JPH0220634Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0220634Y2 JPH0220634Y2 JP15473885U JP15473885U JPH0220634Y2 JP H0220634 Y2 JPH0220634 Y2 JP H0220634Y2 JP 15473885 U JP15473885 U JP 15473885U JP 15473885 U JP15473885 U JP 15473885U JP H0220634 Y2 JPH0220634 Y2 JP H0220634Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- groove
- tank
- hem
- adhesive
- tube plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 25
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 25
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 8
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 8
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は接着剤により合成樹脂製タンクとチユ
ーブプレートとを接合するものにかかわり、両者
の接合の後に接合不良部分を容易に補修すること
ができるものに関する。
ーブプレートとを接合するものにかかわり、両者
の接合の後に接合不良部分を容易に補修すること
ができるものに関する。
自動車用熱交換器として、広く用いられている
合成樹脂製タンクとチユーブプレートとの接合
は、一般に両者の間にＯリングを介装して、チユ
ーブプレートの周縁をカシメることにより行つて
いた。又、このようなＯリングを用いずに、直接
樹脂製タンクの裾部とチユーブプレートの溝部と
の間を接着剤により接合する提案がなされてい
た。しかしながら、接着剤により合成樹脂製タン
クとチユーブプレートとを接合した場合には、後
に接合不良が耐久テスト等により発見されたり、
使用中に接着の一部に剥離が生じた場合、タンク
とチユーブプレートとを分解することが困難であ
り、不良個所を補修することができなかつた。
合成樹脂製タンクとチユーブプレートとの接合
は、一般に両者の間にＯリングを介装して、チユ
ーブプレートの周縁をカシメることにより行つて
いた。又、このようなＯリングを用いずに、直接
樹脂製タンクの裾部とチユーブプレートの溝部と
の間を接着剤により接合する提案がなされてい
た。しかしながら、接着剤により合成樹脂製タン
クとチユーブプレートとを接合した場合には、後
に接合不良が耐久テスト等により発見されたり、
使用中に接着の一部に剥離が生じた場合、タンク
とチユーブプレートとを分解することが困難であ
り、不良個所を補修することができなかつた。
そこで、本考案はタンク１０とチユーブプレー
ト１との接合の後に不良部分を補修することがで
きるタンクを提供することを目的とし、その構成
は次のとおりである。
ト１との接合の後に不良部分を補修することがで
きるタンクを提供することを目的とし、その構成
は次のとおりである。
即ち、本タンクはチユーブプレート１の周縁に
形成された溝部２に小フランジ状の裾部３が嵌着
され、該嵌着面が接着固定されるものである。
形成された溝部２に小フランジ状の裾部３が嵌着
され、該嵌着面が接着固定されるものである。
ここにおいて、本考案の特徴とするところは溝
部２の外側壁に隣接する裾部３の周面に接着剤溜
り用溝部４を形成する。そして、嵌着状態で露出
する裾部３の露出面から前記接着剤溜り用溝部４
に複数の孔５が互いに離間して貫通したものであ
る。
部２の外側壁に隣接する裾部３の周面に接着剤溜
り用溝部４を形成する。そして、嵌着状態で露出
する裾部３の露出面から前記接着剤溜り用溝部４
に複数の孔５が互いに離間して貫通したものであ
る。
従つて、本タンクによれば、孔５及び接着剤溜
り用溝部４を通じて接着剤をチユーブ１とタンク
１０との隙間に充填し、接合部の補修を行うこと
ができる。
り用溝部４を通じて接着剤をチユーブ１とタンク
１０との隙間に充填し、接合部の補修を行うこと
ができる。
次に、図面に基づいて本考案の一実施例につき
説明する。
説明する。
第１図は本考案の要部を示す横断斜視図、第２
図はその要部部分拡大図、第３図は同部分拡大図
であつて、補充接着剤９を充填した状態を示すも
のである。
図はその要部部分拡大図、第３図は同部分拡大図
であつて、補充接着剤９を充填した状態を示すも
のである。
この実施例ではタンク１０が合成樹脂製の成形
体からなり、その裾部３が小フランジ状に外方へ
突設形成されている。そして、裾部３の下端縁が
段付き状に形成されると共に、裾部３の全周面に
接着剤溜り用溝部４が第２図の如く形成されてい
る。さらに、同図において裾部３の上面に互いに
離間して第２図及び第１図に示す如く、孔５が穿
設され、それが接着剤溜り用溝部４内に達してい
る。つぎに、チユーブプレート１は、その周縁部
にタンク１０の裾部３に整合する溝部２が形成さ
れている。それと共に、溝部２の側壁上縁に互い
に離間して多数のカシメ部１１が突設されてい
る。
体からなり、その裾部３が小フランジ状に外方へ
突設形成されている。そして、裾部３の下端縁が
段付き状に形成されると共に、裾部３の全周面に
接着剤溜り用溝部４が第２図の如く形成されてい
る。さらに、同図において裾部３の上面に互いに
離間して第２図及び第１図に示す如く、孔５が穿
設され、それが接着剤溜り用溝部４内に達してい
る。つぎに、チユーブプレート１は、その周縁部
にタンク１０の裾部３に整合する溝部２が形成さ
れている。それと共に、溝部２の側壁上縁に互い
に離間して多数のカシメ部１１が突設されてい
る。
そこで先ず、チユーブプレート１の溝部２内面
に接着剤８を塗布し、第２図の如く裾部３を溝部
２に嵌着する。すると、余分の接着剤８が裾部３
の接着剤溜り用溝部４内に浸入する。次に、カシ
メ部１１を折り曲げて熱交換器を完成する。この
ようにして、接合された合成樹脂製タンクにおい
て、その接着部分に一部不良個所が存在した場合
には、第３図に示す如く、孔５から補充接着剤９
を充填し、それを裾部３と溝部２との隙間に浸入
させ、両者の間を再度接合すればよい。
に接着剤８を塗布し、第２図の如く裾部３を溝部
２に嵌着する。すると、余分の接着剤８が裾部３
の接着剤溜り用溝部４内に浸入する。次に、カシ
メ部１１を折り曲げて熱交換器を完成する。この
ようにして、接合された合成樹脂製タンクにおい
て、その接着部分に一部不良個所が存在した場合
には、第３図に示す如く、孔５から補充接着剤９
を充填し、それを裾部３と溝部２との隙間に浸入
させ、両者の間を再度接合すればよい。
本考案の熱交換器の合成樹脂製タンクは以上の
ような構成からなり、次の効果を有する。
ような構成からなり、次の効果を有する。
本考案のタンクは、その裾部３の露出面から接
着剤溜り用溝部４に貫通する複数の孔５を互いに
離間して設けているから、タンク１０とチユーブ
プレート１との接着部分の補修を容易に行うこと
ができる。即ち、孔５が接着剤溜り用溝部４に貫
通しているから、そこに補充接着剤９を充填する
ことにより溝部２を通じてチユーブプレート１の
溝部２とタンク１０の裾部３との隙間を確実に接
合し、タンクの漏れ部分を補修することができ
る。
着剤溜り用溝部４に貫通する複数の孔５を互いに
離間して設けているから、タンク１０とチユーブ
プレート１との接着部分の補修を容易に行うこと
ができる。即ち、孔５が接着剤溜り用溝部４に貫
通しているから、そこに補充接着剤９を充填する
ことにより溝部２を通じてチユーブプレート１の
溝部２とタンク１０の裾部３との隙間を確実に接
合し、タンクの漏れ部分を補修することができ
る。
第１図は本考案のタンクの要部横断面斜視図、
第２図はその要部拡大図、第３図は同拡大図であ
つて、補充接着剤９を充填した状態を示すもの。 １……チユーブプレート、２……溝部、３……
裾部、４……接着剤溜り用溝部、５……孔、６…
…チユーブ、７……フイン、８……接着剤、９…
…補充接着剤、１０……タンク、１１……カシメ
部。
第２図はその要部拡大図、第３図は同拡大図であ
つて、補充接着剤９を充填した状態を示すもの。 １……チユーブプレート、２……溝部、３……
裾部、４……接着剤溜り用溝部、５……孔、６…
…チユーブ、７……フイン、８……接着剤、９…
…補充接着剤、１０……タンク、１１……カシメ
部。
Claims (1)
- チユーブプレート１の周縁に形成された溝部２
に、小フランジ状の裾部３が嵌着されて該嵌着面
が接着固定される熱交換器の合成樹脂製タンクに
おいて、前記嵌着状態で溝部２の外側壁に隣接す
る前記裾部３の周面に接着剤溜り用溝部４を形成
し、前記嵌着状態で露出する前記裾部３の露出面
から前記接着剤溜り用溝部４に貫通する複数の孔
５を互いに離間して形成したことを特徴とする熱
交換器の合成樹脂製タンク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15473885U JPH0220634Y2 (ja) | 1985-10-09 | 1985-10-09 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15473885U JPH0220634Y2 (ja) | 1985-10-09 | 1985-10-09 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6263592U JPS6263592U (ja) | 1987-04-20 |
| JPH0220634Y2 true JPH0220634Y2 (ja) | 1990-06-05 |
Family
ID=31074809
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15473885U Expired JPH0220634Y2 (ja) | 1985-10-09 | 1985-10-09 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0220634Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-10-09 JP JP15473885U patent/JPH0220634Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6263592U (ja) | 1987-04-20 |
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