JPH0218934B2 - - Google Patents

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JPH0218934B2
JPH0218934B2 JP19031786A JP19031786A JPH0218934B2 JP H0218934 B2 JPH0218934 B2 JP H0218934B2 JP 19031786 A JP19031786 A JP 19031786A JP 19031786 A JP19031786 A JP 19031786A JP H0218934 B2 JPH0218934 B2 JP H0218934B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shell mold
furnace
fugitive model
model
fugitive
Prior art date
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Expired
Application number
JP19031786A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6349344A (ja
Inventor
Kunihiko Kano
Kanji Matsumoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Morikawa Sangyo KK
Original Assignee
Morikawa Sangyo KK
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Publication date
Application filed by Morikawa Sangyo KK filed Critical Morikawa Sangyo KK
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Publication of JPS6349344A publication Critical patent/JPS6349344A/ja
Publication of JPH0218934B2 publication Critical patent/JPH0218934B2/ja
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  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
  • Casting Devices For Molds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、シエル鋳型製造方法に関するもの
で、更に述べると、消失性模型を使用したシエル
鋳型製造方法に関するものである。
従来の技術 シエル鋳型を製造する場合には、発泡スチロー
ルなどの消失性模型の表面に耐火物層を成型さ
せ、その後、該模型を消失させているが、この模
型の消失方法には次のようなものがある。
即ち、クロール炭化気化溶剤、例えばトリクロ
ルエチレン、メチレンクロライドなどを加熱気化
させ、気化ガスを消失性模型全体に作用させて消
失させる方法である。
この方法は、耐火物層に、発泡スチロールを溶
かした気体が凝縮滴となつて残留し、完全な消失
は不可能であると共に、耐火物層や鋳型内に残留
した付着ガスが処理槽より取り出す時に発散する
ので危険である。
又、廃液を処理する作業が必要となり、しか
も、この処理作業は、危険なので専門処理業者に
依頼しなければならない。
そこで、加熱により消失性模型を焼却する方
法、所謂焼却消失法が採用されている。
発明が解決しようとする問題点 従来例の焼却消失法は、消失性模型に耐火物層
を成型するので、一般の加熱炉では、熱伝導率が
悪く、消失に時間がかかる。そのため、シエル鋳
型を製造するのに多くの時間が必要となる。
又、消失性模型が炉内で燃焼するため燃焼ガス
が耐火物層に付着し、欠陥のあるシエル鋳型とな
る。そのため、該鋳型を用いて鋳物を製造する
と、欠陥のある鋳物ができあがる。
この発明は、上記事情に鑑み、短時間に、欠陥
のないシエル鋳型を製造することを目的とする。
問題点を解決するための手段 この発明は、消失性模型の表面に耐火物層を成
型させた後、該消失性模型を無酸化性流動粒子加
熱炉により、気化消失させることを特徴とするシ
エル鋳型製造方法である。
作 用 耐火物層を成型した消失性模型を無酸化性流動
粒子加熱炉に入れると、消失性模型は加熱された
流動層の粒子により短時間のうちに、しかも燃焼
ガスを残さず完全に蒸発して消失し、炉内には耐
火物層即ちシエル鋳型が残る。
又、炉内の蒸発ガスは、炉内雰囲気が無酸化状
態のため、炉内で燃焼することなく炉外に排出さ
れる。
実施例 この発明の一実施例を添附図面により説明する
と、加熱により気化消失する材料、例えば発泡ス
チロール、ポリスチレン樹脂などで消失性模型1
を形成し、その表面に耐火物粒子、例えば、アル
ミナ砂、ジルコン砂、ケイ砂などをデツピングし
た後、乾燥させて耐火物層2を成型する。
次に、消失性模型1を無酸化性流動粒子加熱炉
3の加熱部4に挿入する。
この加熱部4には、耐熱性粒子5、例えばアル
ミナセラミツク粒子、ケイ砂粒子、炭化ケイ素粒
子などが充填されている。
この耐熱性粒子5は、加熱室6の電気又はガス
により600℃〜800℃に加熱され、しかも吸入管7
から分散板8を介して供給されるアルゴンガスや
窒素ガスにより浮遊(フローテング)し、流動層
を形成する。
この流動層の粒子は大きな熱エネルギを持ち固
体粒子間の熱伝導速度は、気体の約8倍にも達す
る。
そのため、消失性模型1は、短時間内に燃焼ガ
スを残さず完全に蒸発し、第2図に示す様な耐火
物層2からなるシエル鋳型9が形成される。そし
て蒸発ガスは、炉内雰囲気が無酸化状態なので炉
内で燃焼することなく、排気管10から炉外に排
出される。
この時、排気管8内を通る蒸発ガスは、アフタ
ーバーナ11により完全に焼却され無害なガスと
して処理される。12は逆火防止装置、13は炉
蓋である。
発明の効果 この発明は、以上のように消失性模型を無酸化
性流動粒子加熱炉により気化消失させるので、消
失性模型は、短時間に燃焼ガスを残さず完全に蒸
発する。
従つて、欠陥のないシエル鋳型を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す縦断面図、第
2図はシエル鋳型を示す縦断面図である。 1……消失性模型、2……耐火物層、3……無
酸化性流動粒子加熱炉。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 消失性模型の表面に耐火物層を成型させた
    後、該消失性模型を無酸化性流動粒子加熱炉によ
    り気化消失せしめることを特徴とするシエル鋳型
    製造方法。 2 無酸化性流動粒子加熱炉が、吸入管と排気管
    とを備えていることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載のシエル鋳型製造方法。 3 吸入管は、窒素ガスを炉内に供給することを
    特徴とする特許請求の範囲第2項記載のシエル鋳
    型製造方法。 4 排気管は、アフターバーナを備えていること
    を特徴とする特許請求の範囲第2項記載のシエル
    鋳型製造方法。 5 消失性模型が発泡スチレンで形成されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のシ
    エル鋳型製造方法。
JP19031786A 1986-08-13 1986-08-13 シエル鋳型製造方法 Granted JPS6349344A (ja)

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JP19031786A JPS6349344A (ja) 1986-08-13 1986-08-13 シエル鋳型製造方法

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JPS6349344A JPS6349344A (ja) 1988-03-02
JPH0218934B2 true JPH0218934B2 (ja) 1990-04-27

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5273099A (en) * 1989-05-18 1993-12-28 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Composite aluminum member joining process
JPH07328741A (ja) * 1994-06-06 1995-12-19 Jidosha Imono Kk 有機砂の再生装置
JP4864644B2 (ja) * 2006-10-31 2012-02-01 株式会社吉野工業所 ヒンジキャップ

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JPS6349344A (ja) 1988-03-02

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