JPH02195902A

JPH02195902A - 耳飾りの改良

Info

Publication number: JPH02195902A
Application number: JP1503889A
Authority: JP
Inventors: Setsuko Sonoya; 相野谷　節子
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1989-01-26
Filing date: 1989-01-26
Publication date: 1990-08-02

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野この発明は装身具の耳飾りに係り、その耳飾りに連結し
た吊鎖を耳介に引かけて、耳飾りの両側から吊持させる
と共に、前記耳飾りを含む耳の美粧範囲の拡大を計ろう
とする耳飾りの改良に関する。

従来の技術耳飾りは本来貴金属で加工されたものが主流であったが
、近来はその加工用素材が多種になって例えば、木質、
陶器、貝がら等を用いて自由にしかも個性的表現をしよ
うとする傾向がつよい。しかしその創作にあたって苦心
を強いられるのは、前記耳飾りを止める方法が、耳たぶ
に穴をあけてこれに通すか、又は、ねじや、クリップを
用いるので、耳に苦痛を与えない、しかも、脱落しない
程度に形や重さが制限される。

発明が解決しようとする問題点耳飾りは古代から特に女性間で愛用され、特に貴金属に
よって装飾されたものは、その優雅で上品な美観はすば
らしいものである。しかし、現在の耳飾りは普通イヤリ
ングといわれ、その形状や素材が多種多様となって、装
身具がぜいたくになるにつれ、耳飾りもより装飾的とな
ってきて、服装や髪型などとの調和を考慮して、とみに
複雑な形状となり又、個性的な素材による加工で、重さ
が必然的におもくなる。従って耳飾りの止金が脱落しな
いようにするか、又は、穴を通して止める耳飾りは、そ
の重さによって耳に苦痛を感じさせない様にするなど、
耳飾りのデザインに大きな制限を強いられる。本発明は
こうした背影から鑑み、耳飾りに接続した装飾性をもっ
た吊鎖をもって、耳介に引かけその吊鎖で耳飾を吊持さ
せると共に、前記耳飾りを含む耳の美粧域の拡大を計ろ
うとするものである。

問題点を解決するための手段前記問題点を解決するための手段を、実施例に対応する
第１図〜第８図によって説明すると、耳飾りＡ（イヤリ
ング、ピアスを含む）を耳たぶＢに止金３を挟みこみ、
宝石類を支える台金６と対向に位置する座金１１と、そ
の座金１１に形成されたねじ４のつまみ５で適度に締付
けて飾付けられる。

又、第８図に示すピアス等を耳たぶＢの穴に通して止め
るには、台金６と一体であるねじ４を通しつまみ５を締
付けて飾付ける。

前記した耳飾りＡの宝石等台金６には環７が設けてある
。次に、第７図に示すような形状の吊鎖を耳介１の付根
肌周囲に適合する長さを測定し、一端にかけ金８を形成
しそれを環７に引かけ、他端は止輪１０を設けて座金１
１のねじ４に鐶着させ、前記吊鎖２が耳飾りＡを吊持す
るように構成されている。

作用次に作用を第１図、第２図によって説明する。

耳たぶＢに止金３で挾着された耳飾りＡの台金６に接着
した環７と座金１１のねじ４とに、耳介１の付根肌周囲
に適合した測定長をもつ吊鎖２を台金６側にかけ金８を
形成し、他端をねじ４側に止輪１０を設けて、前記した
各々の端部を自由接続する。このように宝石類を飾り付
けた止用３は耳たぶＢの表裏を両吊のような形態となる
ので、可成の形状と重さのものを吊持することができる
。

尚、ピアス系耳飾りも第８図に示す、環７にかけ金８を
引かけ、他端は止輪１０をつまみ５に鐶着させたもので
ある。

実施例以下、図面第１図−第８図に例示するところに従って本
発明を詳細に説明する。

止金３はＵ字型になっていて、一方に台金６があり、そ
の台金６には宝石類を含む多様多種の素材と形象とでで
きたものが飾り付けられている。

止金３のＵ字型の一端に台金６があって、その台金６の
頭部に止金３のＵ字をなす構成体の延長に環７をろう着
又は接着剤によって形成する。

第４図に示す耳飾りＡはクリップ形のもので、環７の構
成は第３図と同様である。

さらに、第８図はピアス式のもので、環７は台金６の任
意位置に形成させ、使用時にその環７の位置をきめれば
よい。

次に、吊鎖２を耳介１の付根肌に適合させるため、細小
で軟性連鎖体の單條又は複数條のものを用いるのが最適
と考えられる。又、他に光沢のある繊維を適当の太さの
組紐状にしたものや、その組紐の組成に他の金属製素材
の糸を入れてもよい。

更に、耳介１の肌に吊鎖２が接触する個所の吊鎖２の外
周に極薄のゴム性膜を塗付することも考えられる。それ
は耳飾りの重さがおもいとか、体の動きが激しい時など
はずれにくくするためである。

また、この吊鎖２の意匠は多種多様のものが考えられる
が、既成の首飾り（ネックレス）や手首飾り（ブレスレ
ット）の完成形を転用することも考えられ首飾りや手首
飾りと調和のとれた装いができる。

吊鎖２は第７図に示すような形状をなし、その組成は前
述詳記の通りであるが、吊鎖２の一方にはかけ金８を成
形するが、素材は彈性のあるもので作られ、前記かけ金
８は第５図第６図に示すように、先端が鉤形８ａのよう
になっていて、その鉤形８ａが彈性体のため、引かけ時
とはずす時に鉤形８ａが開きその後は原型にもどる。

また、止輪１０は細小の管でできた輪状のもので内部に
ばねが入れられ芯金を嵌入しそれを開閉して連結させる
ようになっている。

前記吊鎖２は前記したかけ金８と止輪１０を吊鎖２の各
端部にろう付又は接着剤で接合したものである。又、吊
鎖２が繊維質で組成されたものの端部の連結の手段は図
示しないがその端部を絞束して端部金具、かけ金８と止
輪１０をそれぞれ接着剤等で接続する。

さて、前述した耳飾りＡを含む吊鎖２の一端のかけ金８
を引かけ、次に座金１１のねじ４に他端の止輪１０をつ
なぎ、耳飾りＡの止金３を耳たぶＢに挟み込み、台金６
と座金１１の間をつまみ５をもって適当な強さで挟持す
る。次に、吊鎖２を耳介１の外側方向から耳介１の付根
肌に良く適合させて引かけたものである。

更に　第４図のクリップ型の耳飾りにおいても前記同様
手段である。尚ピアス式の耳飾りにおいては、第８図の
ように環７に吊鎖２のかけ金８を引かけ、耳飾りＡの耳
たぶＢの穴にねじ４を通し、更に、つまみ５を締付けて
から吊鎖２の止輪１０をつまみ５の有する孔部に引かけ
るようにする。

更に、吊鎖２の長さ測定は第１図第２図に示す環７の中
心より耳介１付根肌に沿った、ねじ４の中心線迄の最短
長さである。

前述の吊鎖２において耳飾りＡとの係り合いについて述
べたが、図示していないが、前記吊鎖を單独で耳介１に
引かけて耳たぶＢの下端で結ぶ方法も考えられる。

発明の効果以上説明したように、この発明は吊鎖をもって耳飾りを
両吊持の形態にできるので、耳飾りをつけるさいねじを
余分に締付ける必要がなく、又脱落することがない。従
って耳飾りにつける宝石類や飾物の意匠の創作に当って
形状や重さに対する考え方が従来より可成り自由になり
、個性的なものが容易になった。

更に、吊飾自体に美的要素があるので、耳飾りを含む耳
の美粧範囲を拡大することができる。

尚、既成の首飾り（ネックレス）や手首飾り（ブレスレ
ット）等の製品を転用素材として容易に加工できるので
、安価に製品ができ市場性の高いものが提供できる。

又、ピアス系の耳飾りにおいては耳たぶに穴をあけ、そ
れに適すので重い耳飾りは苦痛を感じるものであるが、
本発明によれば可成改善されると共に新しい装飾法をも
提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す第２図のＳ−Ｓ断面
図、第２図は本発明の一実施例の正面図、第３図は本発
明の必須部品をつけた耳飾りの側面図、第４図は本発明
の必須部品をつけたクリップ形の耳飾りの側面図、第５
図は環７の接合図、第６図はかけ金８の詳細図、第７図
は吊鎖２の説明図、第８図はピアス式耳飾りの正面図。１……耳介（左側を示す）、２……吊鎖、３……止金、
４……ねじ、５……つまみ、６……台金、７……環、８
……かけ金、９……クリップ、１０……止輪、１１……
座金、Ａ……耳飾り、Ｂ……耳たぶ。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）止金（３）を用いねじ（４）もしくはクリップ（
１）によつて耳たぶ（Ｂ）に保持された（Ａ）において
、止金（３）の表側の台金（６）に設けた環（７）に、
必要長を測定した吊鎖（２）の一端に設けたかけ金（８
）で連結し、他端は止輪（１０）を形成して耳たぶ（Ｂ
）の裏側に位置するねじ（４）に接合した後、前記吊鎖
（２）を耳介（１）の付根肌に適合するように引かけ、
耳飾り（Ａ）を止金（３）の両側を吊持させたることを
特徴とする耳飾りの改良。
（２）台金（６）にかけ金（８）が吊鎖（２）で吊持す
る方向に環（７）を設けるようにした特許請求範囲第１
項記載の耳飾りの改良。