JPH02202Y2 - - Google Patents

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JPH02202Y2
JPH02202Y2 JP1984014057U JP1405784U JPH02202Y2 JP H02202 Y2 JPH02202 Y2 JP H02202Y2 JP 1984014057 U JP1984014057 U JP 1984014057U JP 1405784 U JP1405784 U JP 1405784U JP H02202 Y2 JPH02202 Y2 JP H02202Y2
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JP
Japan
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bag body
bag
swim bladder
swimming
attached
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JP1984014057U
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JPS60128672U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は主として幼児や水泳初心の児童が着
用するのに適しており、使用前または使用後は手
提バツグとして携行に便利な構造を有する水泳用
練習具に関する。
水泳練習用の浮袋は単に浮力を附加しただけで
は水泳に伴う浮力の会得が困難である。すなわ
ち、浮袋の装着に際しては、単に使用者の浮力を
補うだけでなく、使用者の身体と一体的に密着
し、全身の動きを拘束せず、かつ浮袋自体による
水流抵抗等を発生しないことが理想であり、この
点からすると、例えば身体に巻装する救命胴衣や
大径の浮輪等では水泳練習具として不適当であ
る。このため、例えば空気袋を利用した背嚢形浮
袋(実公昭5−9481号公報)やスチロール材やカ
ポツク綿を浮材として利用した浮き具(実公昭36
−24093号公報、実公昭38−11567号公報)が提案
されているが、前者では空気袋自体が身体から別
個に浮上して安定性を損う不利や、口金からの空
気漏れや袋の破れ等による浮力喪失の危険があ
り、後者においては浮き具を腹部や胸部に捲きつ
けたり、胸部に当接しているので遊泳中に身体の
安定を悪くし、又四肢の運動が妨げられる等の欠
点があり、特に幼児や初心の児童用水泳練習具と
しては適当ではなかつた。
本考案者は先に上記の如き欠点の無い幼児や水
泳初心の児童が着用するのに適した水泳練習用浮
袋を提案した(特開昭58−70261号公報)。すなわ
ち、防水布製の袋体の内部を上下に区画し、形成
された各部の袋内に発泡樹脂の粒状物を充填した
小袋を夫々複数個収納し、袋体の上下部に多数の
通水孔を開孔すると共に袋体の下端から一側縁に
わたつて開閉自在の袋口を設け、且つ袋体の背部
に袋体を身体の背面に密接に装着させる肩掛紐と
腰紐等の取付バンドを設けた水泳練習用浮袋を提
案した。
この浮袋は身体との密着性がよく、幼児や初心
の児童の水泳練習用として極めて適したものであ
るが、これを携行するには取付バンドが邪魔にな
り、特に使用後はぬれているため取扱いに不便が
あつた。
本願考案の目的は、上記の如き水泳練習用浮袋
にさらに改良を加え、携行には通常の手提バツグ
と同様に使用でき、使用時には簡単に浮袋を構成
できるような水泳練習用浮袋を提供することであ
る。
すなわち、本考案は、添付図面に例示し、以下
に説明するように布製の袋本体1と、その内部に
収容すべき発泡樹脂の粒状物を充てんした複数個
の小袋2,…からなり、袋本体1の内部を開閉可
能な止具9,9によつて上下に区画し、袋本体1
の上部と下部に多数の通水孔5,5′を開設し、
且つ袋本体1の一方の面にそれぞれ長さを調節可
能な肩掛バンド6,6と腰バンド7を付設した水
泳練習用浮袋において、袋本体1の他方の面の中
央またはほぼ中央部に充分な長さの縦または横の
開閉口3または23を設けると共に、袋本体1の
内面に提手バンド10を付設し、袋本体1を該開
閉口3または23から裏返して内面を外方に向け
れば手提バツグとなるように構成したことを特徴
とする水泳練習用浮袋である。
以下に本考案を、添付図面に基づいて詳細に説
明する。
第1図に示すように本考案の浮袋は布製の袋本
体1と、その内部に収容されるべき複数個の小袋
2…で形成されている。
袋本体1は、第1図Aに示すように防水布で作
られ使用者の身体(背部)と接触する面と反対側
の面にはその中央部を縦割して充分な長さの開閉
口3が周縁にチヤツク4を設けて開設され、また
上下部分にはそれぞれ網布張りとして通水孔5…
が形成されている。また第1図Cに示すように袋
本体1の使用者の身体と接触する面には左右の肩
掛バンド6,6が上端を縫着して取りつけられ、
その下方には腰バンド7が肩掛バンドの下端に挿
通して設けられている。これら各バンドは尾錠に
より長さを調節可能であり、また腰バンド7の各
一端は第2図に示すようにバネ式の接続具8,8
により片手でも簡単確実に係脱ができるようにな
つている。
この袋本体1は、その内面に各2個(本例では
2個のボタンが用いられているが、個数には限定
されない)のスナツプボタンよりなる止め具9,
9,9,9が取りつけられており、これら止め具
9,9,9,9を係合することにより同図Bのよ
うに内部を上下に区画し、それぞれの区画内に数
個ずつ小袋2…,2…を収容することができる。
さらに袋本体1の内面には上縁部に短かい提手バ
ンド10,10が各縫着されており、浮袋として
用いる場合は、小袋2…と共に袋本体1の内部に
収容されている。
小袋2…は、第3図に示すように同じく防水布
で任意形状に作られ、内部に発泡樹脂の粒状物1
1…が充てんされている。
この考案は上記の構造であつて、袋本体1内に
小袋2…を収容し、第1図の状態として使用する
ものであつて、肩掛バンド6、腰バンド7により
身体に密着させて使用できる。この場合、袋本体
1は止め具9,9により係合された部分を境とし
て屈折可能であるため身体背部の屈曲運動に追随
し、また上下の通水孔5,…を介して外部水の流
通がよく、水泳時には袋本体1自体の内部空気を
除去して身体との密着性がよくなる等の利点を有
し、特に幼児や児童用の水泳練習具として好適で
ある。また、本考案においては、前記したよう
に、袋本体1の外側の面(身体と接触する面と反
対側の面)に充分な長さの開閉口3が開設されて
おり、その内面に提手バンド10,10が設けて
あるので、使用前又は使用後には、開閉口3を開
き、止め具9,9をはずし、第4図のA,B,C
に示すように袋本体を開閉口3から完全に裏返し
て袋本体の内面を外方に向けることにより通常の
手提バツグとして使用することができ、肩掛バン
ドや腰バンドはすべてバツグの内部に収容される
ので邪魔にならず、バツグとしての体裁をととの
えている。特に使用後は小袋2ばかりでなく、ぬ
れた海水着等も収容することができる。この場
合、通水孔5…が設けられているので、内容物の
水切孔及び通風孔として働き、内容物の乾燥を早
めることができる。
本考案ではまた、海水泳や遊行などに手提バツ
グとして携帯することができ、現地で容易に浮袋
を組み立てて使用することができると共に、場合
によつては海難事故などに遭遇した場合には直ち
に浮袋を組み立て非常用述命胴衣として使用する
こともできる。
なお、第5図は本考案の他の実施態様を示す正
面図であつて、袋本体1の中央部よりやや上方に
横方向に充分な長さの開閉口23を設け、これに
チヤツク24を設けてある。この場合も上下部に
通水孔25,25が設けられている。また袋本体
内面には前記と同様に提手バンド(図示せず)が
設けられている。この例においても、前記と全く
同様に、浮袋として用いると共に、使用前または
使用後には開閉口23から袋本体を裏返して手提
バツグとして用いることができる。
〔考案の効果〕
本考案による水泳練習用浮袋は、袋本体に収容
される発泡樹脂の粒状物を充てんした小袋の数を
調節することによつてその浮力が調整可能であ
り、且つ開閉可能な止具によつて袋本体を上下に
区画し、通水孔を設けてあるので、袋本体が身体
背部に沿つて屈折可能であつて、身体との密着性
が良く、幼児や水泳初心の児童が水泳習得のため
に使用するのに適しており、更に、袋本体の他方
の面の中央部に充分な長さの縦または横の開閉口
を設け、袋本体の内面に提手バンドを設けたの
で、浮袋としての使用前または使用後に、開閉口
から裏返して内面を外方に向ければ、水着若しく
はタオル等を入れることができる手提バツクとし
て使用することができるので極めて便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図A,B,Cはそれぞれ本考案の一実施例
を示す正面図、側面図、及び背面図、第2図は本
考案で用いる接続具の外面図、第3図は、第4図
A,B及びCはそれぞれ本考案を手提バツグとし
て使用した状態を示す正面図、側面図、及び背面
図、第5図は本考案の他の実施例を示す正面図で
ある。 1……袋本体、2……小袋、3,23……開閉
口、5,25……通水孔、6……肩掛バンド、7
……腰バンド、8……接続具、9……止め具、1
0……提手バンド、11……発泡樹脂粒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 布製の袋本体1と、その内部に収容すべき発泡
    樹脂の粒状物を充てんした複数個の防水小袋2,
    …からなり、袋本体1の内部を開閉可能な止具
    9,9によつて上下に区画し、袋本体1の上部と
    下部に多数の通水孔5,5′を開設し、且つ袋本
    体1の一方の面にそれぞれ長さを調節可能な肩掛
    バンド6,6と腰バンド7を付設した水泳練習用
    浮袋において、袋本体1の他方の面の中央または
    ほぼ中央部に充分な長さの縦または横の開閉口
    3,23を設けると共に、袋本体1の内面に提手
    バンド10を付設し、袋本体1を該開閉口3,2
    3から裏返して内面を外方に向ければ手提バツグ
    となるように構成したことを特徴とする水泳練習
    用浮袋。
JP1405784U 1984-02-06 1984-02-06 水泳練習用浮袋 Granted JPS60128672U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1405784U JPS60128672U (ja) 1984-02-06 1984-02-06 水泳練習用浮袋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1405784U JPS60128672U (ja) 1984-02-06 1984-02-06 水泳練習用浮袋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60128672U JPS60128672U (ja) 1985-08-29
JPH02202Y2 true JPH02202Y2 (ja) 1990-01-05

Family

ID=30498629

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1405784U Granted JPS60128672U (ja) 1984-02-06 1984-02-06 水泳練習用浮袋

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JP (1) JPS60128672U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5779558U (ja) * 1981-09-09 1982-05-17

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6097155U (ja) * 1983-12-12 1985-07-02 斉藤商事株式会社 水着携行バツグ兼用水泳練習用浮袋

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5779558U (ja) * 1981-09-09 1982-05-17

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Publication number Publication date
JPS60128672U (ja) 1985-08-29

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