JPH02205775A - 加速度センサ - Google Patents

加速度センサ

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JPH02205775A
JPH02205775A JP1025994A JP2599489A JPH02205775A JP H02205775 A JPH02205775 A JP H02205775A JP 1025994 A JP1025994 A JP 1025994A JP 2599489 A JP2599489 A JP 2599489A JP H02205775 A JPH02205775 A JP H02205775A
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井戸垣 孝治
Ikuo Hayashi
育生 林
Toshihisa Ishihara
稔久 石原
Tatsuo Sugitani
達夫 杉谷
Hideo Inoue
秀雄 井上
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、2次元平面での加速度を検出する永久磁石と
、磁性流体を使用した加速度センサに関し、例えば車両
の前後、左右の2軸方向の加速度を検出するセンサ、あ
るいは車両旋回時の角加速度を検出するセンサとして用
いて有効である。
〔従来の技術〕 従来の加速度センサとしては、加速方向へ移動自在に磁
性流体をケースに封入し、該磁性流体に一定の磁気を与
える固定永久磁石と前記磁性流体の位置を検出するコイ
ルを有し、該磁性流体の変位によって差動トランスを構
成する前記コイルに発生される起電力を測定し、その大
きさから加速度を検出するものなどが知られている(例
えば、特開昭60−133370号公報参照)。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記従来技術における加速度センサにおいては
、磁性流体が空気等の他媒質中を移動するため気泡、液
泡等を生じ易く、また磁性流体の移動を容易にするため
に複雑な構造を必要とするなどの問題点があった。又、
磁性流体の形状変化を検出する原理であるため、温度変
化による粘性変化、体積膨張等の影響を大きく受けると
いう問題もあった。
このため、出願人は先願として、特願昭6330068
号を先に提案した。これは、空間内に磁性流体を充満さ
せ、空間の内容積形状を変え、空間内の磁性流体中に置
かれた永久磁石の発生磁束の磁路を限定することにより
、永久磁石の位置および特定方向への動き易さを調整し
たものである。また、この考え方を利用して特願昭63
−243136号も先に提案されている。
しかしながら、上記の先願は、いずれも永久磁石の周方
向に凹部凸部を設けることにより、永久磁石の回転を阻
止し、水平面内で、かつ前記凹部方向への直線運動のみ
を許容した加速度センサであるが、周方向に凹部凸部が
あるため、永久磁石の中心から見て多数軸方向へ永久磁
石が移動した場合に、永久磁石が受ける磁性流体の磁気
的弾力に差を生じ、多数軸方向への直線加速度を同一ゲ
インで測定することは困難であった。また、永久磁石の
水平方向直線移動を阻止し、永久磁石の回転のみを許容
することができないため、角加速度センサとしては構成
できなかった。
よって、本発明は、永久磁石の中心からみて多数軸方向
の平面上に作用する加速度を同一ゲインで測定可能であ
り、また、寸法の設定と磁気検出素子の個数および位置
を変えることによって、角加速度センサにもなり得る磁
性流体を利用した加速度センサを得ることを目的とする
〔課題を解決するための手段〕
このため、本発明は、片端面が開放された略円筒状の空
間を内側に形成した非磁性体製のメインハウジング、 前記メインハウジングの前記片端面を閉鎖すべく前記メ
インハウジングに固定された非磁性体製のサブハウジン
グ、 前記メインハウジングの前記空間の底面に放射状に形成
された底面突起、 前記底面突起と対向して前記サブハウジングの前記空間
側側面に放射状に形成された上面突起、前記空間内に充
満して封入された磁性流体、前記空間内に前記磁性流体
と共に封入され、周面において径方向に着磁され、平面
部が前記底面突起と前記上面突起に対面するディスク状
の永久磁石、 前記底面突起の各々と前記上面突起の各々とで形成され
た突起対相互間に設けられ、前記永久磁石の位置を検出
して検出出力を発生する磁気検出素子を備えたものであ
る。
〔作用〕
上記構成によれば、磁性流体が空間内に充満しているの
で気泡が発生することがなく、また、永久磁石は自身の
磁力により、磁性流体中に浮遊する。
また、底面突起と上面突起とに永久磁石の平面部が対面
するように設けられ、この底面突起と上面突起とによっ
て前記永久磁石の回転方向への阻止力、または回転方向
移動に対する弾性的復元力の設定が寸法と形状の設計的
調整によって自在に得られる。また、底面突起と上面突
起とは永久磁石の周面とは対面する必要がないため、永
久磁石の周囲いずれの方向に対しても、永久磁石の直線
移動を阻止することが可能であり、また、この直線移動
の方向には関係しないところの全周にわたって均一な直
線移動に対する弾性的復元力の設定も可能なため、永久
磁石の変位を検出することにより、多数軸方向の2次元
平面に作用する直線加速度を検出するセンサとしても、
また、永久磁石を中心とした角加速度を検出するセンサ
としても構成することができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、磁性流体の揺動による気泡発生がなく
、精度の高いセンサを構成できる。また、2次元平面上
の直進加速度を検出するセンサとしてはあらゆる角度の
加速度を検出できる。
これによって、単に物体の前後方向のみでなく任意の横
方向の加速度を検出できるので、物体の挙動をより正確
に検出できる。また、物体旋回時の角加速度を検出する
ようにも構成でき、かつ、磁性流体と永久磁石の応用に
よって、角加速度を直接的に、かつ非接触で高精度に検
出することができ、例えば車両の走行位置を検出する案
内装置に使用できる。
C実施例〕 以下、本発明の第1実施例を図面に基づいて説明する。
この第1実施例は永久磁石を回転させないで、直線加速
度を検出するものである。第1図(a)は第2図のI−
I線に沿う横断面図、第2図は第1実施例の縦断面図で
ある。
lは非磁性体となるアルミニウム製のメインハウジング
であり、片端面が開放された略円筒状の空間2を内側に
形成している。3はアルミニウム製のサブハウジングで
あり、前記空間2の片端面を閉鎖すべく前記メインハウ
ジングlにスクリューlla、Ilb及び図示されてい
ないスクリューllc、lidにより固定されている。
スクリュ lla、llb、llc、lidは非磁性体
でできている。
第3図にメインハウジング1の斜視断面図を、第4図に
サブハウジング3の斜視図を示す。50a〜50dはメ
インハウジング1の円筒空間2の底面に放射状に同−深
さで形成された底面突起であり、51a〜51dはサブ
ハウジング3の前記円筒空間2の閉鎖面、つまり空間側
上面に放射状に同−深さで形成された上面突起である。
前記底面突起50a〜50dは、前記上面突起51’a
〜51dとそれぞれ対応して対向しており、前記円筒空
間2内に4組の突起対を形成している。
サブハウジング3には前記円筒空間2と外部空間とを連
通させるべく小穴7が前記円筒空間2の円筒軸と同心に
形成されている。第1図(a)の4は磁性流体であり、
例えばイソパラフィン中にマンガン亜鉛フェライト等の
超微粒子を分散させたもので、永久磁石5と共に前記円
筒空間2に封入されている。
5は周面において径方向に着磁されたディスク状の永久
磁石で、その磁極数は前記円筒空間2の突起対(50a
と51a、50bと51b、50Cと51 c、そして
50dと51d)の数と等しく、この永久磁石5の厚み
は前記空間2の深さから前記突起対の深さ(底面突起5
0aの深さと上面突起51aの深さの和)を引いたもの
よりわずかに短い。また、永久磁石5は磁性流体4と共
に空間2内に共に封入されており、自身の平面部が底面
突起50a、50b、50c、50dと上面突起51a
、51b、51c、51dに対面している。そして、空
間2の内壁と永久磁石5周面との間には磁性流体4が充
満した実質真円のリング状空間が存在し、かつ、前記メ
インハウジングlの底面と永久磁石5の一方の平面との
間、およびサブハウジング3と永久磁石5の他方の平面
との間には、磁性流体が充満した薄板状空間が互いに相
対向して存在する。
前記空間2のリング状空間(内側壁)は永久磁石5の平
面方向に沿った多数の直線方向運動を許容する広い目の
寸法に設定され、復帰力発生部として機能する。つまり
、永久磁石5の磁極付近では、磁性流体4のみかけ密度
が大きいため、復帰力発生部である内側壁と永久磁石の
各磁極との間に磁気的な粘り又は弾性力(以下、磁気的
弾性力という)が働く。この磁気的弾性力と永久磁石5
が受ける加速度が釣り合う位置まで、永久磁石5は各磁
極の多数軸方向に移動し、静止する。また、前記空間2
の上面部及び底面部の前述の薄板状空間には、永久磁石
5の各磁極(N、S)中間部の法線方向に対向し、前記
復帰力発生部と永久磁石5の磁極との距離よりも、小さ
い距離を隔てて設けられる回転防止部材(前記突起対)
がある。これは、後述する様に、永久磁石5の回転運動
を実質的に阻止する作用を行う。磁性流体4は前記サブ
ハウジング3の小穴7より注入され、ゴム製プラグ8で
シールされたのち、キャップ9で封印固定されている。
10は0リングで、メインハウジング1とサブハウジン
グ3の間に設けられている。
12a〜12dは磁気検出素子をなすホール素子で、前
記メインハウジング1の各突起対に対してその中間角度
位置で前記円筒空間2の内側壁と所定間隔を保って対向
するように、前記メインハウジング1の外側に接着され
て固定されている。
14はガラスエポキシ類のプリントプレートであり、非
磁性スクリュー15によりメインハウジングlに固定さ
れ、前記ホール素子12a〜12dの各端子がハンダ付
けされている。16は処理回路部であり、プリントプレ
ート14上に形成されている。
17は鉄製シールドカバーで、図示されていないスクリ
ューによりメインハウジング1に固定されている。18
はシールドプレートで、スクリュー19 a〜19cに
よりシールドカバー17に固定されている。シールドカ
バー17とシールドプレート18とにより本センサの外
形が構成されている。
20はゴム製グロメットで、前記シールドカバー17の
側面に設けた穴23に固定され、前記処理回路16から
のリード線束21が、このグロメット20を介して外側
へ導出されている。
第5図に回路系のブロック図を示す。
処理回路16より外部へ取り出される第2図のリード線
束21は、処理回路16の端子37.38.39.40
と接続されている。39は電源に、40はアースに接続
されている。ホール素子12a〜12dは各々電源39
、アース40に接続されている。
31〜36は各々差動増幅器である。
ホール素子12aの検出出力を取出す2つの出力端子は
差動増幅器31の入力端子に接続されている。ホール素
子12cの2つの出力端子は差動増幅器32の入力端子
に接続されている。差動増幅器31.32の出力端子は
増幅器35の入力端子と接続され、増幅器35の出力端
子は処理回路16の出力端子37に接続されている。
同様に、ホール素子12bの2つの出力端子は差動増幅
器33の入力端子に接続され、ホール素子12dの2つ
の出力端子は差動増幅器34の入力端子に接続され、差
動増幅器33.34の出力端子は差動増幅器36の入力
端子に接続され、差動増幅器36の出力端子は処理回路
16の端子38に接続されている。
100は外部演算回路で、2乗平均回路103と除算回
路104とから構成される。外部演算回路100は公知
で、例えばバー・ブラウン社のマルチファンクション・
コンバータ(モデル4302)のベクトル関数、除算機
能を用いればよい。
外部演算回路100の入力端子101,102は処理回
路16の出力端子37.38とリード線束21(第2図
)を介して接続される。入力端子101と102は2乗
平均回路103と除算回路104に共に接続されている
。2乗平均回路103の出力端子は、外部演算回路10
0の出力端子105に、割算回路104の出力端子は外
部演算回路100の出力端子106に接続されている。
次に、上記構成に基づいて、その作動を説明する。
本装置は、磁性流体4中に置かれた永久磁石5が磁性流
体4をひきつけ、磁性流体4のみかけ密度が磁場勾配に
比例することに起因する磁気的弾性力により、永久磁石
5と磁性流体4を収納するハウジング1.3との間に働
く位置調整現象を利用して、加速度に応じた永久磁石5
の変位を実現し、その変位を検出することにより、安定
した二次元加速度検出を行うものである。
径方向に多極着磁された永久磁石5は、磁性流体4中で
浮揚する。これは磁場勾配が大きい所、即ち磁極に近い
程、磁性流体4のみかけ密度が大きくなるためである。
この時、ディスク状永久磁石5の平面方向に加速度aが
加わると、第1図(b)のように永久磁石5には慣性力
が働き、メインハウジング1内で移動しようとする。永
久磁石5の移動に伴いメインハウジング1の円筒空間2
の内周壁近傍における磁性流体4のみかけ密度は、永久
磁石5の磁極に近い位置で大きく、遠い位置で小さくな
り、永久磁石5には磁気的弾性力に起因する復元力が働
く。この復元力と前記慣性力との平衡点で永久磁石5は
静止する。従って、永久磁石5の、円筒空間2内におけ
る位置を検出すれば、加速度aに対応した信号が得られ
る。磁石5の位置検出にはホール素子12a〜12dを
用いる。
しかしながら、磁石5が回転するとその影響を受けてし
まい、加速度信号と分離できない。この永久磁石5の回
転を防ぐために、円筒空間2の上底面に突起対50a 
〜50d、51a〜51dが設けである。これは前記磁
気的弾性力を回転方向でも利用するためである。永久磁
石5に対して磁性流体4が吸着した状態の斜視図を第6
図に、また第6図め縦断面図を第7図に示す。永久磁石
5に対して磁性流体4は各磁極付近を中心とする連結し
た略球状分布をする。そこで、円筒空間2の上底面に各
磁極間に放射状の突起対(50aと51a、50bと5
1b、50cと51cおよび50dと51d)を設ける
ことによって、磁石5が回転しようとしたとき、磁極付
近の磁性流体4の高いみかけ密度部分と前記突起部の側
面部との間に働く磁気的弾性力が、永久磁石5への復帰
トルクとなって働くのである。このため、永久磁石5は
空間2内で回転運動を阻止され、水平面内で空間2の内
周面方向への直線運動のみ許容される。
又、永久磁石5は空間2内における円柱軸方向に対して
動きに<<シである。これは、水平方向の加速度のみに
感度を持たせるためである。この実現には、永久磁石5
の両底面と空間2の両底面とのなす距離を、永久磁石5
の外周面と空間2の内側面とのなす距離に比して、充分
小さく設定することによりなされる。これは、前述の如
く磁極付近の磁界分布が、永久磁石側面のみならず底面
方向にも空間分布していることを利用している。
つまり、永久磁石5の両底面と空間2の両底面に設けら
れた突起対とのなす距離を充分小さくし、突起対の底面
積を適度に設定することによって、磁極付近の磁性流体
4の高いみかけ密度部が永久磁石5とハウジング1.3
間の軸方向ギャップ部に充満し、円柱軸方向加速度に対
する永久磁石5の移動を抑制せしめるのである。
以上の様に、空間2内に封入された永久磁石5と磁性流
体4という構成において、磁石磁極と同数の突起対を該
空間2の両底面に前記磁極中間に対向させて放射状に設
け、かつ、永久磁石5の軸方向の円筒空間長さを永久磁
石5の長さよりわずかに長い程度に設定することにより
、下記の3つの作用が得られる。
(1)永久磁石5は空間2内で磁性流体4中に安定浮揚
する。
(2)永久磁石5は、磁気的弾性力による大きな復帰ト
ルクを受ける。
(3)永久磁石5は水平面内で移動可能で、軸方向へは
並進運動しない。
従って、水平面内加速度に対して永久磁石の位置、さら
に言えば各磁極の位置は一義的に定まる。
そこで、ホール素子の様な磁界検出素子を用いて磁極位
置を検出すれば加わっている加速度がわかる。
具体的な例を第1図及び第5図を用いて説明する。第1
図(b)において、χ軸をホール素子12a−120方
向に、y軸をホール素子12b−12d方向にとる。χ
軸方向の永久磁石5の磁極は共にspi、y軸方向はN
極となる4極磁石の場合が図示しである。本装置に、第
1図(b)の如く加速度Aが加わるとメインハウジング
1に対して永久磁石5には相対的に加速度aが加わる。
加速度aは加速度Aと大きさが同じで反対方向に向かう
ベクトルである。永久磁石5の重量をmとすると、永久
磁石5に働く慣性力F1はF1=に+−m−aと表すこ
とができる。なお、F、とaはベクトル−値である。こ
こで、klは種々その条件によって決まる定数である。
又、磁気的弾性力Fz(ベクトル値)は慣性力F。
と逆向きで同じ大きさとなる。
ここで、円筒空間2の水平断面において、その中心を原
点にとり、磁気的弾性力F2と慣性力Fとが平衡してい
る時の永久磁石5の中心位置をP(χ、y)とすると、
永久磁石5の移動量が小さイ場合、l F z l =
 k t ・a (!: イウ関係カ成立する。ここで
、k、は定数である。従って、F+1=lFzlとおく
ことで、 k、・m ’ cosθ、  k−la l ・sinθ)となり
、永久磁石の位置(χ、y)を知れば加わっている加速
度が判る。
そこで、第1図(a)に示す様にホール素子12a〜1
2dを磁極に対向させて配置する。ホール素子12a、
12cは磁石5のS極と対向し、各々、N極が近づく時
に正の出力が大きくなるように配置されている。又、ホ
ール素子12b、12dは磁石5のN極と対向し、各々
、N極が近づく時に正の出力が大きくなるように配置さ
れている。従って、例えば第1図(a)、 (b)で永
久磁石5がχ方向へ水平に動くとホール素子12aと磁
極Nが近づき、ホール素子12aの出力は大となる。同
時に、ホール素子12cの出力は小となる。ホール素子
出力電圧は、ホール素子・磁極間距離の2乗に略反比例
した出力となる。
よって、ホール素子12aと12cとの差動出力をとれ
ば、永久磁石の移動量が小さい場合には、磁石位置のχ
方向成分に略比例した出力電圧を得ることができる。又
、同様にしてホール素子12b、12dの差動出力をと
れば、磁石位置のy方向成分に略比例した出力電圧を得
ることができる。
この様にして得られたホール素子12a、12cの差動
出力電圧■χとホール素子12b、12dの差動出力v
yとは、各々永久磁石5の中心位置(χ、y)に対応し
た値となる。又、差動出力をとることにより、高ゲイン
と良好な直線性および温度補償が行える。
そこで、第5図の様に外部処理回路100により、上記
差動電圧■χ、■yをもとに、V/Vχ2+v y”と
Vy/■χとを演算すれば、前者が加速度aの大きさl
alを、後者が加速度aの方向tanθを表すことにな
る。
なお、第5図の処理回路16について簡単に触れておく
。ホール素子12a〜12dは、端子39を介して安定
化電源に結合されている。ホール素子12aの出力は差
動増幅器31を介して得られ、同様に、ホール素子!2
b−12dの出力は差動増幅器32〜34を介して得ら
れる。そして、差動増幅器31と32の出力の差動出力
が差動増幅器35を介して得られ、端子37に接続され
る。
又、差動増幅器33.34の出力の差動出力が差度増幅
器36を介して得られ、端子38に接続される、従って
、端子37より前記出力電圧■χが端子38より前記出
力電圧vyが得られるという構成になっている。
空間2内に封入される磁性流体4の量、即ち、空間2の
容積より永久磁石5の容積をさし引いた残容積は、自由
状態で永久磁石5が保持しうる磁性流体の総量と等しく
なることが好ましい。ここで、自由状態で永久磁石5が
保持しうる磁性流体総量とは、常温常圧下で磁性流体4
中に永久磁石5を挿入し、引き上げた時に永久磁石5に
付着している磁性流体の総量をいう。この状態は第6図
に示しである。この量よりも大きくなるように残容積を
決定すれば、加速度に対する永久磁石移動量に不感帯を
生ずる。一方、小さく設定すれば加速度に対する移動量
が減り、感度が低下する。
第8図に、印加加速度aの大きさlalに対するホール
素子12a、12Cの差動出力Vz (V)を、第9図
に同じくホール素子12b、12の差動出力vyを示す
、パラメータのθは第1図Φ)に示す加速度の角度であ
る。Vχは加速度aに対して1al−cosθ、vyは
lal・sinθとほぼ等しい値を示している。
上述の実施例において、永久磁石5の磁極数及び円筒空
間の突起数は4個(対向する2組)として示したが、前
者は2組、後者は1組以上であれば何組でもかまわない
又、磁気検出素子としてホール素子を例にあげたが、磁
気抵抗素子やピックアップコイルのような他の部品でも
よい。
次に、本発明の第2実施例を図面に基づいて説明する。
この第2実施例は永久磁石を回動させて角加速度を検出
するものである。第10図(a)は第2実施例の横断面
図で、第11図の5IO−310線に沿う断面図、第1
1図は第2実施例の縦断面図である。
1はメインハウジングであり、空間2を内側に形成して
いる。3はサブハウジングであり、前記空間2の開放端
面を閉鎖すべく前記メインハウジング1にスクリュー1
1a、11b及び図示されていないスクリュー11c、
lidにより固定されている。スクリs  11 a、
  1 l b、  11 c。
11d・は非磁性体でできている。
第12図にメインハウジング1の斜視断面図を、第13
図にサブハウジング3の斜視図を示す。50a〜50d
は底面突起であり、51a〜51dは上面突起である。
前記底面突起50a〜50dは、前記上面突起51a〜
51dとそれぞれ対応して対向しており、前記円筒空間
2内に4mの突起対を形成している。
ディスク状の永久磁石5の磁極数は前記空間2の突起対
(50aと51a、50bと51b)の数と等しく、そ
の厚みは前記空間2の深さから前記突起対の深さ(底面
突起50aの深さと上面突起51aの深さの和)を引い
たものよりわずかに短い。又、前記永久磁石5の直径は
前記空間2の内径よりわずかに短く、その差は前記深さ
方向の差と同程度である。
前記空間2の内側壁のリング状空間は並進運動防止部と
して機能するように狭く寸法設定されている。つまり、
永久磁石5の磁極付近では、磁性流体4のみかけ密度が
大きいため、並進運動防止部である内側壁と永久磁石の
各磁極との間に強い磁気粘弾性力が働き、永久磁石5の
並進運動を抑制するようにしている。また、前記空間2
の上面部及び底面部の薄板状空間は、広い目の寸法で構
成されており、ここには永久磁石5の各磁極(N。
S)中間部分の法線方向に対向し、前記並進運動防止部
と永久磁石の磁極との距離とほぼ等しい距離を隔てて設
けられる復帰トルク発生部(前記突起対)がある。これ
は後述する様に、永久磁石5の回転運動に対して復帰ト
ルクを発生する作用を行う。磁性流体4は前記サブハウ
ジング3の小穴7より注入され、ゴム製プラグ8でシー
ルされたのち、キャップ9で封印固定されている。10
は0リングで、メインハウジング1とサブハウジング3
の間に設けられている。12a、12bは磁気検出素子
をなすホール素子で、前記メインハウジング1の各突起
対の中間角度位置で前記空間2の内側壁と一定間隔を保
って対向するように、前記メインハウジング1の外側に
接着固定されている。
第14図に回路系のブロック図を示す。
処理回路16より外部へ取り出されるリード線束21は
、処理回路16の端子234,235と接続されている
。235は電源に、236はアースに接続されている。
ホール素子12a、12bは各々電源端子235、アー
スに接続されている。
31〜33は各々差動増幅器である。
ホール素子12aの2つの出力端子は差動増幅器31の
入力端子に接続されている。ホール素子12bの2つの
出力端子は差動増幅器32の入力端子に接続されている
。差動増幅器31.32の出力端子は増幅器33の入力
端子と接続され、増幅器33の出力端子は処理回路16
の端子234に接続されている。なお、その他の構成は
第1実施例と同様である。
次に、上記構成に基づいて、その作動を説明する。
ディスク状の永久磁石5に角加速度aが加わると、永久
磁石5には慣性トルクが働き、メインハウジングl内で
回転しようとする。永久磁石5の回転に伴いメインハウ
ジング1の円筒空間2の両底面に形成された復帰トルク
発生部である突起部50a 〜50d、51a 〜51
d近傍における磁性流体4のみかけ密度は、永久磁石5
の磁極に近い位置で大きく、遠い位置で小さくなり、永
久磁石5には磁気粘弾性的復元トルクが働(。この復元
トルクと前記慣性トルクとの平衡角度位置で永久磁石5
は静止する。
従って、永久磁石5の空間2内における角度位置を検出
すれば、角加速度aに対応した信号が得られる。磁石5
の位置検出にはホール素子12a。
12bを用いる。
しかしながら、永久磁石5が自身の平面と平行に移動(
並進移動)するとその影響を受けてしまい、角加速度信
号と分離できない。この永久磁石5の並進運動を防ぐた
めに、空間2の内側面と永久磁石5の外周面との間隔を
小さくしている。
また、空間2の上底面の各磁極間に放射状の突起対を設
けることによって永久磁石5が回転しょうとしたとき、
磁極付近の磁性流体4の高いみがけ密度部分と突起部の
側面部との間に働く磁気粘弾性力が永久磁石5への復帰
トルクとなって働き、復帰トルク発生手段として機能す
る。ここで、この機能を並進方向にも持たせるために並
進運動防止部として空間2の内側壁を、永久磁石5付近
の磁性流体4の高密度部に配置している。このため、永
久磁石5は空間2内で並進運動を阻止され、空間2内の
同一空間内における回転運動のみ許容される。
又、永久磁石5は空間2内における円柱軸方向に対して
も同様に動きに<クシである。これは、水平方向の並進
運動のみならず垂直方向の並進運動も抑制するためであ
る。この実現には、永久磁石5の両底面と空間2の両底
面とのなす距離を、永久磁石5の外周面と空間2の内側
面とのなす距離とほぼ等しく、かつ充分小さく設定する
ことによりなされる。これは、前述の如く磁極付近、の
磁界分布が磁石側面のみならず、底面方向にも空間分布
していることを利用している。つまり、永久磁石5の両
底面と円筒空間2の両底面に設けられた突起対とのなす
距離を充分小さくし、突起対の底面積を適度に設定する
ことによって、磁極付近の磁性流体4の高いみかけ密度
部が磁石とハウジング間の軸方向ギャップ部に充満し、
軸方向加速度に対する永久磁石5の移動を抑制せしめる
のである。
以上の様に、空間2内に封入された永久磁石5と磁性流
体4という構成において、磁石磁極と同数の突起対を空
間2の両底面に前記磁極中間に対向させて放射状に設け
、かつ、永久磁石5の直径を空間2の内径よりもわずか
に小さ(、同時に永久磁石5の軸方向の空間2の長さを
永久磁石5の長さよりわずかに長い程度に設定すること
により、下記の3つの効果が得られる。
(1)永久磁石5は空間2内で磁性流体4中に安定浮揚
する。
(2)永久磁石5は、磁気粘弾性による復帰トルクを受
ける。
(3)永久磁石5は並進運動しない。
従って、角加速度に対して永久磁石5の角度位置、さら
に言えば各磁極の位置は一義的に定まる。
そこで、ホール素子の様な磁気検出素子を用いて磁極位
置を検出すれば加わっている角加速度がわかる。
具体的な例を第10図ら)及び第14図を用いて説明す
る。第10図(b)において、χ軸をホール素子12a
−12b方向に、y軸をχ軸と直交する方向にとる。4
極永久磁石の場合が図示してあり、永久磁石5のS極−
3極軸はy軸と45度をなし、N極−N極軸はY軸と4
5度をなす位置で安定している。本装置に第10図(b
)の如く如く角加速度Aが加わるとメインハウジング1
に対して永久磁石5には相対的に角加速度aが加わる。
角加速度aは角加速度Aと大きさが同じで反対方向に向
かうベクトルである。磁石5の重量をmとすると、磁石
5に働く慣性トルクT+はT+= kt ’ m ’ 
aと表すことができる。ここで、k、は種々その条件に
よって決まる定数である。
又、磁気弾性トルクT、は慣性トルクT、と逆向きで同
じ大きさとなる。
ここで、空間2の水平断面において、その中心を回転中
心とし、永久磁石5のS極とS極とを結ぶ線がホール素
子12aと12bを結ぶ線と一致する角度位置を回転の
原点にとり、磁気弾性トルクT!と慣性トルクT+とが
平衡している時の永久磁石5の任意の磁極位置をP (
R,θ)とすると、Tzl=kz・5in(4θ)とい
う関係が成立する。
ここで、ktは定数である。
従って、l T、 l = l ’rz lとおくこと
で、θが小さい領域においては次式のように近似できる
= (R,l a l/k)となり、磁極位置(R,θ
)を知れば加わっている角加速度が判る。
そこで、第10図(a)に示す様にホール素子12a、
12bを磁極中間位置に対向させて配置する。
ホール素子12a、12bは永久磁石5のN極が近づく
時に正の出力が大きくなるように配置されている。従っ
て、例えば第10図(a)、 (b)で永久磁石5がθ
方向へ回転すると、ホール素子12aと磁極Nが近づき
、ホール素子12aの出力は大となる。同時に、ホール
素子12bの出力も大となる。ホール素子出力電圧は、
ホール素子・磁極間距離の2乗に略比例した出力となる
よって、ホール素子12aと12bとの和出力をとれば
、磁石回転量が小さい場合には、磁極位置に略比例した
出力電圧を得ることができる。又、和出力をとることに
より、高ゲインを得ることができる。又、仮に永久磁石
5が並進運動をしたとしても、ホール素子12aの出力
が増し、ホール素子12bの出力が減るため、その和の
変化は少ない。従って、処理回路16の出力端子34か
ら角加速度に応じた出力電圧を得ることができる。
なお、第14図の処理回路16について簡単に触れてお
く。ホール素子12a、12bは、端子235を介して
安定化電源に結合されている。ホール素子12aの出力
は、差動増幅器31を介して得られ、同様にホール素子
12bの出力は差動増幅器32を介して得られる。そし
て、差動増幅器31と32の出力の和出力が演算増幅器
33を介して得られ、端子234に接続される。
空間2内に封入される磁性流体4の量、即ち、空間2の
容積より永久磁石5の容積をさし引いた容積は、自由状
態で永久磁石5が保持しうる磁性流体4の総量と等しく
なることが好ましい、ここで、自由状態で永久磁石5が
保持しうる磁性流体4の総量とは、常温常圧下で磁性流
体4中に永久磁石5を挿入し、引き上げた時に永久磁石
5に付着している磁性流体4の総量をいう。この状態は
第6図と同じである。この量よりも大きくなるように容
積決定すれば、加速度に対する永久磁石5の並進移動を
生ずる。小さく設定すれば角加速度に対する回転量が減
り、感度が低下するからである。
第15図に、印加角加速度の大きさに対する端子234
の出力Voを示す、パラメータのθはS極−3極軸とy
軸とのなす角度である。
上述の第2実施例において、永久磁石5の磁橿数及び空
間2の突起対は対向する2組として示したが、前者は2
組、後者は1組以上であれば、何組でもかまわない。
又、磁気検出素子としてホール素子を2個用いて磁極中
間に配置したが、ホール素子は1個以上幾つでもよく、
又、その位置も任意に設定できることは言うまでもない
また、永久磁石として円盤状の磁石を示したが、第16
図のようなリング状の永久磁石でもよい。
この場合、磁気検出素子12をリング内部に配置するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の第1実施例を示す第2図のI−
1線に沿う横断面図、第1図(b)は加速度が作用する
向きを説明するベクトル図、第2図は第1実施例の縦断
面図、第3図は上記第1実施例で使用したメインハウジ
ングの斜視断面図、第4図は上記第1実施例で使用した
サブハウジングの斜視図、第5図は上記第1実施例の電
気回路を示す回路図、第6図は上記第1実施例で使用し
た永久磁石への磁性流体の付着状態を示す斜視図、第7
図は第6図の縦断面図、第8図及び第9図は上記第1実
施例の加速度センサの出力電圧の特性を夫々示す特性図
である。第10図(a)は本発明の第2実施例を示す第
11図の5IO−310線に沿う横断面図、第10図(
b)は角加速度が作用する向きを説明するベクトル図、
第11図は第2実施例の縦断面図、第12図は第2実施
例のメインハウジングの斜視断面図、第13図は第2実
施例のサブハウジングの斜視図、第14図は第2実施例
の電気回路を示す回路図、第15図は角加速度センサの
出力特性を示す特性図、第16図は第2実施例の変形例
としてのリング状の永久磁石と磁気検出素子との位置関
係を示す一部構成図である。 1・・・メインハウジング、2・・・空間、3・・・サ
ブハウジング、4・・・磁性流体、5・・・永久磁石、
12a〜12 d ・・・磁気検出素子、50a 〜5
0d、51a〜51d・・・突起対。 第3図 第4図 b 第5図 第2図 +6) 第 図 第 図 第 第 図 図 ! 第 図 第 図 第16 図 鮎幡4(G〕

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.片端面が開放された略円筒状の空間を内側に形成し
    た非磁性体製のメインハウジング、 前記メインハウジングの前記片端面を閉鎖すベく前記メ
    インハウジングに固定された非磁性体製のサブハウジン
    グ、 前記メインハウジングの前記空間の底面に放射状に形成
    された底面突起、 前記底面突起と対向して前記サブハウジングの前記空間
    側側面に放射状に形成された上面突起、前記空間内に充
    満して封入された磁性流体、前記空間内に前記磁性流体
    と共に封入され、周面において径方向に着磁され、平面
    部が前記底面突起と前記上面突起に対面するディスク状
    の永久磁石、 前記底面突起の各々と前記上面突起の各々とで形成され
    た突起対相互間に設けられ、前記永久磁石の位置を検出
    して検出出力を発生する磁気検出素子を備えた加速度セ
    ンサ。
  2. 2.前記メインハウジングの円筒状空間の内壁と前記永
    久磁石周面との間には前記磁性流体が充満した実質真円
    のリング状空間が存在し、かつ、前記メインハウジング
    の底面と前記永久磁石の一方の平面との間および前記サ
    ブハウジングと前記永久磁石の他方の平面との間には、
    前記磁性流体が充満した薄板状空間が互いに相対向して
    存在することを特徴とする請求項1記載の加速度センサ
  3. 3.前記リング状空間は、前記永久磁石の前記平面方向
    に沿った多数の直線方向運動を許容する広い目の寸法に
    設定され、かつ前記薄板状空間は、前記永久磁石の回転
    運動を実質的に阻止するように狭めの寸法に設定され、
    前記磁気検出素子は前記永久磁石の前記直線方向運動に
    応じた検出出力を発生するように前記永久磁石の周囲に
    所定間隔で少なくとも4ヵ所に分散して設けられている
    請求項2記載の加速度センサ。
  4. 4.前記リング状空間は、前記永久磁石の前記平面方向
    に沿った直線方向運動を実質的に阻止するように狭く寸
    法設定され、一方、前記薄板状空間は前記永久磁石の回
    転連動を許容するように広い目の寸法設定がなされ、前
    記磁気検出素子は前記永久磁石の前記回転運動に応じた
    検出出力を発生するように前記永久磁石に相対向して少
    なくとも1個設けられていることを特徴とする請求項2
    記載の加速度センサ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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