JPH02186984A - 癌関連ヒト由来ガラクトース転移酵素 - Google Patents

癌関連ヒト由来ガラクトース転移酵素

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JPH02186984A
JPH02186984A JP447689A JP447689A JPH02186984A JP H02186984 A JPH02186984 A JP H02186984A JP 447689 A JP447689 A JP 447689A JP 447689 A JP447689 A JP 447689A JP H02186984 A JPH02186984 A JP H02186984A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野j 本発明は、癌患者に由来する新規なガラクトース転移酵
素に間する。本発明のガラクトース転移酵素は癌患者に
多(検出されるので腫瘍マーカーとして使用することが
できる。従って、本発明のガラクトース転移酵素に対す
るモノクローナル抗体は癌診断薬として用いることがで
き、本発明のガラクトース転移酵素はこのモノクローナ
ル抗体を製造する際の試薬としての用途を有する。
〔従来の技術] ガラクトース転移酵素(ガラクトシルトランスフェラー
ゼ(以下、GTと言うことがある))は、ウリジンジホ
スホガラクトース(tJDP−ガラクトース)から種々
の糖蛋白質のオリゴ糖や単糖類の非還元残基へのガラク
トース転移を触媒する酵素であり、はとんど全ての組繊
に存在する。
このGTの異字な活性が種々の悪性l!I瘍で認められ
、腫瘍マーカーとしてのGTの研究が行なわれた。その
結果、GTのアイソザイムであるGT−11の血清中の
量が癌の存在と密接な関係にあることが発見された。こ
のG T −IIは、Binche信Biophys、
  Res、  Com+mon、65 f21.54
5−551.1975に記載されている通り、Nati
ve−PAGEにおいて正゛諧人に主として存在するG
T−Iに比較し移動度の小さい、GT酵素活性を有する
バンドを定義したものである。また、該G T −II
に対するモノクローナル抗体としてMAb3872が報
告されている(Cancer Re5earch、48
.5325−5334.19881が、G T −II
の本質についてはいまだ明らかになっていない。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の目的は、腫瘍マーカーとして感度良く測定する
ことができる新規なガラクトース転移酵素を提供するこ
とである。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、G T −IIの本質について更に究明
した結果、癌に特異性を持つGTが存在し、G T −
11として、Native−PAGEに認められるバン
ドはその一現象にすぎず、GT−1のバンド、原点にも
一部この癌特異性を持つGTが混在していることを見出
し、本発明を完成した。すなわち、本発明の新規GTは
、これまで言及されてきたGT −IIとしての性質を
一部包含すると共に、下記に限定されているようなその
本質となる物性を有する。
すなわち、本発明者らは、鋭意研究の結果、癌患者腹水
から検出され、正常人からはほとんど検出されない、正
常人に主として存在するガラクトース転移酵素とは異な
る癌関連ヒト由来ガラクトース転移酵素を見出し本発明
を完成した。
すなわち、本発明は、癌患者腹水よりα−ラクトアルブ
ミンアガロースアフイニテイクロマトグラフィーにより
精製され、SDS−PAGE還元条件下電気泳動で約5
万の分子量を示し、ネイティブの状態でMAb4880
と反応性があり、一部自己会合しており、還元処理によ
りMAb4880との反応性が増大すると共に自己会合
が亢進してゲルろ過クロマトグラフィーで分子量20万
以上の分画に検出される癌関連ヒト由来ガラクト−ス転
移酵素を提供する。
[発明の詳細な説明] 本発明のガラクトース転移酵素は、下記実施例に詳細に
記載するように、癌患者の腹水、例えば卵巣癌患者の腹
水からCancer Re5earch 48巻、53
25頁、1988年に記載の方法に従い、α−ラクトア
ルブミンアフィニティークロマトクラフィーにより正常
人のGTと同様にして精製することができる。もっとも
、本発明のガラクトース転移酵素は、卵巣癌患者に限ら
ず、子宮癌、大腸癌、肺癌、膵臓癌、食道癌、肝臓癌等
の癌患者にも伴在し、また、腹水に限らず、血清その他
の体液中にも存在する。
本発明のガラクトース転移酵素は、下記実施例に具体的
に記載するように、2−メルカプトエタノール処理後の
SDS−PAGE還元条件下電気泳動で約5万の分子量
を示す、この分子量は正常人由来のガラクトース転移酵
素と同じである。
本発明のガラクトース転移酵素は、ネイティブの状態で
卵巣癌腹水から精製されたGTを抗原とするモノクロー
ナル抗体であるMAb4880F文献:Cancer 
Re5earch、48巻、5325頁、19881 
と反応性を有する。 MAb4880を産生するハイブ
リドーマは工業技術院微生物工業技術研究所に寄託され
、その受託番号はBP−1758である。 MAb48
1110との反応性は、下記実施例に詳細に示すように
標識したMAb4880を用いたウェスタンプロット法
により確認することができる。
また、本発明のガラクトース転移酵素はネイティブの状
態で一部自己会合している。すなわち、同一タンパク質
の分子間の相互作用によって結合している状態であり、
分子量としては整数倍として検出される。その結合はい
わゆる共有結合ではな(特定の条件下では解離すること
がある。
このことは、上記したウェスタンプロット法により確認
することができる。
本発明のガラクトース転移酵素はまた、還元処理、例え
ば10mM2−メルカプトエタノール処理により、MA
b4880との反応性が増大する。これは、下記実施例
に詳細に記載するように、還元処理後のSDS−PAG
E及びMAb4880を抗原として用いたウェスタンプ
ロット法により確認することができる。
また、本発明のガラクトース転移酵素は、上記還元処理
により自己会合が亢進してゲルろ過クロマトグラフィー
で分子量20万以上の分画に検出されるようになる。
本発明のガラクトース転移酵素は、正常人由来の正常ガ
ラクトース転移酵素と基質及び作用が同じである。すな
わち、 tJDPガラクトース+受容体−m− ガラクトースー受容体+UDP (ただし、受容体は、N−アセチルグルコサミン又は非
還元末端にN−アセチルグルコサミンを有するオリゴ糖
、糖タンパク、糖脂質)の反応を触媒する。また、その
至適pH又は安定pH範囲も正常ヒトガラクトース転移
酵素と同じ<pH6,0〜8.0である。
本発明のガラクトース転移酵素は、癌患者に多く存在す
るので、腫瘍マーカーとして用いることができる。従っ
て、本発明のガラクトース転移酵素に対するモノクロー
ナル抗体は癌診断薬として用いることができ、本発明の
ガラクトース転移酵素はこのモノクローナル抗体を製造
する際の試薬としての用途を有する。
[発明の効果] 本発明により、腫瘍マーカーとして用いることができる
新規なヒトガラクトース転移酵素が提供された1本発明
のガラクトース転移酵素を抗原として用いてモノクロー
ナル抗体を作製することにより、新規な癌診断薬を提供
することができる。
[実施例1 本発明を下記実施例に基づいてより具体的に説明する。
もっとも1本発明は下記実施例に制限されるものではな
い。
実JL例」2 卵巣患者腹水l!!、及び正常人プール血清2I2をそ
れぞれCancer Re5earch 48巻、53
25頁、 1988年に記載の方法に従い、α−ラクト
アルブミンアフィニティークロマトグラフィーにより精
製し、ガラクトース転移酵素1.1.ml及び0.8L
Illをそれぞれ得た。すなわち、腹水又は血清を精製
水で4℃−晩透析後、不市物を遠心して取り除きトリス
バッファー(pH7,2+ 、マンガンクロライド(M
口C1□1.N−アセチルグルコサミンをそれぞれ20
mM、 10+nM、5mM、になるように加えα−ラ
クF・アルブミンアフィニティカラム(2,5cmx 
50cm1 に流した。上記バッファーII2でカラム
を洗浄した後、N−アセチルグルコサミンを含まないバ
ッファーで溶出を行ないGT画分を得た。得られたGT
画分は更にα−ラクトアルブミンアフィニティーカラム
で同様に操作を行ないさらに精製した。こうして得られ
たGT画分は免疫グロブリンを除去する為に抗−ヒトI
gGアガロースカラム(0,5x 3cm)を通した後
a縮した。得られた癌患者由来GT及び正常人由来GT
のタンパク質濃度はそれぞれ0.8B/m1.0.5m
g/I!llであった。得られた癌患者由来ガラクトー
ス及び正常人由来ガラクトースそれぞれ10μmは、ド
デシル硫酸ナトリウム(以下SDSと言う)及び2−メ
ルカプトエタノールで処理後、IOc++X 10cm
のスラブゲル((株)第一化学薬品社製)を用いて4〜
20%5DS−PAGEを下記の条件で行ない銀染色し
た。
泳動用バッファー+25++M)リス、192mMクリ
シン0.1% SO3fpH8,4) 泳動ミリアンペア°60mA定電流 泳動時間:1時間 その結果、癌患者由来ガラクトース及び正常人由来ガラ
クトースは共に分子量48.000〜55.000に分
布するバンドを有し、その他の不純物のバンドは見られ
なかった。
一方、5DS−PAGE後、銀染色を行なう代わりにP
roc、 Natl、 Acad、 Sci、 IJS
A 76、4350+1979)に記載されたウェスタ
ンプロットを行なった。このウェスタンプロットにおい
て、検出するための抗体としてMAb4880のホース
ラデイツシュパーオキシダーゼ([(RP)標識体を用
いた。その結果、上記銀染色に相当するバンドのみが検
出されたが、癌患者由来ガラクトース転移酵素は正常人
由来ガラクトース転移酵素より非常に強(発色した。
以上の結果、本発明のガラクトース転移酵素は正常人の
それと同様α−ラクトアルブミンアフィニティクロマト
マトグラフィーにより精製され、5DS−PAGE還元
条件下で約5万の分子量を有することが分かった。
及i五ユ 実施例1で精製された癌患者由来及び正常人由来のガラ
クトース転移酵素それぞれ10μlを10cmX lO
cw+スラブゲル((株)第一化学薬品社製)を用いて
4〜15%Native−PAGEを下記の条件で行な
い銀染色した。
泳動用バッファー:25mMトリス、192mMグリシ
ン(pH8,41 泳動ミリアンペア+ 30mA定電流 泳動時間・2時間 その結果、癌患者由来ガラクトース転移酵素はRf値0
3〜口、5のブロードなバンドと原点からRf 値約0
.3のテーリングしたバンドが認められた。また、正常
人由来ガラクトース転移酵素はRf値約0.3〜0.5
に相当するバンドは認められたが原点からRf値約0.
3に及ぶバンドはトレース量であった。
一方、上記電気泳動において、銀染色する代わりにゲル
(個々の試料レーン)を0.25cn+の幅にカットし
、それぞれ1%ウシ血清アルブミンを含むリン酸緩衝溶
液(以下PBSと言う) 100 u 1に4℃、1晩
浸漬した。この浸漬液50ulをMAb4880をコー
ティングしたポリスチレンビーズ及びPBS 200μ
lと37℃、2時間インキュベートした後、ビーズをP
BSで3回洗浄しHRPで標識したMAb4880  
(以下MAb4880−HRPと言う)を加えて室温で
2時間反応させた。反応後、ビーズをPBSで4回洗浄
し、基質として0−フェニレンジアミンを加えて発色さ
せ波長492nnにおける吸光度を測定した( MAb
4880サンドイッチアッセイ)、結果を図1に示す。
以上の結果1本発明のガラクトース転移酵素は、Nat
ive−PAGE下ではその一部が自己会合し高分子化
した状態にあることが分かった。
支五且ユ 実施例1で精製された癌患者由来及び正常人由来のガラ
クトース転移酵素はそれぞれ10mM2−メルカプトエ
タノールで80℃、3分間処理した後、実施例2と同様
にして4〜15%Native−PAGEを行ない銀染
色した。癌患者由来ガラクトース転移酵素は実施例2で
見られたような原点からRf1+Ii0.3に及ぶテー
リング域はほとんど消失し、代わって原点付近にバンド
が認められた。 Rf値約0.3〜0.5のブロードな
バンドはやや銀染色濃度は低下したがほぼ実施例2と同
様に認められた。
正常人由来のガラクトース転移酵素は、原点付近にトレ
ース量のバンドを認めたが実施例2と比べてほとんど変
化はなかった。
実施例2及び上記2−メルカプトエタノール処理後のゲ
ルを、実施例1と同様にウェスタンプロットし、MAb
4880−11RPにより染色した。実施例2でのNa
tive−PAGEからのプロットは、癌由来ガラクト
ース転移酵素、正常人由来ガラクトース転移酵素共に、
銀染色と同様のパターンを示した。
2−メルカプトエタノール処理したサンプルでのNat
ive−PAGEからのブローットでは、癌由来ガラク
トース転移酵素は原点からテーリングしたバンドのみ染
色された。正常人由来ガラクトース転移酵素は原点がわ
ずかに染色されただけであった。
以上の結果から、本発明で得た癌患者由来ガラクトース
転移酵素は2−メルカプトエタノール処理により自己会
合がより進み高分子化すること、またMAb4880と
の結合反応性が著しく高(なり、一方正常人に主に存在
するガラクトースとMAb4880との反応性は低下す
ることが分かった。
1嵐立」 実施例1で精製された癌患者由来及び正常人由来のガラ
クトース転移酵素はそれぞれ10m1J2−メルカプト
エタノールで80℃で3分間処理後、又は未処理のまま
、10倍ないし約7000倍に1%BSA・PBSで希
釈し、MAb4880を用いて実施例2と同様にしてザ
ンドイッチアッセイを行なった。
結果を図2に示す。図2中、曲線lは癌患者由来ガラク
トース転移酵素、曲線2は2−メルカプトエタノール加
熱処理した癌患者由来ガラクトース転移酵素1曲線3は
正常人由来ガラクトス転移酵素、曲線4は2−メルカプ
トエタノール加熱処理した正常人由来ガラクトース転移
酵素についての結果を示す。
以上の結果、2−メルカプトエタノール処理により本発
明のガラクトース転移酵素のMAb4880サンドイッ
チアッセイの検出感度は飛躍的に向上し、正常人血清中
にも僅か1こ存在するが、癌患者四水中には多量に存在
することが分かった。
及五り玉 実施例4で得られたサンドイッチアッセイ用のサンプル
各100ulをFPL(: 5uper rose−1
2(ファルマシア社製)でゲルろ過を行なった(溶媒:
 PBS 、流51 : 0.5ml/l1in)、 
2−メルカプトエタノール処理した癌患者由来GTの溶
出曲線を図3に示す、10〜30分までのフラクション
20本について、各2μlをニトロセルロース膜に直接
プロットしMAb4880−HRPと反応させ発色させ
た。その結果を下記表1に示した1反応の程度は下記の
記号を用いて表わした。
強発色 +:弱発色 ±:徴徴発 −二無発色 下記表1からも明らかなように本発明の癌患者由来ガラ
クトース転移酵素は、2−メルカプトエタノール処理に
より自己会合が進み高分子化が起こりゲルろ過による分
離では分子量20万以上の分画で検出されることが分か
った。
11C硼互 Cancer Re5earch 48巻、  532
5.1988に記載のG T −I+に特異的なモノク
ローナル抗体MAb3872(ATCCHB 8945
1 を臭化シアンにより活性化されたアガロースゲルに
固定し、MAb3872アフィニティクロマト力ラムf
2.5cmX 1.Oc+nj を作製した。
該カラムに卵巣癌患者腹水約1g、を50+al/hr
の流速で通過させた後、500m1の0.5M NaC
1を含むリン酸バッファー(pH7,3)で洗浄した。
次に、0.5MNaClを含むクリシンバッファー(p
H2,8+により溶出を行ないMAb3872と反応性
のある画分をプールし、約1mlにまで濃縮した。
上記MAb3872アフィニティク口マトグラフィーに
より精製されたサンプル及び実施例1でアフィニティク
ロマトグラフィーにより精製されたサンプルについて以
下のアッセイを行なった。
MAb4880固定化ビーズ、MAb4880−1(R
P標識体は実施例1に記載のもの、さらにMAb387
2固定化ビーズ、M A b 3872− HRP標識
体はMAb4880に準じて作製した。α−ラクトアル
ブミン精製品を500倍に、及びMAb3872精製品
を100倍にそれぞれ1%BSA−PBSで希釈したも
のについて、以下の固定化ビーズ、標識体の組合わせに
よるサントイ・ンチアッセイを実施例2に従って行なっ
た。吸光度の値の結果を下記表2に示す。
下記表2から明らかなように、本発明の癌関連GTはM
Ab3872と反応性を示すG T −IIとは一部共
有する部分はあるが異なった物質であることが分かる。
精製品A ; α−ラクトアルブミン7フイニテイク0
マドララフイーにより精製したGT精製品B  :  
hlAb3872アフィニティク0マドクラフィーによ
り精製したGT
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明のガラクトース転位酵素及び正常人由来
ガラクトース転位酵素についてのNative−PAG
E後のゲル断片浸漬液のMAb4880サンドイッチア
ッセイの結果を示す図、 図2は、未処理又は2−メルカプトエタノール加熱処理
後の本発明のガラクトース転位酵素又は正常人由来ガラ
クトース転位酵素のMAb4880サンドイッチアッセ
イの結果を示す図、 図3は、2−メルカプトエタノール加熱処理後の本発明
のガラクトース転位酵素のゲルろ過における溶出曲線を
示す図である。 (442M−ス −,4艙峰

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 癌患者腹水よりα−ラクトアルブミンアガ ロースアフィニティクロマトグラフィーにより精製され
    、SDS−PAGE還元条件下電気泳動で約5万の分子
    量を示し、ネイティブの状態でMAb4880と反応性
    があり、一部自己会合しており、還元処理によりMAb
    4880との反応性が増大すると共に自己会合が亢進し
    てゲルろ過クロマトグラフィーで分子量20万以上の分
    画に検出される癌関連ヒト由来ガラクトース転移酵素。
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