JPH02204088A - 光学的情報記録媒体 - Google Patents

光学的情報記録媒体

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JPH02204088A
JPH02204088A JP1023894A JP2389489A JPH02204088A JP H02204088 A JPH02204088 A JP H02204088A JP 1023894 A JP1023894 A JP 1023894A JP 2389489 A JP2389489 A JP 2389489A JP H02204088 A JPH02204088 A JP H02204088A
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JP
Japan
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information recording
recording medium
optical information
recording layer
general formula
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Pending
Application number
JP1023894A
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English (en)
Inventor
Setsuo Kobayashi
節郎 小林
Kishiro Iwasaki
岩崎 紀四郎
Mariko Nakamura
麻里子 中村
Hiroshi Sasaki
洋 佐々木
Yutaka Ito
豊 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH02204088A publication Critical patent/JPH02204088A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、レーザ光線によって情報を記録、再生するこ
とのできる光学的情報記録媒体に係り、特に、ナフタロ
シアニン化合物の相変化により可逆的に記録再生消去す
る光学的情報記録媒体に関する。
〔従来の技術〕
近年、有機系材料を用いた書き換え可能である、いわゆ
る、E−D、RAW型の光記録には、フォトクロミズム
現象を用いた方法が、数多く報告されている。このフォ
トクロミズム現象とは、ある化合物に日光、あるいは、
水銀灯の光のように紫外線を含む光を照射する速やかに
色が変わり、光の照射をやめて暗所におくと、元の色に
変わる可逆的作用のことである。この性質をもつ化合物
はフォトクロミンク化合物と呼ばれ、下記の構造式(但
し、R+、Rzは種々の置換基ン で示される1、3.3〜トリメチルインドリノベンゾス
ピロビラン誘導体が、最も注目されてきている。即ち、
この化合物は、ベンゼン、トルエン等の無極性溶媒中で
は太陽光、または、紫外線を照射すると無色から青色に
すみやかに変化し、暗所で放置、又は、可視光の照射に
よりもとの無色に戻る。しかし、これらの化合物はエチ
ルアルコール、メチルアルコール、アセトン、アセトニ
トリル、ジメチルホルムアミド等の極性溶媒に溶かした
ときは一般に赤ないし赤紫色をしており、この溶媒に紫
外線を照射してもそれ1よと顕著なフォトクロミニ、l
り作用を呈しない。また、高分子マトリックス中でも、
この化合物はそれほど顕著なフォトクロミック作用を呈
さず、特に、ポリメタクリレート、ポリカーボネート、
ポリ (アリルグリコールカーボネート)など極性基を
もつ高分子マトリックス中では赤ないし赤紫色をしてお
り、紫外線を照射しても充分なフォトクロミック作用が
認められない、さらに、上述のような高分子71〜リツ
クス中で(II)の化合物は、その発色構造がマトリッ
クス中で安定化されてしまうため、その退色スピードが
極端に遅くなってしまうという欠点がある。
また、米国特許第35621.72号、第351’86
02号、第4215010号、第4342668号の各
明細書に記載されているようなスピロ(インドリン)ナ
フトオキサジン化合物は、上に示したような溶媒、ある
いは。
高分子マトリックスの影響を受けず、その退色スピード
も早い、しかし、この人ピロ(インドリン)ナフトオキ
サジン化合物は、そのフォトクロミック作用が溶媒中、
あるいは、高分子マトリックス中で10〜15℃付近で
顕著であるが、室温付近(20〜30℃)、あるいは、
それより高温域(30−40℃)ではあまり顕著ではな
い。
〔発明が解決しようとする課題〕
可逆記t?i用材料としては、記録が速やかに行われ、
その記録の保存安定性が重要になる。
先にあげた従来のフォトクロミンク化合物については、
スピロ(インドリン)ナフトオキサジン化合物のように
、可逆的変化が早い、つまり2記録層度が早いという反
面材料自身の安定性にかけ、また、室温付近でさえ記録
状態が不安定などの欠点があるものが多い。
このように、優れた可逆的な光情報記録材料としての条
件を全て満たすような材料は、現在のところほとんど見
られない。
本発明の目的は、記録媒体自身の安定性がよく、かつ、
記録状態の保存安定性に優れ、′/e4去可能な光情報
記録媒体を提供することにある。
〔訓示を解決するための手段〕
発明者らは、従来技術の課題を解決するため鋭意検討を
行なった結果、ナフタロシアニン化合物が熱安定性に優
れ、かつ、記録状態の保存安定性に優れていることを見
出した。これを用いた光学的情報記録媒体が可逆的な記
録層の相変化によって、記録再生消去することを見出し
、本発明に至った。
即ち、本発明の目的は、基板りに設ける情報記録層が次
式(I)で表されるナフタロシアニン化合物を含有する
光学的情報記録媒体を提供することにある。
(式中2Mは一価又は三価の金属、金属の酸化物。
ハロゲン化物、または、水酸化物を表す)(I)式で表
わされるナフタロシアニン化合物には、バナジルナフタ
ロシアニ〉′、亜鉛ナフタロシアニン、銅ナフタロシア
ニン、アルミニウムナフタロシアニン、シリコンナフタ
ロシアニン、チタニルナフタロシアニン等を挙げること
ができ、特に、バナジル、アルミニウム、チタン等の金
属酸化物が好ましい。
これらを可逆な光学的情報記録媒体の材料に用いる応用
例はまだ見出されていない。
上述のナフタロシアニン化合物は、通常の真空蒸着装置
を用いて基板上に薄膜形成することができる。
本発明におけるナフタロシアニン化合物を含有する記録
層を担持する基板材料として、塩化ビニル樹脂、アクリ
ル樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリカーボネート樹脂、
ポリビニルアセタール樹脂。
不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂等の熱可
塑、及び、熱硬化性樹脂、あるいはガラス。
金属類を用いることができる6二九らの材料により、成
型された基板の鏡面」二、あるいは、案内溝パターン(
プリグループ)の刻まれた面りに、」−述のような方法
で薄膜形成することができる。また、基板が上述の材料
で成型された平板の上に、光硬化性樹脂を積層し、案内
溝パターンが光硬化性樹脂層の表面に転写された構造で
あってもよい。
これら基板上に形成する記録層の膜厚は20〜500n
mの範囲であればよく、好ましくは、;30〜100n
rriの範囲である。更に2反射層。
保護111g層等を設けてディスク状、あるいは、シー
ト状の光学的情報記録媒体を構成するが、本発明ではそ
れら構成の如何は問わない。
こうして作製した、本発明の光学的情報記録媒体に、レ
ーザ光線を照射することにより、照射部分が相変化を起
こし、情報の記録、消去を行うことができるが、用いる
レーザ光は、記録層の吸収波長に応じてN z r H
e−N e + A r +色素、半導体等の各レーザ
光を選ぶことができる。
〔実施例〕
〈実施例1〉 厚さ1.2uuのガラス基板に下記構造式(III)に
示すバナジルナフタロシアニンを真空度8.93 xl
olPa、基板の温変は特に制御せず自然放置する条件
で真空蒸着を行ない、膜厚80nmの記録層を形成し、
記録媒体とした。更に、保護膜として窒化珪素を101
00n スパッタリングして5インチディスクを得た。
得られた記録媒体の記録層の波長830 n rr+に
おける基板側からの反射率は27%であった。
また、この記録媒体上に波長830nmの半導体レーザ
の出力光を直径1.2μmのスポット径に集光し、線速
度6 、2 m / s +出力9川Wで基板側から2
 M I−1zの信号の書き込みを行なった後、1.0
mWの再生光で読み取りkしたところ、再生C/N比4
2.dBであった。この時、レーザ光が照射された部分
と照射されなかった部分とを薄膜X線回折測定をしたと
ころ、第1図、第2図のように、アモルファス相と結晶
相であることが確認された。
更に、上述の記録パワーで基板側から3 M I4 z
の信号の消去を行なった後、同上の再生光で読み取りを
したところ、消去比23dBが得られた。
〈実施例2〉 厚さ1.2fflのガラス基板上に同様なバナジルナフ
タロシアニンを実施例1と同様な真空度で膜厚60nr
riの記録層を形成し、エンハンス膜としてAQを同程
度の真空度で膜厚20nm蒸着し、実施例1と同様に保
護膜として窒化珪素を10On Inスパッタリングし
て記録媒体とした。この記録媒体上に波長830r+m
の半導体レーザの出力光を直径1.2μmのスポット径
に集光し、線速度6.2m/s、出力9mWで基板側か
ら2MHzの(コ号の書き込みを行なった後、1. 、
 Om Wの再生光で読み取りをしたところ、再生C/
N比56dBであった。更に、上述の記録パワーで基板
側から3 M Hzの信号の消去を行った後、」二連の
再生光で読み取りをしたところ消去比37dBが得られ
た。
〔発明の効果〕
本発明によれば、得られた薄膜は、近赤外領域の光に対
して好適な吸収スペクトル、及び、高い感度をもち、可
逆的な光学的情報記録媒体として好適に用いることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はレーザ光照射前の薄膜X線回折パターン図、第
2図はレーザ光照射後の薄膜X線回折パターン図である

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、基板上に情報記録層を設けた光学的情報記録媒体に
    おいて、 前記情報記録層が一般式( I )で表わされるナフタロ
    シアニン化合物を含有するものであることを特徴とする
    光学的情報記録媒体。 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、Mは二価又は三価の金属、金属の酸化物、ハロ
    ゲン化物または、水酸化物を表す)2、前記一般式(
    I )の化合物を光学的情報記録媒体とし、記録再生消去
    を前記情報記録層の相変化で可逆的に行うことを特徴と
    する特許請求項第1項記載の光学的情報記録媒体。 3、前記一般式( I )を光学的情報記録媒体とし、結
    晶相の反射率で記録再生の変調を取ることを特徴とする
    特許請求項第1項記載の光学的情報記録媒体。 4、前記一般式( I )を光学的情報記録媒体とし、結
    晶相の透過率で記録再生の変調を取ることを特徴とする
    特許請求項第1項記載の光学的情報記録媒体。
JP1023894A 1989-02-03 1989-02-03 光学的情報記録媒体 Pending JPH02204088A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003074282A1 (fr) * 2002-02-15 2003-09-12 Sony Corporation Support d'enregistrement d'informations optiques reinscriptible, procede d'enregistrement/reproduction et dispositif d'enregistrement/reproduction

Cited By (3)

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WO2003074282A1 (fr) * 2002-02-15 2003-09-12 Sony Corporation Support d'enregistrement d'informations optiques reinscriptible, procede d'enregistrement/reproduction et dispositif d'enregistrement/reproduction
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