JPH0219726A - ファブリーペロー干渉計を用いた広波長域同時測定型分光器 - Google Patents
ファブリーペロー干渉計を用いた広波長域同時測定型分光器Info
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- JPH0219726A JPH0219726A JP16764788A JP16764788A JPH0219726A JP H0219726 A JPH0219726 A JP H0219726A JP 16764788 A JP16764788 A JP 16764788A JP 16764788 A JP16764788 A JP 16764788A JP H0219726 A JPH0219726 A JP H0219726A
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 title description 2
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 claims abstract description 15
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims abstract description 5
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 claims description 7
- 238000002834 transmittance Methods 0.000 claims description 2
- 238000010408 sweeping Methods 0.000 abstract 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 230000003595 spectral effect Effects 0.000 description 1
- 238000004611 spectroscopical analysis Methods 0.000 description 1
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- Spectrometry And Color Measurement (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はファブリペロ−干渉計を構成する2枚の板の
間隔を掃引し、そのとき透過する光の信号に逆変換を行
なうことによって広い波長域の高分解スペクトルを同時
に得る方式の分光器に関する。
間隔を掃引し、そのとき透過する光の信号に逆変換を行
なうことによって広い波長域の高分解スペクトルを同時
に得る方式の分光器に関する。
従来ファブリペロ−干渉計では干渉縞のうちの1本の縞
だけをモノクロメータで取り出し、高分解分光に用いて
きたが、欠点は1本の干渉縞だけを用いるためエネルギ
ーが非常に小さいこと、また自由スペクトル域、すなは
ち2本の干渉縞の間隔程度の非常に狭い波長域のスペク
トルしか得られないことであった。ただ他の補助モノク
ロメータを用いて広い波長範囲を走査するものもあるが
、装置が大がかりになり制御も複雑になってしまう、な
おこの場合エネルギーが小さいことには変わり無い。
だけをモノクロメータで取り出し、高分解分光に用いて
きたが、欠点は1本の干渉縞だけを用いるためエネルギ
ーが非常に小さいこと、また自由スペクトル域、すなは
ち2本の干渉縞の間隔程度の非常に狭い波長域のスペク
トルしか得られないことであった。ただ他の補助モノク
ロメータを用いて広い波長範囲を走査するものもあるが
、装置が大がかりになり制御も複雑になってしまう、な
おこの場合エネルギーが小さいことには変わり無い。
一方フーリエ変換型分光器では広範囲のスペクトルが得
られエネルギーも大きくとれるが、高分解を得るには移
動鏡を長く移動させるための非常に大がかりな装置が必
要であった。
られエネルギーも大きくとれるが、高分解を得るには移
動鏡を長く移動させるための非常に大がかりな装置が必
要であった。
この発明は上記の従来公知のファブリペロ−分光器およ
びフーリエ変換型分光器の欠点を除き、広い波長域の高
分解スペクトルを同時に得ることが可能な分光器を提供
する事を目的とするものである。以下式を用いて説明す
る。
びフーリエ変換型分光器の欠点を除き、広い波長域の高
分解スペクトルを同時に得ることが可能な分光器を提供
する事を目的とするものである。以下式を用いて説明す
る。
ファブリペロ−干渉計の二枚の板の間隔X、および波数
fなる光に対する干渉針の透過率のうちXやfによって
変化する部分、すなはち変調成分なT(x、f)、入射
光をR(f)とすると。
fなる光に対する干渉針の透過率のうちXやfによって
変化する部分、すなはち変調成分なT(x、f)、入射
光をR(f)とすると。
透過する光の強度の変調成分S (x)は限と下限であ
る。
る。
実施例1
さて、Xの上限、下限をX t 、X zとしのような
変換を行なってみるとこれは と書ける。この式の中の と表せる。ここでf+、f*は透過する波数の上なる量
をここでは装置関数と呼ぶことにする。第1図はファブ
リベロー干渉計の板の反射率を90%、X、=1ミクロ
ン、X* =0.335センチとしたときの例であり、
f=f’ に最もピークの大きい主透過帯を持ちその両
側に多数の副透過帯をもつ関数となる。第2図は主透過
帯の部分を拡大したものである。
変換を行なってみるとこれは と書ける。この式の中の と表せる。ここでf+、f*は透過する波数の上なる量
をここでは装置関数と呼ぶことにする。第1図はファブ
リベロー干渉計の板の反射率を90%、X、=1ミクロ
ン、X* =0.335センチとしたときの例であり、
f=f’ に最もピークの大きい主透過帯を持ちその両
側に多数の副透過帯をもつ関数となる。第2図は主透過
帯の部分を拡大したものである。
第2図において主透過帯の半値幅は1本の干渉縞の約4
倍、すなはち0.06’7/Xx <らいになる、一方
フーリエ変換型分光器においては、固定鏡と移動鏡の最
大光路差がX2のときの透過帯の半値幅は0.6/Xs
<らいである、したがって本実施例1においては、同
じ分解能を得るのにXを変化させる範囲が一桁小さくて
済むことになる。
倍、すなはち0.06’7/Xx <らいになる、一方
フーリエ変換型分光器においては、固定鏡と移動鏡の最
大光路差がX2のときの透過帯の半値幅は0.6/Xs
<らいである、したがって本実施例1においては、同
じ分解能を得るのにXを変化させる範囲が一桁小さくて
済むことになる。
主透過帯の近傍およそ0.9f〜1.1fの波数範囲に
は大きな副透過帯は無いから、干渉フィルター等によっ
て測定範囲をこの程度の範囲に制限すれば、(2)式の
計算式によって第2図で示したような装置関数によるス
ペクトルかえられ、これはフーリエ変換型分光器より一
桁高い分解能のスペクトルになる。より広い波数域のス
ペクトルを得るには異なる波数域の干渉フィルターを次
々と使えばよい。
は大きな副透過帯は無いから、干渉フィルター等によっ
て測定範囲をこの程度の範囲に制限すれば、(2)式の
計算式によって第2図で示したような装置関数によるス
ペクトルかえられ、これはフーリエ変換型分光器より一
桁高い分解能のスペクトルになる。より広い波数域のス
ペクトルを得るには異なる波数域の干渉フィルターを次
々と使えばよい。
なおQの主透過帯の裾のほうは第2図に示すようにやや
振動する関数になるので、フーリエ変換型分光器と同じ
ように適当なアポダイゼーション関数A’(x)を使い なる式によって計算すれば振動部分が小さくなりよりな
めらかな装置関数によるスペクトルが得られるmA′と
してX、からX2に向かって直線的に減少する関数を用
いたときの装置関数を第3図に示す、なお式(5)を積
和の形に直しさらにマトリックス形式で書けば R′ =Tt AS ま丁し、そのような場合には各種の最適推定解が考の形
に書くことができる。AはA′にXの増分値をかけたも
ののマトリックス表示である。
振動する関数になるので、フーリエ変換型分光器と同じ
ように適当なアポダイゼーション関数A’(x)を使い なる式によって計算すれば振動部分が小さくなりよりな
めらかな装置関数によるスペクトルが得られるmA′と
してX、からX2に向かって直線的に減少する関数を用
いたときの装置関数を第3図に示す、なお式(5)を積
和の形に直しさらにマトリックス形式で書けば R′ =Tt AS ま丁し、そのような場合には各種の最適推定解が考の形
に書くことができる。AはA′にXの増分値をかけたも
ののマトリックス表示である。
このように実施例1においては、従来のフーリエ変換型
分光器の広波長域走査という利点とファブリペロ−分光
器の高分解能という利点を併せ持ち1両者の中間的な機
能を持つ装置と言える。
分光器の広波長域走査という利点とファブリペロ−分光
器の高分解能という利点を併せ持ち1両者の中間的な機
能を持つ装置と言える。
実施例2
まず(1)式をマトリックス形式で次のように書く
S =TR
ただしここで関数T(f、x)にfの増分値をかけたも
のを改めてマトリックスTで示しである。
のを改めてマトリックスTで示しである。
(7)式はRに関する線形−次方程式である。しかしこ
の式には観測誤差等に起因する誤差がふくえられている
。例えば最小自乗法では R’ = (T’ T)”’T’ S
(8)なる式で解が計算される。この場合の
分解能は(7)式のTおよびRをどのような波数間隔毎
に5えるかで決まるため、実施例1および従来のファブ
リペロ−分光器よりさらに高分解能のスペクト・ルを得
ることが可能である。
の式には観測誤差等に起因する誤差がふくえられている
。例えば最小自乗法では R’ = (T’ T)”’T’ S
(8)なる式で解が計算される。この場合の
分解能は(7)式のTおよびRをどのような波数間隔毎
に5えるかで決まるため、実施例1および従来のファブ
リペロ−分光器よりさらに高分解能のスペクト・ルを得
ることが可能である。
ファブリペロ−干渉計は2枚の半透明の板を向かい合わ
せただけのものであり、フーリエ変換型分光器の中に使
われているマイケルソン干渉計に比べ非常に単純な装置
である6本発明はそのような単純な装置によって従来の
フーリエ変換型分光器よりさらに高分解能のスペクトル
を得ることを可能にするものである。
せただけのものであり、フーリエ変換型分光器の中に使
われているマイケルソン干渉計に比べ非常に単純な装置
である6本発明はそのような単純な装置によって従来の
フーリエ変換型分光器よりさらに高分解能のスペクトル
を得ることを可能にするものである。
第1図は装置関数Qの一例を模式的に示しており縦軸は
透過率、横軸は波数f′でf=650cm−1としたと
きの例である。第2図は主透過帯の部分を波数方向に拡
大したもの、また第3図は第2図の装置関数にさらにア
ポダイゼーションを施したものである。 手続補正書 Iす1 ′ff4■I−!F 昭和63年10月7日
透過率、横軸は波数f′でf=650cm−1としたと
きの例である。第2図は主透過帯の部分を波数方向に拡
大したもの、また第3図は第2図の装置関数にさらにア
ポダイゼーションを施したものである。 手続補正書 Iす1 ′ff4■I−!F 昭和63年10月7日
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ファブリペロー干渉計における2枚の板の間隔xおよび
光の波数fにたいする干渉計の透過率のうちその変調成
分の行列表示をT、その転置行列をT^t、アポダイゼ
ーション関数の行列表示をA、入力光の波数別強度ベク
トルをRとし、xを次々と変えることによって干渉計を
透過する光の信号ベクトルSを生成し、これを用いてT
^tASなる変換式によって入力光のスペクトルを計算
するか、または S=TR なるRに関する一次方程式の最適推定解を計算すること
によって、入力光のスペクトルを得る方式の分光器
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63167647A JPH07113583B2 (ja) | 1988-07-07 | 1988-07-07 | ファブリーペロー干渉計を用いた広波長域同時測定型分光器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63167647A JPH07113583B2 (ja) | 1988-07-07 | 1988-07-07 | ファブリーペロー干渉計を用いた広波長域同時測定型分光器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0219726A true JPH0219726A (ja) | 1990-01-23 |
JPH07113583B2 JPH07113583B2 (ja) | 1995-12-06 |
Family
ID=15853644
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63167647A Expired - Lifetime JPH07113583B2 (ja) | 1988-07-07 | 1988-07-07 | ファブリーペロー干渉計を用いた広波長域同時測定型分光器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07113583B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5874664A (en) * | 1996-01-30 | 1999-02-23 | Denso Corporation | Air fuel ratio sensor and method for assembling the same |
JP2006177954A (ja) * | 2004-12-20 | 2006-07-06 | Xerox Corp | 機械的に調整可能な全幅のアレイ型分光光度計 |
JP2007527522A (ja) * | 2003-07-07 | 2007-09-27 | サイマー インコーポレイテッド | レーザ出力の帯域幅を測定する方法及び装置 |
JP2007536498A (ja) * | 2003-06-26 | 2007-12-13 | サイマー インコーポレイテッド | 改善された帯域幅の推定法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5516244A (en) * | 1978-07-22 | 1980-02-04 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | Correction device of fabry-perot interferometer |
JPS63182531A (ja) * | 1987-01-23 | 1988-07-27 | Yokogawa Electric Corp | 光スペクトラムアナライザ |
-
1988
- 1988-07-07 JP JP63167647A patent/JPH07113583B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5516244A (en) * | 1978-07-22 | 1980-02-04 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | Correction device of fabry-perot interferometer |
JPS63182531A (ja) * | 1987-01-23 | 1988-07-27 | Yokogawa Electric Corp | 光スペクトラムアナライザ |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5874664A (en) * | 1996-01-30 | 1999-02-23 | Denso Corporation | Air fuel ratio sensor and method for assembling the same |
US6178806B1 (en) * | 1996-01-30 | 2001-01-30 | Denso Corporation | Air fuel ratio sensor and method for assembling the same |
US6258234B1 (en) | 1996-01-30 | 2001-07-10 | Denso Corporation | Air fuel ratio sensor |
JP2007536498A (ja) * | 2003-06-26 | 2007-12-13 | サイマー インコーポレイテッド | 改善された帯域幅の推定法 |
JP4773957B2 (ja) * | 2003-06-26 | 2011-09-14 | サイマー インコーポレイテッド | 改善された帯域幅の推定法 |
JP2007527522A (ja) * | 2003-07-07 | 2007-09-27 | サイマー インコーポレイテッド | レーザ出力の帯域幅を測定する方法及び装置 |
JP2006177954A (ja) * | 2004-12-20 | 2006-07-06 | Xerox Corp | 機械的に調整可能な全幅のアレイ型分光光度計 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07113583B2 (ja) | 1995-12-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |