープと接剤1図 図、第11図は、ヘッド姿勢と出力線図、第12図。 第13図は、テープと接触したヘッド部分の断面図、第
14図は、回転ドラムの斜視図、第15図は、第14図
のドラムの断面図、第16図は、回転ドラムの斜視図を
示したものである。 l・・・回転ドラム    3・・・固定ドラム9・・
・ヘッドベース   10・・・ヘット11・・・段差
調整用ネジ  12・・・固定ネジ閉2図 ヤゴ図 〒5図 〒6図 粥10図 区 一〇 下方闇受佐 基準イJ」 θ1 十〇 上方同支位 児12図 閉15図 一〇方向の人使]音戸 Zllブーツ0フルトの虞狽り「戸 閉7図 罰6図 時間 〒3図 エン爪“ロープ良女子度 A = Vmrn / Vrn0Lx 〒15図 〒14図 〒16図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数個の磁気ヘッドを固着するヘッドベースを搭載
    した回転ドラムと磁気テープを案内、規制するリードを
    備えた固定ドラムから成り、磁気テープに信号を記録、
    再生する回転ヘッド装置において、 磁気ヘッド(10)を回着するヘッドベース(9)を載
    置するための回転ドラム(1)の固定ドラム(3)側と
    対向した面が傾斜面を有し、 該傾斜面は、回転ドラム外周に向って傾斜を形成され、 該傾斜面に載置された磁気ヘッドが回転ドラム側に偏奇
    する様に形成された、 ことを特徴とした磁気記録再生装置の回転ヘッド装置。
JP2739389A 1989-02-08 1989-02-08 磁気記録再生装置の回転ヘッド装置 Pending JPH02208815A (ja)

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JP2739389A JPH02208815A (ja) 1989-02-08 1989-02-08 磁気記録再生装置の回転ヘッド装置

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JP2739389A JPH02208815A (ja) 1989-02-08 1989-02-08 磁気記録再生装置の回転ヘッド装置

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Publication Number Publication Date
JPH02208815A true JPH02208815A (ja) 1990-08-20

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ID=12219816

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2739389A Pending JPH02208815A (ja) 1989-02-08 1989-02-08 磁気記録再生装置の回転ヘッド装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5572388A (en) * 1991-06-10 1996-11-05 Fujitsu Limited Magnetic disk drive

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5572388A (en) * 1991-06-10 1996-11-05 Fujitsu Limited Magnetic disk drive
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