JPH02194880A - 不平衡振動器 - Google Patents

不平衡振動器

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JPH02194880A
JPH02194880A JP1005840A JP584089A JPH02194880A JP H02194880 A JPH02194880 A JP H02194880A JP 1005840 A JP1005840 A JP 1005840A JP 584089 A JP584089 A JP 584089A JP H02194880 A JPH02194880 A JP H02194880A
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JP
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cylinder
drive shaft
unbalanced
weights
rod
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JP1005840A
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English (en)
Inventor
Iosifov Doriga Aleksandr
アレクサンドル イオシフォヴィチ ドリガ
Matveev Alekseev Vyacheslav
ヴヤチェスラヴ マトヴェエヴィチ アレクセエフ
Sergei A Porovoi
セルゲイ アレクセエヴィチ ポロヴォイ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KRAMATORSKIJ IND INST
PROIZV OB NEVSKIJ Z IM V I LENINA
PROIZV OB NOVOKRAMATORSKIJ MAS Z
Original Assignee
KRAMATORSKIJ IND INST
PROIZV OB NEVSKIJ Z IM V I LENINA
PROIZV OB NOVOKRAMATORSKIJ MAS Z
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Publication date
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Application filed by KRAMATORSKIJ IND INST, PROIZV OB NEVSKIJ Z IM V I LENINA, PROIZV OB NOVOKRAMATORSKIJ MAS Z filed Critical KRAMATORSKIJ IND INST
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上適用分野 本発明は一般的には振動技術(vibration e
n−gineeriB)に関係し、より詳細には振動装
置(vibratory devices)のための不
平衡振動器(unbalance vibrator)
に関する。
本発明は、最も有利に多数の応用分野に用いられ、これ
らの応用分野には幾何学的寸法及び形状の安定化あるい
は残留応力の減少を目的としてプレス加工又は切断加工
された部品あるいは爆接又は鋳込まれた部品の振動安定
化処理(v i br。
stabilizinFItreatmenL)や、例
えば飛行機の耐振性や作動信頼性に及ぼす振動の過負荷
の影響をテストするための振動負荷(vibratio
n loading)が含まれる。
本発明はさらに、例えばパリ収り器やさび落とし器にお
ける部品の振動研摩処理(vibroabrasive
treatment)や、建設材料産業例えば、コンク
リート圧縮機あるいは杭打ち機や、高速道路技術例えば
アスファルト又は砂利圧縮機や振動供給又は移送装置等
の移送技術にも応用できる。
従来技術 今日、開発下にある振動機械の処理能力の拡大が緊急の
課題となっている。なぜならばそれにより部品加工時間
が減少でき、したがって動力消費量の削減となり、結局
単位時間当たりの生産性の増大と振動処理の品質向上に
つながるからである。
最も臂通に用いられる撹乱力(disturbing 
forces)発生用の不平衡振動器(unbalan
ce vibrator)は機械的慣性不平衡型(LI
echanical 1nertia unbalan
ce type)であって、これは動作が簡単で且つ充
分大きな撹乱力を提供する。a2々の動作条件下で、例
えば振動器(vibratory device)の振
幅を調節するために、振動器によって発生せしめられる
撹乱力の大きさを広範囲に渡って調節する必要が生じて
くる。
発生した振動の力(vibraLional forc
e)の大きさは、駆動軸の回転軸に対して偏心的に配置
されている不平衡錘(unl+alance UIei
ght)の質量と、駆動軸の回転軸からの質量中心の距
離と、駆動軸の回転数(角速度)の二乗に正比例する。
広範囲に渡って駆動軸の回転数を変えるには供給電圧調
整器と合わせて直流モータの使用が必要となることによ
って、撹乱力の大きさを変える最も簡単な方法は不平衡
振動器の偏心質量を変えるか、その質量中心から駆動軸
の回転軸までの距離を変えることである。
現在の技術水準において知られている不平衡振動器には
、駆動軸と、互いに回動可能なように駆動軸に取り付け
られている二つの不平衡錘と、両手平衡錘の相対的位置
を調節するための機構を有し、該機構はロッドと円筒面
に複数の螺旋溝の設けられた中空シリンダーから構成さ
れており、各螺旋溝は不平衡錘の一方と相互に作用する
ようになっているものがある(Sυ、^、 956,0
51) 、シリンダーは駆動軸の長手方向に移動可能な
ように取り付けられており、ロッドはシリンダーに接続
している。上述の装置の固有の欠点は両手平衡錘の相対
的位置を調節するための機構が扱いにくく且つ複雑な構
造を有しているということである。
ここに提案された発明に最も近い従来の遠心不平衡振動
器は回転な気モータに固着した固定軸を備えるものであ
る(DE、C,1,297,926) 、電気モータの
ハウジングに静止的に固定されているのが不平衡錘であ
り、該不平衡錘は弧形状の案内路の形態で作られており
、該案内路は弧形状の要素の形態で作られた他の可動不
平衡錘を支持している。
これら不平衡錘はこれらの相対的位置を調節するための
機構を備えており、該機構は半径方向にバネ荷重された
ビン保持部材を含む、該保持部材の一端は可動不平衡錘
に設けられた半径方向貫通孔の一つに係合しており、そ
の結果可動不平衡錘の移動により不平衡振動器により発
生する撹乱力の大きさが変えられる。
上述した従来の不平衡振動器の実質的欠点は、両手平衡
錘の相対的位置を調節するための機構が広範囲に渡って
撹乱力を変えられず、或いはその円滑な調節もできない
ことで、広範囲に及ぶ製品の振動処理を妨げている。従
来の不平衡振動器によって生じる不便は撹乱力の複雑な
tA整にある。
というのは調整過程が円筒ビンあるいはロッドのような
追加の器具の使用を必要とし、この器具を伸長可能な保
持部材の下方を通過する複数の貫通孔の各々に順に係合
しなければならず、それ故器具の調節時間が増加するか
らである。
さらに上述した不平衡振動器は可動不平衡錘とモータハ
ウジング間のクリアランスのために比較的高い抵抗係数
(drag coe[1cienL)を特徴とし、その
ため不平衡振動器動作時雑音が増加する。
発明か解決すべき問題点 本発明は、撹乱力の値の範囲を拡大し同時に不平衡錘の
相対的位置のより円滑な調整を確保し併せて不平衡振動
器の構造の簡素化と調節時間の短縮が可能なように作ら
れた不平衡錘の相対的値:〃:34整機楕を有する不平
衡振動器を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 上述した目的は、本発明によれば、駆動軸と。
互いに回動可能であり該軸に間隙を保って係合し取り付
けられている一対の不平衡錘と、これら錘の相対的位置
を調節するための機構とからなる不平衡振動器において
、該調節機構は、各々の係合面に設けられた結合部材に
よって相互に結合し且つ各々の不平衡錘を支持する同軸
的に配置された二つのシリンダーから構成されており、
一方のシリンダーを駆動軸に堅く固定し、他方のシリン
ダーを回動可能及び軸方向に移動可能に収り付けること
によって達成される。両シリンダーを同軸的に配置する
ことにより、両年平衡錘を閉じた空間に配置することが
可能となり、これにより抵抗を減少し雑音をおさえエネ
ルギー損失を小さくすることができる。不平衡錘と結合
部材間の係合により、両平衡錘間の相互の位置は完全な
一致状態から正反対状態すなわち180°の位相のズレ
状態まで変えることができ、これにより(所定の質量の
不平衡錘に対して)最大からゼロまで撹乱力を変えるこ
とが可能となる。一方軸方向に移動可能な可動不平衡錘
により、両年平衡錘の相互の位置を変えることができる
ので、全範囲に渡って撹乱力を円滑に調節できる。上述
した不平衡振動器の特徴により、処理される製品の範囲
が拡大し、したがって不平衡振動器の処理能力が拡大す
る。
本発明の好ましい実施態様によれば、可動シリンダーは
軸方向にバネ荷重がかけられており、両シリンダーはそ
れらの溝部分に輪状溝を有しており、その幅は相隣る溝
間の距離より大きい、これらの溝は両結合部材が互いに
離脱することを可能にし、撹乱力の円滑な調節に備える
ものである。
可動不平衡錘にバネ荷重をかけることは、両年平衡錘を
これらの作動位置に確実に保持することが可能となる。
本発明の他の実施態様によれば可動シリンダーはそれが
駆動軸に係合する場所に設けられた輪状溝を有しており
、他方駆動軸は両手平衡錘間のクリアランスより大きな
幅を有する半径方向スロットに連なる軸方向穴を有して
いる。駆動軸の軸方向穴は輪状溝に近く配置された半径
方向穴の設けられたバネ荷重をかけられたロッドを受け
入れるように適合せしめられている。そして保持部材が
駆動軸及びロッドに1没けられた半径方向穴のそれぞれ
に適合せしめられている。このような発明の実施態様は
、駆動軸を二つの保持部材中に収り付けることを可能に
し、二つの保持部材は、またより大きな質量を有する不
平衡錘の使用を可能にし、かくして著しく撹乱力を増加
でき、これにより。
より大きな質量を貞する部品を処理でき、不平衡振動器
の処理能力を伸ばす。
さらに他の本発明の実施態様によれば、可動シリンダー
はそれが駆動軸と係合する位置に設けられた輪状溝を有
しており、他方駆動軸は、保持部材を受け入れるように
形成された該輪状溝に係合可能な半径方向穴をその終端
部に備える軸方向穴を有する。該軸方向穴は保持部材の
下方に配置された穴と相互に作用するように適合せしめ
られたロッドを収納する。複数の玉により保持部材は(
バックラッシュなしに)積極的に該講に保持される。こ
の実施態様は高速不平衡振動器に好ましい。
なぜならば可動部品の積極的固定によりバックラッシュ
が防止でき、不平衡振動器の使用寿命がのびるからであ
る。
実施例 不平衡振動器は二つの不平衡錘1,2(第1図)と、二
つの同軸的に配置されたシリンダー4.5及びこれらを
備える駆動軸3の形態で作られた不平衡錘の相互の位置
を調整するための機構を備え、該不平衡錘1,2はシリ
ンダー内に設けられた互いに対向する輪形状室に固着さ
れているかあるいは一体的に鋳込まれている。保持部材
8によって駆動軸3に固着されたシリンダー4はそのシ
リンダー5を支持するための延設されたハブ9を有し、
該シリンダー5はハブに対して滑動且つ回動可能に取り
付けられている。シリンダー5はその外周面部に沿って
、シリンダーに堅く固着され若しくは一体的に鋳込まれ
たケーシングlOによって囲まれている。
シリンダー5は、シリンダー5と駆動軸3に堅く固着さ
れたシリンダー4の間に嵌め込まれたバネ11によって
軸方向にバネ荷重がかけらされている。他方、シリンダ
ー5の動きは、ボルト 13によって駆動軸3に保持さ
れたフランジ12によって制限されている。トルクの伝
達は、ケーシング10の突出部分の内側面に設けられた
結合部材14(第2図)によって行われる。結合部材1
4は細いモジュールの歯(fine−modulete
eth)、スプラインあるいはキーイング(keyin
s)等での形態で作られ得る。結合部材14は、シリン
ダー5の外周面に沿って設けられた結合部材14と合う
結合部材15に係合する。シリンダー5を係合状態から
離脱させ、シリンダー4に対して相対的に回動可能にし
、しかして撹乱力を調節するために、再係合部材14.
15には輪状溝14a、 14b、 15c  (第3
図)が設けられており、それらの輪状溝の幅“1 ”と
“S′はある程度両係合部材14.15の凸状部分の幅
“k”よりも大きくなるようにしである。これらのパラ
メータは適切に選定されており、シリンダー5がシリン
ダー4によりかかるように移動する時、シリンダー5に
設けられた係合部材15のスプラインの頂部がケーシン
グ10の溝部14aと 14bに係合するようになって
いる。溝14aの幅“l”はシリンダー5がシリンダー
4によりががる前のシリンダー5が行う弾性移動(el
astic travel)を決定する。本不平衡振動
器の保守簡便化のために、マーク1B  (第2図)が
ケーシング10の端面の周縁部に設けられており、他方
最大撹乱力に関し”Cパーセント単位で目盛られたダイ
ヤル16aがシリンダー5の端面の周縁部に設けられて
いる。
駆動モータは基部18に取り付けられたハウジング17
(第1図)を備えている。ハウジング17は駆動軸3を
収容し、該駆動軸3は、ベアリング19.20にジャー
ナル軸受されており且つその一端は不平衡錘1.2を収
納する結合されたシリンダー4.5を受けるように伸び
ており、また他端は駆動軸に対して軸方向に整列した固
定の電気モータ21に接続するように伸びている。駆動
軸3の直径は、電気モータ21に向かって段階的に減少
している。ハウジング17は、その動作端(彎orki
B end)をカバー22によって閉じられており、他
方その頂部面には不平衡振動器を持ち運ぶための取手2
3を有している。
本不平衡振動器は次のように動作する。
初期状態において、シリンダー5はその結合部材15に
よって結合部材15とかみ合うケーシング10の結合部
材15とかみ合う結合部材14に係合し、閉じた空間、
すなわち偏心した不平衡質量を有するローターを形成す
る。シリンダー5の軸方向移動はバネ11とフランジ1
2により妨げられている。電気モータ21の作動によっ
て発生した撹乱力は、不平衡錘1,2を介して駆動軸3
及びハウジング17に伝達され、撹乱力の大きさは、両
年平衡錘1.2の相互の位置に依存している。撹乱力の
大きさを変えるために、不平衡振動器を止め、バネ11
の張力に打ち勝ってシリンダー5を該シリンダー5がシ
リンダー4よりかかるまで動かさなければならない、こ
の時、結合部材15の突起部分は溝14g及び14bに
位置する。要求される大きさの撹乱力に設定するために
、ダイヤル16aに対する回転量を確認しながらシリン
ダー5を回転し、そして解放する。
バネ11によりシリンダー5は初期位置にもどり、そこ
で動作可能なロータを形成するように、結合部材15は
、ケーシング10の結合部材14に係合する。次に、処
理を続行するために、駆動モータを始動する。
第4図は、二個の駆動軸3の支持部材24.25及び適
当に変更された、不平衡錘1,2の相互の位置を調節す
るための機構を具備する点で上述したものとは異なる不
平衡振動器の実施例を示す。
二個の支持部材24.25を設けることにより、不平衡
錘1.2の質量を増加することが可能となり、これによ
り撹乱力が著しく増大し、かくして不平衡振動器の処理
能力を伸ばすことができる。不平衡錘1と2の間の間隙
“l″が、上述した第一の実施例の渭14mに適用する
場合と同様であり、かつ幾分結合部の突起の幅“k”よ
り大きく、シリンダー5の移動がシリンダー4の端面に
よって制限されているので、シリンダー5は、結合部材
15が結合部材14から離脱するまで、軸方向に滑動可
能である。シリンダー5はハブ26を備えている。シリ
ンダー5は次のようにして動作位置に保持できる。軸方
向孔27が、駆動モータ21とは反対側に、駆動軸3の
長手方向に設けられている。該軸方向孔27は、ロッド
28を受け入れ、このロッドの一端はヘッド29で終わ
っており、一方、他端は、半径方向に延びる保持部材3
1に適合せしめられた半径方向孔30を有している。該
半径方向の保持部材31は又半径方向に貫通するスロッ
ト32を通して延在し、シリンダー5のハブ26が駆動
軸3に接する面に設けられている輪状溝33に係合する
。ロッド28は駆動軸3の1s34に係止されているバ
ネ11によって荷重をかけられている。上述した部品の
パラメータは、適当に選択されているので、結合部材1
5の突起部分は結合部材14がら離脱することが可能で
あり、シリンダー5は回動可能且つ調節可能である。軸
方向孔27の長さは、保持部材31と輪状溝33の肩部
すなわちシリンダー5との相互作用をもたらす、半径方
向スロット32の適合を可能にするように適当に選択さ
れている。保持部材31の妨害されない半径方向移動を
可能とするようにスロット32の幅が選択されており、
又その幅はシリンダー5の移動に必要な長さ“1 ”に
合わせて選ばれている。輪状溝33の直径方向に対向す
る部分に自由に係合するように保持部材31の長さが選
定されている。
溝33の幅は保持部材31を自由に収納できるように選
ばれており、その深さは溝33の肩部と保持部材31の
係合を確実とするに充分なように選定されている。
ロッド28を保持部材31に組み込むために、すなわち
保持部材31をロッド28の穴部3oに係合するために
、ハブ26は輪状溝33に合わせて組立用穴部35(第
5図)を有しており、その直径は保持部材31が自由に
通過できるように選定されている0組立の後、組立用穴
部35はプラグ36によって閉じられる。シリンダー5
の回動を容易にするために、切り込み(serrati
on) 37(第4図)が、シリンダー5の突出部分に
設けられている。
ジャーナル24の軸受19は、カバー38によって閉ざ
されており、ジャーナル25の軸受20は駆動軸3の肩
部39によって閉じられており、これはほこりの侵入や
潤滑剤の漏れ出しからベアリングを保護する。
本不平衡振動器は以下のように動作する。初期位置にお
いて、結合部材14は、結合部材15と係合し、シリン
ダー5は所定の位置に保持部材31によって保持されて
おり、保持部材31はロッド28及びバネ11によって
輪状溝33に係合している。駆動モータ21を始動する
と、不平衡錘1.2によって発生した撹乱力は、駆動軸
3、支持部材24.25及びハウジング17に伝達され
る。
撹乱力の大きさを変えるために、電気モータ21、従っ
て不平衡振動器を止めなければならない、振動力の大き
さを再調節するには、ヘッド29を押し、バネ11の張
力に抗してロッドを動かし、ロッドの穴部30に係合し
ハブ26の溝に係止している保持部材31によりシリン
ダー5を動かし、それがシリンダー4の端面に接するま
で結合部材15をケーシング10の結合部材14から切
り離す。これにより結合部材15の突起部分はクリアラ
ンス“l”に入り、シリンダー5が回動できるようにす
る。ロッド28のヘッド29又は切り込み部分37にお
いてシリンダー5の突出部分を回すことにより、シリン
ダー5を回動し、その間必要な大きさに振動力を再調整
するためダイヤル16aに対するシリンダー5の回転量
を決定する。ヘッド29を解放した後、バネ11により
ロッド28は初期位置に戻り、したがって保持部材31
及びシリンダー5は、移動し、シリンダー5の結合部材
15は、ケーシング10の結合部材14に係合し、動作
可能なローターを形成する。
不平衡振動器の他の実施例が第6図に示されている。上
述した実施例と異なる点は、不平衡錘1゜2の初期位置
を調整するための機構の構造にある。保持部材31の下
方において駆動軸3の軸方向穴27に係合しているのは
複数のボール40であってロッド28と相互に作用する
ように適合せしめられている。このために穴27にはネ
ジ部41が設けられており、他方ロッド28もネジ部分
42を有する。保持部材31の自由な通過を可能にする
のに十分な直径を有し、且つ軸方向穴27と連通ずる半
径方向穴が、保持部材31を受け入れるために駆動軸3
に設けられている。
該不平衡振動器の部品のパラメータは同様の原理に基づ
いて選定されている。すなわら、結合部材14及び15
が互いに切り離されるようにするための能力の設定であ
る。シリンダー5の軸方向移動の長さは、ある程度結&
部材14の幅より大きくなるように選定されている。保
持部材31の長さは輪状溝33の肩部と相互に作用でき
るように選定されており、例えば駆動軸3の半径と溝3
3の長さの和に等しい。ボール40と相互に作用するよ
うに適合せしめられた保持部材31の端面ばテーパー状
又は半球状である。ボール40と保持部材31の相互作
用が可能なように、ロッド28の長さ、ボール40の個
数及び穴部27の直径が選定される。ボール40の直径
はその確実な移動状態に適合するように、すなわち穴2
7の直径の1/4から1/5程度に選ばれており、保持
部材31の直径は穴27の直径に概略等しい。
保守の簡便化と保持部材31の垂直方向位置を識別する
ために、マーク44が軸3に設けられている。シリンダ
ー5の円筒部分の外側終端面はフランジ突起部材45を
有し、可動シリンダー5の取り扱いを容易にしている。
本実施例は撹乱力の再調節に関する操作において前述の
実施例と相違する。撹乱力の大きさを変えるために、電
気モータ21を止める。振動力を再調節するために、マ
ーク44が上方向にくるように駆動軸3を配置する。こ
のマークは保持部材31が最上方垂直位置にあることを
示す、ヘッド29を回してロッド28をゆるめると、こ
れはボール40を収納している穴27の空間体積を増加
するように移動する。ボールは穴27を広がっていき保
持部材31はシリンダー5を解放するために輪状溝33
から下方に引き離される。それからシリンダー5は結合
部材15がケーシング10の結合部材14との係合状態
から解かれるまで、突起部材45の助けを借りて、駆動
軸3の長手方向に動かされる。その結果、シリンダー5
は回動可能となる。回転量が必要な読み出し値になるま
で、ダイヤル16a及びマーク 16によりチエツクさ
れる。結合部材15は軸方向移動を反転することにより
再び結合部材14と係合する。
かくして定められた位置を保持するために、ヘッド29
はロッド28にネジ込まれ、まずボール40が互いに押
し合うようにし、保持部材31が輪状溝33の中に移動
しそこで保持されるように保持部材31に力を加える。
これによりシリンダー5の軸方向移動を防止する。
電気モータ21を始動すると、不平衡錘1,2により撹
乱力が駆動軸3、支持部材24及びハウジング17に伝
達される。
発明の効果 本発明は溶接者しくは鋳込まれた部品又はプレス加工若
しくは切断加工された部品の振動安定化処理に用いられ
、幾何学的寸法形状の安定化や内在ストレスの減少に寄
与する。又動作信頼性に関し過負荷振動の影響をテスト
するための振動負荷としても用いられる0本発明の構成
によれば、不平衡振動器の処理能力が増大し、雑音をお
さえ、保守のための時間及びエネルギーの損失を減少で
き、そのため不平衡振動器の生産性が増大する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる不平衡振動器の全体的口、つ長
手方向に沿った断面図である。第2図は第1図に示す矢
印Aから見た図であって部分的に削除されている。第3
図は第1図に示すユニットBの拡大図であって部分的に
削除されている。第4図は本発明にかかる不平衡振動器
の他の実施例についての全体的且つ長手方向に沿った断
面図である。第5図は第4図に示ず直線■−■に沿った
横断面図である。第6図は本発明にかかる不平衡振動器
の別の実施例についての長手方向に沿った断面図である
。 参照番号については、1.2は不平衡錘、3は駆動軸、
4,5はシリンダー、6.7はシリンダー4.5の内室
、8は保持部材、9はシリンダー4のハブ、10はケー
シング、11はバネ、12はフランジ、13はボルト、
14はシリンダー4の結合部材、14aはシリンダー4
の結合部材にある講、14bはシリンダー4の結合部材
にある別の溝、15はシリンダー5の結合部材、15c
はシリンダー5の結合部材にある講、16はマーク、1
6aはダイヤル、17はハウジング、18は基部、19
、20は軸受、21は電気モータ、22はカバー23は
取手、24.25は支持部材、26はシリンダー5のハ
ブ、27は駆動軸3にある軸方向穴、28はロッド、2
9はロッド28のヘッド、30はロッド28にある半径
方向穴、31は半径方向の保持部材、32は駆動軸3に
ある半径方向の貫通スロット、33はシリンダー5のハ
ブ26にある輪状溝、34は駆動軸3にある溝、35は
ハブ26にある組立用穴、36はプラグ、37はシリン
ダー5の突出部分にある切り込み部分、38はカバー3
9は駆動軸3の肩部、40はボール、41は穴27にあ
るネジ部、42はロッド28にあるイ・ジ部、43は半
径方向穴、44はマーク、45はシリンダー5のフラン
ジ突起部分、kは結合部材の突起部分の幅、Sは結合部
分14及び15にある溝の幅、lは不平衡錘1と2の間
のクリアランスの幅、及びdは半径方向の貫通スロット
の長さである。 代  理  人

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)駆動軸と、互いに回動可能であり、且つ該軸に間
    隙をおいて取り付けられた一対の不平衡錘と、これら錘
    の相互の位置を調節するための機構を備える不平衡振動
    器において、該調節機構は、不平衡錘を各々支持し、且
    つ各々の係合面に設けられた結合部材により互いに結合
    され、同軸に配置された二個のシリンダーの形態に作ら
    れており、一方のシリンダーは、駆動軸に堅く取り付け
    られ、他方のシリンダーは、回動可能且つ軸方向に移動
    可能に取り付けられていることを特徴とする不平衡振動
    器。
  2. (2)移動可能なシリンダー(5)には軸方向にバネ荷
    重が加えられており、それに対して結合部材(14、1
    5)を有するシリンダー(4、5)の部分には複数の溝
    (14a、14b、15c)が設けられており、該溝の
    幅(l、s)は相隣る講(14a、14b、15c)の
    間の距離よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載
    の不平衡振動器。
  3. (3)移動可能なシリンダー(5)はそれが駆動軸(3
    )に係合する箇所に設けられた輪状溝(33)を有して
    おり、一方該駆動軸(3)は半径方向スロット(32)
    に連なる軸方向穴(27)を有しており、該スロット(
    32)の長さ(d)は両不平衡錘(1、2)の間の間隙
    より大きく、駆動軸(3)の前記軸方向穴はバネ荷重を
    加えられたロッド(28)を受け入れるように適合せし
    められており、該ロッド(28)には該輪状溝(33)
    に接近して配置された半径方向穴(30)が設けられて
    おり、保持部材(31)が駆動軸(3)の半径方向穴(
    32)及びロッド(28)の半径方向穴(30)に適合
    せしめられていることを特徴とする請求項1に記載の不
    平衡振動器。
  4. (4)移動可能なシリンダー(5)はそれが駆動軸(3
    )に係合する箇所に設けられた輪状溝(33)を有して
    おり、該駆動軸(3)には軸方向穴(27)が設けられ
    ており、該軸方向穴(27)は、その端部に保持部材(
    31)を受け入れるように適合せしめられた輪状溝(3
    3)が係合可能な半径方向穴(32)を有しており、該
    軸方向穴(27)は保持部材(31)の下方に配置され
    た複数の玉(40)と相互に作用するように適合せしめ
    られた調節ロッド(28)を収容していることを特徴と
    する請求項1に記載の不平衡振動器。
JP1005840A 1989-01-02 1989-01-12 不平衡振動器 Pending JPH02194880A (ja)

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