JPH02192769A - 半導体受光素子 - Google Patents

半導体受光素子

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JPH02192769A
JPH02192769A JP1012422A JP1242289A JPH02192769A JP H02192769 A JPH02192769 A JP H02192769A JP 1012422 A JP1012422 A JP 1012422A JP 1242289 A JP1242289 A JP 1242289A JP H02192769 A JPH02192769 A JP H02192769A
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JP
Japan
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light
quantum well
well layer
substrate
layer
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Application number
JP1012422A
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English (en)
Inventor
Shigenobu Yamagoshi
茂伸 山腰
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 超長波長帯の光を検知する半導体受光素子に関し。
基板に平行に光を入射させる場合光の電界がどちらを向
いていてもCTE波でも耐波でも)、又垂直入射に対し
ても悪度を持つようにすることを目的とし。
表面に互いに異なる傾斜角を持った少なくとも2つの傾
斜面を有する半導体基板と、該基板表面に接して積層さ
れた量子井戸層とクラッド層からなる半導体層構造とを
有し、該量子井戸層にバイアス電圧を印加し、光を該基
板に平行に、又は該基板表面から入射させるように構成
する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は超長波長帯の光を検知する半導体受光素子に関
する。
波長5μm帯や1011m帯の赤外線は物体の非接触温
度検出や、公害物質(例えば、COx 、NOX 。
C5z、 NHz、 CzlL等)の検出等の分野で使
われ、近年、ますますその利用範囲が広くなり2 この
ような超長波長帯の光を検知する高感度の受光素子の開
発が望まれている。
(従来の技術〕 従来の検知器としては、 tlgcdTe等の赤外用材
料が用いられていたが、この結晶は蒸気圧が高く。
イオン性の強い材料であるので、良質で均一な結晶を得
るのが難しい。
最近、 AlGaAs/GaAs系の量子井戸構造を利
用し。
量子化された電子の基底状態から励起状態もしくは連続
帯への遷移を利用した超長波長帯の受光素子1)が提案
1作製されている。
1)  B、P、Levine  et  al、+ 
 Appl、Phys、Lett、。
刹、273(1987)、  1bid、、刑、 10
92 (1987) 。
この素子は、高品質が可能なGaAs系結晶を用いてい
るので、素子作製上有利である。
第3図(1)、 (2)は従来例を説明する断面図と量
子井戸層のバンド構造図である。
第3図(1)において、31は半絶縁性(Sr−)Ga
As基板、32はn゛型(n”−)GaAs層層、33
は量子井戸層でn型(n−)GaAs基板31. Z5
caO,ff5AS層(厚さ65/95人)を50対積
層した構造、34はn”−GaAs層、35゜36はn
電極である。
5l−GaAs基板31の端面は量子井戸層33に対し
て45°に研磨して形成され、入射光hνはこの面より
量子井戸層33に対して斜めに入射される。
第3図(2)は量子井戸層に電界を印加したときのバン
ド構造図で、伝導帯底E。を示す。
図は、入射光による量子井戸内の電子の量子化準位間の
遷移を模式的に示している。この素子はこの遷移により
超長波長帯の光を吸収するものである。
ところが、この素子に、基板に平行に光を入射させた時
、光の電界が量子井戸層に平行(TE波)な場合は感度
がなく、又この素子は原理的(作用の欄に後述)に量子
井戸層に垂直に入射する光には感度がなく、第3図に示
すように結晶を斜めに研磨して斜め入射する必要があっ
た。
[発明が解決しようとする課題] 量子化された基底状態の電子を高次の状態に励起するた
めには、入射光の電界ベクトルと電子の形成するダイポ
ールのベクトルとが直交しないようにする必要があり、
これがTE大入力光に、又は垂直入射の光に感度が無い
理由である。
本発明は量子井戸構造を持つ受光素子において。
基板に平行に光を入射させる場合、光の電界がどちらを
向いていても(TE波でもTM波でも)感度を持つよう
にし、又垂直入射に対しても感度を持つようにすること
を目的とする。
(課題を解決するための手段〕 上記課題の解決は2表面に互いに異なる傾斜角を持った
少なくとも2つの傾斜面を有する半導体基板と、該基板
表面に接して積層された量子井戸層とクラッド層からな
る半導体層構造とを有し。
該量子井戸層にバイアス電圧を印加し、光を該基板に平
行に、又は該基板表面から入射させるようにしたことを
特徴とする半導体受光装置により達成される。
[作用] 本発明は量子化された電子の形成するダイポールベクト
ルが量子井戸層に垂直となることに着目し、光の電界ベ
クトルとダイポールベクトルの相互作用で単位間の遷移
が起こるため2両者が直交しないようにして量子化準位
間の遷移を起こさせて、入射光に対して感度を持たせる
ようにしたものである。
第1図(1)、 (2)は本発明の詳細な説明する斜視
図とバンド構造図である。
第1図(1)において2M子井戸層2を、基板1に形成
された互いに交差する2つの傾斜面A、 B上に形成す
ることで、傾斜面A上と傾斜面B上の電子のダイポール
の向き(傾斜面に垂直即ち量子井戸層に垂直)が異なる
ため、量子井戸層1の側面より入射する光の電界の向き
がどちらを向いていても、傾斜面A上又は傾斜面B上で
吸収することが可能となる。
もし、電界の向きが傾斜面へと平行の場合は。
傾斜面へ上の量子井戸層のダイポールの向きと直交する
ことになり、入射光は傾斜面A上の量子井戸層では相互
作用はなく吸収されないが、傾斜面B上の量子井戸層の
ダイポールの向きと直交しないので吸収される。
従って、入射光の電界がどららを向いていても。
傾斜面^上又は傾斜面B上、或いは両方の傾斜面上の量
子井戸層で入射光を吸収させることができる。
第1図(2)は垂直入射を説明する量子井戸層のバンド
構造図で、量子単位n=1は基底準位。
n=2は励起準位を点線で示し、各準位の波動関数を実
線で示す。
又、矢印は、n−mからn=m’ (m4=m’ )に
遷移する時のダイポールの向きを示す。
第1図(2)において、量子井戸内の電子の量子化単位
間の遷移を考えると、電子のダイポールの向きは前記の
ように量子井戸層に垂直な向きを持つ。
従って、量子井戸層に垂直(θ=90’ )に光が入射
しても、光の電界ヘクトルの向きは入射方向に直交して
いるため、ダイポールの向きと直交し。
光吸収は生じない。従って、垂直入射でもグイポールと
結合させるためには、量子井戸層を結晶表面から傾斜さ
せて形成すればよいことになる。即ち2基板結晶を加工
して傾斜面を形成し、その面上に量子井戸層を成長する
ことにより、基板表面から入射する光が量子井戸層を斜
めに横切るようにすることができる。
〔実施例〕
第2図(1)〜(6)は本発明の詳細な説明する断面図
と斜視図である。
実施例では製造法の概略を含めて、素子構造を説明する
第2図(1)において、 n−GaAs基板1上に幅2
〜3μmのV溝11を複数個並列に形成する。
この際、■溝11の2つの傾斜面のなす角は90゜が望
ましいが、必ずしもその角度でなくともよい。
例えば(111)面からなるν溝を用いてもよくその場
合の傾斜角は約70°となる。90°の場合は入射光が
TE波でも耐波でもいずれかの傾斜面上の量子井戸層に
吸収される。
或いは、V溝11の形成は干渉露光法により回折格子を
作り、それを用いてもよい。
第2図(2)において、その上に量子井戸層2として、
厚さ65人でキャリア濃度(1〜2) X 10’ ”
c++1− ’のn−GaAs層と厚さ 100人のノ
ンドーフ。
八lo、 25ca0.7SAS層を50〜100対成
長し、続けて。
厚さ1〜2μmでキャリア濃度(1〜10) X 10
”cm−”のn−Al6.3Gao、 7Asクラッド
層3.厚さ0.5μmでキャリア濃度〜IQl!lC「
3のri−GaAsコンタクト層4をM8E又はFIO
CvD法により成長する。
第2図(3)において、この積層構造の上面と下面にn
電[1(AuGe740層)5と6を形成した後、溝1
1に垂直にへき関して素子を切り出す。入射光はこのへ
き開面より注入する。
更に、第2図(4)のリッジ構造や、第2図(5)の埋
込構造で導波路を形成するとより高効率の素子とするこ
とができる。
第2図(6)は同じ層構造を用いて形成した垂直入射素
子の断面図である。
この場合、入射光が基板に垂直に入ってきたとき、量子
井戸内の電子のダイポールはV溝側面に垂直な方向を持
つため、光を吸収することができる。
又、実施例では1101J帯の検知器について説明した
が、 InP基板上に量子井戸層としてInGaAs/
InAlAs (50/100人)を50〜100対、
クラッド層としてInP層を順次成長させると〜4μm
帯の検知器も作製できる。
実施例では実用性のあるn型半導体層/量子井戸層/n
型半導体層の素子について述べたが、原理的にばp型半
導体層/量子井戸層/p型半導体層でも、p型半導体層
/M子井戸層/n型半導体層でも素子形成は可能である
又、基板に平行に光を入射させる場合、実施例ではV溝
方向に平行に光を入射させる場合について説明したが、
■溝方向に垂直に入射させてもよい。この場合、導波路
を形成する際は第2図(4)及び(5)に示されている
方向と垂直な方向に導波路を形成することになる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、量子井戸構造を持
つ受光素子において、基板に平行に光を入射させる場合
7光の電界がどちらを向いていても感度を持つようにす
ることができる。
又、光を基板に垂直に入射させることが可能となる。
従って、従来例のように結晶を斜め研澄して斜め入射す
る必要はなくなり、簡単に光を入射させることができる
その結果1量子井戸層に簡単に入射できる高効率の超長
波長帯の検知器が得られる。
2は量子井戸層。
(n−GaAs/八Io、へ5Ga0.75A3150
〜1003はn−Alo、 3Gao、 7111sク
ラッド層4はn−GaAsコンタクト層。
5.6はn電極(八uGe/Aug) 対)。
【図面の簡単な説明】
第1図(υ、(2)は本発明の詳細な説明する斜視図と
バンド構造図。 第2図(1)〜(6)は本発明の詳細な説明する断面図
と斜視図。 第3図(1)、 (21は従来例を説明する断面図と量
子井戸層のバンド構造図である。 図において。 1はn−GaAs5板。 11はV溝 工1 ←→:ダイボールの向き (2)垂直入射を説明するバンド構造図本発明の原理図 第1図 実施例の断面図(その1) 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 表面に互いに異なる傾斜角を持った少なくとも2つの傾
    斜面を有する半導体基板と、該基板表面に接して積層さ
    れた量子井戸層とクラッド層からなる半導体層構造とを
    有し、 該量子井戸層にバイアス電圧を印加し、光を該基板に平
    行に、又は該基板表面から入射させるようにしたことを
    特徴とする半導体受光素子。
JP1012422A 1989-01-20 1989-01-20 半導体受光素子 Pending JPH02192769A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04346480A (ja) * 1991-05-24 1992-12-02 Fuji Xerox Co Ltd 光電変換装置
EP2109146A2 (en) 2008-04-10 2009-10-14 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Infrared detector, infrared detecting apparatus, and method of manufacuring infrared detector

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04346480A (ja) * 1991-05-24 1992-12-02 Fuji Xerox Co Ltd 光電変換装置
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US7932496B2 (en) 2008-04-10 2011-04-26 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Infrared detector, infrared detecting apparatus, and method of manufacturing infrared detector

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