JPH02187250A - 耐摩耗複合鋳造材およびその製造方法 - Google Patents

耐摩耗複合鋳造材およびその製造方法

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JPH02187250A
JPH02187250A JP574289A JP574289A JPH02187250A JP H02187250 A JPH02187250 A JP H02187250A JP 574289 A JP574289 A JP 574289A JP 574289 A JP574289 A JP 574289A JP H02187250 A JPH02187250 A JP H02187250A
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JP
Japan
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wear resistant
wear
polyhedron
polyhedrons
metal
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Application number
JP574289A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Fujisawa
藤澤 義之
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Kurimoto Ltd
Original Assignee
Kurimoto Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本願発明は激しい摩耗条件、とくに摩耗粒子が表面に’
07突したり擦過流動するアブレージヨン摩耗に強い耐
性を有する耐摩耗体に係る技術である。
[従来の技術] 従来、機械装置に取付けられ激しい摩耗条件に濃される
・箇所には、それ自体が耐摩耗性の高い月料、たとえば
12%Mr+t14(ハツトフィールド鋼)や27%C
r鋳鉄などで部材を製作して対応してきた。
しかし、使用者側は機械装置がにり長時間連続して稼動
に耐えることを求め、より優れた耐摩耗部品の開発が進
められてきた。その有力な手段として複合体の発表を幾
つか見ることができるが、その典型例として「焼結炭化
物合金と鋳鉄からなる複合体」 (特公昭60−110
96@公報)が挙げられる。
この技術は焼結炭化物合金と鋳鉄よりなる複合体よりな
るが、その特徴とするところは鋳鉄それ自体は低い耐摩
耗性および硬度を有する黒鉛鋳鉄で炭素当量を2.5乃
至6.0に調整したことと、両者の間に中間合金相また
は転移帯域が形成されており、かつ焼結炭化物合金の2
0%〜80%が転移帯域にあることである。
しかしながら超硬性である焼結炭化物合金が摩耗に濃さ
れる全表面を完全に被覆することは不可能であり、表面
に浸透した鋳鉄が黒鉛系であるときは、その低硬度、低
耐摩耗性のために使用条件によってはむしろ劣性化の方
向へ導く危険が懸念され、硬質の粉粒体による表面の引
掻き、衝突。
擦過流動のために侵されるアブレージヨン摩耗に対して
はこの懸念がざらに強い。
出願人自身はこの問題を解決するために「耐アブレージ
ヨン複合鋳造体及びその製造方法」 (特願昭62−2
15815号)を先に提案した。この要旨は焼結炭化物
合金の細片の背後を所望の形状を形成する白銑組織の鋳
鉄で構成することによって黒鉛組織に基く摩耗上の弱点
を克服した。
[発明が解決しようとする課題] 出願人自身の先願を含め超硬合金の細片、粉体などを他
種金属の溶湯で鋳包んで表面を溶着し凝固後一体向に複
合鋳造材を作るには、あらかじめ鋳型(通常は砂型)の
所望の場所にまとめて置き、ここへ溶湯を注入して鋳型
を充填し凝固させるのが慣用的である。
しかしこのように細片を置いて母相となる金属を注入鋳
包みできるのはその面がほぼ水平である場合に限られる
から、摩耗面が円弧を形成したり曲面であるときは適用
できない。勿論鋳型として垂直になる側面が摩耗に直面
するときも同様である。またこのような細片・粗粒を対
象とするとぎは比重が母相となる耐摩耗材質よりも相当
大きくないと浮遊散逸して予定の部分に鋳包みできない
恐れがある。
鋳造に際しては広い水平面上におかれた細片・粗粒が溶
湯の流勢に押されて一方に偏り、一方で薄く他方でm密
な分布になることも考えられる。
本願発明は以上に述べた課題を解決するために、耐摩耗
性について所望の何れの面についても均等に担持された
耐摩耗複合鋳造材とその製造方法の提供を目的とする。
[課題を解決するための手段] 本願発明に係る耐摩耗複合鋳造材は、少くともその一面
に超硬質合金粉末を焼結成形した多面体を、その高さの
20倍以下、又はその幅の10倍以下の何れか小さい数
値より狭い間隔を以って配設し、これを鋳包む耐摩耗金
属と一体的に形成することによって前記の課題を解決し
た。
またその製造方法としては、超硬質合金粉末を焼結して
多面体を成形し、鋳型内面の少くとも一面に多面体高さ
の20倍以下、又はその幅の10倍以下の何れか小さい
数値より狭い間隔を以って前記多面体を係止し、鋳型を
封止して耐摩耗金属の溶湯を注入して凝固することを示
した。
[作用] 第1図(イ)〜(チ)は本願発明における超硬合金の多
面体実施例を示し、(イ)〜(ニ)は板厚が一定の定形
板、(ホ)は円錐体、(へ)〜(チ)は中心に穿孔した
中空多面体である。このような多面体による超硬合金焼
結体(例えばWCとCo)が代表例であるが、同系列に
分類される種々の合金のすべてについて適用可能である
。鋳型内への配置は耐摩耗性とのからみで決定される。
多面体と多面体との許容される最大間隔は理論ではなく
実地試験において導かれるべき原則であり、露出される
母材(耐摩耗材)の材質およびその使用条件によって相
当の変動幅を持っている。
実験的には高さTの20倍、又は幅りの10倍の何れか
小さい方を超えてはならないと占う原則が見出された。
また多面体自身については全体が溶湯に包まれるもので
おるから、バランスよく全周が異金属と溶着するための
一応の限界があり、L/Tが0.05以上、20以下で
あることが望ましい。
また中空の多面体くへ)、(ト)、(ヂ)については中
心の孔径がdであるとき、0620日。
d≦20Tであることが多面体外周および孔内面の両者
がバランスよく異金属と溶着するためおよび優れた耐摩
耗性を得るための限界であることも見出した。
[実施例] (1)製鉄所の焼結プラントにおけるポツパーライナー
(1字型)の鋳造について、直角に交差する2面のうち
水平に位置する面に平均粒径5mmの超硬質合金粒子の
粒子層1を全面8mmに亘って設け、垂直に位置する面
には外径10mmφ。
内径6mmφ、高さ10mmのサーメット円筒2を平均
最短距離8端の密度分布で27%Cr鋳鉄3に鋳包み、
実地試験に供したく第2図)。
従来のニハード鋳鉄ライナーが42日間27%Cr鋳鉄
ライナーが59日間の使用実績であったのに対し、本実
施例では438日間の使用記録を達成した。
(2)三次破砕用12%Mn鋳鋼製歯板の頂部に一辺1
0mm、高さ12mmのWC−Co系焼結合金六角柱体
を平均最短距離20mm間隔の密度分布で埋設した。使
用実績としては従来の123Mn鋳鋼品が1.5ケ月の
耐用期間であったのに対し、同一条件で12ケ月の使用
期間を記録した。
(3)焼結鉱塊破砕用鬼歯の先端部にはWC−C。
系の焼結炭化物で成形した板厚20mm、−辺15mm
の角柱4を、また同じく側面には上面径8mmφ、下面
径12mmφ、高さ12mmの円錐台5を平均最短距離
18mmで配設し、2.8%Ni−27%Cr−1%M
o鋳鉄6を鋳造して鋳包んだ(第3図)。製鉄所にあけ
る実地操業において27%Cr鋳鉄が2ケ月の耐用期間
であったのに対し、本実施例では10ケ月の使用を記録
した。
(4)高炉旋回シュートの鉱石落下部において、台形ラ
イナーを3枚組合せて保護ライナーを組んでいる。
台形ライナーの1面には平均粒径6mmφのWC粒子を
粒子層7として層厚15mmで鋳包むと同時に、1側面
に10mmφX20mmのWC丸棒8を最密充填状態で
2.7%C−26%Cr−Ni−Mo−■鋳鉄9で鋳包
み使用に供した(第4図)。
使用期間は硬化肉盛ライナーは1ケ月であったのに対し
、本発明品は6ケ月の寿命を記録した。
[発明の効果コ 本願発明は以上に述べたように従来の複合鋳造体には適
用の難しかった種々の形状の耐摩耗部品のどのような摩
耗面に対しても飛躍的な強化を加えることができる。も
ちろん従来とおりの粉体・粒体の細片で水平な底面を強
化し、その伯の曲面や側面を本願発明を適用して、この
組合せによって生産コス[・の低減と桁違いの耐用年限
を併立させることも可能である。
【図面の簡単な説明】 第1図(イ)〜(チ)は本願実施例の多面体各種を示す
。第2図、第3図、第4図はそれぞれ別の実施例を示す
平面図である。 2.4,5,8・・・・・・超硬質合金の圧縮成形体の
鋳包み

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鋳造によって製造する耐摩耗材であつて少くとも
    その一面に超硬質合金粉末を焼結成形した多面体を、そ
    の高さの20倍以下、又はその幅の10倍以下の何れか
    小さい数値より狭い間隔を以つて配設し、これを鋳包む
    耐摩耗金属と一体的に形成することを特徴とする耐摩耗
    複合鋳造材。
  2. (2)超硬質合金粉末を焼結して多面体を成形し、鋳型
    内面の少くとも一面に多面体高さの20倍以下、又はそ
    の幅の10倍以下の何れか小さい数値より狭い間隔を以
    って該多面体を係止し、鋳型を封止して耐摩耗金属の溶
    湯を注入凝固させることを特徴とする耐摩耗複合鋳造材
    の製造方法。
JP574289A 1989-01-12 1989-01-12 耐摩耗複合鋳造材およびその製造方法 Pending JPH02187250A (ja)

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