JPH02191995A - 半透明面表示方法およびその装置 - Google Patents

半透明面表示方法およびその装置

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JPH02191995A
JPH02191995A JP1012158A JP1215889A JPH02191995A JP H02191995 A JPH02191995 A JP H02191995A JP 1012158 A JP1012158 A JP 1012158A JP 1215889 A JP1215889 A JP 1215889A JP H02191995 A JPH02191995 A JP H02191995A
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JP1012158A
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Mitsuhisa Obata
光央 小畑
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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Publication date
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    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T15/003D [Three Dimensional] image rendering
    • G06T15/50Lighting effects
    • G06T15/506Illumination models
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/17Systems in which incident light is modified in accordance with the properties of the material investigated
    • G01N21/47Scattering, i.e. diffuse reflection
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
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  • Digital Computer Display Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は半透明面表示方法およびその装置に関し、さ
らに詳細にいえば、すりガラス、紙等のように透明度が
かなり低いが、完全には不透明でない物体をグラフィッ
クス表示装置等によりリアルに表示する為の新規な方法
およびその装置に関する。
〈従来の技術、および発明が解決しようとする課題〉 従来からグラフィックス表示装置は高機能化が進められ
ており、多種多様な物体のリアルな表示が可能になって
きている。即ち、物体の種°類に応じて不透明面として
の表示と半透明面としての表示を選択することにより、
優れた量感、質感を表現することができる。具体的には
、サーフェス・モデルで半透明面を表示する場合には、
予めその面を半透明面として定義しておき、半透明面の
透過率に基づいてその面の色と背景色とを混合すること
により実際の表示色を決定する。したがって、例えば、
半透明面を通して光源を見ている状態では、透過率に対
応して光源の光量が減少し、しかも半透明面自体の色が
加味された状態で光源が表示されることになる。
しかし、このような半透明面の表示を採用した場合には
、セロハン等のように透明度が高い半透明面の表示を著
しくリアルにすることができるのであるが、すりガラス
のように透明度が低い半透明面の表示を行なった場合に
、物体の透過率に基づいて光源色の混合割合を少なくす
ることにより透明度が低いことを表現することはできる
が、光源の輪郭はセロハン等の場合と同様に明確になる
ため光が物体内部で拡散されながら透過することによる
物体からの光のにじみ出しを表現することができず、実
際の見え方とかなり異なってしまうという問題がある。
この問題を解決しようとすれば、透明度が低い半透明面
を通して見た背景からくる光のにじみをモデル化する必
要があるが、未だモデル化することができず、上記のよ
うな不完全な半透明表示のみしか行なわれていない。
また、表示面が紙の場合には一般的に不透明面として定
義しているが、紙は視点と光源とに対する相対位置関係
によっては不透明面となり、または透明度が低い半透明
面になるので、実際の見え方とかなり異なってしまうと
いう問題がある。特に、紙コツプのような形状を表示す
る。場合には、不透明部と半透明部とが混在することに
なり、しかも視点、光源の相対位置が変化すれば不透明
部と半透明部とが変化するのであるから、リアルな表示
を行なうことは殆ど不可能であった。
〈発明の目的〉 この発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、
透明度が低い半透明面の表示を著しくリアルにすること
ができ、条件によって不透明面または半透明面となる面
の表示を著しくリアルにすることができる半透明面表示
方法およびその装置を提供することを目的としている。
く課題を解決するための手段〉 上記の目的を達成するための、この発明の半透明面表示
方法は、周囲光の反射光成分および半透明物体内部で反
射されながら透過する拡散透過光成分を加味して輝度値
を算出し、算出された輝度値に基づいて表示を行なう方
法である。
上記の目的を達成するための、他の発明の半透明面表示
方法は、半透明物体に対する視線ベクトルおよび光源ベ
クトルの相対関係に基づいて半透明表示を行なうべきか
否かを判別し、半透明表示を行なうべきであると判別さ
れた場合に、周囲光の反射光成分および半透明物体内部
で反射されながら透過する拡散透過光成分を加味して輝
度値を算出し、算出された輝度値に基づいて表示を行な
う方法である。
上記の目的を達成するための、この発明の半透明面表示
装置は、周囲光の反射光成分を算出する周囲光算出手段
と、入射光、半透明物体の物質特性(こ基づいて拡散透
過光成分を算出する拡散透過光算出手段と、算出された
周囲光の反射光成分および拡散透過光成分に基づいて輝
度値を算出する輝度値算出手段と、算出された輝度値に
基づいて表示を行なう表示手段とを具備している。
上記の目的を達成するための、他の発明の半透明面表示
装置は、周囲光の反射光成分を算出する周囲光算出手段
と、光源ベクトル、視線ベクトルおよび法線ベクトルに
基づいて半透明表示を行なうべきか否かを判別する判別
手段と、入射光、半透明物体の物質特性に基づいて拡散
透過光成分を算出する拡散透過光算出手段と、半透明表
示を、行なうべきであると判別された場合にのみ算出さ
れた周囲光の反射光成分および拡散透過光成分に基づい
て輝度値を算出する輝度値算出手段と、算出された輝度
値に基づいて表示を行なう表示手段とを具備している。
但し、上記拡散透過光成分は、半透明物体の物質特性に
基づいて定まる係数、入射光強度および入射光の方向に
基づいて算出されればよい。
尚、上記物質特性は、材質、厚み等により代表される物
質固有の特性である。
く作用〉 第1の発明の半透明面表示方法であれば、周囲光の反射
光成分および半透明物体内部で反射されながら透過する
拡散透過光成分を加味して輝度値を算出し、算出された
輝度値に基づいて表示を行なうのであるから、透明度が
低い半透明物体を通して見える背景より反射されてくる
光源の輪郭をにじませることができ、著しくリアルな半
透明面表示を行なうことができる。
第2の発明の半透明面表示装置であれば、周囲光算出手
段により周囲光の反射光成分を算出するとともに、入射
光、半透明物体の物質特性に基づいて拡散透過光算出手
段により拡散透過光成分を算出し、算出された周囲光の
反射光成分および拡散透過光成分に基づいて輝度値算出
手段により輝度値を算出することができるので、算出さ
れた輝度値に基づいて表示を行なうことにより著しくリ
アルな半透明面表示を行なうことができる。
さらに詳細に説明すると、本件発明者は、第1O図に示
すように、半透明面め明るさが、周囲光成分と半透明物
体内部で反射、屈折を繰り返しながら光の一部が裏面に
透過する拡散透過光成分とに基づいて定まる輝度値とし
てモデル化できることを見出し、これに基づいて本件発
明を完成させたのである。そして、上記拡散透過光成分
は、拡散反射光成分と同様に入射光強度、入射角度およ
び物体の色に基づいて定まるとともに、物体の反射係数
に代えて透過係数を導入することによりかなり正確に算
出できることも見出した。したがって、上記の諸因子に
より算出される拡散透過光成分を加味して半透明面を表
示することにより著しくリアルな半透明面表示を行なう
ことができる。
第3の発明の半透明面表示方法であれば、半透明物体に
対する視線ベクトルおよび光源ベクトルの相対関係に基
づいて半透明表示を行なうべきか否かを判別し、半透明
表示を行なうべきであると判別された場合に、第1の発
明と同様に半透明面表示を行なうことができ、半透明表
示を行なうべきでないと判別された場合には、従来公知
の不透明面表示を行なうことができる。
第5の発明の半透明面表示装置であれば、光源ベクトル
、視線ベクトルおよび法線ベクトルに基づいて判別手段
により半透明表示を行なうべきか否かを判別し、半透明
表示を行なうべきであると判別された場合にのみ第2の
発明と同様に半透明面表示を行なうことができ、半透明
表示を行なうべきでないと判別された場合には、従来公
知の不透明面表示を行なうことができる。
さらに詳細に説明すると、例えば紙を可視的に表示する
場合に、一般的には不透明面として表示すればよいので
あるが、視点と光源と紙との位置関係によっては半透明
面として表示しなければリアルな表示にならない。本件
発明者は、視点と光源と紙との位置関係を、紙を基準と
して視点と光源とが同じ側に存在しているか、視点と光
源とが反対側に存在しているかに基づいて判別し、前者
の場合には不透明面としての表示を行なわせ、後者の場
合には半透明面としての表示を行なわせることにより著
しくリアルな表示を達成したのである。そして、上記位
置関係の判別については、視線ベクトル、光源ベクトル
および法線ベクトルに基づく演算を行ない、演算結果に
基づいて簡(ドに判別し得ることを見出したのであるか
ら、位置関係の判別を簡単に行なうことができ、ひいて
は表示のための処理の複雑化を大巾に抑制することがで
きる。
〈実施例〉 以下、実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。
第1図はこの発明の半透明面表示方法の一実施例を示す
フローチャートであり、半透明面表示を行なうべきこと
が指示された場合に、ステップ■において入射光強度I
L、拡散透過係数Ktrs光源ベクトルVL  (第2
図参照)、半透明面の法線ベクトルVN  (第2図参
照)等が初期設定され、ステップ■において従来公知の
方法により周囲光の反射光強度1 ambiが算出され
、ステップ■において拡散透過光強度1trが算出され
ステップ■において周囲光の反射光強度1 am旧およ
び拡散透過光強度Itrを加算することにより半透明面
の輝度値■が算出される。そして、ステップ■において
半透明面の全ての点について輝度値工が算出されたか否
かが判別され、輝度値Iが算出されていない点が存在す
ると判別された場合には、再びステップ■の処理が行な
われる。また、全ての点の輝度値Iが算出されたと判別
された場合には、ステップ■において全ての半透明面に
ついて輝度値Iが算出されたか否かが判別され、輝度値
Iが算出されていない半透明面が存在している場合には
再びステップ■の処理が行なわれる。逆に、全ての半透
明面について輝度値Iが算出されたと判別された場合に
は、ステップ■において半透明面の可視的表示が行なわ
れる。
尚、上記ステップ■における拡散透過光強度Itrの算
出は、 I tr−Ktr1+1L   cosθ(但し、両ベ
クトルVL、VNが正規化されていれば、eO9θ−V
 L ・VN、もし、両ベクトルのなす角が90度より
大きい場合には法線ベクトルVNを180度回転させて
光源ベクトルVLとの内積を算出する) の演算を行なえばよく、入射角度に依存して変化する拡
散透過光強度1trを得ることができる。
尚、上記演算式においては、光源の色および物体の色が
特別には考慮されていないが、光源が白色光でない場合
、あるいは物体に色がついている場合には色データを加
味した演算を行なえばよい。
上記の表示方法により半透明面の表示を行なったところ
、すりガラス等の半透明面を通して見える光源の輪郭か
にじんだ状態になり、著しくリアルな半透明面の表示を
達成することができた。また、光源からの光が直接半透
明面に入射する場合のみならず、光源からの光が背景物
体により反射されて半透明面に入射する場合においても
背景物体から反射されてくる光源の輪郭かにじんだ状態
になり、著しくリアルな半透明面の表示を達成すること
ができた。
〈実施例2〉 第3図はこの発明の半透明面表示装置の一実施例を示す
概略ブロック図であり、周囲光演算部(1)と、拡散透
過光演算部■と、加算器(3)と、カラー・ブレーン(
4)とを有している。上記周囲光演算部(1)は従来公
知のものであり、周囲光強度I Laおよび周囲光反射
係数KOを入力として周囲光の反射光強度1 ambi
を算出する。上記拡散透過光演算部(2)は、入射光強
度IL、拡散透過係数Ktr、光源ベクトルVLおよび
法線ベクトルVNを入力として I  tr=Ktr・ I  L    cosθ(但
し、両ベクトルVL、VNが正規化されていれば、co
sθ−VL−VN、もし、両ベクトルのなす角が90度
より大きい場合には法線ベクトルVNを180度回転さ
せて光源ベクトルVLとの内積を算出する) の演算を行なうことにより拡散透過光強度Itrを算出
する。但し、色データを加味した演算を行なうこともで
きる。上記加算器(3)は、周囲光の反射光強度1 a
lllblと拡散透過光強度Itrとを加算し、加算結
果をカラー・ブレーン(4)に書込む。
したがって、この実施例においても、入射角度に依存し
て変化する拡散透過光強度Itrを周囲光の反射光強度
1 ambtに加算して半透明表示のための輝度値1−
1 ao+bi+ I trを得ることができる。
上記の表示方法により半透明面の表示を行なったところ
、すりガラス等の半透明面を通して見える光源の輪郭か
にじんだ状態になり、著しくリアルな半透明面の表示を
達成することができた。また、光源からの光が直接半透
明面に入射する場合のみならず、光源からの光が背景物
体により反射されて半透明面に入射する場合においても
背景物体より反射されてくる光源の輪郭かにじんだ状態
になり、著しくリアルな半透明面の表示を達成すること
ができた。
〈実施例3〉 第4図はこの発明の半透明面表示装置の他の実施例を示
す概略ブロック図であり、第3図のブロック図と異なる
点は、拡散反射光演算部(5)および鏡面反射光演算部
(6)が付加されている点のみである。上記拡散反射光
演算部(5)および鏡面反射光演算部(6)は従来から
シェーディング表示において採用されているものである
したがって、この実施例の場合には、拡散透過光演算部
(2)の出力を0にすることにより不透明面表示を行な
うことができ、逆に、拡散反射光演算部(5)および鏡
面反射光演算部(6)の出力を0にすることにより半透
明面表示を行なうことができる。
また、上記状態の選択については、例えば、出力をOに
すべき演算部に供給する係数をOにすることにより簡単
に対処できるのであるから、構成を余り複雑化すること
なく、不透明面表示および半透明面表示に対処すること
ができる。
〈実施例4〉 第5図はこの発明の半透明面表示方法の他の実施例を示
すフローチャートであり、第1図の実施例と異なる点は
、半透明面表示を行なうべきが否かを判別するようにし
た点のみである。
即ち、ステップ■において入射光強度IL、拡散透過係
数K t r %光源ベクトルVL、半透明面の法線ベ
クトルVN等のほかに視線ベクトルVEが初期設定され
、ステップ■において従来公知の方法により周囲光の反
射光強度1 amblが算出され、ステップ■において
半透明面に対して視点および光源が同じ側に位置してい
るか否かを判別する。
具体的には、例えば視線ベクトルvEと法線ベクトルV
Nとの内積および光源ベクトルVLと法線ベクトルVN
との内積を得、両内積の積が正であるか否かを判別する
。そして、視点および光源が同じ側に位置していると判
別された場合(内積同士の積が0以上であると判別され
た場合)には、ステップ■において拡散反射光強度1 
dif’rおよび鏡面反射光強度I 5l)ecを算出
し、周囲光の反射光強度1 ai+biと加算すること
により該当する点の輝度値!を算出する。逆に、視点お
よび光源が反対側に位置していると判別された場合(内
積同士の積が負であると判別された場合)には、ステッ
プ■において法線ベクトルVNと光源ベクトルVLとの
なす角が90@より大きいか否か、即ち、上記光源ベク
トルVLと法線ベクトルVNとの内積が負であるか否か
を判別し、90″より大きい場合にのみステップ■にお
いて法線ベクトルVNを180@回転させる。そして、
ステップ■において拡散透過光強度1trを算出し、周
囲光の反射光強度1 amblと加算することにより該
当する点の輝度値Iを算出する。
上記ステップ■またはステップ■の処理を行なった後は
、ステップ■において全ての点の輝度値lが算出された
か否かを判別し、輝度値Iが算出されていない点が存在
すると判別された場合には再ヒステップ■の判別を行な
う。ステップ■において全ての点の輝度値Iが算出され
たと判別された場合には、ステップ■において全ての面
について輝度値工が算出されたか否かを判別し、輝度値
■が算出されていない面が存在している場合には再びス
テップ■の処理が行なわれる。逆に、全ての面について
輝度値Iが算出されたと判別された場合には、ステップ
[株]において面の可視的表示が行なわれる。
したがって、半透明表示される可能性がある面が複数存
在する場合であっても、各々の面に対する視点および光
源の位置関係に基づいて不透明面表示および半透明面表
示が自動的に選択され、著しくリアルな半透明面表示を
達成することができる。
第6図に示すように赤色の帯が外面に印刷された紙コツ
プを可視的に表示する場合には、光源側の部分について
は視点と反対側に帯が存在するのであるから、帯を透過
した光を新たな光源として半透明面処理を行なうことに
なり、帯の色が内面を通してぼんやりと視認されるが、
視点側の部分については、外面の帯の色が明瞭に視認さ
れるとともに、上記光源側からの影響は紙白体の透過率
が著しく低いため全く視認されず、自然界における実際
の見え方に著しく近い表示を達成することができた。従
来技術によりどうしてもこのような表示を行なおうとす
れば、帯が透けて見える部分について視点側にテクスチ
ャ・マツピングを行なうとともに、マツピングされる帯
の色を透けた状態に対応させて薄く設定し直さなければ
ならず、著しく長時間がかかっていたとともに、余りリ
アルな表示は達成し得なかったのであるが、この発明の
不透明面表示を採用すれば、所要時間の増加は殆どなく
、しかも著しくリアルな表示を達成することができた。
また、この実施例においては、ステップ■において法線
ベクトルVNを180’回転させるようにしているが、
光源ベクトルV Lと法線ベクトルVNとの内積の絶対
値を得るようにしてもよく、この場合には、光源ベクト
ルVLと法線ベクトルVNとのなす角が90″より大き
いか否かを判別する必要がなくなる。
〈実施例5〉 第7図はこの発明の半透明面表示装置のさらに他の実施
例を示す概略ブロック図であり、第4図のブロック図と
異なる点は、半透明面表示を行なうべきか否かを判別し
、各演算部(2) (5) (6)の動作を制御する制
御部(7)を設けた点のみである。この制御部(7)は
、視線ベクトルVEと法線ベクトルVNとの内積VE−
VNおよび光源ベクトルVLと法線ベクトルVNとの内
積VL−VNを算出して両内積の積(VE −VN )
   (VL −VN ) ヲ得、積が負であるか否か
に対応する制御信号を出力するものである。この制御信
号は、積が負の場合に拡散透過光算出部(2)のみを動
作させ、積が0以上の場合に拡散反射光算出部(5)お
よび鏡面反射光算出部(6)を動作させるように設定さ
れている。尚、周囲光算出部(1)は何れの場合にも動
作させられる。
したがって、この実施例の場合には、視点、光源および
表示対象面の相対位置関係に基づいて制御部(7)から
制御信号を出力するので、周囲光算出部(1)および拡
散透過光算出部(2)のみが動作して半透明面表示を行
なう状態と周囲光算出部(1)、拡散反射光算出部(5
)および鏡面反射光算出部(6)のみが動作して不透明
面表示を行なう状態とが制御信号により自動的に選択さ
れる。この結果、何れの表示対象面についてもオペレー
タが不透明面、半透明面の指定を行なう必要がなくなり
、著しく操作性を向上させることができる。
第8図は表示対象面を基準として視点と同じ側および反
対側にそれぞれ光源Ll、L2が存在する状態を示して
いる。
この場合には、表示対象面上の点Pにおける輝度値Iが ■−Σ(I ambi+ I dlff’+ I tr
+ I 5pec)として与えられることになるが、光
源L1により得られる輝度値11は 11 = I aa+bl+ I diff+ I 5
peeとなり、光源L2により得られる輝度値I2は1
2−18sbl+Itr になる。
したがって、一方の光源L1に関しては不透明面表示、
他方の光源L2に関しては半透明面表示となり、著しく
リアルな表示を達成することができる。
〈実施例6〉 第9図はこの発明の半透明面表示装置のさらに他の実施
例を示す概略ブロック図であり、第7図のブロック図と
異なる点は、透過フラグ判別部(8)を設けて制御部(
7)の動作を制御するようにした点のみである。
即ち、図示しない上位プロセッサ等から与えられるサー
フェスデータとして半透明面表示される可能性の有無を
示す透過フラグfを付加しておき、透過フラグ判別部(
8)において透過フラグfがセットされているか否かを
判別する。そして、透過フラグfがセットされている場
合には、実施例5と。
同様に制御部(7)を動作させ、逆に、透過フラグfが
セットされていない場合には、不透明面表示を行なうべ
く制御部(7)を動作させる。
したがって、この実施例においては、半透明面表示が行
なわれる可能性があるサーフェスと半透明面表示させる
可能性が全くないサーフェスとが混在している状態であ
っても、自動的に不透明面表示と半透明面表示とを選択
することができる。
尚、この発明は上記の実施例に限定されるものではなく
、例えば、表示対象物体の厚みに対応する透過率を考慮
して厚みの可視的表現を行なうことが可能であるほか、
拡散透過係数Ktrを入射光強度ILの関数(例えば、
入射角、波長等の関数)として−層表示精度を高めるこ
とが可能であり、その他、この発明の要旨を変更しない
範囲内において種々の設計変更を施すことが可能である
〈発明の効果〉 以上のように第1の発明は、透過率が低い半透明面を透
過する光の可視的表示を著しくリアルに達成することが
できるという特有の効果を奏する。
第2の発明も、透過率が低い半透明面を透過する光の可
視的表示を著しくリアルに達成することができるという
特有の効果を奏する。
第3の発明は、半透明面として表示される可能性がある
面について、実際に半透明面表示されるべき場合にのみ
半透明面表示を行ない、著しくリアルな表示を達成する
ことができるという特有の効果を奏する。
第4の発明も、半透明面として表示される可能性がある
面について、実際に半透明面表示されるべき場合にのみ
半透明面表示を行ない、著しくリアルな表示を達成する
ことができるという特有の効果を奏する。
第5の発明は、簡Lllで、かつリアリティが高い半透
明面のモデル化を達成することができるという特有の効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の半透明面表示方法の一実施例を示す
フローチャート、 第2図は視点、光源および半透明面の相対関係を概略的
に示す図、 第3図はこの発明の半透明面表示装置の一実施例を示す
概略ブロック図、 第4図はこの発明の半透明面表示装置の他の実施例を示
す概略ブロック図、 第5図はこの発明の半透明面表示方法の他の実施例を示
すフローチャート、 第6図は不透明面表示および半透明面表示が混在する帯
付紙コツプを示す概略図、 第7図はこの発明の半透明面表示装置のさらに他の実施
例を示す概略ブロック図、 第8図は2つの光源が存在する状態を示す概略図、 第9図はこの発明の半透明面表示装置のさらに他の実施
例を示す概略ブロック図、 第1O図は拡散反射光と拡散透過光とを説明する図。 (1)・・・周囲光演算部、(2)・・・拡散透過光演
算部、(3)・・・加算器、(4)・・・カラー・プレ
ーン、(7)・・・制御部、(I ambi)・・・周
囲光の反射光強度、(I tr)・・・拡散透過光強度
、(1)・・・輝度値、(K tr)・・・拡散透過係
数、(IL)・・・入射光強度、(θ)・・・入射角度
、(VL )・・・光源ベクトル、(VE (VN ・・・視線ベク トル、 ・・・法線ベクトル

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、周囲光の反射光成分(Iambi)および半透明物
    体内部で反射されながら透過す る拡散透過光成分(Itr)を加味して輝 度値(I)を算出し、算出された輝度値 (I)に基づいて表示を行なうことを特 徴とする半透明面表示方法。 2、周囲光の反射光成分(Iambi)を算出する周囲
    光算出手段(1)と、入射光、半透明物体の物質特性に
    基づいて拡散透過光 成分(ILr)を算出する拡散透過光算出 手段(2)と、算出された周囲光の反射光成分(Iam
    bi)および拡散透過光成分 (Itr)に基づいて輝度値(I)を算出 する輝度値算出手段(3)と、算出された輝度値(I)
    に基づいて表示を行なう表示 手段(4)とを具備することを特徴とする半透明面表示
    装置。 3、半透明物体に対する視線ベクトル (VE)および光源ベクトル(VL)の 相対関係に基づいて半透明表示を行なう べきか否かを判別し、半透明表示を行な うべきであると判別された場合に、周囲 光の反射光成分(Iambi)および半透明物体内部で
    反射されながら透過する拡散 透過光成分(Itr)を加味して輝度値 (I)を算出し、算出された輝度値(I) に基づいて表示を行なうことを特徴とす る半透明面表示方法。 4、周囲光の反射光成分(Iambi)を算出する周囲
    光算出手段(1)と、光源ベクトル(VL)、視線ベク
    トル(VE)および 法線ベクトル(VN)に基づいて半透明 表示を行なうべきか否かを判別する判別 手段(7)と、入射光、半透明物体の物質特性に基づい
    て拡散透過光成分を算出する 拡散透過光算出手段(2)と、半透明表示を行なうべき
    であると判別された場合に算 出された周囲光の反射光成分(Iambi)および拡散
    透過光成分(Itr)のみに基 づいて輝度値(I)を算出する輝度値算 出手段(3)と、算出された輝度値(I)に基づいて表
    示を行なう表示手段(4)とを具備することを特徴とす
    る半透明面表示装 置。 5、拡散透過光成分(Itr)が、半透明物体の物質特
    性に基づいて定まる係数 (Ktr)、入射光強度(IL)および入 射光の方向(θ)に基づいて算出される 上記特許請求の範囲第1項から第4項の 何れかに記載の半透明面表示方法。
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