JPH02202818A - 白内障の治療における2―置換―チアゾリジン―4―カルボン酸類の用途 - Google Patents

白内障の治療における2―置換―チアゾリジン―4―カルボン酸類の用途

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JPH02202818A
JPH02202818A JP1321250A JP32125089A JPH02202818A JP H02202818 A JPH02202818 A JP H02202818A JP 1321250 A JP1321250 A JP 1321250A JP 32125089 A JP32125089 A JP 32125089A JP H02202818 A JPH02202818 A JP H02202818A
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cataract
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hydrogen
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William H Garner
ウィリアム・エイチ・ガーナー
Larry A Wheeler
ラリー・エイ・ウィーラー
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Allergan Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、眼疾患、とりわけ白内障の治療に有用なチア
ゾリジン誘導体に関する。
[従来の技術] 2−置換−デアシリジン−4−カルボキシレートまたは
カルボキシレート類縁体(以下、2−置換〜T HZと
称する)のうち、いくつかの化合物は既知である。その
うちの−っは2−オキソチアゾリジン−4−カルボン酸
(OTC)であり、これは、ア七)・rミノフェン肝毒
性からのマウスの保護において有効であることがわかっ
ている[ナガザワ(Nagasawa、H,T 、)ら
、ジャーナル・オブ・メディシナール・ケミストリー(
J 、Med、 Chem、)、1984.27.59
1〜596]。この化合物は、イン・ビトロ培養ウサギ
水晶体中のグルタチオンレベルの上昇において有効であ
ることもわがっている[ポレシャン(Hollesch
an、 A 、M、)ら、レンズ・リザーチ(L en
s  Research)、3(1−2)、1097−
118(] 986)]Ot、かし、OTCまたは他の
T HZ類の化合物が白内障に有効であることは知られ
ていない。
[発明の構成] 本発明は、2−置換−T I−T Z化合物の、白内障
の治療における用途に関する。本発明において使用する
2−置換−TH2化合物は、次のような構造を有する 基Rは、広義には、基Zと共に、2−置換−TH2化合
物の分配係数(有機相/水相)logP値を少なくとも
−1またはそれ以上にするような基である。とりわけ、
Rは水素、ヒドロキシ、脂肪族基(c、−cto)、(
CI42)n  Q (ここでnは0〜20およびQは
フェニル、チエニル、フリル、ピリジル)、または(C
Hz)n−T(ここでnは0〜20およびTはC3−C
7指環式基)、または−〇またはC6−05ケタール、
または〇−脂肪族基(C+01゜)、またはN (、r
t I) t (ここでRIは水素またはclc5アル
キル)、またはチアゾリジン、または糖、並びに Zは−OHまたは薬学的に許容し得るその塩、0R3(
ここでR3はCI  CIG脂肪族基)、N(R1)l
(ここでRIは水素またはCI−C,アルキル)であり
得る。
好ましくは、Rは水素、−〇、−OH,−8H。
N Hv、C1−C1oアルキル、(CHt)n  Q
(こごでnはO〜10およびQはフェニル、チエニル、
フリル、ピリジル)、チアゾリジン、または糖である。
より好ましくはRは水素、メチル、エチル、ペンチル、
ピリジル、=0、ヒドロキシメチル、テトラデシル、4
−ジエチルアミノフェニル、チエニル、フェニル、フェ
ネチル、テトラヒドロフェニルプロピル、ヒドロキシフ
ェニル、グリセロ、チアゾリジンまたはアラビノ、リキ
ソ、リボ、キシロ、ガラクト、グルコもしくはマンノの
糖基である。
本発明の2−置換THz化合物は、その治療有効量をホ
乳動物に投与することにより、白内障の治療に使用し得
る。
白内障とは、眼の透明性が失われる病理学的状態を示す
一般的な用語である。白内障患者の視界の悪化は、水晶
体の透明性が失われる結果起こる。
水晶体の透明性喪失は、白内障の水晶体を透過する障害
変調光の後方散乱によって起こる。現在では、白内障水
晶体を除去し、眼内レンズ(IOL)または眼鏡もしく
はコンタクトレンズに換えることによる、白内障の外科
的な矯正が行われている。
しかし、このような外科的な方法には危険が伴うので、
白内障の非外科的治療法の開発のため、本発明をはじめ
として種々の努力がなされている。
本発明の2−置換−THz化合物は、白内障の治療に有
用である。
本発明の化合物は不整中心を有し、それ故エナンチオマ
ーもしくはジアステレオマー混合物として、まノ洲J光
学的に純粋な形態で製造することができる。本明細書に
おいて、特記しない限り、本発明の化合物は各不整中心
におけるラセミ体である。しかし、本発明はそのような
形態の化合物にのみ限定されるものではなく、個々の光
学異性体をも包含する。
本発明の2−置換−’r HZの構造において示すよう
に、置換基Rは、その化合物を白内障治療において不活
性とするものではなく、また白内障治療にお(jるその
被投与体に不都合な影響を与えるものでなければ、いず
れの原子または官能基であってもよい。
更に、本発明の2−置換−T I(Z化合物のいずれの
薬学的に許容し得るカルボン酸およびカルボキルレート
類縁体、例えばエステル、アミドまたは塩をも製造し、
白内障治療に用いることができる。
置換、!%i Rの選択において考慮すべき他の点は、
TI=置換T’ HZ化合物の角膜透過性である。この
因子は、化合物の局所投与および他の投与方法に関連性
を有する。2−置換−T HZ化合物の角膜浸透性が不
充分であれば、化合物の効果に影響し得る。これに関連
して、ある程度の疎水性を示ずR−置換−T I−I 
Z化合物は、局所投与により角膜に浸透しやすい。化合
物の疎水性は、有機相と水相との間の分配係数(log
P)によって測定し得ろ。
分配係数が少なくとも−Iまたはそれ以上であるR−置
換−T I−I Z化合物は、局所投与、により、水晶
体細胞の両親媒性細胞膜を通過することができる。
最も好ましい置換基Rは次の通りである水素 メチル オキソ ヒトロギシメチル テI−ラデノル 4−ジエチルアミノフJニル 2− チエニール l−フェニルーエチル フ ェニル テトラヒドロフ 2−ヒドロキンフェニル ノニル−J7 エチル ローベンチル 4−ピリジル D−グリセロ−(+’、2’−ノヒドロキシエチル)D
−アラヒノー(ビ、2′、3’、4’−テトラヒド口キ
ンブヂル) D−リキソ−(1°、2’、3’、4’−テトラヒドロ
キシブチル) ■)−リボ−(1’、2’、3’、4’−テトラヒドロ
キシブチル) D−キノロー(1’、2’、3’、4’〜テトラヒFロ
キシブヂル) D−ガラクl−−−(1’ 、 2° 3゛ 4° 5
′−ペンタヒドロキノペンチル) D−クルコ−(1’、2°、3°、4°、5°−ペンタ
ヒドロキノペンチル) D−マンノ−(1°、2’、3’、4’、5’−ペンタ
ヒドロキンペンチル)。
被投与体および投与方法(例えば局所、経口、注射また
は皮下)に応じて、2−置換−T II Zの白内障治
療効果が最高となるように基Rを選択し得る。従って、
基Hの種類、その疎水性および分配係数を考慮して、本
発明の範囲内で有効な2置換−T HZ化合物を選択し
得る。
前記基Rは例に過ぎず、本発明の概念から外れることな
く他の基Rを用いることしできる。
本発明の化合物は、ゲル、軟膏、溶液、懸濁液または徐
放性インサートのような通常の眼用製剤中で局所投与し
得る。種々の形態(例えば固体、懸濁液または溶液)の
経[]、静脈内および皮下投与用製剤中で全身的に投与
することも可能である。
本発明の薬剤組成物は、2−置換=T I−I Z化合
物と、投与経路に適した薬剤担体とを含有する。
このような薬剤組成物の標準的な調製方法は、レミント
ンズ・ファーマシューティカル・ザイエンンーズ(Re
mingLon’ s PI+armaceutica
l 5ciences)、マンノ・パブリジング社(M
ack  PublishingCompany ;ペ
ンシルベニア州イーストン在)に記載されている。
局所投与のためには、本発明の薬剤組成物は、溶液、ゲ
ル、軟膏などの形態であってよい。そのような組成物に
常套の薬剤担体を使用し得る。好ましくは、局所投与用
組成物は活性成分を005〜5%含有する。
クリーム製剤の例は次の通りである: 駄             重量部 水                 98〜99ポリ
ビニルアルコール     1〜2非イオン性界面活性
剤     0〜lO鉱浦            0
〜10常套の薬剤佐剤        0〜5活性成分
        0.001〜0.1クロロブチノール
       0.5塩化す)・リウム       
 0.9軟膏製剤の例は次の通りである: 吸塵             重量部白色ワセリン 
        40〜94鉱油          
   5〜20グリコール溶媒        1=1
5界面活性剤          0〜10安定剤  
          0〜10活性成分       
 0.05〜5経口投与のためには、適当な薬剤担体に
は、マンニトール、ラクトース、デンプン、ステアリン
酸マグネシウム、タルク、グルコースおよび炭酸マグネ
シウムが含まれる。経口投与用組成物は、錠剤、カプセ
ル剤、散剤、溶液剤、懸洞剤、徐放性製剤などの形態で
あってよい。
錠剤またはカプセル剤の組成の例は次の通りである 区分            リ(莢 ラクトース(噴霧乾燥物)   40〜99ステアリン
酸マグネシウム   1〜2コーンスターチ     
   lO〜20活性成分        0.001
〜20非経口投与用組成物は、常套の懸澗液または溶液
の形態、乳濁液、または再構成用固体の形態に調製する
。適当な担体は、水、生理食塩液、デキストロース、ハ
ンクス液、リンガ−液、グリセロールなどである。非経
口投与は、通例皮下、筋肉内または静脈内注射によって
行い得る。
白内障の治療のための2−置換−TH2化合物の治療有
効濃度とは、白内障の種々の病因によって白内障を形成
する体質、傾向または可能性を有するホ乳動物において
白内障の進行を遅延する濃度である。治療濃度は、個体
(個体の治療の必要性および治療に対する感受性)、動
物種または症状によって変化し得る。
従って、治療目的で単一の治療濃度を正確に定めること
はできず、そのような濃度は時と場合に応じて簡単な試
験によって決定することができる。
しかじな、がら、約0.01−100m9/日/に9体
重の濃度で含有する眼用もしくは全身用製剤または用量
が、白内障の進行を有効に遅延することが期待される。
投与は、製剤濃度、投与方法、症状、治療に対する感受
性、2−置換−T I4 Z含有製剤の本来の活性など
に応じて、1日1回ないし数回行い得る。
種々の2−置換−T HZ化合物の製法が知られている
。通例、このような化合物は、所望の置換基に対応する
アルデヒドと、システィンまたは保護されたシスティン
、好ましくはL−システィンとを、適当な水溶液または
有機溶媒中、0〜100℃、好ましくは室温で、30分
間ないし一晩、好ましくは1〜2時間縮合させることに
よって製造し得る。
とりわけ、前記のような2−置換(糖) −T I−I
 Z化合物の製造は、ロバーツ(Roberts、 T
 、 C、)ら、ジャーナル・オブ・メディシナール・
ケミストリ、+987.30.1891−1896に従
って行い得る。この文献には、前記以外の本発明の範囲
に含まれる2−置換(糖) −T HZ化合物の製法も
記載されている。
好ましいエステルは、炭素数IOもしくはそれ以下の飽
和脂肪族アルコールまたは酸、または炭素数5〜10の
環式もしくは飽和脂環式アルコールまたは酸から誘導さ
れる。特に好ましい詣肪族エステルは、低級アルキル基
を有する酸およびアルコールから誘導される。本明細書
中、低級アルギルとは炭素数1〜6のアルギル基を示す
。フェニルまたは低級アルキルフェニルエステルも好ま
しい。
薬学的に許容し得る塩は、そのような塩を形成し得る官
能基、例えば酸またはアミン官能基を有するいずれの本
発明の化合物についても製造し得る。薬学的に許容し得
る塩は、粗化合物の活性を保持し、被投与体に有害な作
用を及ぼさないいずれの塩であってもよい。
そのような塩は、いずれの有機または無機塩基から誘導
してもよい。塩は、−価または多価のイオンから誘導し
得る。酸基に対して特に好ましい無機イオンは、ナトリ
ウム、カリウム、カルシウムおよびマグネシウムのイオ
ンである。有機塩は、とりイっけモノ−、ジーおよびI
・ジーアルキルアミンまたはエタノールアミンのような
アミンから誘導し得るアンモニウム塩である。カフェイ
ン、トロメタミンおよび同様の分子から塩を形成するこ
ともできる。化合物が窒素を含有し、酸刊加塩を形成す
るのに充分な塩基性を有する場合は、無機もしくは有機
酸またはヨウ化メチルのようなアルキル化剤と共に塩を
形成し得る。好ましい酸イ」加塩は塩酸、硫酸またはリ
ン酸のような無機酸との塩である。カルボキシル基を1
個、2個または3個有するいずれの有機酸を使用して酸
イ」加塩を形成してもよい。
基Rが−01(である場合、これをエーテルまたはエス
テルに、また基Rかケトンである場合、これをケクール
に変換し得るが、このような変換は、マコーミ−(Mc
Omie)、プレナム・パブリノング・プレス(Ple
num  Publishing  Press)、l
973およびプロチクティノブ・グループス(P ro
tecting  G roups)、クリーン(G 
reene)編、ジョン・ワイリー・アンド・ザンズ(
JohnWiley  &  5ons)、1981に
記載の既知の方法に従って行うことができる。
[実施例] 寒框外−し 2 (RS )−メチル−デアシリジン−4−カルボン
酸 アセ)・アルデヒド(0,27y)およびL−システィ
ン(0,75g)を、水溶液10mQ中、室温で1゜5
時間反応させ、次いで溶媒を減圧留去した。得られた生
成物をメタノールから再結晶して標記化合物を得た。
m、p、:I 61−163°C [α]”ニー148’ 所望の基Hに対応するアルデヒドと1.−システィンと
を適当な水溶液もしくは有機溶液または溶媒中て、実質
的に前記と同様の方法で縮合することにより、他の2〜
置換−ヂアゾリジンカルボン酸を合成し得る。
同様に、オキソチアゾリジン−4−カルボン酸(0’I
’C)の製法が、マイスター(MeisLer)らによ
り米国特許第4434158号に、カネコ(K ane
ko)らのブリティン・オブ・ザ・ケミカル・ソザエテ
ィ(Bull、Cbem、Soc、X日本)第37巻2
42〜4頁(1964)の方法として、シャー(Sha
h)らのカンザー・リザーチ(CancerResea
rch)第39巻3942〜7頁(1979)の方法に
より改良されたものとして記載されている。
種々の2−置換−T)(Z化合物が、例えばアルドリッ
ヂ(A Idrich)およびシグマ(Sigma)な
とから市販されている。
実施例2 ンユプラークーダウレー(S praque −D a
wley)(アルピノ)ラットおよびロング−エバンス
(T、ongEvans)(着色)ラットにおける空胞
形成および白内障形成の遅延のための2(R3)−置換
−デアシリジン−4−カルボン酸の使用 本発明の2(R3)−置換−チアゾリジン−4カルボン
酸は、高糖食を与えたシュプラークーダウジーラットお
よびロング−エバンスラットにおいて空胞形成および白
内障形成を遅延させることがわかった。
28日齢のラット(約50〜100g)に、50%ガラ
クI・−ス食(任意)を与えて白内障を誘発させた。ラ
ットをいくつかの処置群および非処置群に分けた。一つ
の群には、対照としてラット用の通常食を与えた。
市販の2−オキソチアゾリジン−4−カルボン酸(OT
C)を、平衡塩溶液中、!、0.1.001.0.00
1および0.0001y+9/順の濃度に調製した1、
すべての処置群において、ガラクトース食の初日にOT
C処置を開始した。
OTC処置の効果は、いくつかの方法で評価した。
第一の方法においては、ラットの眼(nは5〜10ンユ
プラーク−ダウジーラソト)の目視検査を毎日行った。
水晶体の状態を次の基準で評価した、片眼に空胞(+1
)、両眼に空胞(+2)または白内障(+3)。
第二の方法においては、細隙灯写真により、試験動物(
n−5〜10ラツ)・)の眼水晶体の変化を、2日また
は数日毎に記録した。ラットは、ケタミンーHCρ10
0μQの臀部注射によって鎮静した。
各眼I滴のマイドリアンル(Mydriacyl: l
・ロピカミド1%)で散瞳し、ツァイス(Z eiss
)光細隙灯計を用い、ニコン(Mikon)カメラで撮
影した。水晶体の細隙灯写真を次のような基準で評価し
た片眼に空胞(−1−1)、両眼に空胞(+−2)また
は白内障(+3)。
第三の評価方法においては、試験動物(nは5〜10ロ
ング−エバンスラット)の水晶体を、イントラオブティ
クス社(I ntraoptics、 I nc、)製
イントラオプティクス・レンズ・オパンティ・メータ(
I ntraoptics  L ens  Opac
ify  Meter) 701を用いて2日または数
日毎に検査した。ラットは、ケタミンーHCQ100μ
Cの臀部注射によって鎮静した。各眼I滴のマイドリア
ンル(トロピカミド1%)で散瞳した。イントラオプテ
ィクス・レンズ・オパシティ・メーター701を用いて
、ラットの水晶体を検査して、水晶体中の光散乱の増加
により、水晶体密度に関する0〜+00の範囲の数値を
得た。この計器を始動すると自動測定ができる。試験動
物の水晶体からの光の後方散乱は、変調暗赤LED70
0mmを用いて1jl11定し、前記ビームの結果と共
に、水晶体の軸通る1 、 5 mmビームを、計器内
のマイクロプロセッサによって処理した。所定の0.5
秒間のサンプリング間隔で、前記計器により、各眼連続
5回、全体で600回の読み取りを行った。それぞれの
値を平均し、計器に記載の標準偏差と共に報告した。
試験化合物の投与方法により、ラットをサブグループに
分けた。試験濃度および方法を次に示す投与方法   
     OTC濃度(u/ yrQ)全身 (1)皮下注射      1,0.1.0.01゜(
20μI2:1日1回)  0.001.0.0001
(2)アルツエット(A Izet) 0 、01.0
.00hミニポンプによる  0.0001 浸透投与 C0,5ti、Q/時; 連続24時間/日) (3)経D         1,0.L O,0L(
20ゲージ胃シリンジ 0.001 を用いるインキュベー ジジンによる20%ト ウィーン−20中の0 TC100μρ; I B 1回) 眼 (1)局所(点眼)     ■、0.1.0.01(
25μρラクリルーベ (L acrilube)中のOT C,1日2回) 各サブグループについて、非処置ラットと比較して、O
TCは処置ラットの空胞形成および白内障形成を遅延さ
せることがわかった。
特許出願人 アラ−ガン、インコーホレーテッド代理 
人弁理士 前出 葆 ほか1名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、Rは水素、ヒドロキシ、脂肪族基(C_1−C
    _2_0)、(CH_2)n−Q(ここでnは0〜20
    およびQはフェニル、チエニル、フリル、ピリジル)、
    または(CH_2)n−T(ここでnは0〜20および
    TはC_3−C_7脂環式基)、または=OまたはC_
    2−C_5ケタール、またはO−脂肪族基(C_1−C
    _1_0)、またはN(R_1)_2(ここでR_1は
    水素またはC_1−C_5アルキル)、またはチアゾリ
    ジン、または糖;並びに Zは−OHまたは薬学的に許容し得るその塩、OR_3
    (ここでR_3はC_1−C_1_0脂肪族基)、N(
    R_1)_2(ここでR_1は水素またはC_1−C_
    5アルキル)を表す。] で示される化合物から成る白内障治療剤。 2、Rが水素、=O、−OH、−SH、−NH_2、C
    _1−C_1_0アルキル、(CH_2)n−Q(ここ
    でnは0〜10およびQはフェニル、チエニル、フリル
    、ピリジル)、チアゾリジン、または糖である請求項1
    記載の白内障治療剤。 3、Rが水素、メチル、エチル、ペンチル、ピリジル、
    =O、ヒドロキシメチル、テトラデシル、4−ジエチル
    アミノフェニル、チエニル、フェニル、フェネチル、テ
    トラヒドロフェニルプロピル、ヒドロキシフェニル、グ
    リセロ、チアゾリジンまたはアラビノ、リキソ、リボ、
    キシロ、ガラクト、グルコもしくはマンノの糖基である
    請求項1記載の白内障治療剤。 4、Rが、式( I )で示される化合物の有効活性を損
    なわない基である請求項1記載の白内障治療剤。 5、Rがオキソである請求項1記載の白内障治療剤。 6、Rが、式( I )で示される化合物の疎水性を高め
    る基である請求項1記載の白内障治療剤。
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