JPH02184549A - 非塩基反応性骨材および塩基・骨材反応抑制方法 - Google Patents

非塩基反応性骨材および塩基・骨材反応抑制方法

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JPH02184549A
JPH02184549A JP407289A JP407289A JPH02184549A JP H02184549 A JPH02184549 A JP H02184549A JP 407289 A JP407289 A JP 407289A JP 407289 A JP407289 A JP 407289A JP H02184549 A JPH02184549 A JP H02184549A
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尚光 露木
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小笠原 直仁
Kazumasa Goto
後藤 和昌
Takeshi Hibino
毅 日比野
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B20/00Use of materials as fillers for mortars, concrete or artificial stone according to more than one of groups C04B14/00 - C04B18/00 and characterised by shape or grain distribution; Treatment of materials according to more than one of the groups C04B14/00 - C04B18/00 specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone; Expanding or defibrillating materials
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 利用分野 本発明は、塩基性成分との反応を実質的に防止した非塩
基反応性骨材、および塩基性成分と反応性である鉱物性
骨材を含む組成物中での塩基・骨材反応の抑制方法に関
する。本発明は、例えばセメント系硬化物の耐久性の向
上および表面汚染の防止等に、極めて有用である。
従来の技術および問題点 塩基・骨材反応は、特にコンクリート構造物の耐久性に
関して大きな問題となっており、コンクリ−1・の耐用
年数が30年以下となる場合もあり得る状態である。こ
の主な原因としては、骨材中の反応性シリカ鉱物がセメ
ント中の塩基成分(特にアルカリ金属成分)と反応して
アルカリ・シリカ系ゲルを生成し、該ゲルが水分を吸収
して膨張および析出してコンクリートのクラック、破損
、汚染等を形成するものと思考されている。
従来、このアルカリ・骨材反応を抑制する方法としては
、セメント中のアルカリ金属成分含有量を下げる方法や
、フライアッシュ等を添加し、そのアルカリ捕捉効果あ
るいは希釈効果によるアルカリ・骨材反応を抑制する方
法が取られて5また(セメント化学専門委員会報告C−
2、「アルカリ骨材反応に関する文献調査」セメント協
会発行、1984年)。しかしながら、このような方法
では骨材の反応性を長期的に抑制することは本質的に困
難であり、1か月ないし数年後にはアルカリ・骨材反応
が生じてくる傾向かある。
本発明の主目的は、上記の塩基・骨材反応を実質的に防
止した鉱物性骨材、ならびに水硬性セメント組成物中の
塩基・骨材反応を抑制する方法を提供することである。
問題点を解決するための手段 本発明者は、塩基性成分(代表的にはアルカリ成分)と
反応性である珪酸塩系骨材の反応性は、該珪酸塩のシリ
カ成分の反応性(例えばシリカ成分のラジカルまたはイ
オン等による反応性)が主な原因であることに着目した
。予想外にも、該珪酸塩系骨材に過酸化水素液(以下に
II m Oを液ということがある)を接触させること
によって、該塩基性成分と接触する該骨材粒子の表面構
造が長期的に改質安定化することを見出した。
従って本発明によって、塩基性成分と反応性である鉱物
性骨材を過酸化水素水にて処理して該骨材の反応部位を
改質してなる、塩基との反応を実質的に防止した鉱物性
骨材が提供される。
上記のH2O,を骨材粒子に接触させる方法としては、
H,0,液に浸漬する方法またはH2O,液をスプレー
する方法等が代表的である。該骨材をセメント系材料に
混入する場合は、前もって+1 t Otにて改質した
骨材を使用してもよく、或いは混和水の添加の際にH2
O,液を添加または使用してもよい。
従って本発明によって、塩基性成分と反応性である鉱物
性骨材を過酸化水素水にて処理した骨材をセメント用骨
材として使用することを特徴とする、水硬性セメント系
組成物の塩基・骨材反応の抑制方法が提供される。また
、塩基性成分と反応性である鉱物性骨材、水硬性セメン
トおよび水を含むセメント系材料を混和する際に、該水
成分の0.05fflfit$以上の過酸化水素を存在
せしめることを特徴とする、水硬性セメント系組成物の
塩基・骨材反応の抑制方法が提供される。
発明の詳しい記述 (1) 塩基性成分と反応性である骨材の例示反応性骨
材としては、岩石中に、反応性のシリカ鉱物であるオパ
ール、クリストバライト、トリジマイト、火山性ガラス
、および/または玉髄等を含むものが例示される。一般
的には火成岩系骨材があり、輝石安山岩が代表的である
。高炉スラグ、通常は高炉水砕スラグからなる粗骨材、
細骨材、微粉砕スラグ等も上記の成分を含有し、小量を
使用した場合に特に反応性である。また、陶磁器などの
セラミックス粉砕品やガラス粉砕骨材も、反応性である
。海砂も反応性の大きい骨材である。
なお本発明において、これらの反応性骨材と他の骨材を
組合せて使用することも、当然可能である。
(2) 過酸化水素液 本発明にて使用するH!0.液としては、工業用に安価
に市販されているH2O,が30〜35重量%の11,
0オ水溶液の希釈液が有利に使用できる。使用する。、
ot水ノn度(ff1ffiり ハ、一般的1.−0.
05〜35%+7)範囲であり、通常は0.2〜10%
程度であり、そして代表的には1〜5z程度である。
該反応性骨材を1Itot液にて接触処理する場合は、
11.01水に浸fi(例えば1.5$6度にて数時間
以上)するか、またはII 、O,水をスプレーするこ
とができる。一般的に、接触処理した後に、処理済骨材
を水洗するのが好ましい場合もあるが、水洗しなくとも
よい。
セメント系材料に混和水を添加する際に11.0.液を
添加または使用する場合は、II 、O、水濃度として
0.05〜10%程度、好ましくは−0,1〜5z程度
が適当である。この場合、■、0.の分解を調整するた
めに、還元性化合物(例えば亜硫酸塩または亜硝酸塩)
を適度に併用するのも望ましい一態様である。
(3) 具体例1〜3 骨材として、アルカリシリカ反応性である輝石安山岩2
0ffl[ffi%および該反応性に乏しい川砂8o重
量%を使用した。輝石安山岩骨材としては、未処理のも
の(例1 ) 、 1.5ffi11$H!0.水中+
、=IJIia’1漬したもの(例2)、および!週間
浸漬後に水洗したもの(例3)を、それぞれ使用した。
ASTM C227−8N、:準じ、セメント1重量部
に対して、骨材(粒径0.15〜4.75ai) 2.
25重量部とし、水量はテーブルフローで105〜12
0となるように調整し、モルタルを作成した。モルタル
バー供試体(25X 25X 285vn)を脱型後、
37.8±1.7℃、RHloogに保ち、コンパレー
ターにより長さ変化を測定した。なお、使用したセメン
トは普通ポルトランドセメントであり、その全アルカリ
ff1(R,O)はNatO換算で0.49% (Na
no : Q、3、K、吐0.29)であった。
R* o ffiを変化させるため試薬級のN a O
IIおよびKOHを前記の比で添加し、R,Ot、38
%とした。長さの測定結果を下表に示す。
上記の結果は、上記のASTMと類似のJIS^530
8付属書8(モルタルバー法)の判定基準「平均膨張率
が6か月後に0.100%未満の場合は無害、0.10
0%以上の場合は有害とする」からみても、明白である
。すなわち、例1(比較例)は極めてを害、そして例2
〜3は完全に無害である。
作用および効果 塩基成分およびこれと反応性の骨材が共存する組成物中
の塩基・骨材反応(特に骨材のアルカリシリカ反応)は
、該組成物の耐久性および汚染に極めて有害であるが、
本質的に未解決の状態にあった。本発明の作用は、充分
には解明されていないが、該反応性骨材に■、0.液を
浸漬等によって接触させることによって該骨材粒子の反
応性部位であるゲル状物質が改質されて、その反応性が
効果的に抑制される効果を達成するものと思考される。
例えば、反応性シリカ成分は代表的に=Si−0の反応
部位を有するが、この場合にはH2O,水が作用して長
期的に安定な=Si−OH構造に改質されそしてその反
応性も充分に抑制されるものと思考される。しかしなが
ら、本発明はこのような代表的な理論に拘束されるもの
ではなし1゜ 本発明による非反応性改質骨材は、塩基成分(特にアル
カリ成分)と共存する組成物の長期的安定化に極めて有
用である。代表的には、モルタルおよびコンクリート等
のセメント系硬化物の長期安定性に有効である。更に、
該組成物中に、アルカリ成分含有量の多い混和剤、添加
剤等を使用することが容易となる効果も達成される。な
お本発明にて使用するH2O,は、他の添加剤薬品と異
なり、作用後に実質的に水分となり、無色、無臭、無毒
性であり、また残存成分が製品の品質、強度等に悪影響
しない効果がある。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)塩基性成分と反応性である鉱物性骨材を過酸化水
    素水にて処理して該骨材の反応部位を改質してなる、塩
    基との反応を実質的に防止した鉱物性骨材。
  2. (2)塩基性成分と反応性である鉱物性骨材を過酸化水
    素水にて処理した骨材をセメント用骨材として使用する
    ことを特徴とする、水硬性セメント系組成物の塩基・骨
    材反応の抑制方法。
  3. (3)塩基性成分と反応性である鉱物性骨材、水硬性セ
    メントおよび水を含むセメント系材料を混和する際に、
    該水成分の0.05重量%以上の過酸化水素を存在せし
    めることを特徴とする、水硬性セメント系組成物の塩基
    ・骨材反応の抑制方法。
JP1004072A 1989-01-11 1989-01-11 非塩基反応性骨材および塩基・骨材反応抑制方法 Expired - Lifetime JPH066498B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59133304A (ja) * 1983-01-19 1984-07-31 Nippon Steel Corp 高炉徐冷スラグのエ−ジング促進方法

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