JPH02202580A - 掘削泥水用添加剤 - Google Patents

掘削泥水用添加剤

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JPH02202580A
JPH02202580A JP1944989A JP1944989A JPH02202580A JP H02202580 A JPH02202580 A JP H02202580A JP 1944989 A JP1944989 A JP 1944989A JP 1944989 A JP1944989 A JP 1944989A JP H02202580 A JPH02202580 A JP H02202580A
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JP
Japan
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copolymer
parts
drilling mud
additive
formula
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JP1944989A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Tawara
田原 秀行
Hiroshi Ito
宏 伊藤
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Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shokubai Co Ltd
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Publication date
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  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、土木工事の基礎工事1石油井戸や地熱井戸の
ポーリング等の地盤を深く掘削する場合に使用される泥
水を安定化させるための添加剤に関する。
(従来の技術) 従来より地盤を掘削するに際し、掘削時に発生する高い
摩擦熱の吸収、坑底の掘削屑の地上への搬出、坑壁の維
持あるいは崩壊性地層の崩壊を防1卜するために地上に
て調製された泥水組成物が掘削箇所に連続且つ循環的に
注入されている。
泥水組成物は通常、ベントナイト、アタパルジャイト、
セリナイト、含水マグネシウムケイ酸塩などの無機系泥
質、用水及び泥水を安定化させるための掘削泥水用添加
剤を用いて作泥される。
従来使用されてきた掘削泥水用添加剤のうち無機系化合
物としては、トリポリリン醜ナトリウム、ヘキサメタリ
ン酸ナトリウムなどの縮合リン酸塩;炭酸ナトリウム、
炭酸カリウムなどの炭酸アルカリ金属塩:アルミン酸ナ
トリウム、アルミン酸カリウムなどのアルミン酸塩等が
ある。また有機系化合物としては、フミン酸塩、リグニ
ンスルホン酢塩、カルボキシメチルセルロース(CMC
)、ヒドロキシエチルセルロース(HEC)ポリビニル
アルコール(PVA)、ホスホン酸類などがあるが、そ
れぞれ問題点を有しているものである。
即ち、縮合リン酸塩は比較的良好な評価を得てはいたが
長期間使用し続けると地中より拡散して海、湖等に流入
するとアオコ発生や赤潮などの原因物質となるため近年
その使用が著しく制限されている。CMCも比較的良好
な評価を得てはl、Xだが、これを使用した泥水は腐敗
しやすいとし\う重大な欠点があった。炭酸アルカリ金
属塩、アルミン酸塩、フミン酸塩、リグニンスルホ7M
m、HEC,PVA、ホスホン酸類などは効果の低I/
′1ものであった。
これら従来の添加剤が有していた上記問題点を解決する
ために特開昭55−104383号、特開昭58−84
883号、特開昭58−208376号、特開昭58−
208377号、特開昭59−135280号、特開昭
60−133085号、特開昭60−199682号な
どにポリアクリル酸(塩)の使用が提案されている。
しかし、ポリアクリル酸(塩)は耐塩性が充分でないた
めに、例えば作泥時の用水として硬度成分含有量の多い
水あるいは海水を用いた場合や地中掘削部における泥水
に多量の地下水や海水等が流入した場合、泥水の流動性
が著しく損われ、場合によってはゲル化に至る結果、掘
削が困難になる。
このようなポリアクリル酸(塩)が有していた上記欠点
を改善する方法も提案されている。例えば、特開昭58
−120683号、特開昭58−219289号、特開
昭60−181187号、特開昭61−120881号
、特開昭62−267388号にポリアクリル酸(塩)
に他の成分を併用して成る掘削泥水用の添加剤が提案さ
れているが、これらの添加剤は幾分かは改良されている
が充分でなく且つ比較的多量の添加量が必要であり、ポ
リアクリル酸(塩)の本質的な欠点が改良されたものと
は言い難い、また、特開昭58−104981号、特開
昭61−241382号、特開昭62−215681号
にスルホン酸基含有共重合体の使用が提案されている。
これらの文献で開示されているスルホン酸基含有共重合
体は使用と初期性能面はポリアクリル酸(塩)の木質的
欠点が改善されているが、比較的加水分解を受は易いた
めに高温度下で長時間の使用には限界のあるものであっ
た。しかも、これらの文献で開πされているスルホン酸
基含有共重合体は一般に高価で且つ比較的多量の添加量
を必要とするなどなお問題を残すものであった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は土木工事の基礎工事1石油井戸や地熱井戸のポ
ーリング等の地盤を深く掘削するどきしこ使用される泥
水を安定化させるため添加される従来の掘削泥水用の添
加剤が有していた上記問題点を解消するものである。
したがって、本発明の目的はベントナイトなどの無機系
泥質および用水を用いて掘削するに際し、掘削泥水用添
加剤として工業的に容易且つ安価に製造できる共重合体
を用いることによって、比較的少ない添加量でも地下水
、セメントなどに含まれる各種硬度成分や海水などに起
因する悪影響を防ぐことにある。
(課題を解決するための手段及び作用)即ち、本発明は
、 一般式 %式% (但し1式中a及びbは0又は正の整数で、 d+b=
 1〜iooであり、千〇2 HA O+小単位+C3
H3O+単位とはどのような順序に結合していてもよい
、) で示されるポリアルキレングリコールモノアリルエーテ
ルCI)、 一般式 %式% (但し、式中R1及びR2はそれぞれ水素又はメチル基
を表わし 3R3 Xは+C2HaO←−−+ C3He O←’!# (
−# ハ彊                   1
水素又は炭素数1〜20個のアルキル基を表わし、 m
+n=0〜100であり、+c2HaO+単位と+C3
H60+単位とはランダムに結合していてよい、)、−
価金属、二価金属、アンモニウム基又は有機アミン基を
表わし、 Yは水素、−価金属、二価金属、アンモニウム基又は有
機アミン基を表わす、) で示されるマレイン酸系単量体(II ”)類ポリエチ
レングリコールモノアリルエーテルCI)35〜60モ
ル%、マレイン酸系単量体(17)35〜60モル%、
(但し、(I)、(II)の合計は100モル%である
。)の比率で用いて導かれた共重合体(A)及び/又は
該共重合体(A)を更にアルカリ性物質で中和して得ら
れた共重合体(B)を主成分とする掘削泥水用傘#幽中
添加剤に関するものである。
本発明で用いられるポリアルキレングリコールモノアリ
ルエーテル(I)はKOHやN aOH等のアルカリを
触媒としてアリルアルコールにエチレンオキシド及び/
またはプロピレンオキシドを直接付加する公知の方法で
合成することができる。そしてこれらの1種又は2種以
上を用いることができる。
マレイン酸系単量体(II )は前記の一般式で示され
るものであるが、具体的にはマレイン酸、フマル酸、シ
トラコン酸、メサコン酸並びにこれらの酸の一価金属塩
、二価全屈塩、アンモニウム塩、有機アミン塩及びこれ
らの酸とHO+c2H,to←−→C3H60+−R3
(但し、R3は水素m               
     八又は炭素11〜20個のアルキルシ、(を
表わし、 m+n=O〜lOOであり、千〇2 H,0
+単位と+C3H60+単位とはランダムに結合してい
てよい、)で表わされるアルコールC以下、アルコール
(a)という、)とのモノエステルを挙げることができ
、これらの1種又は2種以上を用いることができる。
共重合体(A)は、ポリアルキレングリコールモノアリ
ルエーテルCI)、マレイン酸系単量体(II )をそ
れぞれ35〜60モル%、35〜60モル%、(但し、
CI)、(II)の合計は100モル%である。)の比
率で用いて導かれたものである。この比率の範囲をはず
れると優れた性能の掘削泥水用添加剤が得られない。
また、共重合体(A)を得るに際し、本発明の効果を損
わない範囲でポリアルキレングリコールモノアリルエー
テル(1)及びマレイン酸系単量層′と共重合可能な単
量体を用いることができる。
このような単量体としては、マレイン酸、フマル酸、シ
トラコン酸又はメサコン酸とアルコール(a)とから得
られるジエステル;アクリル酸、メタクリル酸、クロト
ン酸、イタコン酸並びにこれらの酸の一価金属塩、二価
金属塩、アンモニウム塩、有機アミン塩及びこれらの酸
とアルコール(a)とから得られるエステル; (メタ
)アクリルアミド、酢酸ビニル、酢酸プロペニル、スチ
レンやp−メチルスチレン等の芳香族ビニル化合物、塩
化ビニル等を挙げることができ、これらの1種又は2種
以上を用いることができる。
これらの単量体を用いる場合は、本発明の特徴を充分発
揮させるために全量単量体中の0〜20モル%とするの
が好ましい。
共重合体(A)を製造するには、重合開始剤を用いて前
記単量体成分を共重合させればよい、共重合は溶媒中で
の重合や塊状重合等の方法により行うことができる。
溶媒中での重合は回分式でも連続式でも行うこができ、
その際使用される溶媒としては、水、メチルアルコール
、エチルアルコール、イソプロピルアルコール等の低級
アルコール;ベンゼン、トルエン、キシレン、シクロヘ
キサン、n−ヘキサン等−の芳香族あるいは脂肪族炭化
水素;酢酸エチル;アセトン、メチルエチルケトン等の
ケトン化合物等が挙げられる。原料単量体及び得られる
共重合体(A)の溶解性並びに該共重合体(A)の使用
時の便からは、水及び炭素数1〜4の低級アルコールよ
りなる群から選ばれた少なくとも1種を用いることが好
ましい、炭素数1〜4の低級アルコールの中でもメチル
アルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコー
ルが特に有効である。
水媒体中で重合を行う時は、重合開始剤としてアンモニ
ウム又はアルカリ金属の過硫酸塩あるいは過酸化水素等
の水溶性の重合開始剤が使用される。この際亜硫酸水素
ナトリウム等の促進剤を併用することもできる。又、低
級アルコール、芳香族炭化水素、脂肪族炭化水素、酢酸
エチルあるいはケトン化合物を溶媒とする重合には、ベ
ンゾイルパーオキシドやラウロイルパーオキシド等のノ
ぐ−オキシド;クメンハイドロパーオキシド等のノ\イ
ドロバーオキシド;アゾビスイソブチロニトリル等の脂
肪族アゾ化合物等が重合開始剤として用いられる。この
際アミン化合物等の促進剤を併用することもできる。更
に、水−低級アルコール混合溶媒を用いる場合には、上
記の種々の重合開始剤あるいは重合開始剤と促進剤の組
合せの中から適宜選択して用いることができる0重合温
度は、用いられる溶媒や重合開始剤により適宜定められ
るが1通常O〜120°Cの範囲内で行われる。
塊状重合は、重合開始剤としてベンゾイルパーオキシド
やラウロイルパーオキシド等のパーオキシド;クメンハ
イドロパーオキシド等のハイドロパーオキシド;アゾビ
スイソブチロニトリル等の脂肪族アゾ化合物等を用い、
50〜15.0″Cの温度範囲内で行われる。
このようにして得られた共重合体(A)は、そのままで
も本発明の掘削泥水用添加剤として用いられるが、必要
に応じて、更にアルカリ性物質で中和した共重合体(B
)として用いてもよい、このようなアルカリ性物質とし
ては、−価金属及び二価全屈の水酸化物、塩化物及び炭
酸塩、アンモニア、有機アミン等が好ましいものとして
挙げられる。
また共重合体(A)の分子量は、広い範囲のものを使用
できるが、500〜50,000の範囲内のものが好ま
しい、単量体成分の組成および平均分子量のうちのいず
れか一方でも上記規定の範囲を外れた場合は掘削泥水用
添加剤として高度の性能を発現しうる≠e共重合体(A
)は得られなくなり、例えば低添加量では地下水、海水
等を用いての調泥は困難となるし、また掘削時に於ては
、地下水、セメント 海水等原人による悪影響が防止で
きなくなる。更には耐熱性に於ても問題が生じるもので
ある。共重合体(A)及び/又は共重合体(日)を掘削
泥水用添加剤として使用するに際し、縮合リン酸塩、炭
酸アルカリ金属塩、アルミン酸塩、フミン酸塩、リグニ
ンスルホン酸塩、CMC,HEC,PVA、ホスホン酸
など従来の掘削泥水用添加剤を併用することは自由であ
る。
(発明の効果) 本発明のii物共重合体(A)及び/又は共重合休(B
)を掘削泥水用添加剤として使用すればその優れた#塩
性のため、例えば泥水調製時においては用水として清水
は勿論のこと地下水や工業用水など比較的硬度成分含宥
量の多い水や海水も使用できる。また掘削時においては
地下水、セメント、海水等と接触または混ざっても、泥
水組成物のゲル化や増粘傾向がないかまたは少なく、且
つ脱水量が大きく増加しないなどの理由により、優れた
泥壁を形成せしめる。また、従来のスルホン酸基含有共
重合体からなる掘削泥水用添加剤に比べ、#熱性が優れ
ているため高温度で長時間の使用が可能である。
更には低添加量でも優れた効果を発揮し、しかも安価な
ために掘削費用を大幅に低減することが可能で、工業的
利用価値が極めて大きいものである。このように本発明
の掘削泥水用添加剤が低添加量でも優れた効果を発揮す
ると共に、地下水、セメント、海水等による慈影響が受
けにくい理由は明確ではないが、次のように推察されて
いる。
即ち、ポリアルキレングリコールモノアリルエーテル(
I)の非イオン性の親木基とマレイン酸系単量体(n 
)のアニオン性基とが顕著な相乗効果を発現し、#塩性
に寄与しているためと考えられている。但し、この理由
のみによって本発明は何ら制限されるものではない。
(実施例) 次に本発明のセメント分散剤について参考例及び実施例
を挙げて更に詳細に説明するが、もちろん本発明はこれ
だけに限定されるものではない。
尚、鋼中特にことわりのない限り%は重量%を、部は重
量部を表わすものとする。
参考例 1 温度計、Wl拌機、滴下ロート、ガス導入管及び還流冷
却器を備えたガラス製反応器に、ポリエチレグリコール
モノアリルエーテル(平均1分子当り5個のエチレンオ
キシド単位を含むもの)334部及び水100部を仕込
み、攪拌下に反応容器内を窒素置換し、窒素雰囲気中で
95℃に加熱した。その後マレイン酸139.3部及び
過硫酸アンモニウム14.2部を水225部に溶解した
水溶液を120分で添加した。添加終了後更に14.2
部の20%過硫酸アンモニウム水溶液を20分で添加し
た。添加完結後、100分間95℃に反応容器内の温度
を保持して重合反応を完了し、共重合体水溶液を得た0
次いで40%苛性ソーダ水溶液を加えて中和を行ない、
共重合体(1)の水溶液を得た。
この共重合体(1)の水溶液のPH及び粘度は第1表に
示した通りであった。
参考例 2 参考例1と同じ反応容器にポリエチレングリコールモノ
アリルエーテル(平均1分子当り10個のエチレンオキ
シド単位を含むもの)378.9部及び水188.5部
を仕込み、攪拌下に反応容器内を窒素置換し、窒素雰囲
気中で95℃に加熱した。その後マレイン酸88.2部
及び過硫−酸アンモニウム14部を水132.3部に溶
解した水溶液を120分で添加した。添加終了後更に1
4部の20%過硫酸アンモニウム水溶液を20分で添加
した。添加完結後、100分間95°Cに反応容器内の
温度を保持して重合反応を完了し、共重合体水溶液を得
た0次いで40%苛性ソーダ水溶液を加えて中和を行な
い、共重合体(2)の水溶液を得た。この共重合体(2
)の水溶液のPH及び粘度は第1表に示した通りであっ
た。
参考例 3 参考例1と同じ反応容器にポリエチレングリコールモノ
アリルエーテル(平均1分子当り20個のエチレンオキ
シド単位を含むもの)422.6部及び水247.7部
を仕込み、攪拌下に反応容器内を窒素置換し、窒素雰囲
気中で95℃に加熱した。その後マレイン酸52.2部
及び過硫酸アンモニウム14.2部を水78.3部に溶
解した水溶液を120分で添加した。添加終了後更に1
4.2部の20%過硫酸アンモニウム水溶液を20分で
添加した。添加完結後、100分間95°Cに反応容器
内の温度を保持して重合反応を完了し、共重合体水溶液
を得た0次いで40%苛性ソーダ水溶液を加えて中和を
行ない、共重合体(3)の水溶液を得た。
この共重合体−中の水溶液のPH及び粘度は第1表に示
した通りであった。
参考例 4 参考例1と同じ反応容器にポリエチレングリコールモノ
アリルエーテル(平均1分子光IJ5個のエチレンオキ
シド単位を含むもの)334部、マレイン酸モノメチル
エステル156部、イソプロピルアルコール216部及
びベンゾイルパーオキシド14.7部からなる混合溶液
の内の216部を仕込み、攪拌下に反応容器内を窒素置
換し、窒素雰囲気中で混合溶液の沸点まで加熱した。そ
の後、残りの混合溶液504.7部を120分で添加し
た。添加終了後、120分間沸点に反応容器内の温度を
保持して重合反応を継続した。その後、反応容器内の温
度を室温にまで戻し、ベンゾイルパーオキシド14.7
部を加えて再び加熱し、イソプロピルアルコールを留去
して共重合体を得た。
次いで40%苛性ソーダ水溶液及び脱イオン水を加えて
中和を行ない、共重合体(4)の水溶液を得た。この共
重合体(4)の水溶液のP)1及び粘度は第1表に示し
た通りであった。
参考例 5 参考例1と同じ反応容器にポリエチレングリコールモノ
アリルエーテル(平均1分子当り5個のエチレンオキシ
ド単位を含むもの)375部、マレイン酸174部、ス
チレン15.6部イソプロピルアルコール249部及び
ベンゾイルパーオキシド16.9部からなる混合溶液の
内の249部を仕込み、攪拌下に反応容器内を窒素置換
し、窒素雰囲気中で混合溶液の沸点まで加熱した。その
後、残りの混合溶液581.5部を120分で添加した
。添加終了後、120分間沸点に反応容器内の温度を保
持して重合反応を継続した。その後1反応容器内の温度
を室温にまで戻し、ベンゾイルパーオキシド16.9部
を加えて再び加熱し、イソプロピルアルコールを留去し
て共重合体を得た。
次いで40%苛性ソーダ水溶液及び脱イオン水を加えて
中和を行ない、共重合体(5)の水溶液を得た。この共
重合体(5)の水溶液のPH及び粘度は第1表に示した
通りであった。
参考例 6 参考例1と同じ反応容器にポリエチレングリコールモノ
アリルエーテル(平均1分子当り5個のエチレンオキシ
ド単位を含むもの)222.7部、マレイン酸モノ第2
級アルコール3モルエトキシレート(“5OFTANO
L−30” 、 日本触媒化学工業株製)エステル34
4.2部、イソプロピルアルコール250.2部及びベ
ンゾイルパーオキシド17゜0部からなる混合溶液の内
の250.2部を仕込み攪拌下に反応容器内を窒素置換
し、窒素雰囲気中で混合溶液の沸点まで加熱した。その
後、残りの混合溶液583.9部を120分で添加した
。添加読了後、120分間沸点に反応容器内の温度を保
持して重合反応を継続した。七の後、反応容器内の温度
を室温にまで戻し、ベンゾイルパーオキシド17.0部
を加えて再び加熱し、インプロピルアルコールを留去し
て共重合体を得た。次いで40%苛性ソーダ水溶液及び
脱イオン水を加えて中和を行ない、共重合体(6)の水
溶液を得た。この共重合体(6)の水溶液のPH及び粘
度は第1表に示した通りであった。
参考例 7 参考例1と同じ反応容器にポリエチレングリコールモノ
アリルエーテル(平均1分子当り10個のエチレンオキ
シド単位を含むもの)149.6部ポリプロピレングリ
コール七ノアリルエーテル(平均1分子当り5個のプロ
ピレンオキシド単位を含むもの)34.9部、マレイン
酸58部、ヒドロキシエチルメタクリレート13部、イ
ソプロピルアルコール596部及びベンゾイルパーオキ
シド7.7部からなる混合溶液の内の171.5部を仕
込み、攪拌下に反応容器内を窒素置換し、窒素雰囲気中
で混合溶液の沸点まで加熱した。その後、残りの混合溶
液687.4部を120分で添加した。添加終了後、1
20分間廓点に反応容器内の温度を保持して重合反応を
継続した。その後、反応容器内の温度を室温まで戻し、
ベンゾイルパーオキシド7.7部を加えて再び加熱して
イソプロピルアルコールを留去し、脱イオン水及び40
ゾロ苛性ソータ水溶液を加えて中和を行ない、共重合体
(7)の水溶液を得た。この共重合体(7)の水溶液の
PH及び粘度は第1表に示した通りであった。
参考例 8 参考例1と同じ反応容器にポリアルキレングリを得た0
次いで40%苛性ソーダ水溶液及び脱イオン水を加えて
中和を行ない1.共重合体(8)の水溶液を得た。この
共重合体(8)の水溶液のPH及び粘度は第1表に示し
た通りであった。
第1表 マレイン酸モノ第2級アルコール3モルエトキシレート
(” 5OFTANOL−30’”、日本触媒化学工業
■製)エステル344.3部、スチレン8.8 部、イ
ソプロピルアルコール241.4部及びベンゾイルパー
オキシド16.9部からなる混合溶液の内の246.5
部を仕込み、攪拌下に反応容器内を窒素置換し、窒素雰
囲気中で混合溶液の碑点まで加熱した。その後、残りの
混合溶液575部を120分で添加した。添加終了後、
120分間沸点に反応容器内の温度を保持して重合反応
を!!続した。
その後、反応容器内の温度を室温にまで戻し、ベンツイ
ルパーオキシド16.9部を加えて再び加熱し、イソプ
ロピルアルコールを留去して共重合体(注1)  B型
粘度計を用い、25℃、60rpmにて測定した。
実施例 1 内径90mmφ、高さ160m+eの5tJS304製
タンクに脱イオン水100部、ベントナイト6部および
掘削泥水用添加剤として参考例1で得られた     
    共重合体(1) 0.2部(固形分換算)をと
り、デイシルバー攪拌羽根(羽根径40mmφ)を用い
2000 rpmで15分間攪拌し掘削泥水組成物(1
)を得た。
得られた掘削泥水組成物(1)のファンネル粘度※注1
)              ※注2)(FV)、1
0分ゲルストレングス(lOGel)※注3) 脱水量を測定しその結果を第2表に示した。
※注1)5001Illのファネル粘度計で測定した。
(単位は秒) ※注2)ファンVGメーターで測定した。(単位はパス
カル) ※注3)API規格による濾過機を用い3kg/cm’
の圧力下30分後の脱水量をJ11定した。
(単位はm文) セメント 上記掘削泥水組成物(1)にセメント5部を混合し1日
放置後の泥水のファネル粘度(FV)、10分ゲルスト
レングス(10Gel)、脱水量を測定しその結果を第
2表に示した。
乱’fMJ=並スj 上記掘削泥水組成物(1)にアクアマリンS(へ州薬品
■製 人工海水の25倍H縮品)4部品合し1日放置後
の泥水のファネル粘度(FV)、10分ゲルストレング
ス(10Gel)、脱水量を測定しその結果を第2表に
示した。
実施例2〜8 掘削泥水用添加剤として参考例2〜8で得られた共重合
体(2)〜(8)を用いた他は実施例1と全く同様にし
て掘削泥水組成物を得、これらの物性、#セメント性お
よび耐海水性を評価し、その結果を第2表しこ示した。
実施例 9 掘削泥水用添加剤としてカルボキシメチルセルロースを
0.1部併用して用いた他は実施例1と全〈同様にして
掘削泥水組成物を得、この物性、耐セメント性および耐
海水性を評価し、その結果を第2表に示した。
比較例 1〜2 掘削泥水用添加剤としてメタクリル酸単独重合体及びア
クリル酸単独重合体を用いた他は実施例1と全く同様に
して掘削泥水組成物を得、これらの物性、#セメント性
および耐海水性を評価し、その結果を第3表に示した。
比較例 3 掘削泥水用添加剤としてカルボキシメチルセルロース0
.2部のみを用いた他は実施例1と全く同様にして掘削
泥水組成物を得、この物性、耐セメント性および耐海水
性を評価し、その結果を第3表に示した。
比較例 4 掘削泥水用添加剤を全く使用しなかった他は実施例1と
全く同様にして掘削泥水組成物を得、この物性、削セメ
ント性および耐海水性を評価し、その結果を第3表に示
した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、式中a及びbは0又は正の整数で、a+b=1
    〜100であり、▲数式、化学式、表等があります▼単
    位と▲数式、化学式、表等があります▼単位とはどのよ
    うな順序に結合して いてもよい。) で示されるポリアルキレングリコールモノアリルエーテ
    ル( I )、 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、式中R_1及びR_2はそれぞれ水素又はメチ
    ル基を表わし、 Xは▲数式、化学式、表等があります▼は 水素又は炭素数1〜20個のアルキル基を表わし、m+
    n=0〜100であり、▲数式、化学式、表等がありま
    す▼ 単位と▲数式、化学式、表等があります▼単位とはラン ダムに結合していてよい。)、一価金属、二価金属、ア
    ンモニウム基又は有機アミン基を表わし、 Yは水素、一価金属、二価金属、アンモニウム基又は有
    機アミン基を表わす。) で示されるマレイン酸系単量体(II) をポリエチレングリコールモノアリルエーテル( I )
    35〜60モル%、マレイン酸系単量体(II)35〜6
    0モル%、(但し、( I )、(II)の合計は100モ
    ル%である。)の比率で用いて導かれた共重合体(A)
    及び/又は該共重合体(A)を更にアルカリ性物質で中
    和して得られた共重合体(B)を主成分とする掘削泥水
    用添加剤。 2、掘削泥水がベントナイト泥水である請求項1に記載
    の掘削泥水用添加剤。
JP1944989A 1989-01-31 1989-01-31 掘削泥水用添加剤 Pending JPH02202580A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005206569A (ja) * 2003-03-24 2005-08-04 Sankyo Co Ltd 高分子修飾剤及び医薬組成物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005206569A (ja) * 2003-03-24 2005-08-04 Sankyo Co Ltd 高分子修飾剤及び医薬組成物

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