JPH02194318A - 光学式エンコーダ - Google Patents

光学式エンコーダ

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JPH02194318A
JPH02194318A JP1452389A JP1452389A JPH02194318A JP H02194318 A JPH02194318 A JP H02194318A JP 1452389 A JP1452389 A JP 1452389A JP 1452389 A JP1452389 A JP 1452389A JP H02194318 A JPH02194318 A JP H02194318A
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JP
Japan
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light
slit
slit plate
fixed
interval
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JP1452389A
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English (en)
Inventor
Akihiro Aoi
昭博 青井
Ikuo Takeda
郁夫 武田
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の分野〕 本発明は機械的な回転量や直線移動量を電気信号番こ変
換する光学式のエンコーダに関するものである。
〔従来の技術〕
従来光学式のエンコーダは第7図に示すように、ケース
1内に設けられた投光素子−2と受光素子3との間に固
定スリット板4と回転軸5に連動して回転し、その円周
」二に多数のスリットが設けられた移動スリット板6を
有している。そしてこのロータリーエンコーダでは回転
軸5を回転させるごとによって投光素子2より固定スリ
ン[・板4及び移動スリット板6を介して第8図に実線
へで示すような疑似正弦波信号が得られる。従ってこの
信号を所定闇値で弁別して方形波信号に変換したり、又
その微分信号に基づいて回転軸50回転速度信号を得る
よ・うにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかるにこのような従来の光学式エンコーダでは、受光
素−tより得られる受光信Σレヘルを太きくするために
スリット間隔を狭くする必要があり、固定スリン1板と
移動スリン1板の間隔を例えばスリ・/]・ピッチとほ
ぼ同じ距離に保つごとによって一定振幅の疑似正弦波信
yJを17るようにしている。この間隔が変動ずれば第
8図の曲線I3又はCに示ずように、受光素子3に得ら
れる疑似正弦波信号のピーク値が変動する6特に移動ス
リンI・板6がエンコーダ本体とは分離された分離型の
エンコーダにおいてはスリット間陪を一定に保つことが
困難であり、移動スリット板と固定スリット板の間隔を
狭くすれば両者が接触し易く、又スリット間隔のわずか
な変化によっても出力信号の振幅が大きく変化する。従
ってこの疑似正弦波信号を微分し速度信号を得る場合、
振1g変化が直接速度信号の誤差として現れてしまうと
いう問題点かあった。
本発明はこのような従来の光学式エンコーダの問題点に
鑑みてなされたものであって、固定スリット板と移動ス
リット板の間隔を比較的広くとることができ、しかもそ
の間隔が変動しても疑似正弦波信号の振幅変化を小さく
押さえることができるようにすることを技術的課題とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は機械的な回転量や直線移動量を電気信号に変換
する光学式エンコーダであって、相異なる波長λ1.λ
2− λ、  (k、−2,3−)の光を発光するに個
の点光源型投光素子と、各投光素子に夫々対向して配置
され夫々の投光素子の光を受光する受光素子と、各投光
素子及び受光素子間に夫々固定され、一定のスリンI・
ビソヂPを隔てて複数のスリットが形成された複数の固
定スリット板と、各固定スリット板に対し相対的に移動
し、各固定スリット板と同一のスリットピンチPを隅で
て複数のスリットが形成された移動スリット板と、各受
光素子より得られる出力の最大値を検出する最大値検出
回路と、を具備し、移動スリット板及び各固定スリット
板の間隔を (n=1.2.    )として設定したことを特徴と
するものである。
〔作用〕
このような特徴を有する本発明によれば、光源として夫
々相異なる波長の点光源の複数の投光素子を用い、各固
定スリット板と移動スリット板の間隔を所定の間隔とな
るようにしている。こうずれば各スリット板を介して受
光素子に得られる疑似正弦波信号の振幅値は、固定スリ
ット板と移動スリット板を密着させたときとほぼ同一の
大きいレベルとなる。そして固定スリット板と移動スリ
ット板との間隔が変化した場合にも受光素子より得られ
る信号の最大値が最大値検出回路より選択されてエンコ
ーダの出力となる。
〔発明の効果〕
そのため本発明によれば、組立時にはスリット板の間隔
を特定の関係を満たす任意の間隔に保つことができる。
従ってスリット板の間隔を従来の光学式エンコーダのよ
うに極めて狭く設定する必要がなく、スリット板同士の
接触の可能性をなくすることができるという効果が得ら
れる。又移動スリット板の移動時には、受光素子より2
つのスリット板を密着させたときとほぼ同一レベルの出
力信号が得られ、その振幅値が大きくなるため信号処理
が容易となる。そして本発明では複数の受光素子から得
られる出力の最大値を検出するようにしているため、ス
リット板の間隔が所定値かられずかに変動しても出力信
号の振幅に与える影響を極めて小さくすることができ、
正確な位置信号速度信号を得ることができる。又スリッ
ト板の取付間隔のばらつきに対する許容度が極めて大き
くなり、固定スリット板の取付けを容易にすることがで
きるという効果が得られる。更に移動スリット板を取付
けた後も移動スリット板の回転や移動に伴ってスリット
間隔が変動する場合にも、出力変化に大きな影響を与え
ることがないという効果が得られろ。
〔実施例の説明〕
第1図番31本発明の−・実施例L’: cl、る分離
型のリニアエンコーダの一例を示す断面図、第2図はそ
の概略構成lメI−Uある。本実施例ではりニアエンニ
1−ダ本体はケース10内に2つの投光部1.1.1!
及び受光部12.12′が一定間隔を隔てて固定されて
いる。そして投光部11.11′、受光部12.12′
の構成は同一・であるので、以F投受光部11.12に
ついて第1図に基づき説明する。
投受光部11.12の間には移動スリット板13が左右
に自在に移動するように構成されている。
移動スリット板13は一定のスリットピッチl)毎に多
数のスリットが平行して設けられたものであって、リニ
アエンコーダ本体とは一定の間隔を隔てて分離されてお
り、その移動量がリニアエンコーダより位置信号として
得られる。さてエン:1一ダ本体の投光部11には、図
示のように一定の波長λ1例えば波長670nmを有す
る点光源型の投光素子−であるレーザダイオード14が
設けられる。
そしてレーザビームの光軸に対して所定角度傾き、移動
スリット板13に対して垂直な軸を有する円筒形の光ガ
イド15が設けられる。光ガイド15の内部にはレーザ
ビームを反射する反射鏡16が設けられ、更に受光部1
2との対向面にレーザビームの光径を平行に拡大する:
1ノノートレンズ17が設けられている。レーザダイオ
ード川4より出射されたレーザダイオは反射鏡16.コ
リメートレンズ17を介して平行光が受光部12に与え
られる。受光部12にはコリメートレンズ17に対向す
る位置に微小なスリットが所定のスリソトビソヂP毎に
多数形成された固定スリット板18が設けられ、その背
後には受光素子、例えばフオ]・ダイオード19が設け
られる。ざてこれらの投受光部11.12と平行に投光
部11′及び受光部12′が同一の移動スリンI・板1
3に対向して設けられている。
第2図はこの構成を示す概略図であって、前述したレー
ザダイオード14に対向するコリメートレンズ17.固
定スリット板18.フォトダイオード19が設けられて
いる。本図においては反射鏡16を省略して示している
。さて投光部11′はこれと同様に前述したレーザダイ
オード14とは異なる波長λ2 (例えば840nm)
を有する点光源型投光素子であるレーザダイオード21
を有しており、このレーザ光が同一の光学系及びコリメ
ートレンズ22を介して平行なレーザビームとして移動
スリン1−板13に与えられる。そして移動スリノ目反
13を介して対向する位置には固定スリット板18と同
一のピッチPを有する固定スリット板23が設けられ、
その背後にはレーザダイオード21の光を受光する受光
素子であるフォトダイオード24が設けられる。移動ス
リット板13と2つの固定スリット板18.23との間
隔I。
は同一=−の値とする。フォトダイオード19.24の
出力はプリント基板25上に実装された最大値検出回路
26に与えられる。最大値検出回路2Gは2つの受光素
子の出力のうちより大きい信号を出力するものであって
、その出力は通常のリニアエンコーダと同様に信号処理
部27に与えられて増幅され疑似正弦波信号として出力
される。又その出力を更に方形波に変換することによっ
て位置信号を得るようにしている。
さて移動スリット板13と固定スリン]・板1823と
の間隔りとレーザダイオ−1・川4,21の波長λ1.
λ2、及びスリ、7トビノチPとは次式で定められる関
係を保つように設定する。
(n = 1 、 2 、  −) 本実施例においては例えばnを1と設定するものとする
ここでスリット板間隔りに対してフォトダイオード19
に得られる疑似正弦波信号の振幅値は第3図に示すよう
な関係を有している。本図より明らかなように移動スリ
ット板】3と固定スリット板18のスリット間隔I7が
零、即ち両考が密着している場合には得られる出力信号
は最大ピーク値を有するものであり、mP”/2λ+ 
 (mは奇数)の位置では極めて小さく、nP”/λ1
の位置では振幅値は最大となり、それらの間は正弦波状
に変化する曲線となる。これはスリンl−のパターンか
らの回折の結果得られるフーリエイメージによ−。
て起こる現象であり、本発明ではこの現象を利用してい
る。即ち本発明では点光源の投光素子を用いてその光を
コリメートレンズによって平行な光ビームとして受光素
子側にlj、えることによってこの回折現象を利用して
いる。
一方第4図は従来の光学式エンコーダにおいて2つのス
リット板の間隔りと受光素子に得られる疑偵正弦波信号
の振幅値の変化を示す図である。
従来の光学式エンコーダでは第4図に示されるように2
・つのスリン]・板の間隔をできるだけ狭く、例えばL
2に設定することによって大きな振幅値を得るようにし
ている。しかし本願発明ではこれらの間隔りを小さくす
る必要はなくスリ・ノI・間隔1、を前述の(1)式を
満たす値I、1となるように設定する。
第5図は2つのレーザダイオ−F’14.21の波長λ
1.λ2に夫々対応するフーリエイメージの包絡綿り、
  Eを示す図である。実際にはスリット間隔りは前述
の式(1)に示したように、■)2/λ1゜■)2/λ
2 (本実施例ではn−1)の中間値に設定しておく。
この場合にはこれらのフーリエイメージの出力がほぼ一
致するため最大値検出回路26を介してこれらのいずれ
かの信号が出力される。
又設定したスリット間隔I3かられずかに変動ずればフ
ーリエイメージD又はEのピーク値に近づくこととなる
。従ってこの設定値から各フーリエイメージのピーク値
までの出力変化を許容範囲とすれば、第5図に示ずよう
にΔI、の範囲内で許容振幅幅となる。このように移動
スリット板13と2つの固定スリット板とのスリット間
隔L7の許容範囲を大きくすることができる。
尚本実施例は単一波長で点光源型の投光素子として2つ
のレーザダイオードを用いているが、発光領域が極めて
小さい点光源型の発光ダイオードを投光素子として用い
ることも可能である。第6図はこの点光源型発光ダイオ
ードを投光素子として用い、スリットピッチPを40I
Im、波長λを957nmとしたときの受光素子に得ら
れる出力電圧の振幅値とスリット間ギヤツブの関係を示
すグラフである。本図に示すように波長に一定の広がり
を有する発光ダイオードを用いてもほぼ第3図と同一の
フーリエイメージを持つ振幅変化を得ることができる。
従って発光する波長の異なる2つの発光ダイオードを投
光素子として用い、スリット板間の間隔を前述した式を
満たず任意の値に設定することもできる。この場合にも
スリット板間士を接触させることなく正確な位置信号を
得ることが可能である。
又本実施例は2つのレーザダイオードを用いているが、
相異なる波長λi  (+=1.2 − k)のに個の
点光源型の投光素子を用いるようにし夫々のピーク値の
中間値をスリット間隔として設定するようにすることが
可能である。この場合にはスリット間隔りは次式 更に本実施例は分離型のリニアエンコーダについて説明
しているが、本発明は通常のリニアエンコーダやロータ
リーエンコーダ等光学式の全てのエンコーダに適用する
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるリニアエンコダの断面
図、第2図は本実施例のリニアエンコーダの構成を示す
概略図、第3図は本実施例のスリット間隔といずれかの
受光素子に得られる出力振幅の関係を示すグラフ、第4
図は従来の光学式エンコーダのスリット間隔と受光素子
に得られる出力振幅の関係を示すグラフ、第5図は本実
施例による2つのレーザダイオードを用いたフーリエイ
メージとスリット間隔を示すグラフ、第6図は光源とし
て発光ダイオードを用いたときのスリット間隔と出力電
圧の変化を示すグラフ、第7図は従来の光学式ロータリ
ーエンコーダの一例を示す断面図、第8図はその出力電
圧の変化を示すグラフである。 に設定するものとする。 10  ゲース  11,11’   −投光部12.
12′  −受光部  13−移動スリット板  14
.21− レーザダイオ−1・1722  二1リメー
トレンス  18.23固定スリット板  19.24
   フメl〜ダイオード  26−最大値検出回路 特許出願人   立石電機株代会社 代理人 弁理士 岡本官喜(他1名) ≦4踵記%豊炉

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)相異なる波長λ_1、λ_2・・・・・・・・λ
    _k(k=2、3・・・・・・・)の光を発光するk個
    の点光源型投光素子と、 前記各投光素子に夫々対向して配置され夫々の投光素子
    の光を受光する受光素子と、 前記各投光素子及び受光素子間に夫々固定され、一定の
    スリットピッチPを隔てて複数のスリットが形成された
    複数の固定スリット板と、 前記各固定スリット板に対し相対的に移動し、前記各固
    定スリット板と同一のスリットピッチPを隔てて複数の
    スリットが形成された移動スリット板と、 前記各受光素子より得られる出力の最大値を検出する最
    大値検出回路と、を具備し、 前記移動スリット板及び前記各固定スリット板の間隔を [(nP^2/λ_1)+(nP^2/λ_2)・・・
    ・・・・(nP^2/λ_k)]/k(n=1、2、・
    ・・・・・・)として設定したことを特徴とする光学式
    エンコーダ。
JP1452389A 1989-01-23 1989-01-23 光学式エンコーダ Pending JPH02194318A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5955728A (en) * 1992-09-14 1999-09-21 Sony Corporation Method for detecting origin point of position sensor

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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