JPH02205517A - バイアル充填装置 - Google Patents

バイアル充填装置

Info

Publication number
JPH02205517A
JPH02205517A JP2213489A JP2213489A JPH02205517A JP H02205517 A JPH02205517 A JP H02205517A JP 2213489 A JP2213489 A JP 2213489A JP 2213489 A JP2213489 A JP 2213489A JP H02205517 A JPH02205517 A JP H02205517A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
vial
shutter
filled
guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2213489A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Maeda
忠志 前田
Masahiro Ito
昌弘 伊藤
Kiyokazu Ota
太田 清和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP2213489A priority Critical patent/JPH02205517A/ja
Publication of JPH02205517A publication Critical patent/JPH02205517A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Container Filling Or Packaging Operations (AREA)
  • Wrapping Of Specific Fragile Articles (AREA)
  • Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
  • Special Conveying (AREA)
  • Specific Conveyance Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、直方体状のケースに複数のバイアルを充填
するバイアル充填装置に関する。
従来の技術および発明の課題 従来、バイアルをケースに充填する作業は、主として手
作業で行なわれていた。
予め組立てられたケースにバイアルを充填するだけのバ
イアル充填装置は知られている。また、偏平状に折畳ま
れたケース素材から直方体状のケースを組立てるケース
組立装置も知られている。
ところが、これらを組合わせてバイアルの充填作業を自
動化しようとすると、これらの接続部分の構成が複雑に
なり、価格も高くなる。このため、現状では、ケース組
立装置で組立てられたケースをバイアル充填装置に供給
する作業などは、手作業で行なわれている。また、バイ
アルが充填されたケースに能書を入れる作業なども手作
業で行なわれている。
この発明の目的は、上記の問題を解決し、ケースの組立
、バイアルの充填および能書の供給を全て自動的に行な
えるバイアル充填装置を提供することにある。
課題を解決するための手段 この発明によるバイアル充填装置は、 偏平状に折畳まれたケース素材の胴部を横倒しの状態で
角筒状に開いて底部を閉じるケース組立手段と、 横倒しの状態で組立てられたケースを底部が下になるよ
うに起立させて所定のバイアル充填位置に位置決めする
ケース移送手段と、バイアル充填位置のケースの上に配
置され、上下が開口した複数のバイアルガイド穴を有す
る井桁状ガイドと、 井桁状ガイドの上に配置されて、水平方向に移動するこ
とにより井桁状ガイドのガイド穴を開閉するシャッタと
、 複数のバイアルをバイアル充填位置の閉じた状態のシャ
ッタの上に供給するバイアル供給手段と、 シャッタを開くことによりシャッタ上のバイアルを井桁
状ガイドのガイド穴を通してケース内に充填するために
シャッタを開閉するシャッタ開閉手段と、 バイアル充填位置においてバイアルが充填されたケース
を搬送する充填済ケース搬送手段と、充填済ケース搬送
手段により搬送されているケース内に能書を供給する能
書供給手段と、能書が供給されて充填済ケース搬送手段
により搬送されているケースの上部を閉じるケース密閉
手段と、 上部が閉じられて充填済ケース搬送手段により搬送され
てきたケースを排出する排出手段とを備えているもので
ある。
作   用 偏平状に折畳まれたケース素材がらケース組立手段によ
り底部を閉じたケースが横倒しの状態で組立てられ、こ
れがケース移送手段により底部が下になるように起立さ
せられてバイアル充填位置に位置決めされる。一方、複
数のバイアルが、バイアル充填位置の閉じたシャッタの
上にバイアル供給手段により供給される。そして、シャ
ッタ開閉手段によってシャッタが開くことにより、その
上にあったバイアルが、井桁状ガイドの対応するガイド
穴を通ってケース内の所定の位置に落下して充填される
。こ・のようにしてバイアルが充填されたケースは、充
填済ケース搬送手段によって搬送され、搬送中のケース
内に能書供給手段により能書が供給される。
そして、能書が供給されたケースは、ケース密閉手段に
より上部のフラップが閉じられ、排出手段により排出さ
れる。
実  施  例 以下、図面を参照して、この発明の1実施例を説明する
第1図および第2図はバイアル充填装置の全体構成を示
し、第3図〜第13図は各部の詳細を示す。なお、以下
の説明において、前後左右はバイアルの進行方向につい
ていうものとする。
すなわち、第1図および第2図の右側を前、左側を後と
し、第1図の上側を左、下側を右とする。
このバイアル充填装置は、1個のケースにたとえば10
個のバイアルまたは5個のバイアルと5個のアンプルと
を充填するものであり、第1図および第2図に示すよう
に、ケース組立部(A)、ケース移送部(B)、バイア
ル供給部(C)、バイアル充填部(D)、バイアル検査
部(E)、アンプル充填部(F)、アンプル検査部(G
)、能書供給部(H)、能書検査部(1)、ケース密閉
部(j)および排出部(K)が前後に長い基台(1)に
設けられている。基台(1)は全体が一体状のものであ
ってもよいし、いくつかの部分に分割されたものであっ
てもよい。
基台(1)上面の略後半部の左側に前後方向にのびる空
ケースコンベヤ(2)が、略前半部の右側に前後方向に
のびる充填済ケースコンベヤ(3)が設けられている。
そして、空ケースコンベヤ(2)の後部に、ケース組立
部(A)が設けられている。充填済ケースコンベヤ(3
)の後端部にバイアル充填部(D)が設けられ、空ケー
スコンベヤ(2)の前端部とバイアル充填部(D)との
間にケース移送部(B)が設けられている。充填済ケー
スコンベヤ(3)に沿って、バイアル検査部(E)、ア
ンプル充填部(F)、アンプル検査部(G)、能書供給
部(H)、能書検査部(I)、ケース密閉部(J)およ
び排出部(K)が後から順に設けられている。基台(1
)の略後半部の右側がバイアル供給部(C)となってお
り、この部分の基台(1)上面より少し上に前後方向に
のびるバイアルコンベヤ(4)が設けられ、その前端部
がバイアル充填部(D)に接続されている。
第14図および第15図に示すように、ケース(U)は
、偏平状に折畳み可能な角筒状の胴部(5)と、胴部(
5)の1つの長さ面(5a)の上部に形成された天面フ
ラップ(6)と、2つの幅面(5b)の上部に形成され
た上部サイドフラップ(7)と、1つの長さ面(5a)
の下部に形成された底部フラップ(8)と、2つの幅面
(5b)の下部に形成された下部サイドフラップ(9)
とからなる。天面フラップ(6)および底部フラップ(
8)には、差込片(10)(11)がそれぞれ一体に形
成されている。
空ケースコンベヤ(2)の一部が、第3図〜第5図に示
されている。
空ケースコンベヤ(2)は垂直面内に配置されたエンド
レスチェーン(12)を備えており、このチェーン(1
2)の上側部分が横断面凸形のガイドレール(13)上
をこれに沿って前方に移動するようになっている。チェ
ーン(12)には複数の移動ブロック(14)が一定の
ピッチで上方に突出すように取付けられており、チェー
ン(12)はこの取付ピッチずつ間欠的に駆動される。
ブロック(14)の下部には左右に水平に張出したガイ
ド部(14a)が一体に形成され、これらのガイド部(
14a)が、支持部材(15)により基台(1)に固定
されてガイドレール(13)の左右両側の上方に位置す
るガイド棒(工6)の下面に案内されるようになってい
る。ブロック(14)の上部に前後方向のピン(17)
を中心に回動しうるようにブラケット(18)が取付け
られ、このブラケット(■8)にケースパケット(19
)が固定されている。
パケット(19)は、前後方向にのびるようにブラケッ
ト(18)に固定された支持壁(19a)の前後両端部
に端壁(19b) (19c)が一体にかつ直角に形成
された断面路U状のものである。パケット(19)の前
後の端壁(19b) (19c)の相互間隔は、ケース
(U)の長さ面(5a)の長さより少し大きい。パケッ
ト(19)の支持9(19a)には、3つの切欠き(2
0)が形成されている。ブロック(14)の後面および
パケット(19)の後端壁(19c)の後面に後方にの
びるばね取付棒(21)(22)が固定されており、こ
れらの棒(21)(22)に引張コイルばね(23)の
両端部が取付けられている。パケット(19)は、ビン
(17)を中心に回動することにより、第3図および第
4図のように支持壁(f9a)が水平になってブロック
(14)の上方左側に位置する水平位置と、第5図のよ
うに支持壁(19a)が垂直になってブロック(14)
の上方右側に位置する垂直位置とに切換えられる。そし
て、水平位置では、ビン(17)より左側に位置するば
ね(23)によってその位置に保持され、垂直位置では
、ピン(17)より右側に位置するばね(23)によっ
てその位置に保持されようになっている。また、ケース
組立# (A)ではパケット(I9)は水平位置に保持
され、ケース移送部(B)では垂直位置に保持されるよ
うになっている。
ケース組立部(A)には、ケースホッパ(24)、下部
サイドフラップ折込み機(25)、底部フラップ折曲げ
機(26)および底部フラップ差込み機(27)がパケ
ット(19)のピッチと同じピッチで後から順に設けら
れている。また、ケースホッパ(24)の下に、ケース
取出機(28)が設けられている。
なお、ケース組立部(A)の各部の構成は公知のもので
あるから、詳細な説明は省略し、その動作を主体に説明
する(第14図参照)。
ケースホッパ(24)には、第14図(a)のように偏
平状に折畳まれた多数のケース(U)が上下に積重ねて
入れられている。ホッパ(24)内のケース(U)は、
天面側が左、底部側が右になり、しかも天面フラップ(
8)および底部フラップ(8)の付いた長さ面(5a)
が下になるように向きを揃えられている。また、ホッパ
(24)の下部では、下にいくにつれて前後幅が徐々に
小さくなっている。
ケース取出機(28)は、ホッパ(24)の下に停止し
て水平位置にあるパケット(19)の切欠き(20)を
通って昇降する3つのサクションカップ(29)を備え
ている。空ケースコンベヤ(2)のパケット(19)が
移動している間は、サクションカップ(29)はパケッ
ト(19)より下方で待機している。
そして、空のパケット(19)がホッパ(24)の下に
停止している間に、サクションカップ(29)がパケッ
ト(19)の切欠き(20)を通ってホッパ(24)内
まで上昇し、最下段のケース(U)の長さ面(5a)を
吸着したのち、パケット(19)の下方まで下降する。
サクションカップ(29)がケース([1)の長さ面(
5a)を吸着して下降すると、ホッパ(24)の前後幅
が徐々に小さくなっているために、胴部(5)が徐々に
開き、第14図(b)のように角筒状に開かれた胴部(
5)がパケット(19)の前後の端壁(19b) (I
dle)の間にはまって支持壁(L9a)の上にのり、
サクションカップ(29)がこれから離れる。パケット
(19)が1ピツチずつ移動して停止する度にこのよう
な動作を繰返すことにより、ホッパ(24)内のケース
(U)が下のものから1個ずつ、胴部(5)を開いた状
態でパケット(19)に取出される。
ホッパ(24)から取出されたケース(U)を支持した
パケット(19)が下部サイドフラップ折込み機(25
)に移動すると、これにより、第14図(C)のように
両側の下部サイドフラップ(9)が内側に折込まれる。
パケット(19)が底部フラップ折曲げ機(26)に移
動すると、これにより、第14図(d)のように底部フ
ラップ(8)およびその差込片(11)が内側に折曲げ
られる。
パケット(19)が底部フラップ差込み機(27)に移
動すると、第14図<e>のように底部フラップ(8)
の差込片(11)が胴部(5)に差込まれ、ケース(U
)の底部が完全に閉じられる。そして、このようにして
底部が閉じられたケース(U)が、1個ずつケース移送
部(B)に供給される。
ケース移送部(B)には、ケース組立部(A)の底部フ
ラップ差込み機(27)よりパケット(19)のピッチ
分だけ前方に位置するパケット起立機(30)と、これ
よりさらに上記ピッチ分だけ前方に位置するケース移送
機(31)とが設けられている。
また、ケース移送部(B)では、空ケースコンベヤ(2
)の前部と充填流ケースコンベヤ(3)の後部との間に
、ケース(U)の底部を受けてこれを移動させるための
平坦移送面(32)が設けられている。
第4図および第5図に示すように、パケット起立機(3
0)は、空ケースコンベヤ(2)の左側の基台(1)の
上部に右斜め上向きに取付けられた起立シリンダ(空気
シリンダ)(33)を備えており、そのロッド(33a
)の先端にはローラ(34)が取付けられている。また
、パケット起立機(3o)の部分の空ケースコンベヤ(
2)の右側には、前後方向にのびるケースガイド棒(3
5)が設けられている。パケット(19)が移動してい
る間は、第4図のように、起立シリンダ(33)のロッ
ド(33a)は縮んで、ローラ(34)は水平位置のパ
ケット(19)より下方に位置している。そして、パケ
ット(19)が停止している間に、ロッド(33a)が
のびて、ローラ(34)がパケット(19)の支持壁(
19a)を上に押す。これにより、パケット(19)が
ビン(17)を中心に回動し、ばね(2B)がピン(1
7)の位置を過ぎると、第5図のように、ばね(23)
の引張力によってパケット(19)が垂直位置まで回動
する。このため、第5図および第14図(f’)のよう
にケース(U)の底部が下になって移送面(32)にの
り、右側の長さ面(5a)がガイド棒(35)の左側の
面に沿うようになる。パケット(19)が垂直位置まで
回動すると、ロッド(33a)が縮んで、ローラ(34
)が元の位置まで下降する。そして、パケット(19)
の移動により、ケース(U)はガイド棒(35)に沿っ
て移送面(32)上をケース移送機(31)の右側まで
移動させられる。
第6図〜第8図に示すように、ケース移送機(31)は
、空ケースコンベヤ(2)の左側の基台(1)に右向き
に取付けられた移送シリンダ(空気シリンダ) (3B
)を備えており、そのロッド(lea)の先端には前後
方向にのびる支持板(37)が固定されている。支持板
(37)の左側の面の前後両端部にはガイド棒(38)
が直角に固定されており、これらのガイド棒(38)は
基台(1)に固定されたガイド(39)に案内支持され
ている。支持板(37)の右側の面には、前後3本の押
し棒(40)が直角に固定されている。また、ケース移
送機(31)の位置の空ケースコンベヤ(2)の右側と
充填済ケースコンベヤ(3)のバイアル充填部(D)の
左側との間に、前後2本のケースガイド棒(41)が設
けられている。
充填済ケースコンベヤ(3)には、第9図〜第11図な
どに示すように、前後の垂直支持壁(123)(124
)に挾まれたケース支持パケット部(125)が一定の
ピッチで設けられており、コンベヤ(3)はこのピッチ
ずつ間欠的に駆動される。ノ(ケラト部(125)の前
後の支持壁(123) (124)の相互間隔はケース
(U)の胴部(5)の長さ面(5a)の長さより少し大
きく、これらの間に底部を下にしたケース(U)が挾ま
れて搬送される。充填済ケースコンベヤ(3)のパケッ
ト部(125)は、バイアル充填部(D)においては一
定のバイアル充填位置に停止する。
空ケースコンベヤ(2)のパケット(19)が移動して
いる間は、ケース移送機(31)の移送シリンダ(3B
)のロッド(38a)は縮んで、押し棒(40)の先端
は垂直位置のパケット(19)より少し左側に位置して
いる。そして、パケット(19)が停止している間に、
ロッド(38a)がのび、押し棒(40)がパケット(
19)の切欠き(20)を通ってバイアル充填部(D)
の充填済ケースコンベヤ(3)のすぐ左側まで移動する
。これにより、パケット(19)の前後の端壁(19b
) (19e)の間に支持されていたケース(U)が、
移送面(32)上をガイド棒(41)に沿って右に移動
させられ、バイアル充填位置に停止している充填済ケー
スコンベヤ(3)のバケット部(125)に左側から挿
入される。ケース(U)がバケット部(125)に挿入
されると、ロッド(36a)が縮み、押し棒(40)が
パケット(19)の左側に戻る。
前述のように、この充填装置においては、1個のケース
(U)にバイアル(L)だけを10個充填する場合と、
バイアル(L)とアンプルを5個ずつ充填する場合とが
あるが、以下の説明はバイアル(L)だけを充填する場
合を主体にし、バイアル(L)とアンプルを充填する場
合については補足的に説明することにする。
第6図、第8図および第9図に示すように、バイアル充
填部(D)の右側の基台(1)に門形フレーム(42)
が設置されており、これに、井桁状ガイド(43Lシヤ
ツタ(44)、バイアル押込み棒(45)などが設けら
れている。
ガイド(43)は、図示しない適当な支持部材を介して
フレーム(42)に支持され、バイアル充填位置のバケ
ット部(125)に位置決めされたケース(U)のすぐ
上に位置するようになっている。
ガイド(43)には、上下が開口した水平断面正方形の
10のバイアルガイド穴(4B)が左右2列に形成され
ている。
フレーム(42)の前後の脚(47)の間にわたされた
支持板(48)の中央部にシャッタ開閉シリンダ(空−
気シリンダ) (49)が左向きに固定され、そのロッ
ド(49a)の先端にシャッタ(44)が固定されてい
る。シャッタ(44)は水平板状をなし、ガイド(43
)のすぐ上に位置している。そして、シリンダ(49)
の伸縮により、シャッタ(44)はガイド(43)の真
上に移動して全てのガイド穴(46)を塞ぐ閉位置と、
ガイド(43)より右側に移動して全てのガイド穴(4
6)を開く開位置とに切換えられる。
フレーム(42)の上端部に前方張出し状に設けられた
支持板(50)の中央部にバイアル押込みシリンダ(空
気シリンダ) (51)が下向きに取付けられ、そのロ
ッド(51a)の先端部が支持ブロック(52)に若干
の上下方向の摺動ができるように取付けられている。こ
のブロック(52)には、ロッド(51a)の外周面に
形成された環状みぞ(53)にばね(54)により押当
てられてこれらを軸線方向に移動しないように連結する
鋼球(55)が設けられている。ブロック(52)の上
面にはリミットスイッチ(LS)(5B)が取付けられ
、これに対応して、ロッド(51a)にLS作動部材(
57)が取付けられている。通常、LS作動部材(57
)はLS (56)より少し上に離れており、ロッド(
51a)とブロック(52)は一体となって昇降する。
ブロック(52)の下面に、前後方向にのびる支持板(
58)の中央部が固定されている。支持板(58)の上
面の前後両端部にガイド棒(59)が直角に固定され、
これらのガイド棒(59)は支持板(58)に固定され
たガイド(60)に案内支持されている。そして、支持
板(58)の下面に、10本の押込み棒(45)が直角
に固定されている。押込み棒(45)は、ガイド(43
)のガイド穴(4B)に対応して左右2列に配置され、
対応するガイド穴(46)の中心上に位置している。
閉位置にあるシャッタ(44)の上に、後に詳細に説明
するように、バイアル(■)が10個ずつ左右2列の状
態で供給される。そして、シャッタ(44)上にバイア
ル(■)が供給されたときにバイアル充填位置に空のケ
ース(U)が位置決めされているか、またはシャッタ(
44)上にバイアル(■)が供給されたのちにバイアル
充填位置に空のケース(U)が位置決めされると、シャ
ッタ(44)が開位置まで移動させられる。これにより
、シャッタ(44)上にあったバイアル(v)が、ガイ
ド(43)の対応するガイド穴(46)を通ってケース
(K)内の所定の位置に落下し、充填される。このとき
、シャッタ(44)が完全に開くと、押込みシリンダ(
51)のロッド(51a)がのびて、押込み棒(45)
がガイド穴(46)の下部まで下降し、バイアル(■)
の充填を補助するが、バイアル(V)がガイド(43)
やケース(U)に引掛ると、押込み棒(45)に過度の
力が作用し、ブロック(52)が停止して、ロッド(5
1a)だけが鋼球(55)から離れて下降する。このた
め、LS差動部材(57)がLS(56)を作動させ、
バイアル(V)の引掛りが検知される。バイアル(v)
の引掛りが検知されると、ロッド(51a)が縮んで、
押込み棒(45)が上昇し、装置が停止する。
第8図および第9図に示すように、バイアル供給部(C
)のバイアルコンベヤ(4)はベルトコンベヤであり、
その前端はバイアル充填部(D)のシャッタ(44)の
後端に連続している。バイアルコンベヤ(4)の左右両
側には、側ガイド(61)(62)が設けられている。
前部側ガイド(61)はシャッタ(44)の上までのび
ており、これらの相互間隔はバイアル(■)2個分より
少し大きい。後部側ガイド(62)の相互間隔はこれよ
り少し大きく、これらの間の中央に中央ガイド(G3)
が設けられている。そして、バイアル(■)は、バイア
ルコンベヤ(4)の後部では中央ガイド(63)と両側
の後部側ガイド(62)の間を1列ずつ合計2列になり
、前部では両側の前部側ガイド(61)の間を2列にな
って前方に搬送される。
バイアルコンベヤ(4)の前端部に、左右1対の第1ス
トツパ(G4)が設けられている。このストッパ(64
)は、空気シリンダ(65)によって左右に移動させら
れ、前部側ガイド(61)から内側に突出する閉位置と
前部側ガイド(61)より外側に退く開位置とに切換え
られる。前部側ガイド(61)と後部側ガイド(62)
の境界部付近に、左右1対の第2ストツパ(66)が設
けられている。このストッパ(66)も、空気シリンダ
(67)によって左右に移動させられ、前部側ガイド(
8■)から内側に突出する閉位置と前部側ガイド(61
)より外側に退く開位置とに切換えられる。第2ストツ
パ(66)より少し後方に、左右1対の第3ストツパ(
68)が設けられている。左右のストッパ(68)の対
向面は円弧状に形成されている。このストッ。
ハ(68)は、空気シリンダ(69)によって左右に移
動させられ、後部側ガイド(62)より少し内側に突出
した閉位置と後部側ガイド(B2)より外側に退く開位
置とに切換えられる。バイアルコンベヤ(4)の中央ガ
イド(63)の前部の真上にブツシャ移動シリンダ(空
気シリンダ) (70)が前向きに配置され、そのロッ
ド(70a)の前端に移動部材(71)が固定されてい
る。移動部材(71)の左右側側部後面にガイド棒(7
2)が直角に固定され、これらのガイド棒(72)がバ
イアルコンベヤ(4)の上方に配置されたガイド(73
)に案内されている。移動部材(71)にはブツシャ(
74)が左右方向にのびる水平軸を中心に回転しつるよ
うに取付けられており、移動部材(71)に固定された
支持部材(75)とブツシャ(74)の間にブツシャ開
閉シリンダ(空気シリンダ>  (76)が取付けられ
ている。そして、ブツシャ(74)は、開閉シリンダ(
7B)の作動により、上方の開位置(第9図の左側に鎖
線で示す位置)と下方の閉位置(同図に実線で示す位置
)に切換えられ、かつ移動シリンダ(70)の作動によ
り、シャッタ(44)後部に達する前端位置(同図の右
側に鎖線で示す位置)と第2ストツパ(6B)のすぐ前
の後端位置(同図の左側に実線および鎖線で示す位置)
の間を移動させられる。
また、バイアルコンベヤ(4)の第2ストツパ(6G)
のすぐ前に、バイアルカウントセンサ(77)が設けら
れている。
第1ストツパ(64)は、バイアル充填部(D)のシャ
ッタ(44)と連動しており、シャッタ(44)が開い
ているときには閉位置に切換えられてバイアル(V)を
停止させ、シャッタ(44)が閉じているときには開位
置に切換えられてバイアル(V)を通過させるようにな
っている。
通常、第2ストツパ(6B)は閉位置に、第3ストツパ
(68)は開位置に切換えられており、バイアルコンベ
ヤ(4)により搬送されてきたバイアル(L)は第2ス
トツパ(66)に当たって停止する。
カウントセンサ(77)により1列5個(2列で10個
)のバイアル(v)がカウントされると、第3ストツパ
(68)が閉位置に切換えられて、6列目の2個のバイ
アル(V)を中央ガイド(63)との間に挾み、それ以
降のバイアル(V)を停止させる。このとき、バイアル
充填位置に空のケース(U)が位置決めされていれば、
第2ストツパ(66)が開き、これと第3ストツパ(B
8)との間に停止させられていた10個のバイアル(V
)が充填部(D)に向って流れていく。バイアル充填位
置に空のケース(If)が位置決めされていなければ、
位置決めされたのちに第2ストツパ(66)が開く。
10個のバイアル(V)が全て第2ストツパ(6B)の
部分を通過したならば、第2ストツパ(66)が閉位置
に切換えられて、第3ストツパ(68)が開位置に切換
えられ、上記の動作が繰返される。
一方、ブツシャ(74)は、上述のように第2ストツパ
(66)が開いたときには後端位置にあって開位置に切
換えられており、このブツシャ(74)の下をバイアル
(V)が通過する。そして、第2ストツパ(66)が開
いてから所定の設定時間が経過したときに、ブツシャ(
74)が閉位置に切換えられて前端位置まで前進し、1
0個のバイアル(v)を確実にシャッタ(44)の上に
移送する。このようにしてシャッタ(44)の上に移送
されたバイアル(■)は、前述のように、空のケース(
Ll)に充填される。
ケース([1)にバイアル(V)とアンプルを充填する
場合には、バイアル(V)はバイアルコンベヤ(4)の
中央ガイド(63)と右側の後部側ガイド(62)との
間にのみ供給され、5個のバイアル(■)がバイアルコ
ンベヤ(4)の右側を通って、バイアル充填部(D)の
シャッタ(44)の上の右側に供給される。そして、シ
ャッタ(44)が開くことにより、5個のバイアル(V
)が井桁状ガイド(43)の右側のガイド穴(4B)を
通って、ケース(U)の右側にのみ充填される。
上記のようにバイアル充填部(D)においてバイアル(
V)が充填された充填済ケース(υ)は、充填済ケース
コンベヤ(3)により、バイアル検査部(E)、アンプ
ル充填部(F)、アンプル検査部(G)、能書供給部(
H)能書検査部(1)およびケース密閉部(J)に停止
しながら排出部(K)まで送られる。
バイアル検査部(E)には、バイアル検査装置(78)
が設けられている。
第10図および第11図に示すように、充填済ケースコ
ンベヤ(3)の左側に垂直に配置された支持板(79)
の左側面に空気シリンダ(80)が上向きに取付けられ
、そのロッド(80a)の先端に、支持板(79)の切
欠き(81)の部分を通って右側に突出した水平板(8
2)が固定されている。この水平板(82)の右端に、
支持板(79)の右側面の前後に固定されたガイドレー
ル(83)に沿って昇降する垂直板(84)の上端が固
定されており、この垂直板(84)の右側面に水平ブロ
ック状の検知ヘッド(85)が固定されている。そして
、検知ヘッド(85)は、シリンダ(80)の作動によ
り、上端の待機位置と下端の検査位置との間を昇降させ
られる。
検知ヘッド(85)には、ケース(U)に充填された1
0個のバイアル(v)に対応して、これを上下に貫通す
る10のガイド穴(8B)が形成されており、各式(8
6)には垂直な検知棒(87)がそれぞれ上下移動自在
に挿入されている。検知棒(87)の上端には直方体状
の遮光ブロック(88)が取付けられており、対応する
左右のブロック(88)は一部上なり合って独立して昇
降しつるようになっている。検知ヘッド(85)の前端
部上面中央に光電スイッチ(89)を構成する投光器(
89a)が、後端部上面中央に同じ光電スイッチ(89
)を構成する受光器(89b)が取付けられ、これらを
結ぶ直線は前後方向に水平にのびて、左右の遮光ブロッ
ク(8B)の重なり部分を通っている。そして、検知ヘ
ッド(85)が待機位置にあるときには、全ての検知棒
(87)が、自重により、遮光ブロック(88)の下面
が検知ヘッド(85)の上面に接する下端位置まで下降
しており、これらにより、光電スイッチ(89)が遮ら
れてオフになっている。
充填済ケース(U)が充填済ケースコンベヤ(3)上を
移動している間は、検知ヘッド(85)は待機位置に停
止しており、ケース(U)が停止すると、検査位置まで
下降させられる。
検知棒(87)は、検知ヘッド(85)が検査位置に達
するより少し手前でバイアル(V)の上面に当たるよう
になっている。このため、ケース(U)に10個のバイ
アル(v)が正しく充填されているときには、検知ヘッ
ド(85)が検査位置まで下降したときに、全ての検知
棒(87)がバイアル(V)に当たって少し持上げられ
、遮光ブロック(88)が検知ヘッド(85)の上面か
ら少し上昇する。
このため、検知ヘッド(85)の上面と全ての遮光ブロ
ック(88)との間に隙間が生じ、光電スイッチ(89
)の投光器(89a)から出た光がこの隙間を通って受
光器(89b)に入る。これにより、光電スイッチ(8
9)がオンになり、バイアル(V)が正しく充填されて
いることが検知される。検査が終ったならば、検知ヘッ
ド(85)は待機位置まで上昇し、ケース(U)は再び
移動を開始する。
バイアルmが10個充填されていない場合は、検知ヘッ
ド(85)が検査位置まで下降しても、バイアル(■)
がない部分の検知棒(87)は当たるものがないので、
下端位置に位置したままであり、その遮光ブロック(8
8)は持上げられない。
このため、この遮光ブロック(88)により光電スイッ
チ(89)が遮られたままであり、光電スイッチ(89
)がオンになることがない。そして、これによりバイア
ル(v)の不足が検知され、装置が停止するとともに、
警報、異常が表示される。
ケース(U)にバイアル(v)とアンプルを充填する場
合には、バイアル検査装置(78)の左側の5本の検知
棒(87)が取外され、右側の5本の検知棒(87)だ
けを使用して、上記と同様に、ケース(U)の右側に5
個のバイアル(V)が正しく充填されているか検査され
る。
アンプル充填部(P)には、アンプル供給装置(90)
が設けられている。この装置(90)は、アンプルロン
ドケースホッパ(91)、定量送り込み装置(93)お
よびシュート(94)を備えている。ケースホッパ(9
1)には、10個のアンプルが入れられたロンドケース
(図示路)が積重ねられている。ホッパ(91)内のロ
ンドケースは下のものから順に、図示しないブツシャに
より1個ずつ送り込み装置(93)に送られる。送り込
み装置(93)では、ロンドケース内のアンプルが5個
ずつ取出されて、シュート(94)に供給される。そし
て、ケース(U)にバイアル(v)とアンプルとを充填
する場合に、前述のように右側に5個のバイアル(v)
が充填されたケース(U)がアンプル充填位置に停止し
たときに、シュート(94)からケース(U)の左側に
5個のアンプルが充填される。
なお、アンプル供給装置(90)自体は公知のものであ
るから、詳細な説明は省略する。
アンプル検査部(G)には、バイアル検査装置(78)
と同様のアンプル検査装置(95)が設けられている。
この検査装置(95)は5本の検知棒を備えており、ケ
ース(U)にバイアル(V)とアンプルとを充填する場
合に、ケース(U)の左側にアンプルが5個正しく充填
されているか検査される。
なお、アンプル供給装置(90)およびアンプル検査装
置(95)は、ケース(U)にバイアル(v)だけを充
填するときには使用されない。
能書供給部(H)には、能書供給装置(9G)が設けら
れている。
第12図および第13図に示すように、能書供給部(H
)の充填済ケースコンベヤ(3)より左側の基台(1)
上面の左右にそれぞれ前後1対の支柱(97)が固定さ
れ、これらの支柱(97)の上端部に左右方向に水平に
のびる支持台(98)が固定されている。支持台(98
)は充填済ケースコンベヤ(3)の上を越えて右側にの
びており、その左側部分の上面に水平移動シリンダ(空
気シリンダ) (99)が右向きに固定されている。こ
のシリンダ(99)のロッド(99a)の先端部には水
平板状の水平移動部材(101)が固定され、水平移動
部材(101)には垂直移動シリンダ(空気シリンダ)
(102)が下向きに固定されている。このシリンダ(
102)のロッド(102a)の下端部に水平連結板(
103)が固定され、これに固定された垂直連結板(1
04)の下端部に水平板状の垂直移動部材(105)が
固定されている。垂直移動部材(105)の上面中央部
にガイド棒(toe)が垂直に固定され、このガイド捧
(106)は水平移動部材(101)に取付けられたガ
イド(107)に上下摺動自在に受けられている。垂直
移動部材(105)の前後2箇所に、サクションカップ
(108)が若干の上下動ができるように取付けられて
いる。サクションカップ(108)は、垂直移動シリン
ダ(102)の作動によって上端位置と下端位置(第1
2図および第13図に示す位置)との間を上下に移動さ
せられ、水平移動シリンダ(99)の作動によって基台
(1)より右側の右端位置(第12図および第13図に
示す位置)と充填済ケースコンベヤ(3)の能書供給位
置の真上の左端位置との間を左右に移動させられる。な
お、垂直移動シリンダ(102)のロッド(102a)
およびガイド(107)は支持台(98)の右側部分に
形成された切欠き(12B)にはまり、支持台(98)
と干渉しないようになっている。
能書供給部(11)の基台(1)の右側に、能書ホッパ
(109)が前後移動自在に設けられている。
ホッパ(109)には前後2つの能書収容部(109a
)が設けられ、各収容部(109a)に、は水平な能書
保持板(110)が上下移動自在に配置されている。
各能書収容部(109a)の外側に、それぞれ、かさ歯
車(111)を介して駆動モータ(112)に連結され
た保持板昇降用ねじ軸(113)が垂直に配置されてい
る。保持板(110)の一端部にはねじ軸(113)と
かみ合うナツト(114)が固定されており、モータ(
112)でねじ軸(113)を回転させることにより、
保持板(110)が昇降させられる。各能書収容部(1
09a)の上部に、光電スイッチ(115)がそれぞれ
設けられている。各能書収容部(109a)の保持板(
110)の上には多数の能書(V)が積重ねられており
、その上端が光電スイッチ(115)を遮る位置に保持
板(110)が停止している。
ホッパ(109)は切換えシリンダ(空気シリンダ)(
11B)によって前後に移動させられ、いずれか一方の
能書収容部(109a)が右端位置のサクションカップ
(108)の真下に位置させられるようになっている。
能書供給装置(96)のサクションカップ(108)は
、通常、右端位置の上端位置で待機している。
前述のようにバイアル(v)の充填および検査が済んだ
ケース(U)が能書供給位置に停止すると、サクション
カップ(108)は下端位置まで下降し、その真下に位
置している一方の収容部(109a)内の一番上の能書
(w)を1枚吸引し、上端位置まで上昇する。次に、サ
クションカップ(10g)は上端位置のまま左端位置ま
で移動し、充填済ケースコンベヤ(3)上のケース(U
)の真上に停止する。そして、サクションカップ(10
8)は下端位置まで下降して、能書(lll)をケース
(U)内のバイアル(V)の上に置き、上端位置まで上
昇する。こののち、サクションカップ(108)は右端
位置まで移動し、上記の動作を繰返す。能書(V)がサ
クションカップ(10B)により吸引、取出されて、収
容部(109a)内の能書(W)の高さが低くなると、
光電スイッチ(115)が遮られなくなるため、再び能
書(W)が光電スイッチ(115)を遮る位置まで保持
板(110)が上昇し、能書(ν)の高さはほぼ一定に
保たれる。そして、上記−方の収容部(109a)内に
能書(W)がなくなると、切換えシリンダ(116)が
作動して、他方の収容部(109a)が右端位置のサク
ションカップ(108)の真下に移動させられ、この他
方の収容部(109a)から能書(ν)が供給されるよ
うになる。空になった上記一方の収容部(109a)で
は、保持板(110)が自動的に最下段まで下降し、作
業者によって保持板(110)の上に能書(V)が補給
される。
そして、上記他方の収容部(109a)内の能書(W)
がなくなると、再び上記一方の収容部(109a)から
能書(W)が供給されるという動作が繰返される。
能書検査部(1)には、バイアル検査装置(78)と同
様の能書検査装置(127)が設けられている。
この検査装置(127)は適当数たとえば2〜3本の検
知棒を備えている。これらの検知棒はケース(U)内の
バイアル(v)相互間の空隙に対応しており、ケース(
U)に能書(W)が供給されているときには全ての検知
棒が能書に当たって持上げられるが、能書が供給されて
いないときには検知棒が持上げられないようになってい
る。そして、これにより、バイアル検査装置(78)の
場合と同様に、能書(W)が供給されているか検査され
る。
ケース密閉部(J)には、上部サイドフラップ折込み機
(117) 、天面フラップ折曲げ機(118)および
天面フラップ差込み機(119)が充填済ケースコンベ
ヤ(3)のバケット部(125)のピッチと同じピッチ
で後から順に設けられている。
これらは、ケース組立部(A)の下部サイドフラップ折
込み機(25)、底部フラップ折曲げ機(2B)および
底部フラップ差込み機(27)を縦にしたような形のも
のであり、次のようにケース(U)が密閉される(第1
5図参照)。
第15図(a)のようにバイアル(v)および能書(W
)が供給されたケース(U)が上部サイドフラップ折込
み機(117)に移動すると、これにより、同図(b)
のように両側の上部サイドフラップ(7)が内側に折込
まれる。ケース(U)が天面フラップ折曲げ機(11g
)に移動すると、これにより、同図(C)のように天面
フラップ(6)およびその差込片(10)が内側に折曲
げられる。ケース(U)が天面フラップ差込み機(11
9)に移動すると、これにより、同図(d)のように天
面フラップ(6)の差込片(lO)が胴部(5)に差込
まれ、ケース(U)が完全に密閉される。そして、この
ようにして密閉されたケース(U)が、1個ずつ排出部
(K)に送られる。
排出部(K)には、排出装置(120)が設けられてい
る。
排出装置(120)は、基台(1)の上方に左右方向に
水平にのびるように配置されたロッドレスシリンダ(1
21)と、このロッドレスシリンダ(121)によって
左右方向に移動させられるブツシャ(122)とを備え
ている。図示は省略したが、ブツシャ(122)は空気
シリンダによって第2図のような作動位置とこれより上
方に回動した退避位置とに切換えられる。ブツシャ(1
22)は、通常、充填済ケースコンベヤ(3)より右側
の右端位置に待機しており、密閉されたケース(U)が
充填済ケースコンベヤ(3)により排出部(K)に送ら
れてきて停止すると、作動位置のまま左端位置まで移動
し、これにより、ケース(U)を充填済ケースコンベヤ
(3)のパケット部(125)から左側に押出し、これ
をさらに左に移動させて排出する。そして、ブツシャ(
122)は上方の退避位置に回動した状態で充填済ケー
スコンベヤ(3)上の次のケース(U)と干渉すること
なく右端位置まで戻り、ケース(U)が送られてくる度
に上記の動作を繰返す。
発明の効果 この発明のバイアル充填装置によれば、上述のように、
ケースの組立、バイアルの充填および能書の供給を全て
自動的に行なうことができる。そして、シャッタを開く
だけで井桁状ガイドによってケースにバイアルを確実に
充填することができ、構成が簡単になる。さらに、ケー
ス移送手段が横倒しの状態で組立てられたケースを底部
が下になるように起立させて移送するものであるから、
ケースの移送が容易であり、構成も簡単になる。しかも
、ケース組立手段においてケースを横倒しの状態で組立
てることができるようになり、ケース組立手段の構成も
簡単になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の1実施例を示すバイアル充填装置全
体の平面図、第2図は同側面図、第3図は空ケースコン
ベヤおよびケースパケットの一部を示す斜視図、第4図
はパケット起立機を示す背面図、第5図は第4図と異な
る状態を示すパケット起立機の背面図、第6図はケース
移送機を示す背面図、第7図は同平面図、第8図はバイ
アル供給部およびバイアル充填部を示す平面図、第9図
は同側面図、第10図はバイアル検査装置を示す斜視図
、第11図は同側面図、第12図は能書供給装置を示す
側面図、第13図は同背面図、第14図はケース組立の
状態を順に示す斜視図、第15図はケース密閉の状態を
順に示す斜視図である。 (A)・・・ケース組立部、(B)・・・ケース移送部
、(C)・・・バイアル供給部、(D)・・・バイアル
充填部、(H)・・・能書供給部、(ハ・・・ケース密
閉部、(K)・・・排出部、(U)・・・ケース、(5
)・・・胴部、(6)・・・天面フラップ、(7)・・
・上部サイドフラップ、(8)・・・底部フラップ、(
9)・・・下部フラップ、(1o)(11)・・・差込
み片、(V)・・・バイアル、(W)・・・能書、(2
)・・・空ケースコンベヤ、(3)・・・充填済ケース
コンベヤ、(4)・・・バイアルコンベヤ、(19)・
・・ケースパケット、(24)・・・ケースホッパ、(
25)・・・下部サイドフラップ折込み機、(26)・
・・底部フラップ折曲げ機、(27)・・・底部フラッ
プ差込み機、(28)・・・ケース取出機、(30)・
・・パケット起立機、(31)・・・ケース移送機、(
43)・・・井桁状ガイド、(44)・・・シャッタ、
(46)・・・バイアルガイド穴、(49)・・・シャ
ッタ開閉シリンダ、(9B)・・・能書供給装置、(1
17)・・・上部サイドフラップ折込み機、(118)
・・・天面フラップ折曲げ機、(119)・・・天面フ
ラップ差込み機、(120)・・・排出装置、(125
)・・・バケット部。 以  上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 偏平状に折畳まれたケース素材の胴部を横倒しの状態で
    角筒状に開いて底部を閉じるケース組立手段と、 横倒しの状態で組立てられたケースを底部が下になるよ
    うに起立させて所定のバイアル充填位置に位置決めする
    ケース移送手段と、 バイアル充填位置のケースの上に配置され、上下が開口
    した複数のバイアルガイド穴を有する井桁状ガイドと、 井桁状ガイドの上に配置されて、水平方向に移動するこ
    とにより井桁状ガイドのガイド穴を開閉するシャッタと
    、 複数のバイアルをバイアル充填位置の閉じた状態のシャ
    ッタの上に供給するバイアル供給手段と、 シャッタを開くことによりシャッタ上のバイアルを井桁
    状ガイドのガイド穴を通してケース内に充填するために
    シャッタを開閉するシャッタ開閉手段と、 バイアル充填位置においてバイアルが充填されたケース
    を搬送する充填済ケース搬送手段と、充填済ケース搬送
    手段により搬送されているケース内に能書を供給する能
    書供給手段と、能書が供給されて充填済ケース搬送手段
    により搬送されているケースの上部を閉じるケース密閉
    手段と、 上部が閉じられて充填済ケース搬送手段により搬送され
    てきたケースを排出する排出手段とを備えているバイア
    ル充填装置。
JP2213489A 1989-01-30 1989-01-30 バイアル充填装置 Pending JPH02205517A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2213489A JPH02205517A (ja) 1989-01-30 1989-01-30 バイアル充填装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2213489A JPH02205517A (ja) 1989-01-30 1989-01-30 バイアル充填装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02205517A true JPH02205517A (ja) 1990-08-15

Family

ID=12074420

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2213489A Pending JPH02205517A (ja) 1989-01-30 1989-01-30 バイアル充填装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02205517A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008531421A (ja) * 2005-03-03 2008-08-14 スィデル・パルティスィパスィヨン 厚紙の箱に製品を自動的に包装するための機械
CN105275909A (zh) * 2015-11-30 2016-01-27 天津市福臻机电工程有限公司 自锁式弹性供气快插装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008531421A (ja) * 2005-03-03 2008-08-14 スィデル・パルティスィパスィヨン 厚紙の箱に製品を自動的に包装するための機械
JP4913757B2 (ja) * 2005-03-03 2012-04-11 スィデル・パルティスィパスィヨン 厚紙の箱に製品を自動的に包装するための機械
CN105275909A (zh) * 2015-11-30 2016-01-27 天津市福臻机电工程有限公司 自锁式弹性供气快插装置
CN105275909B (zh) * 2015-11-30 2018-12-14 天津新玛特科技发展有限公司 自锁式弹性供气快插装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5010929A (en) Fast acting double loading system for automatic packaging machine
US3616951A (en) Carton unloading and stack transferring apparatus
CA1228874A (en) Apparatus for introducing stacks of paper layers into cartons
US4583965A (en) Assembly for unfolding flattened cartons in packaging machinery
EP0356654A1 (de) Einrichtung zum Zuführen von (Packungs-) Zuschnitten zu einer Verpackungsmaschine
US4324523A (en) System for handling tubular containers, including apparatus and cases therefor
JPS6355031A (ja) 包装機械におけるブランク供給装置
US7569009B2 (en) Station for feeding flat folded tubular blanks to a boxing machine
JPH02205517A (ja) バイアル充填装置
CN114126970A (zh) 用于将元件、优选纸箱布置在托盘上的包装机及其方法
CN114174175A (zh) 用于将产品包装在纸箱中的包装机及其方法
US4243135A (en) Apparatus for inserting packs into the gaps of a moving file of cigarette packs or the like
EP0603977A1 (en) Blank Feeder
JP2017065883A (ja) 容器供給装置
US5620299A (en) Process and device to store and seperate textile tubes
JPH0829833B2 (ja) トレ−給排装置
JPH06122415A (ja) ガラス管の梱包装置
EP1595791A2 (en) Compact boxing machine
US5481854A (en) Method of and apparatus for inserting trays of articles into sleeves
JPH07195585A (ja) ロックボトム式カートン自動組立装置
US4143779A (en) Can end feeder
US3509691A (en) Equipment for packing articles in cartons or the like
US3462910A (en) Counting and feeding apparatus
JP2563054B2 (ja) 搬送用トレーの充填方法
JPH02152685A (ja) 液体自動充填機用ブロー容器マガジン