JPH0220164Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0220164Y2 JPH0220164Y2 JP15044485U JP15044485U JPH0220164Y2 JP H0220164 Y2 JPH0220164 Y2 JP H0220164Y2 JP 15044485 U JP15044485 U JP 15044485U JP 15044485 U JP15044485 U JP 15044485U JP H0220164 Y2 JPH0220164 Y2 JP H0220164Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- sheet
- vinyl chloride
- air bladders
- diameter
- Prior art date
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- Expired
Links
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- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 7
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Landscapes
- Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
イ 産業上の利用分野
この考案は、運動用特殊衣服の防護パツトの改
良に係るものである。
良に係るものである。
運動用特殊衣服とは、レーサー用の継ぎ服、そ
の他運動中外圧により打撃を与えられる各種運動
用特殊衣服、例えばアメリカンフツトボール等の
衣服である。
の他運動中外圧により打撃を与えられる各種運動
用特殊衣服、例えばアメリカンフツトボール等の
衣服である。
ロ 従来の技術
従来の技術としては、レーサー用継ぎ服につい
て述べると、ロードレース等におけるマキシムス
ピード(最高速度)は年々上昇を続け、従来に比
較して転倒時の打撃が大きくなり、従つて各モー
ターサイクルウエアーの業者は打撃の緩衝防護の
見直しを行い、従来の、肘、膝、腰、等に皮革を
当てるだけの形態より数段の進歩を見る現在、圧
縮スポンジ、プラスチツク製カツプ、発泡ウレタ
ンフオーム等を要所に取付けていた。
て述べると、ロードレース等におけるマキシムス
ピード(最高速度)は年々上昇を続け、従来に比
較して転倒時の打撃が大きくなり、従つて各モー
ターサイクルウエアーの業者は打撃の緩衝防護の
見直しを行い、従来の、肘、膝、腰、等に皮革を
当てるだけの形態より数段の進歩を見る現在、圧
縮スポンジ、プラスチツク製カツプ、発泡ウレタ
ンフオーム等を要所に取付けていた。
ハ 考案が解決しようとする問題点
しかし、上記の如き防護装置は完全とは言えず
又、製作上加工が不便であり、しかも、衣服に取
付けた場合、衣服が必要以上に厚くなり外観的に
も見苦しいデザイン上の問題もあり、又、重量的
にも負担が大きい等の欠点を有したものである。
又、製作上加工が不便であり、しかも、衣服に取
付けた場合、衣服が必要以上に厚くなり外観的に
も見苦しいデザイン上の問題もあり、又、重量的
にも負担が大きい等の欠点を有したものである。
この考案は上記の如き問題点を解決するために
次の手段を採用したものである。
次の手段を採用したものである。
ニ 問題点を解決するための手段
塩化ビニールの如き軟質素材よりなるシートに
平面円形にして平頭状の空気嚢を多数集合して成
形し、該集合空気嚢はパツト周辺より中央に向か
うに従つて次第にその直径を小直径に成形するこ
とにより集合密度を高めてなる該シートを、同素
材のシート上に貼着して各空気嚢を密閉して構成
したものである。
平面円形にして平頭状の空気嚢を多数集合して成
形し、該集合空気嚢はパツト周辺より中央に向か
うに従つて次第にその直径を小直径に成形するこ
とにより集合密度を高めてなる該シートを、同素
材のシート上に貼着して各空気嚢を密閉して構成
したものである。
補強手段としては、各空気嚢に圧縮スポンジ又
は発泡ウレタンフオームの如き緩衝材を収容して
構成するものである。
は発泡ウレタンフオームの如き緩衝材を収容して
構成するものである。
ホ 作用
この考案は上記の如く構成されるものであるか
ら、パツトは空気嚢の空気を利用して外部よりの
衝撃を反撥する作用を呈し、又、空気嚢は平面円
形であるから、如何なる動きに対しても空気嚢ど
うしが干渉を生ずるおそれがなく、又、円形の空
気嚢の持つ応力の分散を利用して上下の圧力を周
囲に逃がすと同時に、空気圧のみでは反撥力に欠
ける場合の補強として、空気嚢内に収容された干
渉材により二次的圧縮作用を呈するものである。
ら、パツトは空気嚢の空気を利用して外部よりの
衝撃を反撥する作用を呈し、又、空気嚢は平面円
形であるから、如何なる動きに対しても空気嚢ど
うしが干渉を生ずるおそれがなく、又、円形の空
気嚢の持つ応力の分散を利用して上下の圧力を周
囲に逃がすと同時に、空気圧のみでは反撥力に欠
ける場合の補強として、空気嚢内に収容された干
渉材により二次的圧縮作用を呈するものである。
空気嚢はパツト周辺より中央に向かつて次第に
その直径を小さくし、空気嚢の集合密度を高めて
あるから、これにより小面積のパツトでも空気嚢
により衝撃を吸収する作用を呈するものである。
又、空気嚢の集合は中央に向かつてその直径を小
さくし、これが集合密度を高めることにより過度
の衝撃を受けた際、仮に何個かの空気嚢が破れて
も他の空気嚢で衝撃を吸収できる作用を呈する。
その直径を小さくし、空気嚢の集合密度を高めて
あるから、これにより小面積のパツトでも空気嚢
により衝撃を吸収する作用を呈するものである。
又、空気嚢の集合は中央に向かつてその直径を小
さくし、これが集合密度を高めることにより過度
の衝撃を受けた際、仮に何個かの空気嚢が破れて
も他の空気嚢で衝撃を吸収できる作用を呈する。
ヘ 実施例
塩化ビニールの如き軟質素材のシート1には熱
加工成形により多数の空気嚢2が独立して成形さ
れる。
加工成形により多数の空気嚢2が独立して成形さ
れる。
該空気嚢2は集合周辺より中央に向かつて直径
が次第に小直径となり、しかも高さは逆に高くな
る構成である。
が次第に小直径となり、しかも高さは逆に高くな
る構成である。
この空気嚢の集合形状は円形、楕円形等使用個
所に応じて構成される。
所に応じて構成される。
図面においては円形に各空気嚢2は集合成形さ
れ、周辺の空気嚢の直径は12mm、高さは4mmの程
度にし、中心の高さは5mm、直径は5mm程度に成
形される。
れ、周辺の空気嚢の直径は12mm、高さは4mmの程
度にし、中心の高さは5mm、直径は5mm程度に成
形される。
周辺より中央に向かつて高さは次第に高く、直
径は次第に小さく成形される。
径は次第に小さく成形される。
上記の空気嚢シート1は塩化ビニールシート3
上に貼着して各空気嚢2を密閉してパツトPを構
成する。
上に貼着して各空気嚢2を密閉してパツトPを構
成する。
上記実施例において、パツトPの空気嚢2の密
集度を高くするために周辺の空気嚢2に対し、中
央に向かうに従つて直径を小にし、逆に高さを高
くすることは、各空気嚢2の空気容積を等しく
し、しかも空気嚢の集合密度を高くするためであ
る。
集度を高くするために周辺の空気嚢2に対し、中
央に向かうに従つて直径を小にし、逆に高さを高
くすることは、各空気嚢2の空気容積を等しく
し、しかも空気嚢の集合密度を高くするためであ
る。
第3図断面図に示す如く、上記実施例のパツト
Pの補強として各空気嚢2には圧縮スポンジ、又
は発泡ウレタンフオームの如き緩衝材4を収容
し、二次圧縮作用を呈するパツトPを製作する。
Pの補強として各空気嚢2には圧縮スポンジ、又
は発泡ウレタンフオームの如き緩衝材4を収容
し、二次圧縮作用を呈するパツトPを製作する。
上記パツトPはレーサー用継ぎ服の他、各種運
動用衣服の肩、肘、膝、腰、等の要所に縫い込み
使用する。
動用衣服の肩、肘、膝、腰、等の要所に縫い込み
使用する。
ト 考案の効果
この考案は上記の如く構成されるものであるか
ら、第一に全体が軽量のパツトとなる。
ら、第一に全体が軽量のパツトとなる。
第二に、運動用特殊衣服に縫い込み使用しても
取付け個所が従来品のパツトに比較して張出さ
ず、従つて外観上体裁がよい。
取付け個所が従来品のパツトに比較して張出さ
ず、従つて外観上体裁がよい。
第三に、打撃は空気で受けるものであるから反
撥力が強い。
撥力が強い。
第四に、空気嚢は集合的に周辺より中央に向か
つて次第に小直径にしてあるので、小容積でも空
気嚢の密度を高くできる効率のよいパツトが構成
できる。
つて次第に小直径にしてあるので、小容積でも空
気嚢の密度を高くできる効率のよいパツトが構成
できる。
第五に、使用中、何個かの空気嚢が破れても他
の空気嚢で防護できる。
の空気嚢で防護できる。
第六に、空気嚢に緩衝材を収容して二次圧縮の
作用を呈し、打撃を吸収できる。
作用を呈し、打撃を吸収できる。
等の効果を呈する実用的考案である。
第1図はパツトの正面図、第2図は同上断面
図、第3図は空気嚢に緩衝材を収容したパツトの
断面図である。 尚、図中符号、1……シート、2……空気嚢、
3……シート、P……パツト、4……緩衝材。
図、第3図は空気嚢に緩衝材を収容したパツトの
断面図である。 尚、図中符号、1……シート、2……空気嚢、
3……シート、P……パツト、4……緩衝材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 塩化ビニールの如き軟質素材よりなるシート
1に熱加工により平面円形にして平頭状の空気
嚢2を集合して成形し、該シート1を塩化ビニ
ールの如き軟質素材のシート3上に貼着して各
空気嚢2を密閉してなるパツトPに係り、集合
空気嚢2はパツトPの周辺より中央に向かうに
従い集合空気嚢2の直径を次第に小直径に成形
して空気嚢2の集合密度を高めて構成したこと
を特徴とする運動用特殊衣服の防護パツト。 2 塩化ビニールの如き素材よりなるシート1に
は平面円形にして平頭状の空気嚢2を多数集合
して成形し、該空気嚢2には圧縮スポンジ又は
発泡ウレタンフオームの如き緩衝材4を収容
し、該シートを塩化ビニールの如き素材よりな
るシート3上に貼着して空気嚢2を密閉してな
ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
1項記載の運動用特殊衣服の防護パツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15044485U JPH0220164Y2 (ja) | 1985-10-01 | 1985-10-01 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15044485U JPH0220164Y2 (ja) | 1985-10-01 | 1985-10-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6260211U JPS6260211U (ja) | 1987-04-14 |
JPH0220164Y2 true JPH0220164Y2 (ja) | 1990-06-01 |
Family
ID=31066593
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15044485U Expired JPH0220164Y2 (ja) | 1985-10-01 | 1985-10-01 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0220164Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI419792B (zh) * | 2010-01-11 | 2013-12-21 | Universal Trim Supply Co Ltd | Gas cushion |
NZ607978A (en) * | 2010-08-11 | 2015-07-31 | G Form Llc | Flexible cushioning pads, items incorporating such pads, and methods of making and using |
-
1985
- 1985-10-01 JP JP15044485U patent/JPH0220164Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6260211U (ja) | 1987-04-14 |
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