JPH02200263A - マッサージ器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、使用者にとって心地よい音楽等の音声信号
を変調して振動させるようにしたマツサージ器に関する
。

［従来の技術］ 従来のマツサージ器としては腰、肩などのマツサージを
必要とする箇所にゴム等の弾性体で被覆される振動体を
宛がい、この振動体をモータ等を利用して一定の振動数
で振動させるようにしたものが知られている。

［発明が解決しようとする課題］ しかし、前述のような従来のマツサージ器においては一
定の振動数で振動するため、どうしてもマツサージが単
調になり、その単調さに体が慣れて充分な刺激が得られ
ず、このために長時間マツサージを施してもマツサージ
効果が得られないなどの欠点がある。同時に、この単調
さのために長時間のマツサージが嫌われる傾向にもある
。

そこで、本発明は音楽等の信号に合せて振動体を振動さ
せることにより、従来のマツサージ器の持つ単調さを解
消し、使用者が楽しみながら長時間マツサージすること
ができ、かつ従来のマツサージ器に比較してもより優れ
たマツサージ効果をも発揮することが可能なマツサージ
器を提供することを目的とするものである。

［課題を解決するための手段］ 前述した本発明の目的は、外部の音声信号の入力端子と
、入力された音声信号をパルス化するパルス化部と、前
記パルス化された信号を積分する積分化部と、前記積分
された信号をドライブ信号としてバイブレータを駆動す
る駆動部とからなる外部入力駆動回路を有することを特
徴とするマツサージ器によって達成できるものである。

［作　用］ 本発明は以上のように構成され、前記入力端子には例え
ば音響機器の出力端子からコードを接続し１回路内に音
楽等の音声信号を入力する。この音声信号は回路内でパ
ルス化され、積分化され、この積分化された信号でバイ
ブレータが駆動される。

即ち、本発明においては音響機器等の出力する音楽等に
応じて振動体を振動させ、マツサージを行なうことがで
きる。したがって、一定振動数で振動していた従来のマ
ツサージ器の持つ単調さが解消され、長時間のマツサー
ジも心地よい音楽信号の振動に合せて快適に行なうこと
ができ、また使用者の好みに応じて音楽等を選択して楽
しみながらマツサージを行なうことができる。

また、従来のマツサージ器においては一定振動数で振動
するため、体が慣れて長時間マツサージをしても十分な
マツサージ効果が得られない等の難点があったが、この
発明に係るマツサージ器においては種々選択された音楽
等の音声信号に応じて振動させるため、その振動に体が
慣れることなく、常に神経が刺激されるので、十分なマ
ツサージ効果を得ることができる。

更に、外部入力駆動回路に入力された音楽等をモニター
できる外部出力端子を設けることにより、入力された音
楽等を聞きながらマツサージを行なうことができる。

また、バイブレータの内部駆動回路を、前記外部入力駆
動回路に並設することによって、従来のマツサージ器の
ように一定振動数で振動させることもできる。

［実施例］ 以下１図面に基づいて本発明の一実施例を説明する。

１は１本発明に係るマツサージ器の一例を示すもので、
マツサージ器１は両端に楕円状の蓋体２ａと２ｂを嵌着
した楕円柱状の機枠２と１合成樹脂発泡材等からなる弾
性体３により構成され、該弾性体３は機枠２に巻装され
、接着剤で固定されている。一方の蓋体２ａには音声信
号の入力端子、出力端子を構成する差し込み口４，５、
感度調整ツマミ６、切換えツマミ７等が設けられ、差し
込み口４には例えば外部に設けられた音響機器からのプ
ラグａが挿入され、差し込み口５にはヘッドホン等のプ
ラグが挿入される。

機枠２の内部は蓋体２ａ側に差し込み口４，５゜感度調
整ツマミ６、切換えツマミ７が設けられた基板８が固定
され、またその中央長手方向には仕切り壁９が設けられ
、仕切り壁９の一側と機枠２の内壁との間にはその外周
にゴムリング１０を巻装した直流モータ等の振動モータ
１１が嵌着され、振動モータ１１の回転軸端には偏心ウ
ェイト１２が設けられ、また仕切り壁９の他側と機枠２
の内壁との間には乾電池１３が嵌装され、更に振動モー
タ１１、乾電池１３、及び振動モータ１１．乾電池１３
と基板とを接続する差し込み式のコネクタ１４が設けら
れる。

次に、外部入力駆動回路並びに内部駆動回路について説
明すると、外部入力駆動回路は音声信号の入力端子、外
部出力端子を構成する差し込み口４．５、入力された音
声信号のパルス化部１５、パルス化された信号を積分す
る積分化部１６．積分された信号をドライブ信号として
振動モータ１１を駆動する駆動部１７から構成される。

パルス化部１５はこの実施例では感度調整ツマミ６によ
り調整される可変抵抗１８．増幅＄１９゜比較器２０に
より構成される。また積分化部１６は入力段に設けられ
たトランジスタ２１、トランジスタ２１のコレクター、
エミッター間に設けられたコンデンサ２２、トランジス
タ２１のコレクターと駆動部１７の間に設けられた抵抗
２３から構成される。更に駆動部１７は入力段に設けら
れたトランジスタ２４、振動のハイレベル、ロウレベル
、停止切換えスイッチ２５、切換えスイッチ２５のハイ
レベル端子と振動モータ１１間に設けられたドライブ用
トランジスタ２６、切換えスイッチ２５のロウレベル端
子と振動モータ１１間に設けられたドライブ用トランジ
スタ２７から構成され、トランジスタ２６のコレクター
が振動モータ１１に接続され、トランジスタ２７のコレ
クターは抵抗２８を介して振動モータ１１に接続される
。なお、トランジスタ２６，２７と振動モータ１１間に
は逆起電流の流入を阻止するためのダイオード２９が設
けられている。

なお、外部入力駆動回路からは差し込み口４に外部の音
響機器からのプラグａが差し込まれた時、閉じられ、ま
た入力された音声信号は差し込み口５にヘッドホンのプ
ラグ等を差し込むことによりモニターできるようにしで
ある。

一方、内部駆動回路は入力の差し込み口４に内設された
開閉スイッチ３０を設ける他は前記外部入力駆動回路の
構成要素を共用する回路構成をなし、開閉スイッチ３０
は差し込み口４に外部の音響機器からのプラグａが差し
込まれた時、即ち外部入力駆動回路が閉じた時開き、プ
ラグａが差し込み口４から抜かれた時、即ち外部入力駆
動回路が開いた時、閉じて比較器２０の反転入力端子に
印加する電圧をグランドレベルとすることにより、比較
器２０の出力電圧を常に電源電圧レベルとして、振動モ
ータ１１を一定振動数で振動させる構成としている。

以上のような回路構成において、差し込み口４に音響機
器からのプラグａを差し込むと、音楽等の音声信号が外
部入力駆動回路に入力される（第４図８８の波形参照）
、この音声信号は増幅器１９に入力され、ここで１００
Ｈｚ〜３ＫＨｚ程度の信号が増幅されて出力され（第４
図８３の波形参照）。

更に増幅された音声信号は比較器２０に入力され、二こ
で音声信号が所定電圧を越えると比較ｓ２０はプラスの
定電圧のパルス信号を出力する（第４図Ｓ、の波形参照
）。このパルス信号はトランジスタ２１のベースに入力
され、トランジスタ２１のコレクター・エミッター間は
パルス信号のハイ（Ｈ）の時に導通してコンデンサ２２
の電荷を放電する。したがって、パルス信号はコンデン
サ２２と抵抗２３どの時定数によって積分化され、第４
図８４に示すような積分化された信号がトランジスタ２
４のベースに入力ぎわ、トランジスタ２３のコレクター
には反転したドライブ信号が出力される（第４図Ｓ、の
波形参照）。

このドライブ信号は切り換えスイッチ２５がハイレベル
（Ｈ）側に切り換えられているときにはトランジスタ２
６のベースに入力され、トランジスタ２６はドライブ信
号がハイ（Ｈ）になるとコレクターからエミッターに電
流を流して振動モータ１１が電源電圧で駆動される。ま
た切り換えスイッチ２５がロウレベル（Ｌ）側にあると
きには、ドライブ信号はトランジスタ２７のベースに入
力され、トランジスタ２７はドライブ信号がハイ（Ｈ）
になると、乾電池１３のプラス極からの電流が、振動モ
ータ１１と抵抗２８を介してトランジスタ２７のコレク
ターに引き込まれグランドラインを通って乾電池１３の
マイナス極に流れる。

そして抵抗２８により電圧降下した分だけ電源電圧より
低い電圧によって振動モータ１１が駆動される。

ハイレベルもしくはロウレベルのドライブ信号で振動モ
ータ１１が回転されると、振動モータ１１の回転軸に設
けられた偏心ウェイト１２の回転が振動となって機枠２
を介して弾性体３に伝えられる。即ち、マツサージ器１
は音響機器から入力された音声信号を前述のようにパル
ス化、積分化して形成されたドライブ信号により振動さ
れる。

したがって、マツサージ器１を肩、腰等マツサージを必
要とする箇所に宛かうと、宛がった箇所には音響機器か
ら入力される音声信号に基づいて振動が伝えられ、効果
的にマツサージを行なうことができる。

なお、差し込み口５にヘッドホン等のプラグを差し込め
ば、入力された音声信号を聞きながらマツサージするこ
ともできる。

一方、差し込み口４に差し込まれたプラグａを抜くと、
外部入力駆動回路が開き、内部駆動回路が閉じる。内部
駆動回路を閉じると、振動モータ１１は一定電圧による
一定振動数で駆動される。

そして、切換えスイッチ２５がハイレベル（Ｈ）側に切
換わっている場合は、前述のように電源電圧で振動モー
タ１１が駆動される。また切換えスイッチ２５がロウレ
ベル（Ｌ）側に切換ねっている場合は、前述のように、
抵抗２８で電圧降下した分だけ電源電圧より低い電圧に
よって振動モータ１１が駆動される。そして、この振動
は前述のように機枠２を介して弾性体３に伝えられる。

したがって、この場合は従来のマツサージ器のように一
定振動数で振動モータ１１が振動し、通常のハイレベル
もしくはロウレベルでマツサージを行なうことができる
。

なお、この実施例では乾電池１３を電源とじて使用した
が、外部のＡＣアダプタ等ををして外部の電源を供給す
るものとしても良い。

また、マツサージ器１はこの実施例では、杭状の形状の
ものについて説明したが、その形態は用途に応じて各種
の形態に応用が可能である。

［発明の効果］ 以上詳述のごとく、本発明においては使用者の好みに応
じて選択された音楽等の音声信号に合せて振動モータを
振動させてマツサージを行なうことができるので、長時
間のマツサージも苦にならず、楽しみながらマツサージ
を行なうことができる。

また１種々選択された音楽等に応じて振動させるため、
この振動に体が慣れることなく、常に神経が刺激される
ので、十分なマツサージ効果を得ることができる。

更に、外部入力駆動回路に入力された音楽等をモニター
できる出力端子を設けることにより、入力された音楽等
を聞きながらマツサージを行なうことができる。

また、振動モータの内部駆動回路を、前記外部入力回路
に並設することによって通常の一定振動数で振動体を振
動させることもできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は１本発明の一実施例を示すマツサージ器の斜視
図、第２図は同上の横断平面図、第３図は同上のマツサ
ージ器の回路図、第４図は同上の回路における波形図で
ある。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）外部の音声信号の入力端子と、入力された音声信
   号をパルス化するパルス化部と、前記パルス化された信
   号を積分する積分化部と、前記積分された信号をドライ
   ブ信号としてバイブレータを駆動する駆動部とからなる
   外部入力駆動回路を有することを特徴とするマッサージ
   器。
2. （２）バイブレータの内部駆動回路を、外部入力駆動回
   路に並設し、外部の音声信号の入力端子が開放された状
   態において内部駆動回路を閉成するように構成したこと
   を特徴とする請求項１記載のマッサージ器。
3. （３）外部の音声信号の入力端子に入力された音声信号
   の外部出力端子を有することを特徴とする請求項１記載
   のマッサージ器。