JPH0218956B2 - - Google Patents

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JPH0218956B2
JPH0218956B2 JP60249531A JP24953185A JPH0218956B2 JP H0218956 B2 JPH0218956 B2 JP H0218956B2 JP 60249531 A JP60249531 A JP 60249531A JP 24953185 A JP24953185 A JP 24953185A JP H0218956 B2 JPH0218956 B2 JP H0218956B2
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JP
Japan
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rotating member
mirror
bevel gears
interlocking
axis
Prior art date
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JP60249531A
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English (en)
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JPS62107892A (ja
Inventor
Wataru Iida
Eiichiro Uchida
Yoshito Kato
Kazuhisa Sanpei
Yasuo Ishiguro
Kazumasa Itoga
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Toyoda Koki KK
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp, Toyoda Koki KK filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPS62107892A publication Critical patent/JPS62107892A/ja
Publication of JPH0218956B2 publication Critical patent/JPH0218956B2/ja
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  • Gear Transmission (AREA)
  • Gears, Cams (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、レーザビームにより工作物の加工を
行うレーザ加工装置、特に反射によりレーザビー
ムを所定方向に導くミラーの汚れを防止したレー
ザ加工装置に関する。
〔従来技術〕
レーザビームを用いて工作物のトリミング、穴
あけ、切断、溶接、表面処理等の加工を行うレー
ザ加工装置は、レーザトーチを種々の形状の工作
物の加工面と直角に向けるために、異なる旋回軸
線回りに回動可能に順次連結された複数の旋回部
材を備えており、各連結部にはレーザビームを各
部材内部を通つてレーザトーチに導くためのミラ
ーが設けられている。この種のレーザ加工装置に
は、各旋回部材を回動してレーザトーチの姿勢を
制御する連動軸を中空にして各旋回軸線と同軸に
設け、その内部をレーザビームの通路に利用して
加工ヘツドをコンパクトに構成したものがある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
かかるレーザ加工装置においては、ミラーが設
けられる連結部の内部には各連動軸を連結する歯
車も設けられており、各歯車の噛合部から発生す
る摩耗粉がグリス等の潤滑剤と混合して飛散して
ミラーに付着する。このミラーは入射するレーザ
ビームを全て反射している場合は熱が発生するこ
とはないが、ミラーに摩耗粉やグリス等が付着し
てレーザビームが一部反射されなくなると吸収さ
れたレーザビームのエネルギによりミラーが加熱
され、時には破損するという問題がある。本発明
はこの種のレーザ加工装置において、連動装置の
歯車の噛合部より飛散する摩耗粉や潤滑剤等がミ
ラーに付着するのを防止して前記問題を解決した
ものである。
〔問題点を解決するための手段〕
このために、本発明によるレーザ加工装置は添
付図面の実施例に例示する如く、移送装置10に
支持された支持部材22と、第1軸像O2回りに
回動可能に前記支持部材22に支持された中空な
第1旋回部材24と、前記第1軸線O2と交差す
る第2軸線O3回りに回動可能に支持された第2
旋回部材26と、前記第1及び第2軸線O2,O
3とそれぞれ同軸に設けられ各一端30a,31
aが前記第1旋回部材24の内側に臨む筒状の第
1及び第2連動軸30,31と、この第1及び第
2連動軸の前記各一端30a,31aに設けられ
互いに噛合する第1及び第2傘歯車35,36
と、前記第2旋回部材26に支持される前記両連
動軸30,31及び両傘歯車35,36により姿
勢が制御されるレーザトーチ28と、前記第1旋
回部材24の内側に設けられ前記第1連動軸30
内を通して送り込まれたレーザビームBを反射し
て前記第2連動軸31内を通して前記レーザトー
チ28に送り出すミラー45を備えてなるレーザ
加工装置において、前記第1及び第2傘歯車3
5,36にはそれぞれ同軸に第1及び第2環状部
材37,38を設け、この両環状部材の前記ミラ
ー45側の縁部に同第1及び第2傘歯車35,3
6の歯部の内側面35a,36aに接近してそれ
ぞれ円錐台面状の遮蔽筒部37a,38aを形成
すると共にこの両遮蔽筒部37a,38aを前記
両傘歯車35,36の噛合部A付近において重合
させたことを特徴とするものである。
〔作用〕
第2旋回部材26に支持されたレーザトーチ2
8は、第1連動軸30、互いに噛合する傘歯車3
5,36及び第2連動軸31により姿勢が制御さ
れ、第1連動軸30内を通つて送り込まれたレー
ザビームBはミラー45により反射され、第2連
動軸31内を通つてレーザトーチ28に送り込ま
れて工作物を加工する。両傘歯車35,36の噛
合部A付近のミラー45側において両環状部材3
7,38の遮蔽筒部37a,38aは部分的に重
合し、この重合部は摩耗粉、潤滑剤等が歯合部A
からミラー45に向かつて飛散するのを遮蔽す
る。
〔発明の効果〕
上述の如く、本発明によれば、レーザトーチの
姿勢を制御する傘歯車の噛合部とミラーの間に両
遮蔽筒部が重合して位置するので噛合部から飛散
する摩耗粉、潤滑剤等がミラーに付着してその表
面を汚すことを防止することができる。従つてミ
ラー表面の汚れによりレーザビームのエネルギが
吸収されてミラーが加熱されることがなくなり、
このような加熱によりミラーの破損を防止するこ
とができる。
〔実施例〕
以下添付図面により実施例の説明をする。第2
図の全体正面図に示す如く、本実施例のレーザ加
工装置は、順次連結された3個の旋回部材22,
24,26を介してレーザトーチ28を支持する
昇降部材20を有し、この昇降部材20は移送装
置10により水平面内における直交座標のX及び
Y方向に移動可能に支持されている。
先ず移送装置10の構成につき説明すれば、ベ
ツド11上面の四隅に支柱12が立設され、その
上端には一対の第1案内レール13が平行に掛け
渡されている。第1案内レール13上には第1直
動部14がX方向移動可能に案内支持され、正逆
回転する第1サーボモータ15により往復動が与
えられている。第1直動部14上には第1案内レ
ール13と直交する第2案内レール16が設けら
れ、これに第2直動部17がY方向移動可能に案
内支持されている。案内レール16に沿つて軸支
された送りねじ18には第2直線部17に固定さ
れたナツト17aが螺合され、この送りねじ18
は正逆回転する第2サーボモータ19により回転
駆動されて第2直動部17に往復動を与えるよう
になつている。本実施例においては、昇降部材2
0を介して支持部材22を支持する移送装置10
は、上述の如く直交座標系であるが、極座標系移
送装置を使用することも可能である。
第2直動部17には鉛直なZ方向に移動可能に
昇降部材20が案内支持され、駆動装置(図示せ
ず)により上下動が与えられている。第1図に示
す如く、昇降部材20の下端には鉛直軸線O1回
りに回動可能に支持部材22が支持され、支持部
材22には鉛直軸線O1と同一平面内にあつて直
交する第1軸線O2回りに回動可能に第1旋回部
材24が支持され、第1旋回部材24には第1軸
線O2と同一平面内にあつて直交する第2軸線O
3回りに回動可能に第2旋回部材26が支持され
ている。第2旋回部材26には第2軸線O3と同
一平面内にあつて直交する軸線を有するレーザト
ーチ28が固定されている。
第1図に示す如く、第1旋回部材24は中空で
あり、その一側(第1図において右側)にはフラ
ンジ板24aを介して第1軸線O2と同軸の中空
軸25が固定され、この中空軸25及び球軸受2
3を介して支持部材22に軸支されている。中空
軸25内には第1軸線O2と同軸に中空の第1連
動軸30が設けられて球軸受32により軸支さ
れ、第1旋回部材24の内側に臨むその一端30
aには第1傘歯車35が形成されている。第1旋
回部材24の他側(第1図において下側)には第
2軸線O3と同軸に筒部材24bが固定され、こ
の筒部材24b及び球軸受33を介して、第2旋
回部材26に固定された中空の第2連動軸31が
第1旋回部材24に軸支されている。第1旋回部
材24の内側に臨む第2連動軸31の一端31a
には、第1傘歯車35と噛合する第2傘歯車36
が固定されている。以上の構成により、第1連動
軸30が第1旋回部材24に対し回動すれば、第
2旋回部材26は第2連動軸31と共に第1旋回
部材24に対し回動することになる。なお、第1
連動軸30は支持部材22内に設けた一対の傘歯
車及び鉛直線軸O1と同軸の中空の連動軸(何れ
も図示せず)を介して駆動装置により回転駆動さ
れるものである。また、図示は省略したが以上と
同様の連動機構は、中空軸25を介して第1旋回
部材24を支持部材22に対し回動するために、
また支持部材22を昇降部材20に対し回動する
ためにそれぞれ設けられている。
第1図に示す如く、第1旋回部材24の内側に
は、ミラー支持装置48を介して、第1及び第2
軸線O2,O3を含む平面と直交し、流軸線O
2,O3とそれぞれ45度傾斜するミラー45が支
持されている。同様のミラー44,46は同一の
ミラー支持装置により支持部材22及び第2旋回
部材26内にも設けられている。レーザ発振器4
0により発振され、屈折反射機構41を介して鉛
直軸線O1に沿つて送り込まれたレーザビームB
は、各部材22,24,26の回動角度如何に拘
わらず、先ずミラー44により反射されて第1連
動軸30内を通り、次いでミラー45により反射
されて第2連動軸31内を通り、更にミラー46
により反射されてレーザトーチ28内に送り込ま
れ集束されて工作物Wに照射されてこれを加工す
るようになつている。
図示の実施例においては、本発明の主要部をな
す第1及び第2環状部材37,38は第1及び第
2傘歯車35,36の内周面に嵌合固定されてい
る。第1図に示す如く、第1環状部材37は第1
傘歯車35よりミラー45側に円筒状に多少突出
し、その先端の縁部には第1傘歯車35の歯部の
内側面35aより多少の隙間をおいて、円錐台面
状に広がる遮蔽筒部37aが形成されている。第
2環状部材38は、第2傘歯車36への嵌合部か
らミラー45側の側面に沿つて半径方向に延びそ
の外周の縁部には第2傘歯車36の歯部の内側面
36aに接近して円錐台面状に広がる遮蔽筒部3
8aが形成されている。第2環状部材38の遮蔽
筒部38aは、両傘歯車35,36の噛合部A付
近において、第1環状部材37の遮蔽筒部37a
と第1傘歯車35の歯部の内側面35aの間の隙
間内に位置しており、この部分において両遮蔽筒
部37a,38aは互いに重合している。従つ
て、ミラー45側より見た場合、噛合部Aはこの
重合部の蔭となる。
本実施例のレーザ加工装置においては、各部材
22,24,26はそれぞれ連動装置を介して制
御装置により回動され、レーザトーチ28の姿勢
を制御する。この制御の一還として第1連動軸3
0が回動され、この回動は第1及び第2傘歯車3
5,36を介して第2連動軸31に伝動される。
この伝動により、両傘歯車35,36の噛合部A
において摩耗粉が生じ、グリース等の潤滑剤と混
じて噛合部Aより飛散する。しかしながら、噛合
部Aとミラー45の間には両環状部材37,38
の遮蔽筒部37a,38aの重合部が位置してい
るので、噛合部Aより飛散する摩耗粉及び潤滑剤
はこの重合部に遮られ、ミラー45に付着してそ
の表面を汚すことはない。
上記実施例においては第1旋回部材24内の傘
歯車35,36に環状部材37,38を設けてミ
ラー45の汚れを防止しているが、支持部材22
内の傘歯車にも同様の環状部材を設けてミラー4
4の汚れを防止することもできる。
また、両傘歯車35,36が鉄製の場合は、環
状部材37,38を強磁性体としてこれに帯磁さ
せれば、傘歯車35,36の摩耗により生じた鉄
粉を積極的に吸着するのでより確実にミラー45
の汚れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明によるレーザ加工装置の一実施例
を示し、第1図は一部を破断した要部の正面図、
第2図は全体正面図である。 符号の説明、10……移送装置、22……支持
部材、24……第1旋回部材、26……第2旋回
部材、28……レーザトーチ、30……第1連動
軸、30a……一端、31……第2連動軸、31
a……一端、35……第1傘歯車、35a……歯
部の内側面、36……第2傘歯車、36a……歯
部の内側面、37……第1環状部材、37a……
遮蔽筒部、38……第2環状部材、38a……遮
蔽筒部、45……ミラー、A……噛合部、B……
レーザビーム、O2……第1軸線、O3……第2
軸線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 移送装置に支持された支持部材と、第1軸線
    回りに回動可能に前記支持部材に支持された中空
    な第1旋回部材と、前記第1軸線と交差する第2
    軸線回りに回動可能に支持された第2旋回部材
    と、前記第1及び第2軸線とそれぞれ同軸に設け
    られ各一端が前記第1旋回部材の内側に臨む筒状
    の第1及び第2連動軸と、この第1及び第2連動
    軸の前記各一端に設けられ互いに噛合する第1及
    び第2傘歯車と、前記第2旋回部材に支持され前
    記両連動軸及び両傘歯車により姿勢が制御される
    レーザトーチと、前記第1旋回部材の内側に設け
    られ前記第1連動軸内を通して送り込まれたレー
    ザビームを反射して前記第2連動軸内を通して前
    記レーザトーチに送り出すミラーを備えてなるレ
    ーザ加工装置において、前記第1及び第2傘歯車
    にはそれぞれ同軸に第1及び第2環状部材を設
    け、この両環状部材の前記ミラー側の縁部に同第
    1及び第2傘歯車の歯部の内側面に接近してそれ
    ぞれ円錐台面状の遮蔽筒部を形成すると共にこの
    両遮蔽筒部を前記両傘歯車の噛合部付近において
    重合させたことを特徴とするレーザ加工装置。
JP60249531A 1985-11-07 1985-11-07 レ−ザ加工装置 Granted JPS62107892A (ja)

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JP60249531A JPS62107892A (ja) 1985-11-07 1985-11-07 レ−ザ加工装置

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JP60249531A JPS62107892A (ja) 1985-11-07 1985-11-07 レ−ザ加工装置

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Publication Number Publication Date
JPS62107892A JPS62107892A (ja) 1987-05-19
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JP60249531A Granted JPS62107892A (ja) 1985-11-07 1985-11-07 レ−ザ加工装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1196856B (it) * 1986-12-19 1988-11-25 Fiat Auto Spa Procedimento di lavorazione di grandi stampi in ghisa particolarmente per lo stampaggio di lamiere di veicoli ed attrezzature per la sua realizzazione

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JPS62107892A (ja) 1987-05-19

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