JPH02187575A - 直焚発生器 - Google Patents
直焚発生器Info
- Publication number
- JPH02187575A JPH02187575A JP541889A JP541889A JPH02187575A JP H02187575 A JPH02187575 A JP H02187575A JP 541889 A JP541889 A JP 541889A JP 541889 A JP541889 A JP 541889A JP H02187575 A JPH02187575 A JP H02187575A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flue
- solution
- fin
- fins
- distance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 claims description 17
- 239000000567 combustion gas Substances 0.000 claims description 13
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 11
- 238000010304 firing Methods 0.000 claims description 8
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 26
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 abstract description 13
- 239000000126 substance Substances 0.000 abstract description 13
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 abstract description 11
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 abstract description 11
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 abstract description 11
- 239000004071 soot Substances 0.000 abstract description 8
- NINIDFKCEFEMDL-UHFFFAOYSA-N Sulfur Chemical compound [S] NINIDFKCEFEMDL-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 3
- 229910052717 sulfur Inorganic materials 0.000 abstract description 3
- 239000011593 sulfur Substances 0.000 abstract description 3
- 238000005406 washing Methods 0.000 abstract 5
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract 1
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract 1
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 46
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 19
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 8
- 239000000779 smoke Substances 0.000 description 8
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 7
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 5
- 239000000295 fuel oil Substances 0.000 description 4
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 3
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 3
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 2
- 206010021143 Hypoxia Diseases 0.000 description 1
- 241000220317 Rosa Species 0.000 description 1
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 1
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000003670 easy-to-clean Effects 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 1
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000012224 working solution Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Treating Waste Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
本発明は、吸収冷凍機に使用される直焚発生器に関する
。
。
(ロ)従来の技術
例えば、実公昭61−9317号公報には、横方向に設
けられた煙道の上流側の溶液管を平滑管、下流側の溶液
管をフィン付管にした直焚発生器が開示されている。
けられた煙道の上流側の溶液管を平滑管、下流側の溶液
管をフィン付管にした直焚発生器が開示されている。
(ハ)発明が解決しようとする課題
上記従来の技術において、フィン付管群では、フィンに
より燃焼ガスの通路がせまくなり、例えば直焚発生器を
重油焚とした場合には、燃料に含まれていたイ才つ分、
炭素、その他の未燃物がフィンに付着し、付着量が多く
なった場合には付着物が燃焼ガスの障害物になるという
問題が発生していた。又、燃焼ガスの流れがフィンに付
着したイ才つ分等により悪くなり、煙道での抵抗(炉内
圧)が上昇すると、バーナの送風機で空気を発生器内に
送る事が困難になり、酸素不足になり、燃焼不良が発生
してさらにすすが発生するという問題が生じていた。又
、すすが溶液管、及び煙道鉄板表面に付着すると、煙道
での収熱量が少なくなり、すすが付く前と同じ燃焼量で
バーナを燃焼させた場合には、煙道部の温度が上昇し、
煙道の鉄板表面温度が上昇し、腐食し易くなるという問
題が発生していた。
より燃焼ガスの通路がせまくなり、例えば直焚発生器を
重油焚とした場合には、燃料に含まれていたイ才つ分、
炭素、その他の未燃物がフィンに付着し、付着量が多く
なった場合には付着物が燃焼ガスの障害物になるという
問題が発生していた。又、燃焼ガスの流れがフィンに付
着したイ才つ分等により悪くなり、煙道での抵抗(炉内
圧)が上昇すると、バーナの送風機で空気を発生器内に
送る事が困難になり、酸素不足になり、燃焼不良が発生
してさらにすすが発生するという問題が生じていた。又
、すすが溶液管、及び煙道鉄板表面に付着すると、煙道
での収熱量が少なくなり、すすが付く前と同じ燃焼量で
バーナを燃焼させた場合には、煙道部の温度が上昇し、
煙道の鉄板表面温度が上昇し、腐食し易くなるという問
題が発生していた。
又、それぞれの溶液管が伝熱性能向上のため千鳥目状に
配列してあり、しかも、各フィンの間隔、最上部、及び
最下部のフィンと煙道の上面、及び下面との間隔がせま
いため、フィンに未燃物が付着した場合の洗浄作業が困
難になっていた。
配列してあり、しかも、各フィンの間隔、最上部、及び
最下部のフィンと煙道の上面、及び下面との間隔がせま
いため、フィンに未燃物が付着した場合の洗浄作業が困
難になっていた。
本発明は、溶液管の洗浄作業を容易にすること、及び、
煙道での抵抗上昇を回避し、燃焼不良の発生を防止し、
すす発生による収熱量の低下、煙道での腐食の発生を防
止することを目的とする。
煙道での抵抗上昇を回避し、燃焼不良の発生を防止し、
すす発生による収熱量の低下、煙道での腐食の発生を防
止することを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段
本発明は上記課題を解決するために、吸収液を満たした
胴(1)内に煙道(6)を横方向に配置し、煙道<6)
内に複数の溶液管(9a)ないしく9f)を縦方向に配
列し、この煙道(6)内を通る燃焼ガスで溶液管(9a
)ないしく9f)内の吸収液を加熱濃縮する直焚発生器
において、溶液管(9a)ないしく9C)に設けられた
最上部のフィン(10)と煙道(6)上面との間隔(d
、)、及び最下部のフィン(10)と煙道(6)下面と
の間隔(d−をフィン(10)の間隔(d□)より広く
した直焚発生器を提供するものである。
胴(1)内に煙道(6)を横方向に配置し、煙道<6)
内に複数の溶液管(9a)ないしく9f)を縦方向に配
列し、この煙道(6)内を通る燃焼ガスで溶液管(9a
)ないしく9f)内の吸収液を加熱濃縮する直焚発生器
において、溶液管(9a)ないしく9C)に設けられた
最上部のフィン(10)と煙道(6)上面との間隔(d
、)、及び最下部のフィン(10)と煙道(6)下面と
の間隔(d−をフィン(10)の間隔(d□)より広く
した直焚発生器を提供するものである。
又、溶液管(9a) 、 (9b> 、 (9c)に設
けられたフィン(10)の間隔の溶液管外径に対する比
が0.3ないし0.4である直焚発生器を提供するもの
である。
けられたフィン(10)の間隔の溶液管外径に対する比
が0.3ないし0.4である直焚発生器を提供するもの
である。
(ホ)作用
溶液管(9a)ないしく9f)の洗浄作業のとき、洗浄
用ノズルを最上部のフィン<10)の上の空間に差し込
み、空間を利用してノズルを移動させ、それぞれの溶液
管(9a)ないしく9f)を洗浄することが可能であり
、又、煙道下部に流下したイ才つ、鉄等はフィンに邪魔
されることなく最下部のフィン(10)の下の空間を通
り煙道の外へ流出するため、洗浄作業を容易に行うこと
が可能になり、又、イ才つ等の付着による燃焼不良の発
生等を防止することが可能になる。
用ノズルを最上部のフィン<10)の上の空間に差し込
み、空間を利用してノズルを移動させ、それぞれの溶液
管(9a)ないしく9f)を洗浄することが可能であり
、又、煙道下部に流下したイ才つ、鉄等はフィンに邪魔
されることなく最下部のフィン(10)の下の空間を通
り煙道の外へ流出するため、洗浄作業を容易に行うこと
が可能になり、又、イ才つ等の付着による燃焼不良の発
生等を防止することが可能になる。
又、それぞれのフィン(10)が疎に設けられているた
め、イ才つ、戻素等がフィン(10)に付着した場合に
も、燃焼ガスの流路が確保され、煙道〈6)での抵抗が
上昇することが回避され、酸素不足、又は燃焼不良の発
生を防止することが可能になり、又、燃焼不良による各
溶液管(9a) 、 (9b) 、 (9c) 、 (
9d) 、 (9e) 、 (9f>へのすすの付着を
防止し、煙道(6)での収熱量を確保し、温度上昇を防
止し、煙道(6)の鉄板表面の腐食を回避することが可
能になる。
め、イ才つ、戻素等がフィン(10)に付着した場合に
も、燃焼ガスの流路が確保され、煙道〈6)での抵抗が
上昇することが回避され、酸素不足、又は燃焼不良の発
生を防止することが可能になり、又、燃焼不良による各
溶液管(9a) 、 (9b) 、 (9c) 、 (
9d) 、 (9e) 、 (9f>へのすすの付着を
防止し、煙道(6)での収熱量を確保し、温度上昇を防
止し、煙道(6)の鉄板表面の腐食を回避することが可
能になる。
くへ)実施例
以下本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。
。
第1図は本発明の吸収冷凍機用の油焚き直焚発生器の一
実施例の縦断面図であり、第2図は第1図に示した実施
例のX−X5縦断面図、第3図はフィン付溶液管の側面
図である。第1図、及び第2図において、(1)は直焚
発生器胴、(2)、及び(3)はそれぞれ器側(1)の
内壁、及び外壁とで囲まれた溶液貯溜部、及び蒸気分離
部である。(4)は器側(1)内壁の一部で形成された
炉筒であり、その下流側には燃焼ガス反転用の煙室(5
)が同様に形成されている。〈6A)は炉*(4)の上
方に位置するよう器内に水平に配備された煙管、(6)
は煙管(6A)内の煙道であり、この上流端は前記煙室
(5)と連通ずる一方で下流端は排ガス用煙室(7)と
連通している。 (7A)は煙室(7)に設けられた開
口(7B)を開閉自在に閉室する蓋、(8)は排ガス用
煙室(7)の土壁に接続した煙突である。
実施例の縦断面図であり、第2図は第1図に示した実施
例のX−X5縦断面図、第3図はフィン付溶液管の側面
図である。第1図、及び第2図において、(1)は直焚
発生器胴、(2)、及び(3)はそれぞれ器側(1)の
内壁、及び外壁とで囲まれた溶液貯溜部、及び蒸気分離
部である。(4)は器側(1)内壁の一部で形成された
炉筒であり、その下流側には燃焼ガス反転用の煙室(5
)が同様に形成されている。〈6A)は炉*(4)の上
方に位置するよう器内に水平に配備された煙管、(6)
は煙管(6A)内の煙道であり、この上流端は前記煙室
(5)と連通ずる一方で下流端は排ガス用煙室(7)と
連通している。 (7A)は煙室(7)に設けられた開
口(7B)を開閉自在に閉室する蓋、(8)は排ガス用
煙室(7)の土壁に接続した煙突である。
(9a) 、 <9b) 、 (9c) 、 (9d)
、 (9e) 、 (9f)はそれぞれ煙道(6)の
最下流部から1列目、ないし6列目まで縦方向に配列さ
れた外径が例えば35mmの溶液管である。そして、1
列目ないし6列目の溶液管(9a)ないしく9f)はそ
れぞれ複数第2図に示したように並べられ、千鳥目状に
配列されている。
、 (9e) 、 (9f)はそれぞれ煙道(6)の
最下流部から1列目、ないし6列目まで縦方向に配列さ
れた外径が例えば35mmの溶液管である。そして、1
列目ないし6列目の溶液管(9a)ないしく9f)はそ
れぞれ複数第2図に示したように並べられ、千鳥目状に
配列されている。
又、溶液管のうち1列目、2列目、及び3列目の溶液管
(9a) 、 (9b)、及び〈9c)の外周には、第
3図に示した溶液管(9a)と同様に所定間隔(dl)
(例えばガス焚の約3倍の12mm)ごとに疎にフィン
(10)が形成されている。そして、フィン(10)へ
のイ才つ分等の付着、及びフィン(10)による熱交換
の効率向上に基づいて溶液管(9a) 、 (9b)
、 (9c)の外径に対する間隔(d、〉の比が0.3
ないし0.4になるように間隔(d、)は決められる。
(9a) 、 (9b)、及び〈9c)の外周には、第
3図に示した溶液管(9a)と同様に所定間隔(dl)
(例えばガス焚の約3倍の12mm)ごとに疎にフィン
(10)が形成されている。そして、フィン(10)へ
のイ才つ分等の付着、及びフィン(10)による熱交換
の効率向上に基づいて溶液管(9a) 、 (9b)
、 (9c)の外径に対する間隔(d、〉の比が0.3
ないし0.4になるように間隔(d、)は決められる。
ここで、上記比が0.3より小さい場合にはイ才つ等に
よりフィン間が閉室する虞れがあり、比が0.4より大
きいときには熱交換の効率向上が少ない。又、各フィン
(10)には重油に含まれるイ才つ分による低温腐食が
発生し、各フィン(10)の肉厚は減少するため、肉厚
(e)はガス焚に比べ約2倍の例えば2mmになってい
る。又、4列目、5列目、及び6列目の溶液管(9d)
、 (9e)、及び(9f)には平滑管が用いられて
いる。そして、溶液管(9a) 、 (9b) 、 (
9c)の最上部のフィン(10)と煙道(6)の上面と
の間には各フィン(10)の間隔より広い例えば20m
mの間隔(d、)が形成されている。又、溶液管(9a
) 、 (9b) 、 (9c)の最下部のフィン(1
0)と煙道(6)の下面との間には最上部と同様に例え
ば20mmの間隔が形成されている。
よりフィン間が閉室する虞れがあり、比が0.4より大
きいときには熱交換の効率向上が少ない。又、各フィン
(10)には重油に含まれるイ才つ分による低温腐食が
発生し、各フィン(10)の肉厚は減少するため、肉厚
(e)はガス焚に比べ約2倍の例えば2mmになってい
る。又、4列目、5列目、及び6列目の溶液管(9d)
、 (9e)、及び(9f)には平滑管が用いられて
いる。そして、溶液管(9a) 、 (9b) 、 (
9c)の最上部のフィン(10)と煙道(6)の上面と
の間には各フィン(10)の間隔より広い例えば20m
mの間隔(d、)が形成されている。又、溶液管(9a
) 、 (9b) 、 (9c)の最下部のフィン(1
0)と煙道(6)の下面との間には最上部と同様に例え
ば20mmの間隔が形成されている。
又、(70)は炉筒(4)のバーナ接続用の開口であり
、この開口(70)に例えばA重油を燃料とするバーナ
(図示せず)が接続きれる。さらに、(11) 、 (
11)は直焚発生器の支持脚、(12)は吸収冷凍機の
吸収器(図示せず)側から送られて来る吸収液の導入管
、(13)は冷媒蒸気室、(14)は吸収冷凍機の凝縮
器(図示せず)へ冷媒蒸気を導く冷媒蒸気導出口である
。
、この開口(70)に例えばA重油を燃料とするバーナ
(図示せず)が接続きれる。さらに、(11) 、 (
11)は直焚発生器の支持脚、(12)は吸収冷凍機の
吸収器(図示せず)側から送られて来る吸収液の導入管
、(13)は冷媒蒸気室、(14)は吸収冷凍機の凝縮
器(図示せず)へ冷媒蒸気を導く冷媒蒸気導出口である
。
上記直焚発生器の運転時、バーナの燃焼ガスが炉筒(4
)から煙道(6)へ流れ、それぞれの溶液管(9f)
、 (9e) 、 <9d)の間を通り、吸収液と熱交
換し、吸収液が加熱され沸騰する。さらに、燃焼ガスは
フィン(10〉が形成された溶液管(9c) 、 (9
b) 、 (9a)の間、及び各フィン(10)の間を
流れ、溶液管(9c) 、 (9b) 、 (9a)内
の吸収液と熱交換し、吸収液が加熱され沸騰して濃縮さ
れる。以上のようにバーナの燃焼により吸収液の加熱濃
縮が行われているとき、燃料に含まれていたイ才つ、炭
素、その他の未燃物が溶液管(9f) 、 (9e)
、 (9d)の表面及びそれぞれのフィン(10)の間
に付着し、徐々に大きくなる。そして、定期点検時、又
は燃焼ガスが煙道(6)を流れにくくなり、炉筒(4)
内の圧力が上昇して来たとき等に、洗浄作業が行われる
。そして、洗浄作業時には蓋(7A)が取り外され、洗
浄用ノズル(外径は約12 mm) (20)が煙道(
6)上面と最上部のフィン(10)との間の空間(21
)に挿入きれ、ノズル(20)から洗浄用薬品が煙道(
6)の上部に噴霧される。このとき、空間(21)を利
用し、ノズル(20)の挿入方向、及び挿入長さを変え
ることにより洗浄用薬品が煙道(6)の上部から溶液管
(9a)より奥の溶液管(9b)ないしく9f)に噴霧
される。そして、洗浄用薬品とイ才つ、炭素、その他の
未燃物が反応し、溶液管(9a)ないしく9f)、及び
フィン(10)から洗浄用薬品と共に流れ落ちる。又、
フィン(10)から剥離した鉄分も薬品と共に煙道(6
)下部へ流れ落ちる。そして、煙道下部に流れ落ちたイ
才つ、炭素、その他の未燃物、又は鉄分等が最下部のフ
ィン(10)と煙道(6)下面との間の空間(22)か
ら排ガス用煙室(7)へ流れ、開口(7B)から外部へ
取り出される。洗浄作業が終ると、蓋(7A)により開
口(7B)が閉じられる。
)から煙道(6)へ流れ、それぞれの溶液管(9f)
、 (9e) 、 <9d)の間を通り、吸収液と熱交
換し、吸収液が加熱され沸騰する。さらに、燃焼ガスは
フィン(10〉が形成された溶液管(9c) 、 (9
b) 、 (9a)の間、及び各フィン(10)の間を
流れ、溶液管(9c) 、 (9b) 、 (9a)内
の吸収液と熱交換し、吸収液が加熱され沸騰して濃縮さ
れる。以上のようにバーナの燃焼により吸収液の加熱濃
縮が行われているとき、燃料に含まれていたイ才つ、炭
素、その他の未燃物が溶液管(9f) 、 (9e)
、 (9d)の表面及びそれぞれのフィン(10)の間
に付着し、徐々に大きくなる。そして、定期点検時、又
は燃焼ガスが煙道(6)を流れにくくなり、炉筒(4)
内の圧力が上昇して来たとき等に、洗浄作業が行われる
。そして、洗浄作業時には蓋(7A)が取り外され、洗
浄用ノズル(外径は約12 mm) (20)が煙道(
6)上面と最上部のフィン(10)との間の空間(21
)に挿入きれ、ノズル(20)から洗浄用薬品が煙道(
6)の上部に噴霧される。このとき、空間(21)を利
用し、ノズル(20)の挿入方向、及び挿入長さを変え
ることにより洗浄用薬品が煙道(6)の上部から溶液管
(9a)より奥の溶液管(9b)ないしく9f)に噴霧
される。そして、洗浄用薬品とイ才つ、炭素、その他の
未燃物が反応し、溶液管(9a)ないしく9f)、及び
フィン(10)から洗浄用薬品と共に流れ落ちる。又、
フィン(10)から剥離した鉄分も薬品と共に煙道(6
)下部へ流れ落ちる。そして、煙道下部に流れ落ちたイ
才つ、炭素、その他の未燃物、又は鉄分等が最下部のフ
ィン(10)と煙道(6)下面との間の空間(22)か
ら排ガス用煙室(7)へ流れ、開口(7B)から外部へ
取り出される。洗浄作業が終ると、蓋(7A)により開
口(7B)が閉じられる。
又、それぞれの溶液管(9a) 、 (9b) 、 (
9c)に設けられたそれぞれのフィン(10)の間隔は
ガス焚に比べて大きく、フィン(10)に未燃物等が付
着した場合にも、煙道(6)での燃焼ガスの抵抗が大幅
に上昇することがなく、燃焼ガスは煙道(6)をスムー
ズに流れる。
9c)に設けられたそれぞれのフィン(10)の間隔は
ガス焚に比べて大きく、フィン(10)に未燃物等が付
着した場合にも、煙道(6)での燃焼ガスの抵抗が大幅
に上昇することがなく、燃焼ガスは煙道(6)をスムー
ズに流れる。
上記直焚発生器によれば、煙道(6)に設けられた溶液
管(9a) 、 (9b) 、 (9c)の最上部のフ
ィン(10)と煙道(6)の上面との間隔、及び最下部
のフィン(10)と煙道(6)の下面との間隔は、それ
ぞれのフィン(10)の間隔より大きいため、溶液管(
9a) 。
管(9a) 、 (9b) 、 (9c)の最上部のフ
ィン(10)と煙道(6)の上面との間隔、及び最下部
のフィン(10)と煙道(6)の下面との間隔は、それ
ぞれのフィン(10)の間隔より大きいため、溶液管(
9a) 。
(9b) 、 (9c) 、 (9d) 、 (9e)
、 (9f)の洗浄時、最上部のフィン(10)の上
の空間(21)に洗浄用のノズル(20)を挿入し、方
゛向を変え、それぞれの溶液管(9a) 、 (9b)
、 (9c) 、 (9d) 、 (9e) 、 (
9f)にほぼ均一に洗浄用薬品を散布し、それぞれの溶
液管の洗浄を行うことができ、付着したイ才つ等による
燃焼不良の発生、煙道(6)の鉄板腐食を防止すること
ができる。又、洗浄用薬品と共に流れ落ちたイ才つ、又
はフィン(10)から剥離して煙道〈6)の下部に堆積
した鉄等を最下部のフィン〈10)の下の空間(22)
を利用して開口(7B)へスムーズに流し、開口(7B
)から外部へ排出することができ、洗浄作業を容易に行
うことができる。
、 (9f)の洗浄時、最上部のフィン(10)の上
の空間(21)に洗浄用のノズル(20)を挿入し、方
゛向を変え、それぞれの溶液管(9a) 、 (9b)
、 (9c) 、 (9d) 、 (9e) 、 (
9f)にほぼ均一に洗浄用薬品を散布し、それぞれの溶
液管の洗浄を行うことができ、付着したイ才つ等による
燃焼不良の発生、煙道(6)の鉄板腐食を防止すること
ができる。又、洗浄用薬品と共に流れ落ちたイ才つ、又
はフィン(10)から剥離して煙道〈6)の下部に堆積
した鉄等を最下部のフィン〈10)の下の空間(22)
を利用して開口(7B)へスムーズに流し、開口(7B
)から外部へ排出することができ、洗浄作業を容易に行
うことができる。
又、溶液管(9a) 、 (9b) 、 (9c)に設
けられたそれぞれのフィン(10)の間隔は未燃物の付
着がほとんどないガス焚と比較して広くとられているた
め、フィン〈10)にイ才つ、炭素等が付着した場合に
も、隣り合ったフィン(10) 、 (10)の間がイ
才つ、炭素等により室がれることを回避でき、煙道(6
)での抵抗(炉内圧)が上昇し、酸素不足、又は燃焼不
良が発生し、さらに、すすが発生することを防止できる
。又、各溶液管(9a) 、 (9b) 、 (9c)
、 (9d) 、 (9e) 、 (9f)へのすす
の付着を肪止し、煙道(6)での収熱量を確保すること
ができ、煙道(6)での温度上昇を防止し、煙道(6)
の鉄板表面の腐食を防止することができる。又、フィン
(lO)の厚さがガス焚のフィンより厚いため、フィン
(10)に付着したイ才つにより低温腐食が発生し、肉
厚が減少した場合にも、フィン(10)がくずれること
はなく、それぞれの溶液管(9a) 、 (9b) 、
(9c)を長期間にわたり使用することが可能になる
。
けられたそれぞれのフィン(10)の間隔は未燃物の付
着がほとんどないガス焚と比較して広くとられているた
め、フィン〈10)にイ才つ、炭素等が付着した場合に
も、隣り合ったフィン(10) 、 (10)の間がイ
才つ、炭素等により室がれることを回避でき、煙道(6
)での抵抗(炉内圧)が上昇し、酸素不足、又は燃焼不
良が発生し、さらに、すすが発生することを防止できる
。又、各溶液管(9a) 、 (9b) 、 (9c)
、 (9d) 、 (9e) 、 (9f)へのすす
の付着を肪止し、煙道(6)での収熱量を確保すること
ができ、煙道(6)での温度上昇を防止し、煙道(6)
の鉄板表面の腐食を防止することができる。又、フィン
(lO)の厚さがガス焚のフィンより厚いため、フィン
(10)に付着したイ才つにより低温腐食が発生し、肉
厚が減少した場合にも、フィン(10)がくずれること
はなく、それぞれの溶液管(9a) 、 (9b) 、
(9c)を長期間にわたり使用することが可能になる
。
上記実施例において、重油焚の直焚発生器について説明
したが、本発明は上記実施例に限定きれるものではなく
、溶液管に未燃物が付着し易い燃料を使用した直焚発生
器について、上記実施例と同様の構成にすることにより
、同様の作用効果を得ることができる。
したが、本発明は上記実施例に限定きれるものではなく
、溶液管に未燃物が付着し易い燃料を使用した直焚発生
器について、上記実施例と同様の構成にすることにより
、同様の作用効果を得ることができる。
(ト〉発明の効果
本発明は以上のように構成された直焚発生器であり、溶
液管に設けられた最上部のフィンと煙道上面との間隔、
及び最下部のフィンと煙道下面との間隔がフィンの間隔
より広いため、溶液管の洗浄時、洗浄用ノズルを最上部
のフィンの上の空間に容易に挿入することができ、煙道
の上部から洗浄用薬品を総ての溶液管へ散布し、それぞ
れの溶液管の洗浄を容易に行うことができ、付着したイ
才つ等による燃焼不良の発生、煙道の鉄板腐食等を防止
することができ、又、煙道の下部へ流れ落ちたイ才つ、
鉄等を最下部のフィンの下の空間から煙道の外へ流し出
すことができ、洗浄作業を容易に行うことができる。
液管に設けられた最上部のフィンと煙道上面との間隔、
及び最下部のフィンと煙道下面との間隔がフィンの間隔
より広いため、溶液管の洗浄時、洗浄用ノズルを最上部
のフィンの上の空間に容易に挿入することができ、煙道
の上部から洗浄用薬品を総ての溶液管へ散布し、それぞ
れの溶液管の洗浄を容易に行うことができ、付着したイ
才つ等による燃焼不良の発生、煙道の鉄板腐食等を防止
することができ、又、煙道の下部へ流れ落ちたイ才つ、
鉄等を最下部のフィンの下の空間から煙道の外へ流し出
すことができ、洗浄作業を容易に行うことができる。
又、溶液管に設けられたフィンの間隔の溶液管外径に対
する比が0.3ないし0.4であり、ガス焚に比ベフィ
ン間隔が広いため、フィンに付着したイ才つ、炭素等に
よる煙道の抵抗増加を僅かに抑えることができ、燃焼不
良を回避し、溶液管へのすすの付着を防止し、煙道での
収熱量を確保することができると共に、煙道の鉄板表面
の腐食を防止することができる。
する比が0.3ないし0.4であり、ガス焚に比ベフィ
ン間隔が広いため、フィンに付着したイ才つ、炭素等に
よる煙道の抵抗増加を僅かに抑えることができ、燃焼不
良を回避し、溶液管へのすすの付着を防止し、煙道での
収熱量を確保することができると共に、煙道の鉄板表面
の腐食を防止することができる。
第1図は本発明の一実施例を示す直焚発生器の縦断面図
、第2図は第1図に示した直焚発生器のX−X線縦断面
図、第3図は直焚発生器に設けられた溶液管の側面図で
ある。 (1)−・・器側、 (6)−・・煙道、 (9a)
、 (9b) 、 (9c) 、 (9d) 、 (9
e) 、 (9f)=溶液管、 (10)・7 イン、
(dl)、 (dt)・・・間隔。 第 1 ス −X 第 図 ]4 第 図
、第2図は第1図に示した直焚発生器のX−X線縦断面
図、第3図は直焚発生器に設けられた溶液管の側面図で
ある。 (1)−・・器側、 (6)−・・煙道、 (9a)
、 (9b) 、 (9c) 、 (9d) 、 (9
e) 、 (9f)=溶液管、 (10)・7 イン、
(dl)、 (dt)・・・間隔。 第 1 ス −X 第 図 ]4 第 図
Claims (2)
- (1)吸収液を満たした胴内に煙道を横方向に配置し、
かつ、煙道内に複数の溶液管を縦方向に配列し、この煙
道内を通る燃焼ガスで溶液管内の吸収液を加熱濃縮する
直焚発生器において、溶液管に設けられた最上部のフィ
ンと煙道上面との間隔、及び最下部のフィンと煙道下面
との間隔をフィンの間隔より広くしたことを特徴とする
直焚発生器。 - (2)吸収液を満たした胴内に煙道を横方向に配置し、
かつ、煙道内に複数の溶液管を縦方向に配列し、この煙
道内を通る燃焼ガスで溶液管内の吸収液を加熱濃縮する
直焚発生器において、溶液管に設けられたフィンの間隔
の溶液管外径に対する比が0.3ないし0.4であるこ
とを特徴とする直焚発生器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1005418A JP2708840B2 (ja) | 1989-01-12 | 1989-01-12 | 直焚発生器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1005418A JP2708840B2 (ja) | 1989-01-12 | 1989-01-12 | 直焚発生器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02187575A true JPH02187575A (ja) | 1990-07-23 |
JP2708840B2 JP2708840B2 (ja) | 1998-02-04 |
Family
ID=11610604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1005418A Expired - Lifetime JP2708840B2 (ja) | 1989-01-12 | 1989-01-12 | 直焚発生器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2708840B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101414267B1 (ko) * | 2013-02-25 | 2014-07-02 | 조선대학교산학협력단 | 고온 재생기 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6275382U (ja) * | 1985-10-29 | 1987-05-14 | ||
JPS63294467A (ja) * | 1987-05-26 | 1988-12-01 | 三洋電機株式会社 | 直焚発生器 |
-
1989
- 1989-01-12 JP JP1005418A patent/JP2708840B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6275382U (ja) * | 1985-10-29 | 1987-05-14 | ||
JPS63294467A (ja) * | 1987-05-26 | 1988-12-01 | 三洋電機株式会社 | 直焚発生器 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101414267B1 (ko) * | 2013-02-25 | 2014-07-02 | 조선대학교산학협력단 | 고온 재생기 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2708840B2 (ja) | 1998-02-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN103968406B (zh) | 一种能够防止低温腐蚀的水媒烟气-烟气换热系统及方法 | |
CN107860022B (zh) | 一种变烟道截面管式空气预热器 | |
CN105157228B (zh) | 水管式中心回燃冷凝一体炉 | |
CN104832934B (zh) | 一种锅炉烟气除尘余热回收节能装置 | |
CN218410771U (zh) | 一种高效波纹列管式换热器 | |
JPH02187575A (ja) | 直焚発生器 | |
CN205424990U (zh) | 一种耐用空气预热器 | |
CN108036346B (zh) | 适于锅炉的烟汽节能微排方法及装置 | |
CN107795978B (zh) | 一种醇基燃料锅炉 | |
CN214664336U (zh) | 一种提拉式锅炉受热面 | |
KR200284927Y1 (ko) | 고효율 폐열회수장치 | |
CN201615608U (zh) | 冷凝式燃气锅炉 | |
CN205425448U (zh) | 一种烟气冷凝换热器装置 | |
CN205481729U (zh) | 立式水火管高效节能锅炉 | |
CN107654985A (zh) | 一种新型的水泥窑窑尾余热锅炉 | |
CN209470193U (zh) | 一种高效循环流化床燃煤锅炉省煤器 | |
CN208025489U (zh) | 一种全膜式壁锅炉水冷壁循环结构 | |
JP2654160B2 (ja) | 直焚発生器 | |
CN110274491A (zh) | 一种用于烟道接触式烟气换热装置 | |
JP2783864B2 (ja) | 直焚高温再生器 | |
CN212274246U (zh) | 一种环保型工业锅炉 | |
CN219510762U (zh) | 一种管式蒸汽发生器 | |
CN218620913U (zh) | 换热装置 | |
JP4405652B2 (ja) | 燃焼ガス通路に水平な熱吸収用フィンを設けたボイラ | |
CN209726246U (zh) | 一种防结垢组合式烟气加热器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081017 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081017 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091017 Year of fee payment: 12 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091017 Year of fee payment: 12 |