JPH02205438A - 摺動面の給油方法 - Google Patents

摺動面の給油方法

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JPH02205438A
JPH02205438A JP2200889A JP2200889A JPH02205438A JP H02205438 A JPH02205438 A JP H02205438A JP 2200889 A JP2200889 A JP 2200889A JP 2200889 A JP2200889 A JP 2200889A JP H02205438 A JPH02205438 A JP H02205438A
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JP
Japan
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amount
oil
moving body
sampling time
calculated
Prior art date
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Pending
Application number
JP2200889A
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English (en)
Inventor
Hideo Yuzuhara
柚原 秀男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Machinery Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、摺動面に対する全損式給油方法に関するもの
である。
従来の技術 摺動面の摩耗や摩擦を減らす目的で、潤滑油を供給して
薄膜(境界潤滑)状態に保つ全損式給油方式において、
必要とする給油量は、運動体の動作距離に比例し、かつ
移動速度及びカバーの有無。
摺動面にがかる切粉の材質等の環境条件等によって最適
給油量が決まる。従来、全損式給油方法ではこのような
要因に関係なく過去の経験から割り出した一定油量を連
続的又は間欠的に給油していた。
発明が解決しようとする課題 従来の技術で述べた全損式給油方法にあっては動作距離
、速度及び環境条件共に一定の条件で動作している間は
問題がないが、例えば停止中においても給油が行われる
ので、油の消費量が増加するばかりか、運動体を浮き上
げて精度を悪くしたり、漏れた油が切削液中に混入して
切削液の寿命を短め、廃液処理の点においても問題とな
る。また逆に予定より頻繁に運動体が動作したり、速度
及び環境条件が変化した場合には、油量が不足して無供
給状態になる恐れがあり、また供給量と必要量が一致し
ないので摺動抵抗がその都度変化し、加工精度にも悪影
響を及ぼす等の問題点を有していた。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたちのであり、
その目的とするところは、NC装置によって指令する運
動体の運転状態から、常時最適油量を算出して、最適油
量を給油する方法を提供しようとするものである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明の摺動面の潤滑油供給
方法は、制御装置によって指令する運動体の動作距離、
速度、運動体及びベッドの摺動面状態、摺動面環境の全
部又はこれらの一部の組合わせによる運転条件から常時
算出した最適油量を摺動面に供給するものである。
作用 NC装置によって指令する連動体の運転条件から常時最
適油量を算出して摺動面に給油する。
実施例 実施例について第1図を参照して説明する。ベッドl上
に削設された摺動面1a上に、運動体2が移動可能に載
置されている。運動体2はNC装置3により回転される
サーボモータ4によりボールねじ5を介して駆動され、
運動体2の現在位置をNC装置にフィードバックする検
出器6がサーボモータ4に固着されている。そしてベッ
ド1の摺動面と運動体2の摺動面2aとの間に、潤滑油
ポンプ7により貯蔵タンク内の潤滑油が供給されるよう
になっており、潤滑油ポンプ7はNC装置3内のポンプ
作動部8により一定吐出量ΔQ(例えば0.O1〜0.
1 d’)が間欠的に吐出されるものが使用されている
摺動面1a、2a間に供給される潤滑油の必要量Qcd
は次の(1)式により算出できると考えられる。
Q−に、  ・K8 ・K、・L・ ・ ・ ・ ・ 
・ (1)但し、Lは動作路Mm、Kl は環境変数で
例えば摺動面カバーの有無、摺動面にかかる切粉の種類
によって変わる変数、K2は摺動面の状態によって決ま
る定数で例えば摺動面の形状、摺動面の水平面に対する
角度(縦、水平、傾斜)、材質8表面粗さ、油溝形状、
油の性状等によって決まる定数であり、K、は速度変数
で次の(2)式で算出できると考えられる。
K、=A  ・ V”  −A  (L/l)”  ・
 ・ ・ (2)但しA、nは定数で、■は平均速度L
/lである。
この(2)式を(1)式に代入すると次の(3)式とな
る。
Q冨に、 ・K! ・A・ (L ffl十+)/ t
*  )従ってポンプ7を作動して間欠吐出量ΔQを供
給する時期を知るためのサンプリングタイムΔを対応の
必要量Δqは、次の(4)式で算出できるものと考えら
れる。
ΔQ=に+  −Kz  ・A(ΔL1″十目/Δta
)NC装置3内には、運動体の動きを読み取る移動量読
込部10、ΔqがΔQより小さくなるようなサンプリン
グタイムΔtを設定するサンプリングタイム設定部12
、変数に+を外部人力する変数入力部14、予め定数K
g 、A、nを設定する定数設定部15がそれぞれ設け
られている。更にNC装置内には移動量読込部lOから
の運動体2の移動量と、サンプリングタイム設定部12
がらの信号により、サンプリングタイムΔを中の動作距
離ΔLを算出する動作距離算出部11、この動作距離Δ
L、サンプリングタイムΔt、変数Kl定数に、、A、
nによりサンプリングタイム毎の必要供給油量Δqを算
出するΔq算出部13が設けられている。更にNC装置
内には算出したΔqを加算して、定数設定部15からの
ポンプの間欠吐出量ΔQと比較し、加算値がΔQに達し
たときポンプ作動信号を出力するとともに、加算値から
ΔQを減算して、新たにΔqの加算を行う演算及び比較
部16、この演算及び比較部16からの信号でポンプ7
を作動するポンプ作動部8がそれぞれ設けられている。
続いて本実施例の作用について説明する。NC装置3の
移動量読込部lOにより実際の移動量が読取られ、動作
距離算出部11に運動体2の移動量及び速度が送られる
。一方サンプリングタイム設定部12に設定されている
サンプリングタイムΔtが、動作距離算出部11及びΔ
q算出部13に送られており、動作距離算出部ll内で
サンブリングタイムΔtに対応する動作距離ΔLが算出
されてΔq算出部13に送られる。Δq算出部13には
変数入力部14を介して外部入力された変数に1が記憶
され、更に定数入力部15により定数に、、A、nが入
力され記憶されており、Δq算出部13においてサンプ
リングタイムΔを毎に演算によりΔqが算出されて演算
及び比較部16に出力される。演算及び比較部16には
予め定数入力部15よりポンプ7の間欠吐出量ΔQが入
力され記憶されており、サンプリングタイムΔを毎に送
られてくるΔqを加算し、加算値がΔQと等しいか大き
くなった時点で信号をポンプ作動部8に出力するととも
に、Δq加算値からΔQを減算する。そしてポンプ作動
部8の出力によりポンプ7が作動して摺動面1a、2a
間に給油が行われる。
尚1台の機械に複数の摺動面がある場合にはポンプ7を
複数個設けるか第2図に示すように常時吐出形のポンプ
17を用い電磁弁作動部20の出力により電磁切換弁1
8.19のソレノイド50Ll、5OL2に同時に間欠
通電して、それぞれの摺動面に間欠供給するようにする
こともできる。
また速度変化が少ない場合には速度変数に、は一定とな
り、定数に2に組入れることが可能で、定数A、nも不
用となり、次の(5)式によって算出される動作距離Δ
Lごとにポンプ7を作動させることにより目的を達する
ことができるものと考えられる。
ΔL−ΔQ/に、  ・K: ・・・・・・・・ (5
)従ってこの場合は、サンプリングタイム設定部も不要
となり更に動作距離算出部11.Δq算出部13、演算
及び比較部16の構成を闇単にすることができる。
発明の効果 本発明は、上述のとおり構成されているので次に記載す
る効果を奏する。
NC装置により指令する運動体の移動量、速度等の運転
条件から算出した最適油量を給油するようになしたので
、過剰給油による油の消費量の増加がなく、同時に漏れ
た油による腐敗が少なくなって切削液の寿命が延び、更
に運動体の浮き上がり現象がなくなって加工精度が向上
する。また過少給油による焼付事故や摺動抵抗の変化に
よる作動不良により加工精度に悪影響を与えることがな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部ブロック線図を含む本発明の摺動面の給油
方法の説明図、第2図は1台の機械で複数の摺動面に供
給する場合の他の実施例を示す説明用部分図である。 1・・ベッド    2・・運動体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)NC制御された機械において、制御装置(3)に
    よって指令する運動体(2)の動作距離、速度、運動体
    及びベッド(1)の摺動面状態、摺動面環境の全部又は
    これら一部の組合わせによる運転条件から常時算出した
    最適油量を摺動面(1a,2a)に供給することを特徴
    とする摺動面の給油方法。
JP2200889A 1989-01-31 1989-01-31 摺動面の給油方法 Pending JPH02205438A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04171156A (ja) * 1990-10-31 1992-06-18 Makino Milling Mach Co Ltd 摺動面潤滑方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49109773A (ja) * 1973-01-29 1974-10-18
JPS58202748A (ja) * 1982-05-10 1983-11-26 フオルクスアイグナ−・ベトリ−プ・ヴエルクツオイグマシ−ネン・コンビナ−ト「あ」ジ−ベンテン・オクト−バ−“ベルリン 案内の1個又は数個の調整装置の自動操作回路装置

Patent Citations (2)

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