JPH021848Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH021848Y2 JPH021848Y2 JP10602483U JP10602483U JPH021848Y2 JP H021848 Y2 JPH021848 Y2 JP H021848Y2 JP 10602483 U JP10602483 U JP 10602483U JP 10602483 U JP10602483 U JP 10602483U JP H021848 Y2 JPH021848 Y2 JP H021848Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- lead wire
- core
- inductor
- diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 27
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、軸線に沿う貫通孔を有するコアにリ
ード線を貫通してなるインダクタに関する。従来
この種のインダクタとして、第１図示のようにコ
アａの貫通孔ｂにその径と等しいリード線ｃを挿
通し、該コアａの端面に設けた該貫通孔ｂに連な
る段付凹部ｄに接着剤ｅを充填してリード線ｃを
コアａに対して固定するか、第２図示のようにコ
アａの貫通孔にその径に等しいリード線ｃを挿通
し、該リード線ｃの該コアａの両端部付近の位置
に該貫通孔ｂの径より大きい幅のかしめ部ｆを形
成したものが知られている。
ード線を貫通してなるインダクタに関する。従来
この種のインダクタとして、第１図示のようにコ
アａの貫通孔ｂにその径と等しいリード線ｃを挿
通し、該コアａの端面に設けた該貫通孔ｂに連な
る段付凹部ｄに接着剤ｅを充填してリード線ｃを
コアａに対して固定するか、第２図示のようにコ
アａの貫通孔にその径に等しいリード線ｃを挿通
し、該リード線ｃの該コアａの両端部付近の位置
に該貫通孔ｂの径より大きい幅のかしめ部ｆを形
成したものが知られている。
しかしこれらはリード線ｃの太さに合致する径
の貫通孔ｂを有するコアａを用意しなければなら
ないから、コアａの種類が増し量産性で劣る不都
合がある。一方、同一のコアａを用い、該コアａ
の貫通孔ｂの径に対して細い太さのリード線ｃを
該貫通孔ｂに挿入する場合には、リード線ｃは貫
通孔ｂの中心に対してその位置が定まらないか
ら、インダクタンスにばらつきを生ずる。また前
記いずれの場合もリード線ｃをコアａの貫通孔ｂ
に挿通することは難しく自動化できない。
の貫通孔ｂを有するコアａを用意しなければなら
ないから、コアａの種類が増し量産性で劣る不都
合がある。一方、同一のコアａを用い、該コアａ
の貫通孔ｂの径に対して細い太さのリード線ｃを
該貫通孔ｂに挿入する場合には、リード線ｃは貫
通孔ｂの中心に対してその位置が定まらないか
ら、インダクタンスにばらつきを生ずる。また前
記いずれの場合もリード線ｃをコアａの貫通孔ｂ
に挿通することは難しく自動化できない。
本考案はかかる不都合のないインダクタを提供
することをその目的としたもので、軸線に沿う貫
通孔１を有するコア２にリード線３を貫通してな
るインダクタにおいて、該コア２の端面に前記貫
通孔１に連なる漏斗状凹部４を形成すると共に該
貫通孔１内に位置するリード線３の少なくとも１
個所に該貫通孔１の径にほゞ等しい幅のかしめ部
５を形成してなる。
することをその目的としたもので、軸線に沿う貫
通孔１を有するコア２にリード線３を貫通してな
るインダクタにおいて、該コア２の端面に前記貫
通孔１に連なる漏斗状凹部４を形成すると共に該
貫通孔１内に位置するリード線３の少なくとも１
個所に該貫通孔１の径にほゞ等しい幅のかしめ部
５を形成してなる。
第３図及び第４図は本考案の１実施例を示す。
前記リード線３のかしめ部５はリード線３の直径
上の両側を各かしめて、例えばフエライトから成
るコア２の貫通孔１の径にほゞ幅しい幅になるよ
うに拡げたものであり、貫通孔１のほゞ中心部近
傍に１個所設け、リード線３の貫通孔１への挿通
時リード線３をコア２の軸の中心に設定できるよ
うにした。またコア２の少なくとも一端面に貫通
孔１に連なる漏斗状凹部４を形成し、リード線３
を貫通孔１へ挿通時、その挿入を容易にした。該
漏斗状凹部４には接着剤６を注入してリード線３
をコア２に固定した回かしめ部５はリード線３の
コア２の中心部以外の複数個所に設けてもよい。
前記リード線３のかしめ部５はリード線３の直径
上の両側を各かしめて、例えばフエライトから成
るコア２の貫通孔１の径にほゞ幅しい幅になるよ
うに拡げたものであり、貫通孔１のほゞ中心部近
傍に１個所設け、リード線３の貫通孔１への挿通
時リード線３をコア２の軸の中心に設定できるよ
うにした。またコア２の少なくとも一端面に貫通
孔１に連なる漏斗状凹部４を形成し、リード線３
を貫通孔１へ挿通時、その挿入を容易にした。該
漏斗状凹部４には接着剤６を注入してリード線３
をコア２に固定した回かしめ部５はリード線３の
コア２の中心部以外の複数個所に設けてもよい。
このように本考案によれば、リード線３にかし
め部５を形成すると共にコア２の端面に、貫通孔
１に連なる漏斗状凹部４を形成したので、リード
線３の太さより大きい貫通孔１を有するコア１に
対してもリード線３をコア２に対してもリード線
３をコア２の貫通孔１内の所定位置に設置でき、
インダクタンスのばらつきが少ないインダクタが
得られる共にコア２の貫通孔１へのリード線３の
太さより大きい貫通孔１を有するコア２に対して
もリード線３をコア２の貫通孔１内の所定位置に
設置でき、インダクタンスのばらつきが少ないイ
ンダクタが得られると共にコア２の貫通孔１への
リード線３の挿入作業が容易になり自動挿入作業
が可能になる。また、線径が貫通孔１に対して小
さい種々の太さのリード線を同一のコア２に装着
できるから、多種類のコアを用意する必要がなく
量産性を向上する効果を有する。
め部５を形成すると共にコア２の端面に、貫通孔
１に連なる漏斗状凹部４を形成したので、リード
線３の太さより大きい貫通孔１を有するコア１に
対してもリード線３をコア２に対してもリード線
３をコア２の貫通孔１内の所定位置に設置でき、
インダクタンスのばらつきが少ないインダクタが
得られる共にコア２の貫通孔１へのリード線３の
太さより大きい貫通孔１を有するコア２に対して
もリード線３をコア２の貫通孔１内の所定位置に
設置でき、インダクタンスのばらつきが少ないイ
ンダクタが得られると共にコア２の貫通孔１への
リード線３の挿入作業が容易になり自動挿入作業
が可能になる。また、線径が貫通孔１に対して小
さい種々の太さのリード線を同一のコア２に装着
できるから、多種類のコアを用意する必要がなく
量産性を向上する効果を有する。
第１図及び第２図はそれぞれ従来のインダクタ
の断面図、第３図は本考案の１実施例の断面図、
第４図Ａはその一部の拡大断面図、第４図Ｂは第
４図ＡのＢ−Ｂ線截断面図を示す。 １……貫通孔、２……コア、３……リード線、
４……凹部、５……かしめ部。
の断面図、第３図は本考案の１実施例の断面図、
第４図Ａはその一部の拡大断面図、第４図Ｂは第
４図ＡのＢ−Ｂ線截断面図を示す。 １……貫通孔、２……コア、３……リード線、
４……凹部、５……かしめ部。
Claims (1)
- 軸線に沿う貫通孔１を有するコア２にリード線
３を貫通してなるインダクタにおいて、該コア２
の端面に前記貫通孔１に連なる漏斗状凹部４を形
成すると共に該貫通孔１内に位置するリード線３
の少なくとも１個所に該貫通孔１の径にほゞ等し
い幅のかしめ部５を形成してなるインダクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10602483U JPS6016511U (ja) | 1983-07-09 | 1983-07-09 | インダクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10602483U JPS6016511U (ja) | 1983-07-09 | 1983-07-09 | インダクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6016511U JPS6016511U (ja) | 1985-02-04 |
| JPH021848Y2 true JPH021848Y2 (ja) | 1990-01-17 |
Family
ID=30248281
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10602483U Granted JPS6016511U (ja) | 1983-07-09 | 1983-07-09 | インダクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6016511U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0436098Y2 (ja) * | 1986-01-07 | 1992-08-26 |
-
1983
- 1983-07-09 JP JP10602483U patent/JPS6016511U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6016511U (ja) | 1985-02-04 |
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