JPH021989B2 - - Google Patents
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- JPH021989B2 JPH021989B2 JP59075788A JP7578884A JPH021989B2 JP H021989 B2 JPH021989 B2 JP H021989B2 JP 59075788 A JP59075788 A JP 59075788A JP 7578884 A JP7578884 A JP 7578884A JP H021989 B2 JPH021989 B2 JP H021989B2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F03—MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS; WIND, SPRING, OR WEIGHT MOTORS; PRODUCING MECHANICAL POWER OR A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F03G—SPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS; MECHANICAL-POWER PRODUCING DEVICES OR MECHANISMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR OR USING ENERGY SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F03G7/00—Mechanical-power-producing mechanisms, not otherwise provided for or using energy sources not otherwise provided for
- F03G7/04—Mechanical-power-producing mechanisms, not otherwise provided for or using energy sources not otherwise provided for using pressure differences or thermal differences occurring in nature
- F03G7/05—Ocean thermal energy conversion, i.e. OTEC
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P9/00—Arrangements for controlling electric generators for the purpose of obtaining a desired output
- H02P9/04—Control effected upon non-electric prime mover and dependent upon electric output value of the generator
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/30—Energy from the sea, e.g. using wave energy or salinity gradient
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は、海洋表層の温海水と海洋深層の冷海
水との温度差を利用して発電する海洋温度差発電
装置に関し、特に、夜間低負荷時に、運転効率を
改善するとともに、堆積汚物を洗滌するようにし
たものである。
水との温度差を利用して発電する海洋温度差発電
装置に関し、特に、夜間低負荷時に、運転効率を
改善するとともに、堆積汚物を洗滌するようにし
たものである。
海洋表層における高温の温海水と海洋深層にお
ける低温の冷海水との温度差を利用して電力を得
るこの種海洋温度差発電装置は、従来、蒸発器、
発電機と連結したタービンおよび凝縮器各1台を
主機器として構成されていた。しかして、温海水
を蒸発器に流通させるとともに冷海水を凝縮器に
流通させて、両者間の温度差により作動流体を蒸
発させるとともに凝縮させ、その間にタービンを
駆動して発電するに当り、蒸発器を流通する温海
水は、海洋の表層から採取するので温度が15〜33
℃と高く、その中に浮遊するプランクトン、魚介
類の卵、塵埃等の汚物が主機器の伝熱面に付着し
て熱伝導率を低下させるという欠点があつた。か
かる欠点を除去するための一般的汚れ防止方法と
して、生物汚れに対しては、流通海水に塩素を注
入し、あるいは、流通海水中に電極を設け、電気
分解により塩素を発生させる等の方法があり、ま
た、その他の汚れに対しては、スポンジボール、
ブラシ等の流通海水とともに主機器内を流通させ
る等の方法がある。しかしながら、海洋温度差発
電においては熱交換の温度差が小さいために流通
海水の量が膨大となるので、かかる一般的汚れ防
止方法によると、コスト高および環境汚染等の問
題が生じた。すなわち、スポンジボール、ブラシ
等を用いる方法では多量のスポンジボールやブラ
シを必要とする他、全般に、流通抵抗の増加に基
づく揚水ポンプの消費動力増による正味出力の低
下を来たすため、設備費上昇および発電単価の上
昇をもたらす結果となつた。
ける低温の冷海水との温度差を利用して電力を得
るこの種海洋温度差発電装置は、従来、蒸発器、
発電機と連結したタービンおよび凝縮器各1台を
主機器として構成されていた。しかして、温海水
を蒸発器に流通させるとともに冷海水を凝縮器に
流通させて、両者間の温度差により作動流体を蒸
発させるとともに凝縮させ、その間にタービンを
駆動して発電するに当り、蒸発器を流通する温海
水は、海洋の表層から採取するので温度が15〜33
℃と高く、その中に浮遊するプランクトン、魚介
類の卵、塵埃等の汚物が主機器の伝熱面に付着し
て熱伝導率を低下させるという欠点があつた。か
かる欠点を除去するための一般的汚れ防止方法と
して、生物汚れに対しては、流通海水に塩素を注
入し、あるいは、流通海水中に電極を設け、電気
分解により塩素を発生させる等の方法があり、ま
た、その他の汚れに対しては、スポンジボール、
ブラシ等の流通海水とともに主機器内を流通させ
る等の方法がある。しかしながら、海洋温度差発
電においては熱交換の温度差が小さいために流通
海水の量が膨大となるので、かかる一般的汚れ防
止方法によると、コスト高および環境汚染等の問
題が生じた。すなわち、スポンジボール、ブラシ
等を用いる方法では多量のスポンジボールやブラ
シを必要とする他、全般に、流通抵抗の増加に基
づく揚水ポンプの消費動力増による正味出力の低
下を来たすため、設備費上昇および発電単価の上
昇をもたらす結果となつた。
したがつて、従来の海洋温度差発電装置には、
一般的汚れ防止方法を適用し難く、コスト高にな
るという欠点があつた。
一般的汚れ防止方法を適用し難く、コスト高にな
るという欠点があつた。
発明の要点
本発明の目的は、上述した従来の欠点を除去
し、夜間の低負荷時に、運転効率を改善するとと
もに、海水中の汚物の主機器に対する堆積を効率
よく洗滌して除去し得るようにした海洋温度差発
電装置を提供することにある。
し、夜間の低負荷時に、運転効率を改善するとと
もに、海水中の汚物の主機器に対する堆積を効率
よく洗滌して除去し得るようにした海洋温度差発
電装置を提供することにある。
すなわち、本発明は、それぞれ複数ずつ並列に
配置した蒸発器および凝縮器をタービンおよび発
電機に組合わせて海洋温度差発電装置の主機器を
構成したものであり、昼間の電力需要が多いとき
は、すべての蒸発器および凝縮器をそれぞれ並列
状態に使用してその大電力需要に対応し、夜間の
電力需要が減少したときは、蒸発器および凝縮器
の稼働台数を減じてその小電力需要に対応し、し
かも、休止した蒸発器に凝縮器の休止による余剰
冷海水を温海水の流通方向とは逆の方向に流通さ
せることにより、昼間の主機器に付着した汚物を
低温で汚れの少ない冷海水によつて逆流洗滌する
ように構成するとともに、休止させる蒸発器を所
定の期間毎に順次に交替させることにより、発電
を継続しながらすべての蒸発器の伝熱効果を高水
準に保持し、さらに、蒸発器群の各作動流体出口
から給液ポンプまでの作動流体流通経路を水套で
包被することにより、作動流体の再蒸発によるキ
ヤビテーシヨンを防止するようにしたものであ
る。
配置した蒸発器および凝縮器をタービンおよび発
電機に組合わせて海洋温度差発電装置の主機器を
構成したものであり、昼間の電力需要が多いとき
は、すべての蒸発器および凝縮器をそれぞれ並列
状態に使用してその大電力需要に対応し、夜間の
電力需要が減少したときは、蒸発器および凝縮器
の稼働台数を減じてその小電力需要に対応し、し
かも、休止した蒸発器に凝縮器の休止による余剰
冷海水を温海水の流通方向とは逆の方向に流通さ
せることにより、昼間の主機器に付着した汚物を
低温で汚れの少ない冷海水によつて逆流洗滌する
ように構成するとともに、休止させる蒸発器を所
定の期間毎に順次に交替させることにより、発電
を継続しながらすべての蒸発器の伝熱効果を高水
準に保持し、さらに、蒸発器群の各作動流体出口
から給液ポンプまでの作動流体流通経路を水套で
包被することにより、作動流体の再蒸発によるキ
ヤビテーシヨンを防止するようにしたものであ
る。
すなわち、本発明海洋温度差発電装置は、蒸発
部を流通する海洋表層からの温海水により作動流
体を蒸発気化して形成した作動流体蒸気を発電部
に導入して前記作動流体蒸気により発電させ、そ
の発電部から排出した前記作動流体蒸気を凝縮部
を流通する海洋深層からの冷海水により凝縮液化
して形成した前記作動流体を、受液器および給液
ポンプを介し、前記凝縮部に循環させるように構
成した海洋温度差発電装置において、前記蒸発部
および前記凝縮部をそれぞれ複数の蒸発器および
凝縮器により構成し、夜間に、前記複数の蒸発器
の一部には前記温海水を導入しない状態にして、
当該一部の蒸発器の作動を停止させるとともに、
当該一部の蒸発器に前記冷海水を作動時における
前記温海水の流通方向とは逆の方向に流通させる
ことにより、前記蒸発器に付着堆積した汚物を洗
滌するように構成したことを特徴とするもであ
る。
部を流通する海洋表層からの温海水により作動流
体を蒸発気化して形成した作動流体蒸気を発電部
に導入して前記作動流体蒸気により発電させ、そ
の発電部から排出した前記作動流体蒸気を凝縮部
を流通する海洋深層からの冷海水により凝縮液化
して形成した前記作動流体を、受液器および給液
ポンプを介し、前記凝縮部に循環させるように構
成した海洋温度差発電装置において、前記蒸発部
および前記凝縮部をそれぞれ複数の蒸発器および
凝縮器により構成し、夜間に、前記複数の蒸発器
の一部には前記温海水を導入しない状態にして、
当該一部の蒸発器の作動を停止させるとともに、
当該一部の蒸発器に前記冷海水を作動時における
前記温海水の流通方向とは逆の方向に流通させる
ことにより、前記蒸発器に付着堆積した汚物を洗
滌するように構成したことを特徴とするもであ
る。
実施例
以下に図面を参照して実施例につき本発明を詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図に示す構成の本発明海洋温度差発電装置
Aは、蒸発部1、発電部2、凝縮部3、給液部4
および温冷両海水ポンプ5,6よりなつており、
それら各部を配管およびバルブを介し相互に連通
して連結してある。
Aは、蒸発部1、発電部2、凝縮部3、給液部4
および温冷両海水ポンプ5,6よりなつており、
それら各部を配管およびバルブを介し相互に連通
して連結してある。
図示の構成例において、蒸発部1は、第1およ
び第2の2台の蒸発器1−1および1−2を作動
流体に対し並列に連通して連結するとともに、そ
れらの蒸発器1−1,1−2をともに温海水ポン
プ5に連結し、その温海水ポンプ5からの温海水
によつて作動流体を加熱して蒸発膨脹させるよう
に構成してある。
び第2の2台の蒸発器1−1および1−2を作動
流体に対し並列に連通して連結するとともに、そ
れらの蒸発器1−1,1−2をともに温海水ポン
プ5に連結し、その温海水ポンプ5からの温海水
によつて作動流体を加熱して蒸発膨脹させるよう
に構成してある。
一方、発電部2は、作動流体の蒸気によつて駆
動するタービン7とそのタービン7に連結した発
電機8とによつて構成してある。
動するタービン7とそのタービン7に連結した発
電機8とによつて構成してある。
また、凝縮部3は、第1および第2の2台の凝
縮器3−1および3−2を並列に連結して構成し
てあり、それらの凝縮器3−1,3−2には冷海
水ポンプ6からの低温の深層海水を流通させてタ
ービン7から排出した作動流体の蒸気を冷却して
凝縮液化させるようにしてある。
縮器3−1および3−2を並列に連結して構成し
てあり、それらの凝縮器3−1,3−2には冷海
水ポンプ6からの低温の深層海水を流通させてタ
ービン7から排出した作動流体の蒸気を冷却して
凝縮液化させるようにしてある。
一方、給液部4は、受液器9と給液ポンプ10
とによつて構成してあり、受液器9によつて気液
分離した液状の作動流体を給液ポンプ10によつ
て蒸発部1に圧送するようにしてある。なお、受
液器9と給液ポンプ10との間には、キヤビテー
シヨンによるベーパーロツク防止のために所定の
サクシヨンヘツドを設定してある。さらに、凝縮
部3の作動流体出口11から給液ポンプ10の吸
入口10−1に至る間は、受液器9を含めて外周
面全般にわたり、水套12によつて被包してあ
り、その水套12内に冷海水を流通させて、さき
に凝縮させた液状の作動流体をさらに冷却し、作
動流体内の気泡発生を防止してタービン7の背圧
による摂動の発生を防止している。なお、かかる
作動流体の冷却により、同時に、給液ポンプ10
のサクシヨンヘツドを低減させて発電装置Aの設
置高を低くすることができる。
とによつて構成してあり、受液器9によつて気液
分離した液状の作動流体を給液ポンプ10によつ
て蒸発部1に圧送するようにしてある。なお、受
液器9と給液ポンプ10との間には、キヤビテー
シヨンによるベーパーロツク防止のために所定の
サクシヨンヘツドを設定してある。さらに、凝縮
部3の作動流体出口11から給液ポンプ10の吸
入口10−1に至る間は、受液器9を含めて外周
面全般にわたり、水套12によつて被包してあ
り、その水套12内に冷海水を流通させて、さき
に凝縮させた液状の作動流体をさらに冷却し、作
動流体内の気泡発生を防止してタービン7の背圧
による摂動の発生を防止している。なお、かかる
作動流体の冷却により、同時に、給液ポンプ10
のサクシヨンヘツドを低減させて発電装置Aの設
置高を低くすることができる。
かかる構成の発電装置Aにおいて、作動流体
は、受液器9から給液ポンプ10を介して蒸発部
1の第1、第2の蒸発器1−1,1−2に圧送さ
れて蒸発し、その作動流体蒸気は、タービン7に
導かれ、そのタービン7により発電機8を回転さ
せて発電を行ない、そのタービン7から排出した
作動流体の蒸気は、凝縮器3の第1、第2の凝縮
器3−1,3−2を通過する間に凝縮して液状の
作動流体となり、再び受液器9に戻るというサイ
クルを繰返し、蒸発部1の温海水と凝縮部3の冷
海水との温度差によつて取込んだ熱エネルギーが
作動流体の状態変化に対応した量の電気エネルギ
ーに変換されて取出される。なお、図中、13−
1〜8はバツクシート付のストツプバルブを示
し、それらのバルブは、後述する作動休止時に、
休止中の蒸発器および凝縮器に対する作動流体の
流通を閉塞するために設けてある。
は、受液器9から給液ポンプ10を介して蒸発部
1の第1、第2の蒸発器1−1,1−2に圧送さ
れて蒸発し、その作動流体蒸気は、タービン7に
導かれ、そのタービン7により発電機8を回転さ
せて発電を行ない、そのタービン7から排出した
作動流体の蒸気は、凝縮器3の第1、第2の凝縮
器3−1,3−2を通過する間に凝縮して液状の
作動流体となり、再び受液器9に戻るというサイ
クルを繰返し、蒸発部1の温海水と凝縮部3の冷
海水との温度差によつて取込んだ熱エネルギーが
作動流体の状態変化に対応した量の電気エネルギ
ーに変換されて取出される。なお、図中、13−
1〜8はバツクシート付のストツプバルブを示
し、それらのバルブは、後述する作動休止時に、
休止中の蒸発器および凝縮器に対する作動流体の
流通を閉塞するために設けてある。
一方、温海水は、温海水ポンプ5によつて海洋
表層から汲上げ、温海水管14により分岐して、
第1および第2の入口バルブ15−1および15
−2をそれぞれ介し、第1および第2の蒸発器1
−1および1−2にそれぞれ流入して作動流体を
加熱した後に、第1および第2の出口バルブ16
−1および16−2をそれぞれ介し、温海水排出
管17に合流して排出される。
表層から汲上げ、温海水管14により分岐して、
第1および第2の入口バルブ15−1および15
−2をそれぞれ介し、第1および第2の蒸発器1
−1および1−2にそれぞれ流入して作動流体を
加熱した後に、第1および第2の出口バルブ16
−1および16−2をそれぞれ介し、温海水排出
管17に合流して排出される。
また、冷海水は、海洋深層から冷海水ポンプ6
によつて吸上げ、冷海水管18により分岐して、
第1および第2の冷海水バルブ19−1および1
9−2をそれぞれ介し、第1および第2の凝縮器
3−1および3−2に流入して作動流体を冷却し
た後に、冷海水排出管20に合流して排出され
る。
によつて吸上げ、冷海水管18により分岐して、
第1および第2の冷海水バルブ19−1および1
9−2をそれぞれ介し、第1および第2の凝縮器
3−1および3−2に流入して作動流体を冷却し
た後に、冷海水排出管20に合流して排出され
る。
なお、凝縮器3−1,3−2の各作動流体出口
11からストツプバルブ13−4,13−8に至
る流通路m、ストツプバルブ13−4,13−8
から受液器9に至る流通路nおよび受液器9から
給液ポンプ10に至る流通路Pは、ストツプバル
ブ13−4,13−8および受液器9をも含めて
それらの外周部を水套12によつて包被してあ
り、その水套12に冷海水管18からの冷海水バ
イバス路Sを連通して冷海水を流入させるように
構成してあり、冷海水によつて各流通路m,n,
pおよび受液器9、ストツバルブ13−4,13
−8の各部分を外周から冷却するようにしてあ
る。
11からストツプバルブ13−4,13−8に至
る流通路m、ストツプバルブ13−4,13−8
から受液器9に至る流通路nおよび受液器9から
給液ポンプ10に至る流通路Pは、ストツプバル
ブ13−4,13−8および受液器9をも含めて
それらの外周部を水套12によつて包被してあ
り、その水套12に冷海水管18からの冷海水バ
イバス路Sを連通して冷海水を流入させるように
構成してあり、冷海水によつて各流通路m,n,
pおよび受液器9、ストツバルブ13−4,13
−8の各部分を外周から冷却するようにしてあ
る。
また、図中、21は冷海水バイバス路sの中途
に設けた絞り弁を示し、この絞り弁21は、水套
12の冷海水流通量を調節するために設けてあ
る。
に設けた絞り弁を示し、この絞り弁21は、水套
12の冷海水流通量を調節するために設けてあ
る。
一方、冷海水管18には、蒸発部1に向けて分
岐した延設部22を設けてあり、その延設部22
の先端を更に分岐して、第1および第2の蒸発器
1−1および1−2の各温水出口23−1および
23−2と第1および第2の出口バルブ16−1
および16−2との中間に第1および第2の洗滌
水入口バルブ24−1および24−2をそれぞれ
介して連結してあり、さらに、第1および第2の
蒸発器1−1および1−2の各温海水入口25−
1および25−2と各入口バルブ15−1および
15−2との中間にそれぞれ連結して分岐した第
1および第2の洗滌水出口バルブ26−1および
26−2をそれぞれ介し、洗滌水排出管27に合
流して排出されるようにしてある。
岐した延設部22を設けてあり、その延設部22
の先端を更に分岐して、第1および第2の蒸発器
1−1および1−2の各温水出口23−1および
23−2と第1および第2の出口バルブ16−1
および16−2との中間に第1および第2の洗滌
水入口バルブ24−1および24−2をそれぞれ
介して連結してあり、さらに、第1および第2の
蒸発器1−1および1−2の各温海水入口25−
1および25−2と各入口バルブ15−1および
15−2との中間にそれぞれ連結して分岐した第
1および第2の洗滌水出口バルブ26−1および
26−2をそれぞれ介し、洗滌水排出管27に合
流して排出されるようにしてある。
上述のように構成する本発明海洋温度差発電装
置においては、電力需要が多い昼間には、図示の
動作状態、すなわち、第1、第2の洗滌水バルブ
24−1,24−2および各出口バルブ26−
1,26−2を閉鎖するとともに他のバルブをす
べて開放状態にすることにより、蒸発部1および
凝縮部2における第1、第2の蒸発器1−1,1
−2および第1、第2の凝縮器3−1,3−2に
温・冷両海水および作動流体をそれぞれ並列に流
通させて、作動流体の蒸発量および凝縮量を最大
にした全力運転によつて昼間の電力需要に対処す
る。
置においては、電力需要が多い昼間には、図示の
動作状態、すなわち、第1、第2の洗滌水バルブ
24−1,24−2および各出口バルブ26−
1,26−2を閉鎖するとともに他のバルブをす
べて開放状態にすることにより、蒸発部1および
凝縮部2における第1、第2の蒸発器1−1,1
−2および第1、第2の凝縮器3−1,3−2に
温・冷両海水および作動流体をそれぞれ並列に流
通させて、作動流体の蒸発量および凝縮量を最大
にした全力運転によつて昼間の電力需要に対処す
る。
一方、電力需要がほぼ半減する夜間には、作動
流体の蒸発量および凝縮量も約1/2ですみ、例え
ば、第1蒸発器1−1および第1凝縮器3−1を
稼働させるとともに第2蒸発器1−2および第2
凝縮器3−2を休止させ、もつて、第2図に示す
動作状態、すなわち、全力運転の状態から、第2
蒸発器1−2および第2凝縮器3−2に連通した
作動流体用のストツプバルブ13−1,13−
2,13−3,13−4を閉鎖するとともに、第
2蒸発器1−2の第2入口バルブ15−2および
出口パルプ16−2、並びに、第2凝縮器3−2
の第2冷海水バルブ19−2を閉鎖して除外した
動作状態とすることにより、第2蒸発器1−2お
よび第2凝縮器3−2の休止により作動流体の蒸
発量および凝縮量をそれぞれ半減させた半減力運
転によつて夜間の電力需要半減に対処している。
なお、その際、第2洗滌水入口バルブ24−2お
よび出口バルブ26−2を開くことにより、冷海
水ポンプ6からの冷海水の余剰分が第2洗滌水入
口バルブ24−2を介して第2蒸発器1−2の第
2温海水出口23−2から第2温海水入口25−
2の方向に、すなわち、温海水の流通方向とは逆
の方向に流通し、昼間の全力運転時に、第2蒸発
器1−2内に付着、堆積した汚物を逆流洗滌し、
その汚物とともに第2洗滌水出口バルブ26−2
を介して洗滌水排出管27により発電装置A外に
排出する。
流体の蒸発量および凝縮量も約1/2ですみ、例え
ば、第1蒸発器1−1および第1凝縮器3−1を
稼働させるとともに第2蒸発器1−2および第2
凝縮器3−2を休止させ、もつて、第2図に示す
動作状態、すなわち、全力運転の状態から、第2
蒸発器1−2および第2凝縮器3−2に連通した
作動流体用のストツプバルブ13−1,13−
2,13−3,13−4を閉鎖するとともに、第
2蒸発器1−2の第2入口バルブ15−2および
出口パルプ16−2、並びに、第2凝縮器3−2
の第2冷海水バルブ19−2を閉鎖して除外した
動作状態とすることにより、第2蒸発器1−2お
よび第2凝縮器3−2の休止により作動流体の蒸
発量および凝縮量をそれぞれ半減させた半減力運
転によつて夜間の電力需要半減に対処している。
なお、その際、第2洗滌水入口バルブ24−2お
よび出口バルブ26−2を開くことにより、冷海
水ポンプ6からの冷海水の余剰分が第2洗滌水入
口バルブ24−2を介して第2蒸発器1−2の第
2温海水出口23−2から第2温海水入口25−
2の方向に、すなわち、温海水の流通方向とは逆
の方向に流通し、昼間の全力運転時に、第2蒸発
器1−2内に付着、堆積した汚物を逆流洗滌し、
その汚物とともに第2洗滌水出口バルブ26−2
を介して洗滌水排出管27により発電装置A外に
排出する。
また、夜間に休止洗滌すべき蒸発器および凝縮
器を所定の期間毎に順次に交替させることによ
り、発電装置A全体の熱交換効率を高めることが
でき、かかる汚物付着防止および除去の作用は、
本発明者らの多年の実験によりその効果を確認し
たものである。
器を所定の期間毎に順次に交替させることによ
り、発電装置A全体の熱交換効率を高めることが
でき、かかる汚物付着防止および除去の作用は、
本発明者らの多年の実験によりその効果を確認し
たものである。
さらに、第1および第2の凝縮器3−1および
3−2から給液ポンプ10までの作動流体流通路
を冷海水が流通する水套12によつて被包したこ
とにより、作動流体の再蒸発によるキヤビテーシ
ヨンが防止され、液状作動流体の泡立ちによるタ
ービン7の背圧による摂動の発生を防止して静粛
円滑に回転を行なわさせるとともに、給液ポンプ
10に必要なサクシヨンヘツドを低減させて、発
電装置Aの設置高を低めることを可能にしてい
る。
3−2から給液ポンプ10までの作動流体流通路
を冷海水が流通する水套12によつて被包したこ
とにより、作動流体の再蒸発によるキヤビテーシ
ヨンが防止され、液状作動流体の泡立ちによるタ
ービン7の背圧による摂動の発生を防止して静粛
円滑に回転を行なわさせるとともに、給液ポンプ
10に必要なサクシヨンヘツドを低減させて、発
電装置Aの設置高を低めることを可能にしてい
る。
つぎに、第2図示の上述した休止状態とは反対
に、第2蒸発器1−2および第2凝縮器3−2を
稼動させるとともに第1蒸発器1−1および第1
凝縮器3−1を休止させた場合における各バルブ
の作動状態を第3図に示す。なお、稼働機器およ
び休止機器の組合わせは、第1蒸発器1−1と第
2凝縮器3−2と、あるいは、第2蒸発器1−2
と第1凝縮器3−1といつた組合わせにすること
もでき、かかる機器の組合わせは、それぞれのバ
ルブの開閉により、必要に応じ、簡単に選定する
ことができる。
に、第2蒸発器1−2および第2凝縮器3−2を
稼動させるとともに第1蒸発器1−1および第1
凝縮器3−1を休止させた場合における各バルブ
の作動状態を第3図に示す。なお、稼働機器およ
び休止機器の組合わせは、第1蒸発器1−1と第
2凝縮器3−2と、あるいは、第2蒸発器1−2
と第1凝縮器3−1といつた組合わせにすること
もでき、かかる機器の組合わせは、それぞれのバ
ルブの開閉により、必要に応じ、簡単に選定する
ことができる。
さらに、電力需要には季節変動があり、多数の
蒸発器および凝縮器によつて蒸発部および凝縮部
をそれぞれ構成して年間最高の夏期の電力需要ピ
ークに対応させ、また、季節内ピークが低下する
冬期には、一部の蒸発器および凝縮器を長期休止
させて、その間に休止させた蒸発器および凝縮器
の分解整備を行ないつつ、しかも、上述した汚物
除去作動をしながらの発電を行なうようにするこ
ともできる。
蒸発器および凝縮器によつて蒸発部および凝縮部
をそれぞれ構成して年間最高の夏期の電力需要ピ
ークに対応させ、また、季節内ピークが低下する
冬期には、一部の蒸発器および凝縮器を長期休止
させて、その間に休止させた蒸発器および凝縮器
の分解整備を行ないつつ、しかも、上述した汚物
除去作動をしながらの発電を行なうようにするこ
ともできる。
効 果
以上の説明から明らかなように、本発明によれ
ば、海洋温度差発電装置の蒸発部および凝縮部を
それぞれ複数の蒸発器および凝縮器によつて構成
し、電力需要減少時に作動を休止させた蒸発器
に、凝縮器の作動休止による余剰冷海水を、温海
水流通方向とは逆の方向に流通させることによ
り、その蒸発器内に付着、堆積した汚物を逆流洗
滌するように構成するとともに、作動を休止させ
る蒸発器および凝縮器を所定の期間毎に順次に交
替させることにより、発電装置を構成するすべて
の蒸発器の熱交換効率を高水準に保持することが
でき、さらに、凝縮器出口から給液ポンプまでの
作動流体流通経路を水套によつて被包することに
より、作動流体のキヤビテーシヨンを防止するこ
とができるという格別の効果が得られる。
ば、海洋温度差発電装置の蒸発部および凝縮部を
それぞれ複数の蒸発器および凝縮器によつて構成
し、電力需要減少時に作動を休止させた蒸発器
に、凝縮器の作動休止による余剰冷海水を、温海
水流通方向とは逆の方向に流通させることによ
り、その蒸発器内に付着、堆積した汚物を逆流洗
滌するように構成するとともに、作動を休止させ
る蒸発器および凝縮器を所定の期間毎に順次に交
替させることにより、発電装置を構成するすべて
の蒸発器の熱交換効率を高水準に保持することが
でき、さらに、凝縮器出口から給液ポンプまでの
作動流体流通経路を水套によつて被包することに
より、作動流体のキヤビテーシヨンを防止するこ
とができるという格別の効果が得られる。
第1図は本発明海洋温度差発電装置の構成例を
示す回路図、第2図および第3図は同じくその減
力運転の状態をそれぞれ示す回路図である。 A……海洋温度差発電装置、1……蒸発部、1
−1,1−2……蒸発器、2……発電部、3……
凝縮部、3−1,3−2……凝縮器、9……受液
器、10……給液ポンプ、11……作動流体出
口、12……水套。
示す回路図、第2図および第3図は同じくその減
力運転の状態をそれぞれ示す回路図である。 A……海洋温度差発電装置、1……蒸発部、1
−1,1−2……蒸発器、2……発電部、3……
凝縮部、3−1,3−2……凝縮器、9……受液
器、10……給液ポンプ、11……作動流体出
口、12……水套。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 蒸発部1を流通する海洋表層からの温海水に
より作動流体を蒸発気化して形成した作動流体蒸
気を発電部2に導入して前記作動流体蒸気により
発電させ、その発電部2から排出した前記作動流
体蒸気を凝縮部3を流通する海洋深層からの冷海
水により凝縮液化して形成した前記作動流体を、
受液器9および給液ポンプ10を介し、前記蒸発
部1に循環させるように構成した海洋温度差発電
装置Aにおいて、前記蒸発部1および前記凝縮部
3をそれぞれ複数の蒸発器1−1,1−2および
凝縮器3−1,3−2により構成し、夜間に、前
記複数の蒸発器の一部には前記温海水を導入しな
い状態にして、当該一部の蒸発器の作動を停止さ
せるとともに、当該一部の蒸発器に前記冷海水を
作動時における前記温海水の流通方向とは逆の方
向に流通させることにより、前記蒸発器に付着堆
積した汚物を洗滌するよう構成したことを特徴と
する海洋温度差発電装置。 2 特許請求の範囲第1項記載の発電装置におい
て、作動を停止させる前記一部の蒸発器を所定の
期間毎に順次に交替させることを特徴とする海洋
温度差発電装置。 3 特許請求の範囲第1項または第2項記載の発
電装置において、前記凝縮部3から前記受液器9
および前記給液ポンプ10を介して前記蒸発部1
に循環させる前記作動流体の流通経路のうち前記
複数の凝縮器3−1,3−2の作動流体出口11
から前記給液ポンプ10に至る流通経路を水套1
2により被包し、その水套12中に前記冷海水を
流通させて当該流通経路内の前記作動流体を冷却
するようにしたことを特徴とする海洋温度差発電
装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59075788A JPS60219474A (ja) | 1984-04-17 | 1984-04-17 | 海洋温度差発電装置 |
US06/722,368 US4628212A (en) | 1984-04-17 | 1985-04-12 | Oceano-thermosteric power plant |
DE8585302722T DE3575769D1 (de) | 1984-04-17 | 1985-04-17 | Kraftwerk zur ausnutzung von waermeenergie des meeres. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59075788A JPS60219474A (ja) | 1984-04-17 | 1984-04-17 | 海洋温度差発電装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60219474A JPS60219474A (ja) | 1985-11-02 |
JPH021989B2 true JPH021989B2 (ja) | 1990-01-16 |
Family
ID=13586300
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59075788A Granted JPS60219474A (ja) | 1984-04-17 | 1984-04-17 | 海洋温度差発電装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4628212A (ja) |
JP (1) | JPS60219474A (ja) |
DE (1) | DE3575769D1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018084238A (ja) * | 2010-01-21 | 2018-05-31 | ジ アベル ファウンデーション, インコーポレイテッド | 海洋熱エネルギー変換発電所 |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US5513494A (en) * | 1993-12-14 | 1996-05-07 | Otec Developments | Ocean thermal energy conversion (OTEC) system |
GT199600032A (es) * | 1995-06-07 | 1997-11-28 | Sistema para la conversion de energia termica del oceano (otec sistema) | |
US6663370B1 (en) | 2001-06-11 | 2003-12-16 | Thermal Dynamics, Inc. | Condenser motor |
US6490863B1 (en) * | 2001-06-11 | 2002-12-10 | Thermal Dynamics, Inc. | Compressor cycle apparatus |
JP4734658B2 (ja) * | 2005-08-19 | 2011-07-27 | 国立大学法人佐賀大学 | 教材用温度差発電装置 |
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US9086057B2 (en) | 2010-01-21 | 2015-07-21 | The Abell Foundation, Inc. | Ocean thermal energy conversion cold water pipe |
US8899043B2 (en) | 2010-01-21 | 2014-12-02 | The Abell Foundation, Inc. | Ocean thermal energy conversion plant |
US9151279B2 (en) | 2011-08-15 | 2015-10-06 | The Abell Foundation, Inc. | Ocean thermal energy conversion power plant cold water pipe connection |
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US10619944B2 (en) | 2012-10-16 | 2020-04-14 | The Abell Foundation, Inc. | Heat exchanger including manifold |
JP6086746B2 (ja) * | 2013-02-14 | 2017-03-01 | アネスト岩田株式会社 | 動力発生装置及びその運転方法 |
FI20195534A1 (en) * | 2019-06-19 | 2020-12-20 | Weresco Oy | Binary circulating power system |
Family Cites Families (19)
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-
1984
- 1984-04-17 JP JP59075788A patent/JPS60219474A/ja active Granted
-
1985
- 1985-04-12 US US06/722,368 patent/US4628212A/en not_active Expired - Lifetime
- 1985-04-17 DE DE8585302722T patent/DE3575769D1/de not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018084238A (ja) * | 2010-01-21 | 2018-05-31 | ジ アベル ファウンデーション, インコーポレイテッド | 海洋熱エネルギー変換発電所 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4628212A (en) | 1986-12-09 |
DE3575769D1 (de) | 1990-03-08 |
JPS60219474A (ja) | 1985-11-02 |
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